JPH083467Y2 - 人孔コンクリート蓋と鋳鉄製鉄蓋用受枠との取付装置 - Google Patents

人孔コンクリート蓋と鋳鉄製鉄蓋用受枠との取付装置

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JPH083467Y2
JPH083467Y2 JP7558491U JP7558491U JPH083467Y2 JP H083467 Y2 JPH083467 Y2 JP H083467Y2 JP 7558491 U JP7558491 U JP 7558491U JP 7558491 U JP7558491 U JP 7558491U JP H083467 Y2 JPH083467 Y2 JP H083467Y2
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JP
Japan
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lid
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iron
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cast iron
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JP7558491U
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JPH0522643U (ja
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武治 安部
誠司 唐澤
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Tokyo Metropolitan Government
Hinode Ltd
Nippon Chutetsukan KK
Original Assignee
Tokyo Metropolitan Government
Hinode Ltd
Nippon Chutetsukan KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、人孔コンクリート蓋を
鋳鉄製鉄蓋用受枠に取付けることができるようにした構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】鋳鉄製鉄蓋用、人孔コンクリート蓋用及
び人孔インターロッキングブロック用鉄蓋は、それぞれ
構造が異なるため、鉄蓋の受枠もそれぞれの鉄蓋に適応
するように構成しなければならなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】鋳鉄製鉄蓋は図1に示
す如く、受枠1の一側内壁に、鋳鉄製鉄蓋4の裏側にピ
ン7にて軸着した蝶番8を嵌入する孔6を設けた蝶番受
部3が一体に突設されている。そのため鋳鉄製鉄蓋用受
枠1に人孔コンクリート蓋10(図2)を嵌合しようと
しても、人孔コンクリート蓋10の底部は、前記蝶番受
部3が邪魔してそれ以上進入することができないため
に、鋳鉄製鉄蓋の受枠に人孔コンクリート蓋を嵌合する
ことができなかった。
【0004】本考案は前記事実に鑑み、鋳鉄製鉄蓋用受
枠に人孔コンクリート蓋を嵌合することを可能ならしめ
ようとするものである。すなわち、本考案は、鋳鉄製鉄
蓋と人孔コンクリート蓋とを一つの鋳鉄製鉄蓋用受枠に
共通して嵌合できて、人孔コンクリート蓋を使用するた
めにわざわざ従来既設の鋳鉄製鉄蓋用受枠を取り替える
ことなく施工できる人孔コンクリート蓋と鋳鉄製鉄蓋用
受枠との取付装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、内周に鋳鉄製
鉄蓋4の蝶番8を嵌入する蝶番受部3が内側方に向って
一体に突設され、受枠傾斜部2、該受枠傾斜部2の下部
に設けられた鋳鉄製鉄蓋4の下端面及び人孔コンクリー
ト蓋10の下端面が載置される突部2aが形成された受
枠1と、受枠1の受枠傾斜部2に嵌合する外周傾斜面1
1と、受枠1の突部2aに載置される第1底面12と、
該第1底面12の内側に接続する傾斜した第2底面13
と、該第2底面13に形成した受枠1の蝶番受部3の逃
げ用切欠部14が形成された人孔コンクリート蓋10と
よりなることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】鋳鉄製鉄蓋4の蝶番8を嵌入する蝶番受部3に
衝突しないように人孔コンクリート蓋10の逃げ用切欠
部14を該蝶番受部3のまわりに緩く嵌合し、人孔コン
クリート蓋10の外周傾斜面11を受枠1の受枠傾斜部
2に嵌合し、人孔コンクリート蓋10の第1底面12を
受枠1の突部2aに載置して、受枠1に人孔コンクリー
ト蓋10を嵌合する。人孔コンクリート蓋10を受枠よ
り取り外すには人孔コンクリート蓋10を持ち上げるこ
とにより容易に取り外すことができる。
【0007】
【実施例】図2に示す鋳鉄製鉄蓋と人孔コンクリート蓋
とに共通して使用できる受枠は、前記図1に付き説明し
た鋳鉄製鉄蓋4の受枠1と同一構造からなる。すなわ
ち、1は内周に鋳鉄製鉄蓋4の蝶番8を嵌入する蝶番受
部3が内側方に向って一体に突設されている鋳鉄製鉄蓋
用受枠である。2は受枠1の内周全面に形成された受枠
傾斜部、2aは該受枠傾斜部2の下部に設けられた鋳鉄
製鉄蓋4の下端面及び人孔コンクリート蓋10の下端面
が載置される突部であって受枠1の上端面から50mm
または40mmの深さとなっている。
【0008】10は人孔コンクリート蓋であって、前記
鋳鉄製鉄蓋4の外周面傾斜部及び底面と同じように受枠
1の受枠傾斜部2に嵌合する外周傾斜面11と受枠1の
突部2aに載置される第1底面12が形成されている。
ところで人孔コンクリート蓋10を受枠1に嵌合した場
合、蝶番受部3が受枠1の内側方に突出しているために
人孔コンクリート蓋10の第1底面12の内側方に接続
する傾斜した第2底面13が環状蝶番受部3上に載置さ
れて、人孔コンクリート蓋10が受枠1の正しい位置に
おさまらない。
【0009】14は図2及び図3に示す如く、受枠1に
人孔コンクリート蓋を嵌合する際、受枠1の蝶番受部3
に人孔コンクリート蓋10の第2底面13が衝突しない
ように該人孔コンクリート蓋の第1底面12及び第2底
面13に形成した凹形部である。このように人孔コンク
リート蓋10の第2底面13に蝶番受け部3が当たらな
いように逃げ用切欠部14を形成したことにより、人孔
コンクリート蓋10の表側にコンクリート15を充填し
たものを円滑に鋳鉄製鉄蓋の受枠1に嵌合することがで
きる。
【0010】15は人孔コンクリート蓋10の凹部16
に収容した補強用金網、17は凹部16に充填したコン
クリートを示す。図3は本考案の他の実施例の要部の断
面図であって、前記図2について説明した人孔コンクリ
ート蓋10の上下に貫通して設けた逃げ用切欠部4に代
えて逃げ用切欠部14の上部を閉蓋した逆U形逃げ用切
欠部14に形成したものである。
【0011】
【考案の効果】従来から敷設されている鋳鉄製鉄蓋用受
枠に、人孔コンクリート蓋の凹形部を鋳鉄製鉄蓋用受枠
の蝶番受部に被さるように人孔コンクリート蓋の方向を
定めて該人孔コンクリート蓋の外周傾斜面及び第1底面
を鋳鉄製鉄蓋用受枠の受枠傾斜部と受枠の突部に嵌合載
置することにより、人孔コンクリート蓋の凹形部は受枠
の蝶番受部のまわりを囲んだ状態をとなり、人孔コンク
リート蓋を人孔コンクリート蓋受部に嵌合したと全く変
わりなく使用することができる。
【0012】従って既に設置されまたは新たに設置する
鋳鉄製鉄蓋用受枠があれば鋳鉄製鉄蓋または人孔コンク
リート蓋のいずれをも該受枠に嵌合組立てることができ
るから1組の受枠の製造型を鋳鉄製鉄蓋用と人孔コンク
リート蓋とに共用することができて受枠の製造工程を簡
素化し製造能率の増進に役立てることができる等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋳鉄製鉄蓋を蝶番受部を有する受枠に組付けた
場合の縦断側面図である。
【図2】コンクリート蓋を蝶番受部を有する受枠に組付
けた場合の縦断側面図である。
【図3】本考案の他の実施例の一部を切欠した側面図で
ある。
【符号の説明】
1 鋳鉄製鉄蓋用受枠 2 受枠の傾斜部 2a 受枠の突部 3 蝶番受部 4 鋳鉄製鉄蓋 7 ピン 8 蝶番 10 人孔コンクリート蓋 11 外周傾斜面 12 第1底面 13 第2底面 14 逃げ用切欠部 15 補強用金網 16 凹部 17 コンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591043581 東京都 東京都新宿区西新宿2丁目8番1号 (72)考案者 安部 武治 東京都墨田区江東橋2丁目12番2号 日豊 金属工業株式会社内 (72)考案者 唐澤 誠司 茨城県竜ケ崎市佐貫町690ー6

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周に鋳鉄製鉄蓋4の蝶番8を嵌入する
    蝶番受部3が内側方に向って一体に突設され、受枠傾斜
    部2、該受枠傾斜部2の下部に設けられた鋳鉄製鉄蓋4
    の下端面及び人孔コンクリート蓋10の下端面が載置さ
    れる突部2aが形成された受枠1と、受枠1の受枠傾斜
    部2に嵌合する外周傾斜面11と、受枠1の突部2aに
    載置される第1底面12と、該第1底面12の内側に接
    続する傾斜した第2底面13と、該第2底面13に形成
    した受枠1の蝶番受部3の逃げ用切欠部14が形成され
    た人孔コンクリート蓋10とよりなることを特徴とする
    人孔コンクリート蓋と鋳鉄製鉄蓋用受枠との取付装置。
JP7558491U 1991-08-28 1991-08-28 人孔コンクリート蓋と鋳鉄製鉄蓋用受枠との取付装置 Expired - Lifetime JPH083467Y2 (ja)

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JPH0522643U JPH0522643U (ja) 1993-03-23
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