JPS61116714A - 交互反転撚り多層多心ケ−ブルの製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野Ｊ 本発明は、交互反転撚り多層多心ケーブルの製造法に関
するものである。

［従来の技術及び発明が解決しようとする問題点］交互
反転撚り多心ケーブルは、キンク或は捻れ等が発生し難
く、非常に、取り扱い易い。このため、従来より盛んに
利用されている。

一方、従来のこの種多心ケーブルと言えば一層構造のも
のが殆どで、従ってその製造技術においても一層構造の
ものを対象とした内容に限られていた。

しかるに、この種多心ケーブルの線心数の増加に伴い多
層構造のこの種多心ケーブルが要求されるようになり、
その製造技術の開発が必要となって来た。

本発明は以上の点に鑑みて為されたもので、その目的は
所望の交互反転撚り多層多心ケーブルをきわめて具合良
く一工程で製造し得る有用なる製造法を提供することに
ある。

［問題点を解決するための手段］ すなわち、本発明の要旨は、途中、張力補助装置を通し
て順次送られて来る多数の線心を内外層構成分に撮り分
け、内層構成分として分けられた線心を第１の集合目板
、第１の交互反転撚り装置及び第１の押え糸引巻装置を
通して順次交互反転撚り内層を製造し、同時に外層構成
分として分けられた線心を上記第１の押え糸引巻装置の
前方で且つ上記内層の周上に配置された第２の集合目板
、第２の交互反転撚り装置及び第２の押え糸引巻装置を
通して当該内層の周上に順次交互反転撚りの外層を製造
することを特徴とする交互反転撚り多層多心ケーブルの
製造法にある。

し実施例 次に添付の図面を参照しながら、本発明の一実施例を説
明する。なお、第１図は本発明の実施に当って用いられ
る製造ラインの全体説明図、第２図はその要部詳細説明
図である。

さて、所定の線心送り出し装置（図示しない。）より送
り出されて来た多数の線心１は、まず張力補助装置２へ
導入される。張力補助装置２は、表面をウレタンゴムの
ような摩擦係数の大きな材料で構成された１］上下組、
計４個の回転ロール３゜４．５．６を有し、上下各組の
回転ロールのうち各々１つ３．５はそれぞれトルクモー
タ（図示しない）に連続されており、所定の速度で駆動
できるように構成されている。多数の線心１は、張力補
助装置２の手前で第２図に示す如く上下各組の回転ロー
ルに適宜振り分けられて巻き付けられる。

しかして、上記トルクモータを適宜駆動せしめ、もって
上記回転ロール通過後の線心１の張力を所定の張力に調
整すると共に、各線心１の張力を均一化する。

回転ロール２．３．４．５通過後、線心１は内層構成分
１００と外層構成分２００とに振り分けられる。爾後、
内層構成分１００の線心１−は第１の交互目板７を経て
第１の交互反転撚り装置８へ導入される。集合目板７は
、交互反転撚り装置８によって線心１′がＳＺに交互撚
りされた際にバラバラになるのを防止する。交互反転撚
り装置８は、基本的にはラック及びピニオンギヤよりな
る反転ヘッドから構成され、しかして上記線心１′を通
過させながら、上記反転ヘッドを所定の間隔で右左交互
に回転させて、順次所定の交互反転撚り内Ｆｉ９を製造
する。次に、これを第１の押え糸粗さ装置１０へ導入し
、その周上に任意の押え糸１１を粗巻り゛る。押え糸１
１は、内層９の撚り戻りを防止するものである。

一方、線心１のうち残りの外層構成分２００は、分線［
１−ル１２及び１３を経て、上記第１の押え糸相巻装置
Ｆ７１０の前方Ｃ且つ内層９の周上に配置された第２の
集合目板１４、第２の交互反転撚り装置１５及び第２の
押え糸粗さ装Σ１６に順次導入され、もって内層を製造
した場合と同様にして内層９の周上に所定の交互反転撚
り外層１７を製造し、その後、これを所定のテーピング
装置１８へ導入し、その周上に押えテープ１９を巻き付
けて全体を一体化してから、引き取り装置２０通して用
意された巻き取りドラム２１に巻き取って本作業は終る
。

なお、本実施例では、内外で層構造のものを製造する場
合について説明したが、第３及び第４の集合目板、交互
反転撚り装置、押え糸引巻装置を増設して３届、４層構
造のものを作ることは任意であり、言うまでもなくこれ
らの手段に関しても本発明は包含するものである。

また、本実施例では押えテープを巻き、付けた所で説明
を終えたが、この周上に保護シース等を施すことは任意
である。

［発明の効果］ このようにして遂行される本実施例によれば、途中、張
力補助装置゛２を通して順次送られて来る多数の線心１
を内外層構成分に撮り分け、内層構成分１００として分
けられた線心１′を第１の集合目板７、第１の交互反転
撚り装置８及び第１の押え糸引巻装置１０を通して順次
交互反転撚り内層９を製造し、同時に外層構成分２００
として分けられた線心１　を上記第１の押え糸粗巻装圃
１０の前方で且つ上記内層９の周上に配置された第２の
集合目板１４、第２の交互反転撚り装置１５及び第２の
押え糸引巻装置１６を通して当該内層９の周上に順次交
互反転撚りの外層１７を製造するものであることから、
全体として一つの工稈で作業を遂行出来したがってその
生産性は、従来の一層構造のこの種ケーブルを製造する
場合と比較して何ら、遜色がない。

このように、本発明は従来の一層構造のこの種ケーブル
を製造する場合と比較して何ら遜色がない生産性をもっ
て、より複雑なる構造の交互反転撚り多層多心ケーブル
の製造を可能ならしめるものであり、その工業的価値き
わめて大きいと言える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明交互反転撚り多層多心ケーブルの製造法
を実施するに当って用いられる製造ラインの全体説明図
、第２図はその要部詳細説明図である。 １．１−．１“　：線心、１００：内層構成分、２００
：外層構成分、２：張力補助装置、３．４，５．６：回
転ロール、 ７：第１の集合目板、 ８：第１の交互反転撚り装置、 ９：交互反転撚り内層、 １０：第１の押え糸引巻装置、１１：押え糸、１２．１
３：分線ロール、１４：第２の集合目板、１５：第２の
交互反転撚り装置、 １６：第２の押え糸引巻装置、 １７：交互反転撚り外層、１８：テーピング装置、１９
：押えテープ、２０：引き取り装置、２１：巻き取りド
ラム。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）途中、張力補助装置２を通して順次送られて来る
   多数の線心１を内外層構成分に振り分け、内胴構成分１
   ００として分けられた線心１′を第１の集合目板７、第
   １の交互反転撚り装置８及び第１の押え糸粗巻装置１０
   を通して順次交互反転撚り内層９を製造し、同時に外層
   構成分２００として分けられた線心１″を上記第１の押
   え糸粗巻装置１０の前方で且つ上記内層９の周上に配置
   された第２の集合目板１４、第２の交互反転撚り装置１
   ５及び第２の押え糸粗巻装置１６を通して当該内層９の
   周上に順次交互反転撚りの外層を製造することを特徴と
   する交互反転撚り多層多心ケーブルの製造法。