JPH0247245Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0247245Y2 JPH0247245Y2 JP1985202685U JP20268585U JPH0247245Y2 JP H0247245 Y2 JPH0247245 Y2 JP H0247245Y2 JP 1985202685 U JP1985202685 U JP 1985202685U JP 20268585 U JP20268585 U JP 20268585U JP H0247245 Y2 JPH0247245 Y2 JP H0247245Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel tank
- bonnet
- starter
- engine
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 37
- 239000007858 starting material Substances 0.000 claims description 25
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はリコイルスタータ付き立軸エンジンの
燃料タンク支持装置に関し、簡単な構造で耐振性
を高めるようにしたものに関する。
燃料タンク支持装置に関し、簡単な構造で耐振性
を高めるようにしたものに関する。
リコイルスタータ付き立軸エンジンの燃料タン
ク支持装置としては、従来より、例えば実公昭53
−42652号公報に開示され、第４図に示すもの
（以下従来例１という）、あるいは実開昭54−
133203号公報に開示されたもの（以下従来例２と
いう）、立軸エンジンではないが、エンジン本体
に付設された燃料タンク支持装置として実開昭55
−170424号公報に開示されたもの（以下従来例３
という）が知られている。
ク支持装置としては、従来より、例えば実公昭53
−42652号公報に開示され、第４図に示すもの
（以下従来例１という）、あるいは実開昭54−
133203号公報に開示されたもの（以下従来例２と
いう）、立軸エンジンではないが、エンジン本体
に付設された燃料タンク支持装置として実開昭55
−170424号公報に開示されたもの（以下従来例３
という）が知られている。
従来例１は、燃料タンク１８をフアンカバー１
９の外側に配置し、そのタンク１８からフアンカ
バー１９上面へ向けて延出させたブラケツト１７
のボルト孔にフアンカバー１９に固定した上向き
ボルト２２を通し、、エンジン及び燃料タンク１
８の上面をボンネツト２０でおおい、更にそのボ
ンネツト２０の上にリコイルスタータのスタータ
ケース２１を載せて、燃料タンク取付用ブラケツ
ト１７、ボンネツト２０、スタータケース２１を
上記ボルト２２を共用してナツト２３で共締め状
に固定するとともに、燃料タンク１８の下部に突
設した爪片２４をフアンカバー１９の下縁１９ａ
の孔に係合させて構成したものである。
９の外側に配置し、そのタンク１８からフアンカ
バー１９上面へ向けて延出させたブラケツト１７
のボルト孔にフアンカバー１９に固定した上向き
ボルト２２を通し、、エンジン及び燃料タンク１
８の上面をボンネツト２０でおおい、更にそのボ
ンネツト２０の上にリコイルスタータのスタータ
ケース２１を載せて、燃料タンク取付用ブラケツ
ト１７、ボンネツト２０、スタータケース２１を
上記ボルト２２を共用してナツト２３で共締め状
に固定するとともに、燃料タンク１８の下部に突
設した爪片２４をフアンカバー１９の下縁１９ａ
の孔に係合させて構成したものである。
従来例２は、立軸エンジンのフアンカバーの一
部を側方に張り出して、その内部に燃料タンクを
収容し、燃料タンクと冷却フアンとの間に仕切り
板を設け、仕切り板と張り出したカバー側壁との
間に燃料タンクの底面を支える支持部材を設け、
緩衝材を介して、燃料タンクをフアンカバーに圧
接して構成されている。
部を側方に張り出して、その内部に燃料タンクを
収容し、燃料タンクと冷却フアンとの間に仕切り
板を設け、仕切り板と張り出したカバー側壁との
間に燃料タンクの底面を支える支持部材を設け、
緩衝材を介して、燃料タンクをフアンカバーに圧
接して構成されている。
従来例３は、エンジン本体に直接Ｌ字状のタン
ク取付ステーを固定し、その一端部に燃料タンク
の側壁部分をボルトで固定したものである。
ク取付ステーを固定し、その一端部に燃料タンク
の側壁部分をボルトで固定したものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来例１の燃料タンク支持装置は、燃料タ
ンク１８からブラケツト１７を延出させ、そのブ
ラケツト１７の先をボルト２２で固定するもので
あるから、固定部に曲げモーメントが作用すると
ともに一種の弾性支持構造となるため、、十分耐
振性をもたせることができない。例えば、エンジ
ン始動時の低速回転から定常運転の定速回転を至
る間に、エンジンの振動数もこれに伴つて変化す
るが、振動数が当該弾性支持構造の共振点に至る
と、共振作用によりその振動が拡大され強力な加
振力が固定部に作用し、これが長期間に及ぶと破
損する場合がある。その上構造も簡素化できない
という難点がある。
ンク１８からブラケツト１７を延出させ、そのブ
ラケツト１７の先をボルト２２で固定するもので
あるから、固定部に曲げモーメントが作用すると
ともに一種の弾性支持構造となるため、、十分耐
振性をもたせることができない。例えば、エンジ
ン始動時の低速回転から定常運転の定速回転を至
る間に、エンジンの振動数もこれに伴つて変化す
るが、振動数が当該弾性支持構造の共振点に至る
と、共振作用によりその振動が拡大され強力な加
振力が固定部に作用し、これが長期間に及ぶと破
損する場合がある。その上構造も簡素化できない
という難点がある。
また、従来例２は、耐振性を有する構造ではあ
るが、、仕切板と燃料タンクの支持部材とを別途
付設し、緩衝材を介して燃料タンクをフアンカバ
ーに圧接して固定する構造であるため、構造の簡
素化を図ることができず、返つてコスト高につ
く。
るが、、仕切板と燃料タンクの支持部材とを別途
付設し、緩衝材を介して燃料タンクをフアンカバ
ーに圧接して固定する構造であるため、構造の簡
素化を図ることができず、返つてコスト高につ
く。
これに対して、従来例３は、Ｌ字状のタンク取
付ステーの一端部に燃料タンクの側壁部分をボル
トで固定した構造であるから、簡素な構造である
反面、タンク取付ステーに曲げモーメントが作用
するため、従来例１と同様十分耐振性をもたせる
ことができない。
付ステーの一端部に燃料タンクの側壁部分をボル
トで固定した構造であるから、簡素な構造である
反面、タンク取付ステーに曲げモーメントが作用
するため、従来例１と同様十分耐振性をもたせる
ことができない。
このような問題点を解消するために、本考案は
上記従来例の燃料タンク支持装置を次のように改
良したものである。
上記従来例の燃料タンク支持装置を次のように改
良したものである。
即ち、スタータケース１１のケース後部１１ａ
を燃料タンク８の上側にまで、延出し、スタータ
ケース１１のケース後部１１ａと、ボンネツト１
０と燃料タンク８の上壁部分８ａとを共通の固定
具１４で共締め状に固定した事を特徴とするもの
である。
を燃料タンク８の上側にまで、延出し、スタータ
ケース１１のケース後部１１ａと、ボンネツト１
０と燃料タンク８の上壁部分８ａとを共通の固定
具１４で共締め状に固定した事を特徴とするもの
である。
燃料タンク８はその上壁部分８ａがボンネツト
１０とスタータケース１１とに一体に固定される
ため、弾性支持構造とはならず、その固有振動数
も高くなりエンジンの振動数変域から外れること
にもなる。これにより燃料タンクはがつちりと支
持され耐振性が高まることとなる。
１０とスタータケース１１とに一体に固定される
ため、弾性支持構造とはならず、その固有振動数
も高くなりエンジンの振動数変域から外れること
にもなる。これにより燃料タンクはがつちりと支
持され耐振性が高まることとなる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第１図〜第３図は本考案の実施例を示し、第
１図はリコイルスタータ付き立軸エンジンの側面
図、第２図はその平面図である。
る。第１図〜第３図は本考案の実施例を示し、第
１図はリコイルスタータ付き立軸エンジンの側面
図、第２図はその平面図である。
これらの図において符号１はエンジン全体を示
し、２はクランクケース、３はシリンダ、４はマ
フラ、５はエアクリーナ、６はキヤブレタ、７は
吸気管、８は燃料タンク、１０はボンネツト、１
１はリコイルスタータのスタータケース、１２は
リコイルスタータのハンドルである。燃料タンク
８はエンジン本体９の後側に配置され、エンジン
本体９、エアクリーナ５及び燃料タンク８はボン
ネツト１０で覆われている。
し、２はクランクケース、３はシリンダ、４はマ
フラ、５はエアクリーナ、６はキヤブレタ、７は
吸気管、８は燃料タンク、１０はボンネツト、１
１はリコイルスタータのスタータケース、１２は
リコイルスタータのハンドルである。燃料タンク
８はエンジン本体９の後側に配置され、エンジン
本体９、エアクリーナ５及び燃料タンク８はボン
ネツト１０で覆われている。
ボンネツト１０の上にはリコイルスタータのス
タータケース１１がボルト１３で固定され、スタ
ータケース１１のケース後部１１ａは燃料タンク
８の上側にまで延長されている。そして燃料タン
ク８はその上壁部分８ａがボンネツト１０とスタ
ータケース１１のケース後部１１ａとにボルト１
４で共締め固定され、タンク８の下壁部分８ｃは
クランクケース２の後側壁に支持金具１５で固定
支持されている。
タータケース１１がボルト１３で固定され、スタ
ータケース１１のケース後部１１ａは燃料タンク
８の上側にまで延長されている。そして燃料タン
ク８はその上壁部分８ａがボンネツト１０とスタ
ータケース１１のケース後部１１ａとにボルト１
４で共締め固定され、タンク８の下壁部分８ｃは
クランクケース２の後側壁に支持金具１５で固定
支持されている。
燃料タンク８は合成樹脂材で成型され、第３図
に示すように、上壁部分８ａの取付ボス８ｂ内に
金属製ナツト１６が鋳込まれており、このナツト
１６に前記ボルト１４をねじ込んで、スタータケ
ース後部１１ａとボンネツト１０とにタンク８の
ボス部８ｂを固定するように構成してある。
に示すように、上壁部分８ａの取付ボス８ｂ内に
金属製ナツト１６が鋳込まれており、このナツト
１６に前記ボルト１４をねじ込んで、スタータケ
ース後部１１ａとボンネツト１０とにタンク８の
ボス部８ｂを固定するように構成してある。
以上説明したように、本考案は、燃料タンクの
上壁部を直接固定するから固定部に曲げモーメン
トがかからず、その上、スタータケースの後部が
共締め固定されることにより、燃料タンクはがつ
ちりと固定され、その支持構造の耐振性を高める
ことができ、しかもスタータケースの後部を延出
させるだけでよいから、支持構造を簡素化するこ
とができる。
上壁部を直接固定するから固定部に曲げモーメン
トがかからず、その上、スタータケースの後部が
共締め固定されることにより、燃料タンクはがつ
ちりと固定され、その支持構造の耐振性を高める
ことができ、しかもスタータケースの後部を延出
させるだけでよいから、支持構造を簡素化するこ
とができる。
第１図〜第３図は本考案の実施例を示し、第１
図はリコイルスタータ付き立軸エンジンの側面
図、第２図はその平面図、第３図は第１図の要部
の拡大断面図、第４図は従来例による燃料タン
ク支持装置の縦断面図である。 １…エンジン、８…燃料タンク、８ａ…タンク
上壁部分、１０…ボンネツト、１１…スタータケ
ース、１１ａ…ケース後部、１３，１４…固定具
（ボルト）。
図はリコイルスタータ付き立軸エンジンの側面
図、第２図はその平面図、第３図は第１図の要部
の拡大断面図、第４図は従来例による燃料タン
ク支持装置の縦断面図である。 １…エンジン、８…燃料タンク、８ａ…タンク
上壁部分、１０…ボンネツト、１１…スタータケ
ース、１１ａ…ケース後部、１３，１４…固定具
（ボルト）。
Claims (1)
- 立軸エンジン１の後側に燃料タンク８を配置
し、エンジン１及び燃料タンク８をボンネツト１
０で覆い、ボンネツト１０上にリコイルスタータ
のスタータケース１１を固定具１３で固定してな
るリコイルスタータ付き立軸エンジンの燃料タン
ク支持装置おにいて、スタータケース１１のケー
ス後部１１ａを燃料タンク８の上側にまで延出
し、スタータケス１１のケース後部１１ａとボン
ネツト１０と燃料タンク８の上壁部分８ａとを共
通の固定具１４で共締め状に固定した事を特徴と
するリコイルスタータ付き立軸エンジンの燃料タ
ンク支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985202685U JPH0247245Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985202685U JPH0247245Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62110543U JPS62110543U (ja) | 1987-07-14 |
| JPH0247245Y2 true JPH0247245Y2 (ja) | 1990-12-12 |
Family
ID=31167300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985202685U Expired JPH0247245Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0247245Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5342652U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-12 | ||
| JPS572653U (ja) * | 1980-06-06 | 1982-01-08 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54133203U (ja) * | 1978-03-07 | 1979-09-14 | ||
| JPS5918101Y2 (ja) * | 1979-05-23 | 1984-05-25 | 富士ロビン株式会社 | 内燃機関における燃料タンクの取付装置 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP1985202685U patent/JPH0247245Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5342652U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-12 | ||
| JPS572653U (ja) * | 1980-06-06 | 1982-01-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62110543U (ja) | 1987-07-14 |
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