JPH0245220A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH0245220A
JPH0245220A JP63196738A JP19673888A JPH0245220A JP H0245220 A JPH0245220 A JP H0245220A JP 63196738 A JP63196738 A JP 63196738A JP 19673888 A JP19673888 A JP 19673888A JP H0245220 A JPH0245220 A JP H0245220A
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compressor
evaporator
discharge capacity
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敏光 能瀬
Hideyuki Sakamoto
坂本 秀行
Ikuo Kinami
木南 郁男
Masaki Umizumi
海住 正樹
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B49/00Arrangement or mounting of control or safety devices
    • F25B49/02Arrangement or mounting of control or safety devices for compression type machines, plants or systems
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H2001/3236Cooling devices information from a variable is obtained
    • B60H2001/3255Cooling devices information from a variable is obtained related to temperature
    • B60H2001/3257Cooling devices information from a variable is obtained related to temperature of the refrigerant at a compressing unit

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、可変容量形コンプレッサを備えた車両用空調
装置に関する。
B、従来の技術 例えば、実開昭59−79410号公報に開示された車
両用空調装置のように、エバポレータの表面側または近
傍の温度すなわちエバポレータの空気出口側温度を検出
して可変容量コンプレッサの吐出し容量を制御するもの
が知られている。
C1発明が解決しようとする問題点 このような車両用空調装置にあっては、エバポレータの
空気出口側温度を用いているから高外気温下では極めて
良好な吐出し容量制御が可能となるが、低外気温下でエ
バポレータの表面が着霜したり着氷する場合にはエバポ
レータの熱交換効率が著しく低下し、上記空気出口側温
度と低圧冷媒系の温度や圧力降下との間に相関関係がと
れなくなる。このため、特に急加速時などにコンプレッ
サの吸入圧力や冷媒温度が異常低下し、エバポレータの
凍結、コンプレッサの信頼性低下という問題が考えられ
た。
一方、エバポレータの表面に着霜がはじまるような外気
温度になったときに、コンプレッサを停止させてしまう
と、エバポレータの除湿能力がまだ存在するにもかかわ
らず発揮されないため、このような温度での除湿が行な
われず、不快を感じさせるおそれがあった。
本発明は、低外気温度下での除湿性能を向上させるとと
もに空調装置の信頼性を高めることを目的とする。
D1問題点を解決するための手段 クレーム対応図である第1図により説明すると、本発明
は、少なくとも可変容量コンプレッサ101、コンデン
サ102、膨張弁103、およびエバポレータ104を
有する車両用空調装置に適用される。
請求項1の発明は、第1図(a)に示すとおり、膨張弁
103からエバポレータ104人口の間で冷媒の温度を
検出する冷媒温度検出手段105と、検出された冷媒温
度が目標冷媒温度となるように可変容量コンプレッサ1
01の吐出し容量を制御する吐出容量制御手段106と
を具備することにより上述の問題点を解決する。
また請求項2の発明は、第1図(b)に示すとおり、膨
張弁103からエバポレータ104人口の間で冷媒の温
度を検出する冷媒温度検出手段105と、外気温度を検
出する外気温度検出手段107と、検出された外気温度
に応じた高低一対の第1および第2の目標冷媒温度を設
定する目標値設定手段108と、検出される冷媒温度が
繰り返し第1お−よび第2の目標冷媒温度となるように
可変容量コンプレッサ101の吐出し容量を制御する吐
出容量制御手段106とを具備することにより上述の問
題点を特徴する 請求項3の発明は、第1図(b)に示すとおり、請求項
2の発明にさらに空調ダクトの導入口に設けられた切換
ドアが内気循環位置にあるか外気導入位置にあるかを判
別するドア位置判別手段109を更に備え、目標値設定
手段108が、切換ドアの判別位置に従って第1および
第2の目標冷媒温度を設定するようにしたものである。
請求項4の発明は、第1図(c)に示すとおり。
膨張弁103からエバポレータ104人口の間で冷媒の
温度を検出する冷媒温度検出手段105と、外気温度を
検出する外気温度検出手段107と、検出された外気温
度が所定の低温度領域にあることを判別する外気温領域
判別手段110と、この外気温領域判別手段110で外
気温度が低温度領域にあることが判別されているときに
は、検出される冷媒温度が目標値となるように吐出し容
量を制御する吐出容量制御手段106とを具備すること
により上述の問題点を特徴する 請求項5の発明は、第1図(c)に示すとおり、請求項
4の発明にさらに、吐出容量制御手段106により吐出
し容量が制御されるときには、少なくともブロアフアン
111の必要最小風量を所定量だけ増加せしめるブロア
フアン制御手段112を更に備えるものである。
請求項6の発明は、第1図(c)に示すとおり、請求項
4の発明にさらに、コンプレッサ101の吐出し容量を
制御するために吐出容量制御手段106から出力される
吐出容量制御信号に相応して、該吐出し容量が増加する
とコンデンサファン113の回転数も増加するようコン
デンサファン113を制御するコンデンサファン制御手
段114を更に具備するものである。
80作用 一請求項1− エバポレータ104に導入される冷媒の温度を検出し、
この冷媒温度が目標冷媒温度となるように可変容量コン
プレッサ101の吐出し容量が制御される。このため、
低外気温下でも確実に冷媒の状態が把握され、コンプレ
ッサ101は、その状態に見合った吐出し容量に制御さ
れる。この結果、例えば急加速時に冷媒の流量が急に増
加するようなときにも、冷媒圧力や温度が異常低下せず
、またエバポレータ104の凍結も未然に防止でき、さ
らに、エバポレータ104には液化された冷媒のみが導
かれるからコンプレッサLotの信頼性も向上する。
一請求項2− 請求項1の作用に加えて、外気温度に応じて高低一対の
第1および第2の目標冷媒温度が設定され、冷媒温度が
繰り返し第1および第2の目標冷媒温度となるように、
可変容量コンプレッサ101の吐出し容量が制御される
。このため、低温側の目標値で除湿性能が確保され、高
温側の目標値でエバポレータの凍結が防止される。
−請求項3− 請求項2の作用に加えて、切換ドアが内気循環位置にあ
るときと外気導入位置にあるときとに相応して、第1お
よび第2の目標冷媒温度を変更する。例えば、内気循環
位置にあるときは、低温側の目標値を上げ高温側の目標
値を下げ、外気導入位置にあるときは、低温側の目標値
を下げ高温側の目標値を上げる。これにより、内気循環
および外気導入のいずれの場合でも、車室内の湿度がほ
ぼ一定に制御される。
一請求項4− 外気温度が所定の低温度領域にあるときにのみ、請求項
1と同様な吐出容量の制御を行なう、これにより、低外
気温度下での除湿性能が確実に確保される。
一請求項5− 請求項4の作用に加えて、上記吐出し容量の制御に際し
ては、ブロアフアン111の必要最小風量が所定量だけ
大きくなる。これによりエバポレータの凍結限界が広が
るから、より一層、低温度下での除湿性能を向上できる
一請求項6− 請求項4の作用に加えて、上記吐出し容量の制御に際し
ては、吐出し容量が増加するとコンデンサファン113
の回転数も高くなる。これにより、コンデンサファン1
13の風量が必要以上に大きくならずその騒音を低減で
きるとともに、コンデンサファン111の消費動力も低
減できる。
F、実施例 第2図〜第18図により本発明の一実施例を説明する。
(1)実施例の構成 (I−1:全体構成〉 本発明に係る車両用空調装置は、第2図に示すように、
エンジン1により駆動される可変容量形コンプレッサ2
.コンデンサ3.エバポレータ4゜リキッドタンク5.
膨張弁6から成る圧縮冷凍サイクルのクーラーユニット
100を備えている。
可変容量形コンプレッサ2は、吸入圧力Pgが設定圧力
Prを越えると傾き角を大きくして吐出容量を大きくす
るもので、その設定圧力Prは、第5図に示す制御回路
40から供給されるソレノイド電流I sot、によっ
て制御される。またエバポレータ4は、外気導入ロアa
および内気導入ロアbを有する空調ダクト7内に配設さ
れている。
各導入ロアa、7bには、空調ダクト7内へ導入される
空気流量を制御する内外気切換ドア8が設けられる。更
に空調ダクト5内には、周知のとおリブロアファン9、
ヒーターユニット10、エアミックスドア11が設けら
れるとともに、空調ダクト7に設けられたベント吹出ロ
アCおよび足下吹出ロアdからの吹き出し量をそれぞれ
調整するベントドア12、フットドア13が設けられる
更に、空調ダクト7に設けられたデフロスタ吹出ロアe
にはデフロスタドア14が設けられる。
(I−2:可変容量形コンプレッサ〉 第3図(a)により可変容量形コンプレッサ2について
説明する。これはいわゆる斜板形のもので、斜板が配設
されるケーシング内に吸入圧力Psまたは吐出圧力Pd
を導き、これによって斜板の傾き角を変えて吐出容量を
変更するもので、例えば特開昭58−158382号公
報に開示されている。
すなわち同図において、コンプレッサ2のケーシング2
1内には、エンジン1により駆動されるベルト22によ
ってプーリ23を介して回転する回転軸24が設けられ
、この回転軸24には、これと一体に回転するロータリ
ードライブプレート25がピボット支持されて斜設され
ている。ロータリードライブプレート25のジャーナル
25aには、ノンロータリーワッブル26が装着され、
このノンロータリーワッブル26には、シリンダブロッ
ク27内を摺動するピストン28がロッド29を介して
連結される。したがって、ロータリードライブプレート
25が回転するとピストン28が往復動し、吸入側室3
0gから吸い込まれた冷媒を吐出側室30dへ送り出し
、コンデンサ3に圧送する0周知のとおり、ピストン2
8は回転軸24の軸心を中心とする円周上に等間隔で複
数個配設される。
ここで、ノンロータリーワッブル26の傾き角は、ケー
シング21内、すなわちケーシング室21R内に吸入圧
力Psまたは吐出圧力Pdを導いて各ピストン28の前
後の圧力差、換言するとシリンダ室とケーシング室との
圧力差を調節することによって変更され、第3図(b)
のように吸入圧力Psが導かれると傾き角が大きくなり
、第3図(c)のように吐出圧力Pdが導かれると傾き
角が小さくされる。このような傾き角制御のため、この
コンプレッサ2は、ケーシング室21Rを吸入側室30
sまたは吐出側室30dと択一的に連通ずる目的で、エ
ンドカバー31内に、第4図に詳細を示すコントロール
バルブ32を有する。
<1−3:コントロールバルブ32〉 第4図はコントロールバルブ32の詳細内部構造を示す
、コントロールバルブ32は、先端側開口に弁シート部
材321が嵌合されたバルブボディ322を有し、その
バルブボディ322には、先端にボール323を一体的
に取付けたバルブビン324が内挿される。バルブボデ
ィ322内には、吐出側室30dとポート327で連通
する高圧室328と、ボート329A、329Bを介し
てケーシング室21Rに連通する室330とが形成され
、ボール323をスプリング325でシート326に押
し付けて両者が遮断される。
また、バルブボディ322の基部側には、内部にベロー
ズ331を備えたエンドキャップ332が装着される。
このベローズ331の両端にはスプリングシート333
とエンドメンバ334とが取付けられ、スプリングシー
ト333とエンドメンバ334との間に介装されたスプ
リング335でベローズ331が伸長方向に付勢される
更に、スプリングシート333の凹部からエンドメンバ
334を貫通してロッド336が設けられ、このロッド
336の先端がバルブピン32′4の基部に設けた凹部
に当接される。
エンドキャップ332とベローズ331との間には、エ
ンドキャップ332とエンドカバー31にそれぞれ形成
されたポート337.ボー+−338を介して吸入側室
30gに通ずる制御室339が構成され、この制御室3
39は、バルブピン324の基部に設けた弁体340と
バルブボディ322のシート343との間の通路を介し
て室341に連通可能とされる。この室341はポート
342を介してケーシング室21Rと連通される。
更に、スプリングシート333には可動板343が固着
され、この可動板343には、電磁アクチュエータ34
4のプランジャ345が連結される。この電磁アクチュ
エータ344の周囲には可動板343をスプリングシー
ト333に押圧するリターンスプリング346が配設さ
れる。このリターンスプリング346のばね力はスプリ
ング335のばねよりも十分に大きくされる。電磁アク
チュエータ344のソレノイド部は第5図に示すように
リレー56を介して出力回路49に接続され、後述の如
くソレノイド電流I SQLにより制御される。
一般には、コンプレッサ2の吸入圧力Psが予め設定さ
れた圧力Pr(以下、設定圧力)を越えるとコントロー
ルバルブ32が作動する。すなわち、スプリング335
のばね力に抗してベローズ331が収縮してロッド33
6が下方に変位し、スプリング325のばね力でバルブ
ピン324もその下降動作に追動する(このとき可動板
343は不動である)、これにより、ボール323がシ
ート326に着座するとともに、弁体340がシート3
43から離れる。この状態を模式的に示したのが第3図
(b)である、この図からも分かるように、制御室33
9から吸入圧力Psが室341、ポート342を介して
ケーシング室21Rに導かれて傾き角が大きくなり吐出
容量が増大する。
吸入圧力Psが設定圧力Pr以下の場合には、スプリン
グ335のばね力によりロッド336がバルブピン32
4を上方に押動し、弁体340がシート343に着座す
ると共に、ボール323がシート326から離れる(こ
のとき可動板343は不動である)。この状態を模式的
に示したのが第3図(c)である。この図からも分かる
ように、高圧室328.室330およびポート329B
を経て吐出圧力Pdがケーシング室21R内に導かれ傾
き角が小さくなり、吐出容量が減少する。
ここで、上記設定圧力Prは次のように変更制御される
電磁アクチュエータ344のソレノイド部が消磁されて
いるときは、可動板343はスプリング335と346
とがバランスする位置にあり、ソレノイド電流が増加す
るのに比例して可動板343は上方に移動し、スプリン
グ335のばね力がソレノイド電流に比例して大きくな
る。この結果、コントロールバルブ32の設定圧力Pr
もソレノイド電流に比例して大きくなる。
(I−4:制御回路40〉 第5図(a)に本発明に係る車両用空調装置の制御回路
40の一例を示す、CPU41には入力回路42を介し
て、外気温度T AMBを検出する外気温センサ43.
車室内温度TINGを検出する室内温度センサ442日
射量Q 8UNを検出する日射センサ45.エバポレー
タ4下流の空気温度(以下、吸込温度という)TINT
を検出する吸込温度センサ46.膨張弁6の出口側管面
に設けられて冷媒温度T refを検出する冷媒温度セ
ンサ47、エンジン冷却水温Twを検出する水温センサ
48がそれぞれ接続され、これらのセンサ43〜48か
ら各種温度情報や熱量情報がCPU41に入力される。
また、入力回路42には、エアコンスイッチ57、ブロ
アフアンスイッチ58、イグニションスイッチ59、デ
フロスタスイッチ60、インテークマニホルドの吸気圧
力を検出する吸気圧力センサ61、エンジンの回転数を
検出する回転数センサ62、エアミックスドア11の開
度を検出するエアミックスドア開度センサ63、内外気
切換ドア8の位置を検出する内外気切換ドアセンサ69
も接続される。
更に、CPU41には、出力回路49を介してインテー
クドアクチュエータ50.エアミックドアアクチュエー
タ51.ベントドアアクチュエータ52.フットドアア
クチュエータ53.デフロスタドアアクチュエータ54
.ブロアフアン制御回路55およびコンデンサファン制
御回路65が接続され、ブロアフアン制御回路55には
ブロアフアンモータ9が、コンデンサファン制御回路6
5にはコンデンサファンモータ67がそれぞれ接続され
ている。出力回路49にはさらに、リレー56を介して
、コントロールバルブ32に付設された電磁アクチュエ
ータ344のソレノイド部が接続されている。
CPU41は、各センサ43〜48.61〜63.69
、各スイッチ57〜60から入力された各種情報に基づ
いて、インテークドアクチュエータ50.エアミックス
ドアアクチュエータ51などの各種アクチュエータを駆
動制御して空気の吸込口や吹出口および吹出し温度ある
いはコントロールバルブ32の設定圧力Prを適切に制
御する。さらに、風量制御信号(第6図(b)の印加電
圧Vf)によりブロアフアン制御回路55を介してブロ
アフアンモータ9を駆動制御してブロアフアンの風量を
適切に制御するとともに、コンデンサファン制御回路6
5を介してコンデンサファン67の回転を、後述するソ
レノイド電流I 5OL1eI f!1OLzに基づい
て第5図(b)のように決定されるコンデンサファン印
加電圧により制御する。
(f[)実施例の動作 次に実施例の動作を説明する。
(II−1:基本フローチャート−〉 第6図はCPU41で実行される空調制御装置の基本制
御を示すフローチャートである。
ステップSIOでは初期設定を行い、通常のオートエア
コンモードにおいては、例えば設定温度Tprcを25
℃に初期設定する。ステップS20では各センサからの
各種情報を入力する。
これらの各センサのデータ情報を具体的に説明すると、
設定温度T’ptcは図示しないコントロールパネルか
ら、車室内温度TINCは室内温度センサ44から、外
気温度TAMBは外気温センサ43から、吸込温度TI
NTは吸込温度センサ46から、冷媒温度T refは
冷媒温度センサ47からそれぞれ与えられる。また、エ
ンジン水温Twは水温センサ48から、日射量Q SU
Nは日射センサ45から与えられる。
次にステップS30では、外気温センサ43から得られ
る外気温度T Al1に対して他の熱源からの影響を除
き、現実の外気温度に相当した値TAMに処理する。次
にステップ540では日射センサ45からの光量として
の日射量情報を以降の換算に適した熱量としての値Q 
’ SUNに処理する。
ステップS50ではコントロールパネルで設定された設
定温度Tp丁Cを外気温度に応じて補正した値T″PT
Gに処理する。ステップ860ではT’PTCe TI
NCy ’rA、、、 Q″3υNから目標吹出温度T
Oを算出すると共に、この目標吹出温度TOと実際の吹
出温度との偏差に応じてエアーミックスドア11の開度
を算出する。ステップS70ではコンプレッサ2を以下
に述べるように制御する。
ステップS80では各吹出口を制御する。ステップS9
0では吸込口、即ち、外気導入ロアaおよび内気導入ロ
アbの選択切換を制御する。
ステップ5100ではブロアフアン9を制御することに
より、吹出口からの風量を以下のように制御する。すな
わち後述する低温デミスト制御中を除き第6図(b)に
実線で示すように、ステップS60によって算出された
目標吹出し温度T。
に基づいて、ブロアフアン印加電圧Vfを決定する。
<ll−2:コンプレッサ制御〉 第7図(a)は第6図のコンプレッサ制御(ステップ5
70)を詳細に説明するフローチャートである。
第7図(a)においてステップ5701ではブロアフア
ン9が作動しているか(オンしているか)否かをブロア
フアンスイッチ58からの信号により判定し、非作動な
らばステップ5702でコンプレクサ2を停止(オフ)
する0作動中ならばステップ5703において、検出さ
れた冷媒温度Trafに基づいて状態1か2かを読み取
りその状態を所定の格納領域に格納する。なお、ステッ
プ5703におけるT raf、は熱負荷が小さい状態
での冷媒温度であり、 Tref、はTreflよりも
ある程度高い冷媒温度である1次いで、ステップ570
4で状態2と判定されると、ステップ5702において
コンプレッサを停止する。
以上述べたステップ5703,704,702によれば
、コンプレッサの破壊が確実に防止される。すなわち、
冷媒流量が極めて少ない条件(例えば、後述する所定低
外気温度領域下における低温デミスト制御)では、エバ
ポレータを通過する風のエバポレータへの熱負荷も極め
て小さいことから、エバポレータ内部の冷媒状態が不安
定になりコンプレッサへ悪影響を与えるので、冷媒温度
が所定値以下になるとコンプレッサをオフするものであ
る。
そして状態1と判定されると、ステップ5705におい
て、回転数センサ62からの信号によりエンジン回転数
の状態を判定し、低回転領域のとき(第7図(b)に示
すようにエンジン回転数が所定回転数Rref、に上昇
するまでの間)にはステップ5706に進み、高回転領
域のとき(同図(b)に示すように回転数が所定回転数
Rraf工に低下するまでの間)にはステップ5712
のデストローク制御に進む。高低の回転領域は、回転数
の大きさに応じて第7図(b)のように定められる。ス
テップ8706では、補正処理された外気温度TAMに
基づいて、状態3〜5のいずれかを判定して所定の格納
領域に格納し、ステップ5707に進む。なお、ステッ
プ5706において+ TAMiおよびT Akl、は
外気温度が極めて低い状態を言い、TAll13および
TAM(1は外気温度がある程度高い状態を言う。
ステップ5707ではデフロスタスイッチ60がオンし
ているか否かを判矩し、オフならばステップ8708に
おいて、ステップS60で演算された目標吹出温度To
が、ヒータユニット10へ流入する空気をエアミックス
ドア11が全て遮断するような温度T rcd以下か否
かを判定する。
T red以下ならばステップ5709に進んで急速ク
ールダウン制御を行う。
なお、このステップ3708の判定は、イグニションス
イッチ59のオフからオン時に1回だけ行ったり、ブロ
アフアンスイッチ58のオフからオン時に1回だけ行う
ようにする。
\ (II−3:急速クールダウン制御〉 第8図(a)は第7図(a)のステップ5709におけ
る急速クールダウン制御のフローチャートを示す。ステ
ップ57091において、エバポレータを通過する空気
の出口側の目標温度(以下、目標吸込温度という) T
’xsrをエバポレータの凍結開始可能温度以下の温度
T工とするとともに、タイマの計時時間Timelとし
てt工を設定する。
ここで、目標吸込温度T’lNTをかかる温度T工とし
たのは、夏季日中のように周囲温度が高い場合には、エ
バポレータ下流の実際の空気温度TINTを凍結開始可
能温度よりも更に低い温度T工にしても所定時間内なら
ば凍結しないことを本発明者が確認したことによるもの
であり、また、このように目標吸込温度T’yNrを温
度T1のように低くすることにより、コンプレッサ2の
吐出容量を調節するコントロールバルブ32の設定圧力
Prを低くでき、もって、より低い吸入圧力Psの領域
でコンプレッサ2の吐出容量を大きく保持でき、冷却能
力を十分に発揮できるからである。
次にステップ57092において、ソレノイド通電電流
I BOLlを演算する。
この演算は第9図のフローチャートに示されるように、
まず吸込温度TINTと目標吸込温度T’lNTの差(
TtNr−T’ INT)を演算しくステップ5941
)、この差から比例項電流IPおよび積分項電流工!を
それぞれ第1O図および第11図に従ってステップ59
42で求める。
ここで、比例項電流Ipはステップ5941で演算され
た差に基づいて第11図から求められ。
積分項電流IIは、同様の差に基づいて第10図からΔ
IIを求め、このΔIIに前回までのIIを加えた値I
t(=It+ΔIt)として求められる。そしてステッ
プ5943において、比例項電流IPと積分項電流II
との差に相当する電流をソレノイド通電電流I 80L
zとして求める。すなわちソレノイド通電電流I 90
L工は、l5oL=Ip−Ir         −(
1)で求められる。
ただし、Ipはアンペア、11はミリアンペアである。
また、第8図(a)のステップ57093においては、
吸込温度T INTが凍結開始可能温度T4以下か否か
を判定し、*定するまで繰り返しステップ57092と
ステップ87093とを実行し、T !nr=T4にな
ると、ステップ57094においてタイマTimelの
計時を開始してステップ57095に進む。ステップ5
7095においては、ステップ57092と同様にソレ
ノイド通電電流I 5QLzを演算する1次いでステッ
プ87096において、目標吹出温度Toが温度15以
上か否かを判定する。ここで、温度T、は、エアミック
スドア11がヒータユニット10への空気の流入を開始
するような温度である。ステップ57096が否定され
るとステップ87098に進み、肯定されるとステップ
57097においてタイマTimelがtlの計時を完
了したか否かを判定する。このステップ57097が否
定されるとステップ57095に戻る。肯定されるとス
テップ87098に進んでエバポレータ目標吸込温度T
’INTを1度/秒づつ増加する。
したがって、第10図、第11図および第1式かられか
るように、急速クールダウン時においては、I SQL
□はエバポレータ4の吸込温度TINTが温度T、にな
るまで急減する。ソレノイド電流I 5oLtが小さく
なると、第4図に示した電磁アクチュエータ344の可
動板343が下方に変位して、弁体340を開放する設
定圧力Prが低くなる。この結果、コンプレッサ吸込圧
力Psが小さい値でも弁体340が開いてケーシング室
21Rには吸込圧力Psが導かれ、傾き角が大きくすな
わちコンプレッサ吐出容量が大きく(冷却能力が大きく
)される。
このような制御は、第8図(b)の特性図に示すとおり
、吸込温度T INTが温度T、まで低下してからt1
分間、または目標吹出温度Toが温度T5以下になるま
で続行される。すなわち、吸込温度T INTが温度T
1に設定されたまま所定時間だけコンプレッサ2がオー
バストローク運転され急速クールダウン制御が実行され
、夏季日中など急速に車室内を冷却することができる。
一方、第7図(a)のステップ5708において、目標
吹出温度Toが温度T rcd以下でないときには、ス
テップ5710において、吸気圧力センサ61で検出さ
れたインテークマニホルドの吸気圧力に基づいて加速状
態か否かを判定し、加速状態であれば、ステップ571
1において、吸込温度T18丁がTINTx度以下か否
かを判定する。肯定されるとステップ5712において
デストローク制御を実行する。
<ll−4:デストローク制御〉 第12図(a)はデストローク制御のフローチャートを
示す。ステップ57121において。
TINT>T’lNT+ 1 か否かを判定し、否定されるとステップ57122に進
み、肯定されるとステップ57123に進む。
ステップ87122では、目標吹出温度T’lNTをT
i。度だけ増加させ、次のステップ57124において
、上述の第10図及び第11図のグラフから第1式に基
づいて電磁アクチュエータ344のソレノイド部に供給
する電流値I 5OLLを制御する。
一方、ステップ57123では、目標吹出温度T’lN
Tを141度(>T、a)として、ステップ57124
で同様に第1式から求めた電流値I sot、zにより
電磁アクチュエータ344を制御する。
すなわち、ステップ57121において、目標吸込温度
T ’ INTと吸込温度TIN丁との相対比較により
、現在のエバポ1ノータの冷却状態を判定する。否定さ
れることはある程度エバポレータが目標値に近づいて運
転されていることを意味し、ステップ57122におい
て、目標吸込温度T’lNTを比較的小さい数値である
T1゜度だけ高くして電流値I 90Lxを決定する。
この結果、第4図の可動板343が上方に移動してスプ
リング335のばね力が大きくなり、コントロールバル
ブ32の設定圧力Prが高めに設定され、コンプレッサ
2の吸入圧力Psが従前よりも高めの状態でもケーシン
グ室21R内にはコンプレッサ吐出圧力Pdが導かれて
傾き角が小さめに保持される。この場合、目標吸込温度
T’lNTが高くなると、実際に検出される吸込温度T
 INTが高くなり目標吹出温度Toとの偏差が変わり
エアミックスドア11が閉じ側に駆動されるから、冷媒
流量が減っても吹き出し温度は上昇しない。
なお、エアミックスドア11の開度は第12図(b)に
示すように制御される。
第12図(b)において、ステップ5601で定数A−
Gを初期化し、ステップ5602で、エアミックスドア
開度センサ63の信号により現在のエアミックスドア開
度Xを入力する。次いでステップ5603において、図
示の式に基づいて目標吹出温度TOと実際の吹出温度と
の偏差Sを求める。そしてステップ5604においてこ
の偏差Sを所定値SOと比較する。S<−8oの場合。
ステップ5605でエアミックスドア開度をコールド側
、すなわちヒータユニット10を通過する空気流量が少
なくなるように閉じ側にする。S〉−Soの場合、エア
ミックスドア開度をホット側、すなわちヒータユニット
10を通過する空気流量が多くなるように開き側にする
。IS1≦+S。
の場合、現状の開度をそのまま維持する。
一方、デストローク制御のステップ57121が否定さ
れることは、エバポレータを通って吸い込まれる空気温
度T INTがT□。度以下でありエバポレータの冷却
能力はかなり発揮されているが、目標吸込温度T’lN
Tとはまだ隔たりがあることを意味し、冷却性能はある
程度無視して加速性能を重視するため、エバポレータ目
標吸込温度T″INTをT12度にしてソレノイド通電
電流I soシtを大きくする。ここで、この所定温度
Tユ、は、コンプレッサを停止させずに吐出容量を最小
にした状態でのエバポレータ下流の空気温度に相当する
温度で実験的に求められる。したがって、可動板343
がステップ57122の場合よりも更に上方に移動して
コントロールバルブ32の設定圧力Prが上述の場合よ
りも更に高めに設定され、コンプレッサ2の吸入圧力P
sがかなり高くなってもケーシング室21R内にはコン
プレッサ吐出圧力Pdが導かれて傾き角が小さめに保持
される。
以上の各ステップ57121〜57123は。
第7図(a)のステップ5705でエンジン回転数が高
いと判定されたときにも実行される。
以上のようにデストローク制御は加速時あるいはエンジ
ン高回転域運転時に実行され、それぞれのデストローク
制御によって次のような作用効果がある。
■加速時のデストローク制御 このデストローク制御は、加速時であってエバポレータ
吸込温度T INTがTiNrx度以下のときに実行さ
れるが、エバポレータ吸込温度T INTがTINT工
度以丁度以下はエバポレータの冷却能力がかなり発揮さ
れているので、冷却性能を多少犠牲にして加速性能を向
上させるものである。すなわち、デストローク条件が判
定されると、コントロールバルブ32の設定圧力Prを
上げてコンプレッサ2の吸入圧力P8が比較的大きくな
ってもケーシング室21Rにコンプレッサ吐出圧力Pd
を導き、これにより、コンプレッサの吐出容量を小さめ
にする。この結果、コンプレッサの吸収馬力を低減して
加速性能を向上させる。
この場合、現在の冷却がほぼ十分であれば、具体的には
、吸込温度TINTが目標吸込温度T’lNTにほぼ達
していれば、コントロールバルブ32の設定圧力Prを
多少高めに設定し、冷却性能をある程度維持しつつ加速
性能を向上させる。一方。
吸込温度TINTが目標吸込温度T’lNTとはまだ隔
たりがあれば、コントロールバルブ32の設定圧力Pr
をより高めに設定し、冷却性能を無視して加速性能を前
者よりも重視する。
■高回転領域でのデストローク制御 エンジン回転数が高回転領域においては、可変容量コン
プレッサも高速回転しその耐久性に悪影響を及ぼす、ま
た、高速回転であれば、コンプレッサの傾きが小さくて
も必要な冷媒流量を得られる。このため、高速回転領域
では、可変容量形コンプレッサの傾き角を小さくしてピ
ストンの往復動速度を遅くして、耐久性の向上を図る。
また、第7図(a)のステップ5711が否定されると
、ステップ5713において、エアコンスイッチ57が
オンか否かを判定する。オンならばステップ8716に
ジャンプし、オフならばステップ5714でそれぞれ上
述の状態3〜5のいずれであるかを判定する。状態3な
らばステップ5715において省燃費、省動力制御を行
い、状態4又は5のときはステップ5702に進み、コ
ンプレッサ2をオフする。
<11−5 :省燃費、省動力制御〉 第13図(a)は省燃費、省動力制御のフローチャート
を示す、ステップ87151において。
吹出口がパイレベル(B/L)モードか否かを判定する
。B/Lモードならばステップ57152に進み、B/
Lモードでなければステップ57153に進む、ステッ
プ57152および87153においては、第13図(
b)のグラフに従って、目標吹出温度Toから目標吸込
温度T’lNTを求める。
すなわち、B/Lモードでは特性線図■にしたがって目
標吸込温度T’INTを設定し、B/Lモード以外のモ
ードでは特性線図Iにしたがって目標吸込温度T’lN
丁を設定する。
次いで、ステップ57154に進み、吸込温度TINT
が、凍結開始可能温度T4およびそれよりも若干低い温
度である温度T6によって定められる温度範囲のいずれ
にあるかによって、状態6か7かを判定する。ステップ
57155では、状態7か否かを判定し、肯定されると
、すなわち状態7ならばステップ57157でコンプレ
ッサをオフして所定の処理に戻る。一方、状態6と判定
されると、ステップ57156において、上述したと同
様にしてソレノイド電流値I 80L1を制御して所定
の処理に戻る。
以上の手順によれば、目標吹出温度Toに応じた吸込温
度T [NTどなるようにコンプレッサが極め細かく制
御され、以下の理由により、省燃費、省動力が図られる
従来のように、現在の吸込温度T IMTと目標吹出温
度Toとの偏差によりエアミックスドア11の開度を調
節して所望の吹出温度を得る場合には、運転状態に゛よ
って吸込温度TINTが不所望に低くなりすぎることが
あり、この場合、エアミックスドア11を開き気味にし
て吹出温度を目標値に制御している。このため、コンプ
レッサが無駄に動力を使い燃費にも悪影響を与える。
この実施例によれば、ある目標吹出温度T。
に対して、その温度を得るためにはエバポレータ4下流
の空気温度、すなわち、吸込温度TINTをどの程度に
すればよいかを実験値として決定しておき、第13図(
b)のグラフに従って演算される目標吹出温度Toから
目標吸込温度T’lNTを決定し、この目標吸込温度T
’lNTによりコンプレッサの吐出容量を制御して、吸
込温度T TNTかむやみに低下し過ぎないようにして
いる。このことは、コンプレッサが必要最低限の吐出容
量(傾き角)で運転されていることを意味し、したがっ
て、その吸収馬力も小さくなり、省動力、省燃費に寄与
する。
ところで、この実施例のように、コンプレッサを必要最
低限の能力で運転することは、吸込温度T TNTが目
標吹出温度Toと極めて接近することを意味し1両者の
偏差が大きいほど開度が大きく制御されるエアミックス
ドア11は、はば全閉状態となる。このため、吹き出し
口をB/Lモードにするとき、例えば足下吹出ロアdか
ら吹き出される空気温度と、ベント吹出ロアCから吹き
出される空気温度とがほぼ等しくなり、いわゆる頭寒足
熱の効果が得られなくなる。そこで、B/Lモード時に
は、」−述した意味での省動力、省燃費の効果は若干低
下するが、吸込温度T INTを低めに設定してエアミ
ックスドア11を開き気味にし、例えば1足下吹出ロア
dから吹き出される空気温度を高めにし、これにより頭
寒足熱の効果を得る6 すなわち、同一の目標吹出温度Toに対して、B/Lモ
ードにおける目標吸込温度T’lNTがそれ以外のモー
ドにおける目標吸込温度T’lNTより低く設定され、
B/Lモードではそれ以外のモードに比べて第1式によ
るソレノイド電流I 5OLLが小さくなり、同一の目
標吹出温度TOに対する吸込温度TINTが小さくなり
、上述したようにエアミックスドア11が開き側に設定
されて頭感足熱の効果が得られる。
また第7図(、)において、ステップ5707が肯定さ
れると、すなわち、デフロスタスイッチ60がオンして
いるときには、ステップ5706で格納された状態。3
〜5をステップ8716で判定しその結果に応じて、各
種の制御が行われる。
すなわち、状態3の場合は、ステップ5717において
MAX除湿制御が行われる。
<n−6:MAX除湿制御〉 第14図はMAX除湿制御のフローチャートを示す。ス
テップS 71.71において、目標吸込温度T’[N
Tを上述した凍結開始可能温度14度に設定する。次い
で、ステップ57172において、吸込温度T INT
に基づいて、状態6か7かを判定する。そしてステップ
57173において状態7と判定されると、ステップ5
7174においてコンプレッサ2をオフする。状態6ど
判定されると、ステップ57175において、第9図に
示したとおり上述の第1式、第10図および第11図に
基づいて電磁アクチュエータ344のソレノイド電流I
 SOl、1を制御する。
一方、第7図(a)のステップ8716において状態4
が判定されると、ステップ8718において低温デミス
ト制御を行う。
<I[−7:低温デミスト制御〉 第15図(a)は低1デミスト制御のフローチャートで
ある。この制御においては、電磁アクチュエータ344
の電流I 30Lzは、冷媒温度T refと目標冷媒
温度T ’ refとに基づいて第17図および第18
図のグラフから求められるIPとΔI+とにより、第1
式に基づき算出される。
まず、ステップ37180aにおいて、第6図のステッ
プ5100において算出されたブロアフアン印加電圧V
fが最低電圧Vfjovであるときに。
この値V fLovに対して所定の電圧値αを追加補i
Eする。
次に、ステップ87180bにおいて、内外気切換ドア
センサ69からの信号によって内外気切換ドア8の位置
を判別する。内外気切換ドア8が内気循環位置にあると
きは、ステップ87180cに進み、一方、外気4人位
置にあるときは、ステップ37180dに進む。ステッ
プ57180cおよび57180dにおいては、以降の
ステップで用いる定数Tat Ts+ tip tsを
設定する。なおここで、T @ Hg T g Hはそ
れぞれTsLtT e Lに比べて高い温度であり* 
 jgLp txLはそれぞれj zsy j 33に
比べて長い時間である。
次に、ステップ87181において、目標冷媒温度T 
’ raf2として外気温度TA綽十T、を、目標冷媒
温度T″ref、として外気温度TAM−T、をそれぞ
れ設定する。また、タイマTime2にt2分を、タイ
マT ime 3にt□分をそれぞれ設定する。次いで
ステップ57182でフラグ1が0が否がを判定し、肯
定されると、ステップ57183でフラグ2がOか否か
を判定する。肯定判定されると、ステップ87184に
おいて、Time2の計時を開始し、ステップ8718
5において、T ’ rafとしてまず目標冷媒温度T
’raf、を選択し、ステップ87186において、ソ
レノイド電流l80Lzを第16図の手順により求める
。これは、第17図と第18図のグラフに示すように、
比例項電流rpと積分項電流IIを目標冷媒温度T’r
efで求める点以外は第9図のソレノイド電流I ll
0L1の手順と同様であり、説明を省略する。
次に、ステップ57187におし1て、 Tig+a2
の計時が完了したか否かを判定する。計時完了前では否
定されてステップ87194に進み、フラグ1に1を設
定して、所定の手順にリターンする。一方、T ime
 2の計時が完了すると、ステップ87188において
、フラグ1を0とし、ステップ87189で’l’ i
ma 3の計時を開始する。
次いでステップ87190において、 T’rafとし
て目標冷媒温度T ’ ref、を選択してステップ5
7191に進み、上述と同様にしてソレノイド電流l5
oLzを制御する。更にステップ57192において、
T 1iie 3の計時が完了したか否かを判定し、計
時完了前ならばステップ57195に進んでフラグ2に
1を設定して所定の手順に戻る。
計時が完了すると、ステップ57193においてフラグ
2にOを設定して所定の手順に戻る。
以上の手順によれば、時間経過と共に、目標冷媒温度T
 ’ ref、とT ’ ref、とが第15図(b)
のように選択されてl80Lzが調節される。この結果
、T ’ ref、でl5OL2を調節するときは冷媒
温度を外気温度よりも4度低くして除湿が行われる。な
お、T ’ ref3とT ’ ref、とを交互に選
択してコンプレッサを脈動運転することにより、冷媒の
流量が少ない運転時のオイル潤滑性を向上させコンプレ
ッサの焼き付きが防止できるとともに、また、T ’ 
ref、をより低温度に設定して除湿性能を高める場合
、T ’ ref、をある温度以上に設定すればエバポ
レータの凍結を確実に防止し得る。
また、ステップ8716で状態5と判定されるとステッ
プ5719でコンプレッサをオフする。
以上の実施例の構成において、冷媒温度センサ47が冷
媒温度検出手段105を、CPU41や電磁アクチュエ
ータ344などが吐出容量制御手段106を、外気温セ
ンサ43が外気温度検出手段107を、CPU41、特
に第15図(a)の各手順が目標値設定手段108や吐
出量制御手段106を、内外気切換ドアセンサ69がド
ア位置判別手段109を、CPU41、特に第7図(a
)のステップ5706,5707,5716゜5717
.5718などが外気温領域判別手段110や吐出容量
制御手段106を、CPU41゜ブロアファン制御回路
55がブロアフアン制御手段112を、CPU41.コ
ンデンサファン制御回路65がコンデンサファン制御手
段114をそれぞれ構成する。
(III)変形例 コンプレッサの吐出容量は剥板の傾き角によって制御し
たが、斜軸式でも良い、また、吸入圧力または吐出圧力
をケーシング室内に導いて傾き角を制御したが、その他
の方式でも良い、また、低温デミスト制御時は、外気温
が低く、コンデンサで放熱が充分に行なわれるため、コ
ンデンサ出口近傍の圧力が低下し、マグネットクラッチ
をオン。
オフするために使用されるロープレッシャスイッチ(図
示せず)が作動しコンプレッサが停止状態になることが
考えられるため、低温デミスト制御時はロープレッシャ
スイッチを働かせないようにしてもよい。
G0発明の効果 請求項1の発明によれば、膨張弁とエバポレータ入口と
の間で検゛出した冷媒温度が目標冷媒温度になるように
可変容量コンプレッサの吐出し容量を制御するようにし
たので、低外気温時での#湿性能の向上とコンプレッサ
の信頼性の向上が図られる。
請求項2の発明によれば、検出される冷媒温度が外気温
度に応じた高低一対の第1および第2の目標冷媒温度に
繰り返し周期的に変動するので、請求項1の効果にさら
に加えて、冷媒をより低温に制御でき低外気温下でのデ
ミスト性能を確保するとともに、コンプレッサの凍結に
よる破壊を確実に防止できる。
請求項3の発明によれば、内気循環あるいは外気導入に
対応して第1および第2の目標冷媒温度の設定値を変更
するようにしたので、上記効果に加えて、空調装置が内
気、外気のいずれを導入しても常に車室内の湿度を一定
に保つことができる。
請求項4の発明によれば、外気温度が所定の低温度領域
である場合に、検出される冷媒温度に基づいて可変容量
コンプレッサの吐出し容量が制御されるから、請求項1
の効果に加えて、低外気温度の除湿性能を確実に確保で
きる。
請求項5の発明によれば、請求項4の装置で吐出し容量
制御が行なわれている場合は、凍結限界として一番厳し
い条件であるブロアフアンの必要最小風量を大きく設定
したので、凍結限界がより一層拡大でき低外気温領域の
除湿性能がより一層向上される。
請求項6の発明によれば、吐出し容量を少なくするよう
に制御するときはコンデンサファンの回転数も低くなる
ように対応づけたから、必要以上の回転数でコンデンサ
ファンを回転する必要がなくなり、騒音低下に寄与する
とともに、ファン駆動の消費動力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)はクレーム対応図である。 第2図〜第18図は本発明に係る車両用空調装置の一実
施例を説明するもので、第2図が全体の構成図、第3図
(a)が可変容量コンプレッサの内部構造図、第3図(
b)、(C)がその動作を説明する図、第4図がそのコ
ントロールバルブの詳細内部構造図、第5図(a)が制
御回路のブロック図、第5図(b)がコンデンサファン
印加電圧のグラフ、第6図(a)が基本フローチャート
、第6図(b)がブロアフアン印加電圧のグラフ、第7
図(a)がコンプレッサ制御のフローチャート、第7図
(b)が回転数領域を示す線図、第8図(a)が急速ク
ールダウン制御のフローチャート、第8図(b)がその
ときの吸込温度TINTの時間変化を示す特性図、第9
図がソレノイド電流I 80Lxを制御するためのフロ
ーチャート、第10図および第11図がソレノイド電流
I 80L、を演算するためのグラフ、第12図(a)
がデストローク制御のフローチャート、第12図(b)
がエアミックスドア開度制御のフローチャート、第13
図(a)が省燃費、省動力制御のフローチャート、第1
3図(b)がその時の2つの特性を選択するためのグラ
フ、第14図がMAX除湿制御のフローチャート、第1
5図(a)が低温デミスト制御のフローチャート、第1
S図(b)が低温デミスト制御時の目標冷媒温度T r
ef、およびTref)の時間変化を示す特性図、第1
6図がソレノイド電流I fJOL、xを制御するため
のフローチャート、第17図および第18図が低温デミ
スト’M制御時のソレノイド電流I 5OLzを演算す
るためのグラフである。 1:エンジン   2:コンプレッサ 3:コンデンサ  4:エバポレータ 9ニブロアフアン 10:ヒータユニット 32:コントロールバルブ 40:制御回路 101:コンプレッサ102:コンデ
ンサ 103:膨張弁  104:エバポレータ105:冷媒
温度検出手段 106:吐出容量制御手段 107:外気温度検出手段 108:目標値設定手段 109:ドア位置判別手段 110:外気温領域判別手段 111ニブロアフアン 112ニブロアファン制御手段 113:コンデンサファン 114:コンデンサファン制御手段 特許出願人  日産自動車株式会社 代理人弁理士   永 井 冬 紀 第4図 第5図(b) 目標吹出温度T。 第6図(a) 第8図(a) 第1 2図(b) 第9図 第10図 第1 3図(a) 第1 3図(b) 第15図(a) 第14図 第1 5図(b) →を 手続補正書 第16図 第1 7図 1゜ 事件の表示 昭和63年特許願 第196.738号 2゜ 発明の名称 車両用空調装置 3゜ 補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) 少なくとも可変容量コンプレッサ、コンデンサ、
    膨張弁、およびエバポレータを有する車両用空調装置に
    おいて、 前記膨張弁からエバポレータ入口の間で冷媒の温度を検
    出する冷媒温度検出手段と、 検出された冷媒温度が目標冷媒温度となるように前記可
    変容量コンプレッサの吐出し容量を制御する吐出容量制
    御手段とを具備することを特徴とする車両用空調装置。 2) 少なくとも可変容量コンプレッサ、コンデンサ、
    膨張弁、およびエバポレータを有する車両用空調装置に
    おいて、 前記膨張弁からエバポレータ入口の間で冷媒の温度を検
    出する冷媒温度検出手段と、 外気温度を検出する外気温度検出手段と、 検出された外気温度に応じた高低一対の第1および第2
    の目標冷媒温度を設定する目標値設定手段と、 前記検出される冷媒温度が繰り返し前記第1および第2
    の目標冷媒温度となるように前記可変容量コンプレッサ
    の吐出し容量を制御する吐出容量制御手段とを具備する
    ことを特徴とする車両用空調装置。 3) 空調ダクトの導入口に設けられた切換ドアが内気
    循環位置にあるか外気導入位置にあるかを判別するドア
    位置判別手段を更に備え、前記目標値設定手段は、前記
    切換ドアの判別位置に従って前記第1および第2の目標
    冷媒温度を設定することを特徴とする請求項2に記載の
    車両用空調装置。 4) 少なくとも可変容量コンプレッサ、コンデンサ、
    膨張弁、およびエバポレータを有する車両用空調装置に
    おいて、 前記膨張弁からエバポレータ入口の間で冷媒の温度を検
    出する冷媒温度検出手段と、 外気温度を検出する外気温度検出手段と、 検出された外気温度が所定の低温度領域にあることを判
    別する外気温領域判別手段と、 この外気温領域判別手段で外気温度が前記低温度領域に
    あることが判別されているときには、前記検出される冷
    媒温度が目標値となるように前記吐出し容量を制御する
    吐出容量制御手段とを具備することを特徴とする車両用
    空調装置。 5) 前記吐出容量制御手段により前記吐出し容量が制
    御されるときには、少なくともブロアフアンの必要最小
    風量を所定量だけ増加せしめる送風量制御手段を更に備
    えることを特徴とする請求項4に記載の車両用空調装置
    。 6) 前記コンプレッサの吐出し容量を制御するために
    前記吐出容量制御手段から出力される吐出容量制御信号
    に相応して、該吐出し容量が増加するとコンデンサフア
    ンの回転数も増加するようにコンデンサフアンを制御す
    るコンデンサフアン制御手段を更に具備することを特徴
    とする請求項4に記載の車両用空調装置。
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