JPH0247397Y2 - - Google Patents

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JPH0247397Y2
JPH0247397Y2 JP1984197482U JP19748284U JPH0247397Y2 JP H0247397 Y2 JPH0247397 Y2 JP H0247397Y2 JP 1984197482 U JP1984197482 U JP 1984197482U JP 19748284 U JP19748284 U JP 19748284U JP H0247397 Y2 JPH0247397 Y2 JP H0247397Y2
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gas
diaphragm
valve
water heater
water
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  • Control Of Combustion (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、家庭用又は業務用として使用され
る瞬間ガス湯沸器などの各種のガス湯沸器にタイ
マー機能を組込んだタイマー機能付きガス湯沸器
に関する。
(従来の技術) 家庭用又は業務用として使用されているガス湯
沸器において、特に、屋外への排気筒をもたない
室内設置の小型のガス湯沸器にあつては、燃焼及
び出湯動作を長時間継続して行うと燃焼排気ガス
が密閉室内に充填し、遂には酸欠による不完全燃
焼を惹起して一酸化炭素中毒事故にまで発展する
危険がある。そこで、この危険防止の面及び経済
上の面などから予め設定された時間に達すると、
その燃焼及び出湯動作を自動的に停止せしめるタ
イマー機能をもつガス湯沸器は、例えば、特公昭
51−18658号公報、実公昭52−2146号公報に開示
されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来技術の特公昭51−18658号公報に開示され
ているものは、給水管3の水バルブVの手前から
分岐してダイヤフラム室1の二次側1bと接続し
た導管13に発条14で閉止方向に付勢したタイ
マー弁15を装備し、該タイマー弁15を水バル
ブVの開放動作時においてのみこれと連動し所定
の時間に設定されるゼンマイ式タイマーMと同調
して開閉するように設けて、タイマーMがセツト
されたときはダイヤフラム室1の一次側1aと二
次側1bに生ずる差圧で主バーナ9へのガス通路
10を開き、設定時間経過後はタイマー弁15を
閉じて一次側1aと二次側1bの差圧を消去しこ
れらを等圧に保持せしめることでガス通路10を
自動的に閉止する構造となつている。また、実公
昭52−2146号公報に開示されているものは、ダイ
ヤフラム式開閉弁Vにゼンマイ式タイマーMの出
力軸5に固定せるカム板6により進退するニード
ル弁軸7を係合するよう関連させた構造となつて
いる。しかして、これらの限時止水はその作動手
段として回転カムを用いていることから構造的に
極めて複雑化するばかりでなく、その作動にも円
滑、確実性がないという欠点がある。そこで、こ
の考案は、ガス圧又は給水圧でダイヤフラム式圧
力検知器を介してサーモカツプル回路に組込んだ
接点をオン、オフすることで、設定時間経過後の
供給ガスの自動停止とその自動復帰を可能として
上記従来技術の欠点を解消することを目的とする
タイマー機能付きガス湯沸器を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記問題点を解決するために、設
定時間に達するとバーナへの供給ガスを自動的に
遮断するタイマー機能をもつたガス湯沸器におい
て、ダイヤフラム1により一次室1aと二次室1
bに区画したダイヤフラム式圧力検知器Aの一次
室1aとガス湯沸器におけるガス又は給水通路2
をスローバルブVなどを介して連通せしめ、該ダ
イヤフラム式圧力検知器Aのダイヤフラム1に連
設した作動杆3を電磁コイルMと接点Cを組込ん
だサーモカツプル回路Bの接点Cに関連して設
け、設定時間に達すると、該作動杆3による接点
Cのオフで電磁コイルMが消磁され電磁安全弁を
閉止してガス湯沸器の燃焼及び出湯動作を自動停
止する技術的手段を採用したのである。
(作用) この考案は、上記技術的手段を採用したことに
より、ガス湯沸器の燃焼及び出湯時はガス又は給
水圧がスローバルブVなどを介してダイヤフラム
式圧力検知器Aの一次室1aへ徐々に流入して該
一次室1a内の圧力を次第に高めそのダイヤフラ
ム1を二次室1b側へ押圧移動し、予め設定され
た時間に達すると該ダイヤフラム1と連動する作
動杆3でサーモカツプル回路Bに組込んだ接点C
を押動してオフするためガス湯沸器における電磁
安全弁の吸着開放保持が解かれてこれを即座に閉
止せしめバーナへの供給ガスを遮断しその燃焼及
び出湯動作を自動停止するものである。燃焼及び
出湯動作の停止によるガス又は給水圧の低下でダ
イヤフラム式圧力検知器Aは元位置へ自動復帰し
次の燃焼及び出湯を可能とする。
(実施例) 以下この考案によるタイマー機能付きガス湯沸
器の一実施例を図面に基づき説明する。
図面において、Aはダイヤフラム1により一次
室1aと二次室1bに区画したダイヤフラム式圧
力検知器で、その一次室1aをガス湯沸器におけ
る給水通路2に装備した給水圧自動調整装置Dの
一次室11aとスローバルブVを介して連管4に
より連通せしめている。5は上記ダイヤフラム式
圧力検知器Aのダイヤフラム復帰用バネで、該ダ
イヤフラム復帰用バネ5によつてダイヤフラム1
を一次室1a側へ付勢している。6はダイヤフラ
ム式圧力検知器Aの二次室1bに穿つた通気孔で
ある。上記スローバルブVは、球弁7が水圧で弁
座8に圧接されて閉止状態にあるときでも開口面
積の小さいバイパス路9で一次室1aと連通され
ており、球弁7が水圧の低下により弁座8から離
れて開放されたときはその開口面積が一挙に増大
する構造となつている。この球弁式のスローバル
ブVに代えてダンパー式のバルブとするも実施上
は自由である。3はダイヤフラム式圧力検知器A
におけるダイヤフラム1の二次室1b側に連設し
た作動杆で、先端部を弁筐Eから突出せしめてこ
れをガス湯沸器におけるサーモカツプル回路Bに
組込んだ接点Cに関連させている。なお、接点C
はバネ10によりオン方向に付勢された常閉式と
なつている。また、TCはサーモカツプル回路B
のサーモカツプル、Mは電磁コイルである。Dは
給水通路2に装備した給水圧自動調整装置であつ
て、ダイヤフラム室11をバネ12により二次室
側(図示左方)へ付勢して張設したダイヤフラム
13で一次室11aと二次室11bとに区画し、
一次室11aの上流側に隣接した弁室14内に水
ガバナ弁V1をその弁座15に接離可能に対向し
て装備し、該水ガバナ弁V1を上記ダイヤフラム
13と弁軸1eを介して連結せしめ、水ガバナ弁
V1が給水圧に応動することで熱交換器(図示せ
ず)への給水量を常時一定に自動制御するように
なつている。V2はガス通路17に設けた弁室1
8内にその弁座19に接離するよう対向して装備
したガス弁で、上記ダイヤフラム13のバネ12
より弾発力の強いバネ20で閉止方向に付勢さ
れ、かつ、ダイヤフラム13の二次室11b側に
連動軸21を介して関連させて給水圧に応動する
ダイヤフラム13と連動するようになつている。
しかして、給水圧自動調整装置Dにガス弁V2
応動することで主バーナ(図示せず)への供給ガ
ス量を熱交換器への給水量と比例的に自動制御す
るとともに、熱交換器への給水の給、断にともな
い主バーナへのガスの給、断も併せ行うものであ
る。22は給水通路2の上記給水圧自動調整装置
Dより下流側に設けたベンチユリ部で、ダイヤフ
ラム室11の二次室11bと連通路23を介して
連通されている。
しかして、燃焼及び出湯時においては、給水圧
自動調整装置Dの一次室11aから連管4を介し
て導出された給水圧はスローバルブVのバイパス
路9からダイヤフラム式圧力検知器Aの一次室1
a内に流入し(このとき、スローバルブVの球弁
7は給水圧で弁座8に圧接され微小径のバイパス
路9のみ連通されている)、ダイヤフラム式圧力
検知器Aの一次室1a内の圧力を徐々に高めその
ダイヤフラム1を徐々に図示左動せしめ予め設定
された時間(例えば、20分〜30分程度)に達する
と、該ダイヤフラム1と一体の作動杆3でサーモ
カツプル回路Bに組込んだ接点Cをそのバネ10
に抗して押動しオフするからサーモカツプル回路
Bの電磁コイルMは消磁されガス湯沸器における
電磁安全弁の吸着開放保持を解いてこれを閉止し
主バーナへの供給ガスを遮断してガス湯沸器の燃
焼及び出湯動作を自動停止するものである。燃焼
停止に伴い給水弁を閉止すると、給水圧自動調整
装置Dの一次室11a内の圧力が低下するため連
管4内も同調しスローバルブVの球弁7はその弁
座8から離れて開放されるためダイヤフラム式圧
力検知器Aの一次室1a内の圧力は逆流して急激
に低下しそのダイヤフラム1はダイヤフラム復帰
用バネ5で図示右方へ押動されて元位置へ戻ると
ともに、ダイヤフラム1と一体の作動杆3も図示
右方へ連動しサーモカツプル回路Bの接点Cをオ
ンせしめ、次の燃焼及び出湯を可能とするもので
ある。そして、燃焼停止後は窓を解放するなどし
て一炭化酸素中毒防止を計つた上再び点火出湯し
て使用する。
なお、上述した実施例は給水圧を利用している
が、供給ガス圧を利用するも実施上は自由であ
る。
(考案の効果) この考案は以上説明したように、ガス湯沸器に
おけるガス又は給水圧でダイヤフラム式圧力検知
器を介してサーモカツプル回路に組込んだ接点を
オン、オフする構造で、設定時間に達するとガス
の供給を自動的に遮断してガス湯沸器の燃焼及び
出湯動作を自動停止するようにしたからガス湯沸
器を燃焼及び出湯の状態に放置した場合でも予め
設定された時間に達すると、供給ガスを遮断して
バーナの燃焼を迅速、確実に消火せしめるため一
酸化炭素中毒の危険が未然に防止できるは勿論、
無駄なガス消費も解消できるなど、特に、室内設
置の小型のガス湯沸器に適用して実用価値の高い
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案によるタイマー機能付きガス湯
沸器の一実施例を示した概略構成図である。 1……ダイヤフラム、1a……一次室、1b…
…二次室、A……ダイヤフラム式圧力検知器、2
……ガス又は給水通路、V……スローバルブ、3
……作動杆、B……サーモカツプル回路、C……
接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 設定時間に達するとバーナへの供給ガスを自動
    的に遮断するタイマー機能をもつたガス湯沸器に
    おいて、ダイヤフラム1により一次室1aと二次
    室1bに区画したダイヤフラム式圧力検知器Aの
    一次室1aとガス湯沸器におけるガス又は給水通
    路2をスローバルブVなどを介して連通せしめ、
    該ダイヤフラム式圧力検知器Aのダイヤフラム1
    に連設した作動杆3を電磁コイルMと接点Cを組
    込んだサーモカツプル回路Bの接点Cに関連して
    設け、設定時間に達すると、該作動杆3による接
    点Cのオフで電磁コイルMが消磁され電磁安全弁
    を閉止してガス湯沸器の燃焼及び出湯動作を自動
    停止することを特徴とするタイマー機能付きガス
    湯沸器。
JP1984197482U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH0247397Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984197482U JPH0247397Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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JP1984197482U JPH0247397Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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JPS61114245U JPS61114245U (ja) 1986-07-19
JPH0247397Y2 true JPH0247397Y2 (ja) 1990-12-13

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ID=30755805

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JP1984197482U Expired JPH0247397Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833050A (ja) * 1981-06-03 1983-02-26 Noritsu Co Ltd 強制通風燃焼式ガス湯沸器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833050A (ja) * 1981-06-03 1983-02-26 Noritsu Co Ltd 強制通風燃焼式ガス湯沸器

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Publication number Publication date
JPS61114245U (ja) 1986-07-19

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