JPH0246120Y2 - - Google Patents

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JPH0246120Y2
JPH0246120Y2 JP2178483U JP2178483U JPH0246120Y2 JP H0246120 Y2 JPH0246120 Y2 JP H0246120Y2 JP 2178483 U JP2178483 U JP 2178483U JP 2178483 U JP2178483 U JP 2178483U JP H0246120 Y2 JPH0246120 Y2 JP H0246120Y2
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mosfet
mosfets
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JP2178483U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案はMOSFET回路に関するものであり、
特に2つの信号“1”,“0”のいずれか一方を伝
えるための回路の改良に関するものである。
〈従来技術〉 ROM回路の周辺等においては、チツプセレク
ト等の各種制御信号が固定的に書き込まれたデー
タ書き込み回路が設けられ、このデータ書き込み
回路から適宜信号を読み出して制御信号とするこ
とが行われている。
第1図に従来から用いられているこの種の制御
信号の極性設定等に用いられる回路を示す。図に
於いて、G1とG2は相補型MOSFET(以下CMOS)
で構成されたインバータ回路、N1とN2は直列に
接続されてインバータ回路G1の入出力端子1及
び2間に挿入された相異なるしきい値電圧をもつ
エンハンスメントタイプのNチヤンネル
MOSFETである。
上記MOSFETN1,N2の一方はしきい値電圧
が高く設定されて常時オフ状態にある。このよう
な回路において、インバータ回路G1の節点1と
節点2間の電位差は静止時に於いて常に電源電圧
Vccに等しいため、製造上の問題で高い方のしき
い値電圧が電源電圧Vcc以下になつた場合は、節
点1、節点2間でオフ状態のMOSFETの弱反転
電流分の直流電流が生じる。CMOS回路に於い
ては通常静止時の消費電流はリーク電流だけでほ
とんど皆無であるが、第1図の回路構成であれ
ば、直列する両MOSFETの両端に常に電源電圧
に等しい電圧が印加されるため高い方のしきい値
電圧によつて静止時の消費電流が増加し、
CMOSを用いたことの利点が充分に活用できて
いないという問題があつた。
〈考案の目的〉 本考案は上記従来の2つの信号のうちどちらか
を伝えるための構成をもつMOSFET回路におけ
る問題を解決し、特に待機状態における電力消費
の低減を図つた回路を提供するものである。
〈実施例〉 第2図は本考案による一実施例の電気回路図
で、入力信号線5及び6が夫々入力されたNOR
ゲート回路G3及びG4が設けられ、該NORゲート
回路G3及びG4の出力端7及び8間に直列に相異
なるしきい値電圧をもつエンハンスメントタイプ
のNチヤネルMOSFETN1,N2が接続されてい
る。入力信号線5が与えられた上記NORゲート
回路G3の他方の入力端子には入力信号線6が与
えられ、またNORゲート回路G4の他方の入力端
子にはNORゲート回路G3の出力が与えられてい
る。
上記2個のNチヤネルMOSFETN1,N2のゲ
ート電極には共通に一方のMOSFETをオン状態
にするレベルをもつた電源Vccが与えられ、両
MOSFETN1,N2のサブストレートは接地線に
接続されている。MOSFETN1とMOSFETN2
の接続点9はC−MOSインバータ回路G5を介し
て出力10として導出されている。
上記回路において、MOSFETN1,N2の一方
はしきい値電圧が高く設定されているため、常時
オフ状態であり、他方はオン状態にある。節点7
又は節点7のレベルに応じて、節点9は接地レベ
ル又は電源電圧レベルより低い方のしきい値電圧
分だけ低いレベルになつている。このような回路
状態で、節点9の電位が与えられたインバータ回
路G5の入力判定レベルを上記両レベルの間に設
定することにより、節点10に節点7又は節点8
の反転レベルが現われ信号が伝えられたことにな
る。このような通常状態では節点6は接地レベル
でNORゲート回路G4はインバータ回路として機
能し、第1図に示す従来技術例と同じになる。
しかし上記第2図の回路は待機状態では、節点
6をVccレベルにして節点7、節点8共に接地レ
ベルにすることにより、直列する両
MOSFETN1,N2を通しての消費電流を無くし
ている。又、待機状態で節点9も接地レベルにな
ることにより、インバータ回路G5での電流消費
を無くしている。これは、節点7、節点8を上記
実施例とは異なつてVccレベルで待機状態にする
と、節点9がVccレベルよりNチヤンネル
MOSFETのしきい値電圧だけ低いレベルとなる
ため、CMOSインバータ回路G5のPチヤンネル
MOSFETのしきい値電圧がNチヤンネル
MOSFETのしきい値電圧よりも絶対値が小さい
とCMOSインバータ回路G5に直流電流が流れて
しまうためで、第2図の回路はこのような不都合
を阻止している。
上記MOSFET回路はエンハンスメントタイプ
MOSFETのしきい値電圧値で記憶データの1,
0を区別する読み出し専用メモリ又はそれを内蔵
する半導体集積回路の制御入力信号の信号選択、
位相変換等の回路に利用できる。
第2図に於いて、NチヤンネルMOSFETN1
N2をPチヤンネルMOSFETで実施することもで
き、この場合にはゲート電極とサブストレート電
極のレベル交換し、NOR回路G3,G4をNAND
回路に変換し、更に節点2の待機状態と動作状態
のレベル交換で同様の機能が実現できる。
〈効果〉 以上のように本考案によれば、MOSFETの製
造時のバラツキに拘わらず静止状態において電流
消費を阻止することができ、CMOS回路を一層
有益なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来から用いられているMOSFETの
回路図、第2図は本考案による一実施例の電気回
路図である。 N1,N2:NチヤンネルMOSFET、G3,G4
ノアゲート回路、G5:インバータ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接地線を含む2本の電源線を有し、相異なる第
    1の信号線と第2の信号線の間に相異なるしきい
    値電圧を持つエンハンスメントタイプの
    MOSFETを2個直列に接続し、両MOSFETの
    夫々のゲート電極を上記両MOSFETの少なくと
    も一方のMOSFETがオンする側の電源線に接続
    し、サブストレイト電極を他方の電源線に接続
    し、両MOSFETの接続点から低い方のしきい値
    電圧のMOSFET側の信号線レベルに対応する出
    力信号が導出されるMOSFET回路に於いて、上
    記両信号線に、待機状態において両信号線を上記
    MOSFETのサブストレイト電極と同電位保持す
    る回路を接続してなることを特徴とする
    MOSFET回路。
JP2178483U 1983-02-16 1983-02-16 Mosfet回路 Granted JPS59127342U (ja)

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JP2178483U JPS59127342U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 Mosfet回路

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JPS59127342U JPS59127342U (ja) 1984-08-27
JPH0246120Y2 true JPH0246120Y2 (ja) 1990-12-05

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