JPH02439B2 - - Google Patents
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- JPH02439B2 JPH02439B2 JP61259340A JP25934086A JPH02439B2 JP H02439 B2 JPH02439 B2 JP H02439B2 JP 61259340 A JP61259340 A JP 61259340A JP 25934086 A JP25934086 A JP 25934086A JP H02439 B2 JPH02439 B2 JP H02439B2
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Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は自動車ホイール用アルミニウム合金材
の表面処理方法に関し、さらに詳細には、優れた
光輝性を呈し得る自動車ホイール用アルミニウム
合金材の表面処理方法に係る。 [従来技術] (背景) 現在アルミニウム合金製の自動車ホイールは、
リムとスポークとを組合せる形式のいわゆる3ピ
ース型ホイールが一般的である。 このリムは一般的にアルミニウム板材を、第3
図に示すようにスピニング加工し、次いで、表面
に光沢を付与する等のための表面処理を行なうこ
とにより作製される。 (従来技術の構成) 従来かかるアルミニウム板材としては、強度、
加工性、耐食性及び素材コストの面からAl−Mg
系合金である5052、5154、5454合金より成る合金
材が使用されている。 一方、表面処理方法としては、 リム表面を機械研磨、化学研磨あるいは電解
研磨を行なつた後に、クリヤー塗装する方法。 陽極酸化処理方法 がある。 [発明が解決しようとする問題点] しかし、近年、市場においては高級ホイール指
向が強くなり、光輝性の優れた材料が求められて
おり、その一方で、リム形状をより複雑にし、デ
ザイン性に富む形状を得るための成形性に優れた
材料を合せて要求されている。 かかる背景のもとでは、上記した従来のアルミ
ニウム材を用いて従来の表面処理方法では次のよ
うな問題点が生じる。 まず、ホイール用材料としての成形加工性に
おいても前記の5052、5154、5454合金材を用い
てスピニング加工法で複雑な形状に加工しよう
とする場合、加工時に割れが発生したり、所望
の寸法が得られない等という加工上の問題点が
ある。 一方、表面処理方法については、従来技術で述
べたの方法は、塗膜が軟らかにため、ホイール
表面に傷が発生しやすく、さらに、使用中に塗膜
が剥離しやすいという欠点を有しているため一般
には使用されておらず、皮膜が硬く傷が発生しに
くい表面処理である陽極酸化処理方法が採用され また、従来のアルミニウム合金材に陽極酸化処
理を行なつても、 得られる皮膜は光輝性が劣る、 得られる皮膜は、乳白色であり、高級感のあ
るいわゆるクロムメツキ等の深みのある金属光
沢を有していない、 という問題点がある。 上記した従来の表面処理方法においては、定量
的に述べると、反射率が40%より少なく、色差
L*は30より大きい。 従つて、上記した近年の自動車ホイールに対す
る要望を満足することができない。 [問題を解決するための手段] 上記問題点は、重量%において、Mg:1.5〜
5.5%、Ti:0.005〜0.20%、Fe:0.10%以下、
Si:0.10%以下、不可避的不純物0.05%以下、残
部Alからなり、かつ、Cu:0.01〜0.30%、Zn:
0.2〜1.5%、Mn:0.05〜0.60%、Cr:0.05〜0.40
%、Zr:0.05〜0.30%、V:0.05〜0.20%、B:
0.0005〜0.05%のうちの1種又は2種以上を含有
し、結晶粘度が2mm以下である鋳塊を、450〜550
℃の温度範囲において均質化処理を4〜24時間行
ない、次いで、熱間圧延及び冷間圧延にて所望の
板厚とし、次いで軟化処理を行うことにより作製
された、最終的結晶粒形状の短径と長径との比が
1:5以下であり、かつ、短径が50μm以下であ
る自動車ホイール用アルミニウム合金材を、 研摩し、 陽極酸化処理にて10μm以下の皮膜を表面に形
成し、 次いで、アゾ基系黒色染料を0.01〜20g/溶
かした溶液中に5秒〜15分浸漬することを特徴と
する自動車ホイール用アルミニウム合金材の表面
処理方法によつて解決される。 (成分限定理由) Mg:Mgはホイール用材料として必要な機械
的性質を得たるめに最も重要な元素であり、1.5
%より少なくては十分な強度が得られず、5.0%
より多くてはスピニング加工性が劣り応力腐食割
れが起こりやすくなる。 Ti:Tiは結晶粒の安定的微細化のために重要
な元素であり、0.005%より少なくては組識微細
化が十分ではなく、0.20%より多いと光輝性が
劣、巨大化合物を発生させる可能性を有する。 Fe、Si:Fe、Siはいずれも加工性、光輝性に
大きな影響を及ぼす元素であり、それぞれ0.10%
より多いと加工性及び光輝性が著しく劣る。 不純物:不純物は0.05%以上それぞれ単独に存
在すると加工性及び光輝性に悪影響を及ぼすた
め、0.05%以下におさえる。 Cu、Zn、Mn、Cr、Zr、V、Bは、いずれも
光輝性及びスピニング加工性の向上効果を有して
いる。 Cu:Cuは特に光輝性を向上させるために有効
な元素であり、0.01%より少なくては効果が少な
く、0.30%より多いと光輝性の効果が飽和すと共
に加工性も劣る。 Zn:Znは特に加工性を向上させるに有効な元
素であり、0.2%より少なくては効果が少なく、
1.5%より多いとその効果は飽和する。 Mn、Cr、Zr、V:これらの元素はいずれも特
に結晶粒の安定的微細化のために重要な元素であ
るが、ともに0.05%より少なくてはその効果が少
ないが、それぞれの値が0.50、0.40、0.30、0.20
より多に場合は効果が飽和し、巨大化合物が発生
する可能性がある。 B:は特に結晶粒の安定的微細化のために重要
な元素であり、0.0005%より少なくては組識微細
化が十分ではなく、0.05%より多いと光輝性が劣
り、巨大化合物を発生させる可能性を有する。 そして化学成分以外の条件については以下の条
件を要する。 鋳塊の結晶粒度は2mm以下とする。 鋳塊の結晶粒度が2mmを超えると最終的に得ら
れるアルミニウム合金材の短径は50μmを超え、
かつ、短径と長径との比は1:5より大きくな
る。 短径が50μmを起えると肌荒れが生じ、また、
短径と長径との比が1:5より大きくなると割れ
の発生をまねく。 なお、鋳塊の結晶粒度を2mm以下にするには鋳
造後の冷却速度を大きくすればよい。 鋳造後は、均熱処理を行なう。その条件は450
℃〜550℃×4〜24時間である。 450℃未満では短径と長径との比が1:5より
大きくなり、スピニング加工時に割れが発生す
る。550℃を超えると、局部的な溶融が起こる。
また、4時間未満では鋳塊の均質化が十分ではな
く、24時間より長いと効果が飽和する。 均熱処理後は、常用されている手段により熱間
圧延及び冷間圧延を行なう。この圧延により所望
の厚さとする。 圧延後に軟質化処理(焼鈍)を行なう。軟質化
処理の条件は常用されているものでよい。例え
ば、300〜400℃×1〜10時間である。 (表面処理方法) 表面処理は、板材を研磨し、陽極酸化処理にて
10μm以下の皮膜を形成させた後、アゾ基系黒色
染料を溶かした液中に5秒〜15分浸漬させる。 以下に、より詳細に説明する。 上記アルミニウム板材を原材料として、研磨処
理後、陽極酸化処理するが、酸化処理皮膜が10μ
mより厚くては皮膜の乳白色が強くなり光輝性に
劣ることになる。 染料としてアゾ基系黒色染料を0.01g/〜20
g/用いるが、染料濃度が0.01g/より薄い
場合、逆に20g/より濃い場合には所定の色調
が得られない。 また、5秒未満では所定の色調が得られず、逆
に15分を起えると効果が飽和する。 染料としてはアゾ基系のものが、色の退化が少
なくて最も優れているが、製品によつては他の黒
色染料を用いてもよいし、特色ある色を要求され
る場合にはその他の色の染料を混合してもよい。 以上述べた処理方法により、最終製品におい
て、反射率が40%よ大きく、かつ、色差L*が30
より小さくすることでき、目的とするクロムメツ
キ状の金属光沢を有する光輝性を示すことができ
る。 [発明の実施例] 以下実施例を参照して本発明を詳細に説明す
る。 (供試材の作成) 表1に化学成分値(重量%)を示した。 表1において合金No.1〜6は本発明範囲内にあ
り、合金No.7〜9はいずれも本発明の範囲外であ
る。なお、合金No.10は5154合金である。 溶湯を鋳造し、表1に示す化学成分を有する
400mm厚の鋳塊を得た。 鋳塊の結晶粒度は、合金No.8を除きいずれも2
mm以下とした。合金No.8は4mmとした。 合金No.1〜10の鋳塊を500℃×8時間の均質化
処理後、熱間圧延にて8mmtの板となし、冷間圧
延にて5mmtの板材を得、最終的に340℃×2時
間の軟質化処理を行なつた(製造法A(表2))。 以上のようにして作成した合金材は、供試材No.
1〜10として表2に示す。 一方、合金No.1の鋳塊の一部を420℃×24時間
の均質化処理後、熱間圧延にて8mmtの板とな
し、冷間圧延にて5mmtの板材を得、最終的に
340℃×2時間の軟質化処理を行ない(製造法B
(表2))、供試材11を作成した。 以上のようにして作成した供試材につき以下の
事項の試験を行なつた。 (結晶粒) 結晶粒度を調べたところ、供試材8及び供試材
11を除き、いずれも短径と長径との比は1:5以
下であり、かつ、短径の粒度は50μm以下であつ
た。 それに対し、供試材11は短径は50μm以下であ
つたが、短径と長経との比は1:5以上であつ
た。 また、供試材8は短径は50μm以下であり、か
つ、短径と長経との比も1:5以上であつた。 以上の結果を表2に示す。 (スピニング加工性) スピニング加工性は、第1図に示すように、ス
ピニング加工試験を行ない、加工時の表面状態
(割れの発生等の有無)及び、加工後の外径寸法
により加工性を評価した。 その結果を表2に示す。 なお、表2に示すスピニング成形加工性試験は
下記の条件によつた。 寸法:マンドレル寸法 φ150mm 粗板寸法 4mmt×φ240mm 加工条件:マンドレル回転数 28rpm 加工速度 30mm/min (加工ローラ移動速度) 潤滑 無潤滑 クリアランス 5mm (板厚+クリアランス) 表2に示すように、供試材1〜6はいずれも割
れ等の発生は見られず、加工後の表面に異常は認
められなかつた。 それに対し、供試材7〜11はいずれも加工時に
割れが発生した。 また、スピニング加工後の外径d(第1図に示
すように3/4hの位置における外径)を測定した
ところ、供試材1〜6はいずれも供試材7〜11に
比べて小さな値を示した。なお、外径dは小さい
ほどスピニング加工性が優れていることを示す。 (引張試験) 引張試験の結果を表2に示す。 供試材1〜6においては、引張強さ、耐力とも
供試材7〜11とほぼ同じであつたが、伸びは比較
例より優れていた。 なお、伸びが大きいということはスピニング加
工に限らず加工性が良好であることを意味する。 (表面処理) 供試材1〜7及び供試材10につき、以下の条件
で研磨、陽極酸化処理、染料浸漬、封孔を行なつ
た。(表3)。 表3においては、供試材1〜6を用いたものを
それぞれ実施例1〜6として示し、供試材7及び
供試材10を用いたものをそれぞれ比較例1、比較
例2として示す。 処理工程 化学研磨:リン酸90%、硝酸10%の液中で
100℃×1分浸漬 陽極酸化:5%硫酸水溶液にて5A/dm2、
15分通電し、3μmの厚膜 染料浸漬:アゾ基系染料(サンドス社製
MLW)1g/を溶かした液中に60℃×5分
浸漬 封孔:純粋中に100℃×30分浸漬 一方、供試材1〜3の合金材につき、上記処理
工程での染料浸漬を行なわない処理を行ない比
較した。なお、この比較において供試材1〜3の
合金材を用いたものをそれぞれ比較例3〜5とし
て表3に示す。 以上の処理工程を行なつた各試料につき反射率
と色差L*を測定した。 その結果を表3に示す。 なお、比較のためにクロムメツキを行なつた場
合の反射率と色差L*についても表3に示す。 表3に示すように、実施例1〜6はいずれも反
射率は70%以上であり、また色差L*は22以下で
ある。すなわち本発明の実施例はいずれも、クロ
ムメツキに近い反射率及び色差Lの値を示したい
る。 それに対し、化学成分が本発明の範囲外である
比較例1及び比較例2は、反射率は40%より低
く、かつ、色差L*は約40と高い。 また、表面処理を本発明とは異なる方法で行な
つた比較例3〜5は反射率は約70%と高いが、色
差L*は約60ときわめて高い。 [発明の効果] 以上説明したように本発明によれば以下の効果
が得られる。 割れがなく、デザイン性の優れたホイールに反
射率70%以上でかつ色差L*が22以下の、クロム
メツキと同等の深みのある金属光沢を得ることが
できる。
の表面処理方法に関し、さらに詳細には、優れた
光輝性を呈し得る自動車ホイール用アルミニウム
合金材の表面処理方法に係る。 [従来技術] (背景) 現在アルミニウム合金製の自動車ホイールは、
リムとスポークとを組合せる形式のいわゆる3ピ
ース型ホイールが一般的である。 このリムは一般的にアルミニウム板材を、第3
図に示すようにスピニング加工し、次いで、表面
に光沢を付与する等のための表面処理を行なうこ
とにより作製される。 (従来技術の構成) 従来かかるアルミニウム板材としては、強度、
加工性、耐食性及び素材コストの面からAl−Mg
系合金である5052、5154、5454合金より成る合金
材が使用されている。 一方、表面処理方法としては、 リム表面を機械研磨、化学研磨あるいは電解
研磨を行なつた後に、クリヤー塗装する方法。 陽極酸化処理方法 がある。 [発明が解決しようとする問題点] しかし、近年、市場においては高級ホイール指
向が強くなり、光輝性の優れた材料が求められて
おり、その一方で、リム形状をより複雑にし、デ
ザイン性に富む形状を得るための成形性に優れた
材料を合せて要求されている。 かかる背景のもとでは、上記した従来のアルミ
ニウム材を用いて従来の表面処理方法では次のよ
うな問題点が生じる。 まず、ホイール用材料としての成形加工性に
おいても前記の5052、5154、5454合金材を用い
てスピニング加工法で複雑な形状に加工しよう
とする場合、加工時に割れが発生したり、所望
の寸法が得られない等という加工上の問題点が
ある。 一方、表面処理方法については、従来技術で述
べたの方法は、塗膜が軟らかにため、ホイール
表面に傷が発生しやすく、さらに、使用中に塗膜
が剥離しやすいという欠点を有しているため一般
には使用されておらず、皮膜が硬く傷が発生しに
くい表面処理である陽極酸化処理方法が採用され また、従来のアルミニウム合金材に陽極酸化処
理を行なつても、 得られる皮膜は光輝性が劣る、 得られる皮膜は、乳白色であり、高級感のあ
るいわゆるクロムメツキ等の深みのある金属光
沢を有していない、 という問題点がある。 上記した従来の表面処理方法においては、定量
的に述べると、反射率が40%より少なく、色差
L*は30より大きい。 従つて、上記した近年の自動車ホイールに対す
る要望を満足することができない。 [問題を解決するための手段] 上記問題点は、重量%において、Mg:1.5〜
5.5%、Ti:0.005〜0.20%、Fe:0.10%以下、
Si:0.10%以下、不可避的不純物0.05%以下、残
部Alからなり、かつ、Cu:0.01〜0.30%、Zn:
0.2〜1.5%、Mn:0.05〜0.60%、Cr:0.05〜0.40
%、Zr:0.05〜0.30%、V:0.05〜0.20%、B:
0.0005〜0.05%のうちの1種又は2種以上を含有
し、結晶粘度が2mm以下である鋳塊を、450〜550
℃の温度範囲において均質化処理を4〜24時間行
ない、次いで、熱間圧延及び冷間圧延にて所望の
板厚とし、次いで軟化処理を行うことにより作製
された、最終的結晶粒形状の短径と長径との比が
1:5以下であり、かつ、短径が50μm以下であ
る自動車ホイール用アルミニウム合金材を、 研摩し、 陽極酸化処理にて10μm以下の皮膜を表面に形
成し、 次いで、アゾ基系黒色染料を0.01〜20g/溶
かした溶液中に5秒〜15分浸漬することを特徴と
する自動車ホイール用アルミニウム合金材の表面
処理方法によつて解決される。 (成分限定理由) Mg:Mgはホイール用材料として必要な機械
的性質を得たるめに最も重要な元素であり、1.5
%より少なくては十分な強度が得られず、5.0%
より多くてはスピニング加工性が劣り応力腐食割
れが起こりやすくなる。 Ti:Tiは結晶粒の安定的微細化のために重要
な元素であり、0.005%より少なくては組識微細
化が十分ではなく、0.20%より多いと光輝性が
劣、巨大化合物を発生させる可能性を有する。 Fe、Si:Fe、Siはいずれも加工性、光輝性に
大きな影響を及ぼす元素であり、それぞれ0.10%
より多いと加工性及び光輝性が著しく劣る。 不純物:不純物は0.05%以上それぞれ単独に存
在すると加工性及び光輝性に悪影響を及ぼすた
め、0.05%以下におさえる。 Cu、Zn、Mn、Cr、Zr、V、Bは、いずれも
光輝性及びスピニング加工性の向上効果を有して
いる。 Cu:Cuは特に光輝性を向上させるために有効
な元素であり、0.01%より少なくては効果が少な
く、0.30%より多いと光輝性の効果が飽和すと共
に加工性も劣る。 Zn:Znは特に加工性を向上させるに有効な元
素であり、0.2%より少なくては効果が少なく、
1.5%より多いとその効果は飽和する。 Mn、Cr、Zr、V:これらの元素はいずれも特
に結晶粒の安定的微細化のために重要な元素であ
るが、ともに0.05%より少なくてはその効果が少
ないが、それぞれの値が0.50、0.40、0.30、0.20
より多に場合は効果が飽和し、巨大化合物が発生
する可能性がある。 B:は特に結晶粒の安定的微細化のために重要
な元素であり、0.0005%より少なくては組識微細
化が十分ではなく、0.05%より多いと光輝性が劣
り、巨大化合物を発生させる可能性を有する。 そして化学成分以外の条件については以下の条
件を要する。 鋳塊の結晶粒度は2mm以下とする。 鋳塊の結晶粒度が2mmを超えると最終的に得ら
れるアルミニウム合金材の短径は50μmを超え、
かつ、短径と長径との比は1:5より大きくな
る。 短径が50μmを起えると肌荒れが生じ、また、
短径と長径との比が1:5より大きくなると割れ
の発生をまねく。 なお、鋳塊の結晶粒度を2mm以下にするには鋳
造後の冷却速度を大きくすればよい。 鋳造後は、均熱処理を行なう。その条件は450
℃〜550℃×4〜24時間である。 450℃未満では短径と長径との比が1:5より
大きくなり、スピニング加工時に割れが発生す
る。550℃を超えると、局部的な溶融が起こる。
また、4時間未満では鋳塊の均質化が十分ではな
く、24時間より長いと効果が飽和する。 均熱処理後は、常用されている手段により熱間
圧延及び冷間圧延を行なう。この圧延により所望
の厚さとする。 圧延後に軟質化処理(焼鈍)を行なう。軟質化
処理の条件は常用されているものでよい。例え
ば、300〜400℃×1〜10時間である。 (表面処理方法) 表面処理は、板材を研磨し、陽極酸化処理にて
10μm以下の皮膜を形成させた後、アゾ基系黒色
染料を溶かした液中に5秒〜15分浸漬させる。 以下に、より詳細に説明する。 上記アルミニウム板材を原材料として、研磨処
理後、陽極酸化処理するが、酸化処理皮膜が10μ
mより厚くては皮膜の乳白色が強くなり光輝性に
劣ることになる。 染料としてアゾ基系黒色染料を0.01g/〜20
g/用いるが、染料濃度が0.01g/より薄い
場合、逆に20g/より濃い場合には所定の色調
が得られない。 また、5秒未満では所定の色調が得られず、逆
に15分を起えると効果が飽和する。 染料としてはアゾ基系のものが、色の退化が少
なくて最も優れているが、製品によつては他の黒
色染料を用いてもよいし、特色ある色を要求され
る場合にはその他の色の染料を混合してもよい。 以上述べた処理方法により、最終製品におい
て、反射率が40%よ大きく、かつ、色差L*が30
より小さくすることでき、目的とするクロムメツ
キ状の金属光沢を有する光輝性を示すことができ
る。 [発明の実施例] 以下実施例を参照して本発明を詳細に説明す
る。 (供試材の作成) 表1に化学成分値(重量%)を示した。 表1において合金No.1〜6は本発明範囲内にあ
り、合金No.7〜9はいずれも本発明の範囲外であ
る。なお、合金No.10は5154合金である。 溶湯を鋳造し、表1に示す化学成分を有する
400mm厚の鋳塊を得た。 鋳塊の結晶粒度は、合金No.8を除きいずれも2
mm以下とした。合金No.8は4mmとした。 合金No.1〜10の鋳塊を500℃×8時間の均質化
処理後、熱間圧延にて8mmtの板となし、冷間圧
延にて5mmtの板材を得、最終的に340℃×2時
間の軟質化処理を行なつた(製造法A(表2))。 以上のようにして作成した合金材は、供試材No.
1〜10として表2に示す。 一方、合金No.1の鋳塊の一部を420℃×24時間
の均質化処理後、熱間圧延にて8mmtの板とな
し、冷間圧延にて5mmtの板材を得、最終的に
340℃×2時間の軟質化処理を行ない(製造法B
(表2))、供試材11を作成した。 以上のようにして作成した供試材につき以下の
事項の試験を行なつた。 (結晶粒) 結晶粒度を調べたところ、供試材8及び供試材
11を除き、いずれも短径と長径との比は1:5以
下であり、かつ、短径の粒度は50μm以下であつ
た。 それに対し、供試材11は短径は50μm以下であ
つたが、短径と長経との比は1:5以上であつ
た。 また、供試材8は短径は50μm以下であり、か
つ、短径と長経との比も1:5以上であつた。 以上の結果を表2に示す。 (スピニング加工性) スピニング加工性は、第1図に示すように、ス
ピニング加工試験を行ない、加工時の表面状態
(割れの発生等の有無)及び、加工後の外径寸法
により加工性を評価した。 その結果を表2に示す。 なお、表2に示すスピニング成形加工性試験は
下記の条件によつた。 寸法:マンドレル寸法 φ150mm 粗板寸法 4mmt×φ240mm 加工条件:マンドレル回転数 28rpm 加工速度 30mm/min (加工ローラ移動速度) 潤滑 無潤滑 クリアランス 5mm (板厚+クリアランス) 表2に示すように、供試材1〜6はいずれも割
れ等の発生は見られず、加工後の表面に異常は認
められなかつた。 それに対し、供試材7〜11はいずれも加工時に
割れが発生した。 また、スピニング加工後の外径d(第1図に示
すように3/4hの位置における外径)を測定した
ところ、供試材1〜6はいずれも供試材7〜11に
比べて小さな値を示した。なお、外径dは小さい
ほどスピニング加工性が優れていることを示す。 (引張試験) 引張試験の結果を表2に示す。 供試材1〜6においては、引張強さ、耐力とも
供試材7〜11とほぼ同じであつたが、伸びは比較
例より優れていた。 なお、伸びが大きいということはスピニング加
工に限らず加工性が良好であることを意味する。 (表面処理) 供試材1〜7及び供試材10につき、以下の条件
で研磨、陽極酸化処理、染料浸漬、封孔を行なつ
た。(表3)。 表3においては、供試材1〜6を用いたものを
それぞれ実施例1〜6として示し、供試材7及び
供試材10を用いたものをそれぞれ比較例1、比較
例2として示す。 処理工程 化学研磨:リン酸90%、硝酸10%の液中で
100℃×1分浸漬 陽極酸化:5%硫酸水溶液にて5A/dm2、
15分通電し、3μmの厚膜 染料浸漬:アゾ基系染料(サンドス社製
MLW)1g/を溶かした液中に60℃×5分
浸漬 封孔:純粋中に100℃×30分浸漬 一方、供試材1〜3の合金材につき、上記処理
工程での染料浸漬を行なわない処理を行ない比
較した。なお、この比較において供試材1〜3の
合金材を用いたものをそれぞれ比較例3〜5とし
て表3に示す。 以上の処理工程を行なつた各試料につき反射率
と色差L*を測定した。 その結果を表3に示す。 なお、比較のためにクロムメツキを行なつた場
合の反射率と色差L*についても表3に示す。 表3に示すように、実施例1〜6はいずれも反
射率は70%以上であり、また色差L*は22以下で
ある。すなわち本発明の実施例はいずれも、クロ
ムメツキに近い反射率及び色差Lの値を示したい
る。 それに対し、化学成分が本発明の範囲外である
比較例1及び比較例2は、反射率は40%より低
く、かつ、色差L*は約40と高い。 また、表面処理を本発明とは異なる方法で行な
つた比較例3〜5は反射率は約70%と高いが、色
差L*は約60ときわめて高い。 [発明の効果] 以上説明したように本発明によれば以下の効果
が得られる。 割れがなく、デザイン性の優れたホイールに反
射率70%以上でかつ色差L*が22以下の、クロム
メツキと同等の深みのある金属光沢を得ることが
できる。
【表】
【表】
【表】
【表】
第1図A,Bはスピニング成形加工性試験方法
を示す断面図であり、第2図は反射率と色差の相
関図である。第3図はスピニング加工の方法を示
す断面図である。 符号の説明、1……マンドレル、2……基板、
3……テールストツク、4……加工ローラ、h…
…外径。
を示す断面図であり、第2図は反射率と色差の相
関図である。第3図はスピニング加工の方法を示
す断面図である。 符号の説明、1……マンドレル、2……基板、
3……テールストツク、4……加工ローラ、h…
…外径。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%において、Mg:1.5〜5.5%、Ti:
0.005〜0.20%、Fe:0.10%以下、Si:0.10%以
下、不可避的不純物0.05%以下、残部Alからな
り、かつ、Cu:0.01〜0.30%、Zn:0.2〜0.5%、
Mn:0.05〜0.60%、Cr:0.05〜0.40%、Zr:0.05
〜0.30%、V:0.05〜0.20%、B:0.0005〜0.05%
のうちの1種又は2種以上を含有しし、結晶粘度
が2mm以下である鋳塊を、450〜550℃の温度範囲
において均質化処理を4〜24時間行ない、次いで
熱間圧延及び冷間圧延にて所望の板厚とし、次い
で軟化処理を行うことにより作製された、最終的
結晶粒形状の短径と長径との比が1:5以下であ
り、かつ、短径が50μm以下である自動車ホイー
ル用アルミニウム合金材を、 研摩し、 陽極酸化処理にて10μm以下のの皮膜をアルミ
ニウム合金材表面に形成し、 次いで、アゾ基系黒色染料を0.01〜20g/溶
かした溶液中に5秒〜15分浸漬することを特徴と
する自動車ホイール用アルミニウム合金材の表面
処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25934086A JPS63111197A (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 | 自動車ホイ−ル用アルミニウム合金材の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25934086A JPS63111197A (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 | 自動車ホイ−ル用アルミニウム合金材の表面処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63111197A JPS63111197A (ja) | 1988-05-16 |
JPH02439B2 true JPH02439B2 (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=17332744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25934086A Granted JPS63111197A (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 | 自動車ホイ−ル用アルミニウム合金材の表面処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63111197A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63161192A (ja) * | 1986-12-24 | 1988-07-04 | Kobe Steel Ltd | 陽極酸化表面処理アルミニウム材及びその製造方法 |
JPH028342A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-11 | Sky Alum Co Ltd | 2ピースホイールリム用アルミニウム合金板及びその製造方法 |
JPH0257655A (ja) * | 1988-08-24 | 1990-02-27 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 表面処理特性にすぐれた成形用アルミニウム合金板材の製造方法 |
JPH02277741A (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-14 | Kobe Steel Ltd | 冷間成形用アルミニウム合金 |
NL1004154C2 (nl) * | 1996-09-30 | 1998-04-06 | Arend Anne Mollee | Aluminium-magnesiumlegering. |
NL1004761C2 (nl) * | 1996-09-30 | 1998-07-02 | Arend Anne Mollee | Wielkern |
CN101880803B (zh) * | 2010-07-30 | 2012-10-17 | 浙江巨科铝业有限公司 | 汽车车身板用Al-Mg系铝合金及其制造方法 |
CN111020310A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-04-17 | 苏州胜禹材料科技股份有限公司 | 一种抗氧化性能好的铝合金板材及其生产方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52145313A (en) * | 1976-05-29 | 1977-12-03 | Tokujirou Ishihara | Aluminium alloy for die casting |
JPS545810A (en) * | 1977-06-16 | 1979-01-17 | Kubota Ltd | Aluminium alloy for casting |
JPS5669345A (en) * | 1979-11-01 | 1981-06-10 | Kobe Steel Ltd | High-toughness high-strength al alloy cast product |
JPS57210944A (en) * | 1981-06-18 | 1982-12-24 | Sukai Alum Kk | Aluminum alloy for butt resistance welding with superior stress corrosion cracking resistance at joint |
-
1986
- 1986-10-30 JP JP25934086A patent/JPS63111197A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS63111197A (ja) | 1988-05-16 |
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