JPH024749Y2 - - Google Patents

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JPH024749Y2
JPH024749Y2 JP1983007900U JP790083U JPH024749Y2 JP H024749 Y2 JPH024749 Y2 JP H024749Y2 JP 1983007900 U JP1983007900 U JP 1983007900U JP 790083 U JP790083 U JP 790083U JP H024749 Y2 JPH024749 Y2 JP H024749Y2
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JP
Japan
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mold plate
mold
short
plates
eccentric shaft
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JP1983007900U
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JPS59114255U (ja
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Publication of JPH024749Y2 publication Critical patent/JPH024749Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は連続鋳造機の鋳込用モールドに関し、
特にツインまたはトリプルタイプの組立モールド
において内側モールド板の傾きを変更するための
モールドテーパ調節装置に関する。
通常、ブルーム、スラブ連続鋳造機では4枚の
銅板(モールド板)から成る矩形の組立モールド
が使用されている。この組立モールドは短片側の
モールド板の位置を可変とすることにより、1つ
のモールドで種々の幅の鋳片が鋳片可能となる。
また一般にモールドを通過する過程で鋳片は冷却
され収縮するので、これをカバーするためモール
ド板を垂直方向に傾斜させ、モールド下部が狭く
なるようにテーパをつけてあるが、鋳片の巾寸法
に応じてモールド板の位置が変更されるとそれに
つれてその傾斜度も変更する必要がある。
ところで、1個のモールドを形成するシングル
タイプのモールドではその両端の短片モールド板
の位置及至テーパ度変更は比較的容易であるが、
モールドが2個または3個連結された、所謂、ツ
インまたはトリプルタイプのモールドではスペー
ス上の制約のため内側短片モールド板の各々にテ
ーパ変更装置を設けるのが難しく、内側短片モー
ルド板は鋳込位置では固定式となつているのが現
状である。
本考案は、ツインまたはトリプルタイプの組立
モールドにおいて内側短片モールド板の傾斜度を
鋳込位置で遠隔操作または手動で簡単、かつ、任
意に変更できるようにした連続鋳造機のモールド
調節装置を提供することを目的とする。
この目的のため本考案に係るモールド調節装置
は、内側短片モールド板の上部と下部にそれぞ
れ、該モールド板と略平行な穴を穿設したブラケ
ツトを装着すると共に、上部ブラケツトに偏心軸
を嵌入し、かつ、下部ブラケツトに枢軸を嵌入し
て、前記偏心軸の回転により枢軸を支点として内
側短片モールド板の傾斜度を調節するようにした
ものである。
以下、本考案を、図面を参照しながら実施例に
ついて説明する。
第1図は本考案のモールド調節装置を適用した
ツインタイプの組立モールドの平面図、第2図は
第1図の−線に沿つた断面図である。
固定側長片モールド板1と可動側長片モールド
板2がそれらの両端部に設けた2枚の端側短片モ
ールド板3および端側短片モールド板間に設けた
2枚の内側短片モールド板4を両側から狭み付け
るようにタイボルト5により締め付けられる。そ
して、固定側長片モールド板1と可動側長片モー
ルド板2との間には位置決め用のガイドキー15
が挿入されている。また、第1図に示すように長
片モールド板1の外側には、タイボルト締付解放
装置6が設けられており、後述する如く、前記短
片モールド板3,4の移動または傾斜度変更のと
きにタイボルト5の締め付けを解除するようにな
つている。各端側短片モールド板3は上下に一対
の短片モールド板支持装置16によりその外側面
を支持されており、この支持装置16を介してそ
れぞれ端側短片モールド板移動装置8および端側
短片モールド板駆動装置7が連結されている。
従つて、各端側短片モールド板3は長片モール
ド板1,2に対して図示矢印方向に移動可能であ
る。
次に、内側短片モールド板4について説明す
る。
第3図は第2図の−線に沿つた側面断面
図、第4図は第2図の−線に沿つた平面断面
図である。
第1図乃至第4図を参照して、一対の内側短片
モールド板4には、互に対向する面の上部と下部
にそれぞれブラケツト17,17′が穿設されて
おり、各ブラケツト17,17′にはモールド板
と略平行に穴が穿設されている。
そして、上部ブラケツト17には前記固定側お
よび可動側の長片モールド板1,2に軸受13,
10を介して軸支された偏心軸9が嵌入されてお
り、下部ブラケツト17′には長片モールド板1,
2に軸支された枢軸14が嵌入されている。
なお、第4図に示す如く内側短片モールド板4
の上部ブラケツト17に嵌入した偏心軸9の偏心
部18は偏心軸9の回転軸芯19に対して偏心量
eだけ偏心している。また、偏心軸9の片側軸端
は固定側長片モールド板1に設けた減速機11お
よび内側短片モールド板駆動装置12に連結され
ている。
このような構成においてモールドの長手方向の
上下幅寸法wおよび(w−α)を変更する場合の
動作を説明する。
まず、タイボルト締付解放装置6によつて固定
側、可動側長片モールド板1,2を締め付けてい
るタイボルト5を緩め、これによつて長片モール
ド板1,2と短片モールド板3,4との間に隙間
を生じさせる。そして、短片モールド板3,4間
が所定の幅になるように上下両方の端側短片モー
ルド板駆動装置7および端側短片モールド板3を
移動させる。
この移動完了後、上または下いずれか一方の前
記駆動装置7を駆動して端側短片モールド板3の
傾斜度を変更する。この場合、他方の(下または
上)の短片モールド板支持装置16の支持部が短
片モールド板傾斜の回転支点となる。
端側短片モールド板3の移動および傾斜と合せ
て、内側短片モールド板駆動装置12により減速
機11を介して偏心軸9を回転させ、これによつ
て内側短片モールド板4を下部の枢軸14を支点
とて傾斜させる。その傾斜度は偏心軸9の偏心量
と回転角度によつて調節され、最大の変化量は偏
心量eの2倍(2e)である。
このようにして端側および内側の短片モールド
板の位置および傾斜度の変更、調節が完了する
と、タイボルト5によつて固定側、可動側の長片
モールド板1,2を締め付け、元の状態に固定す
る。
上述の如く本考案によれば、内側モールド板を
ブラケツトを介して偏心軸と枢軸で支持するとい
う簡単な構成であり乍ら、偏心軸の回転により内
側モールド板を遠隔操作により任意に傾斜させる
ようにしたので、モールド組付状態で傾斜度を容
易に調節することができると共に、内側モールド
板間の狭に空間で作業者が作業する必要もなく、
作業能率も向上する等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用したツインタイプの組立
モールドの平面図、第2図は第1図の−線に
沿つた断面図、第3図は第2図の−線に沿つ
た断面図、第4図は第2図−線に沿つた断面
図である。 1……固定側長片モールド板、2……可動側長
片モールド板、3……端側短片モールド板、4…
…内側短片モールド板、5……タイボルト、9…
…偏心軸、11……減速機、12……内側短片モ
ールド板駆動装置、14……枢軸、17……上部
ブラケツト、17′……下部ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長片モールド板と、該長片モールド板の両端部
    に設けた端側短片モールド板及び端側短片モール
    ド間に設けた複数枚の内側短片モールド板とによ
    り形成される複数個の矩形モールドにおいて、内
    側短片モールド板の上部と下部にそれぞれ、該モ
    ールド板と略平行な穴を穿設したブラケツトを装
    着すると共に、上部ブラケツトに偏心軸を嵌入
    し、かつ、下部ブラケツトに枢軸を嵌入して、前
    記偏心軸の回転により枢軸を支点として内側短片
    モールド板の傾斜度を変更することを特徴とする
    連続鋳造機のモールド調節装置。
JP790083U 1983-01-25 1983-01-25 連続鋳造機のモ−ルド調節装置 Granted JPS59114255U (ja)

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JP790083U JPS59114255U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 連続鋳造機のモ−ルド調節装置

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JP790083U JPS59114255U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 連続鋳造機のモ−ルド調節装置

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JPS59114255U JPS59114255U (ja) 1984-08-02
JPH024749Y2 true JPH024749Y2 (ja) 1990-02-05

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ID=30139412

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JP790083U Granted JPS59114255U (ja) 1983-01-25 1983-01-25 連続鋳造機のモ−ルド調節装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843852B2 (ja) * 1975-05-30 1983-09-29 株式会社日立製作所 ホセイレンズ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843852U (ja) * 1981-09-17 1983-03-24 日立造船株式会社 ツイン・トリプル連続鋳造設備におけるモ−ルド短辺調整装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843852B2 (ja) * 1975-05-30 1983-09-29 株式会社日立製作所 ホセイレンズ

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JPS59114255U (ja) 1984-08-02

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