JPH0246862A - 吸入器 - Google Patents
吸入器Info
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- JPH0246862A JPH0246862A JP19873388A JP19873388A JPH0246862A JP H0246862 A JPH0246862 A JP H0246862A JP 19873388 A JP19873388 A JP 19873388A JP 19873388 A JP19873388 A JP 19873388A JP H0246862 A JPH0246862 A JP H0246862A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
この発明は、例えば咽喉に薬液を吸入する際に使用され
る吸入器のノズルに関する。
る吸入器のノズルに関する。
(ロ)従来の技術
第4図(A)は、従来の吸入器を示す断面図である。
吸入器は、上部に吹出し口部91を備えたケース体92
の内部に、吹出し口部91に対応する蒸気ノズル93を
備えた給水タンク94と、この給水タンク94内の水9
4aを加熱するヒータ95と、蒸気ノズル93に対応す
る吸入液ノズル96を備えた吸入液タンク97を内蔵し
ている。前記蒸気ノズル93の基端は、給水タンク94
の蓋カバー98を介して給水タンク94内に挿入固定さ
れている。
の内部に、吹出し口部91に対応する蒸気ノズル93を
備えた給水タンク94と、この給水タンク94内の水9
4aを加熱するヒータ95と、蒸気ノズル93に対応す
る吸入液ノズル96を備えた吸入液タンク97を内蔵し
ている。前記蒸気ノズル93の基端は、給水タンク94
の蓋カバー98を介して給水タンク94内に挿入固定さ
れている。
使用に際しては、給水タンク94内に蒸気化用の水94
aを入れ、吸入液タンク97内に薬液97aを入れる。
aを入れ、吸入液タンク97内に薬液97aを入れる。
そして、給水タンク94内の水94aをヒータ95で加
熱し沸騰させる。この薄気94bは、蒸気ノズル93よ
りジェット気流となって近接する吸入液ノズル96に対
し噴射し、吸入液ノズル(吸入液パイプ96a)96に
負圧を生じさせる。これにより、吸入液タンク97内の
薬液97aが吸入液パイプ96a内を上界しく吸い上げ
られ)、気流と混合して霧化状態となって、吹出し口部
61より外方(咽喉)へ噴出する。
熱し沸騰させる。この薄気94bは、蒸気ノズル93よ
りジェット気流となって近接する吸入液ノズル96に対
し噴射し、吸入液ノズル(吸入液パイプ96a)96に
負圧を生じさせる。これにより、吸入液タンク97内の
薬液97aが吸入液パイプ96a内を上界しく吸い上げ
られ)、気流と混合して霧化状態となって、吹出し口部
61より外方(咽喉)へ噴出する。
(ハ)発明が解決しようとする課題
上記吸入器に使用されるノズル、つまり蒸気ノズルと吸
入液ノズルは、それぞれステンレス製で別体として形成
される。そして、第4図(B)に示すように、蒸気ノズ
ル93と吸入液ノズル96は、連結金具99を介して溶
接等により一体に連結されている。各ノズル93.96
の基端は、給水タンク94、吸入液タンク97にそれぞ
れ挿入配備した液チューブと接続するようになっている
。
入液ノズルは、それぞれステンレス製で別体として形成
される。そして、第4図(B)に示すように、蒸気ノズ
ル93と吸入液ノズル96は、連結金具99を介して溶
接等により一体に連結されている。各ノズル93.96
の基端は、給水タンク94、吸入液タンク97にそれぞ
れ挿入配備した液チューブと接続するようになっている
。
ところが、第4図(C)で示すように、別体である蒸気
ノズル93と吸入液ノズル96とを連結金具99により
、対応位置を正確に一体に止着することが困難である。
ノズル93と吸入液ノズル96とを連結金具99により
、対応位置を正確に一体に止着することが困難である。
つまり、本来は蒸気ノズル93と吸入液ノズル96との
先端部が、正確に直角状に対応位置しなければならない
にも拘らず、両ノズル固定時に両ノズル先端に位置ずれ
の生じる虞れがあり、性能不良の原因となる不利があっ
た。
先端部が、正確に直角状に対応位置しなければならない
にも拘らず、両ノズル固定時に両ノズル先端に位置ずれ
の生じる虞れがあり、性能不良の原因となる不利があっ
た。
また、蒸気ノズルと吸入液ノズルを、単に平板状の連結
部材で溶接固定した場合には、仮に両ノズル先端を正確
に位置すけ固定できたとしても、両ノズル前方にバッフ
ルがないため、噴霧粒子の勢いが強く且つ粒子径が大き
いために顔面が濡れ過ぎ、吸入者が不快である等の不利
があった。更に、各ノズルに目詰まりが生じした場合等
、各ノズルをタンク(給水タンク或いは吸入液タンク)
より取り外し難く、清掃が困難である等、種々の不便が
あった。
部材で溶接固定した場合には、仮に両ノズル先端を正確
に位置すけ固定できたとしても、両ノズル前方にバッフ
ルがないため、噴霧粒子の勢いが強く且つ粒子径が大き
いために顔面が濡れ過ぎ、吸入者が不快である等の不利
があった。更に、各ノズルに目詰まりが生じした場合等
、各ノズルをタンク(給水タンク或いは吸入液タンク)
より取り外し難く、清掃が困難である等、種々の不便が
あった。
この発明は、以上のような課題を解消させ、蒸気ノズル
と吸入液ノズルとの対応位置ずれがなく、噴霧粒子が吸
入に最適な吸入器ノズルを提供することを目的とする。
と吸入液ノズルとの対応位置ずれがなく、噴霧粒子が吸
入に最適な吸入器ノズルを提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用この目的を達
成させるために、この発明の吸入器ノズルでは、次のよ
うな構成としている。
成させるために、この発明の吸入器ノズルでは、次のよ
うな構成としている。
吸入器ノズルは、先端に噴出し口部を備えた蒸気ノズル
筒を貫通突設した円板と、この円板に一体形成され、先
端側に前記噴出し口部に対応する弯曲状バッフル部、基
端側に取付部を備えたアームと、このアームの適所に貫
通突設し、先端部が前記噴出し口部に対応位置した吸入
液ノズル筒とから構成されている。
筒を貫通突設した円板と、この円板に一体形成され、先
端側に前記噴出し口部に対応する弯曲状バッフル部、基
端側に取付部を備えたアームと、このアームの適所に貫
通突設し、先端部が前記噴出し口部に対応位置した吸入
液ノズル筒とから構成されている。
このような構成を有する吸入液ノズルでは、蒸気ノズル
とアーム(弯曲状バッフル)と吸入液ノズルとが、一体
成形される。アームは、例えば丸棒状弯曲部(バッフル
部)の両端を、それぞれ平行状に延長した断面「U」字
状に設定され、この平行部の基端側をそれぞれ内方向に
折り曲げて取付部に設定している。この上・下平行部の
基端側を、面内中央に蒸気ノズル筒を貫通突設した円板
の仮想型中心位置、つまり蒸気ノズルに平行状に、円板
の上下に一体に設定している。つまり、弯曲状バッフル
が蒸気ノズルの噴出し口部の前方に対応位置するように
設定しである。そして、アームの上・下平行部の下側に
位置する平行部には、吸入液ノズル筒を貫通突設し、吸
入液ノズルの先端(薬液吐出口)が、前記蒸気ノズルの
噴出し口部に対応位置するように設定している。従って
、蒸気ノズル、アーム(弯曲状バッフル)及び吸入液ノ
ズルが一体成形品として形成されるから、従来のように
蒸気ノズルと吸入液ノズルとが固定時点で位置ずれする
等の虞れが解消され、常に適正なノズル性能を確保する
ことが出来る。また、蒸気ノズルと吸入液ノズルとの対
応位置、つまり前方には弯曲状バッフル部が位置するた
め、ノズルより噴射する粒子は、パンフルに衝突して適
正な大きさの粒子となって外方(咽喉)へ噴射する。
とアーム(弯曲状バッフル)と吸入液ノズルとが、一体
成形される。アームは、例えば丸棒状弯曲部(バッフル
部)の両端を、それぞれ平行状に延長した断面「U」字
状に設定され、この平行部の基端側をそれぞれ内方向に
折り曲げて取付部に設定している。この上・下平行部の
基端側を、面内中央に蒸気ノズル筒を貫通突設した円板
の仮想型中心位置、つまり蒸気ノズルに平行状に、円板
の上下に一体に設定している。つまり、弯曲状バッフル
が蒸気ノズルの噴出し口部の前方に対応位置するように
設定しである。そして、アームの上・下平行部の下側に
位置する平行部には、吸入液ノズル筒を貫通突設し、吸
入液ノズルの先端(薬液吐出口)が、前記蒸気ノズルの
噴出し口部に対応位置するように設定している。従って
、蒸気ノズル、アーム(弯曲状バッフル)及び吸入液ノ
ズルが一体成形品として形成されるから、従来のように
蒸気ノズルと吸入液ノズルとが固定時点で位置ずれする
等の虞れが解消され、常に適正なノズル性能を確保する
ことが出来る。また、蒸気ノズルと吸入液ノズルとの対
応位置、つまり前方には弯曲状バッフル部が位置するた
め、ノズルより噴射する粒子は、パンフルに衝突して適
正な大きさの粒子となって外方(咽喉)へ噴射する。
(ホ)実施例
第3図は、この発明に係る吸入器ノズルを装着した吸入
器を示す断面図である。
器を示す断面図である。
吸入器は、噴出し口部を値えた本体ケースエと、本体ケ
ースl内に内装配備される給水タンク2と、吸入液タン
ク8と、この発明の吸入器ノズル3とから成る。
ースl内に内装配備される給水タンク2と、吸入液タン
ク8と、この発明の吸入器ノズル3とから成る。
本体ケース1は、上開口有底のケース体で、上部一端部
に回動可能な噴出し口部11を備えている。このケース
体の上方に、噴出し口部11を突出させる窓孔12aを
備えたカバー12を脱着可能に嵌着している。また、本
体ケース1の適所には凹部1aを設け、この凹部1aに
吸入液タンク8を挿脱可能に配備している。本体ケース
1の内部(底部)には、支承板部1bを介して平板状の
ヒータ(正特性サーミスタ)13を固着し、二のヒータ
13の上方にタンクユニット14を配置している。この
タンクユニット14は、水を貯溜する給水クンク2と、
圧力調整通気路41と、第2の加熱室4とを一体に備え
たユニットである。給水タンク2は上開口で、この上開
口には円筒状のカバ一体(タンクキャップ)21が脱着
可能に嵌着しである。このタンクキャップ21の内部に
は、中M 21 a、安全弁21b及びコイルバネ21
cを備えている。また、給水タンク2の下部(底部)に
は逆止弁51を備えた第1の通水路5を突設している。
に回動可能な噴出し口部11を備えている。このケース
体の上方に、噴出し口部11を突出させる窓孔12aを
備えたカバー12を脱着可能に嵌着している。また、本
体ケース1の適所には凹部1aを設け、この凹部1aに
吸入液タンク8を挿脱可能に配備している。本体ケース
1の内部(底部)には、支承板部1bを介して平板状の
ヒータ(正特性サーミスタ)13を固着し、二のヒータ
13の上方にタンクユニット14を配置している。この
タンクユニット14は、水を貯溜する給水クンク2と、
圧力調整通気路41と、第2の加熱室4とを一体に備え
たユニットである。給水タンク2は上開口で、この上開
口には円筒状のカバ一体(タンクキャップ)21が脱着
可能に嵌着しである。このタンクキャップ21の内部に
は、中M 21 a、安全弁21b及びコイルバネ21
cを備えている。また、給水タンク2の下部(底部)に
は逆止弁51を備えた第1の通水路5を突設している。
この第1の通水路5の両側には、水平状のフランジ板部
22が突設してあり、パツキン13aを介して上記ヒー
タ13上に配置しである。
22が突設してあり、パツキン13aを介して上記ヒー
タ13上に配置しである。
つまり、ヒータ13を底部とし、パツキン13aで囲ま
れ、水平状フランジ板部22を上壁とし、且つ第1の通
水路5に連通ずる小容量の第1の加熱室6が形成されて
いる。同様に、大容量の第2の加熱室4は、パツキン1
3aを介してヒータ13を底部としている。この第2の
加熱室4の上部に後述する吸入器ノズル3が配置しであ
る。また、第2の加熱室4の下部と上記給水タンク2の
上部とは、圧力調整通気路41を介して連通じ、前記第
1の加熱室6と第2の加熱室4とは第2の通水路(管)
を介して連通している(図示せず)。つまり、第2の通
水路(管)は一端を第1の加熱室6に連通させ、他端を
第2の加熱室4の上部に連通させることで、第1の加熱
室6で沸騰した熱水を第2の加熱室4に送るように設定
している。更に、前記吸入液タンク8には、吸入液チュ
ーブ81が嵌挿配備され、この吸入液チューブ81の先
端を後述する吸入器ノズル3の吸入液ノズル筒と接続す
るようになっている。実施例では、前記カバ一体12の
内面適所には、窓孔12aより噴出し口部11を取り外
し、回動後退させた時に、外部と連通ずる窓孔12aを
閉成する回動可能な窓孔開閉用カバー12bを付設して
いる。また、上記給水タンク2の土壁には水位調整用開
口部23を設けると共に、圧力調整通気路41の上開口
部にひさし状塞ぎ板43を設けて、給水時、余剰の水が
圧力調整通気路(第2の加熱室4)41へ流入するのを
防止している。
れ、水平状フランジ板部22を上壁とし、且つ第1の通
水路5に連通ずる小容量の第1の加熱室6が形成されて
いる。同様に、大容量の第2の加熱室4は、パツキン1
3aを介してヒータ13を底部としている。この第2の
加熱室4の上部に後述する吸入器ノズル3が配置しであ
る。また、第2の加熱室4の下部と上記給水タンク2の
上部とは、圧力調整通気路41を介して連通じ、前記第
1の加熱室6と第2の加熱室4とは第2の通水路(管)
を介して連通している(図示せず)。つまり、第2の通
水路(管)は一端を第1の加熱室6に連通させ、他端を
第2の加熱室4の上部に連通させることで、第1の加熱
室6で沸騰した熱水を第2の加熱室4に送るように設定
している。更に、前記吸入液タンク8には、吸入液チュ
ーブ81が嵌挿配備され、この吸入液チューブ81の先
端を後述する吸入器ノズル3の吸入液ノズル筒と接続す
るようになっている。実施例では、前記カバ一体12の
内面適所には、窓孔12aより噴出し口部11を取り外
し、回動後退させた時に、外部と連通ずる窓孔12aを
閉成する回動可能な窓孔開閉用カバー12bを付設して
いる。また、上記給水タンク2の土壁には水位調整用開
口部23を設けると共に、圧力調整通気路41の上開口
部にひさし状塞ぎ板43を設けて、給水時、余剰の水が
圧力調整通気路(第2の加熱室4)41へ流入するのを
防止している。
この吸入器では、給水タンク2より、小容量の第1の加
熱室6へ流入する水が、ヒータ13により沸騰し、第2
の通水路を経て第2の加熱室へ送られ、第2の加熱室で
蒸気化し、後述する吸入器ノズル3よりジェット気流と
なって噴射する。
熱室6へ流入する水が、ヒータ13により沸騰し、第2
の通水路を経て第2の加熱室へ送られ、第2の加熱室で
蒸気化し、後述する吸入器ノズル3よりジェット気流と
なって噴射する。
従って、迅速な噴霧開始と停止が実行できる。
この発明の特徴は、上記吸入器ノズル3の構造にある。
吸入器ノズル3は、第1図の斜視図及び第2図の断面図
で示すように、例えば硬質合成樹脂材等にて一体成形さ
れる。先端に噴出し口部31を備えた蒸気ノズル筒32
を貫通突設した円板33と、この円板33に一体に取付
けられ、先端側に前記噴出し口部31に対応する弯曲状
バッフル部34、基端側に取付部35を備えたアーム3
6と、このアーム36の適所を貫通突設し、先端部37
が前記噴出し口部31に対応位置した吸入液ノズル筒3
8とから構成されている。
で示すように、例えば硬質合成樹脂材等にて一体成形さ
れる。先端に噴出し口部31を備えた蒸気ノズル筒32
を貫通突設した円板33と、この円板33に一体に取付
けられ、先端側に前記噴出し口部31に対応する弯曲状
バッフル部34、基端側に取付部35を備えたアーム3
6と、このアーム36の適所を貫通突設し、先端部37
が前記噴出し口部31に対応位置した吸入液ノズル筒3
8とから構成されている。
アーム36は、例えば丸棒状弯曲部(パンフル部)34
の両端を、それぞれ平行状に延長した断面「U」字状に
設定され、この平行部36a、36aの基端側をそれぞ
れ内方向に折り曲げて屈曲取付部35に設定している。
の両端を、それぞれ平行状に延長した断面「U」字状に
設定され、この平行部36a、36aの基端側をそれぞ
れ内方向に折り曲げて屈曲取付部35に設定している。
この上・下平行部36a、36aを、面内中央に蒸気ノ
ズル筒32を貫通突設した円板33の仮想立中心位置、
つまり蒸気ノズル筒32に平行状に、円板33の上下に
一体に設定している。従って、弯曲状バ・ノフル部34
が蒸気ノズル筒32の噴出し口部31の前方に対応位置
するように設定しである。この取付状態において、アー
ム(平行部36a)36の基端側、つまり取付部35は
円板33の外方(蒸気ノズル32の基端側)に突出して
いる。そして、アーム36の上・下平行部36a、36
aの下側に位置する平行部36aには、吸入液ノズル筒
38を貫通突設し、吸入液ノズル筒38の先端(薬液吐
出口)37が、前記蒸気ノズル筒32の噴出し口部31
に対応位置するように設定してし)る。
ズル筒32を貫通突設した円板33の仮想立中心位置、
つまり蒸気ノズル筒32に平行状に、円板33の上下に
一体に設定している。従って、弯曲状バ・ノフル部34
が蒸気ノズル筒32の噴出し口部31の前方に対応位置
するように設定しである。この取付状態において、アー
ム(平行部36a)36の基端側、つまり取付部35は
円板33の外方(蒸気ノズル32の基端側)に突出して
いる。そして、アーム36の上・下平行部36a、36
aの下側に位置する平行部36aには、吸入液ノズル筒
38を貫通突設し、吸入液ノズル筒38の先端(薬液吐
出口)37が、前記蒸気ノズル筒32の噴出し口部31
に対応位置するように設定してし)る。
実施例では、前記吸入液ノズル筒38のアーム(平行部
36a)36下方にフランジ部38a、及びアーム(下
側平行部36a)36の基端部側にフランジ部36bを
設け、水切りの良好性を図っている。
36a)36下方にフランジ部38a、及びアーム(下
側平行部36a)36の基端部側にフランジ部36bを
設け、水切りの良好性を図っている。
このような構成を有する吸入器ノズルは、第3図に示す
ように、取付部35に第2の加熱室4上部の筒体42先
端を嵌着して取付ける。加熱室4の突出筒体42の先端
フランジには、図示はしないが切欠き溝が形成してあり
、この切欠き溝を取付部35に嵌着して固定する。そし
て、この固定状態で、吸入液タンク8の吸入液チューブ
81先端を吸入液ノズル筒38に接続する。
ように、取付部35に第2の加熱室4上部の筒体42先
端を嵌着して取付ける。加熱室4の突出筒体42の先端
フランジには、図示はしないが切欠き溝が形成してあり
、この切欠き溝を取付部35に嵌着して固定する。そし
て、この固定状態で、吸入液タンク8の吸入液チューブ
81先端を吸入液ノズル筒38に接続する。
この状態において、吸入器ノズル3、つまり蒸気ノズル
筒32、アーム(弯曲状バッフル部34)36及び吸入
液ノズル筒38が一体成形品として形成されているから
、蒸気ノズル筒32の噴出し口部31と吸入液ノズル筒
38の先端(薬液吐出口)37とが、常に適正位置で対
応している。
筒32、アーム(弯曲状バッフル部34)36及び吸入
液ノズル筒38が一体成形品として形成されているから
、蒸気ノズル筒32の噴出し口部31と吸入液ノズル筒
38の先端(薬液吐出口)37とが、常に適正位置で対
応している。
従って、従来のように蒸気ノズルと吸入液ノズルとが固
定時点で位置ずれする等の虞れが解消され、適正なノズ
ル性能を確保することが出来る。また、蒸気ノズル筒3
2と吸入液ノズル筒38との対応位置、つまり前方には
弯曲状バッフル部34が位置するため、各ノズルより混
合状に霧化噴射する粒子は、パンフル部34に衝突して
適正な大きさの粒子となって外方(咽喉)へ噴射する。
定時点で位置ずれする等の虞れが解消され、適正なノズ
ル性能を確保することが出来る。また、蒸気ノズル筒3
2と吸入液ノズル筒38との対応位置、つまり前方には
弯曲状バッフル部34が位置するため、各ノズルより混
合状に霧化噴射する粒子は、パンフル部34に衝突して
適正な大きさの粒子となって外方(咽喉)へ噴射する。
従って、従来のように吸入者の顔面に余分な霧化薬液が
付着する等の不快感が解消される。また、一体成形され
た吸入器ノズル3は、容易に吸入液タンク8及び第2加
熱室4に対し脱着させることが出来、ノズル目詰まり等
の清掃を簡易に実行し得る。
付着する等の不快感が解消される。また、一体成形され
た吸入器ノズル3は、容易に吸入液タンク8及び第2加
熱室4に対し脱着させることが出来、ノズル目詰まり等
の清掃を簡易に実行し得る。
(へ)発明の効果
この発明では、以上のように、蒸気ノズル筒と吸入液ノ
ズル筒と弯曲状バッフルを備えたアームとを一体成形す
ることとしたから、蒸気ノズル筒の先端噴出し口部と吸
入液ノズル筒の薬液吐出口部とが常に正確に対応位置す
る。従って、従来のように別体である蒸気ノズルと吸入
液ノズルとが固定時点で位置ずれする等の虞れが解消さ
れ、適正なノズル性能を確保することが出来る。また、
蒸気ノズル筒と吸入液ノズル筒との対応位置、つまり前
方には弯曲状バッフル部が位置するため、各ノズルより
混合状に霧化噴射する粒子は、バッフル部に衝突して適
正な大きさの粒子となって外方(咽喉)へ噴射する。従
って、従来のように吸入者の顔面に余分な薬液が付着す
る等の不利が解消される。また、一体成形された吸入器
ノズルは、容易に吸入液タンク及び第2加熱室に対し脱
着させることが出来、ノズル目詰まり等の清掃を簡易に
実行し得る等、発明目的を達成した優れた効果を有する
。
ズル筒と弯曲状バッフルを備えたアームとを一体成形す
ることとしたから、蒸気ノズル筒の先端噴出し口部と吸
入液ノズル筒の薬液吐出口部とが常に正確に対応位置す
る。従って、従来のように別体である蒸気ノズルと吸入
液ノズルとが固定時点で位置ずれする等の虞れが解消さ
れ、適正なノズル性能を確保することが出来る。また、
蒸気ノズル筒と吸入液ノズル筒との対応位置、つまり前
方には弯曲状バッフル部が位置するため、各ノズルより
混合状に霧化噴射する粒子は、バッフル部に衝突して適
正な大きさの粒子となって外方(咽喉)へ噴射する。従
って、従来のように吸入者の顔面に余分な薬液が付着す
る等の不利が解消される。また、一体成形された吸入器
ノズルは、容易に吸入液タンク及び第2加熱室に対し脱
着させることが出来、ノズル目詰まり等の清掃を簡易に
実行し得る等、発明目的を達成した優れた効果を有する
。
第1図は、実施例吸入器ノズルを示す斜視図、第2図は
、実施例吸入器ノズルを示す断面図、第3図は、実施例
吸入器ノズルを吸入器に装着した状態を示す断面図、第
4図(A)は、従来の吸入器を示す断面図、第4図(B
)は、従来の吸入器ノズルを示す斜視図、第4図(C)
は、従来の吸入器ノズルの欠点を示す説明図である。 31:噴出し口部、 32;蒸気ノズル筒、33:円
板、 34:弯曲状バッフル部35:取付部、
36:アーム、38:吸入液ノズル筒。
、実施例吸入器ノズルを示す断面図、第3図は、実施例
吸入器ノズルを吸入器に装着した状態を示す断面図、第
4図(A)は、従来の吸入器を示す断面図、第4図(B
)は、従来の吸入器ノズルを示す斜視図、第4図(C)
は、従来の吸入器ノズルの欠点を示す説明図である。 31:噴出し口部、 32;蒸気ノズル筒、33:円
板、 34:弯曲状バッフル部35:取付部、
36:アーム、38:吸入液ノズル筒。
Claims (1)
- (1)先端に噴出し口部を備えた蒸気ノズル筒を貫通突
設した円板と、この円板に一体に形成され、先端側に前
記噴出し口部に対応する弯曲状バッフル部、基端側に取
付部を備えたアームと、このアームの適所に貫通突設し
、先端部が前記噴出し口部に対応位置した吸入液ノズル
筒とから成る吸入器ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63198733A JP2739733B2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 吸入器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63198733A JP2739733B2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 吸入器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0246862A true JPH0246862A (ja) | 1990-02-16 |
JP2739733B2 JP2739733B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=16396080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63198733A Expired - Lifetime JP2739733B2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 吸入器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2739733B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5088882A (ja) * | 1973-12-12 | 1975-07-16 | ||
JPS5779542U (ja) * | 1980-11-04 | 1982-05-17 | ||
JPS58139146U (ja) * | 1982-03-15 | 1983-09-19 | 株式会社東芝 | 吸入器 |
JPS598341U (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-19 | 松下精工株式会社 | 吸入器のノズル |
JPS6069135U (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-16 | 松下電工株式会社 | 吸入器のノズル |
JPS6351868A (ja) * | 1986-08-19 | 1988-03-04 | ジエネンテク,インコ−ポレイテツド | ポリペプチド成長因子類およびサイトカイン類の肺内投与 |
JPS6377460A (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-07 | オムロン株式会社 | 霧化器 |
-
1988
- 1988-08-09 JP JP63198733A patent/JP2739733B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5088882A (ja) * | 1973-12-12 | 1975-07-16 | ||
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JPS6377460A (ja) * | 1986-09-22 | 1988-04-07 | オムロン株式会社 | 霧化器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2739733B2 (ja) | 1998-04-15 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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