JPS6220559Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6220559Y2 JPS6220559Y2 JP2852282U JP2852282U JPS6220559Y2 JP S6220559 Y2 JPS6220559 Y2 JP S6220559Y2 JP 2852282 U JP2852282 U JP 2852282U JP 2852282 U JP2852282 U JP 2852282U JP S6220559 Y2 JPS6220559 Y2 JP S6220559Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- plate
- segment
- plates
- ear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小口径のセグメントの側部に一体的に
埋設されて使用される箱型のセグメント用継手に
係り、更に詳しくは所定位置にボルト孔を穿孔し
た鋼製継手板の裏面両側に夫々鋼製耳板を一体的
に取付けると共に該耳板の先端に側板を取付け、
かつこれ等の継手板、耳板及び側板の上端に先端
部がカギ状に折曲げられかつ先端部が耳板より長
く突出し更にセグメントの外周面の一部を構成し
得る上蓋を一体的に取付けて箱体を構成し、更に
両側の耳板の側面にアンカー筋を溶接して取付固
定したことを特徴としたセグメント用継手に関す
るものである。
埋設されて使用される箱型のセグメント用継手に
係り、更に詳しくは所定位置にボルト孔を穿孔し
た鋼製継手板の裏面両側に夫々鋼製耳板を一体的
に取付けると共に該耳板の先端に側板を取付け、
かつこれ等の継手板、耳板及び側板の上端に先端
部がカギ状に折曲げられかつ先端部が耳板より長
く突出し更にセグメントの外周面の一部を構成し
得る上蓋を一体的に取付けて箱体を構成し、更に
両側の耳板の側面にアンカー筋を溶接して取付固
定したことを特徴としたセグメント用継手に関す
るものである。
従来一般に使用されているセグメントの形状に
は第１図に示す如く、Ａ型、Ｂ型、Ｋ型の３種類
があり、各セグメントの接合に当つては第２図に
示す如く、セグメントの接合側部に夫々継手空間
１を形成し、この空間を利用することによつて隣
接した２個のセグメントをボルト２によつて連結
していたが、小径（例えば厚さ100mm）のセグメ
ントでしかもＢ型セグメントの如く接合端部が鋭
角となるセグメントには前述の如き継手空間１が
充分に取れず、継手空間を有するセグメントを製
造することが出来ない欠点があつた。
は第１図に示す如く、Ａ型、Ｂ型、Ｋ型の３種類
があり、各セグメントの接合に当つては第２図に
示す如く、セグメントの接合側部に夫々継手空間
１を形成し、この空間を利用することによつて隣
接した２個のセグメントをボルト２によつて連結
していたが、小径（例えば厚さ100mm）のセグメ
ントでしかもＢ型セグメントの如く接合端部が鋭
角となるセグメントには前述の如き継手空間１が
充分に取れず、継手空間を有するセグメントを製
造することが出来ない欠点があつた。
本考案に係る継手は従来の之等の欠点に鑑み開
発された全く新規な技術に関するものである。
発された全く新規な技術に関するものである。
図により本考案の一実施例を具体的に説明する
と、第３図に於て、３はセグメントの側部に埋設
されてその側面より露出される鋼製の継手板であ
つて、中央部にボルト孔４が穿孔され、かつ継手
板３の裏面両側には側面よりやゝ内側に入つた位
置に鋼製の耳板５が夫々溶着され、又この耳板５
の先端には前記継手板３と対応する位置に平行に
設けられた鋼製の側板６が溶着され、更にこれ等
の継手板３、耳板５及び側板６の上面にはこれ等
を一体的に被覆しかつ側板６より長く突出した大
版の鋼製上蓋７がこれ等と共に溶着され、全体と
して底面側が開放された箱体を構成している。又
前記上蓋７の突出先端部８は下方にカギ状に折曲
げられている。９は数本のアンカー筋であつて、
前記耳板５の外面に一体的に溶着されて取付けら
れている。
と、第３図に於て、３はセグメントの側部に埋設
されてその側面より露出される鋼製の継手板であ
つて、中央部にボルト孔４が穿孔され、かつ継手
板３の裏面両側には側面よりやゝ内側に入つた位
置に鋼製の耳板５が夫々溶着され、又この耳板５
の先端には前記継手板３と対応する位置に平行に
設けられた鋼製の側板６が溶着され、更にこれ等
の継手板３、耳板５及び側板６の上面にはこれ等
を一体的に被覆しかつ側板６より長く突出した大
版の鋼製上蓋７がこれ等と共に溶着され、全体と
して底面側が開放された箱体を構成している。又
前記上蓋７の突出先端部８は下方にカギ状に折曲
げられている。９は数本のアンカー筋であつて、
前記耳板５の外面に一体的に溶着されて取付けら
れている。
本考案に係る継手の使用に当つては第４図及び
第５図に示す如く、セグメントを成形する際に使
用される型枠内の所定位置に本願の継手を配設
し、この型枠内にコンクリートを流し込むことに
よつて側部所定位置に継手が埋設され、かつ継手
の継手板が側面部に露出し上蓋７が外周面に露出
したセグメント１０を成形することが出来る。
第５図に示す如く、セグメントを成形する際に使
用される型枠内の所定位置に本願の継手を配設
し、この型枠内にコンクリートを流し込むことに
よつて側部所定位置に継手が埋設され、かつ継手
の継手板が側面部に露出し上蓋７が外周面に露出
したセグメント１０を成形することが出来る。
本考案に係る上述の如く、鋼製の継手板、耳
板、側板及び上蓋によつて箱体を形成したので、
肉厚を薄く継手の内部空間が大きい継手を構成す
ることが出来、従つてこれをセグメントの側部に
一体的に埋設することによつてセグメントの継手
部を簡単にかつ確実に構成することが出来、特に
小口径セグメントの製造には効果的であり、かつ
本願継手の上蓋は大きくすると共にその先端部を
カギ状に折曲げてコンクリートの中に深く埋設し
たのでこの継手が簡単に脱落する恐れがなく、更
に上蓋がセグメントの外周面の一部を構成するの
でセグメントが丈夫であると共に継手周辺に発生
するひび割れを防止することが出来る等の特徴を
有するものである。
板、側板及び上蓋によつて箱体を形成したので、
肉厚を薄く継手の内部空間が大きい継手を構成す
ることが出来、従つてこれをセグメントの側部に
一体的に埋設することによつてセグメントの継手
部を簡単にかつ確実に構成することが出来、特に
小口径セグメントの製造には効果的であり、かつ
本願継手の上蓋は大きくすると共にその先端部を
カギ状に折曲げてコンクリートの中に深く埋設し
たのでこの継手が簡単に脱落する恐れがなく、更
に上蓋がセグメントの外周面の一部を構成するの
でセグメントが丈夫であると共に継手周辺に発生
するひび割れを防止することが出来る等の特徴を
有するものである。
第１図及び第２図は従来のセグメントの説明
図、第３図は本願の継手の説明図、第４図及び第
５図は使用説明図である。 １は継手空間、３は継手板、４はボルト孔、５
は耳板、７は上蓋、９はアンカー筋、１０はセグ
メント。
図、第３図は本願の継手の説明図、第４図及び第
５図は使用説明図である。 １は継手空間、３は継手板、４はボルト孔、５
は耳板、７は上蓋、９はアンカー筋、１０はセグ
メント。
Claims (1)
- 所定位置にボルト孔を穿孔した鋼製継手板の裏
面両側に夫々鋼製耳板を一体的に取付けると共に
該耳板の先端に側板を取付け、かつこれ等の継手
板、耳板及び側板の上端に先端部がカギ状に折曲
げられかつ先端部が耳板より長く突出し更にセグ
メントの外周面の一部を構成し得る上蓋を一体的
に取付けて箱体を構成し、更に両側の耳板の側面
にアンカー筋を溶接して取付固定したことを特徴
としたセグメント用継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2852282U JPS58134491U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | セグメント用継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2852282U JPS58134491U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | セグメント用継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58134491U JPS58134491U (ja) | 1983-09-09 |
| JPS6220559Y2 true JPS6220559Y2 (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=30040366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2852282U Granted JPS58134491U (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | セグメント用継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58134491U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6161323B2 (ja) * | 2013-02-26 | 2017-07-12 | 大成建設株式会社 | シールドトンネルのセグメント構造体 |
-
1982
- 1982-03-02 JP JP2852282U patent/JPS58134491U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58134491U (ja) | 1983-09-09 |
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