JPH0416943A - 圧力現像装置 - Google Patents

圧力現像装置

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JPH0416943A
JPH0416943A JP12202190A JP12202190A JPH0416943A JP H0416943 A JPH0416943 A JP H0416943A JP 12202190 A JP12202190 A JP 12202190A JP 12202190 A JP12202190 A JP 12202190A JP H0416943 A JPH0416943 A JP H0416943A
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JP
Japan
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work roll
pressure
roll
axis
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP12202190A
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English (en)
Inventor
Masahiko Sasa
雅彦 佐々
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0416943A publication Critical patent/JPH0416943A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、感圧カプセルによって予め潜像が記録された
感圧シートを加圧して現像する圧力現像装置に関わり、
特に、一対のワークロール間で感圧シートを挟圧して送
り出す圧力現像装置の改良に関するものである。
従来の技術 感圧シートを用いた複写装置やプリンタ等においては、
一般に、(a)円柱形状を成す第1ワークロールの両端
部にその第1ワークロールの軸心と直角に配設されてそ
の第1ワークロールを軸心まわりの回転可能に支持する
一対の第1プレートと、(b)円柱形状膏成す第2ワー
クロールの両端部にその第2ワークロールの軸心と直角
に配設されてその第2ワークロールを軸心まわりの回転
可能に支持するとともに、その第2ワークロールが前記
第1ワークロールと平行な姿勢でその第1ワークロール
に対して相対的に接近離間させられるように前記第1プ
レートに対して相対移動可能に配設された一対の第2プ
レートと、(C)前記第1ワークロールおよび前記第2
ワークロールが相対的に接近して加圧されるように前記
第1プレートと前記第2プレートとの間に荷重を印加す
る加圧手段と、(d)前記第1ワークロールおよび前記
第2ワークロールの少なくとも一方を回転駆動する回転
駆動手段とを備え、硬度が異なる多数の感圧カプセルに
よって予め潜像が記録された感圧シートを、前記加圧手
段により前記第1ワークロールと前記第2ワークロール
との間で挟圧しつつ前記回転駆動手段により少なくとも
一方のワークロールを回転駆動して送り出すことにより
、前記多数の感圧カプセルの一部をその硬度に応じて圧
潰して前記潜像を現像する形式の圧力現像装置が用いら
れている。
かかる圧力現像装置においては、加圧手段によって第1
ワークロールおよび第2ワークロール間に数tonもの
大きな荷重が印加されることから、従来ではそれら第1
ワークロールおよび第2ワークロールがその大きな荷重
に対して必要とされる充分な剛性を備えた一対の大径ロ
ールにてそれぞれ構成されていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のように第1ワークロールおよび第
2ワークロールが共に大径ロールにて構成された場合は
、感圧シートに対する加圧面積が大きくなるため、所定
の加圧力を得るためにより一層大きな荷重を加える必要
があった。
本発明はこのような事情を背景として為されたものであ
り、その目的とするところは、比較的小さな荷重で大き
な加圧力を得られるようにすることにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するため、本発明の要旨とするところ
は、前記(a)第1プレートと、(b)第2プレートと
、(C)加圧手段と、(d)回転駆動手段とを備え、硬
度が異なる多数の感圧カプセルによって予め潜像が記録
された感圧シートを、前記加圧手段により前記第1ワー
クロールと前記第2ワークロールとの間で挟圧しつつ前
記回転駆動手段により少なくとも一方のワークロールを
回転駆動して送り出すことにより、前記多数の感圧カプ
セルの一部をその硬度に応じて圧潰して前記潜像を現像
する圧力現像装置において、前記第2ワークロールとし
て前記第1ワークロールよりも径寸法が小さいものを用
いるとともに、(e)その第2ワークロールを挟んで上
記第1ワークロールと反対側に位置させられ且つ軸方向
の中央部分が上記第2ワークロールの軸方向の中央部分
に押圧される状態でその第2ワークロールに対して軸心
が傾斜させられたバックアップロールと、げ)そのバッ
クアップロールの両端部をそれぞれ軸まわりの回転可能
に支持する軸受を保持するとともに、そのバンクアンプ
ロールの傾斜角度に対応じて上記軸受の軸心に対して傾
斜させられた取付面を介して前記第2プレートに取り付
けられる一対の軸受ホルダとを有することにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、第2ワークロールの径寸法が第1ワ
ークロールよりも小さいため、感圧シートに対する加圧
面積が小さくなり、加圧手段により比較的小さな荷重を
加えるだけで圧力現像に必要な大きな加圧力が得られる
ようになる。
一方、このように第2ワークロールとして小径ロールを
用いるとその剛性が不足するため、第1ワークロールと
の加圧時に軸方向の中央部分が撓み変形し易くなり、圧
力分布が不均一となって画像の再現性が損なわれるおそ
れがあるが、本発明では、軸方向の中央部分が上記第2
ワークロールの軸方向の中央部分に押圧される状態でそ
の第2ワークロールに対して細心が傾斜させられたバッ
クアップロールが設けられ、第2ワークロールの主とし
て軸方向中央部分をハックアップするようになっている
ため、感圧シートに対して軸方向の全長に亘って略均−
な加圧力が得られ、優れた再現性で圧力現像が行われる
のである。
また、本発明におけるハックアンプロールは、その両端
部を回転可能に支持する軸受の軸心方向に対し、そのバ
ックアップロールの傾斜角度に対応じて傾斜させられた
取付面を備えた軸受ホルダを介して第2プレートに配設
されるようになっていることから、上記軸受を直接第2
プレートに嵌合させて取り付ける場合に比べて、第2プ
レートに高い精度の加工を施す必要がなく、軸受ホルダ
の取付面に対する取付は精度を確保するだけでハックア
ンプロールの組付けが容易に行われ得る。
このように、本発明の圧力現像装置によれば、加圧手段
によって比較的小さな荷重を加えるだけで圧力現像に必
要な大きな加圧力が得られるとともに、その加圧力が軸
方向の全長に亘って略均−とされ、再現画像の品質が良
好に維持されるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図は、本発明の一実施例である圧力現
像装置lOの現像時の状態を示す図であり、第1図はそ
の正面図、第2図は第1図における■−■視断面断面図
る。それぞれの図において12および14は一対のワー
クロールであり、この一対のワークロール12.14間
で感圧シート16および顕色シー)18が挟圧されつつ
送られて現像が行われるようになっている。ワークロー
ル12および14は、それぞれの径寸法が軸心方向にお
いて一定の円柱形状を成しているが、ワークロール14
はワークロール12よりも小径であり、本実施例ではワ
ークロール12が第1ワークロールに相当し、ワークロ
ール14が第2ワークロールに相当する。
ワークロール12は、位置固定に設けられた固定フレー
ム20の互いに平行な一対のベースプレート22a、2
2b間に配置され、軸心11がそれ等のヘースプレート
22a、22bに対して直角となる姿勢で、両端部にお
いてそれ等のヘースプレート22a、22bにヘアリン
グ24a 24bを介して軸心!1まわりの回転可能に
支持されている。一方、ワークロール14は、上記ヘー
スプレート22aおよび22bの内側にそれ等と平行に
配設された一対の可動プレート26a  26b間に配
置され、軸心l、がそれ等の可動プレー126a、26
bに対して直角となる姿勢で、両端部においてそれ等の
可動プレート26a  26bにヘアリング28a、2
8bを介して軸心13まわりの回転可能に支持されてい
る。これ等の可動プレート26a、26bは、前記軸心
11と平行な軸心i2まわりの回動可能にヘースプレー
ト22a、22bに支持されており、そのヘースプレー
ト22a、22bに対して可動プレート26a、26b
が軸心I!2まわりに回動させられることにより、ワー
クロール14はワークロール12と平行な姿勢でそのワ
ークロール12に対して接近離間させられるようになっ
ている。
このような一対のワークロール12および14間で感圧
シート16が挟圧される場合においては、ワークロール
14が小径であることから感圧シート16に対する加圧
面積が小さく、小さな加圧荷重によっても圧力現像に必
要な大きな加圧力が得られる。本実施例では、上記一対
のヘースプレート22aおよび22bが一対の第1プレ
ートに相当し、上記一対の可動プレート26aおよび2
6bが一対の第2プレートに相当する。
そして、ワークロール14の下側、すなわち前記ワーク
ロール12と反対側の位置には、ワークロール14をワ
ークロール12との間に挟む状態に接触するバックアッ
プロール30が、その両端部において回動可能に支持す
るヘアリング32aおよび32bを保持している一対の
軸受ホルダ33aおよび33bをそれぞれ介して可動プ
レート26aおよび26bに配設されている。ハックア
ップロール30は、ワークロール12と略同径の円柱形
状を成しており、軸方向の中央部分がワークロール14
の軸方向の中央部分に押圧され且つ水平面内においてそ
の軸心I!、4が前記軸心i!、3に対して所定の角度
θだけ傾斜させられた状態に配設されている。なお、ワ
ークロール12および14の軸方向中央での断面図であ
る第2図における上記軸心!4の位置は前記軸心11と
軸心!3とを結ぶ直線上に略位置している。
図に示す現像時の状態においては、前記したようにワー
クロール14は小径であるため、それ単独では前記感圧
シート16および顕色シート18を挟圧する際の加圧反
力によってその中央部が特に撓み変形させられ易いが、
上記ハックアップロール30によりそのワークロール1
4の中央部分が押圧され、略鉛直な方向における動きが
規制されてその方向の撓み変形が阻止されることにより
、感圧シート16に対する加圧力が均一に保たれるので
ある。
一方、上述の如くハックアンプロール30の軸心が傾斜
させられているため、上記軸受ホルダ33aおよび33
b内のベアリング32aおよび32bの軸心も上記軸心
!4に一致して傾斜させられており、第1図における■
−■視断面を示す第3図から明らかなように、その軸受
ホルダ33aおよび33bが前記可動プレー)26aお
よび26bに取り付けられるためのそれぞれの取付面3
5akよび35bは、そのベアリング32aおよび32
bの軸心に直角な平面に対し、バックアップロール30
の傾斜角度θだけ傾斜させられた状態に形成されている
。なお、上記取付面35aおよび35bを介しての可動
プレート26aおよび26bへの軸受ホルダ33aおよ
び33bそれぞれの固定は、図示しない位置決めピンの
係合およびボルト37の締結によって行われるようにな
っている。
前記固定フレーム20は上記一対のベースプレー ト2
2 aおよび22bの上部において補強ロッド34によ
って連結されるとともに図示しない固定部材に一体的に
固定されている。この固定フレーム20には、それら一
対のヘースプレート22aおよび22bの下部において
、第4図に示す偏心カム軸36が一対のベアリング38
aおよび38bを介して前記軸心11と平行な軸心15
まわりの回転可能に配設されている。偏心カム軸36は
、上記ヘアリング38aおよび38bの内側において軸
心が偏心させられた部分にそれぞれ一対のベアリング4
0aおよび40bを備えているとともに、一方の軸端に
歯車42が相対回転不能に装着されており、図示しない
固定部材に配設されたステ・ノブモータ46の出力軸歯
車44と上記歯車42が噛み合わされることにより回転
駆動させられるようになっている。
また、第4図からも判るように、ヘアリング40aおよ
び40bの軸心は偏心カム軸36の軸心よりも寸法eだ
け偏心させられており、偏心カム軸36が第2図に示す
状態から180°回動した状態、言い換えれば、ヘアリ
ング40aおよび4obの軸心が前記軸心ρ5の水平方
向右側に位置する状態を始点として、上記ステンブモー
タ46によって所定の角度だけ偏心カム軸36が回動さ
せられるのに対応じてヘアリング40aおよび40bが
移動させられるようになっている。そして、このヘアリ
ング40aおよび40bの水平方向における移動量に基
ついて、次に説明する加圧ユニシト50aおよび5.O
bを介して前記一対の可動プレート26aおよび26b
が軸心12まわりに回動させられ、前記ワークロール1
4がワークロール12に接近させられ、加圧されるよう
になっている。第1図および第2図に示す状態は、ヘア
リング40aおよび4C1bが前記始点から2eのフル
ストロークを水平移動させられ、ワークロール12およ
び14間で前記感圧シー)16を加圧している状態であ
る。
前記一対の可動プレー)26aおよび26bは、前記軸
心12に一致してベースプレート22aおよび22bに
それぞれ立設された回動軸48により回動可能にそれぞ
れ支持されており、第2図における右まわりに回動させ
られることにより、前記ワークロール14がワークロー
ル12に接近させられるようになっている。そして、こ
の一対の可動プレート26aおよび26bの下部には、
対の加圧ユニ:z)50aおよび50bがそれぞれ配設
されている。
加圧ユニット50aは、第2図中に詳しく示すように、
軸心が前記偏心カム軸36の軸心l、と略直交する状態
に配設されたボルト52と、そのボルト52が貫通させ
られるとともに圧縮コイルスプリング54が介挿された
一対のフランジ付きスリーブ56および58と、ボルト
52のねし部先端側に螺合させられるとともに前記ヘア
リング40aと当接させられるキャップ60と、ボルト
52に対するスリーブ58の位置を規定する調整ナツト
62、およびキャップ54の螺合位置を固定するロック
ナツト64とから構成されており、それらが一対のブラ
ケント66および68によって可動プレート26aの内
側の側面に装着されている。なお、可動プレート26a
には、上記圧縮コイルスプリング54および一対のスリ
ーブ56および58の収容空間を確保するために、開口
窓70aが形成されている。また、可動プレート26b
側の加圧ユニット50bは、上記加圧ユニット50aと
実質的に全く同じ構成で、可動プレート26bの内側の
側面に装着されている。
上記加圧ユニット50aおよび50bにおいて、それぞ
れのキャップ60は可動プレート26a26bやワーク
ロール14およびバックアップロール30等の自重によ
って常には前記ヘアリング40aおよび40bのそれぞ
れの外輪外周面に当接させられている。また、それぞれ
の圧縮コイルスプリング54は調整ナツト62によりス
リーブ58の位置が変更されることによってその予圧縮
状態が調整されるようになっており、キャップ60がブ
ラケット68内に押し込まれていない状態においては、
その縮み量に対応する付勢力にてボルト52が図におけ
る右方向に付勢されてその頭部がスリーブ56のフラン
ジと反対側の端面に当接させられるようになっている。
また、そのボルト52に対するキャップ60の螺合位置
が適宜変更されることにより、ベアリング40aおよび
40bが前記始点に位置している状態における前記ワー
クロール12とワークロール14との隙間が調整される
ようになっている。
このような加圧ユニット50aおよび50bが配設され
た可動プレート26aおよび26bは、前記偏心カム軸
36の始点からの回動角に対応じて、キャップ60が第
2図における左側へ移動させられ、ワークロール14が
前記感圧シート16および顕色シート18を挾んだ状態
でワークロール12に当接することによりそれら可動プ
レート26aおよび26bの回動が停止させられるまで
は、そのキヤ・ノブ60と共に右まわりに回動させられ
るようになっている。そして、可動プレート26aおよ
び26bの回動が停止させられたあとは、上記キャップ
60がさらに移動させられる分だけ前記圧縮コイルスプ
リング54が圧縮変形させられ、その縮み量に対応する
付勢力が可動プレート26aおよび26bに作用し、そ
の力に前記回動軸48まわりのレバー比を乗じた大きさ
の付勢荷重が前記ヘアリング28aおよび28bを介し
てワークロール14に作用するようになっている。
すなわち、偏心カム軸36の回動角が前記ステップモー
タ46の駆動により制御されることによって、感圧シー
ト16を加圧するワークロール14の加圧力が現像に適
した所望の値となるように、具体的にはワークロール1
2および14の軸方向における顕色シート18の幅寸法
に応じて圧縮コイルスプリング54の圧縮変形量が変更
され得るようになっているのである。上記偏心カム軸3
6の回動角度は、顕色シート18のサイズ選択操作によ
って予め設定され、その設定された回動量が得られるよ
うにステップモータ46の作動が制御されるようになっ
ている。本実施例においては、前記ステップモータ46
、偏心カム軸36、および加圧ユニット50aおよび5
0bが、ワークロール12および14が相対的に接近し
て現像のために加圧されるように前記ベースプレート2
2aおよび22bと可動プレート26aおよび26bと
の間に荷重を印加する加圧手段として機能している。
前記ワークロール12の一方の軸端には、スプロケット
72が相対回転不能に装着されており、ベースプレート
22aに固定されたモータ76によりチェーン74を介
して第2図における右まわりに回転駆動されるようにな
っている。ワークロール12およびワークロール14間
で挟圧された感圧シート16および顕色シート18は、
本実施例における回転駆動手段である上記モータ76の
駆動により順次圧力現像されつつ送り出されるようにな
っている。
なお、前記感圧シート16は、露光されることにより異
なる色の光に感光して硬化する感光性樹脂、イエロ、マ
ゼンタ、シアンの各色の染料前駆体、および重合開始側
等をそれぞれ内蔵した3種類のマイクロカプセルが均一
に塗布されたものであり、露光されたそれぞれのマイク
ロカプセルの感光性樹脂の硬化の差によって潜像が記録
されたものである。また、前記顕色シート18は、塗布
された顕色剤粒子が上記各色の染料前駆体と反応じて発
色することにより、上記潜像が可視化された画像がプリ
ントされるものである。感圧シート16はロール状に巻
回されて図示しない遮光容器内に収容されているととも
に、その一端が一対のワークロール12および14間を
通されて図示しない巻取り装置により巻き取られるよう
になっており、上記遮光容器と圧力現像装置10との間
において露光され、潜像が記録されるようになっている
。一方、顕色シート18は、各種のサイズに裁断された
ものが多数枚用意されており、その中から選択されたサ
イズのものが一枚ずつ図示しない給紙装置により圧力現
像装置10へ搬送されるようになっている。
上記の如く構成された圧力現像装置10は次のように作
動させられる。先ず、前記偏心カム軸36が駆動されて
いない状態において、予め一対のワークロール12およ
び14の隙間に通された感圧シート16が、その潜像部
分が加圧位置の手前に達するまで前記巻取り装置により
巻き取られるとともに、その感圧シート16の下面に沿
うように第2図における右側より顕色シート18が前記
給紙装置によって搬送され、2枚のシートが共に挟まれ
得る位置にセットされる。
そして、次に偏心カム軸36が前記ステップモータ46
の駆動により所定の角度だけ回動させられることにより
、前記ヘアリング40aおよび40bが前記加圧ユニン
ト50aおよび50bを介して一対の可動プレート26
aおよび26bを回動させ、ワークロール14およびバ
ックアップロール30をワークロール12側に接近、当
接させるとともに、感圧シート16および顕色シート1
8を所定の加圧力にて加圧する。その後、前記モータ7
6の駆動によりワークロール12が第2図における右ま
わりに回転させられて感圧シート16および顕色シート
18が加圧されつつ左方向へ送り出される。そして、感
圧シート16および顕色シート18が所定の長さだけ送
られて現像が終了した時点で上記モータ76が停止させ
られるとともに、前記ステップモータ46が逆方向に駆
動されて偏心カム軸36が逆回転させられ、一対の可動
プレート26aおよび26bが原位置に復帰させられる
ここで、現像に適した所定の加圧力を得るにあたって、
従来では共に大径の一対のワークロール間で加圧してい
たため、感圧シート16に対する加圧面積が比較的大き
くなり、ワークロール間に大きな荷重を作用させる必要
があった。
しかし、本実施例においては、一方のワークロール14
が小径であることから、感圧シート16に対する加圧面
積が比較的小さく、圧縮コイルスプリング54によりワ
ークロール14に加えられる付勢荷重がそれほど大きく
なくても所定の加圧力を得ることができるとともに、各
ロールを支持するヘースプレー)22aおよび22bや
可動プレー)26aおよび26b等の部材を、小さな付
勢荷重に対応じて軽量且つ簡略に構成し得るのである。
また、本実施例においては、バックアップロール30が
ワークロール14の軸心に対して傾斜させられ且つその
軸方向の中央部分がワークロール14の軸方向の中央部
分に押圧される状態で設けられ、ワークロール14が軸
方向の中央部分においてバックアップされていることか
ら、ワークロール14の剛性が低くてもその撓み変形が
効果的に防止され、軸方向の全長に亘って略均−な加圧
力が得られるため、圧力現像された顕色シート18の画
像に優れた再現性が得られるのである。
また、本実施例におけるバンクアップロール30は、そ
の両端部を回転可能に支持するヘアリング32aおよび
32bの軸心方向に対し、そのバンクアップロール30
の傾斜角度θに対応じて傾斜させられた取付面35aお
よび35bを備えた軸受ホルダ33aおよび33bを介
して可動プレー ) 26 aおよび26bに配設され
るようになっていることから、上記ベアリング32aお
よび32bを可動プレー)26aおよび26bに形成し
た嵌合孔に直接嵌合させて取り付ける場合に比べて、可
動プレート26aおよび26bに高い精度の加工を施す
必要がなく、取付面35aおよび35bに対する可動プ
レー1−26aおよび26b側の取付は精度を確保する
だけでバックアップロール30の組付けが容易に行われ
得る。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその他の態様においても適用され得る。
たとえば、前述の実施例においては、種々のサイズの顕
色シート18に応じて加圧力が変更されるようになって
いるが、一定の大きさの顕色シート18のみを取り扱う
場合等においては、偏心カム軸36を一定角度だけ回転
駆動して常に一定の荷重を加えて圧力現像するようにし
ても良い。
また、前述の実施例においては、一対の可動プレート2
6aおよび26bがヘースプレート22aおよび22b
に対して軸心12まわりに回動させられることにより、
ワークロール14がワークロール12に対して接近離間
させられるように構成されていたが、例えば、可動プレ
ート26aおよび26bが直線的にガイドされてワーク
ロール14がワークロール12に対して直線的に接近離
間させられるように構成されてもよい。
また、前述の実施例におけるハックアップロール30は
、軸方向に亘って径寸法が一定の円柱形状を成すもので
あったが、これに替えて、たとえば、軸心を含む断面形
状における外形線が小さな曲率を有するように中央部が
僅かに縮径されたバンクアップロールが用いられてもよ
い。この場合には、ワークロール14を押圧する軸方向
の範囲が前述の実施例の場合よりも上記曲率の大きさに
対応じて拡大される。
また、前述の実施例においては、ワークロール14をハ
ックアップする1つのバックアップロール30が、ワー
クロール12を含めて軸方向の中央位置におけるそれら
の軸心が略−直線上に位置する状態に配設されていたが
、これに替えて、ワークロール12と反対側の広い範囲
において複数のバックアップロールが、それぞれワーク
ロール14を押圧する方向に垂直な平面内においてワー
クロール14の軸心に対して傾斜した軸心を有して配設
されてもよい。この場合には、ワークロール14の水平
方向の撓み変形も確実に防止される。
また、前述の実施例においては、前記ステップモータ4
6、偏心カム軸36、および加圧ユニット50aおよび
50bなどにより加圧手段が構成されていたが、これに
替えて、例えばシリンダとピストンを備えた流体式アク
チュエータや、゛クランク機構、歯車−ランク機構等の
よく知られた他の駆動押圧機構によって構成されても差
支えない。
また、前述の実施例においては、回転駆動手段としての
モータ76がワークロール12を駆動していたが、これ
に替えて、モータ76がワークロール14を駆動したり
、ワークロール12とワークロール14とを周速が一致
するように同期させて共に駆動したりしてもよい。
また、前述の実施例においては、それぞれ別体の感圧シ
ート16および顕色シート18が重ね合わされて加圧さ
れる場合であったが、前記顕色剤粒子が前記マイクロカ
プセル等と混在して感圧シート16に塗布されたものが
単体で加圧される場合であってもよい。
また、前述の実施例においては、異なる色の光に感光し
て硬化する3種類のマイクロカプセルによりカラー現像
をする場合であったが、光の強度差によって硬化する複
数種類の感圧カプセルにより潜像が記録された感圧シー
トを圧力現像して濃淡画像を得るなどの場合や、光取外
の作用によってそれぞれ硬化させられる複数種類の感圧
カプセルにより潜像が記録された感圧シートを現像する
場合等においても本発明を適用することが可能である。
なお、上述したのはあくまで本発明の一実施例であり、
本発明はその精神を逸脱することなく当業者の知識に基
づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である圧力現像装置の正面
図である。第2図は、第1図における■■視断面図であ
る。第3図は、第1図におけるI[1−1面断面図であ
る。第4図は、第1図の装置の偏心カム軸等を示す図で
ある。 10:圧力現像装置 12:ワークロール(第1ワークロール)14:ワーク
ロール(第2ワークロール)16:感圧シート 22a、22b:ヘースプレート(第1プレート)26
a、26b:可動プレート(第2プレート)32a、3
2b:べ7リング(軸受) 30:ハノクアップロール 33a、33b:軸受ホルダ 35a、35b:取付面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円柱形状を成す第1ワークロールの両端部に該第1ワー
    クロールの軸心と直角に配設されて該第1ワークロール
    を軸心まわりの回転可能に支持する一対の第1プレート
    と、円柱形状を成す第2ワークロールの両端部に該第2
    ワークロールの軸心と直角に配設されて該第2ワークロ
    ールを軸心まわりの回転可能に支持するとともに、該第
    2ワークロールが前記第1ワークロールと平行な姿勢で
    該第1ワークロールに対して相対的に接近離間させられ
    るように前記第1プレートに対して相対移動可能に配設
    された一対の第2プレートと、前記第1ワークロールお
    よび前記第2ワークロールが相対的に接近して加圧され
    るように前記第1プレートと前記第2プレートとの間に
    荷重を印加する加圧手段と、前記第1ワークロールおよ
    び前記第2ワークロールの少なくとも一方を回転駆動す
    る回転駆動手段とを備え、硬度が異なる多数の感圧カプ
    セルによって予め潜像が記録された感圧シートを、前記
    加圧手段により前記第1ワークロールと前記第2ワーク
    ロールとの間で挟圧しつつ前記回転駆動手段により少な
    くとも一方のワークロールを回転駆動して送り出すこと
    により、前記多数の感圧カプセルの一部をその硬度に応
    じて圧潰して前記潜像を現像する圧力現像装置において
    、前記第2ワークロールとして前記第1ワークロールよ
    りも径寸法が小さいものを用いるとともに、該第2ワー
    クロールを挟んで該第1ワークロールと反対側に位置さ
    せられ且つ軸方向の中央部分が該第2ワークロールの軸
    方向の中央部分に押圧される状態で該第2ワークロール
    に対して軸心が傾斜させられたバックアップロールと、
    該バックアップロールの両端部をそれぞれ軸まわりの回
    転可能に支持する軸受を保持するとともに、該バックア
    ップロールの傾斜角度に対応して該軸受の軸心に対して
    傾斜させられた取付面を介して前記第2プレートに取り
    付けられる一対の軸受ホルダとを有することを特徴とす
    る圧力現像装置。
JP12202190A 1990-05-11 1990-05-11 圧力現像装置 Pending JPH0416943A (ja)

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