JPH024359Y2 - - Google Patents

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JPH024359Y2
JPH024359Y2 JP1984144600U JP14460084U JPH024359Y2 JP H024359 Y2 JPH024359 Y2 JP H024359Y2 JP 1984144600 U JP1984144600 U JP 1984144600U JP 14460084 U JP14460084 U JP 14460084U JP H024359 Y2 JPH024359 Y2 JP H024359Y2
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JP
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shutter
opening
ventilation
closing
shutter plate
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JP1984144600U
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JPS6160026U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は換気系の屋外開放部等に対して装着
される通風系のウエザーカバーに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第5図に示すように従来の通風系のウエザーカ
バー101は建物の外壁に開設された通風系の屋
外開口部102に対して外側から装着され、実質
的な屋外開口端を風雨の侵入を防止すべく下向き
に開口させるものである。従つて、従来における
ウエザーカバー101はフード形の構造体で、屋
外開口部102を必要に応じて開放したり閉止し
たりする開閉シヤツタ103は、ウエザーカバー
101とは別に屋外開口部102に対して直接に
取付けられている。
上記した従来のウエザーカバー101は、屋外
開口部102の外まわりを囲み屋外開口部102
からの風雨の侵入をはばむのである。そして、こ
のウエザーカバー101とは別の開閉シヤツタ1
03については、必要に応じて屋外開口部102
を開放し、通常においては外風が屋外開口部10
2から通風系に吹込むことを防止すべく閉止して
いるのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のようなウエザーカバー101とこれとは
別構成の開閉シヤツタ103とによる従来の通気
系の屋外部分の構造は、開閉シヤツタ103のメ
ンテナンスがウエザーカバー101を取外さない
と実施できないばかりでなく、開閉シヤツタ10
3によつて整流されウエザーカバー101内に吹
出される風の方向とウエザーカバー101の通風
端開口部からの吐出方向とが大きく食い違うこと
になるため、圧力損失が大きくなるといつた問題
点がある。また、取付けも面倒なものであつた。
この考案は、開閉シヤツタのメンテナンスに関
する問題点や圧力損失に関する問題点を解消する
ためになされたもので、ウエザーカバーのカバー
本体を取付けたままで開閉シヤツタのメンテナン
スが実施でき、開閉シヤツタによる整流方向とカ
バー本体の通風端開口部からの風の吐出方向とを
一致させ圧力損失の減少と、開閉機能の安定化と
を計りうる通風系のウエザーカバーを得ることを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る通風系のウエザーカバーは、そ
のカバー本体の下向きに開放する通風端開口部
に、通常は自律的に閉止していて、通風系の通風
圧によつて開成する開閉シヤツタをほぼ垂直面で
回動しうるように枢着したもので、各シヤツタプ
レートには、その各々に閉止用のウエイトを取付
けてそれぞれ独立に回動できる構成とし、かつ各
シヤツタプレートの端部にはヒンジ部品を取付
け、このヒンジ部品には、その各々に取付けられ
たシヤツタプレートの閉止位置と開放位置をそれ
ぞれ正確に決定するための、各シヤツタプレート
を支持している共通のシヤツタ枠に異なる二面で
当接し、上記シヤツタプレートの回動を規制する
ストツパを形成したものである。
〔問題点を解決するための手段の作用〕
この考案においては、開閉シヤツタが外に臨む
カバー本体の通風端開口部にあり、外から簡単に
開閉シヤツタのメンテナンスを実施できるほか、
開閉シヤツタの開放時における整流方向と通風端
開口部からの吐出方向とが一致するため圧力損失
が大きくならず、特に各シヤツタプレートがその
ヒンジ部品のストツパによつて閉止位置と開放位
置が正確に規定されるため、部品のばらつき等に
よる開閉機能の不安定性を回避することができる
ようになる。
〔実施例〕
第1図に示す本考案の一実施例としての通風系
のウエザーカバーは、通風系(送風機を含む換気
装置や換気のためのダクト構造などからなる)の
外壁Wに開口した屋外開口部1に対してその外側
を囲むように取付けられるもので、屋外開口部1
に対応する通風開口部2とこの通風開口部2に連
絡し下向きに開放する通風端開口部3とをもつフ
ード形のカバー本体4と、カバー本体4の通風端
開口部3を開閉する開閉シヤツタ5とからなる。
開閉シヤツタ5は、通風端開口部3の内側に取付
けられたシヤツタ枠6に数本(図示例では二枚)
のシヤツタプレート7をそれぞれ回動可能に支持
軸8によつて枢支したものである。開閉シヤツタ
5の各シヤツタプレート7には支持軸8に近接す
る端縁に対してウエイト9が付けられ、このウエ
イト9によつて各シヤツタプレート7は通常にお
いておおむね水平面上において自律的に閉止して
いるのである。図においてカバー本体4内に通風
がなされその通風圧がウエイト9によるシヤツタ
プレート7の閉止力に打ち勝つと、各シヤツタプ
レート7は下方に向かつて垂直面において回動し
て開き、カバー本体4の通風端開口部3が開放す
ることになるのである。通風時には各シヤツタプ
レート7はほぼ垂直に立つが、これによつて整流
される通風系からの風は、整流方向を変更される
ことなくそのまま下向きに通風端開口部3から外
に吐出されるのである。従つて、通風系における
圧力損失を増加させる原因になりにくく、従来の
場合より圧力損失を減少させることができる。ま
た、開閉シヤツタ5はカバー本体4の通風端開口
部3にあり、カバー本体4を取外すことなく外側
から清掃等、メンテナンスを実施できる。さら
に、取付けにおいてもカバー本体4の取扱いと取
付けだけで開閉シヤツタ5も取付けられることに
なるため簡便で、手間がかからない。そして、各
シヤツタプレート7に対する風圧分布が均等にな
るから、各シヤツタプレート7の動きを同期させ
るためのリンク等の構成は不要である。。なお、
開閉シヤツタ5の開放方向については、図例とは
反対に内側に開くものとしても良い。
さらに、開閉シヤツタ5の開閉機能の安定化に
関し、シヤツタプレート7の閉止位置と開放位置
とを正確に決定するストツパ10をシヤツタプレ
ート7の両端に取付けられたヒンジ部品11に一
体に形成し、単一のストツパ10で各シヤツタプ
レート7の閉止位置と開放位置での拘束を可能と
したものである。ヒンジ部品11はシヤツタプレ
ート7に固定するためのプレート固定部12に対
しほぼ直角にシヤツタ枠6の内側に沿つて立つ支
持棒挿通部13とからなるアングル形の金属部品
で、支持棒挿通部13の端側上部にシヤツタ枠6
の上端に内面が当たるストツパ10が形成されて
いるのである。ヒンジ部品11のシヤツタプレー
ト7への固定は、プレート固定部12に曲げ起こ
した一対の回り止め爪14をシヤツタプレート7
に形成した穴に差し込み、さらに中央においてシ
ヤツタプレート7側からねじ15を締めて行な
う。支持棒挿通部13にはその中央にプラステイ
ク製のブツシユ16を嵌装した穴があけられ、こ
の穴を、シヤツタ枠6にかしめつけられ、内側に
向かつて突き出した支持軸8に通すことによつ
て、各シヤツタプレート7が支持軸8に対して回
動できるようになるのである。ストツパ10はそ
のシヤツタ枠6上端への内側の当り面がシヤツタ
プレート7と平行な平面に構成され、ウエイト9
の作用によるシヤツタプレート7の閉止にあつて
は、内側の当り面がシヤツタ枠6の上端に当接す
ることでシヤツタプレート7をほぼ水平状態に回
動規制し、開放にあたつては、当り面の側端面が
シヤツタ枠6の上端に当接することでシヤツタプ
レート7をほぼ垂直状態に回動規制するのであ
る。従つて、閉止時と開放時とを別個な部材で拘
束保持する通常行なわれているストツパ装置と異
なり部品の取付けに関するばらつきで閉止位置と
開放位置とにずれが生じたりすることが少なく、
安定した開閉機能をもつ開閉シヤツタ5となる。
そして、シヤツタ枠6に支持軸8をかしめつけ
て取付けておき、この支持軸8にヒンジ部品11
のブツシユ16を嵌装した穴を差し通し、この後
にヒンジ部品11とシヤツタプレート7のねじ1
5により固定を行なえば、容易かつ手軽に開閉シ
ヤツタ5を組立てることができる。こうした組立
てが可能なのは、従来のものと異なり支持軸8が
段付特殊ねじなどでなくかしめの可能なリベツト
タイプであること、シヤツタプレート7とヒンジ
部品11とをねじ固定するという構成によるもの
で、後者の構成はシヤツタプレート7がスポツト
溶接のできないアルミ材等で形成されていても問
題なく適用できる利点がある。
〔考案の効果〕
以上、実施例による説明からも明らかなように
本考案の通風系のウエザーカバーは、下向きに通
風端開口部が開放するカバー本体の通風端開口部
に自律的に閉止し、内側からの通風圧によつて開
放する開閉シヤツタをほぼ垂直面で回動しうるよ
うに装着したものであるから、開閉シヤツタのメ
ンテナンスをカバー本体を取外すことなく簡単に
実施することができるばかりでなく、開閉シヤツ
タによる通風に対する整流方向とカバー本体から
の吐出方向とが一致するので通風系の圧力損失を
増加させることが少なく従来より圧力損失を減少
させることができる。そして、取付けもごく普通
のウエザーカバーと同様の簡便な操作でよく、開
閉シヤツタも含め通風系の端末部分の構成を簡素
化しうる。また各シヤツタプレートがそのヒンジ
部品のストツパによつて閉止位置と開放位置が正
確に規定されるため、部品のばらつき等による開
閉機能の不安定性を回避することができ、安定し
た開閉機能が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すウエザーカバー
の縦断側面図、第2図は本考案の実施例を示す開
閉シヤツタの要部拡大斜視図、第3図は同じく第
2図の開閉シヤツタの構成を示す断面図、第4図
は第2図の矢印部の構造を示す断面図、第5図
は従来例としてのウエザーカバーを含む通風系の
端末部分の構成を示す説明図である。。 図において、1は屋外開口部、2は通風開口
部、3は通風端開口部、4はカバー本体、5は開
閉シヤツタ、6はシヤツタ枠、7はシヤツタプレ
ート、8は支持軸、9はウエイトである。なお、
図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下向きに開放したカバー本体の通風端開口部
    に、通常は自律的に該通風端開口部を閉止してい
    てカバー本体内側からの通風圧によつて通風端開
    口部を開放する複数のシヤツタプレートよりなる
    開閉シヤツタをほぼ垂直面で回動しうるようにヒ
    ンジ部品を介してシヤツタ枠に装着してなり、上
    記各シヤツタプレートは、その各々に閉止用のウ
    エイトが取付けられてそれぞれ独立に回動自由に
    構成され、かつ各シヤツタプレートの端部に固定
    された上記ヒンジ部品には、その各々に取付けら
    れたシヤツタプレートの閉止位置と開放位置をそ
    れぞれ正確に決定するために、各シヤツタプレー
    トを支持している共通の上記シヤツタ枠に異なる
    二面で当接し、上記シヤツタプレートの回動を規
    制するストツパが形成されていることを特徴とす
    る通風系のウエザーカバー。
JP1984144600U 1984-09-25 1984-09-25 Expired JPH024359Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984144600U JPH024359Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984144600U JPH024359Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6160026U JPS6160026U (ja) 1986-04-23
JPH024359Y2 true JPH024359Y2 (ja) 1990-02-01

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ID=30702873

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984144600U Expired JPH024359Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57144323U (ja) * 1981-03-06 1982-09-10

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Publication number Publication date
JPS6160026U (ja) 1986-04-23

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