JP2571618B2 - テンションローラ及びテンションローラ装置 - Google Patents
テンションローラ及びテンションローラ装置Info
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- JP2571618B2 JP2571618B2 JP1028832A JP2883289A JP2571618B2 JP 2571618 B2 JP2571618 B2 JP 2571618B2 JP 1028832 A JP1028832 A JP 1028832A JP 2883289 A JP2883289 A JP 2883289A JP 2571618 B2 JP2571618 B2 JP 2571618B2
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- Japan
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- tension roller
- medium
- slot
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- cylindrical
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/14—Forme preparation for stencil-printing or silk-screen printing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F15/00—Screen printers
- B41F15/14—Details
- B41F15/34—Screens, Frames; Holders therefor
- B41F15/38—Screens, Frames; Holders therefor curved
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高エネルギーの放射線を選択的に露光する
露光用のパターンを用いて処理媒体の露光処理を行なう
媒体処理設備の中心部に配置されたテンションローラに
関するものである。
露光用のパターンを用いて処理媒体の露光処理を行なう
媒体処理設備の中心部に配置されたテンションローラに
関するものである。
(従来の技術) 従来、テンションローラは、例えば、ロータリースク
リーン印刷用型版の設計に関連するものは一般的な公知
技術として使用されている。
リーン印刷用型版の設計に関連するものは一般的な公知
技術として使用されている。
このようなロータリースクリーン印刷用型版は、例え
ば、ニッケルスクリーン物質のような、薄く囲まれたシ
ームレスの金属性スクリーン材で作られ、前記スクリー
ン材は感光性コーティング材で覆われている。ポンプア
ップ時には、内側に円筒状スクリーンを有し、その周囲
に膨張可能なゴム製の袋を配設した支持シリンダの中心
軸と、円筒スリーブの中心軸とが一致するように取付け
ることによって、ロータリースクリーン印刷用型版に好
適なシリンダの形状を提供する。
ば、ニッケルスクリーン物質のような、薄く囲まれたシ
ームレスの金属性スクリーン材で作られ、前記スクリー
ン材は感光性コーティング材で覆われている。ポンプア
ップ時には、内側に円筒状スクリーンを有し、その周囲
に膨張可能なゴム製の袋を配設した支持シリンダの中心
軸と、円筒スリーブの中心軸とが一致するように取付け
ることによって、ロータリースクリーン印刷用型版に好
適なシリンダの形状を提供する。
若し陽画フィルムが、エマルジョン状でスクリーン上
の感光コーティングに施され、そのあとで紫外線に露光
されると、感光性のコーティング、例えばポリビニルア
ルコール/重クロム酸アンモニウムのコーティングは、
例えば、陽画フィルムの光伝達部分が硬化し、陽画フィ
ルムの露光部分は水に対して不溶性となる。
の感光コーティングに施され、そのあとで紫外線に露光
されると、感光性のコーティング、例えばポリビニルア
ルコール/重クロム酸アンモニウムのコーティングは、
例えば、陽画フィルムの光伝達部分が硬化し、陽画フィ
ルムの露光部分は水に対して不溶性となる。
コーティングが硬化していない部分すなわち、コーテ
ィングが例えば紫外線のような化学放射線の投射を受け
なかったところは、コーティングはまだ硬化していない
ので水を使用して除去することができる。フィルムにお
ける陽画パターンの陰画部分はこのようにして形成され
る。
ィングが例えば紫外線のような化学放射線の投射を受け
なかったところは、コーティングはまだ硬化していない
ので水を使用して除去することができる。フィルムにお
ける陽画パターンの陰画部分はこのようにして形成され
る。
そのようなプリントブロックを用いて印刷を行なうと
き、例えば、ロータリースクリーン印刷機械では、陽画
フィルムのなかの黒くなった部分と一致するスクリーン
の全ての部分で、印刷用のインキがスクリーンを通過す
ることができる。かくて陽画標本のオリジナルの陽画プ
リントが、印刷されるべき基質の表面上に形成される。
き、例えば、ロータリースクリーン印刷機械では、陽画
フィルムのなかの黒くなった部分と一致するスクリーン
の全ての部分で、印刷用のインキがスクリーンを通過す
ることができる。かくて陽画標本のオリジナルの陽画プ
リントが、印刷されるべき基質の表面上に形成される。
上述のように、処理媒体のうちの光の投射によって影
響を受けた部分と一致するテンションローラの部分が、
前記スクリーン材の残存部分、すなわち前記陽画フィル
ムの黒い部分に相当する。また、テンションローラが配
置されている装置は、パターンに適合する光線を用いた
フィルム物質を処理するために使用されることができ
る。このようなテンションローラは、例えば、密封塗料
を用いて閉塞されたスクリーン印刷用型版をレーザビー
ムで穴を焼成して使用される。
響を受けた部分と一致するテンションローラの部分が、
前記スクリーン材の残存部分、すなわち前記陽画フィル
ムの黒い部分に相当する。また、テンションローラが配
置されている装置は、パターンに適合する光線を用いた
フィルム物質を処理するために使用されることができ
る。このようなテンションローラは、例えば、密封塗料
を用いて閉塞されたスクリーン印刷用型版をレーザビー
ムで穴を焼成して使用される。
(発明が解決しようとする課題) 従来技術では円筒スリープの金属の素材的性質の見地
から、従来のテンションローラは、適用される膨張圧力
範囲内の大きさの変動による狭い公差内で変化する円周
寸法が本質的に決められていた。
から、従来のテンションローラは、適用される膨張圧力
範囲内の大きさの変動による狭い公差内で変化する円周
寸法が本質的に決められていた。
さらに大きな変動の可能性への適用に対して要望があ
るであろうが、しかし一時的に円周を拡大することによ
り、円筒スリーブの材質に永久変形をもたらすようであ
ってはならない。
るであろうが、しかし一時的に円周を拡大することによ
り、円筒スリーブの材質に永久変形をもたらすようであ
ってはならない。
本発明は、前述のタイプのテンションローラを創作す
ることを目的とし、膨張媒体に対して適用される圧力変
動に対して円筒スリーブの円周がこれまでのケースより
も相当に広範なリミット内で変動可能なテンションロー
ラを提供することを目的としている。
ることを目的とし、膨張媒体に対して適用される圧力変
動に対して円筒スリーブの円周がこれまでのケースより
も相当に広範なリミット内で変動可能なテンションロー
ラを提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記の目的は、本発明によって表示されたタイプのテ
ンションローラによって達成される。すなわち、本発明
は、円筒状のテンションローラの外周に沿って配設され
た処理媒体に対し、高エネルギーの放射線により露光用
のパターンを用いて露光処理を行なう媒体処理設備に用
いるための前記テンションローラにおいて、少なくと
も、中心軸を囲んで配置され、前記処理媒体を支持する
支持エレメントを有し、この支持エレメントは、円筒状
の支持シリンダと、この支持シリンダの外周側に設けた
弾性物質で造られた膨張可能な袋と、この膨張可能な袋
の外周側に前記支持シリンダと同軸に配置され薄い金属
壁で円筒状に形成した円筒スリーブと、前記支持シリン
ダを前記中心軸に対して芯出しして支持する手段と、前
記膨張可能な袋に対して膨張媒体の供給及び放出を行な
う手段と、を備えたものであり、前記円筒スリーブはス
ロットを有し、該スロットは円周方向に拡張可能であ
り、拡張状態で前記中心軸の周りに対称に配置されると
共に、実質的に軸方向に沿い、かつ、円周方向に均等に
穿設されており、前記拡張状態において前記処理媒体を
円筒状に保持することを特徴とするテンションローラで
ある。
ンションローラによって達成される。すなわち、本発明
は、円筒状のテンションローラの外周に沿って配設され
た処理媒体に対し、高エネルギーの放射線により露光用
のパターンを用いて露光処理を行なう媒体処理設備に用
いるための前記テンションローラにおいて、少なくと
も、中心軸を囲んで配置され、前記処理媒体を支持する
支持エレメントを有し、この支持エレメントは、円筒状
の支持シリンダと、この支持シリンダの外周側に設けた
弾性物質で造られた膨張可能な袋と、この膨張可能な袋
の外周側に前記支持シリンダと同軸に配置され薄い金属
壁で円筒状に形成した円筒スリーブと、前記支持シリン
ダを前記中心軸に対して芯出しして支持する手段と、前
記膨張可能な袋に対して膨張媒体の供給及び放出を行な
う手段と、を備えたものであり、前記円筒スリーブはス
ロットを有し、該スロットは円周方向に拡張可能であ
り、拡張状態で前記中心軸の周りに対称に配置されると
共に、実質的に軸方向に沿い、かつ、円周方向に均等に
穿設されており、前記拡張状態において前記処理媒体を
円筒状に保持することを特徴とするテンションローラで
ある。
(作用) 円周上に均等に配置された多くのスロットをもつ円筒
スリーブを用意することにより、円筒スリーブの円周方
向の拡張が可能となる一方、通常の使用時にはスリーブ
の材質には永久変形は起こらない。
スリーブを用意することにより、円筒スリーブの円周方
向の拡張が可能となる一方、通常の使用時にはスリーブ
の材質には永久変形は起こらない。
特に、円筒スリーブの壁面に設けたスロットの長さは
円筒スリーブによって支持されるよう露光される媒体の
最大幅よりも長く伸びている。
円筒スリーブによって支持されるよう露光される媒体の
最大幅よりも長く伸びている。
スリーブのスロットはスリーブの全長以上に長い必要
はない。スロットの長さが露光される物質の最大幅より
長いという有益な特徴を維持する限り、各スロットに1
つ以上の断続部分を備えることが可能である。早期に表
示される拡張の容易性の有利な効用は、永久変形するこ
となくその後も保持される。
はない。スロットの長さが露光される物質の最大幅より
長いという有益な特徴を維持する限り、各スロットに1
つ以上の断続部分を備えることが可能である。早期に表
示される拡張の容易性の有利な効用は、永久変形するこ
となくその後も保持される。
もしもスロットがスリーブの全長以上に長くなくて
も、部分的なスロットが互いにライン上にある必要はな
い。つまり部分的スロットは円周方向にそれぞれが互い
に違いに配列されていてもよく、それでもテンションロ
ーラの機能は維持される。
も、部分的なスロットが互いにライン上にある必要はな
い。つまり部分的スロットは円周方向にそれぞれが互い
に違いに配列されていてもよく、それでもテンションロ
ーラの機能は維持される。
円筒スリーブが拡張するときにスロットが亀裂するの
を防止するため、各スロットの両端、または各スロット
部分の両端に最小寸法で、スロットが伸びている長さ方
向と垂直方向に、スロットの幅または問題となっている
スロットの幅よりも大きい貫通穴を円筒状シリンダに設
けることができる。
を防止するため、各スロットの両端、または各スロット
部分の両端に最小寸法で、スロットが伸びている長さ方
向と垂直方向に、スロットの幅または問題となっている
スロットの幅よりも大きい貫通穴を円筒状シリンダに設
けることができる。
一般的には、もし貫通穴が直径Dの円形貫通穴である
ときは、 (スロット幅)≦D≦(スロット幅)×10 であることが有利である。
ときは、 (スロット幅)≦D≦(スロット幅)×10 であることが有利である。
本発明に係るテンションローラの典型的実施例におい
ては、円筒スリーブは、ある選定された長さを有し、シ
ームレスに、電気的に成形されたニッケルスリーブで10
0〜200μmの壁厚と円周上に配置された10のスロットを
備え、それについては軸方向に中断部があってもなくて
もよいが、各スロットまたはスロット部分は50〜2000μ
mの幅と250〜500μmの貫通穴を具有している。
ては、円筒スリーブは、ある選定された長さを有し、シ
ームレスに、電気的に成形されたニッケルスリーブで10
0〜200μmの壁厚と円周上に配置された10のスロットを
備え、それについては軸方向に中断部があってもなくて
もよいが、各スロットまたはスロット部分は50〜2000μ
mの幅と250〜500μmの貫通穴を具有している。
本発明はまた、高エネルギーの放射線により露光用パ
ターンを用いて露光処理を行なう媒体処理装置に関連し
ており、少なくとも取扱う媒体を運ぶテンションローラ
と前記テンションローラの回転駆動手段と、好適な化学
放射線発生源を装備した前記テンションローラの回転駆
動手段と、そして前記媒体がテンションローラの軸の周
りに対称に配置されるように、媒体が光線に対して露光
されるのに先立って、テンションローラを拡張状態に保
持する手段と、本発明の主題を構成する上述のタイプの
テンションローラ装置に組み込まれているテンションロ
ーラを含むものである。
ターンを用いて露光処理を行なう媒体処理装置に関連し
ており、少なくとも取扱う媒体を運ぶテンションローラ
と前記テンションローラの回転駆動手段と、好適な化学
放射線発生源を装備した前記テンションローラの回転駆
動手段と、そして前記媒体がテンションローラの軸の周
りに対称に配置されるように、媒体が光線に対して露光
されるのに先立って、テンションローラを拡張状態に保
持する手段と、本発明の主題を構成する上述のタイプの
テンションローラ装置に組み込まれているテンションロ
ーラを含むものである。
本発明に係るテンションローラは光と共取扱われる
(光線を使用する)あらゆる種類の媒体に拡張して使用
される。例えば、感光性ラッカーをコーティングしたロ
ータリースクリーン印刷型版、感光性ラッカーをコーテ
ィングしたオフセットプレート材、感光性エマルジョン
を備えたプラスティックフィルムなどである。
(光線を使用する)あらゆる種類の媒体に拡張して使用
される。例えば、感光性ラッカーをコーティングしたロ
ータリースクリーン印刷型版、感光性ラッカーをコーテ
ィングしたオフセットプレート材、感光性エマルジョン
を備えたプラスティックフィルムなどである。
本発明に係るテンションローラは、もし高エネルギー
の放射線を伴って取扱われる媒体がシームレスで、前記
型版の貫通穴がラッカー材でシールされた円筒状金属の
ロータリースクリーン印刷型版である場合は特に有利で
あることが判明した。このようなラッカー材は非感光性
ラッカー材でよく、この場合の光の扱いには、スクリー
ン材が浸透性であることを要求される領域と一致する領
域の貫通穴から前記ラッカーを焼却するように、計画さ
れたレーザビームを使用することを含むものである。
の放射線を伴って取扱われる媒体がシームレスで、前記
型版の貫通穴がラッカー材でシールされた円筒状金属の
ロータリースクリーン印刷型版である場合は特に有利で
あることが判明した。このようなラッカー材は非感光性
ラッカー材でよく、この場合の光の扱いには、スクリー
ン材が浸透性であることを要求される領域と一致する領
域の貫通穴から前記ラッカーを焼却するように、計画さ
れたレーザビームを使用することを含むものである。
上述に対して計画されたレーザビームを使用してパタ
ーンを形成する過程は、出願人により提出されているPC
T特許出願WO86/04549が参照される。
ーンを形成する過程は、出願人により提出されているPC
T特許出願WO86/04549が参照される。
本発明に係る上述のテンションローラは、媒体の表面
に集中しているレーザビームの光路内に如何なる揺動が
残っていても優れた回転の正確性を示すものである。
に集中しているレーザビームの光路内に如何なる揺動が
残っていても優れた回転の正確性を示すものである。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図、第2A図、第2B図を参照し
て説明する。本発明は上述のように、膨張圧力の影響下
で拡張され高エネルギー放射線を用いて処理される媒体
を支持するテンションローラ1について記載されてい
る。このようなテンションローラ1は外側に薄い金属壁
で囲んだ半径方向に拡張性を増加する目的のシリンダ2
または円筒スリーブからなり、スリーブの円周の周りに
均等に配置したスロット3、3′を備えたテンションロ
ーラ1を有する高エネルギーの放射線を伴う媒体を扱う
装置である。
て説明する。本発明は上述のように、膨張圧力の影響下
で拡張され高エネルギー放射線を用いて処理される媒体
を支持するテンションローラ1について記載されてい
る。このようなテンションローラ1は外側に薄い金属壁
で囲んだ半径方向に拡張性を増加する目的のシリンダ2
または円筒スリーブからなり、スリーブの円周の周りに
均等に配置したスロット3、3′を備えたテンションロ
ーラ1を有する高エネルギーの放射線を伴う媒体を扱う
装置である。
第1図は薄い壁面のある円筒スリーブ2を備えたテン
ションローラ1を示し、本発明に係る円筒スリーブ2は
スロット3と各スロットの端部に貫通穴を持ち、その寸
法はどのスロットの幅より大きい。テンションローラ1
を構成する円筒スリーブ2は芯出しヘッド7に固定さ
れ、芯出しヘッド7は芯出しスリーブ7′によってさら
に保持されている。芯出しスリーブ7′はテンションロ
ーラの中心軸周りの中央に配置されている。
ションローラ1を示し、本発明に係る円筒スリーブ2は
スロット3と各スロットの端部に貫通穴を持ち、その寸
法はどのスロットの幅より大きい。テンションローラ1
を構成する円筒スリーブ2は芯出しヘッド7に固定さ
れ、芯出しヘッド7は芯出しスリーブ7′によってさら
に保持されている。芯出しスリーブ7′はテンションロ
ーラの中心軸周りの中央に配置されている。
芯出しスリーブ7′はまた1つ以上の膨張媒体(例え
ば空気)用の通路14を備えた支持シリンダ13が接続され
た固定具9を嵌着している。固定具9に密封して固定さ
れた膨張可能な袋、例えば、膨張可能なゴム製袋12は支
持シリンダ13と円筒スリーブ2の中間に設けられてい
る。
ば空気)用の通路14を備えた支持シリンダ13が接続され
た固定具9を嵌着している。固定具9に密封して固定さ
れた膨張可能な袋、例えば、膨張可能なゴム製袋12は支
持シリンダ13と円筒スリーブ2の中間に設けられてい
る。
8、8′はそれぞれに膨張媒体の入り口と出口を示
し、媒体の進路は矢印によって示されている。もし膨張
媒体、例えば空気が入り口8から導入されると、ゴム製
袋12は円筒スリーブ2の内側表面を勢いよく押圧し、そ
して円筒スリーブ2を精度良く芯出しされた円筒状の膨
張した形状に成形する。スロット3の存在は、円筒スリ
ーブ2を仕様制限内で変動させ、矯正力を保持し、円筒
の形状を中心に位置させ、そしてスリーブの材質に起こ
る永久変形をなくす。
し、媒体の進路は矢印によって示されている。もし膨張
媒体、例えば空気が入り口8から導入されると、ゴム製
袋12は円筒スリーブ2の内側表面を勢いよく押圧し、そ
して円筒スリーブ2を精度良く芯出しされた円筒状の膨
張した形状に成形する。スロット3の存在は、円筒スリ
ーブ2を仕様制限内で変動させ、矯正力を保持し、円筒
の形状を中心に位置させ、そしてスリーブの材質に起こ
る永久変形をなくす。
特殊な実施例では、円筒スリーブ2は、200μmの壁
厚、円周64cm、スロットは、幅寸法0.05mm、スロットの
各端部に2.6mmの円形直径穴を備えたニッケル材で作ら
れる。
厚、円周64cm、スロットは、幅寸法0.05mm、スロットの
各端部に2.6mmの円形直径穴を備えたニッケル材で作ら
れる。
このようなスロットの使用は、円筒スリーブの膨張性
を可能にし、例えば円周の変動は材料の永久変形なしに
±10mmを可能にする。このようにして、本発明に係るテ
ンションローラに付属する円筒スリーブは、場合によっ
て要求される円周の変動は、簡単に再生可能な方法で達
成することができる。
を可能にし、例えば円周の変動は材料の永久変形なしに
±10mmを可能にする。このようにして、本発明に係るテ
ンションローラに付属する円筒スリーブは、場合によっ
て要求される円周の変動は、簡単に再生可能な方法で達
成することができる。
第2A図、第2B図は、本発明のスロットの設計に関し
て、特に注目すべき本発明のテンションローラの2つの
異なった実施例を示している。
て、特に注目すべき本発明のテンションローラの2つの
異なった実施例を示している。
第2A図において、軸方向に伸びたスロットは中断部分
がなく、一方、第2B図では、4はスロットにおける中断
部分を示している。
がなく、一方、第2B図では、4はスロットにおける中断
部分を示している。
本発明の範囲内で、円筒スリーブに使用されているス
ロットのパターンは、第2A図、第2B図に示されている以
外の他の形式でも良いことは明らかである。例えば、各
スロットは多くの中断部分をもつことが可能であり、ス
ロットは列状に配列され、互い違いになるように形成さ
れることも可能である。
ロットのパターンは、第2A図、第2B図に示されている以
外の他の形式でも良いことは明らかである。例えば、各
スロットは多くの中断部分をもつことが可能であり、ス
ロットは列状に配列され、互い違いになるように形成さ
れることも可能である。
また、スロットの形状は、真直のみでなく波状のうね
りのあるもの、または、正しい軸方向から偏った形状の
ものも許容される。
りのあるもの、または、正しい軸方向から偏った形状の
ものも許容される。
本発明によるテンションローラは、上述したように目
張りされたロータリースクリーン印刷用型版を扱う装置
としても優れており、しかも、テンションローラはどの
ような露出装置の露光用の要求を極めて良く満足する。
張りされたロータリースクリーン印刷用型版を扱う装置
としても優れており、しかも、テンションローラはどの
ような露出装置の露光用の要求を極めて良く満足する。
(発明の効果) 本発明の実施により、膨張圧力により拡張され高エネ
ルギー放射線を用いて処理される媒体を支持する目的の
テンションローラにおいて、膨張圧力の大きな変動に対
して永久変形をもたらすことなく、円筒スリーブの拡張
が容易であり、しかも圧力変動に対して円筒スリーブの
円周がこれまでのケースよりも相当に広範なリミット内
で変動可能なテンションローラを提供することができ
る。
ルギー放射線を用いて処理される媒体を支持する目的の
テンションローラにおいて、膨張圧力の大きな変動に対
して永久変形をもたらすことなく、円筒スリーブの拡張
が容易であり、しかも圧力変動に対して円筒スリーブの
円周がこれまでのケースよりも相当に広範なリミット内
で変動可能なテンションローラを提供することができ
る。
第1図は本発明に係るテンションローラの軸方向の側断
面図、第2A図、第2B図は本発明に係るテンションローラ
の2つの実施例を示す図である。 1……テンションローラ、2……円筒スリーブ 3……スロット、5……貫通穴 7……芯出しヘッド、8、8′……媒体入出口 9……固定具、12……ゴム製袋 13……支持シリンダ、14……媒体通路
面図、第2A図、第2B図は本発明に係るテンションローラ
の2つの実施例を示す図である。 1……テンションローラ、2……円筒スリーブ 3……スロット、5……貫通穴 7……芯出しヘッド、8、8′……媒体入出口 9……固定具、12……ゴム製袋 13……支持シリンダ、14……媒体通路
Claims (7)
- 【請求項1】円筒状のテンションローラの外周に沿って
配設された処理媒体に対し、高エネルギーの放射線によ
り露光用のパターンを用いて露光処理を行なう媒体処理
設備に用いるための前記テンションローラにおいて、 少なくとも、中心軸を囲んで配置され、前記処理媒体を
支持する支持エレメントを有し、 この支持エレメントは、 円筒状の支持シリンダと、 この支持シリンダの外周側に設けた弾性物質で造られた
膨張可能な袋と、 この膨張可能な袋の外周側に前記支持シリンダと同軸に
配置され薄い金属壁で円筒状に形成した円筒スリーブ
と、 前記支持シリンダを前記中心軸に対して芯出しして支持
する手段と、 前記膨張可能な袋に対して膨張媒体の供給及び放出を行
なう手段と、を備えたものであり、 前記円筒スリーブはスロットを有し、該スロットは円周
方向に拡張可能であり、拡張状態で前記中心軸の周りに
対称に配置されると共に、実質的に軸方向に沿い、か
つ、円周方向に均等に穿設されており、前記拡張状態に
おいて前記処理媒体を円筒状に保持することを特徴とす
るテンションローラ。 - 【請求項2】前記スロットは、前記円筒スリーブによっ
て支持され、かつ、露光されるべき前記処理媒体の最大
幅を超えて延長していることを特徴とする請求項1記載
のテンションローラ。 - 【請求項3】前記スロットは、1つまたはそれ以上の中
断部を設けていることを特徴とする請求項1記載のテン
ションローラ。 - 【請求項4】前記スロットの端部には、スロット幅より
も大きい最小径の貫通穴を設けていることを特徴とする
請求項1記載のテンションローラ。 - 【請求項5】前記貫通穴は、次式による直径Dをもつ円
形穴であることを特徴とする請求項4記載のテンション
ローラ。 (スロット幅)≦D≦(スロット幅)×10 - 【請求項6】前記円筒スリーブは、シームレスに電気成
形されたニッケルスリーブであり、100〜200μmの壁厚
を有し、円周上に配置された10個のスロットを備え、前
記スロットは、軸方向に中断部のないスロット、また
は、中断部のあるスロット部分で、50〜2000μmの幅を
具備していることを特徴とする請求項1記載のテンショ
ンローラ。 - 【請求項7】高エネルギーの放射線により露光用のパタ
ーンを用いて処理媒体の露光処理を行なう媒体処理装置
であって、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載され
る処理媒体を扱うテンションローラを含み、化学放射線
発生源を好適に装備した前記テンションローラの回転駆
動手段と、前記媒体が前記テンションローラの中心軸の
周りの対称の位置にくるようにし、かつ、前記テンショ
ンローラは、前記媒体が前記化学放射線に露光されるに
先立って、拡張された状態に保持する手段とを備えるこ
とを特徴とするテンションローラ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8800354A NL8800354A (nl) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | Spanwals alsmede inrichting voorzien van een dergelijke spanwals. |
NL8800354 | 1988-02-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH024261A JPH024261A (ja) | 1990-01-09 |
JP2571618B2 true JP2571618B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=19851774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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