JPS58213974A - 開き戸、開き窓等の自動開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は既設の開き戸、開き窓ｈＪを簡単に自動開閉に
することができる開き戸、開き窓等の自動開閉装置に関
する。

従来の開き戸等の自動開閉装置は、開き戸等の取付構造
物と共に一体に構成された特殊、且つ大型なもので、一
般の家庭や事務所、工場、病院等の既設の開き戸や開き
窓にそのまま簡単に取付けることができるようなもので
はなかった。第１図はそれでも比較的簡単と思われる従
来装置の一例を示すもので、■は鴨居などに固定される
゛厭島部収納ケースで、該ケース１内には２個のスプ怒
゛ケット２ａ、２ｂ間にチェ７３が巻掛けてあり、一方
のスプロケッ）２ａをモータ４によって正逆回転駆動し
、チェ７３に固定したスライダ５をケースに沿って往復
直線作動するように構成しである。スライダ５と開き戸
６に固定した取付部６ａとの間には連結杆７が設けてあ
り、実線で始す開き戸６の閉じた状態からスライダ５が
右方向に移動すると、破線で示すように開き戸６は蝶番
８を中心に開き、逆にスライダ５が左方向に移動すると
閉じ方向に移動するように構成しである。上記従来装置
の欠点はチェ７３の駆動力が連結杆７を介して開き戸６
に垂直に作用しない点にある。特に開ｐ初期及び閉戸終
期に連結杆７は開き戸６に鋭角的に向っており、開閉方
向に作用する力の割合は極めて少なくなるから、それだ
け余分な駆動力が必要となり、チェ７３、モータ４及び
連結杆７等パ強力で大型なものになる。また、その余分
な駆動力はスライダ５や開き戸６及び蝶番８に集中する
結果、これら各部材の構成も強力で大型なものにする必
要があり、従来一般家庭等の開き戸や開き窓にそのまま
取付けることができない欠点があった。壕だ、更に、連
結杆７の長さに限度があるため、開き戸の開閉角度も狭
くならざるを得ない欠点があると共に、円滑な開閉作動
も得られない欠点があった。

そこで本発明は、一般家庭、事務所、工場又は病院等の
既設の開き戸に何らの改造を加えることなく取付けるこ
とができ、小さな力で開閉することができ、更に取付位
置、開閉角度を広い範囲で自由に選択することができる
開き戸、開き窓等の自動開閉装置を提供しようとするも
ので、その要旨とするところは特許請求の範囲に記載の
通りである。

以下図示する実施例により本発明装置を詳細に説明する
と、第２図において、１ｏは蝶番１１を中心に閉戸位置
Ｉから中間位置■を経て開放位置■まで約１２０°の角
度で開き、且つ閉じる開き戸で、少くとも閉戸位置Ｉで
その上下の空間は鴨居や敷居で覆われている。１．２　
、１３は壁、柱等の開き戸１′ｏ・を取付けである建物
構造物である。１４は本発鯉装置の旋回腕部材で、開き
戸１０の蝶番１１と平行な旋回軸１５を中心に、その旋
回端部１６が開き戸１０の開閉角度範囲内で旋回し得る
ように設けである。前記旋回軸１５は、図では省略した
が、回転及び停止作動を駆動制御されて正逆回転するモ
ーターにより、直接又は差動運動機構等を介して駆動さ
れるように構成しである。壕だ、旋回端部１６には、第
５図乃至第６０図に示す如く、スライダ１７が回動自在
に設けてあり、開き戸１０の一側面に固定したガイド１
８にスライド自在に係合するように構成しである。

また、スライダ１７は、第５図の場合は回転自在なロー
ラで構成しであるが、第６ｃ図のように角型のスライダ
をガイドＩ８に摺動自在に係合させることができる。第
６ａ図に示すものは円管状のガイド１８にスライダ１７
を収納した実施例であり、第６ｂ図はレール状のガイド
１８に跨ってスライダ１７を設けである。捷だ、旋回端
部１６にスライダ１７を回動自在に設ける手段としては
、スライダ１７の支軸１７ａをベアリング１９等を介し
て取付けても良いし、支軸１７８とスライダ１７を回動
自在に取付けても良い。

また、旋回腕部材Ｉ４の旋回角度は、第２図の場合、閉
戸方向（反時計方向）では開き戸１０が旋回軸１５に当
接する寸でであり、開放方向（時計方向）では旋回腕部
材１４が開き戸１０の蝶番１１に当接するまでであるか
ら、旋回腕部材１４が直線的な場合、旋回軸１５の位置
は、開き戸の開放位置■から蝶番１１を通って延長した
線■■′と閉戸位置■の開き戸１０のなす角１１１１ｎ
’の角度内に入るように設け、且つ蝶番ｊ１に近い程、
スライダ１７の移動距離を小さくし、作用力も開き戸に
直交した開閉方向により一致させることができる。

上記の構成からなる本発明装置の作動態様を第２図示の
実施例に基いて説明すると、閉戸位置Ｉにおいて、旋回
腕部材１４が旋回軸１５を中心に時計方向に回転駆動さ
れると、旋回端部１６のスライダ１７がガイド１８を介
して開き戸１０の一１ｕ１１面を押し１わし、蝶番１１
を中心に開き戸１０は中間位置■を経て開放位置ＩＩＩ
まで時計方向に旋回することとなる。

逆に開放位置Ｉ１１から旋回腕部材１４が反時計方向・
に回転駆動されると、開き戸１０は蝶番１１を中、６ｔ
ｋ中間位置■を経て閉戸位置Ｉ−ｉで回転移動すること
となる。このとき、旋回腕部材１４のスライダ１７はガ
イド１８内をスライドしながら、開き戸１０に対して垂
直に近い角度で押圧力を作用させることができるから、
極めて小さい力で開き戸１０を開閉させることができ、
且つ旋回腕部材１４の回転角度と開き戸１００回転角度
がほぼ一致１．ているから円滑な回転を可能にすると共
に、回転及び停止作動等の駆動制御を容易に行うことが
できる。

第３図は両開きの開き戸１０の自動開閉装置の一実施例
を示す。両開きの自動開閉装置は第２図示の旋回腕部材
１４をガイド１８のない開き戸１０の両側に設け、開き
戸を挾持するように回転駆動させて構成することも可能
であるが、第３図示の如く、単一の旋回腕部材１４によ
って構成することができる。第３図の実施例の場合、旋
回軸１５の位置が開き戸１０の蝶番１１から少し距離が
遠くなり、ガイド１８の長さが犬きくなり、旋回腕部側
１４の押しまわし力が必ずしも開閉方向に直交しないこ
ととなるが、スライダ１７がガイド１８に沿って移動す
るため、開き戸１０に余分な力が作用することがなく、
円滑な開閉が可能である。

第４図の実施例は、開き戸１０の開閉角度を拡大するた
めに、旋回腕部材１４を湾曲させて構成し、開き戸１０
の蝶番１１との当接点を遠ざけて、３００°近くの開閉
角度を得ることができるようにしたものである。即ち、
鎖線で示す閉戸位置■から実線で示す１８０°回転した
開戸位置１１をすぎ、更に想像線で示す約２４０°回転
した限界位置ＩＩＩ　ｔで、大きく開閉角度を拡大する
ことができる。

以上の通り、本発明に係る開き戸、開き窓等の自動開閉
装置はよれば、モーター等によって回転及び停止作動を
駆動制御された旋回腕部材を開き戸等の近傍に設け、そ
の旋回端部を開き戸等にその開閉に伴ってスライドする
ようにスライド自在に係合せしめてなる構成であるから
、開き戸には開閉力以外に余分な力が加わらないため、
既設の開き戸にそのま壕取付けができ、モーター等の駆
腕部材の取付イ装置も、旋回腕部相の長ネ、形状及び設
定回転角度との組合せにより広範囲に選択１−て決定す
ることができる効果かあり、更に旋回腕部月の開き戸へ
の開閉力の作用方向を開き戸の側面にほぼ垂直に作用さ
ぜることかできるから、省力的で円滑な自動開閉装置を
提４＋１．することができる効果がある。

４　図面の岳ｊ単な串？４明 第１図は従来装置の一例を示す概略平面図、第２図は本
発明装置の一実施例の作動態様を示す概略平面図、第３
図は他の実施例の作動態様を示す例を示す縦断面図、第
６１）図はその要部の更に他の実施例を示す縦断面図で
あり、第６ｃ図は貰た更に他の実施例を示す裾部の？１
面図である。

１０　　開き戸、１１　　蝶番、１４　　旋回腕部側、
１５旋回軸、１６−旋回端部、１７　　スライダ、１８
　　ガイド 特許出願人　　優輝精密株式会社 第　　１　　図 と・′ 第　　２　　図 第　　３　　図 １７ 第４図 ／−一一

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定の旋回角度内で開き方向と閉じ方向に往復作動し、
   且つその回転及び停止作動を駆動制御された旋回腕部側
   を、開閉自在な開き戸、開き窓等の近傍に設ける一方、
   前記旋回腕部利の旋回端部を前記開き戸、開き窓等に、
   その開閉に伴ってスライドするようにスライド自在に係
   合せしめてなる開き戸、開き窓等の自動開閉装置。