JPH0242751Y2 - - Google Patents

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JPH0242751Y2
JPH0242751Y2 JP12663684U JP12663684U JPH0242751Y2 JP H0242751 Y2 JPH0242751 Y2 JP H0242751Y2 JP 12663684 U JP12663684 U JP 12663684U JP 12663684 U JP12663684 U JP 12663684U JP H0242751 Y2 JPH0242751 Y2 JP H0242751Y2
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frame
lid
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manhole
lid body
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JP12663684U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、マンホール蓋体係止構造に関する
ものである。
(ロ) 従来の技術 従来、下水暗渠に設けたマンホールの蓋体が、
同暗渠内ガス爆発等により飛散することを防止す
るために、同蓋体と同蓋体を支持した枠体とを蝶
番により連結した構造、あるいは、蓋体と枠体と
の間に連結杆を介設し、同杆両端をピンによりそ
れぞれ蓋体及び枠体に連結した構造のものがあつ
た。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記構造のものは、蓋体の開閉の開閉
回動の方向が上下あるいは左右方向に限られてお
り、開閉不便であり、構造が複雑で、製造に多く
の工数を要する欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案では、蓋体及び枠体に、それぞれソケ
ツトを形成し、同ソケツトに連結杆の両端に形成
した略球形状のボールを嵌入させて蓋体を枠体に
係止すべく構成したマンホール蓋体係止構造を提
供せんとするものである。
(ホ) 作用 上記の構造により、蓋体は枠体にボール及びソ
ケツトにより連結されることになよた、蓋体は上
下、左右、前後いずれの方向にも回動自在とな
る。
また、製造に際してピン挿通等の工数を要しな
い。
(ヘ) 効果 この考案によれば、マンホール蓋体係止構造を
上記のように構成することにより、マンホール蓋
体の開閉が容易になり、構造が簡単で製造工数が
少くてすむをいう効果がある。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
1はマンホールAを閉塞するための蓋体を示し、
同マンホールA周縁に設置した枠体2に支持され
ている。同蓋体1は鋳鉄製の略円板形状で、中央
部に僅かな盛り上りを有し、表面には滑り止め模
様3が裏面には補強リブ4が鋳出されており、同
蓋体1外周縁には、周縁側壁5が下方向に延設さ
れており、同側壁外周面5−1は、後述の枠体2
の内周面に嵌入すべく下細りのテーパー形状に形
成されている。
枠体2も鋳鉄製で、略円環形状であり、同枠体
2内周面上部は、下細りのテーパーに形成され
て、上記テーバー嵌合によりマンホールA内部を
密封するように構成している。また枠体2表面に
も蓋体1同様の滑り止め模様3が鋳出されてお
り、裏面は同表面及び内外周縁6,6′と所定肉
厚を保持して肉抜きが施されている。
そして枠体2は、マンホールAの周縁にコンク
リート打設等により同枠体2表面を地表面と一致
状態に設置している。
蓋体1は枠体2に略亜鈴形状の連結杆7により
連結状態に係止されており、蓋体1の外周縁下面
に半径方向を長手とした左右側板8,8′を垂設
状態に並設し、同側板8,8′の下端縁からそれ
ぞれ内側方向に左右リツプ9,9′を延設して上
ソケツト10を形成すると共に、枠体2内周縁に
内側方向に水平に連結板11を延設し、同連結板
11には連結杆7を挿通するための連結孔12を
穿設している。
連結孔12は、略横L字形状であり、同孔12
の横L字形状の折曲部において小円孔13、同孔
12の右側端部において大円孔14を形成して下
ソケツト15を形成している。
連結杆7は、上下端にそれぞれ上下ボール1
6,16′を形成した略亜鈴状をなしており、上
ボール16は上ソケツト10に、下ボール16′
は下ソケツト15にそれぞれ嵌入して蓋体1と枠
体2を連結している。図中17は抜け止めボルト
を示し、同ボルト17により上ソケツト10内の
上ボール16が内側方向に抜け出すことを防止し
ている。また連結杆7は、中央部が略惰円形状断
面に形成されており、同杆7下端の下ボール1
6′の直径は大円孔14の直径より小さく、しか
も小円孔13の直径よりも大であり、従つて、連
結杆7は下ボール16′を大円孔14の位置で連
結板11に上方から挿入し、同杆7中央部の惰円
断面を横方向にして小円孔13位置に摺動させる
ことにより蓋体1を枠体2に連結係止できるもの
であり、また上記の逆手順で離脱可能となつてい
る。また、連結杆7は略く字形状に折曲18して
おり、同折曲18により同杆7と蓋体1外周縁と
の干渉を回避して第6図に示すように、連結状態
での蓋体1裏返し状態のマンホールA開放を行う
ことができる。
また、第7図に示すように、蓋体1を持ち上げ
水平方向回動によりマンホールAを開放すること
もできる。
図中19は補強リブを示す。
なお、20は、チエン掛けを示し、同チエン掛
け20は、枠体内周縁6の3等分個所に配設され
ており、枠体2設置時、同チエン掛け20により
枠体2を水平に懸吊することにより設置作業を安
全かつ効率化するためのものである。
なお、蓋体1、枠体2及び連結杆7は鋳造によ
り製作されており、本考案による係止構造では切
削加工部分がなく製作が簡単容易となつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案構造のマンホール蓋体係止構造
の平面図(一部切欠)、第2図は、第1図−
断面図、第3図は、第2図矢視図、第4図は第
3図−断面図、第5図は、チエン掛けを示
す。第6・第7図は、蓋体開放状態を示す断面
図。 4:マンホール、1:蓋体、2:枠体、7:連
結杆、10,15:上下ソケツト、16,1
6′:上下ボール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンホールAの蓋体1及び同蓋体1外周に嵌合
    して同蓋体1を支持した枠体2に、それぞれ上下
    ソケツト10,15を形成すると共に、同蓋体1
    を枠体2に係止するための連結杆7の上下両端
    に、それぞれ略球形状に膨出した上下ボール1
    6,16′を形成し、上下ソケツト10,15に
    同連結杆7の上下ボール16,16′をそれぞれ
    嵌入して、同蓋体1を同枠体2に係止すべく構成
    してなるマンホール蓋体係止構造。
JP12663684U 1984-08-20 1984-08-20 マンホ−ル蓋体係止構造 Granted JPS6140449U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12663684U JPS6140449U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 マンホ−ル蓋体係止構造

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JP12663684U JPS6140449U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 マンホ−ル蓋体係止構造

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Publication Number Publication Date
JPS6140449U JPS6140449U (ja) 1986-03-14
JPH0242751Y2 true JPH0242751Y2 (ja) 1990-11-14

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ID=30685309

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JPH0518034Y2 (ja) * 1987-08-11 1993-05-13

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JPS6140449U (ja) 1986-03-14

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