JPH0245287A - 鞍乗型四輪車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鞍乗型四輪車に関し、とくにはそのクツショ
ンＩ構に関する。

〔従来の技術〕

不整地走行車両として、第４図に示すような鞍乗型四輪
車が実用されている。

この鞍乗型四輪車のフロントクツション機構は、第５図
に例示するように、左右の前輪１Ｌ、１Ｒをウィツシュ
ボーンアーム２１．２Ｒでそれぞれ揺動可能に支承し、
これらのアーム２Ｌ、２Ｒと車体フレーム３との間にそ
れぞれショックアブソーバ４Ｌ、４Ｒを介在させた構成
をもつ。

このフロントクツション機構によれば、破線で示す態様
で前輪ＩＬ、１Ｒが揺動され、これによって路面からの
衝撃が緩和される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記フロントクツション機構では、車輪の揺動ストロー
クに限界があり、このため、走行路面の状態によっては
、衝撃を十分に吸収できないことがあった。

本発明の目的は、かかる状況に鑑み、上記フロントクツ
ション機構の衝撃吸収性不足を補って搭乗者の負担を軽
減することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る鞍乗型四輪車では、ステアリングシャフト
に衝撃緩和手段を配設している。

（作用〕 本光明によれば、ハンドルに作用する路面からの衝撃が
ステアリングハンドルで吸収される。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明に係る鞍乗型四輪車の一実施例を示し
ている。なお、同図においては、第２図に示す要素と同
一の要素に同一の符号が付されている。

この実施例では、ステアリ〉′グシャフト１０が上部シ
ャフト１１と下部シャフト１８に分割されている。

上部シャフト１１は、支持部材１３によって車体フレー
Ｉ＼３に一ト下０および回動可能に支承されている。ま
た第２図に示づように、この上部シャフトの下端にはス
プライン歯を有したロッド１６が同軸状に突設され、こ
のロッド１６は下部シャフト１２の上端部に嵌合されて
いる。したがって、上部シャフト１１は下部シＴｉフト
１８に対してスラスト方向の運動が可能である。

一方、上部シャフト１１と五部シャフ１−１２間には、
ダンパ１７とコイルバネ１８とからなるシミツクアブソ
ーバ１９が介在されている。このショックアブソーバ１
９は、シｒフト１１．１２に突設したピン２０．２１間
に装架さねており、したがってシャフト１１．１２に対
して平行している。

この実施例においてハンドル２２を回動させると、その
回動力はロッド１６のスプライン歯１５を介して下部シ
ャフト１２に伝達され、これによって前輪１１．１Ｒの
操舵が行なわれる。

ところで、下部シャフト１２は車体フレーム３に対する
スラスト方向の運動が禁止されているので、同方向につ
いては車体フレーム３と一体に運動する。したがって、
前記したショックアブソーバ４Ｌ、４Ｒで吸収できなか
った路面からの衝撃力は下部シャフト１２にも伝達され
る。

いま、第１図に破線で示す如く搭乗者がハンドル２２を
握っている場合を考えると、この場合、下部シトフト１
２に作用する衝撃力は、−Ｆ部シャフト１１に対する下
部シャフト１２のスラスト方向変位によって吸収される
。

したが、この実施例によれば、ハンドル２２に伝達され
る衝撃力が大幅に緩和され、これにより搭乗者の負担が
軽減される。

なお、小型の鞍乗型四輪車にはフロントクツション機構
を有しでいないものもあるが、本発明はかかる車両にも
有効に適用できる。

上記実施例では、シ」ツクアブソーバ１９を使用してい
るが、第３図に示すように上部シャフト１１の上端部外
周と下部シャフト１２の上端部外周にバネ座２３．２４
をそれぞれ突設し、これらのバネ座２３．２４間にコイ
ルバネ２５を介装するようにしてもよい。

また、実施例ではショックアブソーバ１９等からなる衝
撃緩和手段をステアリングシャフト１０の中央部に設け
ているが、この衝撃緩和手段はステアリングシャフト１
０の軸上における任意の位置に設けることができる。

なお、通常走行時におけるハンドル２２の不要な上下動
を防止するため、上記ショックアブソーバ１９およびコ
イルバネ２５は、急激な衝撃力が作用したどきのみ変形
するようにその弾性力を設定することが望ましい。

〔発明の効果］ 本発明によれば、ハンドルに作用する衝撃力を緩和して
、搭乗者の負担を軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る鞍乗型四輪車の一実施例を示した
正面図、第２図はこの実施例の要部を拡大して示した斜
視図、第３図は本発明の他の実施例を示した要部斜視図
、第４図は従来の鞍乗型四輪車の一例を示した側面図、
第５図は第４図に示す鞍乗型四輪車におけるフロントク
ッシミンＩＥＮ　４１を例示した正面図である。 ＩＬ、ＩＲ・・・前輪、３・・・車体フレーム、１０・
・−ステアリングシャフト、１１・・・上部シャフト、
１２・・・下部シャフト、１３・・・支持部材、１５・
・・スプライン歯、１６・・・ロッド、１９・・・ショ
ックアブソーバ、２０．２１・・・ビン、２２・・・ハ
ンドル、２３．２４・−・バネ座、２５・・・コイルバ
ネ。 第５図 第２図 第３図 １、　事件の表示 昭和　６３　年　持　許　願 ２、　発明の名称 第１９５，８７１　　号 鞍乗型四輪車 補正をする者 事件との関係　　　　　特許出願人 件　所　静岡県浜名郡可美村高塚３００名　称　　（２
０８）鈴木自動車工業株式会社代表者　鈴　木　　修

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ステアリングシャフトに衝撃緩和手段を配設したこと
   を特徴とする鞍乗型四輪車。