JPH024554A - 手動走査式記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は手動により記録走査を行う手動走査式記録装置
に関する。

［従来の技術］ 近年、記録用紙等の紙面に数値９文字等の情報の記録を
行なうプリンタはインクジェット、転写サーマル、ワイ
ヤドツト等各種の方式が開発されている。しかし従来こ
の種の記録装置では、一般に記録用紙や印字ドツトを機
械で送る自動記録走査を採用しているので、製本ずみの
書籍や書類あるいは大寸法の設計図等に文字等を記録す
ることはできなかった。

そこで、記録装置の紙送り機構やプリントカバー等を取
り除ぎ、記録素子、記録同期信号発生器、記録データ制
御回路、記録素子駆動回路等をボディ内に組み込んだハ
ンディタイプの手動走査式記録装置が、最近、数多く提
案され、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等
の周辺機器として登場してきている。

［発明が解決しようとする課題］ このような手動走査式の記録装置の登場により印字で参
る紙の大きさや厚さに対する自由度は増したが手動走査
式記録装置は、情報発生源の大きなホスト装置、例えば
、ワードプロセッサ等とケーブルを介して接続されてい
るため、手動走査式の記録装置の使用場所における制限
を受け、使用者が手動走査式の記録装置を、いろいろな
好きな場所に自由に持っていくことはできないという問
題点があった。

またさらに、上述の手動走査式の記録装置により記録さ
れた文字情報の向きは記録装置に対しては固定であり、
被記録媒体の向きを変更できない場合など使用者は不自
然な姿勢で記録を行なわなければならないという状況も
発生していた。

そこで、本発明の目的は、このような問題点を解決し、
どのような場所においても使用可能で操作性の高い手動
式記録装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ このような目的を達成するために、本発明は、ホスト装
置から情報を入力後、ホスト装置とオフラインで記録走
査が可能な装置であって、ホスト装置から入力した文字
情報を格納する記憶手段と、記録すべき文字画像の大き
さおよび向きを指示入力する入力手段と、入力手段から
指示入力された大きさおよび向ぎの文字画像となるよう
に記憶手段に格納された文字情報をフォント情報に加工
する情報加工手段と、情報加工手段により加工されたフ
ォント情報を手動走査により被記録材上に記録する記録
手段とを具えたことを特徴とする。

［作　用］ 本発明では、記録すべき情報を記憶手段に格納しておく
ようにしたので、記録すべき情報の受信後は、ホスト装
置との信号線の接続を切り離すことが可能となると共に
、情報加工手段により記録すべき情報を操作者からの指
示に応じた形状、例えば向きおよび大きさにフォント加
工するようにしたので、被記録物体の大きさや向きに対
応した文字を記録することが可能となり、もって手動走
査式記録装置の操作性を大幅に向上させることかできる
。

［実施例１ 以下、図面を参照して本発明の実施例を、詳細に説明す
る。

第１図は本発明実施例の基本構成を示す。

第１図において、１００は記録すべき文字画像の大きさ
および向きを指示入力する入力手段である。

２００は上記ホスト装置から入力した上記文字情報を格
納する記憶手段である。

３００は上記入力手段から指示入力された形状の文字画
像となるように上記記憶手段に格納された上記文字情報
をフォント情報に加工する情報加工手段である。

４００は情報加工手段により加工されたフォント情報を
手動走査により被記録材上に記録する記録手段である。

第２図は本発明実施例の具体的な構成を示す。

第２図において、ＴＥＲはホストＷＰと接続する信号線
と脱着可能な接続端子である。ホストコンピュータＷＰ
と手動走査式記録装置ＨＷとの間で受する情報には記録
すべき文字に関するフォント情報、および第４図に示す
ように文字幅や文字間隔などのデータ信号ＲＸＤおよび
データ信号ＲＸＤの通信タイミングを報らせるデータレ
ディ信号が用意されている。

ｃｐｕは中央演算処理素子（装置）であり、装置全体の
制御を司どると共に、第５図および第６図に示す制御手
順を実行し、ホスト装置ｗｐから受信したフォント情報
を操作者から指示された大きさおよび向きに記録するよ
うにした上記フォント情報を加工する。中央演算処理素
子ｃｐｕが情報加工手段に相当する。

ＲＯＭはり一トオンリメモリであり、第５図および第６
図に示す制御手順の他、記録制御に関わる周知の制御手
順が格納されている。

１’ｔＡ　Ｍはランダムアクセスメモリであり、受信制
御回路１１ＣＮＲＬ　、第１受信バツフアおよび第２の
受信バッファＲＢＵＦを介して受信したホスト装置ＷＰ
ｈ）らの記録情報を格納する。したがフて、ランダムア
クセスメモリＩＩＡＭが記憶手段定相当する。

ランダムアクセスメモリＲＡＭには、第３図に示すよう
に文字幅ｍｓ、文字間隔ｍｐが最初に記憶され、以下、
記録すべき文字のフォントパターンが記憶される。なお
、ホスト装置ＷＰから文字コードで受信する場合にはキ
ャラクタジェネレータにより文字コードをフォントパタ
ーンに変更すればよい。

第２図に戻り、ＣＬＫは中央演算処理素子ＣＰｔ１の作
動クロックの他、構成各部に対して供給する基準クロッ
クを発生する基準クロック発生器である。ＲＣＮＲＬは
ホスト装置ＷＰとの間で情報を送受信する受信制御回路
である。また、受信制御回路ＩｔＣＮＲＬは受信したデ
ータ信号ＲＸＤの雑音影響を除去するために、データ信
号ＲＸＤの中の同じ情報を示す複数パルスの中の多数決
を取ったビット値を第１受信情報に転送する周知の回路
である。

このような受信情報確定のために、上記パルス計数する
受信カウンタＲＣＮＴおよび基準クロックを分周して受
信カウンタＲＣＮＴの作動クロックを供給する受信クロ
ック発生器５ＣＬＫＧＥＮが設けられている。

ＲＢＵＦはシリアルインパラレルアウトのシフトレジス
タを用いた受信バッファであり、データ信号ＲＸＤの読
み出しおよび書き込みを同時に行うことができるように
二つの受信バッファを設けている。

ＦＮＴＳＷは本発明に関わる記録すべぎ文字の大きさや
向きを入力するフォントスイッチである。文字の大きさ
については、通常の文字、半角文字。

倍角文字が、文字の向きについては左、右、上。

下の向きおよび鏡像の有無がコード形態でフォントスイ
ッチＦＮ丁ＳＷにより入力される。

ＨＤＲはへラドクロック発生回路ｎＤｃＬにの発生する
作動クロックに同期してサーマルヘッドＴｌＩＤを駆動
するヘットドライバであり、Ｉ１０ボートを介して中央
演算処理素子ｃｐｕから記録すべきフォント情報を受信
する。この記録すべきフォント情報は各記録位置のドツ
トの記録（オン）、未記録（オフ）を示すＨＥＡＤ信号
およびこの信号の保持（ラッチ）を指示するＬＡＴＣ）
Ｉ信号およびその他の制御信号ＳＯ等が用意されている
。

本例においては３２ｘ３２ドツト文字を構成するもので
、サーマルヘッドも３２個の印字素子を有しており、転
写テープ（不図示）のインクをサーマルヘッドＴ１（０
の発熱により紙面にドツトを転写し、文字を形成する。

ＰＩＮＴは不図示のエンコーダに設けられたフォトイン
タラプタである。操作者の手動記録走査に応じてエンコ
ーダが回転するので、このエンコーダの回転速度に応じ
た周期のパルスをフォトインタラプタＰＩＮＴが発生す
る。フォトインタラプタＰＩＮＴにより発生されたパル
スはＩ１０ボートを介して中央演算処理素子ＣＰＵに送
られ、ｌ＼ラッドライバ＋１ＤＲに対する記録情報の送
信タイミングの決定に用いる。

ＬＥＤは発光素子であり、中央演算処理素子ｃｐｕの指
示の基に点灯し、記録可能状態であることを操作者に報
らせる。

ＰＲ５Ｗは記録の実効を中央演算処理素子ＣＰＵに指示
するプリントスイッチである。

本発明はこのような構成の中でホスト装置ＷＰｈ）ら送
られてきたフォント情報をランダムアクセスメモリＲＡ
Ｍに記憶し、ランダムアクセスメモリＲＡ　Ｍに記憶さ
れたフォント情報を中央演算処理素子ＣＰＵにより操作
者の指示する向きや大きさのフォント情報に加工して記
録することに特徴がある。

次に、本実施例における本発明に関わる動作を第５図お
よび第６図のフローチャートを参照しながら説明する。

操作者が記録の開始をプリントスイッチＰＲ５Ｗに指示
し、続いて、操作者が不図示のキーにより記録情報の送
信を要求すると、中央演算処理装置ｃｐｕはこの指示入
力を検知し、データレディ信号ＤＲによりホスト装置Ｗ
Ｐに対して操作者からの記録情報の送信指示を伝送する
。ホスト装置ＷＰがこの指示に応答して記録情報を送信
すると、受信制御回路ｎｃＮＲＬが第１受信バツフアに
順次記録情報を書き込む。なお、受信制御回路ＲＣＮＲ
Ｌは受信カウンタＩＩｃＮＴのカウントにより記録情報
ＲＸＯの中の、所定範囲のパルス列を抽出し、その中の
多数決を真のデータと確定する。

第１の受信バッファは記録情報の中の所定値のデータを
格納すると、第２の受信バッファに格納情報を転送する
。このとき、インタラブド制御回路ＩＮＴＣＴＬにり発
生された割り込み信号が、中央演算処理装置ＣＰＬＩに
供給される。中央演算処理装置ＣＰｕはこの割込信号を
受信すると、第２の受信バッファの記憶内容をランダム
アクセスメモリＲＡＭに書き込む（ステップ３１〜Ｓ２
→Ｓ２−１）。

また、操作者から記録すべき文字の向ぎや大きさがフォ
ントスイッチＦＮＴＳＷから入力されると、中央演算処
理素子ＣＰＩＩはこの入力情報をランダムアクセスメモ
リＲＡＭに格納する（ステップＳ３→Ｓ３−１）。所定
二の記録情報がランダムアクセスメモリＲＡＭに格納さ
れると中央演算処理素子は発光素子ＬＥＤを点灯させて
、記録可能状態になったことを報らせる。

操作者が記録操作を開始したことをフォトインタラプタ
ＰＮＴからの入力の発生により中央演算処理素子ＣＰＩ
Ｉが検知すると、ランダムアクセスメモリに記憶されて
いるフォント情報を操作者から指示された向きおよび大
きさに加工する（ステップＳ４〜Ｓ５）。この加工処理
については後で詳しく説明する。

次に中央演算処理装置ｃｐｕは加工処理されたフォント
パターンに基きフォトインタラプタＰＩＮＴの発生パル
スに同期してドツト記録のための）ＩＥＡＴ信号、　Ｌ
ＡＴＣＨ信号、　ＳＤ信号をヘッドドライバＨＤＨに送
出し、文字記録を実行する（ステップＳ６）。

次に、本発明に関わるフォントパターンの加工処理につ
いて説明する。

中央演算処理素子ＣＰｕは、ランダムアクセスメモリ（
ＩＩＡＭ　）に記憶された記録文字の向きに応じて、フ
ォントパターンをランダムアクセスメモリＲＡＭから読
み出す（ステ・ンブＳ　５−１→Ｓ　５−２）。

例えば、第７図（八）に示すように通常の向きの文字（
３２ドツト×３２ドツト）を記録するときには、１行１
列、１行２列・・・という順に１文字における各ドツト
情報を読み出す。

また、第７図（Ｂ）に示すような倒立文字を記憶する場
合には、第７図（Ａ）における第３２行３２列ドツト情
報から第３２行３１列・・・という順序でドツト情報を
読み出す。

さらに、第７図、（Ｃ）に示すような鏡像文字を記録す
る場合には第７図（Ａ）における第１行３２列のドツト
情報から第１行３１列・・・の順に読み出すことになる
。

また、記録文字を３２ドツト×３２ド−ントの通常の文
字の大きさから６４ドツト×６４ドツトの倍角の大きさ
に加工する場合は上述のようにして読み出されたドツト
情報を続けて２回出力する。また、１６ドツト×３２ド
ツトの半角文字に加工する場合は、例えば奇数列のドツ
ト情報のみを選択出力すればよい。

同様に左向きや右向きの記録文字を形成する場合は列９
行の読み出し方向を変更すればよいことは言うまでもな
い。

１文字の記録が終了すると、中央演算処理素子ＣＰＵは
フォトインタランプＰＩＮＴの発生パルスを計数し、こ
の計数結果が文字ピッチｍｐ分に相当する数となった時
点で、上述の制御手順を実行し、次に記録すべき文字の
フォントパターンを加工する。

また、本実施例の応用形、態として、縦書斜体などの各
種字体や白、目抜きや影を付加した文字、その他立体文
字などを形成することも考えられる。

この場合はホスト装置から送られてくる文字情報に対応
させて付加すべきドツト情報を予めリードオンリメモリ
ｌｌ０Ｍにテーブル形態で記憶する。そして、このテー
ブルを参照して、上述の文字のフォントパターンを中央
演算処理素子ＣＰＵにより作成することにより種々の文
字形態で記録を行うことがと可能となる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、ホスト装置から
受信したフォント情報を記゛憶手段に格納記憶しておく
ようにしたので、文字の向きや大きさに応じたフォント
情報を情報加工手段により加工することが可能となり、
記録文字の大きさを自由に設定できるので、以って従来
のように操作者の無理な記録姿勢を取る必要がなくなる
と共に、ホスト装置から記録情報を受信した後は記録情
報を記憶手段に確保しているので、ホスト装置と接続す
る信号線を外すことが可能となり、装置の操作性に対す
る自由度が大幅に増すと共にどのような場所においても
容易に記録を行うことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の基本構成を示すブロック図、 第２図は本発明実施例の具体的構成を示す回路図、 第３図は第１図に示すランダムアクセスメモリＲＡＭの
アドレス構成を示す説明図、 第４図および第７図は本発明実施例における記録例を示
す説明図、 第５図および第６図は第１図に示す中央演算処理素子が
実行する制御手順を示すフローチャートである。 のアドレスオ量成庖ネすτえ［１１１図第３図 本発明実施例の名已録例をホす言兄朗図第４図 本、発明実施ｆＩｌｏフロー＋７−ト 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ホスト装置から情報を入力後、該ホスト装置とオフ
   ラインで記録走査が可能な装置であって、 前記ホスト装置から入力した前記文字情報を格納する記
   憶手段と、 記録すべき文字画像の形状を指示入力する入力手段と、 前記入力手段から指示入力された形状の文字画像となる
   ように前記記憶手段に格納された前記文字情報をフォン
   ト情報に加工する情報加工手段と、 該情報加工手段により加工されたフォント情報を手動走
   査により被記録材上に記録する記録手段を具えたことを
   特徴とする手動走査式記録装置。