JPH0241971A - 軌道搬送装置 - Google Patents

軌道搬送装置

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JPH0241971A
JPH0241971A JP1140955A JP14095589A JPH0241971A JP H0241971 A JPH0241971 A JP H0241971A JP 1140955 A JP1140955 A JP 1140955A JP 14095589 A JP14095589 A JP 14095589A JP H0241971 A JPH0241971 A JP H0241971A
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JP
Japan
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carrier
track
rail
rails
stop
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Pending
Application number
JP1140955A
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English (en)
Inventor
Barry L Ziegenfus
バリー エル ジーゲンフース
Russell H Scheel
ラッセル エイチ シェール
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Heico Companies LLC
Original Assignee
Heico Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61BRAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61B13/00Other railway systems
    • B61B13/12Systems with propulsion devices between or alongside the rails, e.g. pneumatic systems
    • B61B13/125Systems with propulsion devices between or alongside the rails, e.g. pneumatic systems the propulsion device being a rotating shaft or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61CLOCOMOTIVES; MOTOR RAILCARS
    • B61C13/00Locomotives or motor railcars characterised by their application to special systems or purposes
    • B61C13/04Locomotives or motor railcars characterised by their application to special systems or purposes for elevated railways with rigid rails
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G35/00Mechanical conveyors not otherwise provided for
    • B65G35/06Mechanical conveyors not otherwise provided for comprising a load-carrier moving along a path, e.g. a closed path, and adapted to be engaged by any one of a series of traction elements spaced along the path
    • B65G35/063Mechanical conveyors not otherwise provided for comprising a load-carrier moving along a path, e.g. a closed path, and adapted to be engaged by any one of a series of traction elements spaced along the path the traction element being a rotating bar or tube

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マテリアルハンドリング及び組立て作業を行
うための所望の形状を得ることができるモジュラ−ユニ
ットからなる軽量軌道搬送装置(Iightweigh
t car−on−track system)に関す
る。
本発明の搬送装置は、2本のレールを備えたトラックと
、該トラックに関連する回転自在の駆動チューブと、前
記レールに拘束された複数のキャリヤとを有しており、
前記駆動チューブと前記キャリヤに支持された駆動輪と
の間に一定の係合力を与えることができ、これにより、
キャリヤ自体の重量及び該キャリヤに載置される負荷の
重量の如何に係わらず、駆動輪と駆動チューブとの間に
均一な駆動力を作用させることができるため、キャリヤ
の運動の制御を簡素化することができる。キャリヤは、
該キャリヤの周囲からはみ出す負荷を支持することがで
きる。本発明の搬送装置は、マテリアルハンドリングを
行う上での条件又は柔軟性のある組立て作業を行う上で
の条件に適した種々の形状に配置することができ、かつ
、互いに上下に配置されたトラックに沿ってキャリヤを
連続的に前方に走行させることができるように構成され
た搬送装置の一方のトラックから他方のトラックにキャ
リヤを移送する装置を有している。
軌道搬送装置は、部材を成る位置から他の位置に搬送す
る必要がある自動車産業並びに他の産業において広範囲
に使用されている。また軌道搬送装置は、トラックに沿
って移動するキャリヤに支持された部品を1つ以上のス
テーションに停止させ、コンポーネントとして組み立て
る作業に使用されている。
軌道搬送装置の基本構造は、本件出願人の所有する米国
特許第4,593,627号に開示されている。
この米国特許には、互いに間隔を隔てて配置された1対
のレール上でキャリヤを移動可能に支持するローラを備
えたキャリヤが開示されている。キャリヤの運動は、ト
ラックに沿って延在している回転可能な駆動チューブに
より与えられ、この駆動チューブは、キャリヤから垂下
しておりかつ駆動チューブに対してばねで押圧されてい
る駆動輪と協働するようになっている。当業者に良く知
られているように、キャリヤの直線運動は、回転可能な
駆動チューブに対する駆動輪の角度により決定される。
駆動輪の回転軸線が駆動チューブの回転軸線に対して平
行であるとき、キャリヤには何らの直線運動も生じない
。また、キャリヤが前進運動又は後退運動するか否かは
、駆動チューブに対する駆動輪の傾斜に基づいている。
米国特許第4.593.627号には集積(アキュムレ
ーション)手段も開示されており、キャリヤの運動中に
集積手段のロッドが先行キャリヤに接触すると後続キャ
リヤが停止されるようになっている。
この米国特許第4.593.627号に開示された軌道
搬送装置に用いられている基本概念を特にユニークに利
用した一例が、本件出願人の所有する米国特許第4,6
48.325号に開示されている。この米国特許第4.
648,325号には、駆動チューブと係合できる複数
の駆動輪を備えたキャリッジを有する直線駆動ユニット
が開示されており、このキャリッジは、ホイスト又は他
のトラック取付は形搬送エレメントとして使用するのに
適している。またこの米国特許には、キャリッジが最高
速度状態と停止状態との間で移動するとき、駆動チュー
ブに対する駆動輪の傾斜を制御する加速カム及び減速カ
ムを使用することが開示されている。
上記米国特許第4,593,627号に開示の軌道搬送
装置においては、駆動チューブに対して駆動輪を押圧す
べく作用するばね力がキャリヤに対して反力を及ぼし、
このため、キャリヤ及び該キャリヤにより支持される負
荷は、ばねの力に抗してキャリヤをトラックのレールに
保持しておくことが可能な充分な重量を有することが必
要である。このことは、負荷が軽量である場合にはキャ
リヤの重量を充分に大きなものにしなければならないこ
とを意味する。かようなサイズのキャリヤは嵩張って高
価なものとなり、従って、多数のキャリヤを使用する搬
送装置のコストを上昇させる結果を招く。
間隔を隔てた隣接端部を備えたトラックの間でカーすな
わちキャリヤを移送する種々の機構も知られており、か
ような構造には、米国特許第4,059,053号に開
示のターンテーブル、米国特許第4゜132、174号
に開示のシャトルカー、及び米国特許第4,389.9
41号に開示の往復枢動部材が含まれている。これらの
全ての米国特許には、移送装置に設けた幾つかの形式の
駆動チューブが開示されており、これらの駆動チューブ
により、キャリツジ又はカーを移送装置に向けて前進さ
せかつ移送装置から排出させるように構成されている。
また、駆動チューブの回転は、トラックの駆動チューブ
又は移送装置に設けたモータから得るようになっている
。本願に開示された改良点は、いかなる形式の駆動チュ
ーブをも必要とせず、駆動チューブの延長部と接触する
キャリヤの駆動輪によりキャリヤを移送装置に移動させ
かつ移送装置から排出させることができる移送装置を使
用することである。また、この特徴は、上下に重ねて配
置された1対のトラックで構成される上下移送装置及び
水平軸線の回りで枢動する移送装置にユニークに使用さ
れ、キャリヤを上方のトラックから下方のトラックに移
送することにより、キャリヤを連続的に前進走行させて
出発点に戻すことを可能にしている。
本発明の第1の特徴は、トラックに対し拘束状態に連結
されたキャリヤを有しており、従って、回転自在の駆動
チューブとキャリヤにより支持されていてばねで下方に
押圧された駆動輪との間に制御された駆動力を作用させ
ることができる軽量軌道搬送装置を提供することにある
。この制御された駆動力は、キャリヤにより支持される
負荷の重量の如何に係わらず一定であり、キャリヤ自体
の最小重量も任意に定めることができる。従って、キャ
リヤを制御走行させるための制御を簡素化することがで
きる。このため、本発明の軌道搬送装置は、従来の軌道
搬送装置よりも低コストで、軽量に構成することができ
る。
本発明の他の特徴は、モジュラ−構造の軌道搬送装置、
すなわち、標準コンポーネンツを製造してモジュラ−ユ
ニットとして組み立て、必要数のモジュラ−ユニットを
選択し、組み立てることにより所望の軌道搬送装置を構
成し、これにより、製造及び在庫管理上での経済性をも
たらすことができるモジュラ−構造の軌道搬送装置を提
供することにある。
本発明の更に他の特徴は、移送装置上にあるキャリヤに
運動を伝達するためのいかなる構造をも移送装置に設け
る必要がない、極めて簡単な構成の移送装置により、キ
ャリヤを一方のトラックから他方のトラックに移送でき
るようにしたことにある。また、本発明の軌道搬送装置
では、移送装置を、同一水平レベルにあるトラック間で
キャリヤを移送できるようにした形式、又はトラックが
上下に重ねられていて、キャリヤを上方のトラックから
下方のトラックに移送することにより、キャリヤをトラ
ックに沿って常に前進走行させて出発点に戻すことがで
きるようにした形式のいずれの形式にも構成することが
できる。キャリヤを常に同一方向に走行させることによ
り、簡単な構造の集積手段を使用することを可能にする
。なぜならば、キャリヤが同一方向に走行する場合には
、先行キャリヤを検出する集積手段を、キャリヤから一
方向にのみ突出させておけばよいけれども、キャリヤが
トラックに沿って2方向に走行する場合には集積手段を
キャリヤの両端部から突出させておかねばならないから
である。
本発明の目的は、互いに間隔を隔てて配置された1対の
長くて平行なレールと、該レールの長さ方向に延在して
いる回転可能な駆動チューブと、前記レールに沿って移
動できる少なくとも1つのキャリヤと、前記駆動チュー
ブと係合できる、前記キャリヤの少なくとも1つの駆動
輪と、前記駆動チューブに対して前記駆動輪を押圧しか
つ前記駆動チューブに対する前記駆動輪の角度を変化さ
せるべく前記駆動輪を取り付ける手段とを有している軽
量軌道搬送装置において、前記キャリヤが前記レールの
長さ方向に対して垂直な方向に移動しないように、前記
キャリヤを前記レール上に拘束しておく手段を備えてお
り、前記駆動チューブに対して前記駆動輪を押圧する力
が、前記キャリヤ上に載せられる負荷の重量の如何に係
わらず−定に維持されるように構成したことを特徴とす
る軽量軌道搬送装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、第1及び第2トラック手段を有し
ており、各トラック手段の一端部は互いに間隔を隔てた
関係に隣接しており、前記各トラック手段には回転可能
な駆動チューブが1つずつ設けられていて、これらの駆
動チューブは1つの対をなしており、各駆動チューブは
ほぼ截頭円錐状をなす端部に終端していて、該端部は関
連するトラック手段の前記端部を超えて延在しており、
前記トラック手段に沿って移動できる少なくとも1つの
キャリヤを有しており、該キャリヤは枢着された駆動輪
を備えており、該駆動輪はばねで押圧されて前記駆動チ
ューブの1つと係合して、前記トラック手段に沿う前記
キャリヤの直線運動を伝達し、一方のトラック手段から
前記キャリヤを受け入れて該キャリヤを他方のトラック
手段に移送すべく1つの枢軸線の回りで往復枢動できる
枢動手段を更に有しており、前記枢軸線は、前記両トラ
ック手段の間で前記キャリヤの移送運動を行うときに、
前記駆動輪が、一方の駆動チューブのほぼ截頭円錐状を
なす端部から離れて、他方の駆動チューブのほぼ截頭円
錐状をなす端部に移動できるように、前記トラック手段
及び駆動チューブに対して配向されていることを特徴と
する軌道搬送装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記の軌道搬送装置であって、前
記トラック手段が上下に重ねられた関係にあり、かつ前
記枢動手段の枢軸が水平であることを特徴とする軌道搬
送装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、互いに間隔を隔てて配置された所
定長さのレールであって、該レールに沿って走行可能な
キャリヤを支持するレールと、該レールに沿って前記キ
ャリヤを駆動すべく前記レールの長さ方向に沿って延在
する回転可能な駆動チューブと、支持フレーム構造体と
を有している軽量軌道搬送装置において、ほぼU字形を
なす1対の横フレーム部材を備えたモジュラ−ユニット
からなるモジュラ−構造体で構成されており、前記横フ
レーム部材には、前記レールからなるセクションの隣接
するレール端部を支持しかつ前記駆動チューブからなる
セクションの隣接する両端部を支持するベアリングが取
り付けられており、任意の数のモジュラ−ユニットの端
と端とを突き合わせた関係に組み立てることにより、前
記軽量軌道搬送装置の全部又は一部を所望の全長に形成
できることを特徴とする軽量軌道搬送装置を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、上記構成の軽量軌道搬送装置であ
って、キャリヤを例えば作業ステーション又は移送ステ
ーションような所望の位置で停止させるための新規で改
善された停止及び始動組立体が設けられていて、集積手
段が先行キャリヤと係合することとは独立して、集積手
段を自動的に引っ込めることができ、前記停止組立体を
搬送装置に沿う所望の位置において簡単に取り付けるこ
とができるように構成された軽量軌道搬送装置を提供す
ることにある。
本発明の更に他の目的は、上記のような停止及び始動組
立体を備えた軽量軌道搬送装置であって、前記停止及び
始動組立体が更にラッチ機構を備えていて、キャリヤの
前進運動が停止組立体により停止される前にキャリヤが
ラッチ機構と係合するように構成されており、このラッ
チ機構は、前記停止組立体がキャリヤの前進運動を停止
させた後でキャリヤが後方に移動することを防止するよ
うになっている軽量軌道搬送装置を提供することにある
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図には、本発明の軽量軌道搬送装置を製造工程にお
いて使用している状態が示されている。
第1図に示すように、互いに間隔を隔てて配置された多
数のキャリヤCが、全体としてU字形をなす経路に沿っ
て移動できるように取り付けられており、図示のU字形
経路には、搬送装置の図示しない付加部分が繋げられて
いる。第1図の状態は、1対のキャリヤCが、全体を番
号10.11で示す作業ステーションに停止していると
ころである。
これらのステーション10.11においては、キャリヤ
C上に支持された部品に対して作業装置が作業を行うこ
とができるようになっている。図示の経路に沿ってキャ
リヤCが移動できるようにするため、全体を番号14.
15で示す1対の移送装置が設けられている。これらの
移送装置14.15は、キャリヤCを受け入れて90°
回転させ、走行経路の次の直角延長部に移すことができ
るようになっている。移送走行14.15のこの作動は
、第8図に示されている。
トラック(軌道)の各直線状セクションは、第2図及び
第3図に示すような構造を有している。
ほぼU字形をなすフレーム24には、互いに間隔を隔て
て配置された1対の長いレール20.21が取り付けら
れている。フレーム24は、ベース25と、直立する1
対の側部材2G、27とを有しており、レール20.2
1は、適当なねじ部材28.29によりフレーム24の
側部材26.27に固定されている。図示のように、フ
レーム部材24は、プレート31を備えた支柱30によ
り、床面の上方に支持されている。フレーム部材24は
、プレート31の孔を通って該プレート31から懸架さ
れた1対のねじ部材32.33と、プレート31の上下
においてこれらのねじ部材32.33に螺着された調節
自在のナツト34とにより、プレート31に対して公知
の方法で調節自在に取り付けられている。これにより、
ナツト34の位置をねじ部材32.33の長さ方向に移
動してフレーム部材24の高さ及び傾きを調節すれば、
レール20.21を適当な高さにレベル出しすることが
できる。第1図に示すように、支柱30は、走行経路の
セクションに沿って間隔を隔てて配置されている。プレ
ート31は各支柱30に関連して設けられており、また
プレート31には、後述のようにしてモジュラ−ユニッ
トを正確に組み立てるための正確に位置決めされた4つ
の開口部が設けられている。
回転自在の駆動チューブ35がトラックセクションの長
さ方向に沿って延在している。この駆動チューブ35は
、動力により駆動されてキャリヤCに直線運動を伝達す
るための手段を形成している。一般に駆動チューブ35
は、所定長さのセクションに作られ、第3図に番号35
aで示すようにして結合できるようになっている。
キャリヤCの直線運動は、前掲の米国特許第4.593
,623号に開示された構造及び取付は構造を有する駆
動輪36により与えられる。駆動輪36は、番号38で
示す箇所において取付は支持体(取付はブラケット)3
9に枢着された枢動アーム37により枢動できるように
支持されており、取付はブラケット39は、番号40で
示す箇所においてキャリヤCの下面に枢着されている。
駆動輪36の回転軸線が駆動チューブ35の回転軸線に
対して平行に配置されているときには、キャリヤCに直
線運動が伝達されることはない。駆動輪36の回転軸線
が駆動チューブ35の回転軸線に対して成る角度をなす
ように、駆動輪36を枢着点4(16)回りで枢動させ
てその傾斜位置に移動させると、直線運動の成分がキャ
リヤCに伝達される。
取付はブラケット39と枢動アーム37との間にばばね
42が配置されている。このばね42は、枢動アーム3
7従って駆動輪36を駆動チューブ35に向けて下向き
に押圧し、駆動輪36と駆動チューブ35との間にスリ
ップの無い回転関係が確立されるようにしている。
キャリヤC自体の重量及び該キャリヤCに載置される負
荷の重量とは無関係に、駆動輪36と駆動チューブ35
との間に一定の制御された駆動力を作用させるため、キ
ャリヤCは、レール20.21の長さに対して垂直に移
動することがないように、特に第2図で見て上方に移動
しないように、レール20.21上に拘束されている。
このため、ばね42により駆動輪36と駆動チューブ3
5との間に加えられる力の減少が回避されるようになっ
ている。キャリヤCのこの拘束は、該キャリヤCの4つ
のコーナ近くに配置された垂下アーム44.45(各垂
下アームには、レール20.21の上下の面と係合する
1対のローラ46.47.48.49が設けられている
)により達成される。
第2図を参照してより詳しく説明すると、キャリヤCの
2つのコーナに設けられた1対の垂下アーム44.45
の各々には、1対のローラが取り付けられている。すな
わち、垂下アーム44には、レール20の上面と係合す
る上ローラ46、及び下面と係合する下ローラ47が取
り付けられており、垂下アーム45にはレール21の上
面と係合する上ローラ48、及び下面と係合する下ロー
ラ49が取り付けられている。各キャリヤCの他のコー
ナには更に2つの垂下アームが設けられており、これら
の各垂下アームにも、第7図に示すように同様なローラ
が取り付けられている。これにより、レール20,21
の長さ方向に対してキャリヤCが垂直方向に動くことが
完全に防止される。
本発明の搬送装置を最初に組み立てるとき、キャリヤC
は、ローラをレールに係合させて、レールの長さ方向に
移動することができる。搬送装置が連続ループを構成す
る場合には、ループを閉じる最後のトラックセクション
が設置される前に、キャリヤCがレールに取り付けられ
る。
また、キャリヤCの横方向のガイドは、各キャリヤCの
一方の側に設けられた垂下アームに取り付けられたロー
ラにより達成される。すなわち、第2図に示すように、
一方の側の垂下アーム44には垂直軸線の回りで回転で
きる1対のローラ50.51が設けられており、これら
のローラ50.51がレール20の両側面と係合するよ
うに構成されている。
このようにキャリヤCを拘束することにより、駆動チュ
ーブ35と駆動輪36との間に制御された駆動力を作用
させることができる。また、この駆動力は、キャリヤC
自体の重量とは無関係に、かつキャリヤC上に負荷が!
3!置されているか否か或いはその負荷の重量とは無関
係に、一定に維持される。これにより、第4図及び第5
図に示すように、キャリヤCの運動を制御することに関
し、かなりの利点を得ることができる。更に、キャリヤ
Cがこのように拘束されているため、その安定性を向上
でき、不定形の負荷、例えばキャリヤCの側部又はレー
ル20.21の垂直平面からはみ出す部分を備えた負荷
であっても安定して支持することができる。
本発明の軽量軌道搬送装置は、モジュラ−構造により構
成されている。このため、所望の輪郭及び長さをもつ走
行経路が得られるように、モジュラ−ユニットを適宜組
み合わせて搬送装置を設置することができる。また、か
ようなモジュラ−性の故に、コンポーネンツの製造を簡
素化できかつ在庫を低減することができる。このモジュ
ラ−構造が、第1図〜第3図に示されている。1つのモ
ジュラ−ユニットは、例えば約6フイート(約183a
m)の間隔を隔てて配置される1対のフレーム部材24
を有している。この6フイート(約183 cm)の長
さは、駆動チューブ35の1つのセクションの代表的な
長さであり、駆動チューブ35の互いに隣接するセクシ
ョンは、前述のように番号35aで示す箇所において接
合できるようになっている。
互いに隣接するモジュラ−ユニットのフレーム部材24
の対は、第3図に示すように、支柱30のプレート31
に固定できるようになっている。また、トラックのレー
ルは、駆動チューブ35の長さにほぼ等しい長さのモジ
ュラ−セクションに構成されており、第3図に示すよう
に、1対のレールセクション21は、互いに突き合わせ
関係に配置されかつそれらの端部近くにおいてフレーム
部材24により支持されている。モジュラ−ユニ・ット
は、本発明によるレールセクションのフレーム部材24
への取付は構造及びプレート31の開口部を通ってフレ
ーム部材24から延在するねじ部材33の取付は構造に
よりコンポーネンツの配向を調節できるため、端と端と
を突き合わせた関係に正確に組み付けることができる。
また、各フレーム部材24にはピローブロックベアリン
グ52が設けられており、各駆動チューブセクションは
、その端部に隣接する箇所において、ピローブロックベ
アリング52により回転自在に支持されている。
またモジュラ−ユニットは1対の閉鎖側パネル53.5
4を有しており、これらの側パネル53.54は、キャ
リヤCのレベルからフレーム部材24の下面まで延在し
ていて、構造物を実質的に閉鎖している。側パネル53
.54は、フレーム部材24の側部材26.27から、
スペーサ55.56により間隔を隔てて、取付は部材5
7.58により側部材26.27に取り付けられている
更にモジュラ−ユニットには所定長さの導管59(第2
図)が取り付けられていて、搬送装置の組み立て時に制
御配線の装着を容易に行えるようになっている。この導
管59は、空気マニホルドとして機能させることもでき
る。
第4図及び第5図には、拘束されたキャリヤCの改善さ
れた制御構成が示してあり、キャリヤCを、第1図に番
号10,11で示すような作業ステーションで停止させ
るための停止手段が設けられている。
この制御は、従来のキャリヤ集積手段に関連する構造に
より行われる。
この集積手段の全体的構成は、米国特許第4,593.
623号に開示された形式のものである。集積手段はキ
ャリヤCの外方及び前方に延在している集積ロッド60
を備えており、該集積ロンドロ0は第4図で見て右方向
に向かって移動するようになっている。集積手段は、駆
動輪36を第2図に示す位置に移動させて、キャリヤC
に直線運動が全く伝達されないようにする機能を有して
いる。集積手段の通常の使用態様は、集積ロッド60が
、先行のキャリヤCと接触することにより第4図で見て
左方に移動されるときに、移動するキャリヤCを停止片
に当たるように移動させることである。
作業ステーションにおいて停止手段は、集積ロンドロ0
が先行のキャリヤCと接触するときに変位されるのと同
じ作用により、集積ロッド60を変位させるべく作動す
る。本発明の搬送装置は、キャリヤCを前方のみに向か
って走行させるように設計されている。従って集積ロッ
ド60は、キャリヤCの外方及び前方に伸長できるだけ
でよく、この点で、上記米国特許第4.593.623
号に開示の搬送装置におけるように、キャリヤが前方及
び後方の両方向に走行するようになっていて、集積ロッ
ドをキャリヤの前方及び後方の両方向に伸長させる必要
がある構成とは異なっている。
停止手段は、フレーム部材24により支持された直立プ
レート62を備えており、該直立プレート62にはベル
クランク63が枢着されている。
このベルクランク63の一方のアームは、シリンダ66
のピストンロッド65の一端に枢着されている。シリン
ダ66を制御作動させることにより、ベルクランク63
の他方のアームの端部に取り付けられた停止ローラ67
を、実線で示す上方の位置又は破線で示す下方の位置の
いずれかに位置決めすることができる。停止ローラ67
が実線で示す位置にあるとき、該ローラ67は、集積ロ
ンドロ0の一端に連結されたプレート69により支持さ
れたバンパ68と係合する。バンパ68と停止ローラ6
7との最初の係合状態が第4図に示してあり、この状態
からキャリヤCが更に右方向に移動すると、集積ロッド
60が図示の位置から後退し、この後退運動により、駆
動輪36が中立の非駆動位置に移動される。集積ロッド
60は、リンケージ(その一部を番号70で示しである
)を介して、駆動輪36の取付はブラケット39に連結
されている。空気シリンダ66は制御回路に連結されて
いて、作業ステーションでの作業の完了後に停止ローラ
67を下降させるべく、かつ、キャリヤCを作業ステー
ションで停止させるか或いは通過させるかを選択制御す
べく、停止ローラ67の上昇及び下降を制御できるよう
になっている。
空気シリンダ66を使用する代わりに、ソレノイドを使
用してベルクランク63の回転位置決めを行うこともで
きる。
集積ロッド60は、第4図に示すように、伸長位置に常
時押圧されており、この押圧はばねで行うことができる
が、1対のブラケット72.73によりキャリヤCの下
面に支持されたダッシュポット装置71により行うのが
好ましい。このダ・7シユボツト装置71は、集積ロッ
ド60を制御運動させ、キャリヤCの加速及び減速行う
ことができ、従ってこの目的のためのカムを使用する必
要性を無くすことができる。
第6図及び第7図には、本発明の軽量軌道搬送装置のユ
ニークな構成、すなわち、キャリヤC−3、C−4が、
上下に重ねられたトラック装置の上方のトラック上で、
右方から左方に向かって走行している構成が示されてい
る。また、第3のキャリヤC−5が、スタート位置へと
戻る下方のトラックに沿って右方に向かって走行してい
る状態が示されている。この構成により、キャリヤが常
に前方に向かって走行するため、前述のように、集積ロ
ンドロ0は各キャリヤの前方へと伸長するだけでよいの
である。
上下の各トラックは、第2図及び第3図に示すような同
一の基礎構造を有している。すなわち、各トラックセク
ションは、レール20.21と、キャリヤCの駆動輪3
6と係合する回転自在の駆動チューブ35とを有してい
る。各トラックは側パネル80.81を有している。こ
れらの側パネル80.81は第2図に示された側パネル
53.54と同様にして取り付けることができ、上下の
両トラックを閉鎖できる高さの大きなパネルとして構成
することができる。第7図の側面図に示すように、右方
から左方へと走行しているキャリヤC−3、C−4の駆
動輪36は、上方の駆動チューブ35Uの上面と係合し
ており、一方、下方のトラック上で戻り走行しているキ
ャリヤC−5の駆動輪36は、下方の駆動チューブ35
Lの下面と係合している。上下の駆動チューブ35U、
35Lは互いに反対方向に回転している。
キャリヤC−4の、上方のトラックから下方のトラック
への移動は、全体を番号85で示す上下枢動移送装置に
より行われ、該移送装置85は、水平軸線87の回りで
枢動できるアーム86を有している。アーム86が枢動
する軸線87は、移送装置85の両側においてフレーム
に支持されたベアリング88.89に支持されたシャフ
トにより形成されている。ベアリング88.89は、支
柱88a、89aにより、床から適当に支持されている
。アーム86には、上下のトラックのレール20.21
と整合しているレール86 a 、 86b取り付けら
れている。
キャリヤCは、上下の駆動チューブ350.35Lによ
り与えられる直線運動によって、上方のトラックセクシ
ョンから移送装置85へと移動され、更に該移送装置8
5から下方のトラックセクションへと移動される。移送
装置85には、キャリヤCの駆動輪36と協働するため
のいかなる駆動チューブ構造体も取り付けられていない
。キャリヤの、上方のトラックから下方のトラックへの
移送作用は、上下の駆動チューブ35U、35Lにほぼ
截頭円錐状の端部90.91が設けであることにより達
成される。すなわち、キャリヤC−4が第7図に実線で
示す、移送装置85上の停止位置に到達しくこのとき、
駆動輪36は中立の非駆動位置にある)、移送装置85
が枢軸線87の回りで反時計回り方向に回転して、キャ
リヤC−4が破線で示す下方の位置に移動されるとき、
駆動輪36が上方の駆動チューブ35Uのほぼ截頭円錐
状の端部90を離れて、下方の駆動チューブ35Lのほ
ぼ截頭円錐状の端部91上に移動することができる。こ
の運動は、駆動輪36がその中立位置から傾動して、キ
ャリヤC−4の直線運動を開始させるに充分なものであ
る。当業者には理解できようが、キャリヤC−4が上方
のトラックから下方のトラックに移送される間、該キャ
リヤを、過去においてターンテーブルおいて行ったよう
に、移送装置85上の所定位置に確実に保持しておくの
が重要である。このため、移送装置85には全体を番号
94で示すロックアンプ機構が取り付けられている。こ
のロックアツプ機構は機械的なラッチ部材と、適当に電
気的制御される機械コンポーネンツを備えた停止組立体
とを有しており、移送中はキャリヤを所定位置に確実に
ロックするが、キャリヤが下方位置に到達すると該キャ
リヤを解放して下方のトラック上で走行できるように構
成されている。またこの機構は、移送装置85上でのキ
ャリヤの直線運動の停止及び始動を行うべく駆動輪36
の角度を制御すると共に、駆動輪36を中立位置に移動
させかつ直線駆動位置に戻す運動を行なわせる可動のカ
ムバーにすることができる。これらの制御には、キャリ
ヤC及び移送装置85の位置を検出することが含まれる
。当業者には理解できようが、番号94aで示す装置は
、移送装置85が上方のトラック上のキャリヤCを受け
入れることができる位置にない場合に、このキャリヤC
を停止させるべく作動する装置である。
第8図は、キャリヤCを一方のトラックから他方のトラ
ックに移送するための、上記実施例と同じ原理を用いた
別の移送装置を示すものである。
この移送装置は、番号98で示す箇所において枢着され
たアーム構造体97により支持されておりかつ横方向に
間隔を隔てて配置されたレール95.96を有している
。アーム構造体97は適当な可逆駆動機構に連結された
枢軸を備えている。従って、レール95.96は、第8
図において右方から左方に移動するキャリヤCを受け入
れる位置から移動することができ、これにより、キャリ
ヤCを、先に述べたトラックセクションに対して直角に
延在するトラックセクションのレール20.21と整合
する位置に移送することができる。この移送装置は、該
装置に連結された空気シリンダにより往復駆動すること
ができる。
第6図及び第7図の実施例と同様にして、キャリヤCは
番号94で示すロックアツプ機構により移送装置上で所
定位置に保持されかつキャリヤCの駆動輪36が一方の
駆動チューブから他方の駆動チューブに移動できるよう
になっている。移送装置の両実施例において、キャリヤ
Cは、端部が互いに間隔を隔てて配置された両トラック
セクションの一方のトラックセクションのレールの端部
から受け入れられて、他方のトラックセクションのレー
ル上に移動される。移送装置、停止組立体94a及びロ
ックアツプ装置94については、後でより詳しく説明す
る。
キャリヤCの別の好ましい実施例が第9図に示しである
。構造を明瞭に示すため、キャリヤCを下から見たとこ
ろが示されている。キャリヤCは、ねじ緊締具104に
より部材103に固定された1対のガイド輪1(16)
.102と、緊締具110により部材109に固定され
ておりかつ第2図のガイド輪(ローラ)50.51に相
当する反対側の対をなすガイド輪106.108とを有
している。これらのガイド輪1(16).102.10
6及び108は、全てキャリヤCの同一側に配置されて
おり、レール20.21の側面上を走行して、レール2
0,21に対するキャリヤCの横方向運動を防止するよ
うになっている。垂下部材113.114には、緊締具
115.116により別のガイド輪111.112が固
定されており、ガイド輪112は第2図のガイド輪(ロ
ーラ)47に相当するものである。キャリヤCの反対側
において、垂下部材118には適当な緊締具119によ
りガイド輸117が固定されており、このガイド輸11
7の直下には第2のガイド輪が配置されているが隠れて
いる。ガイド輪111.112及び117はレール20
.21の底面上を走行し、これらのガイド輪111.1
12及び117の直ぐ下に配置されたガイド輸(隠れて
いるため、第9図には示されていない)はレール20.
21の上面上を走行する。これにより、キャリヤCがレ
ール20.21に対して上下に移動することが防止され
る。垂下部材113.114及び118は、ボルト12
4によりキャリヤプレート122の下面に固定されてい
る。
駆動輪126が、プレート部材130のスロット128
内において、取付は部材127の回りで回転自在に配置
されており、取付は部材127は緊締具132によりプ
レート部材130に固定されている。プレート部材13
0はプレート134の上に置かれていて該プレート13
4に固定されている。また、このプレート134はプレ
ート136に固定されており、該プレート136はプレ
ート138の上に載っていて該プレート138に取り付
けられている。プレート138はスロット140を有し
ており、該スロット140は、集積ロッド146に固定
されたブラケット144に取り付けられたローラ142
を受け入れている。
作動時に、集積ロッド146はキャリヤプレート122
の下において該キャリヤプレート122に平行な平面内
にあり、キャリヤプレート122に固定されたトラック
147a、147bを備えている。トラック147a、
147bは、適当な緊締具によりキャリヤプレート12
2に固定されたブシュ148a、148bにより、摺動
自在に支持されている。キャリヤプレート122には、
緊締具150によりハンパ149a、149bが固定さ
れている。後で更に詳述するように、トラック147a
及び147bは、集積ロッド146の後退時及び伸長時
において、それぞれバンパ149a及び149bと係合
する。ばね156は端部159a、159bを有してお
り、一方の端部159aはリテーナ161によりブラケ
ット158に固定されており、他方の端部159bはり
テーナ162によりプレート138に固定されている。
ブラケット158は、適当なねじ緊締具165によりキ
ャリヤプレート122に固定されている。プレート13
6には緊締具137によりローラ160が固定されてい
る。このローラ160は、後で詳しく説明するけれども
、駆動輪126及びプレート130.134.136及
び138を、ばね156の力に抗して点Pの回りで回転
(第9図で見て反時計回り方向に)させるべ(機能する
。キャリヤプレート122には適当な緊締具124によ
り垂下部材164が固定されており、該垂下部材164
からは停止部材162が垂下している。キャリヤプレー
ト122の縁部の近くにはスロット166が設けられて
おり、これらのスロット166はワークピース(被加工
部材)を取り付けるのに使用することができる。上記部
材の相互作用については後述する。
第6図〜第8図において番号94aで示した停止組立体
の非常に好ましい実施例が第10図及び第11図に示し
である。この構造は、第6図〜第8図に示した位置に配
置され、第9図に示した駆動輪制御構造体を必要として
いる。しかしながら、この停止組立体は、キャリヤCを
任意の位置、例えば作業ステーション10又は11にお
いて停止させるのに使用することができる。ベースプレ
ート178により枢動部材180が支持されており、該
枢動部材180は、第1アーム182及び第2アーム1
84を備えている。第2アーム184の先端には、ねじ
緊締具188により停止パンバ186が固定されている
。枢動部材180は、ステム187上で回転できる円筒
状部材185に固定されている。回転部材(円筒状部材
)185に固定されたウィング部材190の運動は、ね
じ緊締具196によりベースプレート178に固定され
たノツチ付きプレート部材194の停止部と停止部との
間で制限される。枢動部材180に連結されたブラケッ
ト199aと固定ブラケット199との間にばばね19
8が連結されており、該ばね198は、枢動部材180
を第1位置(停止バンバ186が実線で示されている位
置)に押圧している。ベースプレート178には、緊締
具202により減速バー2(16)が固定されており、
該減速バー2(16)は枢動部材180の下の位置に終
端している。この減速バー2(16)の端部には加速バ
ー204が溶接又は他の方法で固定されており、該加速
バー204の他端は緊締具206によりベースプレート
178に固定されている。伸長自在のピストンロッド2
09を備えた複動シリンダ208は、その一端が緊締具
210によりベースプレート178に枢着されており、
他端が連結点211においてウィング部材190に連結
されている。
シリンダ208が作動され、そのピストンロッド209
が第10図で見て左方に伸長されると、ウィング部材1
90、円筒状部材185及び枢動部材180が、ばね1
98の力に抗して点Rの回りで反時計回り方向に回転さ
れ、これにより、停止バンパ186が第10図に破線で
示す第2の位置に移動される。シリンダ208のピスト
ンロッド209を引っ込めると、ばね198の力により
枢動部材180が第1の位置(停止バンパ186が実線
で示されている位置)に向がって時計回り方向に回転さ
れる。
使用時には、前述のように、キャリヤCの駆動輪126
が駆動チューブ35に対して成る角度をなしていて、キ
ャリヤCがレール2o、21に沿って前方に走行する。
キャリヤCが第10図及び第11図に示す停止組立体9
4aに近づくと、キャリヤCのローラ160が減速バー
2(16)の縁部2(16)aと係合する。キャリヤC
が前進運動を続けると、減速バー2(16)がローラ1
60に対してカム作用し、プレート138.136.1
34及び130及び駆動輪126を点Pの回りで、第9
図で見て反時計回り方向に枢動させる。これにより、駆
動輪126と駆動チューブ35との間の角度が連続的に
減少するため、キャリヤCの速度が低下する。また、ス
ロット140を備えたプレート138の回転により、ロ
ーラ142が第9図で見て右方に変位され、これにより
、集積ロッド146が自動的に引っ込められ(後退され
)、トラック147aがバンパ149aと係合する。
キャリヤCが第10図で見て右方への走行を続けると、
ローラ160が減速バー2(16)から離れて、枢動部
材180の第1アーム182の傾斜部分に乗り上げ、次
いで水平部分に乗り上げる。この時点で、駆動チューブ
35と駆動輪126との間の角度は約3°に減少し、キ
ャリヤCの停止部材162が枢動部材180の停止バン
パ186と係合する。駆動輪126と駆動チューブ35
との間の角度が0@より大きいため、キャリヤCは僅か
に前方に押圧されているけれども、停止バンパ186に
よりキャリヤCの前進運動が阻止される。
キャリヤCを再び前方に移動させたい場合、すなわち作
業ステーションでの作業が完了した場合には、シリンダ
208を作動してピストンロッド209を伸長させ、枢
動部材180を第2位置まで反時計回り方向に回転させ
ることにより、停止バンパ186とキャリヤCの停止部
材162との係合を解除すればよい。ローラ160は自
由に内方に移動できるようになって加速バー204に対
して押圧される。これによりプレート130.134及
び136及び駆動輪126が第9図で見て時計回り方向
に回転され、駆動輪126と駆動チューブ35との間の
角度が増大されるため、キャリヤCの速度が増大され、
キャリヤCはレール20.21上で前方に走行する。ピ
ストンロッド209は自動的に引っ込められ、枢動部材
180が第1位置に戻される。これにより、停止組立体
94aは、次のキャリヤCを停止できる状態になる。シ
リンダ208は、当業者に良く知られた適当な制御装置
を備えた流体回路に配置され、ピストンロッド209の
伸長及び後退(引っ込み)を制御できるようになってい
る。
停止組立体94aのベースプレート178は、取付は構
造体すなわち1対のチャンネルセクション179(第2
図、第3図及び第13図)及びベースプレート178に
設けたスロット216に通される適当な緊締具(図示せ
ず)により、チャンネルセクション179に固定される
。モジュラ−ユニットのチャンネルセクション179は
、支持フレーム24のベース25に固定され、隣接する
支持フレーム24(第2図及び第3図)のベースプレー
ト25の中央部分と中央部分との間に延在する長さに製
造される。隣接する支持フレーム24にチャンネルセク
ション179を固定することにより、搬送装置の全長に
亘ってチャンネルセクション179を連続させることが
可能になる。
チャンネルセクション179からベースプレート178
を簡単に取り外すことにより、停止組立体94aを、ト
ラックに沿う任意の所望の位置において係合解除及び再
係合させることができ、これにより、キャリヤCの停止
位置に柔軟性をもたせることができる。
搬送装置の走行部においては、ラッチ機構L(第12図
)が使用されていて、キャリヤCの逆行を防止できるよ
うになっている。上記停止組立体94aと共にこのラッ
チ機構りは、第6図〜第8図において番号94で示した
ロックアツプ機構を構成する。ラッチ機構りはセンター
プレート218を備えている。センタープレート21日
はその一方の側に端プレート222を、他方の側に別の
端プレート(図示せず)を備えていて、これらの2つの
端プレートとセンタープレート218との間にはキャビ
ティが形成されている。これらの3枚のプレートは、適
当なねじ緊締具225により互いに固定されている。キ
ャビティ内には枢動部材220が配置されている。該枢
動部材220は両方の端プレートに固定されておりかつ
点Sの回りで枢動できるようになっている。端プレート
222はセンタープレート218の上方まで延在してい
て、ねじ緊締具226によりレール86a(該レール8
6aについては、後でより詳しく説明する)に固定され
ている。ばね227は、その一端227aが端プレート
222に固定されており、他端227bが枢動部材22
0に固定されている。同様な第2のばね(図示せず)が
、図示しない端プレート及び枢動部材220に固定され
ている。両方の端プレートとセンタープレート218と
の間に形成されたキャビティ内にはバンパ228が配置
されており、緊締具230によりこれらの端プレート及
びセンタープレート218に固定されている。
使用時において、キャリヤCは、搬送装置に沿って第1
2図で見て右方に走行する。ガイド輪117(第9図及
び第12図)が、レール86aの底面に沿って走行し、
キャリヤCの停止部材162がバンパの停止片186と
係合する前に枢動部材220と係合する。これにより枢
動部材220は、端プレートとセンタープレート218
との間のキャビティ内で、ばね227の力に抗して時計
回り方向に枢動する。キャリヤCが前方(第12図で見
て右方)に移動し続けると、ガイド輪117が枢動部材
220を乗り越えて走行する。ばね227は、枢動部材
220が元の位置に戻るように押圧しているため、ガイ
ド輪117従ってキャリヤCが逆方向(第12図で見て
左方)に走行することが防止される。バンバ228は、
枢動部材220が元の位置を越えて回転することを防止
する。この直後に、キャリヤCの停止部材162が停止
組立体94aの停止バンパ186と係合し、キャリヤC
が前方に移動することが防止される。後でより詳細に説
明するように、このラッチ組立体(ラッチ機構)Lは、
キャリヤCが下方のトラックを走行する場合に特に有効
である。
第13図〜第15図には、第7図に番号85で示した移
送装置の特に好ましい実施例が示しである。これらの図
面において、第6図及び第7図に示した部品と同じ部品
については同じ番号が使用されている。移送装置85は
、ベアリング88.88aにより回転自在に支持された
シャフト240を有してしするO該シャフト240はそ
の一方の軸端がモータ243に連結されていて、該モー
タ243により軸線87の回りで回転される。すでにそ
の全てを説明した始動及び停止組立体94は、チャンネ
ル179を支柱250に取り付けることにより、移送装
置85に固定される。支柱250は水平プレート252
に固定されており、該水平プレート252は、シャフト
240に固定された垂直プレート254に固定さ、れて
いる。ベアリング88.88a及びモータ243は、番
号90a、90b及び91a、91bで示すコーナ支柱
の間に延在する横プレースにより支持されている。コー
ナ支柱は、適当な調節自在の緊締具によりベース258
に固定されている。更にベース258は床261に固定
されている。
移送装置85はレール86a、86bを備えており、該
レール86a、86bは第1図〜第8図に示したレール
20.21と共に連続経路を形成している。しかしなが
ら、レール86a、86bはレール20.21から分離
して、レール20.21から移動することができる。レ
ール86a、86bは、水平プレート252及び垂直プ
レート254に固定された垂下アーム86に固定されて
いる。
最初に、移送装置85は上方位置にあり(第13図)、
キャリヤCは上方の駆動チューブ350に沿って、第1
4図で見て右方に走行している。
キャリヤCが走行を続け、移送装置85の上に到達する
とレール86a、86bにより支持される。
このとき、キャリヤCのガイド輪が、レール86a、8
6bの上下面及び側面に沿って走行しているため、キャ
リヤCがレール86a、86bに対して垂直に移動する
ことが防止される。ガイド輪117がラッチ機構L(こ
のラッチ機構りについては、第12図に基づいて既にそ
の全てが説明されている)に出会うと、該ラッチ機構り
により、キャリヤCの逆走が防止される。この直後に、
キャリヤCの停止部材162が停止組立体94aの停止
ハンバ186と係合して、キャリヤCが前方に移動する
ことが阻止される(第10図参照)。この時点で、キャ
リヤCが移送装置85にロックされ、いかなる方向にも
移動しないように拘束される(第6図〜第8図の番号9
4参照)。次いでモータ243を付勢すると、シャフト
240が第14図で見て時計回り方向に回転し、移送装
置85の全体及びロックされたキャリヤCが、下方のト
ラック手段まで180°回転される。これにより、レー
ル86a、86bが下方のトラック手段のレール20.
21と整合しかつ駆動輪126が駆動チューブ35Lの
下面と係合する。次いで、前述のようにして、停止組立
体94のシリンダ208が付勢され、これによりキャリ
ヤCが解放されかつ前方に押し出される。この時点でキ
ャリヤCは下方のトラック手段上を走行し、移送装置8
5が第14図で見て反時計回り方向に180’回転され
、上方のトラック手段に戻される。これにより、レール
86a、86bがレール20.21と整合し、次のキャ
リヤCを受け入れる準備が整えられたことになる。
また、シャフト240にはカウンタウェイト(釣合い重
り)270が固定されており、シャフト24(16)回
転時にキャリヤCの重量と釣り合わせるようになってい
る。第13図は、移送装置85がキャリヤCを未だ下方
のレベルに回転していない状態にあるカウンタウェイト
270を示すものである。移送装置85が第14図で見
て時計回り方向に回転し、キャリヤCが下方に回転する
とき、カウンタウェイト270は第14図で見て上方及
び左方に回転する。また、移送装置85のアーム86の
対向コーナー、すなわち第13図で見て上屋部及び上布
部には、停止パッド272.274が固定されており、
これらの停止パッド272.274は互いに反対方向を
向いている。
また、横方向のプレースの対向コーナー、すなわち第1
3図で見て下方部及び上布部には、ショックアブソーバ
275.276が取り付けられている。このため、移送
装置85が下方(第14図で見て時計回り方向)に回転
するときに、停止パッド272がショックアブソーバ2
75と係合して、移送装置85が更に下方に移動するこ
とが防止される。移送装置85が、第14図で見て反時
計回り方向、すなわち元の位置に向かって回転するとき
、停止パッド274が上方に移動して、第13図に示す
ようにショックアブソーバ276と係合し、これにより
移送装置85が更に移動することが防止される。
以上説明した本発明の軽量軌道搬送装置は、床面に取り
付けられる形式のものを示したが、支持構造体には適当
な変更を施すことができる。すなわち、搬送装置は天井
から吊り下げることもできるし、側方支持体に取り付け
て、キャリヤCが垂直平面内でトラックに沿って走行す
るように構成することもできる。
本発明の搬送装置は極めてコンパクトなモジュラ−形の
搬送装置であり、軽量材料で製造することができる。こ
れは、本発明によれば、駆動輪と駆動チューブとの間の
駆動関係を維持するのに重量に対する必要性が無いため
、キャリヤCを例えばアルミニウムのような軽量材料で
形成できるからである。図示した各キャリヤCは単一の
駆動輪のみを備えたものであるが、当業者には、各キャ
リヤCに2個以上の駆動輪を設けて全ての駆動輪を駆動
位置と中立の非駆動位置との間で同時に作動させるよう
に構成できることは明らかであろう。
本発明によれば、駆動輪と駆動チューブとの間に制御さ
れた駆動力を作用できるため、従来の搬送装置に用いら
れている加速カム及び減速カムを不要にできるだけでな
く、極めて長い集積ロッドも不要になる。また、本発明
のダッシュポット71は、キャリヤCが作業ステーショ
ンを出るときのキャリヤCの加速を充分に制御すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、組立て作業に使用されている本発明の軽量軌
道搬送装置の一部を示す斜視図である。 第2図は、第1図のほぼ2−2線に沿って断面した拡大
断面図である。 第3図は、側パネルを取り外した状態で、第2図の右方
向から見た部分側面図である。 第4図は、作業ステーションにおいてキャリヤを停止さ
せるための停止手段を示す部分側面図である。 第5図は、第4図の左方向から見た正面図である。 第6図は、キャリヤを上方のトラックセクションから下
方のトラックセクションに移送するための移送装置の部
分を示す平面図である。 第7図は、第6図の移送装置の部分の側面図である。 第8図は、移送装置の第2実施例を示す概略平面図であ
る。 第9図は、キャリヤの別の実施例を示す底面図である。 第10図は、停止組立体の別の実施例を示す平面図であ
る。 第11図は、第10図の停止組立体の側面図である。 第12図は、ラッチ機構の側面図である。 第13図は、移送装置の端部正面図である。 第14図は、側パネルを取り外した状態で、移送装置を
第13図の左方向から見た側面図である。 第15図は、第14図の移送装置の平面図である。 10.11・・・作業ステーション、 14.15・・・移送装置、 20.21・・・レール
、24・・・フレーム部材、   30・・・支柱、3
5・・・駆動チューブ、  36・・・駆動輪、60・
・・集積ロッド、    71・・・ダッシュポット、
85・・・移送装置、    86・・・アーム、94
・・・ロックアンプ機構(始動及び停止組立体)、94
a・・・停止装置(停止組立体)、1(16).102
.106.108.111.112.117.119・
・・ガイド輪、 126・・・駆動輪、 130.134.136.13B・・・プレート、14
6・・・集積ロッド、  2(16)・・・減速バー2
04・・・加速バー    240・・・シャフト、2
43・・・モータ、 270・・・カウンタウェイト C・・・キャリヤ、      L・・・ラッチ機構。 FIG、 1 FIG、 4

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに間隔を隔てて配置された1対の長くて平行
    なレールと、該レールの長さ方向に延在している回転可
    能な駆動チューブと、前記レールに沿って移動できる少
    なくとも1つのキャリヤと、前記駆動チューブと係合で
    きる、前記キャリヤの少なくとも1つの駆動輪と、前記
    駆動チューブに対して前記駆動輪を押圧しかつ前記駆動
    チューブに対する前記駆動輪の角度を変化させるべく前
    記駆動輪を取り付ける手段とを有している軽量軌道搬送
    装置において、前記キャリヤが前記レールの長さ方向に
    対して垂直な方向に移動しないように、前記キャリヤを
    前記レール上に拘束しておく手段を備えており、前記駆
    動チューブに対して前記駆動輪を押圧する力が、前記キ
    ャリヤ上に載せられる負荷の重量の如何に係わらず一定
    に維持されるように構成したことを特徴とする軽量軌道
    搬送装置。
  2. (2)前記レールが上下のガイド面を備えており、前記
    キャリヤの両側には、互いに間隔を隔てて配置された複
    数の対をなすガイドローラが取り付けられていて、これ
    らのガイドローラが前記両レールの上下のガイド面と係
    合することを特徴とする請求項1に記載の軽量軌道搬送
    装置。
  3. (3)前記キャリヤに設けられた集積手段であって、前
    記キャリヤが該キャリヤに先行するキャリヤに隣接する
    位置に到達したときに、前記先行キャリヤにより作動さ
    れる集積手段と、前記平行なレールに沿って配置された
    ステーションに設けられた選択的に作動可能な停止手段
    であって、前記キャリヤを停止させるべく前記集積手段
    を作動させる停止手段とを有していることを特徴とする
    請求項1に記載の軽量軌道搬送装置。
  4. (4)前記ステーションに設けられた前記選択的に作動
    可能な停止手段が、前記集積手段に連結された部材の経
    路内に移動できる枢着停止片を備えていることを特徴と
    する請求項3に記載の軽量軌道搬送装置。
  5. (5)第1及び第2トラック手段を有しており、各トラ
    ック手段の一端部は互いに間隔を隔てた関係に隣接して
    おり、前記各トラック手段には回転可能な駆動チューブ
    が1つずつ設けられていて、これらの駆動チューブは1
    つの対をなしており、各駆動チューブはほぼ截頭円錐状
    をなす端部に終端していて、該端部は関連するトラック
    手段の前記端部を超えて延在しており、前記トラック手
    段に沿って移動できる少なくとも1つのキャリヤを有し
    ており、該キャリヤは枢着された駆動輪を備えており、
    該駆動輪はばねで押圧されて前記駆動チューブの1つと
    係合して、前記トラック手段に沿う前記キャリヤの直線
    運動を伝達し、一方のトラック手段から前記キャリヤを
    受け入れて該キャリヤを他方のトラック手段に移送すべ
    く1つの枢軸線の回りで往復枢動できる枢動手段を更に
    有しており、前記枢軸線は、前記両トラック手段の間で
    前記キャリヤの移送運動を行うときに、前記駆動輪が、
    一方の駆動チューブのほぼ截頭円錐状をなす端部から離
    れて、他方の駆動チューブのほぼ截頭円錐状をなす端部
    に移動できるように、前記トラック手段及び駆動チュー
    ブに対して配向されていることを特徴とする軌道搬送装
    置。
  6. (6)前記トラック手段の各々が、互いに間隔を隔てて
    配置された1対のレールを備えており、前記枢軸線の回
    りで往復枢動可能な前記手段が、前記両トラック手段の
    レール対と整合する2つの位置の間で移動できる1対の
    レールを備えたフレームと、前記キャリヤを一方のトラ
    ック手段から他方のトラック手段へと移送する間に、キ
    ャリヤをフレームのレール上の所定位置に保持しておく
    ための、前記フレームに設けられた解放自在な手段とを
    備えていることを特徴とする請求項5に記載の軌道搬送
    装置。
  7. (7)前記両トラック手段が同一の高さにあり、前記フ
    レームが垂直な枢軸線の回りで枢動することを特徴とす
    る請求項6に記載の軌道搬送装置。
  8. (8) 前記両トラック手段が上下に重ねられた関係に
    あり、前記フレームが水平な枢軸線の回りで枢動するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の軌道搬送装置。
  9. (9)前記キャリヤの駆動輪が、上方のトラック手段の
    駆動チューブの上面及び下方のトラック手段の駆動チュ
    ーブの下面と係合し、前記上下のトラック手段の駆動チ
    ューブが互いに逆方向に回転して、下方のトラック手段
    では前記キャリヤが逆方向に走行することを特徴とする
    請求項8に記載の軌道搬送装置。
  10. (10)互いに間隔を隔てて配置された所定長さのレー
    ルであって、該レールに沿って走行可能なキャリヤを支
    持するレールと、該レールに沿って前記キャリヤを駆動
    すべく前記レールの長さ方向に沿って延在する回転可能
    な駆動チューブと、支持フレーム構造体とを有している
    軽量軌道搬送装置において、ほぼU字形をなす1対の横
    フレーム部材を備えたモジュラーユニットからなるモジ
    ュラー構造体で構成されており、前記横フレーム部材に
    は、前記レールからなるセクションの隣接するレール端
    部を支持しかつ前記駆動チューブからなるセクションの
    隣接する両端部を支持するベアリングが取り付けられて
    おり、任意の数のモジュラーユニットの端と端とを突き
    合わせた関係に組み立てることにより、前記軽量軌道搬
    送装置の全部又は一部を所望の全長に形成できることを
    特徴とする軽量軌道搬送装置。
  11. (11)前記モジュラーユニットの側部を閉鎖する側パ
    ネルと、該側パネルを前記横フレーム部材に取り付ける
    手段とを有していることを特徴とする請求項10に記載
    の軽量軌道搬送装置。
  12. (12)前記2つのモジュラーユニットを接合するため
    の取付けプレートを有しており、該取付けプレートが予
    め形成された複数の開口部と、該開口部内に配置できか
    つ前記フレーム部材から垂下する高さ調節手段とを備え
    ており、隣接するフレーム部材の間隔及び高さを正確に
    位置決めして、隣接するモジュラーユニットのレールセ
    クション及び駆動チューブセクションを整合させること
    を特徴とする請求項10に記載の軽量軌道搬送装置。
  13. (13)軽量軌道搬送装置がモジュラーユニットで構成
    されており、該モジュラーユニットが、互いに間隔を隔
    てて配置された所定長さのレールであって該レールに沿
    って走行できるキャリヤを支持するレールと、該レール
    に沿ってキャリヤを前方に駆動すべく前記レールの長さ
    方向に延在する回転可能な駆動チューブとを備えており
    、前記キャリヤが前記レールと係合する保持手段及び停
    止ローラを備えており、前記モジュラーユニットが更に
    、前記キャリヤに取り付けられていて前記駆動チューブ
    と係合できる少なくとも1つの枢動自在の駆動輪と、前
    記駆動チューブに対して前記駆動輪を押圧しかつ前記駆
    動チューブに対する角度を変化すべく枢動できるように
    前記駆動輪を取り付ける手段であって、駆動輪に連結さ
    れたガイドローラを備えている手段と、支持フレーム構
    造体と、前記キャリヤを停止させかつ始動させる改善さ
    れた組立体とを備えており、キャリヤの前記停止及び始
    動組立体が、 取付けベースプレートと、 該取付けプレートに枢着された枢動部材であって、制御
    面が設けられておりかつ第1位置と第2位置との間で枢
    動できるように停止バンパが取り付けられている枢動部
    材と、 前記第1位置と第2位置との間で前記枢動部材を変位さ
    せる手段と、 前記ガイドローラの経路内において前記取付けプレート
    に固定された減速バー及び加速バーとを備えており、 前記ガイドローラが前記減速バーと係合し、前記駆動輪
    を枢動させかつ該駆動輪と前記駆動チューブとの間の角
    度を減少させて、前記キャリヤの速度を低下させ、 前記枢動部材が前記減速バーと加速バーとの中間に配置
    されており、前記第1位置において前記制御面は前記ガ
    イドローラと係合して前記駆動チューブと駆動輪との間
    の角度をほぼゼロにし、前記キャリヤの前記停止ローラ
    が前記停止バンパと係合してキャリヤの前方への走行を
    阻止し、 前記枢動部材は、第2位置において、前記停止バンパを
    前記停止ローラの経路から外れるように移動させて前記
    枢動部材の制御面から前記ガイドローラを解放し、該ガ
    イドローラは前記加速バー上に移動できるようになって
    、前記駆動輪が枢動し、該駆動輪と駆動チューブとの間
    の角度を増大させて前記キャリヤの速度を増大させ、 前記モジュラーユニットの各々が、長さ方向に延在する
    前記取付けプレートを取り付ける手段を備えていて、前
    記停止及び始動組立体を前記軽量軌道搬送装置の長さ方
    向に沿う任意の位置に取り付け、前記取付け手段がC字
    形の横断面形状をもつ1対の長い部材を備えていること
    を特徴とする軽量軌道搬送装置。
  14. (14)前記枢動部材が、前記第1位置に向かってばね
    で押圧されていることを特徴とする請求項13に記載の
    軽量軌道搬送装置。
  15. (15)前記取付けプレート及びC字形横断面形状をも
    つ長い部材が、前記取付けプレートを前記取付け手段に
    固定する緊締具を受け入れるための互いに整合できる開
    口部を備えていることを特徴とする請求項13に記載の
    軽量軌道搬送装置。
  16. (16)ラッチ機構を有しており、該ラッチ機構が、枢
    動自在のラッチ部材及び該ラッチ部材を第1位置に押圧
    する手段を備えており、前方に走行するキャリヤ保持手
    段のローラは、前記停止ローラが前記停止バンパと係合
    する前に、前記ラッチ部材と係合して、該ラッチ部材を
    前記押圧手段の押圧力に抗して第2位置に回転させ、前
    記キャリヤ保持手段のローラが前記ラッチ部材を通過で
    きるようにし、前記押圧手段が前記ラッチ部材を前記第
    1位置に戻して、キャリヤが逆方向に走行することを防
    止することを特徴とする請求項13に記載の軽量軌道搬
    送装置。
  17. (17)上方のトラック手段と下方のトラック手段とを
    有する軽量軌道搬送装置であって、キャリヤが走行でき
    る互いに間隔を隔てて配置された所定長さのレールと、
    前記上下のトラック手段に沿って前記キャリヤを連続的
    に前方に駆動すべく前記上下のトラック手段のレールの
    長さ方向に沿って延在する回転可能な駆動チューブと、
    支持フレーム構造体と、前記キャリヤを前記上方のトラ
    ック手段から下方のトラック手段に移送するための移送
    装置とを有している軽量軌道搬送装置において、前記移
    送装置が、 回転自在に支持されたシャフトと、 移動するキャリヤを前記上方のトラック手段から受け入
    れて、下方のトラック手段に移送するための互いに間隔
    を隔てて配置されたレールとを備えており、 該レールの各々が、2つの側面、上面及び下面の4つの
    面を有しており、前記キャリヤがレールの前記面と係合
    する保持手段を備えていて、前記キャリヤがレールに対
    してその長さ方向以外の方向に移動することを防止する
    ようになっており、 前記キャリヤの前進運動を停止させる停止組立体と、 該停止組立体によりキャリヤの前進運動が停止された後
    に、前記キャリヤが逆進することを防止するラッチ機構
    と、 前記シャフトを回転させるモータ手段とを更に備えてい
    て、前記キャリヤを前記移送装置上の所定位置にロック
    していかなる方向にも移動しない状態にして、前記移送
    装置を、前記上方のトラック手段と整合する位置から前
    記下方のトラック手段と整合する位置まで回転させるこ
    とを特徴とする軽量軌道搬送装置。
  18. (18)前記移送中に、前記キャリヤの重量と釣り合わ
    せるため、前記移送装置にはウェイトが取り付けられて
    いることを特徴とする請求項17に記載の軽量軌道搬送
    装置。
  19. (19)前記移送装置が180°回転することを特徴と
    する請求項17に記載の軽量軌道搬送装置。
  20. (20)前記移送装置の両側及び前記支持フレーム構造
    体には、前記移送装置が180°以上回転することを防
    止する手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    7に記載の軽量軌道搬送装置。
  21. (21)互いに間隔を隔てて配置された所定長さのレー
    ルであって、該レールに沿って走行可能なキャリヤを支
    持するレールと、該レールに沿って前記キャリヤを駆動
    すべく前記レールの長さ方向に沿って延在する回転可能
    な駆動チューブと、支持フレーム構造体とを有している
    軽量軌道搬送装置において、ほぼU字形をなす1対の横
    フレーム部材を備えたモジュラーユニットからなるモジ
    ュラー構造体で構成されており、前記横フレーム部材に
    は、前記レールからなるセクションの隣接するレール端
    部を支持しかつ前記駆動チューブからなるセクションの
    隣接する両端部を支持するベアリングが取り付けられて
    おり、任意の数のモジュラーユニットの端と端とを突き
    合わせた関係に組み立てることにより、前記軽量軌道搬
    送装置の全部又は一部を所望の全長に形成でき、前記レ
    ールの長さ方向に沿う任意の位置で前記キャリヤを停止
    させるべく制御する停止組立体を更に有しており、前記
    軽量軌道搬送装置に沿う任意の位置に前記停止組立体を
    取り付けることを可能にする手段が、前記停止組立体の
    取付けプレートと、前記モジュラーユニットの長さ方向
    に延在する取付け部材とを備えていて、前記取付けプレ
    ートを前記取付け部材に固定する取付け手段を受け入れ
    るように構成されていることを特徴とする軽量軌道搬送
    装置。
JP1140955A 1988-06-29 1989-06-02 軌道搬送装置 Pending JPH0241971A (ja)

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US07/213,242 US4922831A (en) 1988-06-29 1988-06-29 Lightweight car-on-track system
US07/241,924 US5001987A (en) 1988-06-29 1988-09-08 Lightweight car-on-track system
US241924 2002-09-12

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JP1140955A Pending JPH0241971A (ja) 1988-06-29 1989-06-02 軌道搬送装置

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JP (1) JPH0241971A (ja)
BE (1) BE1003872A5 (ja)
DE (1) DE3920902A1 (ja)
FR (1) FR2635062A1 (ja)
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