JPH024261A - テンションローラ及びテンションローラ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、高エネルギーの放射線を用いて標本により処
理される媒体の中心部に配置されたテンションローうに
係り、少なくとも中心軸の周りに処理される媒体に対す
る支持エレメントが配置され前記支持エレメントは円周
方向に拡張可能であり、拡張状態で前記軸の周りに対称
に配置されており、支持シリンダ、弾性物質で造られた
膨張可能な袋、前記袋の周りに配置された薄い金属壁で
囲まれた円筒スリーブ、前記支持シリンダを芯出しする
手段、前記膨張可能な袋と円筒スリーブおよび膨張可能
な袋に膨張媒質を供給し放出する手段を備えるテンショ
ンローラに関する。

（従来の技術） 従来、テンションローラは例えばロータリースクリーン
印刷用型板の設計に一般的に公知であり使用されている
。

このようなロータリースクリーン印刷用型板は薄く囲ま
れたシームレスの金属性スクリーン物質で、例えばニッ
ケルスクリーン物質、例えば前記スクリーン物質は感光
性コーティング生成物で覆われている。ポンプアップ時
には、円筒状スクリーンを配置したゴム製の袋は１円筒
スリーブの中心軸が、周辺に膨張可能な袋を配設した支
持シリンダの中心軸と一致するように袋を取付けること
で、好適なシリンダの形状をロータリースクリーン印刷
用型板に提供する。若し陽画フィルムがスクリーン上の
感光コーティングと逆性のエマルジョンで張設され、そ
のあとで紫外線露光されると、感光性のコーティング、
例えばポリビニルアルコール／重クロム酸アンモニウム
のコーティングは例えば陽画フィルムの光伝達部分が硬
化しこれによりもはや水に対して不溶性となる。

コーティングが硬化していない部分すなわち。

コーティングが例えば紫外線のような化学放射線の投射
を受けなかったところはコーティングはまだ硬化してい
ないので水の使用は避けられるべきである。フィルムに
おける陽画標本の陰画部分はこのようにして形成される
。

そのようなプリントブロックによるプリントの間１例え
ばロータリースクリーン印刷機械では、陽画フィルムの
なかの黒くなった部分と一致するスクリーンの全ての部
分で印刷化合物がスクリーンを通して認められる。かく
て原陽画標本の陽画プリントが、印刷されるべきフィル
ムのゼラチン層の表面上に形成される。

上述のように露光されるべき媒体と適合するテンション
ローラのエレメントがこの場合におけるスクリーン上の
感光性コーティングである。

勿論、上述したように支持シリンダは、閉塞されたシリ
ンダとすることもできるし、テンションローラが配置さ
れている装置は標本に適合する光線を用いたフィルム物
質を処理するために使用されることができる。

かかるテンションローラは、例えば密封塗料で閉塞され
たスクリーン印刷用型板をレーザビームで焼却し開いて
使用される。

（発明が解決しようとする課題） 従来技術では円筒スリーブの金属的性質の見地から、従
来のテンションローラは、適用される膨張圧力内の大き
な変動だけによる狭い公差内で変化する円周寸法が本質
的に決められていた。

多くの出顕に対し、大きな変動の可能性が要望されるで
あろうが、しかし−時的に適用した円周の拡大が円筒ス
リーブの物質に永久変形をもたらすべきではない。

本発明は、前述のタイプのテンションローラを創作する
ことを目的とし、膨張媒体に対して適用される圧力変動
に対して円筒スリーブの円周がこれまでのケースよりも
相当に広範なリミット内で変動可能なテンションローラ
を提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） 前記の表示目的は本発明によって表示されたタイプのテ
ンションローラすなわち本質的に軸方向に伸びかつ円周
方向に均等に配置されたスロットを備えていることを特
徴とするテンションローラによって達成される。すなわ
ち、高エネルギーの放射線を用いて標本により処理され
る媒体の中心部に配置されたテンションローラは、少な
くとも中心軸の周りに配置された処理媒体に対する支持
エレメントと、前記エレメントが円周方向に拡張可能で
、かつ拡張状態で前記軸の周りに対称に配置され前記軸
から半径方向に位置が決められており、支持シリンダ、
弾性物質で造られた膨張可能な袋、眞記袋の周りに配置
された薄い金属壁で囲まれた円筒スリーブ、前記支持シ
リンダを芯出しする手段、前記膨張可能な袋と円筒スリ
ーブ、および、膨張可能な袋に対する膨張媒体の供給及
び放出手段を備えており、前記円筒スリーブは本質的に
軸方向に伸びており、かつ円周方向に均等に配設された
スロットを備えてなるものである。

（作用） 円周上に均等に配置された多くのスロットをもつ円筒ス
リーブを用意することにより、円筒スリーブの円周方向
の拡張が可能となる一方通常の使用時にはスリーブの材
質には永久変形は起こらない。

特に、円筒スリーブの壁面に設けたスロットの長さは円
筒スリーブによって支持されるよう露光される媒体の最
大幅よりも長く伸びている。

スリーブのスロットはスリーブの全長以上に長い必要は
ない。スロットの長さが露光される物質の最大幅より長
いという有益な特徴を維持する限り、各スロットに１つ
以上の断続部分を備えることが可能である。早期に表示
される拡張の容易性の有利な効用は、永久変形すること
なくその後も保持される。

もしもスロットがスリーブの全長以上に長くなくても、
部分的なスロットが互いにライン上にある必要はない。

つまり部分的スロットは円周方向にそれぞれが互いに違
いに配列されていてもよくそれでもテンションローラの
機能は維持される。

円筒スリーブが拡張するときにスロットが亀裂するのを
防止するため、各スロットの両端、または各スロット部
分の両端に最小寸法で、スロットが伸びている長さ方向
と垂直方向に、スロットの幅または問題となっているス
ロットの幅よりも大きい貫通穴を円筒状シリンダに設け
ることができる。

一般的には、もし貫通穴が直径りの円形貫通穴であると
きは。

（スロット幅）≦Ｄ≦（スロット幅）ＸＩＯであること
が有利である。

本発明に係るテンションローラの典型的実施例において
は１円筒スリーブは、ある選定された長さを有し、シー
ムレスの電気的に成形されたニッケルスリーブで１００
〜２００−の壁厚と円周上に配置された１０のスロット
を備え、それについては軸方向に中断部があってもなく
てもよいが、各スロットまたはスロット部分は５０〜２
０００虜の幅と２５０から５００μｍの貫通穴を具有し
ている。

本発明はまた、高エネルギーを伴う標本の媒体を取扱う
装置に関連しており、少なくとも取扱う媒体を運ぶテン
ションローラと前記テンションローラの回転駆動手段と
、好適な化学放射線発生源を装備した前記テンションロ
ーラの回転駆動手段と、そして前記媒体がテンションロ
ーラの軸の周りに交互に対称に配置されるように、テン
ションローラを媒体の光線に対する露光に先立って拡張
状態に保持する手段と、テンションローラが本発明の主
題を構成する上述のタイプのテンションローラによる装
置に組み込まれているテンションローラを含むものであ
る。

本発明に係るテンションローラは光と共に取扱われる（
光線を使用する）あらゆる種類の媒体に拡張して使用さ
れる。例えば、感光性ラッカーをコーティングしたロー
タリースクリーン印刷型板、感光性ラッカーをコーティ
ングしたオフセットプレート材、感光性エマルジョンを
備えたプラスティックフィルムなどである。

本発明に係るテンションローラは、もし高エネルギーの
放射線を伴って取扱われる媒体がシームレスで、前記型
板の貫通穴がラッカー材でシールされた円筒状金属のロ
ータリースクリーン印刷型板である場合は特に有利であ
ることが判明した。

このようなラッカー材は非感光性ラッカー材でよく、こ
の場合の光の扱いには、スクリーン材が浸透性であるこ
とを要求される領域と一致する領域の貫通穴から前記ラ
ッカーを焼却するように、計画されたレーザビームを使
用することを含むものである。

上述に対して計画されたレーザビームを使用して標本を
形成する過程は、出願人によりファイルされているＰＣ
Ｔ特許出顕ＷＯ３６１０４５４９が参照される。

本発明に係る上述のテンションローラは、媒体の表面に
集中しているレーザビームの光路内に如何なる揺動が残
っていても優れた回転の正確性を示すものである。

（実施例） 本発明の一実施例をＦｉｇ、１．２Ａ、２Ｂを参照して
説明する。本発明は上述のように、膨張圧力の影響下で
拡張され高エネルギー放射線を用いて処理される媒体を
支持するテンションローラ１について記載されている。

このようなテンションローラ１は外側に薄い金属壁で囲
んだ半径方向に拡張性を増加する目的のシリンダ２また
は円筒スリーブからなり、スリーブの円周の周りに均等
に配置したスロット３．３′を備えたテンションローラ
１を有する高エネルギー放射線を伴う媒体を扱う装置で
ある。

Ｆｉｇ、１は薄い壁面のある円筒スリーブ２を備えたテ
ンションローラ１を示し、本発明に係る円筒スリーブ２
はスロット３と各スロットの端部に貫通穴を持ち、その
寸法はどのスロットの幅より大きい。テンションローラ
ｌを構成する円筒スリーブ２は芯出しヘッド７に固定さ
れ、芯出しヘッド７は芯出しスリーブ７′によってさら
に保持されている。芯出しスリーブ７′はテンションロ
ーラの中心軸周りの中央に配置されている。

芯出しスリーブ７′はまた１つ以上の膨張媒体の通路１
４を備えた支持シリンダ１３が接続された固定具９を嵌
着している。固定具９に密封して固定された膨張可能な
袋１例えば膨張可能なゴム製袋１２は支持シリンダ１３
と円筒スリーブ２の中間に設けれている。

８．８′はそれぞれに膨張媒体の入り口と出口を示し、
媒体の進路は矢印によって示されている。

もし膨張媒体例えば空気が入すロ８から導入されると、
ゴム製袋１２は円筒スリーブ２の内側表面を勢いよく押
圧し、そして円筒スリーブ２を精度良く芯出しされた円
筒状の膨張した形状に成形する。スロット３の存在は、
円筒スリーブ２を仕様制限内で変動させ、矯正力を保持
し、円筒の形状を中心に位置させ、そしてスリーブの材
質に起こる永久変形をなくす。

特殊な実施例では、円筒スリーブ２は２００廊の壁厚、
円周６４Ｇ＋１．０．０５１１１１１の原寸幅を有する
スロットと、スロットの各端部に２．６ｏｎ＋の円形直
径穴を備えたニッケル材で作られる。

このようなスロット標本の使用は、円筒スリーブの膨張
性を可能にし、例えば円周の変動は材料の永久変形なし
に±１０ａｎを可能にする。このようにして、本発明に
係るテンションローラに付属する円筒スリーブは、場合
によって要求される円周の変動は、簡単に再生可能な方
法で達成することができる。

Ｆｉｇ、２Ａ、Ｆｉｇ、２Ｂは、発明のスロットの設計
に関して、特に注目すべき本発明のテンションローラの
２つの異なった実施例を示している。

Ｆｉｇ、２Ａにおいて、軸方向に伸びたスロットは中断
部がなく、一方Ｆｉｇ、２Ｂでは、４はスロットにおけ
る中断部を示している。

本発明の範囲内で、円筒スリーブに使用されているスロ
ットの標本は、Ｆｉｇ、２Ａ、２Ｂに示されている以外
の他の形式のものでも良いことは明らかである。例えば
、各スロットは多くの中断部をもつことが可能であり、
スロットは列状に配列され、互い違いになるように形成
されることも可能である。

スロットはまた真っ直のかわりに自然の起伏のあるもの
、そして正しい軸方向から偏ったものも許容される。

本発明によるテンションローラは、上述したように目張
りされたロータリースクリーン印刷用型板として優れて
おり、しかもテンションローラはどのような露出装置の
露光用の要求を極めて良く満足する。そしてそれはまた
、「フィルム回転機械」に使用しても極めて優れた使用
ができるものと子側される。

本発明に係るテンション口〒うは、他の用途使用として
円筒物体への機械的表面処理例えば、彫刻、研磨、つや
出しなどの分野にも適用が可能である。

（発明の効果） 本発明の実施により、膨張圧力の影響下で拡張され高エ
ネルギー放射線を用いて処理される媒体を支持する目的
のテンションローラにおいて、膨張圧力の大きな変動に
対して永久変形をもたらすことなく、円筒スリーブの拡
張が容易であり、しかも圧力変動に対して円筒スリーブ
の円周がこれまでのケースよりも相当に広範なリミット
内で変動可能なテンションローラを提供することができ
る。

【図面の簡単な説明】

Ｆｉｇ、１は本発明に係るローラの軸方向の側断面図、
Ｆｉｇ、２Ａ、２Ｂは本発明に係るローラの２つの実施
例を示す図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、高エネルギーの放射線を用いて標本により処理され
   る媒体の中心部に配置されたテンションローラは、少な
   くとも中心軸の周りに配置された処理媒体に対する支持
   エレメントと、前記エレメントが円周方向に拡張可能で
   、かつ拡張状態で前記軸の周りに対称に配置され前記軸
   から半径方向に位置が決められており、支持シリンダ、
   弾性物質で造られた膨張可能な袋、前記袋の周りに配置
   された薄い金属壁で囲まれた円筒スリーブ、前記支持シ
   リンダを芯出しする手段、前記膨張可能な袋と円筒スリ
   ーブおよび膨張可能な袋に対する膨張媒体の供給及び放
   出手段を備えており、円筒スリーブ２は本質的に軸方向
   に伸びており、かつ円周方向に均等に配設されたスロッ
   ト３、３′を備えていることを特徴とするテンションロ
   ーラ。 ２、シリンダ壁のスロット３、３′は円筒スリーブによ
   って支持され露光される媒体の最大幅を超えて伸びてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のテンシ
   ョンローラ。 ３、前記各スロット３、３′は１つまたはそれ以上の中
   断部４を設けていることを特徴とする特許請求の範囲第
   １〜２項記載のテンションローラ。 ４、前記各スロット３若しくはスロット３′の端部には
   スロット３、３′の幅よりも大きい最小径の貫通穴５を
   設けていることを特徴とする特許請求の範囲第１〜３項
   記載のテンションローラ。 ５、前記貫通穴５は次式による直径Ｄをもつ円形穴であ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第４項記載のテンシ
   ョンローラ。 （スロット幅）≦Ｄ≦（スロット幅）×１０６、円筒ス
   リーブ２は下記の選択された長さで、シームレスに成形
   され、電気的に成形されたニッケルスリーブで１００〜
   ２００μｍの壁厚を有し、円周上に配置された１０のス
   ロットを備え、前記スロットは軸方向に中断部のないス
   ロット３若しくは中断部を有するスロット部分３′で５
   ０〜２０００μｍの幅を具有していることを特徴とする
   特許請求の範囲第１〜５項記載のテンションローラ。 ７、高エネルギーの放射線を用いた標本による媒体処理
   装置で、少なくとも処理される媒体を搬送するテンショ
   ンローラを含み、化学放射線発生源を好適に装備した前
   記テンションローラの回転駆動手段と、前記媒体が前記
   テンションローラの軸の周りに交互に対称に配置される
   ように前記テンションローラを媒体の光線への露光に先
   立って拡張された状態に保持する手段を備えることを特
   徴とする特許請求の範囲第１〜６項の少なくとも１つに
   記載されるテンションローラ１を備えるテンションロー
   ラ装置。