JPH0243985Y2 - - Google Patents

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JPH0243985Y2
JPH0243985Y2 JP8670583U JP8670583U JPH0243985Y2 JP H0243985 Y2 JPH0243985 Y2 JP H0243985Y2 JP 8670583 U JP8670583 U JP 8670583U JP 8670583 U JP8670583 U JP 8670583U JP H0243985 Y2 JPH0243985 Y2 JP H0243985Y2
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JP
Japan
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upright wall
operating rod
slider
shutter
rod
Prior art date
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Application number
JP8670583U
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English (en)
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JPS59192582U (ja
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Publication date
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Priority to JP8670583U priority Critical patent/JPS59192582U/ja
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、雨戸の上框に取付け、雨戸の閉鎖
時に雨戸の振れを防止する雨戸の振止め装置に関
する。
(従来の技術) この種の振止め装置として、例えば実開昭53−
69146号公報に記載されたものが知られている。
当該公報の考案は、く字形に屈折したロツク桿を
水平回転自在にその屈折部で枢支し、一方の先端
部に押圧部を突設し、且つ垂直面内で回転できる
動作桿の左右への揺動によつてロツク桿の押圧突
起を雨戸より出没できるように構成したものであ
る。しかし、動作桿が垂直面内で回転できるよう
に設けてあるため、雨戸の摺動時に生ずる振動で
揺動され易いものであり、またその揺動を阻止す
る構成がなく、ロツク桿の押圧突起を確実に待避
して保持する保証が得難いものである。
(考案の構成) この考案による雨戸の振止め装置は、雨戸の上
框に水平に取付けられる基板に、雨戸の開閉方向
へ長く形成した起立壁と、起立壁と対向し水平面
において揺動する作動杆と、起立壁と作動杆との
間に起立壁に接して摺動するスライダーとを設
け、スライダーに作動杆先端の押圧部を起立壁よ
り離反する方向へ押し付ける頭部と、作動杆の枢
支部と起立壁間に突入し作動杆の押圧部を起立壁
側へ寄せ付け且つその状態を保持する楔部を形成
したことを特徴とする。
(実施例) 第1図に各部材を分解して示しているが、雨戸
の上框28の水平壁29にビス30,30で取付
ける長方形の基板1に、起立壁2、作動杆3、ス
ライダー4及び回転板5をそれぞれ設けて構成さ
れるものである。
基板1には、長手方向の中央部で巾方向の一方
の片寄せた位置(上框28に取付けた際室外側へ
片寄る)に、基板1の長手方向へ長い起立壁2を
一体に突設し、起立壁2の下端に長手方向へ延び
ず凹溝6をその一端を開放して設けてあり、また
基板1の起立壁2より室内側に起立壁2と平行す
るスリツト7を明け、基板1の裏面にスリツト7
の室外側壁に沿い支板8が垂設してある。更に基
板1の室内側縁に切欠き部9が設けてある。
作動杆3は、枢支部10よりく字形に屈折した
連杆11を突出し、連杆11の先端に角ブロツク
状の押圧部12を設けたもので、押圧部12に基
板1の切欠き部9に嵌まる係止部13と、スライ
ダー4の一部(後記する)が係合する欠孔14と
が設けてある。この作動杆3を基板1の起立壁2
より室内側に起立壁2と対向してピン15で枢支
し、押圧部12が起立壁2側へ寄せ付けられ、且
つ離反して室内側へ突出するものである。更に基
板1の枢支部10の起立壁2と相対向する面を、
第2図と第5図に示す如く、該面の押圧部12側
の端より他端へ向つて次第に室外側へ寄る状態に
傾斜するカム面16に形成してある。
スライダー4は起立壁2と作動杆3との間に介
在されるもので、第2図図示の如く起立壁2に接
して作動杆3の押圧部12を室内側へ押し付ける
頭部17と、第5図図示の如く起立壁2とカム面
16間に突入する楔部18とで形成され、頭部1
7に起立壁2の凹溝6に係合する突片19と、室
内側と向つて突出し押圧部12の欠孔14へ係合
する突止片20とが突設してある。また頭部17
の下面に基板1のスリツト7を通して垂下する連
結板21を設け、連結板21に上下へ長い長孔2
2が穿設してある。
回転板5は、ほぼ半円形を成しピン23で基板
1の支板8に枢支され、外周円部に前記スライダ
ー4より垂下した連結板21の長孔22に係合す
る突子24が突設してあつて、回転板5を回転す
ることによりスライダー4が直線往復運動するも
のである。また回転板5の枢支ピン23を中心と
する対象位置にそれぞれ紐25,25を垂れ下
げ、両紐25,25の末端に永久磁石26を備え
るホルダー27を取付けたものである。
上記構造による振止め装置によれば、回転板5
を第3図図示の左側の紐25を引いて左へ回転す
ることにより、スライダー4が第2図図示の如く
左側へ摺動し、頭部17により作動杆3の押圧部
12を室内側へ押し出して雨戸の振れを防止する
ものであり、スライダー4を後退即ち第5図図示
の如く右側へ摺動すれば、楔部18が起立壁2と
カム面16間に突入するに従つて作動杆3がその
押圧部12を室外側へ寄せるように回転し、楔部
18が完全に突入した時には、楔部18が起立壁
2とカム面16に強く圧接し、作動杆3の待避し
た状態を保持するものである。
(考案の効果) この考案による雨戸の振止め装置は、基板に起
立壁と、起立壁と対向して水平に揺動する作動杆
と、起立壁と作動杆との間に介在し起立壁に接し
て摺動するスライダーとを設けて構成したもの
で、スライダーが起立壁に接して摺動するもので
あるから、スライダーの頭部で作動杆の押圧部を
単に押し出すものでなく、押圧部と起立壁に圧接
して押し出した状態を保持するものであるから、
雨戸の振止め中に外部から揺動が与えられてもス
ライダーが摺動することがなく、振止め状態を確
実に保持される。また、スライダーの楔部が起立
壁とカム面に圧接して押し付けているので、雨戸
の開閉動作中に作動杆が振れ動くことがなく、確
実に待避した状態を保持するものである。更に、
作動杆の揺動する運動はスライダーの直線往復運
動によつて与えられるものであるから、作動杆に
捩り力や偏重した力の加わることがなく、円滑に
作動することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による雨戸の振止め装置を分
解して示す斜視図、第2図は同じく振止め時の状
態を示す平面図、第3図は同じく正面図、第4図
は第3図−線矢視の断面図、第5図は待避し
た時の状態を示す平面図である。 1……基板、2……起立壁、3……作動杆、4
……スライダー、5……回転板、10……枢支
部、12……押圧部、17……頭部、18……楔
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板1上に雨戸の開閉方向へ長く形成した起立
    壁2と、起立壁2と対向し室内外方向へ揺動する
    作動杆3と、起立壁2と作動杆3との間で起立壁
    2に接して長手方向へ摺動するスライダー4とを
    設け、スライダー4に作動杆先端の押圧部12を
    起立壁2より離反する方向へ押し付ける頭部17
    と、作動杆の枢支部10と起立壁2間に突入し作
    動杆の押圧部12を起立壁2側へ寄せ付け且つそ
    の状態を保持する楔部18とを形成したことを特
    徴とする雨戸の振止め装置。
JP8670583U 1983-06-07 1983-06-07 雨戸の振止め装置 Granted JPS59192582U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8670583U JPS59192582U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 雨戸の振止め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8670583U JPS59192582U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 雨戸の振止め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59192582U JPS59192582U (ja) 1984-12-20
JPH0243985Y2 true JPH0243985Y2 (ja) 1990-11-21

Family

ID=30216631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8670583U Granted JPS59192582U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 雨戸の振止め装置

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JP (1) JPS59192582U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59192582U (ja) 1984-12-20

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