JPH0243412A - 袋体付き杭 - Google Patents

袋体付き杭

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JPH0243412A
JPH0243412A JP19069988A JP19069988A JPH0243412A JP H0243412 A JPH0243412 A JP H0243412A JP 19069988 A JP19069988 A JP 19069988A JP 19069988 A JP19069988 A JP 19069988A JP H0243412 A JPH0243412 A JP H0243412A
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JP
Japan
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bag
pile
ready
center part
angle
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Pending
Application number
JP19069988A
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English (en)
Inventor
Minoru Takagi
実 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP19069988A priority Critical patent/JPH0243412A/ja
Publication of JPH0243412A publication Critical patent/JPH0243412A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建築および土木構造物に用いる基礎杭として
使用される袋体付き杭に関するものであ(従来技術およ
びその問題点) 従来より、市街地等の狭隘地用の建築基礎として、狭い
場所で施工が可能で、かつ高支持力がとれる杭が開発さ
れている。この杭は、例えば第4図に示すように、既製
杭1の先端部の外周に布製袋体(以下本発明では単に袋
体と呼ぶ。)2が取付けられたものであった。このよう
な杭は、例えば特開昭62−10325号公報に示され
ている。
この杭は、予め掘削された土中の所定深さの孔に埋め込
まれた後、袋体内に、杭の中空部に設置された注入管を
通じて一定の圧力がかかったセメントミルクが注入でき
る構造となっている。
この種の杭における既製杭への取付構造として特開昭6
2−291321号公報等には既製杭の袋体存在部分全
域を窪ませることも提案されているが、袋体2と既製杭
1との取付は部は第4図に示すような構造となっており
、既製杭と袋体との固着性では改良されていない。
即ち、この部分の構造は、既製杭1の表面外周に接着剤
11およびクツション材12を介してベルト4により既
製杭1に袋体2を取付ける構造となっている。
しかしながら、このような固着構造をした杭は、既製杭
へ袋体を取付ける工程で接着剤を使用するために作業者
を劣悪な環境におくとともに工程の繁雑さから作業能率
が悪くなることがあった。
また、接着強度にバラツキが生じ、杭の施工時のセメン
トミルク注入時に袋体が既製杭から外れる等があり、杭
の施工品質のバラツキにも影響を与えていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、これら従来技術が有する欠点を無くし、袋体
と既製杭との固着をより確実にし得る構造の杭を提供す
ることにある。
即ち、本発明は、既製杭の外周に設けた二つの取付部に
おいて布製袋体が該既製杭に固着されている袋体付きの
杭であって、該取付部の表面は多数の断面三角形状の凹
凸構造をしており、該凸部の頂点は該既製杭のストレー
ト部の表面より低く、かつ、該凸部の断面三角形状の二
辺の各々が該既製杭のストレート部の表面となす角度は
各々、袋体中央部より遠い側の一辺とのなす角度α1が
90゜以上であり、袋体中央部より近い側の一辺とのな
す角度α2がα1より大きな角度を有することを特徴と
する袋体付き杭である。
以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の袋体付き杭の一実施態様で杭に固結
性流動体を圧入したときの状態を示す半断面図である。
第1図において、既製杭1の取付は部A、 Bの表面は
第2図に示す如く多数の断面三角形の凹凸構造をしてお
り、該取付は部で袋体2は既製杭1にベルト4で固着さ
れている。
この杭の袋体内にセメント系等の固結性流動体3が注入
されると、注入圧力、例えば3kgf/c−〜12kg
 f / cdの注入圧力により固結性流動体中の水分
が袋体表面を通して脱水され、固結性流動体は硬化後に
緻密で強固な硬化体となる。また、第1図の袋体が繊布
である場合の生地部Cの拡大図を第3図に示したが、前
記の注入圧力によっては、袋体の縦糸14に、袋体中央
部で単位幅当り30kgf/a*〜119 kg f 
/ cmO力がかかり、抗体への袋体取付は部では単位
幅当り51kgf/cm 〜204kgf/cmの力が
かかる。このように固結性流動体の注入時に袋体にかか
る力は、取付は部で高い値を示す。
従って、本発明では、第2図に示したように、該取付は
部が特殊な構造をしている。
即ち、該取付は部の表面は、複数からなる断面三角形状
の凹凸構造をしており、該凸部8の頂点は杭のストレー
ト部5の表面より低い構造、即ち、該凹部底部から杭の
ストレート部の表面までの高さh2と該凹部底部から凸
部頂点までの高さhlとの差が2−5mと低くなってい
る。
また、該凸部の断面三角形は鋭角三角形であり、この三
角形の二辺の各々が杭のストレート部5の表面となす角
度は各々、袋体中央部より遠い側の一辺9となす角度・
α1が90°以上であり、袋体中央部より近い側の一辺
10となす角度α2がα、より大きな角度を有する。
角度α1は、たとえば90−104°であり、好ましく
は90°であり、角度α2はたとえば166−172’
であり、好ましくは170°であ・る。
このように、抗体に設けた二つの取付部AとBとでは断
面三角形の形状は互いに逆方向を向いている。なお、第
2図では、取付部の袋体中央部からの最遠部は、断面三
角形状を設けず平坦な凹部7としてもよい。
この取付部の長さ2は、たとえば100−300mm程
度である。また、−船釣には断面三角形状の凹凸構造の
ピッチPは20−60mmであり、凹凸構造の凹部底部
と凸部頂点との高さh+ は5−8Mである。
一箇所の取付部における該三角形状の凸部の個数は2−
15程度であり好ましくは4−5個設ける。
このような形状をした取付部を有する既製杭に袋体2(
特に好ましくは透水性の布製袋体2)を被せ、第1図に
示すように、袋体の上からベルト4を巻き、例えば油圧
もしくは空気圧を利用した締付は装置を用いて、ベルト
4を引張って抗体lに袋体2を固着させることが特に好
ましい。
尚、ベルトを引張る力は、固結性流動体の圧入時の注入
圧が3 kg f / cJ 〜12 kg f / 
c+ilの場合は、880kgf〜3500kgfで締
付けるのが好ましい。この締付は力は1本またはそれ以
上の複数のベルトでの総和の力として実現してもよい。
この場合に利用するベルトは、例えば比較的高強度のも
のであり、ベルトの幅10鴫〜60髄、厚さが1鴫〜3
IIII11のものが好ましく使用される。また一箇所
の取付は部当りのベルトの使用本数は何本でもよいが2
本使用するのが一般的である。
(実施例) 実施例に用いる杭は第1図に示した構造のものである。
既製杭1の径Diは350mmで、既製杭の長さ3mで
ある。なお取付は部A、Bの形状は次の通りである。即
ち、取付は形状部の区間の長さlは150胴、各三角形
のピッチは30mm、  凹部底部から既製杭表面まで
の高さh2は10mm、凹部底部から凸部頂点までの高
さはhlは5鴫である。
三角形断面の角度のα、は90@でα2は170@であ
る。また、杭の中空部中央に注入管13として直径1イ
ンチの塩ビ管が配されており、この塩ビ管を通して袋体
にセメントミルクが注入できるように、この塩ビ管は袋
体内に連絡するT字部分を有している。
また、袋体2の材料はナイロン66で、3c+++幅当
り700kgfの引張強度のものを使用した。袋体の大
きさはセメントミルク注入後に直径Doが600mとな
り、長さが2200mmとなるものを使用した。
このような既製杭と袋体とを用いて、前記の取付は部に
袋体をセットし、袋体の上から帯鋼を2列それぞれlo
ookgfの引張力で締付けて袋体を既製杭に定着させ
て本発明の袋付き杭とした。
この杭を10本作り、これらの杭に、地中に埋設して8
5!/分のスクイズポンプを塩ビ管と連結し、セメント
ミルクを袋体中に圧入した。この結果、10本とも注入
圧力が12kg/cJとなり、所定量のセメントミルク
を袋体内に注入できた。袋体が既製杭の取付は部での外
れやずれは認められなかった。
一方、比較のために、第4図に示した既製杭を用いて、
接着剤とクツション材とを用いて帯鋼で締付け、他は実
施例と同条件で杭を10本作り、実施例と同様に注入試
験した。結果は、注入圧力が6 kg / cIIYに
なったときに、ベルトと杭の間から袋体が部分的に離脱
した場合もあり、注入圧が12kg/c!llとなるこ
とは少なかった。
また、袋体取付は部を単に窪ませた既製杭を用いた場合
も試験した。結果は、注入圧が10kg/+:flにな
った時にベルトと杭の間から袋体が部分的に離脱した場
合もあった。
このように、本発明の取付は方法で炸裂された杭は従来
の方法による杭よりも袋体取付は部の強度が2倍に改善
された。しかも通常実施する杭の施工では、セメントミ
ルクの注入圧は設計上5〜6 kg / c+flであ
り、セメントミルクの注入により形成される拡大球根抗
(第1図)が安定的に施工できることが証明された。
(発明の効果) 本発明の袋体付き杭では、袋体取付部の特殊な構造によ
り、既製杭と袋体とが確実かつ強固に固定されているの
で固結性流動体の注入圧力が高い値となっても、袋体が
杭からはずれたリズしたりすることがなくなる。従って
、固結性流動体の注入圧力の管理上限が高くなり、注入
圧力の設計値(施工時の設計(fi)に対する安全性が
向上し、注入圧力管理が非常に行い易くなる。また、袋
体取付作業も工程の簡素化、作業環境の改善により大幅
な効率化が図られる。一方、袋体取付部全体が杭のスト
レート部表面より窪んでおり杭先端に設けられたフリク
ションカッタ一部分や掘削孔の径より小さいため、袋体
取付部の掘削孔等への接触を防止する効果も併せ持つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の袋体付き杭の一実施態様に固結性流動
体を圧入し、袋体を拡大膨張したときの半断面図である
。第2図は、第1図の取付は部の拡大断面図である。第
3図は、第1図の袋体Cの部分拡大図である。第4図は
従来の袋体付き杭に固結性流動体を圧入して袋体を拡大
膨張したときの半断面図である。 1・・・既製杭、 2・・・布製袋体、 3・・・固結
性流動体、 4・・・ベルト、 5杭体ストレート部、
6・・・外周、 7・・・平坦な凹部、 8・・・三角
形断面の凸部、 9・・・遠い側の一辺、10・・・近
い側の一辺、 11・・・接着剤、 12・・・クッシ
ダン材、 13・・・注入管、 14・・・縦糸、 1
5・・・横糸、 16・・・フリクションカッター  
α、・α2・・・抗体のストレート部の表面と三角形断
面の凸部の各辺が作る角度、!・・・取付部の長さ、 
A・・・上部取付は部、 B・・・下部取付は部、 C
・・・袋体生地部、 P・・・凸部間ピッチ、 Di・
・・既製杭の外径、 Do・・・拡大部の外径。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 既製杭の外周に設けた二つの取付部において、布製袋体
    が該既製杭に固着されている袋対付きの杭であって、該
    取付部の表面は多数の断面三角形状の凹凸構造をしてお
    り、該凸部の頂点は該既製杭のストレート部の表面より
    低く、かつ、該凸部の断面三角形状の二辺の各々が該既
    製杭のストレート部表面となす角度は各々、袋体中央部
    より遠い側の一辺とのなす角度α_1が90゜以上であ
    り、袋体中央部より近い側の一辺とのなす角度α_2が
    α_1より大きな角度を有することを特徴とする袋体付
    き杭
JP19069988A 1988-08-01 1988-08-01 袋体付き杭 Pending JPH0243412A (ja)

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JP19069988A JPH0243412A (ja) 1988-08-01 1988-08-01 袋体付き杭

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JPH0243412A true JPH0243412A (ja) 1990-02-14

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100809677B1 (ko) * 2007-03-08 2008-03-07 구병식 비행장 활주로 및 정유탱크 클리닝장치
US20110280669A1 (en) * 2009-01-02 2011-11-17 Casey Moroschan Controlled system for the densification of weak soils

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