JPH073866Y2 - 刈払機のスタンド取付構造 - Google Patents
刈払機のスタンド取付構造Info
- Publication number
- JPH073866Y2 JPH073866Y2 JP74790U JP74790U JPH073866Y2 JP H073866 Y2 JPH073866 Y2 JP H073866Y2 JP 74790 U JP74790 U JP 74790U JP 74790 U JP74790 U JP 74790U JP H073866 Y2 JPH073866 Y2 JP H073866Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stand
- engine
- stand mounting
- mounting structure
- lower side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、上方に起立させたスタンドの両遊端側をエン
ジンの下部側に連結するようにした刈払機のスタンド取
付構造に関する。
ジンの下部側に連結するようにした刈払機のスタンド取
付構造に関する。
［従来の技術］ 従来は、上方に起立させたスタンドの両遊端側をエンジ
ンの下部側に連結して構成する刈払機において、実開昭
62−24615号公報に見られるように、スタンドの両遊端
側の両ブラケットをエンジンの下部側にボルトによりそ
れぞれ締付けるような取付構造が知られている。
ンの下部側に連結して構成する刈払機において、実開昭
62−24615号公報に見られるように、スタンドの両遊端
側の両ブラケットをエンジンの下部側にボルトによりそ
れぞれ締付けるような取付構造が知られている。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、この種のスタンドの場合、両遊端側を屈
曲して形成するので、ブラケットの孔がエンジン下部側
のねじ孔に合致しにくく、また、スタンドを握って一方
のブラケットにボルトを挿着してから、他方のブラケッ
トをねじ孔に合わせながらボルトを締着することになる
ので、スタンドの取付けが難しくて手間を要する、とい
った不具合を呈していた。
曲して形成するので、ブラケットの孔がエンジン下部側
のねじ孔に合致しにくく、また、スタンドを握って一方
のブラケットにボルトを挿着してから、他方のブラケッ
トをねじ孔に合わせながらボルトを締着することになる
ので、スタンドの取付けが難しくて手間を要する、とい
った不具合を呈していた。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、そのような不具合を解決し、スタンドを迅速
容易に取付ることができるようにしたものであり、その
ため、スタンドには対向する内側に向って弾性を有する
両遊端部を設け、この両遊端部には内側に向けて屈曲す
る円弧部をそれぞれ形成し、エンジン下部側のスタンド
取付部には、前記両円弧部に挿通する両ボルトのねじ孔
を設け、前記スタンド取付部には、前記両円弧部がそれ
ぞれ係止できる湾曲した両支受面を横方向の反対向きに
形成して構成したものである。
容易に取付ることができるようにしたものであり、その
ため、スタンドには対向する内側に向って弾性を有する
両遊端部を設け、この両遊端部には内側に向けて屈曲す
る円弧部をそれぞれ形成し、エンジン下部側のスタンド
取付部には、前記両円弧部に挿通する両ボルトのねじ孔
を設け、前記スタンド取付部には、前記両円弧部がそれ
ぞれ係止できる湾曲した両支受面を横方向の反対向きに
形成して構成したものである。
［作用］ したがって、エンジンを倒立させて、スタンドの両遊端
側を弾性に抗してそれぞれ外側に向け開かせながらスタ
ンド取付部に合致させて手を離すと、弾圧される両円弧
部がねじ孔に合致したまま両支受面に圧接されてスタン
ドを一たん取付けることができることになり、その状態
で両ボルトをそれぞれ挿着して容易に取付けることがで
きることになる。
側を弾性に抗してそれぞれ外側に向け開かせながらスタ
ンド取付部に合致させて手を離すと、弾圧される両円弧
部がねじ孔に合致したまま両支受面に圧接されてスタン
ドを一たん取付けることができることになり、その状態
で両ボルトをそれぞれ挿着して容易に取付けることがで
きることになる。
［実施例］ 次に、図面に示す実施例について説明する。
第１図は刈払機の一部の正面図を示し、外周側にエアク
リーナカバー（６）、マフラカバー（７）、点火プラグ
カバー（８）、エンジンカバー（９）等を被着するとと
もにリコイルスタータ部（10）を後部に連設したエンジ
ン（２）の前方にはクラッチケース（11）を延設し、該
クラッチケース（11）の内部より延出する操作杆（12）
の先端部には、内装の伝動軸（13）により駆動される刈
刃を連設し、全体を可搬して操作できるよう従来形構造
同様に構成したものである。
リーナカバー（６）、マフラカバー（７）、点火プラグ
カバー（８）、エンジンカバー（９）等を被着するとと
もにリコイルスタータ部（10）を後部に連設したエンジ
ン（２）の前方にはクラッチケース（11）を延設し、該
クラッチケース（11）の内部より延出する操作杆（12）
の先端部には、内装の伝動軸（13）により駆動される刈
刃を連設し、全体を可搬して操作できるよう従来形構造
同様に構成したものである。
前記クラッチケース（11）の基部側下方となるステー
（11a）の下方両側に両凹部（14）（14）を形成する
が、該両凹部（14）（14）のそれぞれ上方側となるスタ
ンド取付部には、横外側方に開放して横方向の反対向き
になる彎曲した両支受面（5a）（5b）を形成するととも
に、両支受面（5a）（5b）の内方中央部には両ボルト
（3a）（3b）のねじ孔（4a）（4b）をそれぞれ形成し、
また、キャップ（15）を被着する注油口（16a）を一端
側上部に有するとともに他端側下部に突起（16b）を突
設した横長の燃料タンク（16）の前面中央寄り両側には
両突出部（16c）（16c）を形成し、前記両凹部（14）
（14）には緩衝ゴム（17）（17）を介装して前記両突出
部（16c）（16c）をそれぞれ嵌合し、燃料タンク（16）
の後面下部に形成した凹部（16d）には支持板（18）の
下部を係合するとともに、該支持板（18）の上部は、ク
ランクケース下部（19）に接合するリコイルスタータ部
（10）下方のフランジ（10a）に両ボルト（20）（20）
を介し固定して構成する。
（11a）の下方両側に両凹部（14）（14）を形成する
が、該両凹部（14）（14）のそれぞれ上方側となるスタ
ンド取付部には、横外側方に開放して横方向の反対向き
になる彎曲した両支受面（5a）（5b）を形成するととも
に、両支受面（5a）（5b）の内方中央部には両ボルト
（3a）（3b）のねじ孔（4a）（4b）をそれぞれ形成し、
また、キャップ（15）を被着する注油口（16a）を一端
側上部に有するとともに他端側下部に突起（16b）を突
設した横長の燃料タンク（16）の前面中央寄り両側には
両突出部（16c）（16c）を形成し、前記両凹部（14）
（14）には緩衝ゴム（17）（17）を介装して前記両突出
部（16c）（16c）をそれぞれ嵌合し、燃料タンク（16）
の後面下部に形成した凹部（16d）には支持板（18）の
下部を係合するとともに、該支持板（18）の上部は、ク
ランクケース下部（19）に接合するリコイルスタータ部
（10）下方のフランジ（10a）に両ボルト（20）（20）
を介し固定して構成する。
（１）は金属板製のスタンドで、上方に起立させた両遊
端部が対向する内側に向けて弾性を有するように形成
し、その両遊端部には内側に向けて屈曲する円弧部（1
a）（1b）をそれぞれ形成し、両遊端側の板面には軽量
化のための打抜孔（1c）をそれぞれ形成して構成する。
端部が対向する内側に向けて弾性を有するように形成
し、その両遊端部には内側に向けて屈曲する円弧部（1
a）（1b）をそれぞれ形成し、両遊端側の板面には軽量
化のための打抜孔（1c）をそれぞれ形成して構成する。
したがって、スタンド（１）を取付ける場合には、クラ
ッチケース（11）側を上方に向け、スタンド（１）の両
遊端側を弾性に抗してそれぞれ外側に向け第４図に仮想
線で示すように開かせながら、両円弧部（1a）（1b）を
両支受面（5a）（5b）に対応させて手を離すと、弾圧さ
れる両円弧部（1a）（1b）がねじ孔（4a）（4b）に合致
したまま両支受面（5a）（5b）に圧接されてスタンド
（１）を一たん取付けることができることになり、その
状態で両ボルト（3a）（3b）を両円弧部（1a）（1b）内
から両ねじ孔（4a）（4b）にそれぞれ挿着して取付ける
ことができることになる。
ッチケース（11）側を上方に向け、スタンド（１）の両
遊端側を弾性に抗してそれぞれ外側に向け第４図に仮想
線で示すように開かせながら、両円弧部（1a）（1b）を
両支受面（5a）（5b）に対応させて手を離すと、弾圧さ
れる両円弧部（1a）（1b）がねじ孔（4a）（4b）に合致
したまま両支受面（5a）（5b）に圧接されてスタンド
（１）を一たん取付けることができることになり、その
状態で両ボルト（3a）（3b）を両円弧部（1a）（1b）内
から両ねじ孔（4a）（4b）にそれぞれ挿着して取付ける
ことができることになる。
その場合、一方の円弧部（1a）を両支受面（5a）に引っ
かけるようにして係合させながら、他方の遊端側を開い
て円弧部（1b）を支受面（5b）に合わせ、そのまま、弾
圧により係合させるようにして取付けることもできる。
かけるようにして係合させながら、他方の遊端側を開い
て円弧部（1b）を支受面（5b）に合わせ、そのまま、弾
圧により係合させるようにして取付けることもできる。
なお、エンジン（２）側を横方向に傾斜させて、突起
（16b）とスタンド（１）の接地側下部の一端側を地面
（Ａ）と同時に接地させると、注油口（16a）がより上
方となって燃料タンク（16）を傾斜させた状態で支持で
きることになり、上方から容易に、タンク内全体に良好
に給油できることになる。
（16b）とスタンド（１）の接地側下部の一端側を地面
（Ａ）と同時に接地させると、注油口（16a）がより上
方となって燃料タンク（16）を傾斜させた状態で支持で
きることになり、上方から容易に、タンク内全体に良好
に給油できることになる。
［考案の効果］ このように本考案は、スタンド（１）の両遊端側を弾性
に抗圧してそれぞれ外側に向け開かせながらスタンド取
付部に合致させて手を離すと、弾圧される両円弧部（1
a）（1b）がねじ孔（4a）（4b）に合致しながら両支受
面（5a）（5b）に圧接されてスタンド（１）を一たん係
止できることになり、その状態から両ボルト（3a）（3
b）だけを操作しながら簡単に組付けることができるこ
とになって、従来のように手間を要することなく迅速容
易に取付けたり、またその逆操作により簡単に取外すこ
ともできることになり、簡単な構造にして好適に実施で
きる特長を有する。
に抗圧してそれぞれ外側に向け開かせながらスタンド取
付部に合致させて手を離すと、弾圧される両円弧部（1
a）（1b）がねじ孔（4a）（4b）に合致しながら両支受
面（5a）（5b）に圧接されてスタンド（１）を一たん係
止できることになり、その状態から両ボルト（3a）（3
b）だけを操作しながら簡単に組付けることができるこ
とになって、従来のように手間を要することなく迅速容
易に取付けたり、またその逆操作により簡単に取外すこ
ともできることになり、簡単な構造にして好適に実施で
きる特長を有する。
第１図は本考案の実施例である刈払機の一部の正面図、
第２図は第１図のII−II線における断面図、第３図は第
１図の一部を示し、第４図はスタンドの正面図、第５図
は第３図のＶ−Ｖ線における断面図、第６図および第７
図は第４図のVI−VI線およびVII−VII線における断面図
をそれぞれ示す。 （１）…スタンド、（２）…エンジン （1a）（1b）…円弧部、（3a）（3b）…ボルト （4a）（4b）…ねじ、（5a）（5b）…支受面
第２図は第１図のII−II線における断面図、第３図は第
１図の一部を示し、第４図はスタンドの正面図、第５図
は第３図のＶ−Ｖ線における断面図、第６図および第７
図は第４図のVI−VI線およびVII−VII線における断面図
をそれぞれ示す。 （１）…スタンド、（２）…エンジン （1a）（1b）…円弧部、（3a）（3b）…ボルト （4a）（4b）…ねじ、（5a）（5b）…支受面
Claims (1)
- 【請求項１】上方に起立させたスタンド（１）の両遊端
側をエンジン（２）の下部側に連結して構成する刈払機
において、前記スタンド（１）には対向する内側に向っ
て弾性を有する両遊端部を設け、この両遊端部には内側
に向けて屈曲する円弧部（1a）（1b）をそれぞれ形成
し、前記エンジン（２）下部側のスタンド取付部には前
記両円弧部（1a）（1b）に挿通する両ボルト（3a）（3
b）のねじ孔（4a）（4b）を設け、前記スタンド取付部
には、前記両円弧部（1a）（1b）がそれぞれ係止できる
湾曲した両支受面（5a）（5b）を横方向の反対向きに形
成して構成したことを特徴とするスタンド取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP74790U JPH073866Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 刈払機のスタンド取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP74790U JPH073866Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 刈払機のスタンド取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0392921U JPH0392921U (ja) | 1991-09-20 |
| JPH073866Y2 true JPH073866Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31504686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP74790U Expired - Lifetime JPH073866Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | 刈払機のスタンド取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH073866Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-09 JP JP74790U patent/JPH073866Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0392921U (ja) | 1991-09-20 |
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