JPH03284711A - 非接触レーザプローブ - Google Patents

非接触レーザプローブ

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JPH03284711A
JPH03284711A JP8614390A JP8614390A JPH03284711A JP H03284711 A JPH03284711 A JP H03284711A JP 8614390 A JP8614390 A JP 8614390A JP 8614390 A JP8614390 A JP 8614390A JP H03284711 A JPH03284711 A JP H03284711A
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JP
Japan
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lens
group
ring
optical fiber
group lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP8614390A
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English (en)
Inventor
Susumu Tateoka
進 舘岡
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Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レーザ光を集光レンズで所定部位に集束させ
てこの部位に処理を施す非接触レーザプローブに関する
[従来の技術] レーザ光を集光レンズで所定部位に集束させてこの部位
に処理を施す非接触レーザプローブとしては、例えば、
特開昭60−142843号公報に記載のものが知られ
ている。
この装置は、ハンドピース内部に挿通された光ファイバ
の出射端面から出射されたレーザ光をこの出射端面前方
に設けた1枚の集光レンズを通過させてこの集光レンズ
の出射端面から所定距離だけ離れた位置に集光させるも
のである。
ここで、この種のレーザプローブでは、ハンドピースの
操作性を考慮すると、ハンドピースの外径をむやみに大
きくすることは現実的でなく、また、ハンドピースの肉
厚を薄くしすぎると光ファイバの出射端面近傍で生じた
熱が操作者の手にじかに伝わることになる。それゆえ、
集光レンズの口径をできるだけ小さくすることが必要で
ある。
上述の従来の装置では、光ファイバのレーザ光出射部近
傍におけるハンドピース内面を鏡面にし、光ファイバか
ら出射されたレーザ光の多くをこの鏡面によって反射し
て小口径のレンズに入射できるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この種のレーザプローブの場合、所定の加工
や治療を可能とするために、光ファイバから射出された
レーザ光を、所定以上のパワー密度を有し、所定以下の
径のスポットに集束させなければならない。
上述の従来のレーザプローブでこの条件を満足させるた
めには集束レンズの焦点距離を所定以下に設定する必要
がある。その結果、集束点がレンズの近傍に位置するこ
とになる。集束点がレンズの近傍にあると、加工や治療
の際に、被処理体の一部が飛散してレンズに付着し、こ
れが原因で処理が不能になったり、レンズが破損したり
するおそれが生ずる。しかも、鏡面で反射させて集光レ
ンズに入射させる場合、鏡面の形状が正確に所定の形状
になっていないと、集束点におけるスポットに輝度ムラ
等が生ずることになる。このような小形な鏡面を正確に
所定の形状に加工することは必ずしも容易ではない。さ
らに、通常、鏡面とするためには所定の形状部材の表面
に全反射コーティングを施すことになるが、このコーテ
ィングは用いるレーザ光の波長によっては必ずしも容易
ではない。例えば、波長2940nmのEr−YAGレ
ーザ光を効率よく反射させるコーティングを施すことは
現状では極めて困難である。加えて、反射部はどうして
も加熱されることになるので、これに対する対策も必要
となる。
本発明は、上述の背景のもとでなされたものであり、集
束レンズ系の出射側の端面とレーザ光の集束点との距離
を十分に確保しつつ、レーザ光を、所定以上のパワー密
度を有し、所定以下の径の良質なスポットに集束させる
ことを可能にした非接触レーザプローブを提供すること
を目的としたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以下の構成とすることにより上述の課題を解
決している。
ハンドピース内部に挿通された光ファイバの出射端面か
ら出射されたレーザ光を前記光ファイバの出射端面前方
に設けた集光レンズ系を通過させてこの集光レンズ系の
出射側の最終端面から所定距離離れた位置に集光させる
非接触レーザプローブにおいて、 前記集光レンズ系を3群3枚のレンズ構成とするととも
に、この集光レンズ系における入射側に配置される第1
群レンズを負の焦点距離を備えたものとし、第2群レン
ズ及び第3群レンズをともに正の焦点距離を備えたもの
としたことを特徴とする構成。
[作用] 上述の構成において、第1群レンズを負の焦点距離を備
えたものとし、第2群レンズ及び第3群レンズを正の焦
点距離を備えたものとすることにより、これらを小口径
のレンズで構成しても、第3群レンズから出射されたレ
ーザの集束点位置をこの第3群レンズの出射端面から十
分離れた位置とすることができる。同時に、正の焦点距
離を備えた第2群レンズと第3群レンズを適宜組み合わ
せることにより、所望の集束度(倍率)を得ることがで
きるとともに、球面収差を補正することができる。すな
わち、集束レンズ系の出射側の端面とレーザ光の集束点
との距離を十分に確保しつつ、レーザ光を所定以上のパ
ワー密度を有し、所定以下の径のスポットに集束させる
ことができる。
[実施例] 策よ実施囮 第1図は本発明の第1実施例にかかる非接触レーザプロ
ーブの要部断面図、第2図は第1実施例のレンズ配置を
示す図、第3図は第1実施例のレンズデータを示す図、
第4図は第1実施例の球面収差を示す図である。以下こ
れらの図面を参照しながら第1実施例を詳述する。
第1図において、符号1は第負の焦点距離を有する1群
レンズ、符号2は正の焦点距離を有する第2群レンズ、
符号3は正の焦点距離を有する第3群レンズ、符号4は
金枠、符号5は光ファイバである。
第1群レンズ1は、略筒状をなしたレンズ押さえ環1a
内の図中左端部に嵌着されて保持されており、このレン
ズ押さえ環1aは筒状の金枠4内に装着されている。
この第1群レンズ1の図中左方側には、薄い円環状のレ
ンズ間隔環1bを挟んで第2群レンズ2が配置されてい
る。この第2群レンズ2は金枠4に装着された筒状のレ
ンズ間隔環2aと上述のレンズ間隔環1bとによって挟
みこむようにして金枠4内に保持されている。さらに、
第2群レンズ2の図中左方側には、レンズ間隔環2aを
挟んで第3群レンズ3が配置されている。この第3群レ
ンズ3は金枠4内に装着された円環状のレンズ押さえ環
状3a上述のレンズ間隔環2aとによって挟みこむよう
にして金枠4内に保持されている。
一方、金枠4内におけるレンズ間隔環1aの右方側には
、中心部に光ファイバらを装着するとともにその出射端
面を第1群レンズ1に向けて露出させた略円柱状の光フ
アイバ端部金具5aが装着されている。
この非接触レーザプローブは、光ファイバ5の端面から
出射された発散レーザ光L1を、第1群レンズ1、第2
群レンズ2及び第3群レンズ3によって集束光Lrにし
て、集束点Pに集束させるようにしたものである。
次に、第1群レンズ1、第2群レンズ2及び第3群レン
ズ3について説明する。
第2図は、これらレンズの配置を示した図であるが、第
2図に示されるように、各レンズの面に、第1群レンズ
1の左端面から順次Ml 、 M2 。
M3 、M4 、M5 、M6の面番を付す。また、こ
れら各面相瓦間の面間隔をそれぞれdl 、 d2 。
d3.d4.d5とする。
そうした場合、これら面間隔及び各レンズ特性データは
等は第3図に示される値を有している。
第3図において、屈折率は、波長2940nmのEr−
YAGレーザ光に対する値である。また、各レンズの口
径は6mmφ程度であり、硝種は人工サファイアである
第4図は、この実施例の集束レンズ系の球面収差を示し
たものである。図の縦軸が光線高さ(単位;mm)であ
り、横軸がガウス像面からの距離(単位:mm)である
。また、図の実線が波長2940nmのE r −Y 
A Gレーザ光に対する値であり、点線がSC(正弦条
件)の場合の値である。球面収差が極めて小さいことが
わかる。
さて、この実施例によって、波長2940nmのE r
 −Y A Gレーザ光の集束実験を行ったところ以下
のような結果が得られた。
光ファイバ5 出射コア径;0.2mmφ 発散角  ;θ=11.5゜ 光ファイバ5と第1群レンズ1の入射面との距離 ; Xl  =8 mm 第3群レンズの出射面と集束点Pとの 距離 ; X2 =10mm 集光角     ;θ−−19.4゜ スポット径  ;0.12mmφ 倍率     ;θ/θ−−0.6 上述のように、この実施例によれば、波長2940nm
のE r −Y A Gレーザ光に対して、第3群レン
ズの出射面と集束点Pとの距離X2を10mmとするこ
とができた。従来のレーザプローブでは、5mm内外が
限度であったから、これに比較して極めて充分な距離が
得られたことになる。しかも、球面収差が極めて小さい
ことから、輝度ムラのない良質なスポットを得ることが
できる。さらに、レンズ径が小さいので、充分な肉厚を
確保してもハンドピースの外径を8〜10mmφとする
ことができ、極めて操作性にすぐれたものとすることが
可能である。加えて、この実施例に用いたようなレンズ
は比較的容易に製作が可能である。
!λ天施ヨ 第5図は本発明の第2実施例にかかる非接触レーザプロ
ーブの要部断面図、第6図は第2実施例のレンズ配置を
示す図、第7図は第2実施例のレンズデータを示す図、
第8図は第2実施例の球面収差を示す図である。以下こ
れらの図面を参照しながら第2実施例を詳述する。なお
、この実施例は、上述の第1実施例における第1群レン
ズ1、第2群レンズ2及び第3群レンズ3にかえて特性
の異なるレンズを用い、波長11064nのNd−YA
Gレーザ光の集束用とした点のみが第1実施例と異なる
。したがって、第1実施例と同一の構成を有する部分に
は同一の符号を付してその説明を省略し、以下では、こ
の実施例の第1群レンズ21、第2群レンズ22及び第
3群レンズ23について説明する。
さて、この実施例の第1群レンズ21、第2群レンズ2
2及び第3群レンズ23のレンズ配置は第6図に示され
る通りであり、また、レンズデータは第7図に示される
通りである。
第7図において、屈折率は波長11064nのNd−Y
AGレーザ光に対する値である。また、各レンズの口径
、硝種等は第1実施例と同じである。
第8図は、この実施例の集束レンズ系の球面収差を示し
たものである。図の縦軸及び横軸第1実施例と同じであ
る。また、図の実線が波長11064nのNd−YAG
レーザ光に対する値であり、点線がSC(正弦条件)の
場合の値である。球面収差が使用上において全く問題の
ないレベルまで小さいことがわかる。
さて、この実施例によって、波長11064nのNd−
YAGレーザ光の集束実験を行ったところ、以下のよう
な結果が得られた。
光ファイバ5 出射コア径;0.2mmφ 発散角  ;θ=11.5゜ 光ファイバ5と第1群レンズ1の入射面との距離 ; Xi  =8 mm 第3群レンズの出射面と集束点Pとの 距離 ; X2 =10mm 集光角    ;θ−= 19.4゜ スポット径  ;0.12mmφ 倍率     :θ/θ−=0.に のように、この実施例によれば、波長10&4nmのN
d−YAGレーザ光に対しても、第3群レンズの出射面
と集束点Pとの距離X2を10mmとすることができた
また、輝度ムラ、操作性、製作容易性等についても第1
実施例と同様であった。
なお、本発明は上述の各実施例に限られるものでなく、
集束すべきレーザ光の波長に応じて各レンズの硝種・特
性を選定することにより種々の波長のレーザ光に適用で
きることは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明は、要するに、集光レンズ
系を3群3枚のレンズ構成とするとともに、この集光レ
ンズ系における入射側に配置される第1群レンズを負の
焦点距離を備えたものとし、第2群レンズ及び第3群レ
ンズをともに正の焦点距離を備えたものとしたことを特
徴とする構成を有し、 これにより 集束レンズ系の出射側の端面とレーザ光の集束点との距
離を十分に確保しつつ、レーザ光を、所定以上のパワー
密度を有し、所定以下の径の良質なスポットに集束させ
ることを回部にした非接触レーザプローブを得ているも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例にかかる非接触レーザプロ
ーブの要部断面図、第2図は第1実施例のレンズ配置を
示す図、第3図は第1実施例のレンズデータを示す図、
第4図は第1実施例の球面収差を示す図、第5図は本発
明の第2実施例にかかる非接触レーザプローブの要部断
面図、第6図は第2実施例のレンズ配置を示す図、第7
図は第2実施例のレンズデータを示す図、第8図は第2
実施例の球収差を示す図である。 1.21・・・第1群レンズ、 2.22・・・第2群レンズ、 3.23・・・第3群レンズ、 5・・・光ファイバ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ハンドピース内部に挿通された光ファイバの出射端面か
    ら出射されたレーザ光を前記光ファイバの出射端面前方
    に設けた集光レンズ系を通過させてこの集光レンズ系の
    出射側の最終端面から所定距離離れた位置に集光させる
    非接触レーザプローブにおいて、 前記集光レンズ系を3群3枚のレンズ構成とするととも
    に、この集光レンズ系における入射側に配置される第1
    群レンズを負の焦点距離を備えたものとし、第2群レン
    ズ及び第3群レンズをともに正の焦点距離を備えたもの
    としたことを特徴とする非接触レーザプローブ。
JP8614390A 1990-03-30 1990-03-30 非接触レーザプローブ Pending JPH03284711A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8614390A JPH03284711A (ja) 1990-03-30 1990-03-30 非接触レーザプローブ

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JP8614390A JPH03284711A (ja) 1990-03-30 1990-03-30 非接触レーザプローブ

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