JP2857389B1 - フラッシュドアの製造方法 - Google Patents
フラッシュドアの製造方法Info
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Abstract
ー部の破断部が表面近くまで延長されるのを有効に阻止
する。開口窓の内面をすっきりと美しい外観に仕上げ
る。 【解決手段】 フラッシュドアの製造方法は、金属製の
表面パネル1に開口窓2を開口する開口工程と、表面パ
ネル1を開口窓2に沿ってプレス加工して、コーナー半
径が20mm以下となるように内側に折曲してフランジ
代3を設けるプレス工程と、フランジ代3の設けられた
表面パネル1をドア枠に固定する工程とからなる。さら
に、フラッシュドアの製造方法は、プレス加工する前工
程で、フランジ代3のコーナー部に位置し、かつ、コー
ナーの切断縁8を連結させる状態で貫通孔6を開口す
る。貫通孔6の設けられた表面パネル1をプレス加工し
て、内側に折曲されたフランジ代3を設ける。
Description
窓を設けているフラッシュドアの製造方法に関する。
アは、表面パネルを開口窓に沿って内側に折曲して、す
っきりと美しい外観にできる。この構造のフラッシュド
アは、金属板である表面パネルに開口窓を開口し、開口
窓に沿って内側に折曲してフランジ代を設ける。図1
は、開口窓2に沿ってフランジ代3を設けた表面パネル
1を示している。この表面パネル1は、開口窓2を開口
した後、プレス加工して、開口窓2の周縁を内側に折曲
してフランジ代3を設ける。プレス加工して設けられる
フランジ代3は、図1の拡大図に示すように、コーナー
部で破断されてしまう。破断部は、コーナー部の曲げ線
7の近くまで接近して、フラッシュドアの外観を悪くす
る。
うに、フランジ代3のコーナー部に、先端に丸みのある
切欠4を設けてプレス加工する技術が開発されている
(特公平5−43037号公報)。この公報に記載され
る方法は、開口窓2の周縁をプレス加工して内側に折曲
するときに、フランジ代3のコーナー部に設けた切欠4
で、コーナー部が破断するのを防止する。
示す切欠4では、開口窓2の周縁を内側に切欠するとき
に、コーナー部が破断するのを有効に防止できない。と
くに、コーナー半径を小さくすると、コーナー部の破断
を阻止できなくなり、破断部がコーナー部の曲げ線の近
くまで、すなわち表面パネルの表面近くまで延長され
て、フラッシュドアの外観を悪くする弊害がある。破断
部を隠すために、開口窓の内側に装飾用の枠を固定し、
あるいは、ここにパテ等を塗って表面仕上げする必要が
ある。この構造のフラッシュドアは、製造に手間がかか
り、また、開口窓の内面をすっきりと美しい外観に仕上
げることができない欠点がある。
を目的に開発されたものである。本発明の重要な目的
は、開口窓のコーナー半径を小さくして、コーナー部の
破断部が表面近くまで延長されるのを有効に阻止できる
フラッシュドアの製造方法を提供することにある。
の製造方法は、金属製の表面パネル1に開口窓2を開口
する開口工程と、表面パネル1を開口窓2に沿ってプレ
ス加工して、コーナー半径が20mm以下となるように
内側に折曲してフランジ代3を設けるプレス工程と、フ
ランジ代3の設けられた表面パネル1をドア枠に固定す
る工程とからなる。
アの製造方法は、プレス加工する前工程で、フランジ代
3のコーナー部に位置し、かつ、コーナーの切断縁8を
連結させる状態で貫通孔6を開口する。貫通孔6は、フ
ランジ代3の切断縁8まで延長される切欠4のように設
けるのではない。貫通孔6を設けた、折曲前のフランジ
代3となる部分は、切断縁8が切断されずに連結された
状態となっている。この状態で、貫通孔6を設けた表面
パネル1がプレス加工されて、内側に折曲されたフラン
ジ代3が設けられる。
い楕円形あるいは三日月状とすることができる。
方法は、貫通孔6を開口する工程において、貫通孔6の
周縁であって曲げ線7に接近する部分を、曲げ線7に沿
って折曲して補強リブ10を設けている。補強リブ10
は、表面パネル1をプレス加工して内側に折曲するフラ
ンジ代3を設けるときに、フランジ代3のコーナー部が
破断するのを有効に防止する。
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するためのフラッシュドアの製造方
法を例示するものであって、本発明はフラッシュドアの
製造方法を下記のものに特定しない。
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
面パネルの加工工程を独特の方法とする。加工された表
面パネルを組み立てる工程は、現在のフラッシュドアと
同じようにして、あるいは、これから開発される工程と
することができる。
パネル1に開口窓2を開口している。開口窓2は採光窓
で、ここにガラス板5を固定している。表面パネル1
は、周縁をドア枠(図示せず)の両面に固定してフラッ
シュドアとなっている。表面パネル1は、鉄等の金属板
の表面に、塩化ビニル等の表面シートを接着したものが
使用される。表面パネル1には、一般的には鋼板の表面
に塩化ビニル製の表面シートを接着したものが使用され
る。表面パネル1には、たとえば、厚さを0.5〜1m
mとする鉄鋼板が使用される。表面パネル1は、表面シ
ートを接着した状態で、開口窓2を開口し、また、プレ
ス加工してフランジ代3を設ける。
は、対向する同じ位置に開口窓2を開口して、ここにガ
ラス板5を固定している。表面パネル1は、図4の断面
図に示すように、フランジ代3をガラス板5の表面まで
延長するようにして、いいかえると、フランジ代3で開
口窓2の内側面をカバーする。表面パネル1は、開口窓
2の周縁を内側に折曲してフランジ代3を設けている。
表面パネル1の開口窓2は、コーナー半径を20mm以
下、好ましくは10mm以下としている。開口窓2のコ
ーナー半径を小さくするのは、コーナー部をすっきりと
した形状に仕上げるためである。ただ、開口窓は、全て
のコーナー半径を20mm、あるいは10mm以下とす
る必要はない。
レス加工してフランジ代3を設けるときに、コーナー部
に破断部ができる。本発明の製造方法は、コーナー部の
破断を有効に阻止するために、以下の工程で表面パネル
1を加工する。
2は、表面パネル1をレーザーで切断し、あるいは、金
型9でプレスして開口される。開口窓2を設ける表面パ
ネル1は、表面に表面シートを接着している。開口窓2
は、四隅のコーナー部のコーナー半径を、約5mmとす
る。ただし、コーナー半径は、3〜20mm、好ましく
は3〜10mmとすることもできる。
に貫通孔を開口する工程 図5に示すように、内側に折曲されてフランジ代3とな
るコーナー部に、貫通孔6を開口する。貫通孔6はプレ
ス加工し、あるいは、レーザーで切断して開口する。貫
通孔6は、コーナー部の切断縁8を連結させる状態で開
口される。すなわち、図2に示す従来のコーナー部に設
けた切欠4のように、切断縁8には連通されない。図5
の貫通孔6は、三日月状に開口される。貫通孔6は、図
6に示す円形、あるいは、図7に示す楕円形とすること
もできる。三日月状、あるいは楕円形の貫通孔6は、図
に示すように、曲げ線7に沿って細長い形状に開口され
る。
1)に対する、開口窓2の切断縁8までの外側幅(W2)
の比、すなわち、W2/W1を、0.5〜4、より好まし
くは0.8〜3、さらに好ましくは1〜2となるように
する。外側幅(W2)を広くすると、プレス加工すると
きに、貫通孔6の内側での引っ張り応力が強くなって、
貫通孔6の内側にできる破断をより有効に防止できる。
ただ、外側幅(W2)を広くするためには、貫通孔6を
曲げ線7に接近させる必要がある。貫通孔6が曲げ線7
に接近すると、内側幅(W1)が狭くなる。内側幅(W
1)の狭い表面パネル1は、貫通孔6が外部から見えや
すくなる。貫通孔6は、可能ならば表面パネル1の表面
からは見え難いのがよい。貫通孔6を見え難くするため
に、内側幅(W1)を大きくすればよい。ただ、内側幅
(W1)を広くすると、外側幅(W2)が狭くなって、コ
ーナー部が破断しやすくなる。このため、内側幅(W
1)と外側幅(W2)は、破断部と外観の両方を考慮し
て、前述の範囲に決定する。
方向の内径(d)は、コーナー半径の1/2よりも大き
く、2倍よりも小さい。内径(d)を大きくすると、コ
ーナー部の破断をより有効に防止できる。ただ、内径
(d)が大きすぎると、折曲されたフランジ代3のコー
ナー部に大きな隙間ができて外観を悪くする。貫通孔6
の理想的な内径(d)は、コーナー半径にほぼ等しい。
ただ、貫通孔6の内径(d)は、外観と破断される程度
とを考慮して、前述の範囲に設定することができる。
てプレス加工して、内側に折曲してフランジ代3を設け
る。表面パネル1は、開口窓2のコーナー半径を約5m
mとするようにプレス加工して、内側に折曲されたフラ
ンジ代3を設ける。コーナー半径は、3〜20mm、好
ましくは、3〜10mmとすることもできる。
を使用する。この金型9は、開口窓2の位置に凹部9b
を設けている上型9Bと、開口窓2の位置に凸部9aの
ある下型9Aからなる。上型9Bの凹部9bと下型9A
の凸部9aは、その間に、表面パネル1のフランジ代3
を挟んで内側に折曲する隙間を設けている。この金型9
は、下型9Aの上に表面パネル1を載せて定位置に固定
し、上型9Bを降下させて、表面パネル1の開口窓2を
内側に折曲してフランジ代3とする。
ー部は、図9に示すように、切断縁8が切り離される。
ただ、本発明の製法は、従来のようにフランジ代3の切
断縁8を切断した状態で表面パネル1をプレスするので
はない。表面パネル1は、プレスされるときに、切断縁
8が伸びる。伸びるときに切断縁8に内部応力が作用す
る。切断縁8が伸びて、それ以上は伸びることができな
い状態になって初めてこの部分が切断される。切断され
るまでは、切断縁8は連結された状態にあって、切断縁
8に引張応力が働く。切断縁8に作用する引張応力は、
フランジ代3のコーナー部を引き伸ばす作用をする。コ
ーナー部が引き伸ばされ、それ以上伸びない状態で、切
断縁8が切断される。切断縁8は、限界まで切断されず
にコーナー部を引き延ばし、限界を越えたときに切断さ
れる。このように、切断縁8の引張応力がコーナー部を
限界まで伸長する。
ている表面パネル1をプレス加工して、内側に折曲する
とき、折曲されるフランジ代3は、始めから切断縁8を
切断しているので、切断縁8に引張応力は作用しない。
内側に折曲されるフランジ代3は、内側に折曲されるに
したがって切欠4が拡開される。切欠4が拡開される
と、フランジ代3のコーナー部に、局部的に大きな引張
応力が作用する。とくに、コーナー部に切欠4を設けて
いるフランジ代3は、コーナー部の幅が狭くなっている
ので、幅の狭いフランジ代3のコーナー部に集中して、
局部的に極めて大きな引張応力が作用する。ここに集中
して働く引張応力は、フランジ代3のコーナー部を破断
させる。このため、コーナー部に切欠4を設けた表面パ
ネル1は、小さいコーナー半径で切欠4すると、切欠4
からさらに破断部が表面に向かって伸びるのを阻止でき
ない。
設けているが、切断縁8を切り離さない連結状態で、プ
レス加工してフランジ代3を内側に折曲する。このた
め、フランジ代3を内側に折曲するときに働く引張応力
を、フランジ代3のコーナー部に集中させることがな
い。さらに、連結された切断縁8を限界まで伸長させて
からフランジ代3を内側に折曲するので、切断縁8が切
断されるまでは、切断縁8に作用する引張応力でもっ
て、コーナー部の破断を阻止する。切欠4を設けた表面
パネル1のように、フランジ代3を内側に折曲し始める
最初から、フランジ代3のコーナー部に集中して破断力
が作用しない。さらに、フランジ代3の切断縁8が限界
まで伸びて破断された後は、この破断が曲げ線7に向か
って進行するのが貫通孔6で阻止される。このため、本
発明の製法は、フランジ代3のコーナー部に発生する破
断部が、貫通孔6からさらに内側に進行するのを確実に
阻止する。
のコーナー部に貫通孔を開口する工程において、貫通孔
の周縁を内側に折曲させて、補強リブを設けることもで
きる。図10に示す貫通孔6は、貫通孔6の周縁であっ
て曲げ線7に接近する部分を、曲げ線7に沿って折曲し
て補強リブ10を設けている。補強リブ10は、たとえ
ば、プレス加工によって、周縁を折曲して設けられる。
この位置に補強リブ10を有する貫通孔6は、表面パネ
ル1をプレス加工して折曲されたフランジ3を設けると
きに、フランジ代3のコーナー部に破断が発生するの
を、さらに有効に防止できる特長がある。それは、最も
破断が発生しやすい部分が、補強リブ10によって補強
されているからである。さらに、破断し難いコーナー部
は、内側幅(W1)を広くして外観を良くできる特長も
備える。
すように、貫通孔6の周縁全体を折曲して補強リブ10
を設けることもできる。この構造の貫通孔6は、全体が
補強リブ10で補強されているので、フランジ代3のコ
ーナー部に破断が発生するのを有効に防止できることに
加えて、切断縁8に作用する引張応力で、コーナー部が
引き伸ばされて切断される限界点を、さらに延長できる
特長がある。このため、内側幅(W1)を広く、外側幅
(W2)を狭くして、コーナー部を破断し難くし、しか
も外観を良くできる特長がある。
0は、貫通孔6の周縁を、表面パネル1の表側から裏側
に折曲して設けている。これらの補強リブ10は、貫通
孔6の周縁の折曲部6aが湾曲面となって、鋭利な切断
面とならない。したがって、表面パネル1をプレス加工
して、折曲されたフランジ3を設けたときに、貫通孔6
の曲げ線7に接近する部分であって、表面パネル1の表
面から見える部分の外観を良くできる特長も備える。
ドア枠に固定する工程 プレス加工してフランジ代3を内側に折曲した表面パネ
ル1は、開口窓2にガラス板5を挟着してドア枠に固定
されてフラッシュドアとなる。表面パネル1は、フラン
ジ代3で直接にガラス板5を挟着することも、あるい
は、挟着部材を介してガラス板を挟着することもでき
る。
ッシュドアを図12に示す。この図に示すフラッシュド
アは、フランジ代3とガラス板5との境界に、挟着部材
であるパッキンゴム11を介在させて、表面パネル1で
ガラス板5を挟着している。図に示すドアは、2枚のパ
ッキンゴム11でガラス板5を挟着して、開口窓2の所
定の位置にガラス板5を配置している。パッキンゴム1
1は、開口窓2とほぼ等しい大きさの枠形状に成形され
ている。さらに、パッキンゴム11は、表面パネル1の
表面方向へ延長されて、フランジ代3の表面を被覆して
いる。このように、挟着部材であるパッキンゴム11を
介してガラス板5を配設するフラッシュドアは、ガラス
板5の位置ずれやがたつきを有効に防止できると共に、
この部分から内部に雨水等が侵入するのを阻止できる特
長がある。
であるパッキンゴム11で、開口窓2の内側面であるフ
ランジ代3の表面を被覆しているので、コーナー部を含
む開口窓2全体の外観を良くできる特長がある。とく
に、本発明の製造方法では、フランジ代3のコーナー部
の破断が有効に防止されるので、パッキンゴム11のフ
ランジ代3を被覆する部分を短くして、外観を良くでき
る特長もある。
開口窓のコーナー半径を小さくして、コーナー部の破断
部が表面近くまで延長されるのを有効に阻止できる特長
がある。それは、本発明の製法が、プレス加工する前工
程で、表面パネルのフランジ代となるコーナー部の切断
縁を連結させる状態で貫通孔を開口し、この状態に加工
された表面パネルをプレス加工して、内側に折曲された
フランジ代を設けているからである。切断縁を連結する
状態でプレス加工される表面パネルは、折曲されるにし
たがって、フランジ代のコーナー部に引張応力が作用す
る。引張応力は、貫通孔の内側と外側に分散される。貫
通孔の外側、すなわち、コーナー部の切断縁の部分に作
用する引張応力は、コーナー部の切断縁部分を限界まで
伸長して、貫通孔の内側に作用する引張応力を少なくし
て、ここの破断を防止する。切断縁は、限界まで切断さ
れずにコーナー部を引き延ばし、限界を越えたときに切
断される。切断縁が限界を越えて破断して後は、貫通孔
で破断の進行が阻止される。
パネルは、0.6mmの鋼板を、5mmのコーナー半径
の切断縁で内側に折曲し、フランジ代の幅を約10mm
として、貫通孔よりも内側の破断を10%に極減でき
た。ただし、貫通孔は内径(d)を2.3mmとし、内
側幅(W1)を3.0mmとした。比較のために、貫通
孔に連結してコーナー部の切断縁に連通する切欠を設け
る以外、同じようにして試作した表面パネルは、フラン
ジ代を内側に折曲した状態で、80%が貫通孔よりも内
側に破断した。
拡大斜視図
ナー部に設けた切欠を示す平面図
シュドアの斜視図
例を示す平面図
の一例を示す平面図
の一例を示す平面図
ーナー部を示す斜視図
ーナー部に開口する貫通孔に補強リブを設けた状態を示
す一部断面斜視図
面図
シュドアの断面図
上型 9a…凸部 9b…凹部 10…補強リブ 11…パッキンゴム
Claims (3)
- 【請求項1】 金属製の表面パネル(1)に開口窓(2)を開
口する開口工程と、表面パネル(1)を開口窓(2)に沿って
プレス加工して、コーナー半径が20mm以下となるよ
うに内側に折曲してフランジ代(3)を設けるプレス工程
と、フランジ代(3)の設けられた表面パネル(1)をドア枠
に固定する工程とからなるフラッシュドアの製造方法に
おいて、 プレス加工する前工程で、フランジ代(3)のコーナー部
に位置し、かつ、コーナーの切断縁(8)を連結させる状
態で貫通孔(6)を開口し、貫通孔(6)の設けられた表面パ
ネル(1)をプレス加工して内側に折曲されたフランジ代
(3)を設けることを特徴とするフラッシュドアの製造方
法。 - 【請求項2】 貫通孔(6)が、円形、曲げ線(7)に沿う細
長い楕円形あるいは三日月状の何れかである請求項1に
記載するフラッシュドアの製造方法。 - 【請求項3】 貫通孔(6)を開口する工程において、貫
通孔(6)の周縁であって曲げ線(7)に接近する部分を、曲
げ線(7)に沿って折曲して補強リブ(10)を設けることを
特徴とする請求項1に記載するフラッシュドアの製造方
法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP9248598A JP2857389B1 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | フラッシュドアの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9248598A JP2857389B1 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | フラッシュドアの製造方法 |
Publications (2)
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JP2857389B1 true JP2857389B1 (ja) | 1999-02-17 |
JPH11270244A JPH11270244A (ja) | 1999-10-05 |
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ID=14055619
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JP9248598A Expired - Fee Related JP2857389B1 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | フラッシュドアの製造方法 |
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-
1998
- 1998-03-19 JP JP9248598A patent/JP2857389B1/ja not_active Expired - Fee Related
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