JPH024419A - ガス脱水方法 - Google Patents

ガス脱水方法

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JPH024419A
JPH024419A JP63330736A JP33073688A JPH024419A JP H024419 A JPH024419 A JP H024419A JP 63330736 A JP63330736 A JP 63330736A JP 33073688 A JP33073688 A JP 33073688A JP H024419 A JPH024419 A JP H024419A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、脱水能力を有する膜を具えたガスを脱水する
ための装置に関する。別の態様として、本発明は未被覆
非対称ガス分離膜を、多孔性及び供給ガス透過流量を調
節する為に後処理する方法に関する。更に別な態様とし
て、本発明は、大きな水道過流量、及び吹き払いの目的
、即ち透過した水蒸気を取り除いてその分圧の増大を防
ぐために、供給ガス流の一部を使用し易くする調節され
た多孔性をもつ膜を用いてガスを脱水する方法に関する
〔従来の技術〕
活性分子である水は、医薬及び他の科学物質を含む種々
の材料を保存するために除去される必要がある。衛生的
見地からも脱水は必要である。なぜなら、かび(mol
d>の如き微生物の増殖は高い湿度で一層活発になり、
人間の体が経験する蒸し暑さは、温度が高いことのみな
らず湿度が高いことによっても影響されるからである。
更に、湿度の調節は、電気工業、精密機械工業、織物工
業、化学的処理工業及び石油工業を含めた多種類の分野
で行われている。
現在、水蒸気を除去するのに種々の方法がある。
一つの方法は、シリカゲル、分子篩、生石灰、塩化カル
シウム、五酸化燐、塩化リチウム又は濃硫酸の如き吸湿
剤とガスを接触させて、その供給ガス中に含まれている
水分を除去することを含んでいる。この方法では、用い
られた吸湿剤を廃棄又は再生することが必要であり、従
って、脱水の為にただ一つの乾燥装置が用いられた場合
には連続操作は不可能である。
第二の方法は、ガスを圧搾又は冷却してガス中に含まれ
ていた水分を凝縮し、それによって水分を除去するこを
含んでいる。この方法は、連続礼作及び大量処理が可能
な点で利点を有するが、大量のエネルギーを必要とし、
低い湿度まで脱水することは困難である欠点を有する。
最近開発された方法では、水蒸気に対し選択的透過性を
有する膜を用いたガスから水蒸気を除去する。この方法
には二つの場合、即ち一つは均質な膜を用いる方法、一
つは吸湿剤を有する多孔質膜を用いる方法がある。これ
らの方法の両方とも、連続操作が可能である利点を有す
る。
均質な膜を用いる方法は、高い分離比を与えるが、透過
速度が小さい欠点を有する。透過速度が小さい場合、透
過される水の量は、膜を通る透過の駆動力として働く膜
の両面の間の分圧の差を増大することによって増大する
ことが出来る。しかし、これは困難である。なぜなら、
室温での飽和水蒸気圧は約20mn+Hg位の低いもの
であり、一方膜の透過した側の水蒸気圧は高く、従って
水蒸気が更に透過するのを妨げる望ましくない分圧差を
生ずるからである。
多孔質膜が吸収剤を有する方法は、多孔質支持体例えば
紙、布又は不織布に、吸湿性重合体、例えばポリビニル
アルコール又はポリエチレングリコール及び(又は)例
えば、塩化リチウムの如き吸湿剤を含浸させることによ
り形成された膜を使用することを含む方法である。この
方法は、大きな透過速度を与えるであろうが、膜が高湿
度条件の下で用いられるか又は放置されると水を吸収し
、形成された?¥J液が膜から浸出し膜の性能を低下さ
せる吸湿性重合体を含む欠点を有する。膜による分離法
では、透過した側の圧力を減少させることにより膜の両
面間の水蒸気分圧差を増大させることが最も適切である
が、膜は充分な耐圧性を持たないので、これは不可能で
あると考えられている。
実際、上述の方法では、圧力の減少は実現されず、湿分
はガス混合物と乾燥ガスとの間で単に交換されるだけで
ある。乾燥ガスを用いることによって行われる脱水方法
は良好な効率を与えることが出来ない。なぜなら、相対
湿度が100%のガス混合物を10%より低い相対湿度
へ脱水するのに、水分の交換が完全に行われると仮定し
て、脱水されるガスの約10倍の量の湿度0%の乾燥ガ
スを必要とするからである。
炭化水素を含むガス中に水が存在すると、固体水和物が
形成される危険があり、もしこれらのガスが二酸化炭素
及び(又は)硫化水素も含むと腐食の危険があるため面
倒になる。天然ガス、油田の油層上に横たわる層中に存
在する表層(blanket)ガス、ガス/油混合物の
分離により得られた付随ガス及び石油精製の如き種々の
源から発生するガスの如き炭化水素を含有するガスは、
水蒸気が存在する場合、取り扱い及び貯蔵に問題を与え
る。
もしこれらのガスが液化、輸送又は販売の如き、成る後
の処理の為に輸送或は調整されなければならないならば
、水含有量が非常に小さな値のガスを生成させる必要が
ある。
ある特別な場合には、ガスの圧力を減少させ且つ(又は
)ガスを加熱することにより、ガス中に水が存在する欠
点を克服することが出来が、これらの方法は特別な用途
の場合に許容できるだけである。例えば、それらは、ガ
スを長い距離輸送しければならない場合には経済的に適
用することが出来ず、ガスを市販したり、市販の際に課
せられる規格に従うためには明らかに不適切である。
油又はガスの生成初期の既知の脱水法は、特に、冷却に
よる脱水、グリコールとの接触による脱水、シリカゲル
に吸着させることによる脱水及び分子篩による脱水が含
まれる。これらの方法は全て、特にガスを輸送しなけれ
ばならないならば、一般に大きくて高価な設備を必要と
する。更に、グリコール脱水装置は安全性、重量及び大
きさの問題を与える。シリカゲル及び分子篩の装置は、
コストが高いため種々の特別な場合に考えることが出来
るだけである。
自動化することが出来る非多孔質隔離層を持つ透過膜を
通す透過不動態(passive)膜装置を用いた脱水
は、安全性規則を満足する別法を与えるが、そのような
不動態膜装置は、膜の透過側の透過水蒸気分圧が増大し
、希望の実際的に有用な水準で連続的水蒸気透過を行う
ことを出来なくするため、適切でないことが判明してい
る。
一般に、膜を通るガスの通過は、気孔、即ち膜の供給面
と出口面との両方に通じて流体が流れる連続的通路(c
hannel)を通って進行する〔それらの気孔はクヌ
ーセン(Knudsen)流又は拡散によって分離する
のに適切であってもなくてもよい〕。
別の機構として、現在の膜理論の見解によれば、膜を通
るガスの通過は、ガスと膜の材料との相互作用によるも
のとされるであろう。この後者の仮定による機構では、
膜を通るガスの透過性は、膜材料中へのガスの溶解及び
膜を通るガスの拡散を含むと考えられている。単一のガ
スについての透過係数は、膜中へのガスの溶解度と拡散
率との積であると現在見做されている。与えられた膜材
料は、膜の材料とガスとの相互作用によりその与えられ
たガスの通過についての特定の透過係数を有する。ガス
の透過速度、即ち、膜を通過する流量(flux)は、
透過係数に関係するが、膜の厚さ、密度、自由体積(f
ree volume)、膜の物理的性質、膜の両側の
透過ガスの分圧差、温度等の如き変数によっても影響さ
れる。
本発明により、ガス脱水膜装置で用いるのに適している
ことが判明している未被覆膜には、へニス(Henis
)及びトリボデイ(Tripodi)による米国特許第
4.230.463号(参考のためここに入れる)で対
象とされているような非対称ガス分離膜(被覆材料を持
たない)が含まれる。これら及び他の大きな水蒸気透過
流量を持つ未被覆非対称膜は、適当な後処理で調節され
た多孔性を与えると、本発明にとって適切なものになる
。ガス脱水にとって最も適していることが判明している
水蒸気透過流量が大きな別の未被覆膜は、ガラス状疎水
性重合体からなり、その膜の第一転移温度(first
 heat)(T g)がそのガラス状疎水性重合体の
素材試料(bulk sample)の第一転移温度よ
り高い。膜は傾斜密度をもつ表皮部を持ち、大きな透過
性、特に大きな水蒸気透過流量を示す。
傾斜密度表皮部をもつ膜は、例えば、ルイス酸、ルイス
塩基、及びルイス酸・塩基錯体である溶剤系中にガラス
状疎水性重合体を入れたものからなる紡糸又は注型用濃
厚液体から得られる。溶剤系はその重合体を溶解するこ
とができ、極性凝集媒体により容易に分離し、大きな自
由体積及び傾斜密度表皮部を有する巨大気孔の無い非対
称膜を与える。傾斜密度表皮部を有するこれらの膜は、
1987年7月6日出願の米国特許量11j16675
2明細書(参考のためここに入れる)に教示されている
ようにケスティング(K esting)その他により
与えられている。ケスティング及び彼の共同研究者は、
非対称ガス分離膜を開発しており、それは未被覆状態で
大きな水道過流量を与え、そして供給ガスの調節された
部分を透過させて、水蒸気を膜の透過側から吹き払うの
に充分な制御された多孔性を与えている点で、本発明に
とって適したものであることが判明している。
定1 本発明を規定するため、次の用語及び語句の意味を以下
に記述する。
本発明によれば、未被覆非対称ガス分離膜、及び内部の
多孔質構造から遠い表面で最大密度を示す傾斜密度表皮
部を持つ膜は、供給ガスの一部を吹き払いの目的のため
に透過させることができる充分な制御された多孔性を有
する。分離膜は、その構造全体に亙って本質的に同じ材
料からなり、即ち、その非対称分離膜は、実質的に化学
的に均質である1分離膜の材料は、水蒸気及び他の透過
の速いガスに対し、供給ガス混合物の残りのガス成分と
は異なる選択的透過性を示し、従って、この分離膜は「
分離膜」として定義される。分離膜を非対称として記述
する場合、それは膜が厚くて多孔質の基質(マトリック
ス)によって支持された薄い緻密な表皮を有し、それら
両方の層が単一のゾルから相転法(phase 1nv
ersion process)により形成される。相
転法は膜製造の一般的方法であり、ゲル化前に又はゲル
化と同時に二つの相互に分散した液相、即ち、分散した
相の重合体被覆ミセルと他方の連続した液相へ転化する
ゾルを用い、そのゲル化の時にゾルがそれまで持ってい
たエマルゾイド構造がゲルとして固定化される。本発明
により用いられる未被覆膜は、自由体積、制御された多
孔性及び傾斜密度表皮部により向上した分間膜材料との
相互作用により、ガス混合物から少なくとも一種類のガ
スを有利に分離することができる。
与えられた一対のガスa及びbについての膜の分離係数
(αa/b)は、ガスaについての膜の透過係数(Pa
)の、ガスbについての膜の透過係数(p b)に対す
る比として定義される0分離係数は、ガス混合物のガス
aについて膜厚lの透過係数(P a#り対ガスbにつ
いての同じ膜の透過係数(P b#りの比にも等しい。
ここで与えられたガスの透過係数とは、厚さ1単位当た
り膜を通る分圧低下1cjHgで1抄出たり表面積I 
CJ+2につき膜を通過する標準状態の温度及び圧力(
S T P )でのガスの体積のことであり、P /1
=cm37cm”sec−caaHgで表される。
実際には、与えられた膜の与えられた一対のガスに関す
る分離係数は、多くの方法を用いて決定することができ
、それらの方法はその一対のガスの各々についての透過
係数又は透過率を計算するための充分な情報を与える。
透過係数、透過率及び分離係数を決定するために利用で
きる多くの方法の幾つかがフワング(Hwag)その他
による「化学技術J (Techniques of 
Chemistry)第■巻、「分離におけるM J 
(Membranes in 5eparations
)第12章、第296〜322頁(John Wile
y & 5ons、1975) (参考のためここに入
れる)に記述されている。
緻密なフィルムと言う場合の緻密とは、典型的な構造内
に直系が〉〜5人(5X 10”z)の気孔は存在して
いないことを指す、しかし、一体的に表皮部が形成され
た膜のその薄い表皮部は、全体的に緻密であるが、必然
的に僅かな数の大きな欠陥を含み、それはもし固有のα
を得たいならば密封されなければならない。
非対称、即ち一体的に表皮部が形成された膜として、最
初レブースリラジャン(L oeb−S ourira
jan)によって製造された一般的な種層の二層以上の
積層状膜で、厚い多孔質内部槽遺体(マトリックス)と
、それによって支持された薄い緻密な表皮部からなり、
それらの層が相転法によって単一のゾルから形成されて
いる積層状膜がある。
第一転移温度Tgは、試料の示差熱分析をTg範囲を通
って最初に行うことによって記録され、それは後の転移
温度で得られるものとは異なっているであろう。もし第
一転移温度が素材重合体のものより高く、架橋等が起き
ていないならば、試料が素材重合体の自由体積よりも大
きな自由体積を有することは明らかである。第一転移温
度Tgが低いならば、残留溶剤が存在していることを示
していることがある。
自由体積(vr)は、ガス透過に利用出来る重合体フィ
ルム中の体積である。V f = V t  V o 
(式中、Vtは巨視的な全体積、■。は振動する巨大分
子によって占められる体積である)6典型的なガラス状
重合体の71分率はそのTgで一〇、025である。
ガラス転移温度(Tg)は、ガラス状態からゴム状層へ
進行する過程で熱膨張係数が変化する温度である。Tg
での粘度は1013ポアズ(1ポアズ−1y/am/秒
)である、Tgより51.6℃低い値では、理論的には
粘度は無限大になる6第一転移温度TgはVfが増大す
ると共に増大する。
通常のスポンジ状のマトリックスで、それ自体は小さな
0.1〜2μz(1μ贋−1X IQ−’z)の直径の
開口細胞からなるマトリックス内に、巨大気孔−大きな
(10〜100μl)直径の気孔−が見出されている。
ツガヤ(T sugaya)その他により限外濾過のた
めに用いられている膜の如き巨大気孔を有する膜はガス
分離には不適切である。本発明による傾斜密度表皮部を
持つ非対称ガス分離膜は、巨大気孔が全くないか又は本
質的に巨大気孔の無い膜である。R,E、ケスティン(
Kesting)によって「合成重合体11g:A M
造的通論J (Synthetic Polymeri
cMembranes−^5tructural Pe
rspective)第2版(Wiley−1nLer
science、1985)に論じられているように、
巨大気孔は、余りにも流動的であるか又はゲル開始点(
P I G)から余りにも離れ過ぎているため不均質な
ゾルが発生し、次にそれがゲル化後MtR遺体へ固定さ
れる結果として、ゾル・ゲル転移で準安定なゾルから発
生するのである。
表皮部は、走査電子顕微鏡(SEM)で観察出来る薄く
(〜2500人、1人=1x10−’°M)緻密な層で
あり、一体化した表皮部を持つ(非対称)膜として観察
される。表皮部は均一な緻密性をもち、その場合その表
皮部と活性分離層は同一であるか、又は表皮部は傾斜密
度をもち、その場合には活性層の厚さは表皮部の厚さよ
りも薄い。
この記載で用いられている疎水性材料又は重合体とは、
ASTM  D−5706,1規格により決定して、そ
の材料又は重合体を水に24時間浸漬した後水吸収値が
0.02%〜1.0%であるものを指す、しかし、それ
より高い水吸収値をもつ他の疎水性材料及び重合体を本
発明の膜形B構造に形成することも出来る。
ここで用いられる酸性ガスは、殆どの天然ガス流中に存
在し、二酸化炭素及び硫化水素を含む。
多くのガス流、特にガスの精製又は製造で用いられるも
のは、メルカプタン、二硫化炭素及び硫化カルボニルを
含んでいることがある。しかし、これらは、最初から二
酸化炭素及び硫化水素を含有する天然ガスを含む成る人
工処理過程の副生成物としてのみ通常存在する。
〔本発明の要約〕
本発明は、制御された気孔孔径を有する分離膜、膜の表
皮層中の気孔を差がつくように制御する方法及びガス脱
水膜装置にその膜を使用することに関する。特に、本発
明は、制御された気孔孔径を有する未被覆ガス分離膜、
形成された膜を化学的及び(又は)熱的手段によって後
処理することにより気孔孔径を制御する方法、及びガス
の脱水にそれらの膜を使用する方法に関する。
本発明は、表皮層中の制御され選択された気孔を持つ独
特の非対称未被覆膜を製造するための方法に関し、その
膜は脱水膜として用いるのに適しており、特に空気、炭
化水素含有ガス、酸性ガス及びこれらのガスの混合物を
脱水するのに用いるのに適している。制御された気孔孔
径を持つ適切な脱水膜を製造する方法は、吹き払いの目
的にとって適切な供給ガス透過性を与えながら脱水膜を
生ずるように未被覆膜を化学的に処理する方法及び(又
は)後熱処理することからなる。膜の後処理の方法は、
熱アニーリング(annealing)及び(又は)一
般的化学的アニーリングの技術憾よる後処理溶液により
達成することができる。後処理溶液は、典型的には膨潤
剤等と同様、膜の特定の重合体の揮発性溶媒又は非溶媒
からなる。
制御された多孔性により大きな水蒸気透過流量及び充分
な供給ガス透過性を持つ未被覆繊維形状をした適切な膜
が本発明のガス脱水膜として用いられる。例えば、これ
らの中空繊維膜は、その重合体の弱い溶媒を用いて処理
し、空気中の02及びN2の如き成る低速ガス成分につ
いての分離能力を著しく増大することなく多孔性及び低
速ガス透過流量を変えることができる0例えば、水の如
き一種類以上の速いガス成分を、ガス流の残りのガス成
分の組成比を著しく変えることなく、その流れから選択
的に移動させることができる0例えば、圧搾された空気
からの水蒸気の分離は、次のものの一つ又は二つ以上の
組合せで処理した未被覆膜を用いることによって達成さ
れる:コンプレッサーオイル蒸気、低分子量シリコーン
オイル、アセトン、インペンタン、メタノール等。水蒸
気濃度を1710〜1/30に減少させ、例えば、1.
45x 10−’p 1(IQOpsig)での露点を
約37.8℃から−1,1℃へ低下させながら、透過ガ
スとして失われる供給空気の%を15〜50%の範囲に
することができる。得られた乾燥空気生成物は、19〜
20%の酸素を含み、残りは主として窒素からなるよう
にすることができ、即ち未被覆後処理膜の酸素/窒素に
ついての分離係数を約1.04〜約2.0の範囲にする
ことができる。
透過した側へ失われた空気の量は、複雑な仕方で膜表皮
部の気孔の正確な性質に関係し、その表皮部は未被覆膜
の後処理の激しさによって調節することができる1例え
ば<1.45x 10−’Pa(100psig)で装
置から水蒸気を吹き払うのに必要な透過空気の量は供給
量の約15%である。処理条件、即ち、乾燥温度、湿度
及び溶媒濃度又は溶媒の種類は、与えられた水分除去程
度のために失われる空気の量を調節するりに用いられる
。実際には、有効な水蒸気透過流量は、実質的に透過側
の分圧により制御され、その分圧は供給流の一部の透過
流量によって制御される。
〔詳細な記述〕
本発明によれば、気孔が調節された未被覆非対称分離膜
を、ガスを脱水するのに効果的に用いることができる。
そのような膜を実際的及び経済的に利用できるようにす
るため、膜の透過係数は成る範囲になければならず、例
えば、脱水されるべき供給ガスのうち透過の遅い成分に
対する速く透過する水蒸気の透過に関し特別な関係をも
たなければならない1例えば、適切な水蒸気除去速度を
与え、然も、脱水膜装置を実際的に有用で経済的な大き
さにすることが出来るようにするため。
P/lH2Oは高い値でなければならず、約300〜1
500x 10−’amff/cm2・sec ・cm
Hgの範囲にあるのが好ましい。脱水膜装置を使用する
際に連続的に脱水性能を維持するため、低速ガス成分の
透過速度を、透過ガスによって膜の下流側から水蒸気を
適切に吹き払うことが出来るように調節しなければなら
ず、然も、低速ガス成分の透過係数は供給物の過度の不
経済な損失をもたらす程大きくてはいけない。例えば、
低速ガス(例えば、空気、CH,、co2等>(7)P
I3は約10〜100×10−6ノ範囲にあるのが好ま
しい。これらの関係は、速いガス(即ち水蒸気)の低速
ガス(即ち、空気、Cl−1、、CO,等)に・対する
透過係数の実際的に有用な比の範囲を定めるのに役立つ
。その比は、 として表すのが便利であろう。約10〜約50の膜の多
孔性が、適切に制御された多孔性を示す適切な範囲にあ
るかどうがを測定するため、酸素/窒素分離能力の試験
を用いることが有用であることが見出された0本発明に
よれば、分N選択度調節された多孔性を持つ未被覆非対
称脱水膜の透過係数についての上記好ましい範囲及び関
係は、これらの膜及びそれを用いた方法をガスの脱水に
対し全く予期せざる程効果的にする性質及び特性の独特
の組合せを与える。この諸性質の組合せは、本発明の膜
を既知の緻密な非多孔質膜又は被覆膜から明確に区別さ
せるものである。それら既知の膜では、H20及び低速
ガスの両方に対し実用的にならない程低いPI3を与え
、七のような装置を余りにも大きく且つ余りにもコスト
の高いものにし、魅力のないものにしている。更に、そ
のような膜は、効果的な透過吹き払い速度を与えること
ができない5更に、限外濾過膜の如き既知の多孔質膜系
は、適切な制御された多孔性を与えない。
そのような系はP/1H20が高い性質を持つが、P/
1低速ガスが過度に大きい性質を持ち、供給ガスの損失
は不経済になる程過度になるであろう。
次の表に記載した中空繊維は、標準湿式紡糸法によって
紡糸した。脱気されたゾル(濃厚液体)を環状オリフィ
ス型紡糸口金へ201/分までの速度で供給した。紡糸
口金は、適切なゾルの流れを維持するために充分な熱を
適用することにより15〜100℃の温度になっていた
。水を繊維管腔(lumen)中に10肩/分までの速
度で注入し、初めての中空繊維を形成し、それを100
m7分までの速度で引いた。この繊維を外囲温度以上で
あるが約50℃よりは低い温度に維持された水浴に通し
て引いた0次にその中空繊維を流水中7日間まで洗浄し
た。次にボビンから繊維を一定の長さずつ切り取り、中
空繊維のかせ(hank)を形成する。次にこれらのが
せを垂直に吊し、外に記載がない限り、約too’cで
急速に乾燥した。特定の繊維紡糸条件の詳細は後の実施
例に記載されている。
中空繊維゛過性試験 2.54〜7.62cz(1〜3 in)の直径X O
,31〜0.91a(1〜3 ft)の長さの中空繊維
束で、一方又は両方の端にエポキシ管シートを持っもの
を用いて透過係数及び選択度の値を得た。繊維は総て4
00〜600μ肩の外径(OD)及び150〜250μ
lの内径(ID)を持っていた。実施例に説明する如く
、分離器を種々のやり方で処理し、試験するため保持器
又は加圧容器中に配置した。透過流及び非透過流のガス
流量及び組成を測定した。各ガス成分の透過係数を、各
成分の分圧を用いて分離器軸に沿って漸増する反復コン
ピューター計算を用いて計算した。
本発明の内容から好ましい透過係数についての関係を定
義する為に、次の数学的表現を用いる。
水蒸気透過係数−P /IH20は、P/lについての
上記式で定義された如く計算する。同様に、水蒸気を除
去したい場合の混合物中の他のガスについてのP/1を
定義する0例えば空気を脱水する場合には、P/1空気
を次の如く定義するのが有用である:P/1空気= [
(0,2X P /1o 2)+ (0,8xP/lN
2)](式中、P/102及びP /IN 2は試験J
t1定データーから計算される)0本発明の内容から、
成分×及びyに対するP/1値の比率としるのが同じく
有用である。
酸素についてはサーボームド(Servomed)54
0A酸素分析器を用い、水についてはゼネラル・イース
タン(General Eastern)1200A 
P S液体比重計及び(又は)バナメトリクス(Pan
ametrics)酸化アルミニウム露点怒知器を用い
、残りの空気成分は全て窒素であると考えて組成分析を
行なった。
露点は、別に指示しない限り、記載の圧力で測定され、
報告されている。
殻(shell)中の繊維束の充填率は、特に指示しな
い限り、湿潤繊維の形状により計算して50±5%に維
持された。
繊維の形状は、湿式紡糸された形状として報告されてい
る。
記載した実施例は全て、別に特に記載しない限り、1〜
4時間露点を観察した試験に関連する。
全ての試験は、膜の透過側を大気圧で通気させて行ない
、従って、透過側の圧力は、別に特に記載しない限り、
約2.13X 10’ P a(14,7psig)で
あった。
実施例1 この実施例で用いられた中空繊維膜は、1−ホルミルピ
ペリジン溶媒(87重量%)とポルムアミド非溶媒(1
3重量%)との混合物中に溶解したポリスルホン重合体
〔アモコ・パーフォーマンス・ボリマーズ社(^n+o
co Performance Po1ya+ers 
Co、)のP−3500)の溶液から紡糸した。紡糸溶
液中の重合体濃度は37重量%であった。
250μzlD、500μzODの未被覆ポリスルホン
繊維を、表面fIII5318cz2の2.54czX
 0.61j(1″×2′)束へ形成し、一端を容器の
中に入れ、他端を熱線による溶融切断により密封した。
それを、31℃及び1.45X10’Pa(100ps
ig)で、濾過された水飽和空気を殻側に供給して試験
した。非透過生成物流を6.88X 10−コ屑コ/分
(0,2439CF M )で収集し、20.1%の0
2を含み、−9,5℃の露点をもつことが判明した。透
過流が6.68x to−’z’/分(0,236S 
CFM)で21.2%の0□を含むことが判明した。得
られたP / 1(x 10−’)及びαの計算値は次
の通りであることが分かった。
Pro2 旦ZJ1」 旦ZJ上ユ麿 几/1吏ヌ40
.1     38.6     255.     
 38.91.04       6.6 実施例2 この実施例で用いた中空繊維膜を実施例1に示した如く
紡糸した。
250μzID、500μJIODの未被覆ポリスルホ
ン繊維を2.54cm(1″)直径の束に形成した1束
の両端を切断し、次に熱線で、0.31n(1ft)の
長さに密封した0次にその束を室温でインペンタン中に
10分間浸漬し、空気循環炉中で42℃で一晩(約12
時間)乾燥した。この繊維束をその両端を容器に入れ表
面積6500cj2の大側供給分離器を形成した。
それを容器中に入れ大側供給及び透過流及び非透過流の
収集を行なわせた6次にこの分離器を、22℃で、供給
時の露点が20.3℃の1.96X 10’ P a(
135psig)のろ過された空気を供給して試験した
。非透過流を2.71x 10−2z’/分(0,95
6S CF M >”C’収集し、20.0%の02を
含み、4.6℃、の露点を有することが分かった。透過
流は、2.63X LO−”x”7分(0,93S C
F M >であり、25.6%の02を含んでいること
が分かった。得られたP /1(X 10−’)及びα
の計算値は次の通りであることが分かった。
圧乙ムし 圧乙ひh 比乙ムしo−p乙に鷹11.7 
  8.5    364.    9.11.38 
     39.8 実施例3 この例で用いらな中空繊維膜は、実施例1で示した如く
紡糸した。
実施例2と同様な繊維の別の大側供給分離器を形成した
。但し、繊維の処理はインペンタンの代わりにメタノー
ルで行なった。それを実施例2と同じ装置及び同じ条件
で試験した。計算されたP/1(x10−’)及びαの
値は次の通りであることが分かった。
P/ZO22ノJyユ 旦IU上ユl 凡/ヱλス9.
4     6.3      224.      
8.91.49      32.4 この例は比較のため過度に激しい後処理でP/1H,0
及びP/1空気について遅い値をもたらす後処理を例示
している。
実施例4 この実施例で用いられた中空繊維膜は、実施例1で用い
られたのと同じポリスルホン重合体から紡糸された。但
し、紡糸液はN−メチルピロリドン溶媒(57重量%)
とプロピオン酸非溶媒(43重量%)との混合物中に3
7重量%のポリスルホンを入れたものからなっていた。
250μ履ID、500μi+ODの未被覆ポリスルホ
ン繊維を2.54czX 0.31m(1″×1′)の
二つの束(4A及び4Bとして指示する)に形成し、メ
タノールによる処理にかけた。処理は、熱線切断束を室
温(約20±2℃)のメタノール中に10分間浸漬し、
次に空気循環炉中42℃で一晩乾燥することからなって
いた。これらの束をその両端を容器に入れ表面積約65
00CI+2の大側供給分離器を形成した。これらの分
離器を次の条件で空気供給物により試験した: 分離器 A  B 止 温度  露点  圧力 ’C’C−m11 26  25.5  135 28  27.8  135 弗JJL物 流量 CFM 1.02 1.56 4 A     −13,519,90,3123,5
4B      +3.0  20.2    0.3
0    23.2注:  lscFM=2.832X
10−2(標準状態)137分1 psig= 1.4
5X 10−”P a。
P / 1s(X to−’)及びαを計算すると次の
通りであった。
i皿HP7102 已乙ひb旦ZJ■ユ旦凡/J吏ヌ4
 A   35.6    28.8    772.
    30.24 B   33.’6    28
.1    770.    29.21.24   
    25.6 1.20       26.4 実施例5 この実施例で用いられた中空繊維膜は、実施例4に示し
た如く紡糸した。
250μzID、500μzODの未被覆ポリスルホン
繊維を2.54cwX 0.31j(1″×1′)の一
端供給型分離器に形成した。一つく分離器5A)を実施
例2の如くイソベンクンで処理し、油潤滑剤を用いたロ
ータリーポンプからの未濾過加圧空気供給物にかけた。
他方(分離器5B)は、インペンタン中に250MWの
シリコーンオイルをいれた0、05重量%溶液で処理し
た。処理方法は容器を用い、大側に66cz(26”)
 Hgの真空を5分間適用しながら殻側を外囲温度及び
圧力でイソペンタン溶液にがけ、その後でインペンタン
を蒸発させた。この処理した分離器(5B)を次に同じ
空気供給物流で処理した。
但し分離器より上流にゼックス・カラー・ガード(Ze
ks Co1or Guard)(商標名)オイル凝集
フィルターを配置した。
分離器5Aは76時間操作され、分離器5Bは20時間
操作された。供給圧力は1.89X 10’ P a(
130psig)及び恒温水浴中40℃の分離器温度に
維持された。供給物露点は25〜37℃の範囲であった
6次の表1は、試験期間に亘るこれら二つの分離器の性
能の例を示している。これは油蒸気処理を用いた実験の
例である。連続的に適用した油蒸気は、時間に対する半
対数グラフで直線を示す重合体クリープで見られるよう
な仕方で、酸素及び窒素の透過性を低下させる傾向をも
つ。油蒸気をろ過により供給物から除去すると、透過流
は、幾らかの油が分離器から除去されていくに従って、
増大し始める。この透過流の増加はわずかな割合であり
、最初油蒸気への露出で失われた流れの174以下であ
る。
実施例に の実施例は、適切な充填率及び容器の設計に対する考慮
が装置の最適性能にとって重要であることを明確にする
ために入れである。装置の乾燥、ガス生成物出口端の所
の透過ガス部分は供給物入口端の所の透過ガス部分より
もはるかに低い水分含有量を有する。このことは、非透
過ガスについても当てはまる。供給物中のH20蒸気の
水準は屡々乾燥生成物中に望まれる水準の10倍(又は
それ以上)の割合になる。従って、生成物端から出てく
る乾燥透過ガス部分を吹き払いガスとして用いるのが有
利である。
実際、殆んどの望ましい結果は、非透過流に対する透過
流の真の向流状の流れを得、それによって吹き払いガス
の効果を最大にすることである。
吹き払いガスの効果は、透過側の平均水蒸気分圧を低下
させ、それによって水分透過に対する全分圧による駆動
力を増大することである。穴開又は殻側供給による分離
器について、その分離器の効率を決定するのは殻間の設
計(流動特性)である。
次の例では大側供給の場合についての良好な殻側流動特
性とよくないそれとが比較されている。
この実施例で用いられた中空繊維膜は、実施例4に示し
た如く紡糸した。
実施例4の場合の如くメタノールで処理された250μ
zID、500μzODのポリスルホン繊維から、5.
1cm(2“)直径X0.91Jl(3’)長さの大側
供給分離器を構成した。この分離器は58727CJ+
2の有効表面積をもっていた。分離器の束を、穴開から
の供給のために作られた直径6.4cz(21/2″)
の容器中に入れた0束を伸ばし、弾力性ウェブ套管で押
さえ、束の外側と容器の内側との間に0.64cz(1
/4”)の均一な空間が存在するようにし、それによっ
て束の外側に出た透過ガスが通る通路ための空間を残す
ようにしな。
この分離器を第2表に示す如<28℃及び1.52x1
0’ P a(105psig)のろ過されていない加
圧空気で試験し、次にばらばらにし、弾力性ウェブ套管
と束との間に非多孔質ポリエチレン套管を加えることに
より、再構成した。ポリエチレン套管はエポキシ管シー
トにその乾燥ガス生成物端の所を固定し、その端から透
過ガスが流出しないようにし、供給端の所は開いたまま
にして置いた。このようにしてその套管により、全ての
透過ガスは供給物に対し自流状に押し流されるが、依然
として殆んど又は全く漏れを与えることなく束の内部に
効果的な吹き払いガスを与えるようにされた。分離器を
再び組み立て、表2に示す如く再び試験した。
見掛けの水分透過性は38%増大することが分がり、そ
れは套管により起こされた改良された自流吹き払いガス
の効果に起因するものである。
実施例7 この実施例は、装置が空気以外のガス、例えば、メタン
ガスを屹燥することを示す。
この実施例で用いられた中空繊維膜は実施例4に示した
如く紡糸した。
250μzID、500μzODのポリスルホン中空繊
維を室温で25分間メタノールで処理し、通風室中26
℃で空気中で一晩(約12時間乾燥した)それを次に約
6500cz2の表面積をもつ2.54c屑X 0.3
1z(1−X1′)の穴開供給分離器に形成した。それ
を最初に、水飽和器を通過したきれいな空気供給物を用
いて試験し、次に同じく供給ガス飽和器を通過した商業
的容器入りメタンを用いて試験した。試験条件及び結果
を表3に示す。
表3に示す如く試験条件はわずかに異なっている。それ
らの試験で水透過性については匹敵する値が得られ、空
気成分の透過性及びメタン即ち低速ガスの透過性につい
て同様に値が測定されていることに注意されたい。
表  3* 試 験 lt」し」1−一 温度圧力露点 透゛ 流  量    0□  露 点 −】しj二1−一 流  量   O2 1(x10−’ CH,265622,51,5 注:*  ISOFM=2.83Zx10−’(標準状
R)履37分;18.0     0.11 1psig=1.45X102Pa 901゜ CH。
30.0 30.0 実施例8 ポリスルホン以外の種々の重合体から作られた中空繊維
を用いて約2.54c++X0.31a(1−X 1 
′)の一端供給型分離器を構成した。
表4中の最初の二つの試料はアクリロニトリルスチレン
共重合体(AN/スチレン、# 14358781及び
1435875−2 )から紡糸された中空繊維である
。共重合体は重量で47%のアクリロニトリルと53%
のスチレンからなり、標準重合法により製造された。繊
維は、N、N−ジメチルホルムアミド溶媒(75重量%
)とホルムアミド非溶媒(25重量%)との混合物中に
その共重合体を入れた溶液から紡糸した。試料の省略記
号1435878−1の繊維は、36重量%の共重合体
を含む溶液から紡糸し、14358752の繊維は34
重量%の共重合体を含む溶液がら紡糸した。洗浄した繊
維を、相対湿度(RH)約50%、20〜25℃で周囲
の実験室中の空気中で乾燥した。
繊維の形状(OD/ID)は、これらAN/スチレン共
重合体試料の両方について約600/ 350μmであ
った。
表4中の第3及び第4の試料は、ポリ(2,6ジメチル
フエニレン)オキシド重合体(p p o、ゼネラル・
エレクトリック社)から紡糸された中空繊維膜である。
それら繊維は、N−メチルピロリドン溶媒(95重量%
)とグリセリン非溶媒(5重量%)との混合物中にPP
o重合体を溶解した溶液から紡糸した。紡糸溶液中の重
合体濃度は30重量%であった。洗浄した繊維を、周囲
の約20〜25℃の実験室中の温度で窒素ガス流中で2
4時間乾燥した。PPo試料の繊維の形状は、OD/I
Dが約550/ 220μlであった。PPOについて
表4中に示した結果は同じ試料省略記号を用いている。
即ち表中最初のPPO記人例は未処理繊維についてもの
であり、第二のPPO記人例は、2.03X 10’P
 a(140psig)で油で潤滑されたコンプレッサ
ーから供給され、従って油蒸気を含む空気に15分間さ
らした後に得られたデーターである。この油蒸気処理は
実施例5で述べたものと同様である。
表4中の第5及び第6の記入例は、市販の芳香族ポリア
ミド重合体〔トロガミド(Tro)(a鎖1d)−T、
ダイナミド・ノーベル(DynamiL Nobel)
社〕から紡糸された中空繊維膜から構成されでいた。そ
の重合体は、1−リメチルへキサメチレン ジアミンと
テレフタール酸(t 、4−ベンゼンジカルボン酸)と
の縮重合により製造されたものと考えられている。
それら繊維は、1−ホルミルピペリジン溶媒(49重量
%)とエチレングリコール非溶媒(51重量%)との混
合物中に重合体を入れた溶液から紡糸した。
紡糸溶液中の重合体濃度は37重量%であった。繊維の
形状(○D/ID)は、約590/310.czi+で
あった。洗浄した繊維を約40℃で空気中で乾燥した。
トロガミドについて表4に示した結果は同じ省略記号を
用いている。即ち、表中最初のトロガミド記入例は未処
理繊維についてのものであり、第二のトロガミド記入例
は、2.03x 10’ P a(140psig)で
油潤滑コンプレッサーから供給され、従って油蒸気を含
んだ空気に24時間さらした後に得られたデーターであ
る。
これらの分離器は、きれいな乾燥空気供給物を水飽和器
に通過させて湿った空気にしたものを用いて試験した。
試験条件及び結果は、表4に列挙されている。これらの
分離器は管シートとしてエポキシ注型物を用い、他の例
のポリスルポン分離器の場合のように熱線切断端を用い
て作られた。
繊維の入手性により束の長さは異なっている。
実施例9 この実施例は、紡糸したままの洗浄繊維膜を乾燥するの
に用いた条件が、ガスを乾燥する場合の性能に関し、装
置の最終的性質に好ましい影#な与えることができるこ
とを示すためのものである。
この実施例で用いられたポリスルホン中空繊維膜は、実
施例4に記載した如く紡糸した。後紡糸洗浄に続き水で
湿潤させた繊維を、実施例4〜7の場合よりもゆっくり
乾燥させた。このゆっくりした乾燥は、同じ温度(95
℃)であるが、炉空気の湿度又は露点がこの実施例では
、はるかに高くした繊維乾燥用炉を操作することにより
達成された。
炉の露点は、実施例4〜7では0〜10℃の露点であっ
たのに対し、22℃に維持された。乾燥後、繊維(50
0μ′ROD、250μzID)を2.54czX 0
.31z(1″Xi′)の一端供給型分離器に形成した
。殻側供給分離器は、約1000本の繊維を含み、43
50cm2の表面積をもっていた。分離器を27℃及び
1.1×10’ P a(76psig)できれいな水
飽和空気供給物を用いて試験した。供給物は、25.0
℃の露点をもっていた。非透過流量及び透過流量、露点
及び02濃度を測定すると次の通りであった; −L」1」L− 流 量   露点 流 量 SCFM□□SCFM□ 0.7520.510.10.1722.3注: I 
S CF M =2.832x 10−2(標準状態)
I’/分;1ps:g=1.45xio−2Pa。
P / 1s(X IQ”)及びαを計算すると次の通
りであった。
已l■b影lひじ比乙fHO几/J吏ス52.0 45
.9  548.  47.11.13      1
1.に れらの結果は前の実施例の種々の化学的処理と同様熱的
処理によっても良好な膜の性能を得ることができること
を示している。
代  理  人 浅  村 皓

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)水蒸気を含む供給ガスを、調節された多孔
    性を有する未被覆非対称膜の一方の側面と接触させ、然
    も、前記膜は水蒸気対供給ガス透過選択率が少なくとも
    約1000%で、前記膜の他方の側面から透過水蒸気を
    除去して連続した脱水条件を確実に維持するために供給
    ガスの透過による適切な吹き払いを与えるのに充分な多
    孔性を有しており、 (b)前記膜を通って、前記供給ガス中に含まれている
    水の大部分を透過させ、そして (c)得られた非透過脱水ガスを、前記膜の入った室か
    ら取り出す、 ことからなるガス脱水法。
  2. (2)供給ガスが少なくとも1気圧の圧力にある請求項
    1に記載のガス脱水法。
  3. (3)供給ガスが周囲の空気からなる請求項1に記載の
    ガス脱水法。
  4. (4)供給ガスが炭化水素含有ガスからなる請求項1に
    記載のガス脱水法。
  5. (5)供給ガスが、周囲の空気、炭化水素含有ガス及び
    酸性ガスの少なくとも一種類からなる請求項1に記載の
    ガス脱水法。
  6. (6)供給ガスが二酸化炭素からなる請求項5に記載の
    ガス脱水法。
  7. (7)供給ガスが、1分子当たり1〜約3個の炭素原子
    を有する炭化水素からなる請求項5に記載のガス脱水法
  8. (8)膜が中空繊維からなり、供給ガスがその中空繊維
    の孔の一方の端から導入され、脱水された供給ガスが前
    記中空繊維の孔の他方の端から取り出される請求項5に
    記載のガス脱水法。
  9. (9)未被覆非対称膜が、空気からの酸素/窒素の分離
    係数によって規定して、約1.05〜約2.0の調節さ
    れた多孔性を有し、該膜が約300〜約1500×10
    ^−^6cm^3/cm^2・sec・cmHgの水蒸
    気透過係数、約10〜約50の水蒸気対供給流低速ガス
    成分分離係数及び約10〜100×10^−^6cm^
    3/cm^2・sec・cmHgの該供給流低速ガス成
    分透過係数を与える重合体材料からなる請求項1に記載
    のガス脱水法。
  10. (10)膜が、少なくとも約1000%のアンモニア対
    供給ガス透過選択率も有する重合体材料から形成されて
    いる請求項9に記載のガス脱水法。
  11. (11)(a)水蒸気を含む供給ガスを、傾斜密度をも
    つ表皮部、巨大気孔の無い形態構造及び調節された多孔
    性を有する未被覆非対称ガス分離膜の一方の側面と接触
    させ、然も、前記膜は水蒸気対供給ガス透過選択率が少
    なくとも約1000%で、前記膜の他方の側面から透過
    水蒸気を除去して連続した脱水条件を確実に維持するた
    めに供給ガス透過による適切な吹き払いを与えるのに充
    分な多孔性を有しており、 (b)前記膜を通って、供給ガス中に含まれている水蒸
    気の大部分を透過させ、そして (c)得られた非透過脱水ガスを、前記膜の入った室か
    ら取り出す、 ことからなるガス脱水法。
  12. (12)傾斜密度をもつ表皮部及び巨大気孔の無い形態
    構造を有する非対称ガス分離膜が、ガラス状疎水性重合
    体からなり、然も、前記膜が、該ガラス状疎水性重合体
    の素材試料の第1転移温度Tgより高い膜第1転移温度
    Tgによって証明される増大した自由体積を有する請求
    項11に記載のガス脱水法。
  13. (13)傾斜密度をもつ表皮部、巨大気孔の無い形態構
    造、及び空気からの酸素/窒素の分離係数によつて規定
    して、約1.05〜約2.0の調節された多孔性を有す
    る非対称ガス分離膜が、約300〜約1500×10^
    −^6cm^3/cm^2・sec・cmHgの水蒸気
    透過係数、約10〜約50の水蒸気対供給流低速ガス成
    分分離係数及び約10〜約100×10^−^6cm^
    3/cm^2・sec・cmHgの該供給流低速ガス成
    分透過係数を与える重合体材料からなる請求項12に記
    載のガス脱水法。
  14. (14)供給ガスが少なくとも1気圧の圧力にある請求
    項13に記載のガス脱水法。
  15. (15)供給ガスが周囲の空気からなる請求項13に記
    載のガス脱水法。
  16. (16)供給ガスが炭化水素含有ガスからなる請求項1
    3に記載のガス脱水法。
  17. (17)供給ガスが、周囲の空気、炭化水素含有ガス及
    び酸性ガスの少なくとも一種類からなる請求項13に記
    載のガス脱水法。
  18. (18)膜が中空繊維からなり、供給ガスがその中空繊
    維の穴の一方の端から導入され、脱水された供給ガスが
    前記中空繊維の穴の他方の端から取り出される請求項1
    3に記載のガス脱水法。
  19. (19)膜が、少なくとも約1000%のアンモニア対
    供給ガス透過選択率をも有する重合体材料から形成され
    ている請求項13に記載のガス脱水法。
  20. (20)少なくとも約1000%の水蒸気対供給ガス透
    過選択率、及び透過した水蒸気を除去するのに適切な供
    給ガスによる透過吹き払いを与えるのに充分な多孔性を
    有する重合体材料から形成された、調節された多孔性を
    有する未被覆非対称膜の入った室で、供給ガスがヘッダ
    ー部材を通って前記膜の一方の側面と接触し、前記供給
    ガスのうち透過したガスだけを前記室内にある前記膜の
    他方の側面から除去することが出来るように前記膜が室
    内に配置されている室を備えたガス脱水装置。
  21. (21)未被覆非対称膜が、空気からの酸素/窒素の分
    離係数によって規定して、約1.05〜約2.0の調節
    された多孔性を有し、該膜が約300〜約1500×1
    0^−^6cm^3/cm^2・sec・cmHgの水
    蒸気透過係数、約10〜約50の水蒸気対供給流低速ガ
    ス成分分離係数及び約10〜約100×10^−^6c
    m^3/cm^2・sec・cmHgの該供給流低速ガ
    ス成分透過係数を与える重合体材料からなる請求項20
    に記載のガス脱水装置。
  22. (22)膜が中空繊維膜からなり、該膜が室内に、室断
    面積に対する中空繊維膜断面積によって占められた面積
    分率である充填係数が少なくとも約40%から最大約7
    5%までになるように入れられている請求項21に記載
    のガス脱水装置。
  23. (23)膜が、傾斜密度をもつ表皮部及び巨大気孔の無
    い形態構造を有する非対称ガス分離膜で、ガラス状疎水
    性重合体からなる分離膜からなり、然も、前記膜が、前
    記ガラス状疎水性重合体の素材試料の第1転移温度Tg
    より高い膜第1転移温度Tgによつて証明される増大し
    た自由体積を有する請求項21に記載のガス脱水装置。
  24. (24)予め形成された未被覆非対称ガス分離膜の多孔
    性を低下させるための方法において、前記予め形成され
    た膜をガス又は気体状の少なくとも一種類の化合物で、
    前記予め形成された膜の気孔の大きさを減少させる能力
    を有する化合物と接触させ、空気からの酸素/窒素の分
    離係数によって規定して、約1.05〜約2.0の調節
    された多孔性を有する非対称膜をもたらすことからなり
    、然も、前記膜が約300〜1500×10^−^6c
    m^3/cm^2・sec・cmHgの水蒸気透過係数
    、約10〜約50の水蒸気対供給流低速ガス成分分離係
    数及び約10〜100×10^−^6cm^3/cm^
    2・sec・cmHgの該供給流低速ガス成分透過係数
    を与える重合体材料からなるガス分離膜の多孔性低下方
    法。
  25. (25)膜が傾斜密度をもつ表皮部、巨大気孔の無い形
    態構造を有し、水蒸気対供給ガス透過選択率が少なくと
    も約1000%で、前記膜の透過側から透過水蒸気を除
    去して連続した脱水条件を確実に維持するために供給ガ
    ス透過による適切な吹き払いを与えるのに充分な多孔性
    を有している、請求項24に記載の予め形成された未被
    覆非対称ガス分離膜の多孔性低下方法。
  26. (26)予め形成された未被覆非対称ガス分離膜の多孔
    性を低下させるための方法において、前記予め形成され
    た膜の気孔の大きさを乾燥及びアニーリング法によって
    減少させ、それによって空気からの酸素/窒素の分離係
    数によって規定して、約1.05〜約2.0の調節され
    た多孔性を有する非対称膜をもたらすことからなり、然
    も、前記膜が約300〜1500×10^−^6cm^
    3/cm^2・sec・cmHgの水蒸気透過係数、約
    10〜約50の水蒸気対供給流低速ガス成分分離係数及
    び約10〜100×10^−^6cm^3/cm^2・
    sec・cmHgの該供給流低速ガス成分透過係数を与
    える重合体材料から形成されているガス分離膜多孔性低
    下方法。
  27. (27)膜が傾斜密度をもつ表皮部、巨大気孔の無い形
    態構造を有し、水蒸気対供給ガス透過選択率が少なくと
    も約1000%で、前記膜の透過側から透過水蒸気を除
    去して連続した脱水条件を確実に維持するために供給ガ
    ス透過による適切な吹き払いを与えるのに充分な多孔性
    を有している、請求項26に記載の予め形成された未被
    覆非対称ガス分離膜の多孔性低下方法。
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