JPS6120748B2 - - Google Patents

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JPS6120748B2
JPS6120748B2 JP53152180A JP15218078A JPS6120748B2 JP S6120748 B2 JPS6120748 B2 JP S6120748B2 JP 53152180 A JP53152180 A JP 53152180A JP 15218078 A JP15218078 A JP 15218078A JP S6120748 B2 JPS6120748 B2 JP S6120748B2
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JP
Japan
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gear
shift
engaged
valve
brake
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JP53152180A
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Mutsumi Kawamoto
Nobuaki Miki
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は電子制御方式の自動車用自動変速機に
関する。 従来電子制御方式の自動変速機は手動でシフト
レバーをN(ニユートラル)位置からD(ドライ
ブ)位置にシフトするN−Dシフト時において、
トラスミツシヨンの遊星歯車変速機構を第1速の
係合状態にする前の所定時間(通常1秒間程度)
たとえば前進3段の遊星歯車変速機構の場合には
ギヤ比の小さい第3速の係合にしておき、トルク
の急激な伝達に伴なう衝激の防止がなされてい
る。また現在最も一般に用いられ又は提案されて
いる自動変速機用トランスミツシヨンの前進n段
遊星歯車変速機構(nは3,4または5)は、2
つのクラツチおよび複数のブレーキを有し、第1
速においては一つのクラツチが係合し、第1速以
外では該クラツチに加えて所定のブレーキが係合
し、第n速ではさらに他のクラツチが係合するよ
うになつている。しかるにこのような遊星歯車機
構を備えた自動変速機において上記の如くN−D
シフト時に所定時間第n速のギヤにしようとする
と電子回路はN−Dシフトと同時に第n速に応じ
た出力信号を発するが油圧回路は応答が遅れると
共に2つのクラツチの内の一つが先に係合しやす
く、円滑に第n速のギヤの係合状態が得られず衝
撃防止の効果が得られない場合が生じやすい。こ
のため従来よりシフトレバーと連動したマニユア
ル弁がN位置(ニユートラル時)にあるときから
遊星歯車変速機構において一つのクラツチおよび
一つのブレーキを予め係合させておき、残る一つ
のクラツチの係合により第n速のギヤ係合が得ら
れるようにしておくことにより、N−Dシフト時
スムーズに第n速ギヤにせしめ所定時間後第1速
ギヤに変えて油圧回路による応答の遅れおよびク
ラツチの不均等な係合を防止する方法が考えられ
る。しかるにこの方法はニユートラル時に一つの
クラツチが係合しているため、該クラツチと連動
した遊星歯車が空転しており、ノイズが発生する
と共にN−Dシフト時にその回転部分の慣性によ
る衝撃が生ずる欠点があつた。 本発明はかかる欠点を解消し、N−Dシフト時
歯車の空転によるノイズの発生および衝撃が防止
できると共にN−Dシフトの衝撃が防止できる自
動変速機の提供を目的とする。 本発明は、車両走行状態に応じて電気信号を発
生する手段および該手段からの入力により各変速
段に応じた出力を発する論理手段を備えた電気回
路と、該電気回路の出力により作動されるソレノ
イド弁で制御される各変速段に応じて所定の油圧
サーボに圧油を供給または排圧する油圧回路とか
らなる制御装置、および該制御装置に備えられた
油圧サーボにより駆動される複数のクラツチおよ
び複数のブレーキを有し、第m速では2つのクラ
ツチおよび所定のブレーキが係合されることによ
り減速比1.0の直結ギヤ比が供給され、第m速以
外では一つのクラツチおよび所定のブレーキが係
合される前進n(n>m)段遊星歯車変速機構を
備えたトランスミツシヨンを有する自動変速機に
おいて、N−Dシフト時に電気回路か所定時間第
1速および第m速以外の変速段へのシフトを行な
わしめる出力信号を発し、油圧回路のマニユアル
弁がN位置のとき該変速段において係合されるべ
きブレーキが係合されているようにし、N−Dシ
フト後の所定時間該変速段のギア係合が得られる
ようにしたことを骨子とする。 つぎに本発明を図に示す一実施例に基づき説明
する。 第1図はオーバドライブ装置付流体式4速自動
変速機のトランスミツシヨンの一例を示す概略図
である。 この自動変速機のトランスミツシヨンはトルク
コンバータ1、オーバドライブ機構2、前進3段
後進1段の遊星歯車変速機構3を備えており、第
2図に示す如き油圧回路装置によつて制御される
ようになつている。トルクコンバータ1はポンプ
5、タービン6およびステータ7を含む周知のも
のであり、ポンプ5は機関クランク軸8と連結さ
れ、タービン6はタービン軸9に連結されてい
る。タービン軸9はトルクコンバータ1の出力軸
をなすものであり、これはまたオーバドライブ機
構2の入力軸となつており、オーバドライブ機構
に於る遊星歯車装置のキヤリア10に連結されて
いる。キヤリア10によつて回転可能に支持され
たプラネタリピニオン14はサンギア11及びリ
ングギア15と噛合つている。サンギア11とキ
ヤリア10の間には多板クラツチ12と一方向ク
ラツチ13が設けられており、更にサンギア11
とオーバドライブ機構を包含するハウジング或は
オーバドライブケース16の間には多板ブレーキ
19が設けられている。 オーバドライブ機構2のリングギア15は前進
3段後進1段の遊星歯車変速機構3の入力軸23
に連結されている。入力軸23と中間軸29の間
には多板クラツチ24が設けられており、また入
力軸23とサンギア軸30の間には多板クラツチ
25が設けられている。サンギア軸30とトラン
スミツシヨンケース18の間には多板ブレーキ2
6、多板クラツチ40および一方向クラツチ41
が設けられている。サンギア軸30に設けられた
サンギア32はキヤリア33、該キヤリアによつ
て担持されたプラネタリピニオン34、該ピニオ
ンと噛合つたリングギア35、他の一つのキヤリ
ア36、該キヤリアにより担持されたプラネタリ
ピニオン37、該ピニオンと噛合うリングギア3
8と共に二列の遊星歯車装置を構成している。一
方の遊星歯車装置に於るリングギア35は中間軸
29と連結されている。またこの遊星歯車装置に
於るキヤリア33は他方の遊星歯車装置に於るリ
ングギア38と連結されており、これらキヤリア
及びリングギアは出力軸39と連結されている。
また該他方の遊星歯車装置に於るキヤリア36と
トランスミツシヨンケース18の間には多板ブレ
ーキ27と一方向クラツチ28が設けられてい
る。 かかるオーバドライブ装置付流体式自動変速機
のトランスミツシヨンは以下に詳細に説明される
油圧回路装置によりエンジンの出力及び車輛の車
速に応じて各クラツチ及びブレーキの係合または
解放が行われ、オーバドライブ(O/D)を含む
前進4段の変速または手動切換による後進1段の
変速を行うようになつている。 変速ギア位置とクラツチ及びブレーキの作動状
態を表に示す。
【表】 ここで○は各クラツチ及びブレーキが係合状態
にありまた×はそれらが解放状態にあることを示
す。 上記クラツチおよびブレーキ12,19,2
4,25,26,27,40を選択的に作用さ
せ、自動もしくは手動による変速操作を行う制御
装置の油圧回路を第2図に示す一実施例に基づき
説明する。 油圧回路は油留め100、油ポンプ101、圧
力調整弁102、第2圧力調整弁103、スロツ
トル弁200、マニユアル弁210、1−2シフ
ト弁220、2−3シフト弁230、3−4シフ
ト弁240、ブレーキ27への供給油圧を調整す
るローコーストモジユレータ弁250、クラツチ
24の係合を円滑になさしめるアキユムレータ2
60、クラツチ25の係合を円滑になさしめるア
キユムレータ270、ブレーキ40の係合を円滑
になさしめるアキユムレータ280、クラツチ2
4,25およびブレーキ27へ供給される圧油の
流量を制御するチエツク弁付流量制御弁290,
300,310、後記する電気回路(コンピユー
タ)の出力で開閉され2−3シフト弁を制御する
ソレノイド弁320、および1−2シフト弁と3
−4シフト弁の双方を制御するソレノイド弁33
0、並びに各弁間およびクラツチ、ブレーキの油
圧サーボを連絡する油路からなる。 油留め100より油ポンプ101により汲み上
げられた作動油は圧力調整弁102で所定の油圧
(ライン圧)に調整されて油路104および10
3′へ供給される。油路103′を経て第2圧力調
整弁103に供給された圧油はスロツトル弁20
0のスロツトル圧に応じ所定のトルクコンバータ
圧、油滑油圧、およびクーラ圧に調圧される。油
路104と連絡されたマニユアル弁210は、シ
フトレバーと連結されており、手動操作によりシ
フトレバーのレンジに応じてP,R,N,D,
3,2,Lの各位置に移動する。表に各シフト
レバー位置における油路104と油路105〜1
10との連通状態を示す。〇は連通している場合
を示す。
【表】
【表】 2−3シフト弁230を制御するソレノイド弁
320は、非通電時には弁口321を閉じてオリ
フイス322を介し油路106と連絡した油路1
11に油圧を生ぜしめ、通電時には弁口321を
開いて排油口323から油路111の圧油を排出
させる。1−2シフト弁220および3−4シフ
ト弁240を制御するソレノイド弁330は非通
電時には弁口331を閉じてオリフイス332を
介し油路106と連絡した油路112に油圧を生
ぜしめ、通電時には弁口331を開いて排油口3
33から油路112の圧油を排出させる。表に
後記する電子回路により制御されるソレノイド弁
320および330の通電、非通電と自動変速機
のギヤ状態の関係を示す。
【表】 1−2シフト弁220は、一方にばね221を
背設したスプール222を備え、第1速ではソレ
ノイド弁330は非通電され油路112に油圧が
生じているのでスプール222は図示右方に設定
され、第2速ではソレノイド弁330は通電され
油路112は排圧されスプール222は図示左方
に設定される。第3,4速においては油路113
を通じて右端油室223にライン圧が入りスプー
ル222は図示左方に固定される。 2−3シフト弁230は、一方にばね231を
背設したスプール232を備え、第1,2速では
ソレノイド弁320が通電されており油路111
に油圧は生じていないのでスプール232はばね
231の作用で図示左方に設定され、第3,4速
ではソレノイド弁320が非通電され油路111
に油圧が生じ図示右方に設定される。 3−4シフト弁240は、一方にばね241を
背設したスプール242を備え、第1′2速では油
路114を経て油室243にライン圧が入りスプ
ール242は図示左方に固定され、第3速ではソ
レノイド弁330が通電され油路112は排圧さ
れているのでばね241の作用で、スプール24
2は図示左方に設定され、第4速ではソレノイド
弁330が非通電されスプール242は図示右方
に設定される。 スロツトル弁200はアクセルペダルの踏み込
み量に応じインジケータ弁201がストロークし
て該弁201とバルブスプール202との間のば
ね203を圧縮するなどでスロツトル圧が油路1
22に生じるようにしてある。 マニユアル弁210がN位置にあるとき、油路
104は油路115と連絡しクラツチ12は係合
しており、また油路105に油圧が入り1−2シ
フト弁220のスプール222はソレノイド弁3
30は非通電されているので1−2シフト弁22
0のスプール222はばね221の作用で図示左
方に設定されており、油路105と油路117と
が連通しブレーキ40は係合状態にある。つぎに
マニユアル弁をN位置からD位置にN−Dシフト
すると、予め定めた1〜2秒間(所定時間)電気
回路はソレノイド弁320および330を通電せ
しめ、油路106に油圧が供給される。これによ
り油路106に連結したクラツチ24が係合され
ると共に油路117の油圧は保持されてギヤは第
2速の係合状態となり出力軸39のトルクはギヤ
が第1速の係合になる場合に比較し小さくなるの
でN−Dシフト時の衝撃は減少する。またニユー
トラル時には遊星歯車機構内でブレーキ40だけ
が係合しておりクラツチは係合していないので歯
車の空転は生じていない。所定時間経過後電気回
路は第1速の信号を発しソレノイド弁330を非
通電するので油路112に油圧が生じ1−2シフ
ト弁220のスプール222は図に右方に移動す
る。これにより油路117は排圧されブレーキ4
0は解放され第1速のギヤ開放が得られる。しか
して第1速では1−2シフト弁220のスプール
222は図状右方にあり、ブレーキ26,40に
連絡する油路116,117は排圧され、ブレー
キ27に連絡する油路118にも油圧が供給され
ていないのでブレーキ26,40,27は開放さ
れている。車速が予定の大きさになつたときコン
ピユータの出力でソレノイド弁330が通電さ
れ、1−2シフト弁220のスプール222は図
示左方に移動し、油路105,117を経て油圧
が供給されブレーキ40は係合すると共に油路1
18は排圧され第2速へのシフトが生ずる。第3
速へのシフトは車速、スロツトル開口等が所定値
に達したときコンピユータの出力でソレノイド弁
320が非通電され、2−3シフト弁230のス
プール232は図示左方に移動し、油路106,
113を経て油圧が供給されてクラツチ25が係
合し、同時に1−2シフト弁220のスプール2
22は図示左方に固定されてなされる。第4速へ
のシフトは上記と同様コンピユータの出力でソレ
ノイド弁330が非通電され、3−4シフト弁の
スプール242が図示右方に移動し、油路115
が排圧されると共に油路120に油圧が供給さ
れ、クラツチ12が開放されると共にブレーキ1
9が係合してなされる。 マニユアル弁210が3位置にあるとき、第
1,2,3速は上記D位置のときと同様のシフト
がなされるが、油路107,3114を経て3−
4シフト弁の右端油室243にライン圧が入りス
プール242を図示左方に固定するので、第4速
へのシフトは生じない。またマニユアル弁210
がD位置で第4速の走行中に手動でD−3シフト
を行なつた場合ただちに第3速にダウンシフトが
なされる。 マニユアル弁210が2位置にあるとき、第1
速はマニユアル弁がD位置にあるときと同じであ
り、第2速では油路108に油圧が入り油路12
1,116を経てブレーキ26を螺合させエンジ
ンブレーキがきくようになされている。また第3
速状態で走行中2位置に手動シフトたときは、予
定した速度まで減速した時点でコンピユータの出
力がソレノイド弁320を通電させ、3−2ダウ
ンシフトを生じさせる。 マニユアル弁210が1位置にシフトされたと
きは、油路109に油圧が入り、2−3シフト弁
230の右端油室233にライン圧が供給されス
プール232は図示左方に固定され、即時に4−
2または3−2のダウンシフトが生じる。2−1
ダウンシフトは所定の車速まで減速したときコン
ピユータの出力でソレノイド弁330が非通電さ
れてなされる。また同時に油路109の油圧は油
路119,118を経てブレーキ27を係合させ
る。 車両走行状態に応じてソレノイド弁320,3
30を開閉作動する電気回路(コンピユータ)を
第3図に基づき説明する。 電気回路は電源装置420と、車速およびスロ
ツトル開度検出装置よりソレノイド弁320,3
30の駆動へ至るコンピユータ回路400とから
なる。電源装置420はスイツチ421を介して
バツテリーに接続し、マニユアルレバーに装着さ
れたポジシヨンスイツチ422より結線520を
通してD,3,2′L位置設定および結線521よ
りパワーサプライ(定電圧電源供給装置)423
と導通され、該パワーサプライ423より結線5
23を通してコンピユータ400の各構成要素へ
定電圧を供給する。コンピユータ400は車速検
出装置401、波形増巾整形回路402、D−A
(デイジタル−アナログ)変換回路403、スロ
ツトルポジシヨンスイツチ413、スロツトル開
度電圧発生回路414、1−2シフト判別回路4
04、2−3シフト判別回路406、3−4シフ
ト判別回路408、ヒステリシス回路405,4
07,409、ソレノイド弁320開閉決定回路
410、ソレノイド弁330開閉決定回路41
2、N−Dシフト信号発生器415、タイマー4
11、増巾器416,417,ソレノイド弁32
0,330からなる。車速検出装置401にて検
出した車速は正弦波形信号となり、波形増巾整形
回路402により正の矩形波信号に整形増巾さ
れ、D−A変換回路403により車速に応じた直
流電圧信号に変換され、機関負荷状態を検出する
スロツトルポジシヨンスイツチ413はスロツト
ル開度に応じた可変抵抗により構成され、スロツ
トル開度に応じた信号はスロツトル開度電圧発生
回路414により直流電圧にされ、それぞれ1−
2シフト判別回路404、2−3シフト判別回路
406、3−4シフト判別回路408に入る。各
判別回路は車速電圧信号とスロツトル開度電圧信
号とを、たとえば差動増幅回路にてその大小を比
較し、1−2シフト、2−3シフト、3−4シフ
トのいずれかの条件を設定する。ヒステリシス回
路405,407,409はそれぞれ2−1シフ
ト、3−2シフト、4−3シフトの各ダウンシフ
トの条件を与えるためのもので、それぞれシフト
アツプ時における変速点より幾分車速の低い側で
ダウンシフトがなされるようにし、変速域でのハ
ンチングを防止する。ソレノイド弁320開閉決
定回路410は2−3シフト判別回路の出力によ
り0(OFF)または1(ON)の出力を発し、増
巾器416を介してソレノイド弁320を開閉作
動せしめる。ソレノイド弁330開閉決定回路4
12は1−2シフト判別回路404、3−4シフ
ト判別回路408の出力、およびタイマー411
を介したN−Dシフト信号発生器の出力により0
または1の出力を発し、増巾器417を介してソ
レノイド弁330を開閉作動させる。 この前進3段の遊星歯車変速機構3を備えたト
ラスミツシヨン付自動変速機は、N−Dシフト時
に所定時間電気回路400が表に示す如く第2
速の変速段のギヤ係合を得る出力信号を発し、且
つマニユアル弁210がN位置にあるとき油路1
05および油路107を介して第2速のギヤ係合
において係合されるべきブレーキ40を係合させ
ているので、N−Dシフト時スムーズに第2速の
ギヤ係合が得られる。よつて出力側のトルクは第
1速のギヤ係合を行つた場合に避較し小さくなり
N−Dシフト時の衝撃が小さい。またマニユアル
弁210がN位置にあるときクラツチ12は開放
されているので遊星歯車変速機構3内のギヤは空
転せず、ギヤの空転によるノイズの発生および空
転していたギヤの停止に伴なう衝撃の発生が防止
できる。 上記実施例においては前進3段の遊星歯車変速
機構を備えた自動変速機について説明したが、複
数のクラツチおよび複数のブレーキを有する前進
4段または前進5段など前進n段の遊星歯車変速
機構を備えると共に最高変速段以外は1つのクラ
ツチおよび所定のブレーキの係合で得られる本発
明の自動変速機においては、N−Dシフト時に所
定時間遊星歯車変速機構を第1速および最高変速
段(n段)を除く所定の変速段のギヤ係合にする
ことによつて衝撃の緩和およびニユートラル時の
ギヤの空転防止がなされる。この場合は電子回路
はN−Dシフト時所定時間上記所望の変速段のギ
ヤ係合をなさしめる出力信号を発せしめ、遊星歯
車変速機構においてはマニユアル弁がN位置にあ
るとき該変速段時係合されるべきブレーキを係合
させておく。
【図面の簡単な説明】
第1図は流体式4速自動変速機のトランスミツ
シヨンの一例を示す原理図、第2図は油圧回路の
構成図、第3図は電気回路の構成を示すブロツク
ダイヤグラムである。 図中、1……トルクコンバータ、2……オーバ
ドライブ機構、3……前進3段の遊星歯車変速機
構、320,30……ソレノイド弁、24,25
……クラツチ、26,27,40……ブレーキ、
400……電気回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車両走行状態に応じて電気信号を発生する手
    段および該手段からの入力により各変速段に応じ
    た出力を発する論理手段を備えた電気回路と、該
    電気回路の出力により作動されるソレノイド弁で
    制御され各変速段に応じて所定の油圧サーボに圧
    油を供給または排圧する油圧回路とからなる制御
    装置、および該制御装置に備えられた油圧サーボ
    により駆動される複数のクラツチおよび複数のブ
    レーキを有し、第m速では2つのクラツチが係合
    されることにより減速比1.0の直結ギヤ比が供給
    され、第m速以外では一つのクラツチおよび所定
    のブレーキが係合される前進n(n>m)段遊星
    歯車変速機構を備えたトラスミツシヨンを有する
    自動変速機において、N−Dシフト時に電気回路
    が所定時間第1速および第m速以外の変速段への
    シフトを行なわしめる出力信号を発し、油圧回路
    のマニユアル弁がN位置のとき該変速段において
    係合されるべきブレーキが係合されているように
    し、N−Dシフト後の所定時間該変速段のギア係
    合が得られるようにしたことを特徴とする自動変
    速機。
JP15218078A 1978-10-30 1978-12-07 Automatic change gear Granted JPS5578845A (en)

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JP15218078A JPS5578845A (en) 1978-12-07 1978-12-07 Automatic change gear
US06/087,653 US4308764A (en) 1978-10-30 1979-10-24 Shift control device for automatic transmission
DE19792943808 DE2943808A1 (de) 1978-10-30 1979-10-30 Gangwechselsteuervorrichtung fuer automatische getriebe
GB7937531A GB2035480B (en) 1978-10-30 1979-10-30 Shift control device for automatic transmission

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JP15218078A JPS5578845A (en) 1978-12-07 1978-12-07 Automatic change gear

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Publication Number Publication Date
JPS5578845A JPS5578845A (en) 1980-06-13
JPS6120748B2 true JPS6120748B2 (ja) 1986-05-23

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