JPH0244544A - V溝光ディスク原盤 - Google Patents
V溝光ディスク原盤Info
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- JPH0244544A JPH0244544A JP63194098A JP19409888A JPH0244544A JP H0244544 A JPH0244544 A JP H0244544A JP 63194098 A JP63194098 A JP 63194098A JP 19409888 A JP19409888 A JP 19409888A JP H0244544 A JPH0244544 A JP H0244544A
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- master
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- grooves
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Links
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はS/N比に優れた高密度の■溝光ディスク原盤
の製造方法に間するものである。
の製造方法に間するものである。
従来の技術
光ディスクの高密度化に伴い、信号ピットの大きさは小
さくなる方向にある。すなわち再生信号強度も小さくな
る方向ζこあるため従来と同程度のS/N比を保つには
ノイズ成分の抑制が重要課題となってきている。ところ
でノイズの一要因として信号面の荒れが考えられ、その
平坦化が問題となっている。
さくなる方向にある。すなわち再生信号強度も小さくな
る方向ζこあるため従来と同程度のS/N比を保つには
ノイズ成分の抑制が重要課題となってきている。ところ
でノイズの一要因として信号面の荒れが考えられ、その
平坦化が問題となっている。
従来工法は、■溝を切った後は通常の光ディスク原盤の
場合と同じである。すなわち再生専用光ディスクの場合
はレジスト塗布、光マスタリング、現像、イオンミリン
グ、レジスト除去という一連の工法を用い原盤とし、一
方記録可能な光ディスクの場合は即スタンパ−を製作す
る。
場合と同じである。すなわち再生専用光ディスクの場合
はレジスト塗布、光マスタリング、現像、イオンミリン
グ、レジスト除去という一連の工法を用い原盤とし、一
方記録可能な光ディスクの場合は即スタンパ−を製作す
る。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、■溝を有する光ディスク原盤の場合、溝
を切る工程に微小バイトを用いた切削法を用いるため、
少なくとも原盤表面は削り易い柔らかい金属でなくては
ならない。そこで従来は最も微小切削加工し易い銅を原
盤表面に採用していた。しかし銅は酸化され易くかつそ
の表面に形成された酸化銅皮膜は不安定で荒れた面とな
り易い。
を切る工程に微小バイトを用いた切削法を用いるため、
少なくとも原盤表面は削り易い柔らかい金属でなくては
ならない。そこで従来は最も微小切削加工し易い銅を原
盤表面に採用していた。しかし銅は酸化され易くかつそ
の表面に形成された酸化銅皮膜は不安定で荒れた面とな
り易い。
従来はこの点を無視して、例えば再生専用光ディスク原
盤では■溝加工後にレジスト塗布、光マスタリング、現
像、ミリング、レジスト除去をして信号ビットを形成し
ていたためピット底面は荒れた形状を示しSハ比が劣化
していた。
盤では■溝加工後にレジスト塗布、光マスタリング、現
像、ミリング、レジスト除去をして信号ビットを形成し
ていたためピット底面は荒れた形状を示しSハ比が劣化
していた。
本発明は、この様な従来技術の課題を解決する■溝光デ
ィスク原盤を提供することを目的とする。
ィスク原盤を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
請求項1の本発明は、トラッキングのため予めV溝加工
された光ディスク原盤において、■満面上にB%C,A
l、 Si、T1、V、 Cr、Ge、 Zr、
Nb、 Mo。
された光ディスク原盤において、■満面上にB%C,A
l、 Si、T1、V、 Cr、Ge、 Zr、
Nb、 Mo。
Ru、 tlf、 Ta、 W、Re、Os、lrの
内少なくとも一つを含む膜を形成するものである。
内少なくとも一つを含む膜を形成するものである。
請求項2の本発明は、■溝加工する面を予めAlを主成
分とする材質にしておくものである。
分とする材質にしておくものである。
作用
本発明は、■溝加工された面に酸化されづらくかつスパ
ッタ率がNiよりも小さい金属成分が露出しているため
、大気にさらされても表面は酸化による荒れを生じずま
たドライエツチング時のスパッタ阻止層としても働き得
る。
ッタ率がNiよりも小さい金属成分が露出しているため
、大気にさらされても表面は酸化による荒れを生じずま
たドライエツチング時のスパッタ阻止層としても働き得
る。
実施例
以下に、本発明の実施例を図面を参照しながら、説明す
る。
る。
第1図は本発明を説明するための■溝を有する光ディス
ク原盤の一部断面図であって、第1図(a)は、請求項
1の本発明の一実施例の断面図であり、第2図(b)は
、請求項2の本発明の一実施例の断面図である。第1図
(a)において銅表面lは微細切削加工により■溝が切
られておりその上にB、C,Al、 Sl、 T1、
V、 Cr、 酸、 Z「、 Nb、 Mo、
Ru、Hf、 Ta、讐、Re、O8,1rの内少な
くとも一つを含む膜2が形成されている。一方策2図(
b)は、A1を主成分とする材質で出来た表面3が微細
切削加工により■溝を切られている。
ク原盤の一部断面図であって、第1図(a)は、請求項
1の本発明の一実施例の断面図であり、第2図(b)は
、請求項2の本発明の一実施例の断面図である。第1図
(a)において銅表面lは微細切削加工により■溝が切
られておりその上にB、C,Al、 Sl、 T1、
V、 Cr、 酸、 Z「、 Nb、 Mo、
Ru、Hf、 Ta、讐、Re、O8,1rの内少な
くとも一つを含む膜2が形成されている。一方策2図(
b)は、A1を主成分とする材質で出来た表面3が微細
切削加工により■溝を切られている。
第2図は本発明の効果を示すため、丸1日大気にざらし
た原盤から作製されたレプリカの破断面をSEMで撮っ
た写真の略図である。第2図(a)は従来の銅製の原盤
から得られたもの、第2図(b)は本発明の原盤から得
られたものである。従来の銅製原盤表面には荒れが生じ
ており、−力木発明による原盤表面は荒れもなく平坦と
言える。第2図(a)、 (b)で得られた各V溝ディ
スク原盤から作製されたレプリカの再生ノイズレベルを
比べると本発明により約3dbの改善が見られた。
た原盤から作製されたレプリカの破断面をSEMで撮っ
た写真の略図である。第2図(a)は従来の銅製の原盤
から得られたもの、第2図(b)は本発明の原盤から得
られたものである。従来の銅製原盤表面には荒れが生じ
ており、−力木発明による原盤表面は荒れもなく平坦と
言える。第2図(a)、 (b)で得られた各V溝ディ
スク原盤から作製されたレプリカの再生ノイズレベルを
比べると本発明により約3dbの改善が見られた。
第3図は請求項3.4.5の本発明を説明するための、
■溝を有する再生専用光ディスク原盤の断面及びその周
囲を拡大したものである。第1図に示された光ディスク
原盤に加えて、さらにその上にNi以玉のスパッタ率を
有する膜4が再生先ディスク材料中における再生光の波
長入の約1/4の膜厚で形成されている。また膜4には
ビットまたはグルーブ5がドライエツチング法により形
成されている。
■溝を有する再生専用光ディスク原盤の断面及びその周
囲を拡大したものである。第1図に示された光ディスク
原盤に加えて、さらにその上にNi以玉のスパッタ率を
有する膜4が再生先ディスク材料中における再生光の波
長入の約1/4の膜厚で形成されている。また膜4には
ビットまたはグルーブ5がドライエツチング法により形
成されている。
膜4の材質としては特にNiを用いると、従来の再生専
用光ディスク原盤と同じ表面性を持っていることから同
じ工法、すなわち離型処理を施した一部でNiメツキを
しスタンパ−となす、これを用いることが出来るように
なる。
用光ディスク原盤と同じ表面性を持っていることから同
じ工法、すなわち離型処理を施した一部でNiメツキを
しスタンパ−となす、これを用いることが出来るように
なる。
Ni以上のスパッタ率を有する膜4の下地は、第1図に
おける膜2または原盤表面材3であり、これら下地はス
パッタ率がNiと比べ小さい。それゆえ膜4のドライエ
ツチング時には、膜2または原盤表面材3はスパッタ阻
止層として働きエツチングは必ずそこで止まり常にエツ
チング深さを膜4の膜厚に抑えることが出来る。すなわ
ち膜4の膜厚を再生光ディスク材料中における再生光の
波長大の約1/4に設定すれはエツチングにより形成さ
れたピット深さも安定してl/4人となり再生光ディス
クにおける再生信号強度は安定して最大となる。
おける膜2または原盤表面材3であり、これら下地はス
パッタ率がNiと比べ小さい。それゆえ膜4のドライエ
ツチング時には、膜2または原盤表面材3はスパッタ阻
止層として働きエツチングは必ずそこで止まり常にエツ
チング深さを膜4の膜厚に抑えることが出来る。すなわ
ち膜4の膜厚を再生光ディスク材料中における再生光の
波長大の約1/4に設定すれはエツチングにより形成さ
れたピット深さも安定してl/4人となり再生光ディス
クにおける再生信号強度は安定して最大となる。
また第1図における膜2または原盤表面材3は酸化しづ
らく第2図(b)で示したように、たとえ大気に触れて
いてもその表面は荒れず平坦な形状を保つ。すなわちエ
ツチングにより出来たビットの底面は膜2または原盤表
面材3が露出しているので大気中においても平坦な面が
保たれる。実際ピットまで形成された原盤からレプリカ
を取りそのレプリカを直接再生してみたところ、従来の
ものに比べS/N比で約3.5dbの改善が見られた。
らく第2図(b)で示したように、たとえ大気に触れて
いてもその表面は荒れず平坦な形状を保つ。すなわちエ
ツチングにより出来たビットの底面は膜2または原盤表
面材3が露出しているので大気中においても平坦な面が
保たれる。実際ピットまで形成された原盤からレプリカ
を取りそのレプリカを直接再生してみたところ、従来の
ものに比べS/N比で約3.5dbの改善が見られた。
発明の効果
本発明は、■溝加工された面に酸化されづらくかつスパ
ッタ率がNiよりも小さい金属成分が露出しているため
、大気にさらされても表面は酸化による荒れを生じず、
またドライエツチング時のスパッタ阻止層としても働き
得ろ、S/N比に優れた光ディスク原盤を安定に製造し
うる。
ッタ率がNiよりも小さい金属成分が露出しているため
、大気にさらされても表面は酸化による荒れを生じず、
またドライエツチング時のスパッタ阻止層としても働き
得ろ、S/N比に優れた光ディスク原盤を安定に製造し
うる。
第1図(a)、 (6)は本発明の■溝光ディスク原
盤の一実施例を示す一部断面図、第2図(a)は比較の
ための従来例、第2図(b)は前記実施例の効果を示す
ための光ディスク原盤の一部断面図、第3図は本発明の
■溝光ディスク原盤の他の実施例を示す一部断面図であ
る。 l・・・■溝加工済み光ディスク原盤の銅表面、2・・
・薄膜、3・・・■溝加工済み光ディスク原盤のA1表
面、4・・・Ni以上のスパッタ率を有する膜、5・・
・ピットまたはグルーブ代理人の氏名 弁理士 粟野重
孝 はか1名第]図 (a) 第2図 (b)
盤の一実施例を示す一部断面図、第2図(a)は比較の
ための従来例、第2図(b)は前記実施例の効果を示す
ための光ディスク原盤の一部断面図、第3図は本発明の
■溝光ディスク原盤の他の実施例を示す一部断面図であ
る。 l・・・■溝加工済み光ディスク原盤の銅表面、2・・
・薄膜、3・・・■溝加工済み光ディスク原盤のA1表
面、4・・・Ni以上のスパッタ率を有する膜、5・・
・ピットまたはグルーブ代理人の氏名 弁理士 粟野重
孝 はか1名第]図 (a) 第2図 (b)
Claims (5)
- (1)トラッキングのため予めV溝加工された光ディス
ク原盤において、V溝の上にB、C、Al、Si、Ti
、V、Cr、Ge、Zr、Nb、Mo、Ru、Hf、T
a、W、Re、Os、Irの内少なくとも一つを含む膜
が形成されていることを特徴とするV溝光ディスク原盤
。 - (2)トラッキングのためV溝加工された光ディスク原
盤において、少なくともV溝を切る面はAlを主成分と
する材質で出来ていることを特徴とするV溝光ディスク
原盤。 - (3)光ディスク原盤上に、加えてNi以上のスパッタ
率を有する膜が形成されていることを特徴とする請求項
1または2記載のV溝光ディスク原盤。 - (4)Ni以上のスパッタ率を有する前記膜の膜厚が再
生光ディスク材料中における再生光の波長λの約1/4
であることを特徴とする請求項3記載のV溝光ディスク
原盤。 - (5)Ni以上のスパッタ率を有する前記膜には、ドラ
イエッチングによりグルーブ及びピットが形成されてい
ることを特徴とする請求項4記載のV溝光ディスク原盤
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63194098A JPH0244544A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | V溝光ディスク原盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63194098A JPH0244544A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | V溝光ディスク原盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0244544A true JPH0244544A (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=16318915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63194098A Pending JPH0244544A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | V溝光ディスク原盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0244544A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0398714A2 (en) * | 1989-05-18 | 1990-11-22 | Mitsubishi Chemical Corporation | Read-only optical disk |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP63194098A patent/JPH0244544A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0398714A2 (en) * | 1989-05-18 | 1990-11-22 | Mitsubishi Chemical Corporation | Read-only optical disk |
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