JPH02149952A - スタンパー製造方法 - Google Patents

スタンパー製造方法

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JPH02149952A
JPH02149952A JP30452788A JP30452788A JPH02149952A JP H02149952 A JPH02149952 A JP H02149952A JP 30452788 A JP30452788 A JP 30452788A JP 30452788 A JP30452788 A JP 30452788A JP H02149952 A JPH02149952 A JP H02149952A
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JP
Japan
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substrate
resist
stamper
thin film
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP30452788A
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English (en)
Inventor
Toshiichi Nagaura
長浦 歳一
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はスタンパ−の製造方法に関する。さらに詳しく
は、レーザービーム等により情報を記録し、もしくは記
録した情報の再生を行う光ディスクの基板製造工程のう
ちのスタンパ−作製法に関するものである。
(ロ)従来の技術 光ディスクの基板製造に必要なスタンパ−の従来の製造
方法を第2図に示す。すなわち、ガラス原盤1[第2図
(a)参照j上に感光体であるフォトレジスト3を塗布
し[第2図(b)参照コ、このレジストにレーザー光等
で所定形状のトラッキング用案内溝、ピット等を潜像と
して感光記録し[第2図(c)参照]、これを現像する
ことで所定形状の案内溝3aやランド3bを有するスタ
ンパ−電鋳用原盤部(以後、原盤部と称す。)を形成す
る[第2図(d)参照]。その後、この原盤部上にNi
薄膜4等を形成し、通電処理を行って[第2図(e)参
照]、電鋳部材5にて電鋳を行い[第2図(r)参照]
、その結果、電鋳部材5を原盤部より剥離して[第2図
(g)参照]スタンパ−を作製する。この後、必要に応
じて電鋳を操り返してスタンパ−を多数作製し、内外径
加工、裏面研磨を施して最終スタンパ−形状とする。
このスタンパ−製造方法は、レジスト膜3の膜厚が案内
溝3aの深さとなるので、以下便宜上、上記方法をレジ
スト制御案内溝スタンパ−製造法と呼ぶ。
また、この製造法とは別のスタンパ−製造方法を第3図
に示す。すなわち、ガラス原盤I[第3図(a)参照]
上にフォトレジスト3を塗布し[第3図(b)参照コ、
レーザー光等で感光3己録し[第3図(c)参照]現像
する。以上の工程までは第2図に示したものと同じ工程
である。そして、現象によりガラス原盤部上に所望のレ
ジストパターン3cを形成し[第3図(d)参照]、そ
の後、ドライエツチング又はウェットエツチングにより
ガラス原盤lをエツチングして所定の案内溝12Lやラ
ンドtbを存する原盤部を作成し[第2図(e)参照]
、各ランドIb上の残存レジスト3dを除去する[第3
図(f)参照コ。この後の工程は第2図に示したものと
同様に、原盤部上にNi1ilfff4等を形成し、通
電処理を行い[第3図(g)参照]、電鋳部材5にて電
鋳を行い[第3図(h)参照]、最終的にスタンパ−形
状とする[第3図(i)参照]。
このスタンパ−製造方法は、エツチングにより案内溝1
aの深さを決定するので、以下便宜上エツチング制御案
内溝スタンパ−製造法と呼ぶ(例えば特開昭59−21
4623号公報参照)。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、第2図に示したレジスト制御案内溝スタンパ−
製造法においては、上述したようにレノスト膜厚が案内
溝3aの深さとなるので高精度にレジスト3を塗布する
必要がある。そのためには、レジスト3の塗布条件及び
周囲環境条件を高精度にコントロールしなければならず
、必要な設備の費用ら多大であった。また、この方法で
は、レジスト3で案内溝3aを形成するため、製造され
た光ディスクの性能がエツジだれ等のために劣化する傾
向にあった。
また、第3図に示したエツチング制御案内溝スタンバ−
製造法においては、エツチング速度及びエツチング時間
の制御が重要であり、また、エツチングで形成された案
内溝laの底面1cの面粗さが、ガラス原盤lのランド
Ib上面の而粗さより劣化する傾向にあり、その結果、
製造された光ディスクの性能が劣化する傾向にあった。
さらに、上記二つのスタンパ−製造法は、いずれも、ス
タンパ−電鋳用原盤を作成したのち、Ni薄膜等の形成
、電鋳、裏面研磨、内外径加工と複雑な工程を経てスタ
ンパ−完成品となるものであり、製造操作が繁雑で製造
コストら高いという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたらので、比較的簡
単な工程でしかも高精度の案内溝を形成できるスタンパ
−製造法を提供しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 かくして本発明によれば、所定形状の基板上にレノスト
を塗布し、露光・現像を行って所望のレジストパターン
を形成し、このレジストノ(ターン形成面上に金@薄膜
を成膜した後にこの基板をレジスト剥離条件に付すこと
により、レジスト上に位置する金属薄膜をレジストと共
に剥離除去して基板上に残存する金属薄膜のパターンで
案内溝を構成することを特徴とするスタンパ−製造方法
が提供される。
本発明は、あらかじめ所定の形状、すなわち外寸が最終
スタンパ−板形状に加工された基板上にレジストを塗布
し、露光、現象して所望のレジストパターンを形成し、
その上にNi等の薄膜を所定厚さに成膜した後不要部分
をレジストととしに剥離して案内溝を作製する点を最大
の特徴とするものである。
本発明に用いる基板の材質はとくに制限されず、例えば
、Ni5Ta等の金属板でもセラミック板でもあるいは
超硬板でもよい。かかる基板としては、あらかじめ基板
表面が高精度に研磨され最終スタンパー形状(外径、内
径、板厚、表面粗さ)に仕上げたものを用いるのが適し
ている。また、上記基板上に塗布形成されるレジストと
してはポジ型、ネガ型のいずれのものを用いることがで
き、その好ましい一例としてはポジ型(又はネガ型)の
フォトレジストが挙げられる。なお、レジストの露光、
現像は公知の方法により行うことができる。
上記レジストにより、意図するピット形状群にパターン
形成された面に金属薄膜が成膜される。
この金属薄膜としては、上記基板との密着性の良好な金
属膜が適しており、その好ましい一例としてはN+、T
a等の金属膜が挙げられる。かかる金属薄膜はスパッタ
リングや蒸着法により形成することができる。なお、形
成する厚みは、後述する剥離条件においてレジストと共
に除去しうる程度とされ、例えば3000人程度0厚み
迄形成することが可能である。従って、通常、光ディス
クのピットの厚みの規格(例えば900〜1500人)
に充分対応させることができる。
本発明におけるレジスト剥離条件とは、レノストを除去
する公知の湿式処理条件を意味し、この処理は上記基板
を極性溶媒に所定時間接触させることにより行うことが
でき、通常、基板を極性溶媒中に浸漬し、必要に応じて
撹拌や超音波洗浄条件に付すことにより行われる。ここ
で用いる極性溶媒としては、用いたレジストに対する強
い溶解力を有するものが用いられ、例えばアセトン、セ
ロソルブ、カルピトール、セロソルブアセテート等が挙
げられる。かかるレジスト剥離条件に付した場合、レジ
ストを被覆する金属薄膜の膜厚が小さいため、この膜を
介して、ことにパターンのコーナ一部を介して上記極性
溶媒が内部のレジスト内に浸透し、その結果レジストが
基板から剥離してその上部に位置する金属薄膜と共に除
去されることとなる。その結果、基板に直接密着してい
る金属薄膜の一部が基板上に残り所望の案内溝のパター
ンを得ることができる(いわゆるリフトオフ法)。
なお、このようにして形成された案内溝は、そのコーナ
部が鋭利になる場合があるため、これを整形するために
クエン酸等の弱酸で短時間、エツチング処理を行っても
よい。
(ホ)作用 レジストパターン形成面に被覆状に形成された金属薄膜
には、レジスト上に位置する部分と、基板上に位置する
部分が存在する。この基板をレジスト剥離条件に付すこ
とにより、金属薄膜のレノスト上に位置する部分は、レ
ジストと共に剥離除去されるが、基板上に位置する部分
はそのまま残存する。従ってレジストパターンに対して
ネガ型の金属薄膜パターンが得られ、基板上に直接高精
度の案内溝が構成されることとなる。
(へ)実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお
これによって本発明が限定されることはない。
第1図(a)〜(g)は各々本発明のスタンパ−製造方
法の製造工程を示す説明図である。
まず、第1図において表面が高精度に研磨され内径、外
径、板厚を最終スタンパ−形状としたNi基板2(内径
30酊、外径15oIIII111厚ミ0.3mm)(
第1図(a)参照)上に紫外線便化ポジ型フォトレジス
ト3を厚み0.5μmで塗布する(第1図(b)参照)
次いで、このレジスト形成面に、レーザ光を照射して感
光記録、すなわち露光する(第1図(c)参照)。さら
にエツチング液(現像液)に浸漬して現象し基板2上に
多数のピット状凹部や案内溝を有する所望のレーザパタ
ーン3′を形成する(第1図(d)参照)。
次いで上記レジストパターン面上に、スパッタリングに
より厚み約1000人のNi薄膜4を成膜する(第1図
(e)参照)。
この基板を、アセトン中に約5分浸漬することにより、
レジスト剥離処理を行った。この浸漬処理により、Ni
薄膜4ことにそのレジストのコーナ一部を覆う部分を介
してアセトンがレジスト内に徐々に浸透し、その結果、
レジスト3が膨潤し、基板を少し振動さけることにより
、レジスト上に位置するNi薄膜がレジストと一緒に除
去され、基板に直接密着していたNi薄膜だけ残存する
その結果、第1図(f)に示されるようにNi薄膜パタ
ーン4′で構成される多数のピット(輻0.4utn長
さ1μm、ピッチ1.6μm)や案内溝(幅0.4μm
、ピッチl、6μ+!l)の型が形成されることとなる
さらに案内溝のコーナ一部にできた微小パリを弱酸(ク
エン酸水溶液)でエツチングして除去すればきれいな案
内溝を得ることができ(第1図(g)参照)、より精度
の優れたスタンバ−として使用可能となる。
(ト)発明の効果 本発明のスタンバ−の製造方法によれば、まずあらかじ
めスタンバ−の最終形状に仕上げられた基板を用いるた
め、基板の材質は何であってもよく寿命等を考慮して超
硬等の材料が使用可能である。従って、スタンバ−の寿
命が大幅にのばすことができ成形されたディスクのコス
トら低くおさえることができる。
また本発明によれば、案内溝の深さが金属薄膜形成時に
コントロールでき、かつ平滑性の精度が高い基板を用い
ることができるため、レジストの膜厚分布が従来方法は
ど厳密ではなくなるのでレジストの膜厚分布を均一にす
るための手段(例えばレノスト塗布環境の温湿度コント
ロール)が不要となり、また電鋳プロセスも不要となる
ので設備投資も少なくて済み、簡便かつ安価にスタンバ
−が作製できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(g)は本発明の一実施例のスタンバ−
製造工程を各々示す工程説明図、第2図および第3図は
各々従来のスタンバ−製造工程を示す工程説明図である
。 l・・・・・・ガラス原盤、2・・団・基板、3・・・
・・・フォトレジスト、 3′・・・・・・レジストパターン、 4・・・・・・Ni薄膜、  4′・・・・・・Ni薄
膜パターン。 第 1 図 第 2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、所定形状の基板上にレジストを塗布し、露光・現像
    を行って所望のレジストパターンを形成し、このレジス
    トパターン形成面上に金属薄膜を成膜した後にこの基板
    をレジスト剥離条件に付すことにより、レジスト上に位
    置する金属薄膜をレジストと共に剥離除去して基板上に
    残存する金属薄膜のパターンで案内溝を構成することを
    特徴とするスタンパー製造方法。
JP30452788A 1988-11-30 1988-11-30 スタンパー製造方法 Pending JPH02149952A (ja)

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JP30452788A JPH02149952A (ja) 1988-11-30 1988-11-30 スタンパー製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6060220A (en) * 1995-07-10 2000-05-09 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Method for producing an optical information carrier having a variable relief structure
US6134409A (en) * 1997-08-22 2000-10-17 Man Roland Druckmaschinen Ag Method of and means for self-fixed printing from ferro-electric recording member
JP2003534651A (ja) * 2000-05-24 2003-11-18 オブドゥカト アクティエボラーグ テンプレートの製作に関する方法およびその方法で製作されるテンプレート

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US6134409A (en) * 1997-08-22 2000-10-17 Man Roland Druckmaschinen Ag Method of and means for self-fixed printing from ferro-electric recording member
JP2003534651A (ja) * 2000-05-24 2003-11-18 オブドゥカト アクティエボラーグ テンプレートの製作に関する方法およびその方法で製作されるテンプレート

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