JPH041644A - 圧力現像装置 - Google Patents

圧力現像装置

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JPH041644A
JPH041644A JP10247890A JP10247890A JPH041644A JP H041644 A JPH041644 A JP H041644A JP 10247890 A JP10247890 A JP 10247890A JP 10247890 A JP10247890 A JP 10247890A JP H041644 A JPH041644 A JP H041644A
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JP
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work roll
pressure
roll
work
support member
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JP10247890A
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Yoshiya Tomatsu
義也 戸松
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、感圧カプセルによって予め潜像が記録された
感圧シートを加圧して現像する圧力現像装置に関わり、
特に、一対のワークロール間に感圧シートを挟圧して送
り出す圧力現像装置の改良に関するものである。
従来の技術 感圧シートを用いた複写装置やプリンタ等においては、
一般に、(a)円柱形状の第1ワークロールをその両端
部において軸まわりの回転可能に支持する第1支持部材
と、(b)円柱形状の第2ワークロールをその両端部に
おいて軸まわりの回転可能に支持するとともにその第2
ワークロールが前記第1ワークロールと平行な姿勢でそ
の第1ワークロールに対して相対的に接近離間させられ
るように前記第1支持部材に対して相対移動可能に配設
された第2支持部材と、(C)前記第1ワークロールお
よび前記第2ワークロールが相対的に接近して加圧され
るように前記第1支持部材と前記第2支持部材との間に
荷重を印加する加圧手段と、(d)前記第1ワークロー
ルおよび前記第2ワークロールの少なくとも一方を回転
駆動する回転駆動手段とを備え、硬度が異なる多数の感
圧カプセルによって予め潜像が記録された感圧シートを
、前記加圧手段により前記第1ワークロールと前記第2
ワークロールとの間で挟圧しつつ前記回転駆動手段によ
り少なくとも一方のワークロールを回転駆動して送り出
すことにより、前記多数の感圧カプセルの一部をその硬
度に応じて圧潰して前記潜像を現像する形式の圧力現像
装置が用いられている。
かかる圧力現像装置においては、加圧手段によって第1
ワークロールおよび第2ワークロール間に数tonもの
大きな荷重が印加されることから、従来ではそれら第1
ワークロールおよび第2ワークロールがその大きな荷重
に対して必要とされる充分な剛性を備えた一対の大径ロ
ールにてそれぞれ構成されていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のように第1ワークロールおよび第
2ワークロールが共に大径ロールにて構成された場合は
、感圧シートに対する加圧面積が大きくなるため、所定
の加圧力を得るためにより一層大きな荷重を加える必要
があった。
本発明はこのような事情を背景として為されたものであ
り、その目的とするところは、比較的小さな荷重で大き
な加圧力を得られるようにすることにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するため、本発明の要旨とするところ
は、前記(a)第1支持部材と、(b)第2支持部材と
、(C)加圧手段と、(d)回転駆動手段とを備え、硬
度が異なる多数の感圧カプセルによって予め潜像が記録
された感圧シートを、前記加圧手段により前記第1ワー
クロールと前記第2ワークロールとの間で挟圧しつつ前
記回転駆動手段により少なくとも一方のワークロールを
回転駆動して送り出すことにより、前記多数の感圧カプ
セルの一部をその硬度に応じて圧潰して前記潜像を現像
する圧力現像装置において、前記第2ワークロールとし
て径寸法が前記第1ワークロールより小さいものを用い
るとともに、軸方向の中央部から両端に向かうに従って
緩やかに小径となる太鼓形状のバックアップロールを、
前記第2ワークロールと平行で且つ前記第1ワークロー
ルと反対側において前記中央部がその第2ワークロール
の軸方向中央部分に押圧される状態で、前記第2支持部
材に軸まわりの回転可能に配設したことにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、第2ワークロールの径寸法が第1ワ
ークロールよりも小さいため、感圧シートに対する加圧
面積が小さくなり、加圧手段により比較的小さな荷重を
加えるだけで圧力現像に必要な大きな加圧力が得られる
ようになる。
一方、このように第2ワークロールとして小径ロールを
用いるとその剛性が不足するため、第1ワークロールと
の加圧時に軸方向の中央部分が撓み変形し易くなり、圧
力分布が不均一となって画像の再現性が損なわれるおそ
れがあるが、本発明では、軸方向の中央部から両端に向
かうに従って緩やかに小径となる太鼓形状のバックアッ
プロールが設けられ、第2ワークロールの主として中央
部分をバックアップするようになっているため、軸方向
の全長に亘って略均−な加圧力が得られ、優れた再現性
で圧力現像が行われるのである。
また、本発明では太鼓形状のバックアップロールが用い
られ、円柱形状の第2ワークロールをバックアップする
ようになっているため、太鼓形状のバックアップロール
を用いることなく第2ワークロールを太鼓形状とした場
合のように、軸方向の中央と両端とでの周速の違いによ
り感圧シートの送り速度がばらついてシワなどを発生し
易くなるというような問題が生じないのである。
更に、本発明では第2ワークロールとバックアップロー
ルとが平行であるため、第2ワークロールに対して軸心
を傾斜させたスキューロールをバックアップロールとし
て用いた場合のように、第2ワークロールとスキューロ
ールとの間に作用するスラスト方向の力によって支持部
材等に変形を生じ、再現された画像に乱れを生じるとい
うような心配もないのである。
このように、本発明の圧力現像装置によれば、加圧手段
によって比較的小さな荷重を加えるだけで大きな加圧力
が得られるとともに、略均−な加圧力により感圧シート
の圧力現像が安定して行われ、再現された画像に乱れや
シワが生じることもないのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図は、本発明の一実施例である圧力現
像装置10の現像時の状態を示す図であり、第1図はそ
の正面図、第2図は第1図における■−■視断面断面図
る。それぞれの図において12および14は一対のワー
クロールであり、この一対のワークロール12.14間
に感圧シート16および顕色シート18が挟圧されつつ
送られて現像が行われるようになっている。ワークロー
ル12および14は、それぞれの径寸法が軸心方向にお
いて一定の円柱形状を成しているが、ワークロール14
はワークロール12よりも小径であり、本実施例ではワ
ークロール12が第1ワークロールに相当し、ワークロ
ール14が第2ワークロールに相当する。
ワークロール12は、その両端部において位置固定に設
けられた固定フレーム20の一対のベースプレート22
aおよび22bにベアリング24aおよび24bを介し
て軸心!1まわりの回転可能に配設されている。上記一
対のベースプレート22aおよび22bの内側には、一
対の可動プレー426aおよび26bが上記軸心!、と
平行な軸心p2まわりの回動可能に配設されており、小
径のワークロール14は、その両端部においてその一対
の可動プレー1−26aおよび26bにヘアリング28
aおよび28bを介して上記軸心2□と平行な軸心13
まわりの回転可能に配設されている。このような一対の
ワークロール12および14間に挟圧される場合におい
ては、ワークロール14が小径であることから感圧シー
ト16に対する加圧面積が小さく、小さな加圧荷重によ
っても圧力現像に必要な大きな加圧力が得られる。本実
施例では、上記固定フレーム20が第1支持部材に相当
し、上記一対の可動プレー)26aおよび26bが第2
支持部材に相当する。
そして、ワークロール14の下側、すなわち前記ワーク
ロール12と反対側の位置には、ワークロール14をワ
ークロール12との間に挟む状態に接触するバックアッ
プロール30が、ワークロール14と同様に可動プレー
)26aおよび26bにベアリング32aおよび32b
を介して前記軸心12と平行で且つ第2図において軸心
11と軸心13とを結ぶ直線上に略位置する軸心r4ま
わりの回転可能に配設されている。
バックアップロール30は、軸方向の中央部から両端に
向かうに従って緩やかに小径となるように軸心を含む断
面形状における外形線が湾曲させられた太鼓形状を成し
ており、図に示す現像時の状態において、主としてその
中央部にてワークロール14と接触させられて略鉛直な
方向におけるワークロール14の動きを規制してバック
アップするものである。つまり、前記ワークロール14
は小径であるため、それ単独では前記感圧シート16お
よび顕色シー)1Bを挟圧する際の加圧反力によってそ
の中央部が特に撓み変形させられ易いが、このバックア
ップロール30によって支えられることによりその撓み
変形が阻止されて、怒圧シート16に対する加圧力が均
一に保たれるのである。
上記固定フレーム20は上記一対のベースプレート22
aおよび22bの上部において補強ロッド34によって
連結されるとともに図示しない固定部材に一体的に固定
されている。この固定フレーム20には、それら一対の
ベースプレート22aおよび22bの下部において、第
3図に示す偏心カム軸36が一対のベアリング38aお
よび38bを介して前記軸心11と平行な軸心!、まわ
りの回転可能に配設されている。偏心カム軸36は、上
記ベアリング38aおよび38bの内側において軸心が
偏心させられた部分にそれぞれ一対のベアリング40a
および40bを備えているとともに、一方の軸端にプー
リ42が相対回転不能に装着されており、ベースプレー
ト22bに配設されたステップモータ46によりタイミ
ングベルト44を介して回動させられるようになってい
る。
また、第3図からも判るように、ベアリング40aおよ
び40bの軸心は偏心カム軸36の軸心よりも寸法eだ
け偏心させられており、偏心カム軸36が第2図に示す
状態から180°回動した状態、言い換えれば、ヘアリ
ング40aおよび40bの軸心が前記軸心r、の水平方
向右側に位置する状態を始点として、上記ステップモー
タ46によって所定の角度だけ偏心カム軸36が回動さ
せられるのに対応してベアリング40aおよび40bが
移動させられるようになっている。このベアリング40
aおよび40bの水平方向における移動量に基づいて、
次に説明する加圧ユニット50aおよび50bを介して
前記一対の可動プレート26aおよび26bが軸心12
まわりに回動させられ、前記ワークロール14がワーク
ロール12に接近させられ、加圧されるようになってい
る。
第1図および第2図に示す状態は、ベアリング40aお
よび40bが前記始点から2eのフルストロークを水平
移動させられ、ワークロール12および14間で前記感
圧シート16を加圧している状態である。
前記一対の可動プレー)26aおよび26bは、前記軸
心12に一致してベースプレート22aおよび22bに
それぞれ立設された回動軸48により回動可能にそれぞ
れ支持されており、第2図における右まわりに回動させ
られることにより、前記ワークロール14がワークロー
ル12に接近させられるようになっている。そして、こ
の一対の可動プレート26aおよび26bの下部には、
対の加圧ユニッ)50aおよび50bがそれぞれ配設さ
れている。
加圧ユニット50aは、第2図中に詳しく示すように、
細心が前記偏心カム軸36の軸心i、と略直交する状態
に配設されたボルト52と、そのボルト52が貫通させ
られるとともに圧縮コイルスプリング54が介挿された
一対のフランジ付きスリーブ56および58と、ボルト
52のねじ部先端側に螺合させられるとともに前記ベア
リング40aと当接させられるキャップ60と、ボルト
52に対するスリーブ58の位置を規定する調整ナツト
62、およびキャップ54の螺合位置を固定するロック
ナツト64とから構成されており、それらが一対のブラ
ケット66および68によって可動プレート26aの内
側の側面に装着されている。なお、可動プレート26a
には、上記圧縮コイルスプリング54および一対のスリ
ーブ5658の収容空間を確保するために、開口窓70
aが形成されている。また、可動プレート26b側の加
圧ユニット50bは、上記加圧ユニット50aと実質的
に全く同じ構成で、可動プレート26bの内側の側面に
装着されている。
上記加圧ユニット50aおよび50bにおいて、それぞ
れのキャップ60は可動プレー)26a。
26bやワークロール14およびバックアップロール3
0等の自重によって常には前記ベアリング40aおよび
40bのそれぞれの外輪外周面に当接させられている。
また、それぞれの圧縮コイルスプリング54は調整ナツ
ト62によりスリーブ58の位置が変更されることによ
ってその予圧縮状態が調整されるようになっており、キ
ャップ60がブラケット68内に押し込まれていない状
態においては、その縮み量に対応する付勢力にてボルト
52が図における右方向に付勢されてその頭部がスリー
ブ56のフランジと反対側の端面に当接させられている
。また、そのボルト52に対するキャップ60の螺合位
置が適宜変更されることにより、ベアリング40aおよ
び40bが前記始点に位置している状態における前記ワ
ークロール12とワークロール14との隙間が調整され
るようになっている。
このような加圧ユニッ)50aおよび50bが配設され
た可動プレート26aおよび26bは、前記偏心カム軸
36の始点からの回動角に対応して、キャップ60が第
2図における左側へ移動させられ、ワークロール14が
前記感圧シート16および顕色シート18を挟んだ状態
でワークロール12に当接することによりそれら可動プ
レート26aおよび26bの回動が停止させられるまで
は、そのキャップ60と共に右まわりに回動させられる
ようになっている。そして、可動プレート26aおよび
26bの回動が停止させられたあとは、上記キャップ6
0がさらに移動させられる分だけ前記圧縮コイルスプリ
ング54が圧縮変形させられ、その縮み量に対応する付
勢力が可動プレート26aおよび26bに作用し、その
力に前記回動軸48まわりのレバー比を乗じた大きさの
付勢荷重が前記ヘアリング28aおよび28bを介して
ワークロール14に作用するようになっている。
すなわち、偏心カム軸36の回動角が前記ステップモー
タ46の駆動により制御されることによって、感圧シー
ト16を加圧するワークロール14の加圧力が現像に適
した所望の値となるように、具体的にはワークロール1
2および14の軸方向における顕色シート18の幅寸法
に応じて圧縮コイルスプリング54の圧縮変形量が変更
され得るようになっているのである。上記偏心カム軸3
6の回動角度は、顕色シート18のサイズ選択操作によ
って予め設定され、その設定された回動量が得られるよ
うにステップモータ46の作動が制御されるようになっ
ている。本実施例においては、前記ステップモータ46
、偏心カム軸36、および加圧ユニッt−50aおよび
50bが、ワークロール12および14が相対的に接近
して現像のために加圧されるように固定フレーム20と
可動プレート26aおよび26bとの間に荷重を印加す
る加圧手段として機能している。
前記ワークロール12の一方の軸端には、スプロケット
72が相対回転不能に装着されており、ベースプレート
22aに固定されたモータ76によりチェーン74を介
して第2図における右まわりに回転駆動されるようにな
っている。ワークロール12およびワークロール14間
に挟圧された感圧シート16および顕色シート1日は、
本実施例における回転駆動手段である上記モータ76の
駆動により順次圧力現像されつつ送り出されるようにな
っている。
なお、前記感圧シート16は、露光されることにより異
なる色の光に感光して硬化する感光性樹脂、イエロ、マ
ゼンタ、シアンの各色の染料前駆体、および重合開始剤
等をそれぞれ内蔵した3種類のマイクロカプセルが均一
に塗布されたものであり、露光されたそれぞれのマイク
ロカプセルの感光性樹脂の硬化の差によって潜像が記録
されたものである。また、前記顕色シート18は、塗布
された顕色剤粒子が上記各色の染料前駆体と反応して発
色することにより、上記潜像が可視化された画像がプリ
ントされるものである。感圧シート16はロール状に巻
回されて図示しない遮光容器内に収容されているととも
に、その一端が一対のワークロール12および14間を
通されて図示しない巻取り装置により巻き取られるよう
になっており、上記遮光容器と圧力現像装置10との間
において露光され、潜像が記録されるようになっている
。一方、顕色シート1日は、各種のサイズに裁断された
ものが多数用意されており、その中から選択されたサイ
ズのものが一枚ずつ図示しない給紙装置により圧力現像
装置10へ搬送されるようになっている。
上記の如く構成された圧力現像装置10は次のように作
動させられる。先ず、前記偏心カム軸36が駆動されて
いない状態において、予め一対のワークロール12およ
び14の隙間に通された感圧シート16が、その潜像部
分が加圧位置の手前に達するまで前記巻取り装置により
巻き取られるとともに、その感圧シート16の下面に沿
うように第2図における右側より顕色シート18が前記
給紙装置によって搬送され、感圧シート16と共にワー
クロール12および14間に挟まれ得る位置にセットさ
れる。
そして、次に偏心カム軸36が前記ステップモータ46
の駆動により所定の角度だけ回動させられることにより
、前記ベアリング40aおよび40bが前記加圧ユニッ
ト50aおよび50bを介して一対の可動プレート26
aおよび26bを回動させ、ワークロール14およびバ
ックアップロール30をワークロール12側に接近、当
接させるとともに、感圧シート16および顕色シート1
8を所定の加圧力にて加圧する。その後、前記モータ7
6の駆動によりワークロール12が第2図における右ま
わりに回転させられて感圧シート16および顕色シート
18が加圧されつつ左方向へ送り出される。そして、感
圧シー)16および顕色シート18が所定の長さだけ送
られて現像が終了した時点で上記モータ76が停止させ
られるとともに、前記ステップモータ46が逆方向に駆
動されて偏心カム軸36が逆回転させられ、一対の可動
プレート26aおよび26bが原位置に復帰させられる
ここで、現像に適した所定の加圧力を得るにあたって、
従来では共に大径の一対のワークロール間で加圧してい
たため、感圧シート16に対する加圧面積が比較的大き
くなり、ワークロール間に大きな荷重を作用させる必要
があった。
しかし、本実施例においては、一方のワークロール14
が小径であることから、感圧シート16に対する加圧面
積が比較的小さく、圧縮コイルスプリング54によりワ
ークロール14に加えられる付勢荷重がそれほど大きく
なくても所定の加圧力を得ることができるとともに、各
ロールを支持するベースプレート22aおよび22bや
可動プレート26aおよび26b等の部材を、小さな付
勢荷重に対応して軽量且つ簡略に構成し得るのである。
また、本実施例においては、軸方向の中央部から両端に
向かうに従って緩やかに小径となる太鼓形状のバックア
ップロール30によってワークロール14が軸方向の中
央部においでバックアップされていることから、ワーク
ロール14の剛性が低くてもその撓み変形が効果的に防
止され、軸方向の全長に亘って略均−な加圧力が得られ
るため、圧力現像された顕色シート18の画像に優れた
再現性が得られるのである。
また、本実施例では、太鼓形状のバックアップロール3
0により円柱形状のワークロール14をバックアップし
ているため、その太鼓形状のバックアップロール30を
用いる代わりにワークロール14を太鼓形状とした場合
のように、軸方向の中央と両端とでの周速の違いによっ
て感圧シート16の送り速度がばらついてシワなどを発
生し易くなるというような問題が生じないのである。更
に、ワークロール14とバックアップロール30とが平
行であるため、ワークロール14に対して軸心を傾斜さ
せたスキューロールをバックアンプロールとして用いた
場合のように、ワークロール14とスキューロールとの
間に作用するスラスト方向の力によって固定フレーム2
0や可動プレート26aおよび26b等に変形を生じ、
再現された画像に乱れを生じるというような心配もない
のである。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、
本発明はその他の態様においても適用され得る。
たとえば、前述の実施例においては、種々のサイズの顕
色シート18に応じて加圧力が変更されるようになって
いるが、一定の大きさの顕色シート18のみを取り扱う
場合等においては、偏心カム軸36を一定角度だけ回転
駆動して常に一定の荷重を加えて圧力現像するようにし
ても良い。
また、前述の実施例においては、一対の可動プレート2
6aおよび26bが固定フレーム20に対して軸心12
まわりに回動させられることによリ、ワークロール】4
がワークロール12に対して接近離間させられるように
構成されていたが、例えば、可動プレート26aおよび
26bが直線的にガイドされてワークロール14がワー
クロール12に対して直線的に接近離間させられるよう
に構成されてもよい。
また、前述の実施例におけるバックアップロール30は
、軸心を含む断面形状における外形線が湾曲させられた
太鼓形状を成すものであったが、これに替えて、たとえ
ば、中央部が一定径の円柱形状とされたり、曲率を有す
る中央部から端部に向かうに従って直線的に縮径された
りしている太鼓形状のバンクアップロールが用いられて
もよい。
また、前述の実施例においては、ワークロール14をバ
ックアップする1つのバックアップロール30がワーク
ロール12を含めてそれらの軸心が略−直線上に位置す
る状態に配設されていたが、これに替えて、ワークロー
ルI20反対側の広い範囲において複数のバックアップ
ロールが配設されてもよい。この場合には、ワークロー
ル14の水平方向の撓み変形も確実に防止される。
また、前述の実施例においては、前記ステップモータ4
6、偏心カム軸36、および加圧ユニット50aおよび
50bなどにより加圧手段が構成されていたが、これに
替えて、例えばシリンダとピストンを備えた流体式アク
チュエータや、クランク機構、歯車−ラック機構等のよ
く知られた他の駆動押圧機構によって構成されても差支
えないまた、前述の実施例においては、回転駆動手段と
してのモータ76がワークロール12を駆動していたが
、これに替えて、モータ76がワークロール14を駆動
したり、ワークロール12とワークロール14とを周速
が一致するように同期させて共に駆動したりしてもよい
また、前述の実施例においては、それぞれ別体の感圧シ
ー)16および顕色シート18が重ね合わされて加圧さ
れる場合であったが、前記顕色剤粒子が前記マイクロカ
プセル等と混在して感圧シート16に塗布されたものが
単体で加圧される場合であってもよい。
また、前述の実施例においては、異なる色の光に感光し
て硬化する3種類のマイクロカプセルによりカラー現像
をする場合であったが、光の強度差によって硬化する複
数種類の感圧カプセルにより潜像が記録された感圧シー
トを圧力現像して濃淡画像を得るなどの場合や、光取外
の作用によってそれぞれ硬化させられる複数種類の感圧
カプセルにより潜像が記録された感圧シートを現像する
場合等においても本発明を適用することが可能である。
なお、上述したのはあくまで本発明の一実施例であり、
本発明はその精神を逸脱することなく当業者の知識に基
づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である圧力現像装置の正面
図である。第2図は、第1図における■■視断面図であ
る。第3図は、第1図の装置の偏心カム軸等を示す図で
ある。 10:圧力現像装置 12:ワークロール(第1ワークロール)14:ワーク
ロール(第2ワークロール)16:感圧シート 20:固定フレーム(第1支持部材) 26a、26b:可動プレート(第2支持部材)30:
バックアップロール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円柱形状の第1ワークロールをその両端部において軸ま
    わりの回転可能に支持する第1支持部材と、円柱形状の
    第2ワークロールをその両端部において軸まわりの回転
    可能に支持するとともに該第2ワークロールが前記第1
    ワークロールと平行な姿勢で該第1ワークロールに対し
    て相対的に接近離間させられるように前記第1支持部材
    に対して相対移動可能に配設された第2支持部材と、前
    記第1ワークロールおよび前記第2ワークロールが相対
    的に接近して加圧されるように前記第1支持部材と前記
    第2支持部材との間に荷重を印加する加圧手段と、前記
    第1ワークロールおよび前記第2ワークロールの少なく
    とも一方を回転駆動する回転駆動手段とを備え、硬度が
    異なる多数の感圧カプセルによって予め潜像が記録され
    た感圧シートを、前記加圧手段により前記第1ワークロ
    ールと前記第2ワークロールとの間で挟圧しつつ前記回
    転駆動手段により少なくとも一方のワークロールを回転
    駆動して送り出すことにより、前記多数の感圧カプセル
    の一部をその硬度に応じて圧潰して前記潜像を現像する
    圧力現像装置において、前記第2ワークロールとして径
    寸法が前記第1ワークロールより小さいものを用いると
    ともに、軸方向の中央部から両端に向かうに従って緩や
    かに小径となる太鼓形状のバックアップロールを、前記
    第2ワークロールと平行で且つ前記第1ワークロールと
    反対側において前記中央部が該第2ワークロールの軸方
    向中央部分に押圧される状態で、前記第2支持部材に軸
    まわりの回転可能に配設したことを特徴とする圧力現像
    装置。
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6755180B2 (en) 2001-12-18 2004-06-29 Denso Corporation Distribution type fuel injection pump

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