JPH0246585Y2 - - Google Patents

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JPH0246585Y2
JPH0246585Y2 JP8849284U JP8849284U JPH0246585Y2 JP H0246585 Y2 JPH0246585 Y2 JP H0246585Y2 JP 8849284 U JP8849284 U JP 8849284U JP 8849284 U JP8849284 U JP 8849284U JP H0246585 Y2 JPH0246585 Y2 JP H0246585Y2
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JP
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floor
panel
floating
floor surface
finishing material
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JP8849284U
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JPS613851U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電子計算機やオフイスオートメーシ
ヨン機器等を設置する部屋の床面(フリーアクセ
スフロアー)を形成する分野に利用される二重床
構造に関し、特にその二重床構造における浮床の
仕上げ床表面を形成するために敷設する仕上げ材
の敷設構造に関するものである。
此種二重床構造における浮床は基礎床表面を敷
設形成した床パネル相互のパネル表面に、タイル
やカーペツト等の仕上げ材を貼り付けて仕上げ床
表面を形成し該床表面に、設置された機器から発
生する騒音や二重床により生じる足音を吸収する
吸音性、床下空調から足腰の冷えを守る保温性や
歩行しやすく疲れない歩行性等を付与して利用す
る傾向が増えてきている。
また近年にあつて浮床(フリーアクセスフロア
ー)と基礎床面との間に形成された床下空間内
に、ネツトワークを構成する信号系ケーブル及び
カツプラ、トランシーバ、モデム等の電装機器
と、電力系ケーブルとをそれぞれ独立に分離して
配置する傾向になつてきている。即ち信号系ケー
ブル及び電装機器と、電力系ケーブルとを一緒に
配置すると信号系ケーブルによつて伝送されるデ
ーター信号が電力系ケーブルの強電流により妨害
され電子計算機やオフイスオートメーシヨン機器
等に正確なデーター信号を伝送できない問題が生
じたり、電装機器と電力系ケーブルとの接触事故
等を招く恐れがあるため、床下空間を信号系ケー
ブル類及び電装機器の配設空間となる第1空間
と、電力系ケーブル類の配設空間となる第2空間
とに分離する傾向になつてきている。
〈従来の技術〉 従来、此種二重床構造における浮床の仕上げ床
表面を形成する仕上げ材の敷設構造は、第4図及
び第5図に例示した様に浮床Fの基礎床表面F1
を敷設形成する平面正方形状の床パネルDと同一
の大きさ(平面形状)に仕上げ材Eを形成し、そ
の仕上げ材Eの各辺縁を隣接敷設した床パネルD
の各辺縁に位置させた状態でパネル表面に貼り付
けて浮床Fの仕上げ床表面F2を敷設形成してい
た。
即ち、従来の二重床構造における仕上げ材Eの
敷設構造は、床パネルD相互の合せ目7に対して
仕上げ材E相互の合せ目8を同一線上に位置させ
た構造であるため、仕上げ床表面F2に零れた水
は仕上げ材E相互の合せ目8から床パネルD相互
の合せ面7を介して直接床下空間内に滴下水とな
つて滴下することになり、その結果滴下水は床パ
ネルDのリブ部d2外側面を伝わつて床下空間内
に載承配設されたセパレータC周囲のフランジc
2上面に滴下して中央の膨出部c1内に流れ込
み、該膨出部c1内に配設した電装機器2が漏電
事故等を招く恐れがあり大変危険であつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案が解決しようとする問題点は、浮床の仕
上げ床表面に零れた水が床下空間内に滴下水なつ
て滴下するのを阻止することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 問題点を解決するために本考案が講じる技術的
手段は、浮床の基礎床表面を敷設形成した床パネ
ル相互の合せ目位置に対して仕上げ床表面を敷設
形成する仕上げ材相互の合せ目位置を相違させた
ことを特徴とする。
〈作用〉 浮床の仕上げ床表面に零れた水が基礎床表面を
敷設形成せる床パネル相互の合せ目に流れ伝わる
のを仕上げ材相互の合せ目で阻止する。
〈実施例〉 本考案の実施の一例を図面に基づいて説明する
と、図中Aは建造物のコンクリート基礎床面、B
は支持金具、Cはセパレータ、Dは床パネル、E
は仕上げ材、Fは浮床、F1は浮床Fの基礎床表
面、F2は浮床Fの仕上げ床表面であり、前記基
礎床面A上に支持金具Bを碁盤目状に立設配置
し、その支持金具Bの台座b1上に、セパレータ
Cの膨出部c1周囲のフランジc2コーナー部位
を載置係止してセパレータCを配設し且つ床パネ
ルD裏面コーナーの脚部d1を載承係止して浮床
Fの基礎床表面F1を敷設形成すると共に、床パ
ネルDとセパレータCとの間に信号系ケーブル1
及び電装機器2等を配線又は配設する配設空間と
なる第1空間3をセパレータCと基礎床面Aとの
間に電力系ケーブル4類を配線する配設空間とな
る第2空間5を夫々形成して床下空間を分離し、
更に相互に隣接する床パネルDのパネル表面に仕
上げ材Eを貼り付けて浮床Fの仕上げ床表面F2
を敷設形成して二層構造の浮床Fを形成する。
仕上げ材Eとしては、一般に所謂ビニールタイ
ルやカーペツト等が用いられるが、本考案実施例
にあつては設置された機器から発生する騒音や二
重床により生じる足音を吸収する吸音性、床下空
調から足腰の冷えを守る保温性や歩行しやすく疲
れない歩行性等を配慮した上でカーペツトを用
い、該カーペツトを平面正方形状の床パネルDと
同一大きさ(平面形状)に截断して仕上げ材Eと
する。
この仕上げ材Eの床パネルDへの貼り付け手段
は色々考えられるが、本考案実施例にあつては設
置された電子計算器やオフイスオートメーシヨン
機器等のレイアウト変更時に床パネルDのパネル
表面から簡単に剥離できる様に配慮し、敷設後の
レイアウト変更に十分対処し得る貼り付け手段を
用いる。
斯る本考案は仕上げ材Eの裏面周囲縁に予め粘
着テープ6を付設し、該粘着テープ6で床パネル
Dのパネル表面に仕上げ材Eを貼り付ける(第3
図)。尚仕上げ材Eの截断形成及び仕上げ材Eの
裏面周囲縁への粘着テープ6の付設は全て工場で
行ない施工現場では剥離紙を剥して貼るだけの作
業とする。
次に浮床Fの基礎床表面F1への仕上げ材Eの
敷設構造を説明すると、隣接せる床パネルD相互
の十字状合せ目7′に仕上げ材Eの中心部を位置
させた、即ち4枚の床パネルDのパネル表面に渉
りそれら床パネルDの合せ目7を跨ぐ様に仕上げ
材Eを順次貼り付け配置し、床パネルD相互の合
せ目7位置に対して仕上げ材E相互の合せ目8位
置を相違させて前記基礎床表面F1に敷設せしめ
(第2図)該基礎床表面F1上に仕上げ床表面F2
形成する(第1図)。
尚、仕上げ材Eの敷設構造は上述した構造に限
定されるものではなく、仕上げ材E同志の合せ目
8を床パネルDのパネル表面上に位置させ、仕上
げ床表面F2に零れた水が床パネルD同志の合せ
目7に流れ伝わるを阻止できる構造であれば任意
であり、又仕上げ材Eの大きさを床パネルDの大
きさと同一に形成したものとして詳述したが、仕
上げ材Eを床パネルDより大きく形成することも
ある。
〈考案の効果〉 本考案は叙上の如く、浮床の基礎床表面を敷設
形成した床パネル相互の合せ目位置に対して浮床
の仕上げ床表面を敷設形成する仕上げ材相互の合
せ目位置を相違させたので、仕上げ床表面に零れ
た水が床パネル相互の合せ目に流れ伝わることは
ない。
従つて、従来の様に床パネル相互の合せ目から
該床パネルのリブ部外側面に伝わり滴下水となつ
て、電装機器が配置固定されたセパレータの膨出
部内に流れ込んで漏電事故等を招く恐れを確実に
防止出来、安全性の向上と信頼性を高めることが
できる。
依つて、所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施の一例を示
し、第1図は縦断正面図、第2図は同平面図で仕
上げ材の一部を切欠して示す、第3図は同斜視図
で仕上げ材の貼り付け方を示す、第4図及び第5
図は従来例を示し、第4図は縦断正面図、第5図
は同平面図で仕上げ材の一部を切欠して示す。 図中、A:基礎床面、B:支持金具、C:セパ
レータ、D:床パネル、E:仕上げ材、F:浮
床、F1:浮床の基礎床表面、F2:浮床の仕上げ
床表面、1:信号系ケーブル、2:電装機器、
4:電力系ケーブル、6:粘着テープ、7:床パ
ネル相互の合せ目、8:仕上げ材相互の合せ目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基礎床面上に支持金具を、碁盤目状に立設配置
    しその支持金具上に、電装機器を配設するセパレ
    ータと、浮床の基礎床表面を敷設形成する床パネ
    ルとを載承支持させ、更にその床パネルのパネル
    表面に仕上げ材を貼り付けて浮床の仕上げ床表面
    を敷設形成して成る二重床構造に於いて、前記床
    パネル相互の合せ目位置に対して仕上げ材相互の
    合せ目位置を相違させたことを特徴とする二重床
    構造。
JP8849284U 1984-06-13 1984-06-13 二重床構造 Granted JPS613851U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8849284U JPS613851U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 二重床構造

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JP8849284U JPS613851U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 二重床構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS613851U JPS613851U (ja) 1986-01-10
JPH0246585Y2 true JPH0246585Y2 (ja) 1990-12-07

Family

ID=30641683

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JP8849284U Granted JPS613851U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 二重床構造

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JPS613851U (ja) 1986-01-10

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