JPS6243566Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6243566Y2 JPS6243566Y2 JP1982008906U JP890682U JPS6243566Y2 JP S6243566 Y2 JPS6243566 Y2 JP S6243566Y2 JP 1982008906 U JP1982008906 U JP 1982008906U JP 890682 U JP890682 U JP 890682U JP S6243566 Y2 JPS6243566 Y2 JP S6243566Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- tube
- breathing gas
- pipe
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 claims description 41
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 28
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 63
- 210000004072 lung Anatomy 0.000 description 4
- 210000003437 trachea Anatomy 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000001802 infusion Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
- 230000000241 respiratory effect Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/10—Preparation of respiratory gases or vapours
- A61M16/14—Preparation of respiratory gases or vapours by mixing different fluids, one of them being in a liquid phase
- A61M16/16—Devices to humidify the respiration air
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M16/00—Devices for influencing the respiratory system of patients by gas treatment, e.g. mouth-to-mouth respiration; Tracheal tubes
- A61M16/0096—High frequency jet ventilation
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Hematology (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
- Air Humidification (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は人工呼吸器を構成する患者回路に取
りつけられ、この患者回路を介して患者の肺に加
湿された呼吸用ガスを噴流状態で送り込む噴流管
に関するものである。
りつけられ、この患者回路を介して患者の肺に加
湿された呼吸用ガスを噴流状態で送り込む噴流管
に関するものである。
一般に人工呼吸器として知られているものに第
1図に示す構造のものがある。図中、符号1はガ
ス源である。このガス源1は酸素または酸素と空
気との混合ガスなどからなる呼吸用ガスを一定圧
力で供給する装置である。上記ガス源1は人工呼
吸器本体2に連結されこの人工呼吸器本体2に一
定圧力の呼吸用ガスを供給するようになつてい
る。この人工呼吸器本体2は例えば空気圧の変動
にともなつて空気の流路を変える流体素子の組み
合わせからなる空気圧回路で構成されており、上
記ガス源1から供給される呼吸用ガスを所望容
積、所望頻度で噴出することのできる装置であ
る。この人工呼吸器本体2にはガス噴流管3が連
結されており、このガス噴流管3はその先端部を
患者回路4内に挿入するようにして、この患者回
路4に連結されている。上記ガス噴流管3は直径
1mm程度の細管で、このガス噴流管3の先端部か
ら上記呼吸用ガスが上記患者回路4内に噴出され
るようになつている。上記患者回路4は上記呼吸
用ガスを容易に患者の気管内に供給できるように
するための器具であり、その一部(気管内チユー
ブ5)を患者の口から気管内に挿入して使用され
るものである。また、上記患者回路4の上記ガス
噴流管3近傍には加湿管6が挿入、固定されてい
る。この加湿管6は直径1mm程度の細管で、先端
部から水を滴下させ上記ガス噴流管3の先端から
噴出される呼吸用ガスに湿気を与えるものであ
り、内部に水が流通するようになつている。
1図に示す構造のものがある。図中、符号1はガ
ス源である。このガス源1は酸素または酸素と空
気との混合ガスなどからなる呼吸用ガスを一定圧
力で供給する装置である。上記ガス源1は人工呼
吸器本体2に連結されこの人工呼吸器本体2に一
定圧力の呼吸用ガスを供給するようになつてい
る。この人工呼吸器本体2は例えば空気圧の変動
にともなつて空気の流路を変える流体素子の組み
合わせからなる空気圧回路で構成されており、上
記ガス源1から供給される呼吸用ガスを所望容
積、所望頻度で噴出することのできる装置であ
る。この人工呼吸器本体2にはガス噴流管3が連
結されており、このガス噴流管3はその先端部を
患者回路4内に挿入するようにして、この患者回
路4に連結されている。上記ガス噴流管3は直径
1mm程度の細管で、このガス噴流管3の先端部か
ら上記呼吸用ガスが上記患者回路4内に噴出され
るようになつている。上記患者回路4は上記呼吸
用ガスを容易に患者の気管内に供給できるように
するための器具であり、その一部(気管内チユー
ブ5)を患者の口から気管内に挿入して使用され
るものである。また、上記患者回路4の上記ガス
噴流管3近傍には加湿管6が挿入、固定されてい
る。この加湿管6は直径1mm程度の細管で、先端
部から水を滴下させ上記ガス噴流管3の先端から
噴出される呼吸用ガスに湿気を与えるものであ
り、内部に水が流通するようになつている。
ところで、上記構造において、加湿管6から滴
下する水滴がガス噴流管3の先端から噴射される
呼吸用ガスによつて吹き飛ばされてしまつたり、
あるいは患者回路4内に水滴がたまつたりしてし
まう。そのため、患者の肺に供給される呼吸用ガ
スに充分な湿気が与えられないでいる。
下する水滴がガス噴流管3の先端から噴射される
呼吸用ガスによつて吹き飛ばされてしまつたり、
あるいは患者回路4内に水滴がたまつたりしてし
まう。そのため、患者の肺に供給される呼吸用ガ
スに充分な湿気が与えられないでいる。
また、上記構造では、患者に供給される呼吸用
ガスの単位時間当りの供給量が変化した場合にそ
の変化量に対応して加湿量の増減を行なうことが
できない。そこで従来は第2図に示すように、ガ
ス噴流管3の患者回路4の外部にある部分に細管
6を連結し、この細管6の端部に水源7を連結す
るとともにこの細管6の中間部に逆止弁8、注入
ポンプ9を取りつけて対処しようとしている。
ガスの単位時間当りの供給量が変化した場合にそ
の変化量に対応して加湿量の増減を行なうことが
できない。そこで従来は第2図に示すように、ガ
ス噴流管3の患者回路4の外部にある部分に細管
6を連結し、この細管6の端部に水源7を連結す
るとともにこの細管6の中間部に逆止弁8、注入
ポンプ9を取りつけて対処しようとしている。
ところが上記構造では注入ポンプ9の単位時間
当りの圧送量を前記呼吸用ガスの供給量の変化に
同期、即応して変化させることが難しいという難
点がある。さらに、前記人工呼吸器本体2の呼吸
用ガス噴出時には、上記細管6のガス噴流管3側
の開口部に高圧がかかり、水が細管6中に押戻さ
れてしまうので、逆止弁8が必要となり、その結
果、呼吸用ガスの噴出時には水を供給することが
できず、継続的に充分な湿気を呼吸用ガスに与え
ることができないでいる。
当りの圧送量を前記呼吸用ガスの供給量の変化に
同期、即応して変化させることが難しいという難
点がある。さらに、前記人工呼吸器本体2の呼吸
用ガス噴出時には、上記細管6のガス噴流管3側
の開口部に高圧がかかり、水が細管6中に押戻さ
れてしまうので、逆止弁8が必要となり、その結
果、呼吸用ガスの噴出時には水を供給することが
できず、継続的に充分な湿気を呼吸用ガスに与え
ることができないでいる。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的は呼吸用ガスの患者への供給量変化に自
動的に同期して、常に適正な湿気を上記呼吸用ガ
スに与えることのできる人工呼吸器用噴流管を提
供することにあり、細管を2重構造にし、一方の
管路に呼吸用ガスを流し、他方の管路に水を流
し、上記細管の先端部から噴出される呼吸用ガス
中に水が噴霧状態で混合されるようにしたもので
ある。
その目的は呼吸用ガスの患者への供給量変化に自
動的に同期して、常に適正な湿気を上記呼吸用ガ
スに与えることのできる人工呼吸器用噴流管を提
供することにあり、細管を2重構造にし、一方の
管路に呼吸用ガスを流し、他方の管路に水を流
し、上記細管の先端部から噴出される呼吸用ガス
中に水が噴霧状態で混合されるようにしたもので
ある。
以下、この考案を図面を参照して説明する。第
3図ないし第5図はこの考案に係る人工呼吸器用
噴流管の一実施例を示すものである第3図に示す
ように、この考案に係る人工呼吸器用噴流管はそ
れぞれステンレスからなる連結頭部10と2重管
11とから構成されている。上記連結頭部10は
一体成形されており、その上部および側部にはそ
れぞれ連結突管12,13が設けられており、下
部には螺合部14が形成されている。上記連結突
管12,13のそれぞれの開口部には一部切欠か
れたリング状のフランジが形成され、これら連結
突管12,13に接続される配管が離脱したり、
その連結が弛んだりしないようになつている。上
記螺合部14は上記噴流管が前記患者回路4に挿
入、固定される時に使用される部分であり、この
螺合部14の下部には上記2重管11が一体的に
連結されている。この2重管11は第4図に示す
ように、小径の内管15と、この内管15とその
中心軸を同じくする大径の外管16とから構成さ
れている。上記内管15は上記連結頭部10中に
深く挿入され、上記連結突管12内に連通してい
る。また、上記外管16は上記連結頭部10中の
ほぼ中央部まで挿入され、上記連結突管13内と
連通している。上記2重管11の先端開口部にお
いては内管15の先端部15aは外管16の先端
部16aより内方に幾分後退するように形成され
ている。上記構造において、連結突管12および
内管15はガス管路17を構成し、連結突管13
および外管16、内管15は加湿管路18を構成
している。上記ガス管路17は呼吸用ガスを流通
させ、このガスをその先端部15aから噴出する
ための管路である。上記加湿管路18は水を流通
させ、この水をその先端部16aから上記先端部
15aから噴出される呼吸用ガスの噴流に飛散、
混入するための管路である。
3図ないし第5図はこの考案に係る人工呼吸器用
噴流管の一実施例を示すものである第3図に示す
ように、この考案に係る人工呼吸器用噴流管はそ
れぞれステンレスからなる連結頭部10と2重管
11とから構成されている。上記連結頭部10は
一体成形されており、その上部および側部にはそ
れぞれ連結突管12,13が設けられており、下
部には螺合部14が形成されている。上記連結突
管12,13のそれぞれの開口部には一部切欠か
れたリング状のフランジが形成され、これら連結
突管12,13に接続される配管が離脱したり、
その連結が弛んだりしないようになつている。上
記螺合部14は上記噴流管が前記患者回路4に挿
入、固定される時に使用される部分であり、この
螺合部14の下部には上記2重管11が一体的に
連結されている。この2重管11は第4図に示す
ように、小径の内管15と、この内管15とその
中心軸を同じくする大径の外管16とから構成さ
れている。上記内管15は上記連結頭部10中に
深く挿入され、上記連結突管12内に連通してい
る。また、上記外管16は上記連結頭部10中の
ほぼ中央部まで挿入され、上記連結突管13内と
連通している。上記2重管11の先端開口部にお
いては内管15の先端部15aは外管16の先端
部16aより内方に幾分後退するように形成され
ている。上記構造において、連結突管12および
内管15はガス管路17を構成し、連結突管13
および外管16、内管15は加湿管路18を構成
している。上記ガス管路17は呼吸用ガスを流通
させ、このガスをその先端部15aから噴出する
ための管路である。上記加湿管路18は水を流通
させ、この水をその先端部16aから上記先端部
15aから噴出される呼吸用ガスの噴流に飛散、
混入するための管路である。
上記のように構成されたガス管路17の流通断
面積は0.75mm2〜2.90mm2の範囲内にあり、加湿管路
18の流通断面積は0.10mm2〜0.65mm2の範囲内にあ
る。そして、上記ガス管路17の流通断面積に対
する上記加湿管路18の流通断面積の比は4:1
〜8:1の範囲内になるように設定されている。
これは後述するように、患者に供給される呼吸用
ガスの量と流速を適正に調整するとともに、この
呼吸用ガス中へ水分を自動的に適正量混入できる
ようにするためである。
面積は0.75mm2〜2.90mm2の範囲内にあり、加湿管路
18の流通断面積は0.10mm2〜0.65mm2の範囲内にあ
る。そして、上記ガス管路17の流通断面積に対
する上記加湿管路18の流通断面積の比は4:1
〜8:1の範囲内になるように設定されている。
これは後述するように、患者に供給される呼吸用
ガスの量と流速を適正に調整するとともに、この
呼吸用ガス中へ水分を自動的に適正量混入できる
ようにするためである。
上記のように構成された人工呼吸器用噴流管は
第5図に示すように、前記患者回路4を構成する
L字管19に挿入され、L字管19の螺合部19
aに上記螺合部14を螺合することによつて、前
記患者回路4に固定される。なお、上記L字管1
9の一方の開口部(2重管11が貫通している方
の管の開口部)19bには図示しない気管内チユ
ーブが連結され、この気管内チユーブは患者の気
管内に挿入される。上記連結突管12には前記人
工呼吸器本体2からの配管(図示せず)が連結さ
れ、上記連結突管13には水源からの水を導く配
管が連結される。このような状態で前記人工呼吸
器本体2を駆動させると、この人工呼吸器本体2
から周期的に噴出される呼吸用ガスは、ガス管路
17を流通し、その先端部15aから噴出され
る。この時、加湿管路18中の水はこの加湿管路
18の先端部16aから上記先端部15aから噴
出されている呼吸用ガスの噴流によつて、この噴
流中に巻き込まれるようにして霧状となり、上記
呼吸用ガス中に混合される。
第5図に示すように、前記患者回路4を構成する
L字管19に挿入され、L字管19の螺合部19
aに上記螺合部14を螺合することによつて、前
記患者回路4に固定される。なお、上記L字管1
9の一方の開口部(2重管11が貫通している方
の管の開口部)19bには図示しない気管内チユ
ーブが連結され、この気管内チユーブは患者の気
管内に挿入される。上記連結突管12には前記人
工呼吸器本体2からの配管(図示せず)が連結さ
れ、上記連結突管13には水源からの水を導く配
管が連結される。このような状態で前記人工呼吸
器本体2を駆動させると、この人工呼吸器本体2
から周期的に噴出される呼吸用ガスは、ガス管路
17を流通し、その先端部15aから噴出され
る。この時、加湿管路18中の水はこの加湿管路
18の先端部16aから上記先端部15aから噴
出されている呼吸用ガスの噴流によつて、この噴
流中に巻き込まれるようにして霧状となり、上記
呼吸用ガス中に混合される。
ここで、前記したように先端部15aは先端部
16aより後退した位置にあるので、加湿管路1
8内の水の先端は、上記先端部15aより若干前
方に位置することにより、その結果先端部15a
から噴出される呼吸用ガスの噴流によりうまく運
び去られることになる。従つて、上記呼吸用ガス
の噴流の流速(呼吸用ガスの供給量)が大きくな
ればなるほど運び去られる水の量も大きくなり、
呼吸用ガスに混合される水分量は、呼吸用ガスの
供給量に伴なつて自動的に調整されることにな
る。上記のように呼吸用ガスに混合された霧状の
水は、患者回路4を介して患者の肺内に到達する
までの間に水蒸気状態になり、適度な湿気を有す
る呼吸用ガスを構成する。逆に呼吸用ガスが噴出
されていない時は、加湿管路18はその流通断面
積が充分に小さいため、水は加湿管路18中に充
満していても、水の凝集力により先端部16aか
ら滴下することがない。従つて、呼吸用ガスの非
噴出時に、加湿管路18中の水が患者回路4中あ
るいはこの患者回路4を介して患者の肺内に滴下
し悪影響を及ぼすこともない。
16aより後退した位置にあるので、加湿管路1
8内の水の先端は、上記先端部15aより若干前
方に位置することにより、その結果先端部15a
から噴出される呼吸用ガスの噴流によりうまく運
び去られることになる。従つて、上記呼吸用ガス
の噴流の流速(呼吸用ガスの供給量)が大きくな
ればなるほど運び去られる水の量も大きくなり、
呼吸用ガスに混合される水分量は、呼吸用ガスの
供給量に伴なつて自動的に調整されることにな
る。上記のように呼吸用ガスに混合された霧状の
水は、患者回路4を介して患者の肺内に到達する
までの間に水蒸気状態になり、適度な湿気を有す
る呼吸用ガスを構成する。逆に呼吸用ガスが噴出
されていない時は、加湿管路18はその流通断面
積が充分に小さいため、水は加湿管路18中に充
満していても、水の凝集力により先端部16aか
ら滴下することがない。従つて、呼吸用ガスの非
噴出時に、加湿管路18中の水が患者回路4中あ
るいはこの患者回路4を介して患者の肺内に滴下
し悪影響を及ぼすこともない。
なお、上記実施例においてはガス管路を内側に
し、加湿管路を外側に設けたが、逆にガス管路を
外側にして加湿管路を内側にしてもよい。
し、加湿管路を外側に設けたが、逆にガス管路を
外側にして加湿管路を内側にしてもよい。
以上説明したように、この考案に係る人工呼吸
器用噴流管は、細管を2重構造にし、一方の管路
に呼吸用ガスを流し、他方の管路に水を流し、上
記細管の先端部から噴出される呼吸用ガス中に水
が噴霧状態で混合されるようにした構造なので、
患者に供給される呼吸用ガスの供給量の変化に自
動的に同期して、常に適正な湿気を呼吸用ガスに
与えることができる。
器用噴流管は、細管を2重構造にし、一方の管路
に呼吸用ガスを流し、他方の管路に水を流し、上
記細管の先端部から噴出される呼吸用ガス中に水
が噴霧状態で混合されるようにした構造なので、
患者に供給される呼吸用ガスの供給量の変化に自
動的に同期して、常に適正な湿気を呼吸用ガスに
与えることができる。
第1図は呼吸用ガスへの従来の加湿方法を説明
するためのもので、従来の人工呼吸器の構成図、
第2図は呼吸用ガスへの加湿方法の他の従来例を
説明するための図、第3図はこの考案の一実施例
を示すもので、この考案に係る人工呼吸器用噴流
管の正面図、第4図は同噴流管の断面構成図、第
5図は同噴流管の取付状態を示す斜視図である。 2……人工呼吸器本体、4……患者回路、15
a……ガス管路の先端部、16a……加湿管路の
先端部、17……ガス管路、18……加湿管路。
するためのもので、従来の人工呼吸器の構成図、
第2図は呼吸用ガスへの加湿方法の他の従来例を
説明するための図、第3図はこの考案の一実施例
を示すもので、この考案に係る人工呼吸器用噴流
管の正面図、第4図は同噴流管の断面構成図、第
5図は同噴流管の取付状態を示す斜視図である。 2……人工呼吸器本体、4……患者回路、15
a……ガス管路の先端部、16a……加湿管路の
先端部、17……ガス管路、18……加湿管路。
Claims (1)
- 人工呼吸器本体から供給される呼吸用ガスを流
通させ、この呼吸用ガスをその先端部から患者回
路内へ噴出するガス管路と、このガス管路の内部
または外周に位置し、上記呼吸用ガスに湿気を与
えるための水を流通させ、この水をその先端部か
ら上記呼吸用ガスとともに患者回路内へ噴出する
加湿管路とを有してなり、上記加湿管路の先端部
が上記ガス管路の先端部よりも外側に突出してい
ることを特徴とする人工呼吸器用噴流管。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982008906U JPS58112332U (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | 人工呼吸器用噴流管 |
US06/460,652 US4537188A (en) | 1982-01-26 | 1983-01-24 | Gas jet device for use in respirators |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982008906U JPS58112332U (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | 人工呼吸器用噴流管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58112332U JPS58112332U (ja) | 1983-08-01 |
JPS6243566Y2 true JPS6243566Y2 (ja) | 1987-11-12 |
Family
ID=11705711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982008906U Granted JPS58112332U (ja) | 1982-01-26 | 1982-01-26 | 人工呼吸器用噴流管 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4537188A (ja) |
JP (1) | JPS58112332U (ja) |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CS252710B1 (en) * | 1984-12-28 | 1987-10-15 | Ondrej Brychta | Multi-jet generator for high-frequency jet lung-ventilation |
SE462614B (sv) * | 1988-12-06 | 1990-07-30 | Conny Peder Gunnar Moa | Anordning foer att genom ejektorverkan generera kontinuerligt positivt luftvaegstryck vid spontanandning |
BE1003716A3 (nl) * | 1990-06-18 | 1992-05-26 | Ponnet Gilman En Anthony | Inrichting om het vocht- en warmteverlies van een kunstneus te compenseren. |
US5579758A (en) * | 1994-07-13 | 1996-12-03 | Century; Theodore J. | Sub-miniature aerosolizer with helical flow path formed by threaded insert |
GB9423386D0 (en) * | 1994-11-19 | 1995-01-11 | Smiths Industries Plc | Medical apparatus |
AT402015B (de) * | 1995-05-02 | 1997-01-27 | Alexander Dr Aloy | Vorrichtung zur abgabe eines beatmungsgases |
DE59603985D1 (de) * | 1995-05-02 | 2000-01-27 | Alexander Aloy | Vorrichtung zur abgabe eines beatmungsgases |
GB9709692D0 (en) * | 1997-05-13 | 1997-07-02 | Isis Innovation | Spray forming device |
GB0204117D0 (en) * | 2002-02-21 | 2002-04-10 | E M E Electro Medical Equipmen | Breathing device |
US7588033B2 (en) | 2003-06-18 | 2009-09-15 | Breathe Technologies, Inc. | Methods, systems and devices for improving ventilation in a lung area |
DE10337138A1 (de) | 2003-08-11 | 2005-03-17 | Freitag, Lutz, Dr. | Verfahren und Anordnung zur Atmungsunterstützung eines Patienten sowie Luftröhrenprothese und Katheter |
US8381729B2 (en) | 2003-06-18 | 2013-02-26 | Breathe Technologies, Inc. | Methods and devices for minimally invasive respiratory support |
WO2005018524A2 (en) | 2003-08-18 | 2005-03-03 | Wondka Anthony D | Method and device for non-invasive ventilation with nasal interface |
CN101454041B (zh) | 2005-09-20 | 2012-12-12 | 呼吸科技公司 | 对患者进行呼吸支持的系统、方法和装置 |
US8100125B2 (en) * | 2005-09-30 | 2012-01-24 | Carefusion 207, Inc. | Venturi geometry design for flow-generator patient circuit |
US7509957B2 (en) * | 2006-02-21 | 2009-03-31 | Viasys Manufacturing, Inc. | Hardware configuration for pressure driver |
CN101541365A (zh) | 2006-05-18 | 2009-09-23 | 呼吸科技公司 | 气管切开方法和装置 |
WO2008144589A1 (en) | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Breathe Technologies, Inc. | Methods and devices for sensing respiration and providing ventilation therapy |
WO2009042973A1 (en) | 2007-09-26 | 2009-04-02 | Breathe Technologies, Inc. | Methods and devices for treating sleep apnea |
JP5519510B2 (ja) | 2007-09-26 | 2014-06-11 | ブリーズ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | 換気装置 |
US8079949B2 (en) * | 2007-12-05 | 2011-12-20 | Draeger Medical Systems, Inc. | Method and apparatus for providing treatment in a warming device |
EP2276535B1 (en) | 2008-04-18 | 2020-05-27 | Breathe Technologies, Inc. | Devices for sensing respiration and controlling ventilator functions |
EP2274036A4 (en) | 2008-04-18 | 2014-08-13 | Breathe Technologies Inc | METHODS AND DEVICES FOR DETECTING BREATHING AND CONTROLLING INSUFFLATOR FUNCTIONS |
EP2326376B1 (en) * | 2008-08-22 | 2019-07-24 | Breathe Technologies, Inc. | Devices for providing mechanical ventilation with an open airway interface |
US10252020B2 (en) | 2008-10-01 | 2019-04-09 | Breathe Technologies, Inc. | Ventilator with biofeedback monitoring and control for improving patient activity and health |
US9675774B2 (en) | 2009-04-02 | 2017-06-13 | Breathe Technologies, Inc. | Methods, systems and devices for non-invasive open ventilation with gas delivery nozzles in free space |
US9132250B2 (en) | 2009-09-03 | 2015-09-15 | Breathe Technologies, Inc. | Methods, systems and devices for non-invasive ventilation including a non-sealing ventilation interface with an entrainment port and/or pressure feature |
US9962512B2 (en) | 2009-04-02 | 2018-05-08 | Breathe Technologies, Inc. | Methods, systems and devices for non-invasive ventilation including a non-sealing ventilation interface with a free space nozzle feature |
WO2011029074A1 (en) | 2009-09-03 | 2011-03-10 | Breathe Technologies, Inc. | Methods, systems and devices for non-invasive ventilation including a non-sealing ventilation interface with an entrainment port and/or pressure feature |
CA2807416C (en) | 2010-08-16 | 2019-02-19 | Breathe Technologies, Inc. | Methods, systems and devices using lox to provide ventilatory support |
PL3409314T3 (pl) | 2010-08-24 | 2021-07-05 | Trudell Medical International | Urządzenie do dostarczania aerosolu |
AU2015200180B2 (en) * | 2010-09-30 | 2016-11-17 | Breathe Technologies, Inc. | Methods, systems and devices for humidifying a respiratory tract |
AU2011308548B2 (en) * | 2010-09-30 | 2014-10-23 | Breathe Technologies, Inc. | Methods, systems and devices for humidifying a respiratory tract |
US9370635B2 (en) | 2012-08-23 | 2016-06-21 | Mercury Enterprises, Inc. | Optimized breathing assistance device |
US10792449B2 (en) | 2017-10-03 | 2020-10-06 | Breathe Technologies, Inc. | Patient interface with integrated jet pump |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US260505A (en) * | 1882-07-04 | Theodoee e | ||
US2826454A (en) * | 1949-04-14 | 1958-03-11 | Sebac Nouvelle Sa | Atomizers |
US2869188A (en) * | 1950-06-06 | 1959-01-20 | Misto2 Gen Equipment Co | Medicinal inhalant atomization |
US3647143A (en) * | 1970-04-06 | 1972-03-07 | Champion Spark Plug Co | Atomizer |
US4165740A (en) * | 1977-08-29 | 1979-08-28 | Vsesojuzny Nauchno-Issledovalelsky Ispytatelny Institut Meditsinskoi Tekhniki | Medical altitude chamber |
US4425914A (en) * | 1981-02-10 | 1984-01-17 | Memorial Hospital For Cancer And Allied Diseases | Humidifier-injector for jet ventilator |
US4427004A (en) * | 1981-03-16 | 1984-01-24 | Viridan Inc. | Annular flow entrainment nebulizer |
-
1982
- 1982-01-26 JP JP1982008906U patent/JPS58112332U/ja active Granted
-
1983
- 1983-01-24 US US06/460,652 patent/US4537188A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58112332U (ja) | 1983-08-01 |
US4537188A (en) | 1985-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6243566Y2 (ja) | ||
US7946291B2 (en) | Ventilation systems and methods employing aerosol generators | |
US4512341A (en) | Nebulizer with capillary feed | |
US5438982A (en) | Endotracheal tube adapted for aerosol generation at distal end thereof | |
TWI595901B (zh) | 呼吸器氣溶膠分配系統 | |
US8720439B1 (en) | Humidification for continuous positive airway pressure systems | |
JP2001129088A (ja) | 圧力調整装置及び呼吸補助装置 | |
EP1759731A1 (en) | Ventilatory support device | |
CA2152002A1 (en) | Nebulizing catheter system and methods of use and manufacture | |
JPS6319189B2 (ja) | ||
US6766801B1 (en) | Intra-tracheal aerosol delivery system and method of using same | |
US4541966A (en) | Gas humidifying apparatus and method | |
US4200093A (en) | Steam-air inhalator | |
FI104312B (fi) | Sovitelma intuboidun potilaan hengityskaasun käsittelemiseksi | |
US20120000460A1 (en) | Method and Device for Nasal Drug Delivery and Nasal Irrigation | |
JPH11512299A (ja) | 可変酸素濃度高流量噴霧器 | |
US20080168988A1 (en) | Medication-saving device for inhalation therapy | |
USRE33642E (en) | Nebulizer with capillary feed | |
CN113082419B (zh) | 吸氧装置 | |
CN217661046U (zh) | 多角度气切震动雾化装置 | |
CN209984730U (zh) | 人工气道雾化器 | |
JPH0970437A (ja) | 呼吸用気体供給装置の加湿器 | |
CN217567082U (zh) | 一种加湿吸氧装置 | |
US20240050667A1 (en) | Aerosolization within respiratory system | |
EP4034211B1 (en) | Internal cannula mounted nebulizer |