JPH0246930A - 絞り成形用ブランク - Google Patents

絞り成形用ブランク

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Publication number
JPH0246930A
JPH0246930A JP63198176A JP19817688A JPH0246930A JP H0246930 A JPH0246930 A JP H0246930A JP 63198176 A JP63198176 A JP 63198176A JP 19817688 A JP19817688 A JP 19817688A JP H0246930 A JPH0246930 A JP H0246930A
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JP
Japan
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blank
hole
window hole
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inner edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP63198176A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroya Miyaoka
宮岡 博也
Toshiyuki Usui
臼井 敏之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP63198176A priority Critical patent/JPH0246930A/ja
Publication of JPH0246930A publication Critical patent/JPH0246930A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、薄板の絞り成形に用いるブランクに関し、特
に、中央に窓孔を有する製品を絞り成形するためのアル
ミニウム合金製のブランクに関する。
(2)従来の技術 第4図は自動車のドアー取付は用開口部の断面を示すも
ので、サイドアウター1とサイドインナー2で形成され
た窓孔1aに、ドアーアウター3とドアーインナー4で
形成されたドアーが嵌合し、両者は車体側に設けたシー
ルラバー5とドアー側に設けたシールラバー6によって
シールされている。
上記サイドアウターlは板材を絞り成形することによっ
て製作され、第5図に示すように、その中央部にドアー
が嵌合する窓孔1aを備えるとともに、該窓孔1aの周
縁には複数段の段絞り部1bが形成されている。
従来、上記自動車のサイドアウター1の如き薄板部材の
絞り成形は、第6図に示すような中央に下孔B1を形成
したブランクBの外周と内周を外側ビードラインL1 
と内側ビードラインL2によって保持し、両ビードライ
ンL+、Lzの間の絞り部B2を金型の絞り面で挟圧す
ることによって行っていた(例えば、実開昭59−12
4623号公報参照)。
(3)発明が解決しようとする課題 しかしながら、絞り成形時の上記サイドアウタ1の窓孔
1aにおける材料の伸び率は極めて大きなものであり、
伸び性に優れた鋼板製のブランクBを用いた場合には加
工可能であっても、耐力が比較的高く伸び性が悪いアル
ミニウム合金製のブランクBを用いた場合には、第7図
に示すように下孔B、のコーナ一部B3から亀裂Cが発
生し、この亀裂Cが製品面まで伸びて使用不能になる場
合があった。このとき、ブランクBの下孔B1の周辺を
予め展伸しておき、この部分に弛みを持たせることによ
って上記亀裂Cの発生を防止することも考えられるが、
このような付加的な加工は工程数の増加を招くために好
ましいものではない。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたもので、中央に
窓孔を有する薄板部材を、この窓孔に対応する下孔を形
成したアルミニウム合金の薄板から絞り成形する際、そ
のコーナ一部に亀裂が発生することを防止したアルミニ
ウム合金製のブランクを提供することを目的とする。
B4発明の構成 (1)課題を解決するための手段 前記目的を達成するために、本発明は、窓孔を開口した
薄板部材を絞り成形するために、予め中央部を切除して
下孔を開口したアルミニウム合金製ブランクにおいて、
前記窓孔に対応する下孔は、前記窓孔の隣接するコーナ
部に相当する部分間を結ぶ内側縁を、外側に湾曲した曲
線で形成したことを特徴とする。
(2)作 用 前述の構成を備えた本発明によれば、ブランクを下型ポ
ンチと上型ダイで挟圧して絞り成形する際に、ブランク
の下孔の内側縁がコーナ一部に向けて引張られる。この
とき、上記下孔の内側縁が外側に湾曲した曲線で形成さ
れていることから、この内側縁の長さを大きく取ること
ができ、前記引張力をこの内側縁に沿って分散させるこ
とにより、コーナ一部への応力の集中による亀裂の発生
が防止される。
(3)実施例 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図及び第2図はプレス金型の断面図、第3図はブランク
の平面図である。
第1図及び第2図に示すように、薄板部材、すなわち自
動車のサイドアウター1を絞り成形するためのプレス金
型は、固定された下型ポンチ7と、その上部に上下動自
在に設けられた上型ダイ8を備えており、上記下型ポン
チ7の外周と内周には7m数のクツションピン9によっ
て支持された外側のブランクホルダー10と内側のブラ
ンクホルダー11が摺動自在に嵌合している。
上記両ブランクホルダー10.11の上面には、絞り成
形時に、下孔B1を有するブランクBの外周と内周を保
持して皺の発生を防止するための絞りビード10a、l
1aがそれぞれ突設されておリ、この絞りビード10a
、l1aに対応する上型ダイ8の下面にはビード溝8a
、8bが形成されている。
下型ポンチ7の上端面と上型ダイ8の下面には互いに嵌
合する絞り面7a、8cが形成されており、ブランクB
は前記両ブランクホルダー10゜11の間において、下
型ポンチ7と上型ダイ8の絞り面7a、8cにより挟圧
されて所定の絞り成形が行われるようになっている。
第3図に示すように、ブランクBの外側縁B4から所定
の距離を置いて下型ポンチ7と上型ダイ8の絞り面7a
、8cによって挟圧される絞り部B2が形成されており
、この絞り部Btの内側には略楕円形状の下孔B1が形
成されている。そしてブランクBは、絞り部Btと外側
縁B、の間に沿って伸びるビードラインL1と、絞り部
Btと下孔B1の内側縁B、の間に沿って伸びるビード
ラインL2によって保持され、絞り成形時における皺の
発生を防止するようになっている。
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用につい
て説明する。
下型ポンチ7上にブランクBを載置して上方から上型ダ
イ8を下降させると、ブランクBはビードラインL+、
Lxにおいて外側及び内側のブランクホルダー10.1
1に形成した絞りビード10a、l1aと上型ダイのビ
ード溝8a、Bb間に挟持される。
上述のようにしてブランクBの外周と内周を滑りを規制
した状態から更に上型ダイ8を下降させると、両ブラン
クホルダー10.11はクツションビン9に支持されな
がら下降し、下型ポンチ7の絞り面7aが、ブランクB
の絞り部B2を上型ダイ8の絞り面8Cの内部に圧入す
る。そして、上記絞り成形の過程において、ブランクB
の絞り部B2は、作用する張力によって展伸するととも
に、両ブランクホルダー10.11の絞りビード10a
、l1aにおいて、ブランクBに上記絞り部B2に向か
う材料の滑りが発生し、局部的な応力の集中が緩和され
る。
このとき、ブランクBの下孔B、の内側縁B5は展伸し
ながら内側のブランクホルダー11の絞リピートl1a
を乗り越えて上記絞り部B2に向けて引かれるが、この
内側縁B、は外側に湾曲した曲線で形成されているため
に従来の直線状の内側縁よりも長くなっており、上記絞
り部B2方向への張力によって容易に展伸する。従って
、この内側縁B、の展伸によって外側方向に向かう充分
な量の材料の滑りが生じて、最も伸び率の大きい窓孔1
aのコーナ一部B、に相当する部分においても応力が緩
和されて亀裂Cの発生が防止される。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく、種々の小設計変更を
行うことが可能である。
例えば、ブランクBの下孔B1の内側縁B、は必ずしも
全周にわたって湾曲させる必要はなく、応力集中によっ
て亀裂Cが発生しやすい前記コーナ一部B、の近傍のみ
を湾曲させてもよい。
C0発明の効果 前述の本発明の絞り成形用ブランクによれば、窓孔に対
応する下孔は、前記窓孔の隣接するコーナ部に相当する
部分間を結ぶ内側縁を、外側に湾曲した曲線で形成した
ので、絞り成形による張力によって上記内側縁は容易に
展伸することができる。このために、絞り部に向けて上
記内側縁において展伸した材料の滑りが生じ、特に前記
窓孔のコーナ一部に相当する部分における応力が大幅に
緩和される。従って、伸び率の小さいアルミニウム合金
をブランクの材料に用いても、そのコーナ一部に相当す
る部分での亀裂の発生を確実に防止することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のブランクを絞り成形するプ
レス金型の断面図で、第1図はプレス成形前、第2図は
プレス成形後の状態を示し、第3図はそのブランクの平
面図、第4図は自動車のドアー取付は用開口部の断面図
、第5図は自動車のサイドアウターの平面図、第6図は
従来のブランクの平面図、第7図はその部分拡大図であ
る。 B、・・・下孔、B、・・・コーナ一部、B、・・・内
側縁l・・・サイドアウター(部材)、1a・・・開口
部特許出願人  本田技研工業株式会社 代理人 弁理士  落  合     健同 1)  中   隆   秀 第3 図 第1 第2 第5図 第4図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 窓孔(1a)を開口した薄板部材(1)を絞り成形する
    ために、予め中央部を切除して下孔(B_1)を開口し
    たアルミニウム合金製ブランクにおいて、前記窓孔(1
    a)に対応する下孔(B_1)は、前記窓孔(1a)の
    隣接するコーナ部(B_3、B_3)に相当する部分間
    を結ぶ内側縁(B_5)を、外側に湾曲した曲線で形成
    したことを特徴とする、絞り成形用ブランク。
JP63198176A 1988-08-09 1988-08-09 絞り成形用ブランク Pending JPH0246930A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63198176A JPH0246930A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 絞り成形用ブランク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63198176A JPH0246930A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 絞り成形用ブランク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0246930A true JPH0246930A (ja) 1990-02-16

Family

ID=16386738

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JP63198176A Pending JPH0246930A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 絞り成形用ブランク

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019138684A1 (ja) * 2018-01-11 2019-07-18 本田技研工業株式会社 ブランク材、該ブランク材のプレス成形方法及びプレス成形装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019138684A1 (ja) * 2018-01-11 2019-07-18 本田技研工業株式会社 ブランク材、該ブランク材のプレス成形方法及びプレス成形装置
CN111565864A (zh) * 2018-01-11 2020-08-21 本田技研工业株式会社 坯料、该坯料的冲压成型方法和冲压成型装置
JPWO2019138684A1 (ja) * 2018-01-11 2020-11-26 本田技研工業株式会社 ブランク材、該ブランク材のプレス成形方法及びプレス成形装置

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