JPH0244223B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244223B2 JPH0244223B2 JP59200863A JP20086384A JPH0244223B2 JP H0244223 B2 JPH0244223 B2 JP H0244223B2 JP 59200863 A JP59200863 A JP 59200863A JP 20086384 A JP20086384 A JP 20086384A JP H0244223 B2 JPH0244223 B2 JP H0244223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- laser
- optical
- optical system
- power density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 34
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Laser Surgery Devices (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は人体の治療や工場における物の加工等
に利用されるレーザー照射装置に関するものであ
る。
に利用されるレーザー照射装置に関するものであ
る。
従来の構成とその問題点
近年、レーザーメス、レーザー加工機等のレー
ザー照射装置において、レーザー光を目的部位へ
導びく導光路は、従来のミラー関節導光路から操
作性に優れる光フアイバーに置き換えられつつあ
る。しかし光フアイバーに一定限度以上のレーザ
ーパワーを流すと光フアイバーが発熱し焼損に至
ることがある。光フアイバー焼損の原因は光フア
イバーに傷等の欠陥がある場合を除けば光フアイ
バー内のレーザーパワー密度が許容限度を越えて
しまうためであるが、特に光フアイバー内では伝
送されるレーザー光が互いに干渉しあい局部的に
高いパワー密度になる場合が多い。第1図はフア
イバーから出射されるレーザー光を光軸と直角方
向に走査した時の強度分布であるが、スペツクル
状のパターンを示しており数個所〜数10個所で高
いピーク値があり、このことが光フアイバー焼損
の一因となつていた。特に反射防止膜を光フアイ
バー端面に付けた場合においては、反射防止膜の
許容パワー密度が光フアイバーより低い場合が多
く、さらに焼損しやすいという問題があつた。
ザー照射装置において、レーザー光を目的部位へ
導びく導光路は、従来のミラー関節導光路から操
作性に優れる光フアイバーに置き換えられつつあ
る。しかし光フアイバーに一定限度以上のレーザ
ーパワーを流すと光フアイバーが発熱し焼損に至
ることがある。光フアイバー焼損の原因は光フア
イバーに傷等の欠陥がある場合を除けば光フアイ
バー内のレーザーパワー密度が許容限度を越えて
しまうためであるが、特に光フアイバー内では伝
送されるレーザー光が互いに干渉しあい局部的に
高いパワー密度になる場合が多い。第1図はフア
イバーから出射されるレーザー光を光軸と直角方
向に走査した時の強度分布であるが、スペツクル
状のパターンを示しており数個所〜数10個所で高
いピーク値があり、このことが光フアイバー焼損
の一因となつていた。特に反射防止膜を光フアイ
バー端面に付けた場合においては、反射防止膜の
許容パワー密度が光フアイバーより低い場合が多
く、さらに焼損しやすいという問題があつた。
発明の目的
本発明は上記従来の問題点を解消するもので、
光フアイバー内のレーザーパワー密度を均等化
し、光フアイバーの焼損を押えることを目的とす
る。
光フアイバー内のレーザーパワー密度を均等化
し、光フアイバーの焼損を押えることを目的とす
る。
発明の構成
本発明はレーザー発振器と、光フアイバーと、
レーザー発振器から出射されたレーザー光を集光
して光フアイバーに導びく集光光学系を備えたレ
ーザー照射装置であり、集光光学系を微少振動さ
せることにより光フアイバー内のレーザーパワー
密度を均一化し、光フアイバーの焼損を押えたも
のである。
レーザー発振器から出射されたレーザー光を集光
して光フアイバーに導びく集光光学系を備えたレ
ーザー照射装置であり、集光光学系を微少振動さ
せることにより光フアイバー内のレーザーパワー
密度を均一化し、光フアイバーの焼損を押えたも
のである。
実施例の説明
第2図は本発明の一実施例を示すレーザー照射
装置の全体図である。1はレーザー発振器、2は
光フアイバーが組み込まれた光ケーブルで2aは
そのコネクター部、2bは手に持つて操作するハ
ンドピースである。3は集光光学系である。第3
図はハンドピース2bの断面図である。4は光フ
アイバーで、ここから出射されたレーザー光はレ
ンズ5により集光され目的部位に照射される。第
4図は集光光学系3の断面図であ。レーザー光は
5a,5bで示す光路内を通り集光レンズ6で集
光され反射境7で直角に曲げられ光フアイバーコ
ネクター2aに組み込まれた光フアイバー4の入
射端面4aに入射される。ここでのレーザービー
ムスポツト径は光フアイバー4の径よりやや小さ
く絞つている。8は磁歪素子でこれを振動させる
ことにより反射境7が振動し、光フアイバー入射
面4aに入射するレーザービームは入射端面4a
内で振動する。このように入射されたレーザー光
はフアイバー内で撹拌されパワー密度は均一化さ
れる。光フアイバーから出射されるレーザー光は
第5図に示すように平均化され局部的な高いパワ
ー密度のまま長時間維持されることがなくなり光
フアイバーの焼損を押えることができる。本実施
例では反射境7を振動させるのに磁歪素子を用い
たが、ボイスコイル等でももちろん同じ効果を得
る。また反射境7を振動させる代りにレンズ6を
同様の方法にて振動させて同じ効果を得る。
装置の全体図である。1はレーザー発振器、2は
光フアイバーが組み込まれた光ケーブルで2aは
そのコネクター部、2bは手に持つて操作するハ
ンドピースである。3は集光光学系である。第3
図はハンドピース2bの断面図である。4は光フ
アイバーで、ここから出射されたレーザー光はレ
ンズ5により集光され目的部位に照射される。第
4図は集光光学系3の断面図であ。レーザー光は
5a,5bで示す光路内を通り集光レンズ6で集
光され反射境7で直角に曲げられ光フアイバーコ
ネクター2aに組み込まれた光フアイバー4の入
射端面4aに入射される。ここでのレーザービー
ムスポツト径は光フアイバー4の径よりやや小さ
く絞つている。8は磁歪素子でこれを振動させる
ことにより反射境7が振動し、光フアイバー入射
面4aに入射するレーザービームは入射端面4a
内で振動する。このように入射されたレーザー光
はフアイバー内で撹拌されパワー密度は均一化さ
れる。光フアイバーから出射されるレーザー光は
第5図に示すように平均化され局部的な高いパワ
ー密度のまま長時間維持されることがなくなり光
フアイバーの焼損を押えることができる。本実施
例では反射境7を振動させるのに磁歪素子を用い
たが、ボイスコイル等でももちろん同じ効果を得
る。また反射境7を振動させる代りにレンズ6を
同様の方法にて振動させて同じ効果を得る。
発明の効果
以上のように本発明のレーザー照射装置はレー
ザー発振器と、光フアイバーと、レーザー発振器
から出射されたレーザー光を集光して光フアイバ
ーに導びく集光光学系とを備え、集光光学系を微
少振動させることにより光フアイバー内のレーザ
ーパワー密度を均等化し光フアイバーの焼損を押
えることができる。
ザー発振器と、光フアイバーと、レーザー発振器
から出射されたレーザー光を集光して光フアイバ
ーに導びく集光光学系とを備え、集光光学系を微
少振動させることにより光フアイバー内のレーザ
ーパワー密度を均等化し光フアイバーの焼損を押
えることができる。
第1図は従来例のレーザー照射装置における光
フアイバーから出射されるレーザー光の強度分布
図、第2図は本発明の一実施例におけるレーザー
照射装置の全体図、第3図はハンドピース断面
図、第4図は集光光学系の断面図、第5図は本発
明の一実施例における光フアイバーから出射され
るレーザー光の強度分布図である。 1……レーザー発振器、2……光ケーブル、3
……集光光学系、4……光フアイバー、8……磁
歪素子。
フアイバーから出射されるレーザー光の強度分布
図、第2図は本発明の一実施例におけるレーザー
照射装置の全体図、第3図はハンドピース断面
図、第4図は集光光学系の断面図、第5図は本発
明の一実施例における光フアイバーから出射され
るレーザー光の強度分布図である。 1……レーザー発振器、2……光ケーブル、3
……集光光学系、4……光フアイバー、8……磁
歪素子。
Claims (1)
- 1 レーザー発振器と、光フアイバーと、前記レ
ーザー発振器から出射されたレーザー光を集光し
て前記光フアイバーに導びく集光光学系とを備
え、前記集光光学系を微少振動させ、光フアイバ
ーに入射するレーザー光を光フアイバー径の範囲
で振動させてなるレーザー照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59200863A JPS6179451A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | レ−ザ−照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59200863A JPS6179451A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | レ−ザ−照射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6179451A JPS6179451A (ja) | 1986-04-23 |
JPH0244223B2 true JPH0244223B2 (ja) | 1990-10-03 |
Family
ID=16431475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59200863A Granted JPS6179451A (ja) | 1984-09-26 | 1984-09-26 | レ−ザ−照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6179451A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5887523A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-25 | Olympus Optical Co Ltd | 照明装置付撮像装置 |
JPS58116349A (ja) * | 1981-12-29 | 1983-07-11 | 住友電気工業株式会社 | レ−ザメス用内視鏡 |
JPS58133248A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-08 | オリンパス光学工業株式会社 | レ−ザ−照射装置 |
JPS5942502A (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 赤外光導光路 |
-
1984
- 1984-09-26 JP JP59200863A patent/JPS6179451A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5887523A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-25 | Olympus Optical Co Ltd | 照明装置付撮像装置 |
JPS58116349A (ja) * | 1981-12-29 | 1983-07-11 | 住友電気工業株式会社 | レ−ザメス用内視鏡 |
JPS58133248A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-08 | オリンパス光学工業株式会社 | レ−ザ−照射装置 |
JPS5942502A (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 赤外光導光路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6179451A (ja) | 1986-04-23 |
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