JP3027748B1 - フラッシュドアの製造方法 - Google Patents

フラッシュドアの製造方法

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JP3027748B1
JP3027748B1 JP11036065A JP3606599A JP3027748B1 JP 3027748 B1 JP3027748 B1 JP 3027748B1 JP 11036065 A JP11036065 A JP 11036065A JP 3606599 A JP3606599 A JP 3606599A JP 3027748 B1 JP3027748 B1 JP 3027748B1
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Abstract

【要約】 【課題】 開口窓のコーナー半径を小さくして、コーナ
ー部の破断部が表面近くまで延長されるのを有効に阻止
して、開口窓の内面を美しい外観に仕上げる。 【解決手段】 フラッシュドアの製造方法は、表面パネ
ル1に長方形の開口窓2を開口する開口工程と、開口窓
2のコーナー部12にコーナーの切断縁8を連結させる
状態で貫通孔6を開口する工程と、表面パネル1を開口
窓2に沿ってプレス加工してフランジ代3を設けるプレ
ス工程と、表面パネル1をドア枠に固定する工程とから
なる。プレス工程には、ターレットパンチプレス機13
を使用している。さらに、プレス工程は、開口窓2の長
辺側直線部2Aの中間を、1〜20mmピッチで位置を
ずらしながらプレス加工する第1プレス工程と、短辺側
直線部2B及び貫通孔6の設けられたコーナー部12を
プレス加工する第2プレス工程と、内側に折曲されたフ
ランジ代3の歪を矯正する矯正工程とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、採光窓などの開口
窓を設けているフラッシュドアの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】採光窓等の開口窓を設けたフラッシュド
アは、表面パネルを開口窓に沿って内側に折曲して、す
っきりと美しい外観にできる。この構造のフラッシュド
アは、金属板である表面パネルに開口窓を開口し、開口
窓に沿って内側に折曲してフランジ代を設ける。図1
は、開口窓2に沿ってフランジ代3を設けた表面パネル
1を示している。この表面パネル1は、開口窓2を開口
した後、プレス加工して、開口窓2の周縁を内側に折曲
してフランジ代3を設ける。プレス加工して設けられる
フランジ代3は、図1の拡大図に示すように、コーナー
部で破断されてしまう。破断部は、コーナー部の曲げ線
7の近くまで接近して、フラッシュドアの外観を悪くす
る。
【0003】この弊害を防止するために、図2に示すよ
うに、フランジ代3のコーナー部に、先端に丸みのある
切欠4を設けてプレス加工する技術が開発されている
(特公平5−43037号公報)。この公報に記載され
る方法は、開口窓2の周縁をプレス加工して内側に折曲
するときに、フランジ代3のコーナー部に設けた切欠4
で、コーナー部が破断するのを防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示す切欠4では、開口窓2の周縁を内側に切欠するとき
に、コーナー部が破断するのを有効に防止できない。と
くに、コーナー半径を小さくすると、コーナー部の破断
を阻止できなくなり、破断部がコーナー部の曲げ線の近
くまで、すなわち表面パネルの表面近くまで延長され
て、フラッシュドアの外観を悪くする弊害がある。破断
部を隠すために、開口窓の内側に装飾用の枠を固定し、
あるいは、ここにパテ等を塗って表面仕上げする必要が
ある。この構造のフラッシュドアは、製造に手間がかか
り、また、開口窓の内面をすっきりと美しい外観に仕上
げることができない欠点がある。
【0005】本発明は、さらにこの欠点を解決すること
を目的に開発されたものである。本発明の重要な目的
は、開口窓のコーナー半径を小さくして、コーナー部の
破断部が表面近くまで延長されるのを有効に阻止できる
フラッシュドアの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフラッシュドア
の製造方法は、金属製の表面パネル1に長方形の開口窓
2を開口する開口工程と、開口窓2のコーナー部12で
あって、フランジ代3となる部分に位置し、かつ、コー
ナーの切断縁8を連結させる状態で貫通孔6を開口する
工程と、表面パネル1を開口窓2に沿ってプレス加工し
て、コーナー半径が20mm以下となるように内側に折
曲してフランジ代3を設けるプレス工程と、フランジ代
3の設けられた表面パネル1をドア枠に固定する工程と
からなる。
【0007】さらに、本発明のフラッシュドアの製造方
法は、プレス工程において、ターレットパンチプレス機
13を使用して、フランジ代を折曲加工している。プレ
ス工程は、表面パネル1に開口された長方形の開口窓2
の長辺側直線部2Aの中間を、1〜20mmピッチで位
置をずらしながらプレス加工してフランジ代3を内側に
折曲する第1プレス工程と、短辺側直線部2B及び貫通
孔6の設けられたコーナー部12をプレス加工してフラ
ンジ代3を内側に折曲する第2プレス工程と、内側に折
曲された長辺側直線部2Aのフランジ代3の歪を矯正す
る矯正工程とからなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのフラッシュドアの製造方
法を例示するものであって、本発明はフラッシュドアの
製造方法を下記のものに特定しない。
【0009】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0010】本発明のフラッシュドアの製造方法は、表
面パネルの加工工程を独特の方法とする。加工された表
面パネルを組み立てる工程は、現在のフラッシュドアと
同じようにして、あるいは、これから開発される工程と
することができる。
【0011】図3に示すフラッシュドアは、両面の表面
パネル1に開口窓2を開口している。開口窓2は採光窓
で、ここにガラス板5を固定している。表面パネル1
は、周縁をドア枠(図示せず)の両面に固定してフラッ
シュドアとなっている。表面パネル1は、鉄等の金属板
の表面に、塩化ビニル等の表面シートを接着したものが
使用される。表面パネル1には、一般的には鋼板の表面
に塩化ビニル製の表面シートを接着したものが使用され
る。表面パネル1には、たとえば、厚さを0.5〜1m
mとする鉄鋼板が使用される。表面パネル1は、表面シ
ートを接着した状態で、開口窓2を開口し、また、プレ
ス加工してフランジ代3を設ける。
【0012】ドア枠の両面に固定される表面パネル1
は、対向する同じ位置に開口窓2を開口して、ここにガ
ラス板5を固定している。表面パネル1は、図4の断面
図に示すように、フランジ代3をガラス板5の表面に向
かって折り曲げて、いいかえると、フランジ代3で開口
窓2の内側面をカバーする。表面パネル1は、開口窓2
の周縁を内側に折曲してフランジ代3を設けている。表
面パネル1の開口窓2は、コーナー半径を20mm以
下、好ましくは10mm以下としている。開口窓2のコ
ーナー半径を小さくするのは、コーナー部をすっきりと
した形状に仕上げるためである。ただ、開口窓は、全て
のコーナー半径を20mm、あるいは10mm以下とす
る必要はない。
【0013】小さいコーナー半径の表面パネル1は、プ
レス加工してフランジ代3を設けるときに、コーナー部
に破断部ができる。本発明の製造方法は、コーナー部の
破断を有効に阻止するために、以下の工程で表面パネル
1を加工する。
【0014】 開口窓を開口する開口工程 表面パネル1を切断して、開口窓2を開口する。開口窓
2は、表面パネル1をレーザーで切断し、あるいは、金
型でプレスして開口される。開口窓2を設ける表面パネ
ル1は、表面に表面シートを接着している。開口窓2
は、四隅のコーナー部のコーナー半径を、約5mmとす
る。ただし、コーナー半径は、3〜20mm、好ましく
は3〜10mmとすることもできる。
【0015】 表面パネルのフランジ代のコーナー部
に貫通孔を開口する工程 図5に示すように、内側に折曲されてフランジ代3とな
るコーナー部12に、貫通孔6を開口する。貫通孔6は
プレス加工し、あるいは、レーザーで切断して開口す
る。貫通孔6は、コーナー部12の切断縁8を連結させ
る状態で開口される。すなわち、図2に示す従来のコー
ナー部に設けた切欠4のように、切断縁8には連通され
ない。図5の貫通孔6は、三日月状に開口される。貫通
孔6は、図6に示す円形、あるいは、図7に示す楕円形
とすることもできる。三日月状、あるいは楕円形の貫通
孔6は、図に示すように、曲げ線7に沿って細長い形状
に開口される。
【0016】貫通孔6は、曲げ線7までの内側幅(W
1)に対する、開口窓2の切断縁8までの外側幅(W2)
の比、すなわち、W2/W1を、0.5〜4、より好まし
くは0.8〜3、さらに好ましくは1〜2となるように
する。外側幅(W2)を広くすると、プレス加工すると
きに、貫通孔6の内側での引っ張り応力が強くなって、
貫通孔6の内側にできる破断をより有効に防止できる。
ただ、外側幅(W2)を広くするためには、貫通孔6を
曲げ線7に接近させる必要がある。貫通孔6が曲げ線7
に接近すると、内側幅(W1)が狭くなる。内側幅(W
1)の狭い表面パネル1は、貫通孔6が外部から見えや
すくなる。貫通孔6は、可能ならば表面パネル1の表面
からは見え難いのがよい。貫通孔6を見え難くするため
に、内側幅(W1)を大きくすればよい。ただ、内側幅
(W1)を広くすると、外側幅(W2)が狭くなって、コ
ーナー部が破断しやすくなる。このため、内側幅(W
1)と外側幅(W2)は、破断部と外観の両方を考慮し
て、前述の範囲に決定する。
【0017】貫通孔6の内径、とくに、曲げ線7に沿う
方向の内径(d)は、コーナー半径の1/2よりも大き
く、2倍よりも小さい。内径(d)を大きくすると、コ
ーナー部の破断をより有効に防止できる。ただ、内径
(d)が大きすぎると、折曲されたフランジ代3のコー
ナー部12に大きな隙間ができて外観を悪くする。貫通
孔6の理想的な内径(d)は、コーナー半径にほぼ等し
い。ただ、貫通孔6の内径(d)は、外観と破断される
程度とを考慮して、前述の範囲に設定することができ
る。
【0018】 表面パネルのプレス工程 プレス加工には、図8の断面図に示す金型9を使用す
る。この金型9は、開口窓2の位置に凹部9bを設けて
いる上型9Bと、開口窓2の位置に凸部9aのある下型
9Aからなる。上型9Bの凹部9bと下型9Aの凸部9
aは、その間に、表面パネル1のフランジ代3を挟んで
内側に折曲する隙間を設けている。この金型9は、下型
9Aの上に表面パネル1を載せて定位置に固定し、上型
9Bを降下させて、表面パネル1の開口窓2を内側に折
曲してフランジ代3とする。
【0019】さらに、以上の構造の金型を使用してプレ
ス加工するプレス機には、ターレットパンチプレス機を
使用する。ターレットパンチプレス機13は、図9の概
略断面図に示すように、上型9Bをセットする上タレッ
ト14と、下型9Aをセットする下タレット15と、表
面パネル1を水平の姿勢に保持するテーブル16と、表
面パネル1を所定のピッチで移送する移送手段17とを
備える。このターレットパンチプレス機13は、上タレ
ット14と下タレット15で表面パネル1を挟着する状
態でプレスし、上型9Bと下型9Aとで表面パネル1を
所定の形状にプレス加工する。テーブル16の上面に供
給される表面パネル1は、端縁を移送手段17のクラン
プ18で挟着保持されて、水平の姿勢で所定のピッチだ
け移送される。
【0020】[第1プレス工程]図10に示すように、
表面パネル1に開口された長方形の開口窓2の長辺側直
線部2Aの中間を、複数の領域に分割して、所定のピッ
チで位置をずらしながらプレス加工する。表面パネル1
は、端縁がクランプ18に挟着保持されて、移送手段1
7で開口窓2の長辺側直線部2Aと平行な方向に移送さ
れる。表面パネル1の移送ピッチは、小さすぎるとプレ
スする回数が多くなって、成形にかかる時間が長くな
る。逆に、移送ピッチを大きくするには、大きな金型を
必要とし、設備コストが高くなる。したがって、表面パ
ネルの移送ピッチは、プレス回数と金型の大きさとを考
慮して最適値に設定される。表面パネル1の移送ピッチ
は、約5mmとする。ただ、表面パネル1の移送ピッチ
は、1〜20mm、好ましくは、3〜10mm、最適に
は、4〜6mmとすることができる。
【0021】表面パネル1は、たとえば、図10の矢印
で示すように、右端のコーナー部12近傍から左端のコ
ーナー部12の近傍まで、所定のピッチで位置をずらし
ながら順にプレス加工される。ただ、本発明は、開口窓
2の長辺側直線部2Aを分割してプレスする順番を上記
に特定しない。表面パネルは、開口窓の長辺側直線部
を、中央部から端部に向かって所定のピッチで位置をず
らしながらプレスすることもできる。
【0022】第1プレス工程に使用する金型9を図11
と図12の斜視図に示す。図11は下型9Aを、図12
は上型9Bを示している。下型9Aは、図11に示すよ
うに、上面の中央に凸部9aを有する。ただ、この図
は、凸部9aの形状を分かりやすくするために、凸部9
aが突出した状態を示している。通常、下型9Aは、図
8に示すように、凸部9aの外側にある上下台19が弾
性体20で押し出されて上昇位置にあり、凸部9aが突
出しない状態にある。下型9Aの凸部9aは、上型9B
を降下させてプレスするときに、上下台19が降下して
突出する。
【0023】図11に示す下型9Aの凸部9aは、中央
部の幅を、フランジ代3が折曲された開口窓2の開口幅
とほぼ等しくしている。この下型9Aは、互いに平行に
向かい合う長辺側直線部2Aを、1回のプレスで同時に
折曲できる。さらに、凸部9aは、両端に向かって次第
に幅が狭くなる形状として、その平面形状を舟形とする
と共に、両端に対して中央部を山形に突出する形状とし
て、両端に向かって傾斜面を設けている。この構造の凸
部9aは、図13と図14に示すように、プレスすると
きに、山形の中央部から両端部に向かって、フランジ代
3にかかる力を徐々に小さくしながら、無理なく折曲で
きる特長がある。
【0024】上型9Bは、図12に示すように、下面の
中央部に凹部9bを有する。凹部9bは、開口縁が平行
に延長された溝型に成形されている。凹部9bは、図1
1に示す下型9Aの凸部9aを挿入できる深さと幅を有
する。さらに、図に示す上型9Bは、凹部9bの両端を
上型9Bの側面まで延長して開口している。このよう
に、両端が開口された凹部9bは、表面パネル1を所定
のピッチで移送しても、図15に示すように、折曲加工
されたフランジ代3を上型9Bの下面に当接させること
なく溝内に案内できる特長がある。
【0025】以上の金型9でプレスされる表面パネル1
は、図15の矢印で示すように、所定のピッチで移送さ
れながら次々とプレスされて長辺側直線部2Aにフラン
ジ代3が成形される。表面パネル1は、開口窓2のコー
ナー部12を除く長辺側直線部2Aの全体にわたって、
内側に折曲されたフランジ代3が形成される。
【0026】ターレットパンチプレス機13は、たとえ
ば、1秒間に2〜4回の頻度で表面パネル1をプレスし
ながら移送する。したがって、開口窓2の長辺側直線部
2Aの全長が1500mmの表面パネル1をプレス加工
する場合、表面パネル1の移送ピッチを5mm、ターレ
ットパンチプレス機13のパンチ頻度を1秒間に3回と
すると、合計300ヒットして、約2分でプレス加工で
きる。ただ、表面パネル1の移送ピッチとターレットパ
ンチプレス機13のパンチ頻度とヒット回数は、開口窓
2の全長に応じて種々の変更をすることができる。この
ように、小ピッチで多数回の曲げ加工を行う方法は、全
長が長い開口窓2であっても、長くて特別な金型を使用
することなく、小型の金型を使用して簡単かつ低コスト
に、しかも短時間でプレス加工できる特長がある。
【0027】開口窓2の長辺側直線部2Aが折曲されて
フランジ代3が形成された表面パネル1を図16に示
す。この図に示すように、長辺側直線部2Aが折曲され
てフランジ代3が形成された表面パネル1は、フランジ
代3が形成された部分と、折曲されていないコーナー部
12との間の部分が、捻れた状態で引き延ばされてい
る。この部分は、第2プレス工程において、コーナー部
12をプレス成形するときに、切断縁8にかかる内部応
力を小さくする働きがある。したがって、切断縁8をス
ムーズに引き延ばして延長させて、フランジ代3のコー
ナー部12を無理なく内側に折曲できる特長がある。
【0028】[第2プレス工程]表面パネル1に開口さ
れた長方形の開口窓2の短辺側直線部2Bと、貫通孔6
の開口されたコーナー部12を、開口窓2に沿ってプレ
ス加工して、内側に折曲してフランジ代3を設ける。表
面パネル1は、開口窓2のコーナー半径を約5mmとす
るようにプレス加工して、内側に折曲されたフランジ代
3を設ける。コーナー半径は、3〜20mm、好ましく
は、3〜10mmとすることもできる。
【0029】第2プレス工程に使用する金型9を図17
と図18の斜視図に示す。図17は下型9Aを、図18
は上型9Bを示している。下型9Aは、図17に示すよ
うに、上面の中央に凸部9aを有する。ただ、この図
も、凸部9aの形状を分かりやすくするために、凸部9
aが突出した状態を示している。図17に示す下型9A
の凸部9aは、図において左端を、フランジ代3が折曲
された開口窓2の端部に沿う方形状とし、右端を次第に
幅が狭くなる形状としている。凸部9aは、プレス成形
される開口窓2が所定のコーナー半径となるように、方
形状の隅角を湾曲させている。さらに、凸部9aは、幅
が狭くなっている端縁に対して方形状の部分を突出させ
て、この端縁に向かって傾斜面を設けている。
【0030】上型9Bは、図18に示すように、下面の
中央部に凹部9bを有する。凹部9bは、開口縁がコ字
状に開口された溝型に成形されており、一端を上型9B
の側面まで延長して開口している。凹部9bは、図17
に示す下型9Aの凸部9aを挿入できる深さと幅を有す
る。この形状の上型9Bは、凹部9bの開口されない側
を、短辺側直線部2Bを折曲する部分としている。上型
9Bは、この部分に、下型9Aの凸部9aの方形状の部
分が挿入されて、短辺側直線部2Bと、貫通孔6の開口
されたコーナー部12を図19と図20に示すようにプ
レス加工して、フランジ代3を内側に折曲する。図に示
す凹部9bは、開口窓2のコーナー部12を成形する隅
角を直角に成形しているが、凹部は、隅角を、プレス成
形される開口窓が所定のコーナー半径となるように湾曲
させることもできる。
【0031】以上の金型9で折曲されたフランジ代3の
コーナー部12は、図21に示すように、切断縁8が切
り離される。ただ、本発明の製法は、従来のようにフラ
ンジ代3の切断縁8を切断した状態で表面パネル1をプ
レスするのではない。表面パネル1は、プレスされると
きに、切断縁8が伸びる。伸びるときに切断縁8に内部
応力が作用する。切断縁8が伸びて、それ以上は伸びる
ことができない状態になって初めてこの部分が切断され
る。切断されるまでは、切断縁8は連結された状態にあ
って、切断縁8に引張応力が働く。切断縁8に作用する
引張応力は、フランジ代3のコーナー部12を引き伸ば
す作用をする。コーナー部12が引き伸ばされ、それ以
上伸びない状態で、切断縁8が切断される。切断縁8
は、限界まで切断されずにコーナー部12を引き延ば
し、限界を越えたときに切断される。このように、切断
縁8の引張応力がコーナー部12を限界まで伸長する。
【0032】従来の、切断縁8に開口する切欠4を設け
ている表面パネル1をプレス加工して、内側に折曲する
とき、折曲されるフランジ代3は、始めから切断縁8を
切断しているので、切断縁8に引張応力は作用しない。
内側に折曲されるフランジ代3は、内側に折曲されるに
したがって切欠4が拡開される。切欠4が拡開される
と、フランジ代3のコーナー部に、局部的に大きな引張
応力が作用する。とくに、コーナー部に切欠4を設けて
いるフランジ代3は、コーナー部の幅が狭くなっている
ので、幅の狭いフランジ代3のコーナー部に集中して、
局部的に極めて大きな引張応力が作用する。ここに集中
して働く引張応力は、フランジ代3のコーナー部を破断
させる。このため、コーナー部に切欠4を設けた表面パ
ネル1は、小さいコーナー半径で切欠4すると、切欠4
からさらに破断部が表面に向かって伸びるのを阻止でき
ない。
【0033】本発明の製造方法は、コーナー部12に貫
通孔6を設けているが、切断縁8を切り離さない連結状
態で、プレス加工してフランジ代3を内側に折曲する。
このため、フランジ代3を内側に折曲するときに働く引
張応力を、フランジ代3のコーナー部12に集中させる
ことがない。さらに、連結された切断縁8を限界まで伸
長させてからフランジ代3を内側に折曲するので、切断
縁8が切断されるまでは、切断縁8に作用する引張応力
でもって、コーナー部12の破断を阻止する。切欠4を
設けた表面パネル1のように、フランジ代3を内側に折
曲し始める最初から、フランジ代3のコーナー部に集中
して破断力が作用しない。さらに、フランジ代3の切断
縁8が限界まで伸びて破断された後は、この破断が曲げ
線7に向かって進行するのが貫通孔6で阻止される。こ
のため、本発明の製法は、フランジ代3のコーナー部1
2に発生する破断部が、貫通孔6からさらに内側に進行
するのを確実に阻止する。
【0034】さらに、本発明の製造方法は、フランジ代
のコーナー部に貫通孔を開口する工程において、貫通孔
の周縁を内側に折曲させて、補強リブを設けることもで
きる。図22に示す貫通孔6は、貫通孔6の周縁であっ
て曲げ線7に接近する部分を、曲げ線7に沿って折曲し
て補強リブ10を設けている。補強リブ10は、たとえ
ば、プレス加工によって、周縁を折曲して設けられる。
この位置に補強リブ10を有する貫通孔6は、表面パネ
ル1をプレス加工して折曲されたフランジ3を設けると
きに、フランジ代3のコーナー部に破断が発生するの
を、さらに有効に防止できる特長がある。それは、最も
破断が発生しやすい部分が、補強リブ10によって補強
されているからである。さらに、破断し難いコーナー部
は、内側幅(W1)を広くして外観を良くできる特長も
備える。
【0035】さらに、本発明の製造方法は、図23に示
すように、貫通孔6の周縁全体を折曲して補強リブ10
を設けることもできる。この構造の貫通孔6は、全体が
補強リブ10で補強されているので、フランジ代3のコ
ーナー部に破断が発生するのを有効に防止できることに
加えて、切断縁8に作用する引張応力で、コーナー部が
引き伸ばされて切断される限界点を、さらに延長できる
特長がある。このため、内側幅(W1)を広く、外側幅
(W2)を狭くして、コーナー部を破断し難くし、しか
も外観を良くできる特長がある。
【0036】さらに、図22と図23に示す補強リブ1
0は、貫通孔6の周縁を、表面パネル1の表側から裏側
に折曲して設けている。これらの補強リブ10は、貫通
孔6の周縁の折曲部6aが湾曲面となって、鋭利な切断
面とならない。したがって、表面パネル1をプレス加工
して、折曲されたフランジ3を設けたときに、貫通孔6
の曲げ線7に接近する部分であって、表面パネル1の表
面から見える部分の外観を良くできる特長も備える。
【0037】[矯正工程]第1プレス工程と第2プレス
工程を経て折り曲げ加工された開口窓2のフランジ代3
の歪を矯正する。フランジ代3が成形された表面パネル
1は、第1プレス工程において、小ピッチで位置をずら
しながら多数回にわたってプレス加工されているので、
長辺側直線部2Aのフランジ代3に波打ち状態の歪が生
じる。この工程では、成形されたフランジ代3の波打ち
状態の歪を矯正して平らにする。フランジ代3の歪は、
たとえば、ハンマー等でたたいて矯正する。歪の生じた
フランジ代3は、表面に平らな板や台を当接させた状態
で、裏側からハンマー等でたたいて平らにできる。この
ようにして、フランジ代3の歪が矯正された表面パネル
は、この部分の外観を良くして、さらに商品価値を高め
ることができる特長がある。
【0038】 フランジ代の設けられた表面パネルを
ドア枠に固定する工程 プレス加工してフランジ代3を内側に折曲した表面パネ
ル1は、開口窓2にガラス板5を挟着してドア枠に固定
されてフラッシュドアとなる。表面パネル1は、フラン
ジ代3で直接にガラス板5を挟着することも、あるい
は、挟着部材を介してガラス板を挟着することもでき
る。
【0039】挟着部材を介してガラス板を挟着するフラ
ッシュドアを図24に示す。この図に示すフラッシュド
アは、フランジ代3とガラス板5との境界に、挟着部材
であるパッキンゴム11を介在させて、表面パネル1で
ガラス板5を挟着している。図に示すドアは、2枚のパ
ッキンゴム11でガラス板5を挟着して、開口窓2の所
定の位置にガラス板5を配置している。パッキンゴム1
1は、開口窓2とほぼ等しい大きさの枠形状に成形され
ている。さらに、パッキンゴム11は、表面パネル1の
表面方向へ延長されて、フランジ代3の表面を被覆して
いる。このように、挟着部材であるパッキンゴム11を
介してガラス板5を配設するフラッシュドアは、ガラス
板5の位置ずれやがたつきを有効に防止できると共に、
この部分から内部に雨水等が侵入するのを阻止できる特
長がある。
【0040】さらに、このフラッシュドアは、挟着部材
であるパッキンゴム11で、開口窓2の内側面であるフ
ランジ代3の表面を被覆しているので、コーナー部を含
む開口窓2全体の外観を良くできる特長がある。とく
に、本発明の製造方法では、フランジ代3のコーナー部
の破断が有効に防止されるので、パッキンゴム11のフ
ランジ代3を被覆する部分を短くして、外観を良くでき
る特長もある。
【0041】
【発明の効果】本発明のフラッシュドアの製造方法は、
開口窓のコーナー半径を小さくして、コーナー部の破断
部が表面近くまで延長されるのを有効に阻止できる特長
がある。それは、本発明の製造方法が、表面パネルのフ
ランジ代となるコーナー部の切断縁を連結させる状態で
貫通孔を開口し、この状態に加工された表面パネルをプ
レス加工して、内側に折曲されたフランジ代を設けてい
るからである。切断縁を連結する状態でプレス加工され
る表面パネルは、折曲されるにしたがって、フランジ代
のコーナー部に引張応力が作用する。引張応力は、貫通
孔の内側と外側に分散される。貫通孔の外側、すなわ
ち、コーナー部の切断縁の部分に作用する引張応力は、
コーナー部の切断縁部分を限界まで伸長して、貫通孔の
内側に作用する引張応力を少なくして、ここの破断を防
止する。切断縁は、限界まで切断されずにコーナー部を
引き延ばし、限界を越えたときに切断される。切断縁が
限界を越えて破断した後は、貫通孔で破断の進行が阻止
される。このため、コーナー部の破断部が表面近くまで
延長されるのを有効に阻止できる
【0042】さらに、本発明のフラッシュドアの製造方
法は、長さの異なる開口窓であっても、簡単かつ容易に
プレス加工して折曲されたフランジ代を設けることがで
きる特長がある。それは、本発明の製造方法が、表面パ
ネルに開口された長方形の開口窓の長辺側直線部の中間
を、1〜20mmピッチで位置をずらしながらプレス加
工して内側にフランジ代を折曲する第1プレス工程と、
短辺側直線部及び貫通孔の設けられたコーナー部をプレ
ス加工してフランジ代を内側に折曲する第2プレス工程
とでプレス加工しているからである。第1プレス工程で
開口窓の長辺側直線部を小ピッチでプレス加工する製造
方法は、フランジ代を設ける開口窓の全長に応じて、プ
レスする回数を種々に変更して折曲加工できる。このこ
とは、開口窓の長さに応じた複数種の大きな金型を必要
とせず、いいかえると1つの小形の金型で種々の長さの
開口窓に応じて簡単にプレス加工できる。このため、金
型にかかる設備コストを低減し、種々の長さの開口窓で
あっても、低コストにプレス加工して、フラッシュドア
を安価に製造できる特長がある。
【0043】さらに、本発明のフラッシュドアの製造方
法は、第1プレス工程で、開口窓の長辺側直線部を折曲
してフランジ代を形成するので、フランジ代が形成され
た部分と、折曲されていないコーナー部との間の部分
を、捻れた状態で引き延ばしできる特長がある。この部
分は、第2プレス工程において、コーナー部をプレス成
形するときに、コーナー部の切断縁に作用する内部応力
を小さくできる。このため、本発明の製造方法は、切断
縁をスムーズに引き延ばして延長させて、コーナー部を
無理なく内側に折曲してフランジ代を設けることがで
き、コーナー部の破断部が表面近くまで延長されるのを
有効に阻止できる特長がある。
【0044】さらに、本発明のフラッシュドアの製造方
法は、プレス工程において、ターレットパンチプレス機
を使用して、フランジ代を折曲加工しているので、複雑
で設備コストの高いプレス機を使用することなく、簡単
かつ安価に、しかも、短時間で能率よく加工できる特長
がある。とくに、本発明の製造方法は、第1プレス工程
において、開口窓の長辺側直線部の中間を、1〜20m
mピッチで位置をずらしながらプレス加工することで種
々の長さの開口窓に対応できるので、小型の金型を使用
して、ターレットパンチプレス機で理想的にプレス加工
できる。
【0045】さらにまた、本発明のフラッシュドアの製
造方法は、第1プレス工程で内側に折曲された長辺側直
線部のフランジ代の歪を、矯正工程で矯正しているの
で、折曲されたフランジ代を平らにして外観を良くし、
さらに高品質なフラッシュドアを製造できる特長があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の方法で製造されたフラッシュドアの一部
拡大斜視図
【図2】従来の他の製造方法にかかるフランジ代のコー
ナー部に設けた切欠を示す平面図
【図3】本発明の実施例の製造方法で製造されるフラッ
シュドアの斜視図
【図4】図3に示すフラッシュドアの断面図
【図5】フランジ代のコーナー部に開口する貫通孔の一
例を示す平面図
【図6】フランジ代のコーナー部に開口する貫通孔の他
の一例を示す平面図
【図7】フランジ代のコーナー部に開口する貫通孔の他
の一例を示す平面図
【図8】表面パネルをプレス加工する工程を示す断面図
【図9】本発明の実施例の製造方法に使用するターレッ
トパンチプレス機の概略断面図
【図10】表面パネルの開口窓を示す平面図
【図11】第1プレス工程に使用する金型の下型を示す
斜視図
【図12】第1プレス工程に使用する金型の上型を示す
斜視図
【図13】第1プレス工程で表面パネルをプレス加工す
る状態を示す断面図
【図14】第1プレス工程で表面パネルをプレス加工す
る状態を示す断面図
【図15】第1プレス工程で表面パネルをプレス加工す
る状態を示す断面図
【図16】第1プレス工程でプレス加工された表面パネ
ルの開口窓を示す斜視図
【図17】第2プレス工程に使用する金型の下型を示す
斜視図
【図18】第2プレス工程に使用する金型の上型を示す
斜視図
【図19】第2プレス工程で表面パネルをプレス加工す
る状態を示す断面図
【図20】第2プレス工程で表面パネルをプレス加工す
る状態を示す断面図
【図21】第2プレス工程でプレス加工された表面パネ
ルのフランジ代のコーナー部を示す斜視図
【図22】本発明の他の実施例にかかるフランジ代のコ
ーナー部に開口する貫通孔に補強リブを設けた状態を示
す一部断面斜視図
【図23】補強リブを有する貫通孔の他の一例を示す断
面図
【図24】挟着部材を介してガラス板を挟着するフラッ
シュドアの断面図
【符号の説明】
1…表面パネル 2…開口窓 2A…長辺側直線部 2B…
短辺側直線部 3…フランジ代 4…切欠 5…ガラス板 6…貫通孔 6a…折曲部 7…曲げ線 8…切断縁 9…金型 9A…下型 9B…
上型 9a…凸部 9b…凹部 10…補強リブ 11…パッキンゴム 12…コーナー部 13…ターレットパンチプレス機 14…上タレット 15…下タレット 16…テーブル 17…移送手段 18…クランプ 19…上下台 20…弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E06B 3/70 E06B 3/70 Z // B21D 28/36 B21D 28/36 Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 28/10 B21D 19/08 B21D 19/10 B21D 28/00 B21D 53/74 E06B 3/70 B21D 28/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の表面パネル(1)に長方形の開口
    窓(2)を開口する開口工程と、開口窓(2)のコーナー部(1
    2)であって、フランジ代(3)となる部分に位置し、か
    つ、コーナーの切断縁(8)を連結させる状態で貫通孔(6)
    を開口する工程と、表面パネル(1)を開口窓(2)に沿って
    プレス加工して、コーナー半径が20mm以下となるよ
    うに内側に折曲してフランジ代(3)を設けるプレス工程
    と、フランジ代(3)の設けられた表面パネル(1)をドア枠
    に固定する工程とからなるフラッシュドアの製造方法で
    あって、 プレス工程に、ターレットパンチプレス機(13)を使用し
    て、フランジ代を折曲加工しており、 プレス工程が、表面パネル(1)に開口された長方形の開
    口窓(2)の長辺側直線部(2A)の中間を、1〜20mmピ
    ッチで位置をずらしながらプレス加工してフランジ代
    (3)を内側に折曲する第1プレス工程と、短辺側直線部
    (2B)及び貫通孔(6)の設けられたコーナー部(12)をプレ
    ス加工してフランジ代(3)を内側に折曲する第2プレス
    工程と、内側に折曲された長辺側直線部(2A)のフランジ
    代(3)の歪を矯正する矯正工程とからなることを特徴と
    するフラッシュドアの製造方法。
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