JPH0246360A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

Info

Publication number
JPH0246360A
JPH0246360A JP63196657A JP19665788A JPH0246360A JP H0246360 A JPH0246360 A JP H0246360A JP 63196657 A JP63196657 A JP 63196657A JP 19665788 A JP19665788 A JP 19665788A JP H0246360 A JPH0246360 A JP H0246360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
pressing force
speed change
shift
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63196657A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0559295B2 (ja
Inventor
Takashi Aoki
隆 青木
Junichi Miyake
三宅 準一
Satoru Terayama
寺山 哲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP63196657A priority Critical patent/JPH0246360A/ja
Priority to EP89114456A priority patent/EP0353771B1/en
Priority to DE68915361T priority patent/DE68915361T2/de
Priority to US07/389,851 priority patent/US5128868A/en
Publication of JPH0246360A publication Critical patent/JPH0246360A/ja
Publication of JPH0559295B2 publication Critical patent/JPH0559295B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ3発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、摩擦係合変速手段(例えば、摩擦クラッチ)
の係合・離脱制御により動力伝達経路を切り換えて自動
変速を行わせるようになった自動変速機に関する。
(従来の技術) 自動変速機は、走行状態に応じて自動的に変速を行わせ
、所望の走行特性を得るように構成されている。このた
め、車速と、エンジン出力との関係からシフトアップ線
およびシフトダウン線を各変速毎に設定した変速マツプ
を有し、走行状態をこの変速マツプに照らして変速制御
を行わせることが良く行われている。このような変速制
御の例としては、例えば、特開昭61−189354号
公報に開示されているものがある。
自動変速機の構成としては、複数の動力伝達経路を構成
する動力伝達手段(例えば、複数のギヤ列)と、この動
力伝達手段による動力伝達経路を選択する複数の変速手
段(例えば、複数の油圧作動摩擦クラッチ)と、この変
速手段の作動を制御する手段(例えば、油圧コントロー
ルバルブ)とを有し、走行状態がシフトアップ線もしく
はシフトダウン線を横切ったときに、これに対応してシ
フトアップもしくはシフトダウンを行わせるための変速
指令を発し、この変速指令に基づいてソレノイドバルブ
を作動させること等により油圧コントロールバルブを作
動制御していずれかの油圧作動摩擦クラッチを係合させ
て、所定のギヤ列による動力伝達経路を選択して変速を
行わせるようなものが一般的である。
このような自動変速機の変速制御を行うに際しては、変
速時のショックをできる限り少なくすることが要求され
、従来から種々の対策がなされている。例えば、変速時
でのエンジン回転の変化率を目標変化率と比較し、この
目標変化率に沿った変化となるように油圧作動摩擦クラ
ッチへの供給作動油圧をフィードバック制御するという
方法が、特開昭80−179555号公報、同60−1
51444号公報、同60−201152号公報、同6
0−245863号公報等に開示されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、摩擦クラッチの摩擦係数は、その摩擦面
の滑り速度(クラッチ入出力部材間での相対回転)に応
じて変化するため、上述のように変速手段である油圧作
動摩擦クラッチへ供給する作動油圧を正確に制御しても
摩擦クラッチの摩擦係数が変化することにより、このク
ラッチの係合力が変化し、所望の係合特性を得ることが
難しいという問題がある。なお、この摩擦特性は、摩擦
材料および潤滑油の種類に応じて異なる。
この摩擦係数の特性の1例を示すのが、第10図のグラ
フであり、このグラフはSAE  No。
2摩擦試験機による試験結果を示し゛ている。一般的に
は、動摩擦係数μやは滑り速度が大きい状態ではあまり
大きな変化はないが、直結寸前において(時間t2の近
傍において)大きな値となるため、図中において実線で
示すように、摩擦係合トルクTは時間t2の直前から急
に大きな値を示す。なお、この直結寸前の摩擦係数が最
終動摩擦係数μ。と呼ばれる。このような図中実線で示
すような特性の摩擦クラッチを用いて変速制御を行った
場合には、作動油圧が一定でもクラッチが完全に係合す
る直前にトルクが急に大きくなり変速ショックを発生さ
せるおそれが強い。
このため、図中破線で示すように、最終動摩擦係数μ。
が動摩擦係数μ8より小さくなるような潤滑油、摩擦材
料等も提案されている。しかしながら、この場合には、
静摩擦係数μ8が小さく、このため、クラッチディスク
枚数の追加、作動油圧の変更等が必要となるおそれが強
く、さらに、摩擦係数の経時変化が大きいという問題が
あり、まだ実用化にいたっていない。
本発明は上記のような事情に鑑みたもので、従来から用
いられている摩擦クラッチを用いて、変速時におけるク
ラッチ係合力(トルク)の変動、特に、クラッチの直結
直前におけるトルク変動を小さくする変速制御を行わせ
ることができる制御装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的達成のための手段として、本発明の変速制御装
置は、第1図のクレーム対応図に示すように、動力伝達
経路の選択を行うための複数の摩擦係合タイプの変速手
段e(例えば、摩擦クラッチ)を有してなる動力伝達手
段(変速機)fにおいて、変速時に、前段用摩擦係合変
速手段eの摩擦部材押圧力(例えば、クラッチ作動油圧
)を解放し、後段用摩擦係合変速手段eの摩擦部材の押
圧力の設定を行う押圧力設定手段aと、摩擦係合変速手
段eの入力側回転部材および出力側回転部材の回転に基
づいて、これら両回転部材が摩擦係合により直結される
直前の状態になったことを検出する直前状態検出手段す
と、変速時において、この直前状態検出手段により、後
段用摩擦係合変速手段eでの直前状態が検出された時に
、押圧力設定手段aにより設定されるこの後段用摩擦係
合手段eの摩擦部材押圧力を、直前状態検出時から所定
時間が経過するまでの間において低下させる変速係合力
補正手段Cとから構成されている。
(作用) 上記構成の制御装置を用いて変速制御を行わせると、変
速時には、押圧力設定手段aにより、前段用摩擦係合変
速手段eの摩擦部材押圧力が解放され、且つ、後段用摩
擦係合変速手段eの摩擦部材の押圧力の設定が行われて
前段から後段への変速がなされる。この場合に、摩擦係
合変速手段eの入力側回転部材および出力側回転部材の
回転に基づいて、これら両回転部材が摩擦係合により直
結される直前の状態であるか否かが直前状態検出手段す
により検出されるようになっており、この直前状態検出
手段により、後段用摩擦係合変速手段eが直前状態にな
ったことが検出された時に、この後段用摩擦係合手段e
の摩擦部材押圧力が、押圧力補正手段Cにより直前状態
検出時から所定時間経過するまでの間において低下され
る。このため、入出力回転部材が直結される直前には摩
擦係数(最終動摩擦係数)が増大するのであるが、この
増大分が上記押圧力補正手段による押圧力の低下により
相殺され、変速手段eの直結直前における伝達トルク変
動が抑えられ、変速シロツクの無いスムーズな変速が行
われる。
(実施例) 以下、具体的な実施例について、図面を用いて説明する
まず第2図により、本発明に係る変速制御装置を有した
自動変速機の構成を説明する。この変速機ATにおいて
は、エンジンの出力軸1から、トルクコンバータ2を介
して伝達されたエンジン出力が、複数の動力伝達経路を
構成するギヤ列を有した変速機構10により変速されて
出力軸6に出力される。具体的には、トルクコンバータ
2の出力は入力軸3に出力され、この入力軸3とこれに
平行に配設されたカウンタ軸4との間に互いに並列に配
設された5組のギヤ列のうちのいずれかにより変速され
てカウンタ軸4に伝達され、さらに、カウンタ軸4と出
力軸6との間に配設された出力ギヤ列5a、5bを介し
て出力軸6に出力される。
上記入力軸3とカウンタ軸4との間に配設される5組の
ギヤ列は、1速用ギヤ列11a、11bと、2速用ギヤ
列12a、12bと、3速用ギヤ列13 a、  13
 bと、4速用ギヤ列14a、14bと、リバース用ギ
ヤ列15 at  15 b+  15 cとからなり
、各ギヤ列には、そのギヤ列による動力伝達を行わせる
ための油圧作動クラッチ11c +  12 c t 
 13 c +  14 c +  15 dが配設さ
れている。なお、1速用ギヤllbにはワンウェイクラ
ッチlidが配設されている。このため、これら油圧作
動クラッチを選択的に係合・離脱させることにより、上
記5組のギヤ列のいずれかによる動力伝達を選択して変
速を行わせることができるのである。
上記5組の油圧作動クラッチtic〜15dは摩擦係合
タイプのクラッチであり、これらの作動制御は、油圧コ
ントロールバルブ20から、油圧ライン21a〜21e
を介して給排される油圧により、摩擦部材(ディスク)
へ所定の押圧力を付与して行われる。
この油圧コントロールバルブ20の作eは、運転者によ
り作動されるシフトレバ−45にワイヤ45aを介して
繋がるマニュアルバルブ25の作動、2個のソレノイド
バルブ22.23の作動およびリニアソレノイドバルブ
56の作動によりなされる。
ソレノイドバルブ22.23は、信号ライン31a、3
1bを介してコントローラ30から送られる作動信号に
よりオン・オフ作動され、リニアソレノイドバルブ56
は信号ライン31cを介してコントローラ30から送ら
れる信号により作動される。このコントローラ30には
、リバース用ギヤ15cの回転に基づいて油圧作動クラ
ッチの入力側回転数を検出する第1回転センサ35から
の回転信号が信号ライン35aを介して送られ、出力ギ
ヤ5bの回転に基づいて油圧作動クラッチの出力側回転
数を検出する第2回転センサ32からの回転信号が信号
ライン32aを介して送られ、エンジンスロットル41
の開度を検出するスロットル開度センサ33からのスロ
ットル開度信号が信号ライン33aを介して送られる。
上記のように構成された変速機における変速制御につい
て説明する。
変速制御は、シフトレバ−45の操作に応シて油圧コン
トロールバルブ20内のマニュアルバルブ25により設
定されるシフトレンジに応じてなされる。このシフトレ
ンジとしては、例えば、P、R,N、D、S、2の各レ
ンジがあり、PレンジおよびNレンジでは、全油圧作動
クラッチ110〜15dが非保合で変速機はニュートラ
ル状態であり、Nレンジではリバース用油圧作動クラッ
チ15dが係合されてリバース段が設定され、Dレンジ
、Sレンジおよび2レンジでは変速マツプに基づく変速
がなされる。
この変速マツプは、第3図に示すように、縦軸にスロッ
トル開度θ7□を示し横軸に車速Vを示してなるグラフ
中に図示のように、シフトアップ線Luおよびシフトダ
ウン線Loを有してなり、エンジンスロットル開度お上
び車速により定まる走行状態が、シフトアップ線Luを
右側領域の方に横切ったときにはシフトアップを行わせ
、シフトアップの後、シフトダウン線Loを左側領域の
方に横切ったときにはシフトダウンを行わせる。
本例においては、このようにしてなされる変速を下記の
如く5つのシフトモードに分類している。なお、各番号
は図中番号に対応している。
■SYUモード: パワーオフ状態で、シフトアップが
なされるモード(例えば、走行中でのアクセル戻しによ
るシフトアップ) ■SYDモード: パワーオン状態で、シフトダウンが
なされるモード(例えば、キックダウン) ■IPUモード: パワーオン状態で、アップシフトが
なされるモード(例えば、加速中でのアップシフト) ■IPDモード: パワーオフ状態で、マニュアルレバ
ー操作等によりダウンシフトがなされるモード(例えば
、シフトレバ−がDレンジからSレンジに切り換えられ
て起こるダウンシフト) ■EPDモード: パワーオフ状態で、車速が低下して
ダウンシフトがなされるモード(例えば、走行時にアク
セルペダルが戻されてコースト状態になり車速の低下に
応じて自動的に起こるシフトダウン) なお、■PDモードおよびEPDモードは、アクセル状
態および変速タイプを見る限り同じであるが、IPDモ
ードは運転者がダウンシフトを期待してレバー操作を行
う場合であり、EPDモードは走行状態の変化に伴い自
動的なシフトダウンがなされる場合である。
第3図においては、シフトアップ線およびシフトダウン
線をそれぞれ1本示すのみであるが、実際には、変速段
の数に応じてそれぞれ複数本設定される。
第3図に示す変速マツプにおいて、走行状態に対応する
点がシフトアップ線もしくはシフトダウン線を横切った
場合には、コントローラ3oがら信号ライ:/31a、
31bを介してソレノイドバルブ22.23に作動信号
が出力されて、これに応じて油圧コントロールバルブ2
0が作動されて、各油圧作動クラッチllc〜15dへ
の油圧給排がなされ、シフトアップもしくはシフトダウ
ンがなされる。
このため、特許請求の範囲にいう摩擦係合変速手段が各
油圧作動クラッチllc〜15dであり、直前状態検出
手段が回転センサ32,35からの信号を受けるコント
ローラ30に該当し、押圧力設定手段および押圧力補正
手段はコントローラ30および油圧コントロールバルブ
20から構成される。
この油圧コントロールバルブ20について、第4図によ
り説明する。
このコントロールバルブ20では、ポンプ8から供給さ
れるオイルサンプ7の作動油を、ライン101を介して
レギュレータバルブ50に導いてレギュレータバルブ5
0により所定のライン圧に調圧する。このライン圧はラ
イン110を介してマニュアルバルブ25に導かれ、こ
のマニュアルバルブ25の作動およびコントロールバル
ブ20内の各種バルブの作動に伴って上記ライン圧が各
速度段用油圧作動クラッチ11c+  12c+  1
3CI  14 CI  15 dへ走行条件に応じて
選択的に供給され、各クラッチの作動制御がなされる。
ここで、まず、コントロールバルブ20内の各種バルブ
について説明する。チエツクバルブ52は、レギュレー
タバルブ50の下流側に配設され、ライン102を通っ
て変速機の潤滑部へ送られる潤滑油の油圧が所定圧以上
になるのを防止する。モジュレータバルブ54は、ライ
ン103を介して送られてきたライン圧を減圧して、所
定圧のモジュレータ圧を作り出し、このモジュレータ圧
の作動油を、ライン104を介してトルクコンバータ2
のロックアツプクラッチ制御用としてロックアツプクラ
ッチ制御回路(図示せず)に供給し、さらに、ライン1
05を介して第1および第2ソレノイドバルブ22.2
3の方へシフトバルブ作動制御用として送られる。
マニュアルバルブ25は、運転者により操作されるシフ
トレバ−45に連動して作動され p。
R,N、D、S、2の6ポジシヨンのいずれかに位置し
、各ポジションに応じてライン110からのライン圧を
ライン25a〜25gへ選択的に供給させる。
1−2シフトバルブ80.2−3シフトバルブ62.3
−4シフトバルブ64は、マニュアルバルブ25がり、
S、2のいずれかのポジションにある場合に、第1およ
び第2ソレノイドバルブ22.23のON@OFF作動
に応じてライン106a〜106fを介して供給される
モジュレート圧の作用により作動制御され、1速用から
4速用までのクラッチ11 c +  12 c + 
 13 c +  14 cへのライン圧の給排を制御
するバルブである。
ライン106a、108bは第1ソレノイドバルブ22
に繋がるとともにオリフィス22aを介してライン10
5にも繋がっており、このため、第1ソレノイドバルブ
22への通電がオフのときには、ドレン側へのポートが
閉止されライン108a、108bにライン105から
のモジュレート圧を有した作動油が供給され、上記通電
がオンのときには、ドレン側へのポートが開放されてラ
イン108a、108bの圧がほぼ零となる。また、ラ
イン106c〜106fは、第2ソレノイドバルブ23
に繋がるとともにオリフィス23aを介してライン10
5にも繋がっており、第2ソレノイドバルブ23への通
電がオフのときには、ドレン側へのポートが閉止されラ
イン106c〜106fにライン105からのモジュレ
ート圧を育した作動油が供給され、上記通電がオンのと
きには、ドレン側へのポートが開放されてライン106
c〜106fの圧がほぼ零となる。
ここで、ライン106aは1−2シフトバルブ60の右
端に繋がり、ライン106bは2−3シフトバルブ62
の右端に繋がり、ライン106cは1−2シフトバルブ
60の左端に繋がり、ライン106eは3−4シフトバ
ルブ64の右端に繋がり、ライン106fは2−3シフ
トバルブ62の左端に繋がる。なお、ライン106e、
106fはマニュアルバルブ25およびライン106d
を介して第2ソレノイドバルブ23に繋がる。このため
、第1および第2ソレノイドバルブ22゜23の通電オ
ン・オフを制御して、各ライン106a〜106fへの
ライン105からのモジュレート圧の給排を制御すれば
、1−2.2−3゜3−4シフトバルブ60,62.6
4の作動制御を行うことができ、これにより、ライン1
10からマニュアルバルブ25を介して供給されるライ
ン圧を各油圧作動クラッチ11c+  12c、13c
+14cへ選択的に供給させ、所望の変速を行わせるこ
とができる。
このコントロールバルブ20は第1〜第4オリフイスコ
ントロールバルブ70,72,74.76を有しており
、これらオリフィスコントロールバルブにより、変速時
における前段クラッチの油圧室内の油圧の解放が、後段
クラッチの油圧室内の油圧上昇とタイミングを合わせて
行われる。第1オリフイスコントロールバルブ70によ
り3速から2速への変速時の3速クラツチの油圧解放タ
イミングが制御され、第2オリフイスコントロールバル
ブ72により2速から3速もしくは2速から4速への変
速時の2速クラツチの油圧解放タイミングが制御され、
第3オリフイスコントロールバルブ74により4速から
3速もしくは4速から2速への変速時の4速クラツチの
油圧解放タイミングが制御され、第4オリフイスコント
ロールバルブ76により3速から4速への変速時の3速
クラツチの油圧解放タイミングが制御される。
さらに、各油圧作動クラッチ11c+  12c+13
c、14cの油圧室に連通ずる受圧室を有したアキュム
レータ81,82,83.84が設けられており、これ
ら各アキュムレータの受圧室とピストン部材81at 
82a、83a+  84aを介して対向する背圧室に
、ライン121,122.123,124が接続されて
おり、これらライン121,122,123.124は
ライン120a、120bおよび120を介してリニア
ソレノイドバルブ56に接続されている。
リニアソレノイドバルブ56は、リニアソレノイド58
aを育しており、このリニアソレノイド58aへの通電
電流を制御することによりその作動力を制御し、ライン
120への供給油圧(これをコントロール油圧PTHと
称する)の大きさを制御することができる。このため、
リニアソレノイド58aへの通電電流を制御すれば、上
記各アキュムレータ81〜84の背圧室の油圧を制御す
ることができ、これにより、変速時における保合クラッ
チ(後段クラッチ)の油圧室内の油圧を制御して、この
クラッチ(変速手段)の摩擦部材に付与するクラッチピ
ストン押圧力を自由に制御することができる。
クラッチプレッシャコントロールバルブ78は、マニュ
アルバルブ25から1−2シフトバルブ60に至るライ
ン上に配設されており、上記リニアソレノイドバルブ5
6により調圧されたコントロール圧PTHを受けて作動
するバルブである。
このため、各シフトバルブ60,62.64を介して各
油圧作動クラッチ11c+  12c+  13c、1
4cへ供給されるライン圧(これをクラッチ圧P。Lと
称する)は、クラッチプレッシャコントロールバルブ7
8により上記コントロール圧PT□に応じて制御される
。なお、コントロール圧PTHは、変速時以外において
は、アクセルペダル開度、すなわち、エンジン出力に対
応した圧となるように制御され、このため、各クラッチ
作動用クラッチ圧POLは、エンジン出力に対応した必
要トルク容量を得るだけのできる限り低い圧とすること
ができる。
以上のように構成されたコントロールバルブ20におい
て、シフトレバ−45の操作によるマニュアルバルブ2
5の作動およびソレノイドバルブ22.23のON・O
FF作動により上記各バルブが作動されて、各クラッチ
llc〜15dへのライン圧の選択的な供給がなされ、
自動変速がなされるのであるが、その作動は、従来から
公知であるので、その説明は省略する。
以上のような構成の変速機における変速制御について、
第5図のフローチャートおよび第6図のグラフを用いて
説明する。
この制御では、まず、ステップS2およびS4において
シフトマツプから現行速度段S。に対する目標速度段S
1を検索するとともに両速度段用クラッチでの入出力回
転数比ecLo(現行速度段用クラッチ)+ecLa(
目標速度段用クラッチ)を計算し、次いで、ステップS
6において、両速度段S。ls&が等しいか否かを判断
する。S。
=Soとなるのは変速指令が出力されていない場合であ
り、この場合にはステップ88〜812に進み、変速判
断タイマTIを再スタートさせ、現行速度段用クラッチ
のクラッチ圧POLを最大に設定し、現在の速度段S。
をそのまま維持させる信号をシフトソレノイドに出力す
る この状態を表すのが第6図における時間t1までの部分
であり、コントローラ30からの変速指令およびシフト
ソレノイド22.23の出力は現行速度段S。を設定す
るようになっている。このため、現行速度段S。および
目標速度段S、は同じであり、この速度段用クラッチで
の入出力回転数比ecto  (= ecLa )は1
.0である。また、リニアソレノイドバルブ56により
コントロール圧PTHが最大に設定され、これに応じて
現行速度段を設定する油圧作動クラッチ(変速手段)の
クラッチ圧P。Lが最大となる。これによりこのクラッ
チでのクラッチピストンによる摩擦ディスク押圧力が最
大となり、このクラッチの伝達トルク容量CTQが最大
となっている。
このような状態から、変速指令が出力されると、目標速
度段S、が新たに設定されるため、S、≠80となる。
この変速指令出力が検知されると、ステップ814に進
み、この変速指令の出力から変速判断タイマT1の経過
を待ち、この後、ステップ81Bに進む。なお、この変
速判断タイマT1は、短時間の内に変速指令が変更され
るような場合に、この変速指令に従って変速させること
により生じる変速ビジー感の発生を防止するためのもの
で、例えば、4速から3速への変速指令が出力された後
、変速判断タイマT1が経過する前にさらに3速から2
速への変速指令が出力されたような場合には、変速判断
タイマT+の経過のときに、4速から2速への変速が行
われる。
ステップ81Bにおいては、目標速度段用クラッチの係
合トルク容量CTQの計算がなされる。このトルク容量
CTQは変速をスムーズに行わせるために必要なトルク
であり、この計算について、第8図のフローチャートを
用いて説明する。
この計算においては、まず、エンジンの回転数N、と吸
気負圧Paとの関係に基づいて予め設定されているエン
ジン出カマツブから、その時(変速時)でのエンジン回
転数と吸気負圧に対応するエンジン出力トルクETQを
読み取る(ステップ571)。次いで、変速時において
は、スムーズな変速を行わせるため等の目的のため、エ
ンジン出カリタートが行われるため、このリタード分の
エンジン出力補正を行う(ステップ572)。さらに、
エンジン出力はトルクコンバータを介して変速機に伝達
されるため、このトルクコンバータによるトルク増幅分
の補正も行う(ステップ743)。
上記のような補正により、変速機入力軸に伝達されるエ
ンジントルクETQが算出されると、ステップ874に
おいて、このときの変速がイナーシャトルク必要モード
(具体的には、IPUおよびIPDモード)であるか否
かの判断がなされ、イナーシャシルク必要モードである
場合には、ステップS75においてイナーシャトルクI
TQが計算される。イナーシャトルクITQとは、この
変速により生ずるエンジン回転数の変化量およびこの変
速に対して要求される所望変速時間の関係からエンジン
回転変化率を求め、変速時に係合されるクラッチの入力
側イナーシャを上記回転変化率に応じて回転駆動するた
めに必要なトルク容1を言う。このため、このトルクI
TQは、上記変速時のエンジン回転数、所望変速特性、
入力側イナーシャ等に基づいて算出される。
そして、イナーシャトルク必要モードの場合には、上記
エンジントルクETQにステップS75において算出さ
れたイナーシャトルクITQを加えて変速機入力軸トル
クを求める。このようにして算出されるのは変速機入力
軸トルクであるため、これを変速に使用されるクラッチ
での分担トルクに換算してこのクラッチでの必要トルク
容量CTQを算出する(ステップ576)。
次いでステップ818に進み、Sl〉Soか否か、すな
わち、シフトアップか否かが判断される。シフトアップ
の場合には、ステップS20に進み、シフトソレノイド
出力をS。からS、に切り換え実際にシフトアップ変速
作動を開始させる。このため、第6図に示すように、時
間t1において現行速度段S。から目標速度段S、への
変速指令が出力された場合、上記ステップ814に示し
た変速判断タイマTIの経過の後の時間t2において、
シフトソレノイド出力はS。からS。
に変更される。但し、時間t□において変速指令が出力
された時点で目標速度段S、はこの指令に応じたものに
変更され、このため、図示のように、目標速度段(後段
)クラッチ入出力回転数比ecLa(=出力側回転数/
入力側回転数)は、時間t1において、この目標速度段
のクラッチでの値elに変更される。
時間t2においてシフトソレノイド出力がS。
に変更されると、シフトバルブが作動されて現行速度段
用(前段用)の油圧作動クラッチへの作動油圧の供給が
断たれるため、このクラッチ圧POL。はこのクラッチ
に対応するアキュムレータの設定圧まで急激に低下する
。一方、これと同時に時間t2から目標速度段用の油圧
作動クラッチへのクラッチ油の供給が開始される。
この時のクラッチ圧Patは、リニアソレノイドバルブ
56により設定されるコントロール圧PT。
に基づいた油圧であり、このクラッチ圧P。Lに対する
クラッチトルク容量CTQは、クラッチピストン受圧面
積、リターンスプリング力等に基づいて第9図に示すよ
うに決まるため、所望のトルク容量CTQを得るように
コントロール圧PTHの設定を行えば良い。このコント
ロール圧PTHはステップ816において計算した変速
時に必要なトルクCTQが得られるような圧PTH(C
TQ)とすれば良いのであるが、シフトソレノイド出力
が目標速度段S、に切り換わっても目標速度段用クラッ
チへの管路内にクラッチ油が充満し、且つこのクラッチ
の無効ストローク分の移動が完了するまではこのクラッ
チの係合が開始せず、タイムラグが発生することに鑑み
、このタイムラグの短縮化のため、実際にクラッチが係
合を開始するまで(現行速度段用クラッチの入出力回転
数比e CLOが変化し始めるまで)は上記計算トルク
CTQより大きな立上がりトルクDTQを設定し、この
トルクDTQが得られるようなコントロール圧PT□(
DTQ)が設定される。そして、現行速度段および目標
速度段用クラッチの入出力回転数比eCL。およびe。
Llが変化し始めて実際に目標速度段用クラッチの係合
が開始した時に(時間t3)、上記計算トルクCTQが
得られるようにこれに対応したコントロール圧PTH(
CTQ)が設定される。
この変速においては、現行速度段用クラッチの摩擦係合
が解除されてその入出力回転数比e。LOは1.0から
大きくなるように変化し、目標速度段用クラッチの摩擦
係合が開始されてその入出力回転数比e。L、はe、か
ら1.0に近ずくように増大する。このとき、目標速度
段用クラッチの入出力回転数e OLaが直前状態にな
ったか否かを、1.0より若干小さなしきい値e。18
Uと比較して判断するようになっており(ステップ52
2)、e OLa≦80111!Llの場合には、ステ
ップS24および826に進み、完全直結判断タイマT
’pcを再スタートさせるとともに、ステップS16に
おいて計算されたトルク容量CTQをそのまま設定させ
るためのクラッチ圧P ct (CT Q )の設定(
すなわち、コントロール圧PT)I(CTQ)の設定)
を行う。
e CLa > e C1゜1となった場合、すなわち
、このクラッチが直結直前の状態となった場合には、完
全直結判断タイマT pcをスタートさせ(ステップ8
28)、この時間T pcが経過するまでの間はステッ
プS30およびS32において、トルク容量CTQの補
正を行うとともに、この補正されたトルク容量CTQが
得られるようにクラッチ圧P。L(CTQ)の設定を行
う。この補正は、通常の動摩擦係数μ、に対して最終動
摩擦係数μ。が大き(なる摩擦クラッチの摩擦特性(第
10図に実線で示す特性)に鑑みて行われるもので、こ
の摩擦係数の差に対応して発生するトルクの差(第10
図のトルクTKとT。の差)を相殺するように、ステッ
プS16において計算されたトルクCTQにT K /
 T oを乗じて行われる。
このため、第6図に示すように、ecい>ecl■とな
った時点t4から完全直結判断タイマrpcの経過する
まで(時間t8まで)の間は、クラッチ圧PcLは実線
のように低下される。このため、このクラッチが直結直
前状態となり、摩擦係数が最終動摩擦係数μ。となって
これが大きくなっても、このクラッチのクラッチディス
クの押注力が摩擦係数の増加を相殺するように低下され
ることになり、このクラッチの係合トルク容量が増加す
ることがない。これにより、変速終了時の係合トルクの
急激な増加を防止し、ショックの無いスムーズな変速が
なされる。
なお、第6図には、上記変速におけるエンジン回転数N
eの変化および車体に加わる加(減)速度Gの変化を示
しており、これらは図中実線で示すように比較的滑らか
に変化しスムーズな変速となることを表している。しか
しながら、ステップ830での補正を行わず、コントロ
ール圧PTIIを第6図において破線で示すように設定
した場合には、目標速度段用クラッチの係合トルクがこ
のクラッチが直結する直前に急激に増大するため、エン
ジン回転数Neおよび加(減)速度Gは破線で示すよう
な急激な変化を起こし、変速ショックが発生する。
ここではクラッチ圧PcLに一定値(=TK/T0)を
乗じてトルクの補正を行う例を示したが、これに代えて
第7図に示すように、直前状態におけるトルク変動に対
応させてリアルタイムに補正するようにしても良い。
この後、ステップ828からステップS34に進み、目
標速度段S、が現行速度段S。に変更される。このため
、以後のフローでは、ステップS6からステップ88〜
812に進み、クラッチ圧POLは最大にされ、変更さ
れた目標速度段S。がそのまま維持される。
以上においては、シフトアップの場合の制御について説
明したがシフトダウンの場合もほぼ同様な制御がなされ
る。
ステップ818においてシフトダウンであると判断され
ると、ステップS40に進み、シフトソレノイド出力を
S。からSlに切り換え実際にシフトダウン変速作動を
開始させる。このため、現行速度段S。から目標速度段
s1への変速指令が出力されたときからステップ814
に示した変速判断タイマT、の経過した後において、シ
フトソレノイド出力がS。からS、に変更される。
これによりシフトバルブが作動されて現行速度段用(前
段用)の油圧作動クラッチへの作動油圧の供給が断たれ
、このクラッチ圧P。LOは急激に低下するととも目標
速度段用の油圧作動クラッチへのクラッチ油の供給が開
始される。
この時にも、実際にクラッチが係合を開始するまで(現
行速度段用クラッチの入出力回転数比e。、。が変化し
始めるまで)は上記計算トルクCTQより大きな立上が
りトルクDTQが得られるようなコントロール圧PTH
(DTQ)が設定され、現行速度段および目標速度段用
クラッチの入出力回転数比ecLoおよびe QLaが
変化し始めると、上記計算トルクCTQが得られるよう
にこれに対応したコントロール圧PTo(CTQ)が設
定される。
この変速においては、現行速度段用クラッチの摩擦係合
が解除されてその入出力回転数比e。LOは1.0から
小さくなるように変化し、目標速度段用クラッチの摩擦
係合が開始されてその入出力回転数比e。Llは1.0
に近ずくように減少する。このとき、目標速度段用クラ
ッチの入出力回転数e OLaが直前状態になったか否
かを、1.0より若干大きなしきい値e。ll1Dと比
較して判断するようになっており(ステップ842)、
ecta≧e ctmoの場合には、ステップS44お
よびS46に進み、完全直結判断タイマT2゜を再スタ
ートさせるとともに、ステップS18において計算され
たトルク容量CTQをそのまま設定させるためのクラッ
チ圧P。L(CTQ)の設定を行う。
e eta < e ariaとなった場合、すなわち
、このクラッチが直結直前の状態となった場合には、完
全直結判断タイマTPOをスタートさせ(ステップ34
8)、この時間rpcが経過するまでの間はステップ8
50およびS52において、トルク容量CTQの補正を
行うとともに、この補正されたトルク容量CTQが得ら
れるようにクラッチ圧PcL(CTQ)の設定を行う。
この補正も、通常の動摩擦係数μつと最終動摩擦係数μ
。との相違に起因して発生するトルクの差(第10図の
トルクT8とT。の差)を相殺するように、ステップ8
16において計算されたトルクCTQにT K / T
 。
を乗じて行われる。
このため、ecLa<e。IflL+となった時点から
完全直結判断タイマrpcの経過するまでの間は、クラ
ッチ圧P。Lは上記補正分だけ低下される。このため、
この場合においてもこのクラッチが直結直前状態となり
、摩擦係数が最終動摩擦係数μ。となってこれが大きく
なっても、このクラッチの係合トルク容量が増加するこ
とがなく、変速終了時の係合トルクの急激な増加を防止
し、シミツクの無いスムーズな変速がなされる。
この後、ステップ848からステップS54に進み、目
標速度段S、が現行速度段S。に変更される。このため
、以後のフローでは、ステップS6からステップ88〜
812に進み、クラッチ圧Pat、は最大にされ、変更
された目標速度段S。がそのまま維持される。
なお、本例においては、クラッチ圧P。Lをアキエムレ
ータの背圧として作用するコントロール圧prnを用い
て制御する例を示したが、本発明はこのようなものに限
られず、例えば、クラッチ圧をリニアソレノイドバルブ
等により直接制御するように構成しても良く、また、本
例のコントロール圧PTHをデユーティ制御されるソレ
ノイドバルブにより作り出すようにしても良い。
ハ1発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、前段用摩擦係合変
速手段(前段用クラッチ)の摩擦部材押圧力(作動油圧
)が解放され、且つ、後段用摩擦係合変速手段の摩擦部
材の押圧力の設定が行われて前段から後段への変速がな
される場合に、摩擦係合変速手段の入力側回転部材およ
び出力側回転部材の回転に基づいて、後段用摩擦係合変
速手段が直前状態になったことが検出された時に、この
後段用摩擦係合手段の摩擦部材押圧力が、直前状態検出
時から所定時間経過するまでの間において低下されるた
め、入出力回転部材が直結される直前での摩擦係数(最
終動摩擦係数)の増大によるクラッチトルク容量の増大
分が上記押圧力の低下により相殺され、変速手段の直結
直前における伝達トルク変動が抑えられ、変速ショック
の無いスムーズな変速を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すクレーム対応図、第2図は
本発明に係る制御装置を備えた自動変速機を示す概略図
、 第3図はシフトモードを示すグラフ、 第4rgJは上記制御装置を構成する油圧コントロール
バルブを示す油圧回路図、 第5図および第8図は上記制御装置による制御内容を示
すフローチャート、 第6図および第7図は上記制御に際しての各種制御値等
の時間変化を示すグラフ、 第9図はクラッチ圧P。LとクラッチトルクCTQとの
関係を示すグラフ、 第10図は摩擦クラッチの摩擦試験機による試験結果を
示すグラフである。 2・・・トルクコンバータ 10・・・変速機構20・
・・油圧コントロールバルブ 22.23・・・シフトソレノイドバルブ25…マニユ
アルバルブ 32.35・・・回転センサ 56・・・リニアソレノイドバルブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数の動力伝達経路を構成する動力伝達手段と、こ
    の動力伝達手段による前記動力伝達経路を選択するため
    係合・離脱制御される複数の摩擦係合変速手段とを有し
    てなる自動変速機において、変速時に、前段用摩擦係合
    変速手段の摩擦部材押圧力を解放し、後段用摩擦係合変
    速手段の摩擦部材押圧力の設定を行う押圧力設定手段と
    、前記摩擦係合変速手段の入力側回転部材および出力側
    回転部材の回転に基づいて、これら両回転部材が摩擦係
    合により直結される直前の状態を検出する直前状態検出
    手段と、 変速時において、この直前状態検出手段により、前記後
    段用摩擦係合変速手段での前記直前状態が検出された時
    に、前記押圧力設定手段により設定されるこの後段用摩
    擦係合手段の摩擦部材押圧力を、前記直前状態検出時か
    ら所定時間経過するまでの間において低下させる押圧力
    補正手段とから構成されていることを特徴とする自動変
    速機の変速制御装置。2)前記摩擦係合変速手段の前記
    入力および出力回転部材の回転数比が1.0に近いしき
    い値になったことを検出して、前記直前状態になったこ
    とを検出するようにしたことを特徴とする請求項第1項
    記載の自動変速機の変速制御装置。
JP63196657A 1988-08-05 1988-08-06 自動変速機の変速制御装置 Granted JPH0246360A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63196657A JPH0246360A (ja) 1988-08-06 1988-08-06 自動変速機の変速制御装置
EP89114456A EP0353771B1 (en) 1988-08-05 1989-08-04 Apparatus for controlling gearshifts in automatic transmission
DE68915361T DE68915361T2 (de) 1988-08-05 1989-08-04 Gerät zur Gangschaltungssteuerung in einem automatischen Getriebe.
US07/389,851 US5128868A (en) 1988-08-05 1989-08-04 Apparatus for controlling gearshifts in automatic transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63196657A JPH0246360A (ja) 1988-08-06 1988-08-06 自動変速機の変速制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0246360A true JPH0246360A (ja) 1990-02-15
JPH0559295B2 JPH0559295B2 (ja) 1993-08-30

Family

ID=16361426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63196657A Granted JPH0246360A (ja) 1988-08-05 1988-08-06 自動変速機の変速制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0246360A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3031778U (ja) * 1996-04-22 1996-12-03 笠原理化工業株式会社 プローブ式濁度検出器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0559295B2 (ja) 1993-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8326508B2 (en) Control device and control method for automatic transmission
JPH01283453A (ja) 自動変速機の変速制御方法
US6955629B2 (en) Shift control apparatus for an automatic transmission
JPH01295060A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP3699628B2 (ja) 自動変速機の制御装置
US7194348B2 (en) High acceleration time shift control apparatus and control method for vehicle
EP1431624B1 (en) Shift control device for automatic transmission
US20030125161A1 (en) Control device for automatic transmission
US6736757B2 (en) Speed shift control apparatus of automatic transmission
AU631824B2 (en) Method and apparatus for controlling transmission
US6754572B2 (en) Hydraulic pressure control apparatus of automatic transmission
JPH01275938A (ja) 自動変速機の変速制御方法
JPH0246360A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP2632018B2 (ja) 変速手段の係合トルク容量設定方法
JPH0246358A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH0246359A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH0633817B2 (ja) 自動変速機の変速制御方法
JPH0559293B2 (ja)
JPS6120748B2 (ja)
JPH0557468B2 (ja)
JPH0246363A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH06316231A (ja) 自動変速機におけるパワーオン・シフトダウン変速制御方法
JPH0246356A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH0246361A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JP3946425B2 (ja) 自動変速機の変速制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term