JPH0241949B2 - - Google Patents

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JPH0241949B2
JPH0241949B2 JP56085622A JP8562281A JPH0241949B2 JP H0241949 B2 JPH0241949 B2 JP H0241949B2 JP 56085622 A JP56085622 A JP 56085622A JP 8562281 A JP8562281 A JP 8562281A JP H0241949 B2 JPH0241949 B2 JP H0241949B2
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Priority to DE3250007A priority patent/DE3250007C2/de
Priority to DE19823217522 priority patent/DE3217522A1/de
Priority to GB08213635A priority patent/GB2101840B/en
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Priority to GB08425184A priority patent/GB2147767B/en
Publication of JPH0241949B2 publication Critical patent/JPH0241949B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/38Circuits or arrangements for blanking or otherwise eliminating unwanted parts of pictures

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば読取るべき領域が指定された
原稿の読取画像を処理する画像処理装置に関す
る。
例えば、記録装置において、原稿のある領域の
みを記録する場合、あるいは原稿2頁のそれぞれ
におけるある領域を1頁の記録紙に記録する場合
がある。このようなトリミングあるいはオーバレ
イを行うのに従来例では、原稿の全読取画像を一
旦CRTによつて出力表示し、カーソル、ライト
ペン等で領域指定した後に画像処理を行う方式が
あつた。しかしながら、この方式では、リアルタ
イムの処理が困難であり、高解像度のCRTが必
要となり、構成装置が高価となる欠点があつた。
また、ブライングスポツトをループ状に描かせ、
その軌跡によるループ状の指定領域におけるエツ
ジを2次元的に検出する方式があつた。しかしな
がら、この方式もリアルタイムの処理が困難であ
り、またページメモリが必要となり、装置構成が
複雑かつ高価なものとなる欠点があつた。
複写装置において指定画像の処理を行うための
領域指定手段として、原稿台上にカーソルレバー
を配置するものがあつた。しかしながら、カーソ
ルレバーには形状に限りがあるので、領域指定の
形状に限界があり操作性に乏しいといつた欠点が
あつた。
また、原稿中の複数の所望領域の画像に対して
互いに異なる処理を実行したい場合にも、前述し
たような複雑な領域指定用の機構や面倒な操作を
要するものであつた。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、リ
アルタイムの処理が可能であり、かつ構成簡単な
領域指定に基づいて、原稿中の複数の所望領域の
画像に対して互いに異なる処理を実行可能な画像
処理装置を提供することを目的とし、詳しくは、
互いに異なる色で複数の画像領域の指定された原
稿を色分解して読取る読取手段と、前記読取手段
からの前記異なる色をそれぞれ示す複数の色信号
の出力に基づいて、前記複数の画像領域を判別す
る判別手段と、前記判別手段により判別された前
記複数の画像領域内の各画像に対して互いに異な
る処理を行う処理手段とを具えた画像処理装置を
提供するものである。
以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明す
る。
第1図に本発明を適用したカラーの記録装置を
示す。ここで、原稿MATを、例えばA4版とし、
赤色と黒色との2色印刷原稿とする。原稿MAT
上での領域指定を、一定の太さのループによつて
行う。かような原稿MATを光源SOLによつて光
照射し、その反射光LMを第1反射鏡RM1およ
び第2反射鏡RM2により反射した後、結像レン
ズLNSによつてビームスプリツタBSに照光す
る。このビームスプリツタBSにおいては、短波
長の青色光は透過し、また長波長の赤色光は反射
して、例えばCCDで成る光電変換素子を複数個
ライン状に配列した光電変換器PHBおよびPHR
のそれぞれに至る。従つて、青色光像の明暗を光
電変換器PHBにより、また赤色光像の明暗を光
電変換器PHRによつてそれぞれ検知して電気信
号に変換する。両光電変換器PHBおよびPHRで
検知されたそれぞれの像情報はクロツクパルス
CP1に応じて時系列的に順次出力され、青色信
号SABおよび赤色信号SARとしてそれぞれ増幅
器APBおよびAPRに供給される。増幅後の青色
信号SBを2値化器CDBによつてデジタルの2値
青色信号BSBに変換して色判別器DMCに供給す
る。同様に、増幅後の赤色信号SRを別な2値化
器CDRによつてデジタルの2値赤色信号BSRに
変換して色判別器DMCに供給する。色判別器
DMCは、2値青色信号BSBおよび2値赤色信号
BSRに基づき、色判別を行い、青データDBU、
赤データDREおよび黒データDBKの3色のデー
タをそれぞれ発生する。
このようにして得られた青データDBUに基づ
いて指定領域の判別を行う。なお、この青データ
DBUにノイズがあつても領域判別を可能とする
ためにノイズリダクシヨンを行う。つまり、青デ
ータDBUを、先ず主走査圧縮器CDMによつてデ
ータ圧縮し、その圧縮データDCMを副走査圧縮
器CDSによつて更にデータ圧縮して圧縮データ
DCSを得る。この圧縮データDCSをクロツクパ
ルスCP2に従つて第1ラインメモリML1に順
次格納する。また、このラインメモリML1に格
納されたデータは、クロツクパルスCP2に応じ
て読出され、その読出しデータDM1(3ビツ
ト)をエツジ検出器EDEに供給すると共に、そ
のうちの1ビツトを第2ラインメモリML2に供
給する。この第2ラインメモリML2において
も、クロツクパルスCP2に応じてデータDM1
を順次格納し、また格納されたデータは順次読出
される。その読出しデータDM2(3ビツト)を
エツジ検出器EDEに供給すると共に、そのうち
の1ビツトデータを第3ラインメモリML3に供
給する。クロツクパルスCP2に従つて、第3ラ
インメモリML3にデータDM2が格納され、ま
たその読出しデータDM3(3ビツト)をエツジ
検出器EDEに供給する。
原稿MAT上において、青色ループによつて領
域指定したその領域の限界、つまりエツジ情報
を、時間的にずらした3つの読出しデータDM
1,DM2およびDM3に基づいてエツジ検出器
EDEによつて検出する。検出されたエツジ情報
DEを領域検出器DEAに供給し、その出力データ
たる領域データDMをループ判別器DCLおよび第
4ラインメモリML4に供給する。この第4ライ
ンメモリML4は領域データDMを順次格納し、
またそこに格納されていたデータは読出されて読
出しデータDM4としてデータ選択器SDTに供給
される。いま、ループ判別器DCLの出力信号で
あるデータ選択制御信号DCRをデータ選択器
SDTに供給する。これにより、第4ラインメモ
リの読出しデータDM4あるいは第5ラインメモ
リML5の読出しデータDM5のいずれかを選択
して出力信号DOUTとする。この出力信号
DOUTを指定領域を判別した情報として用いる
ために、データ切換器DSWに供給してデータ切
換制御信号とする。それと共に、第5ラインメモ
リML5に供給して、次の1ラインの読取期間中
に亘つて格納しておく。
色判別器DMCから得られる黒データDBKをラ
インメモリMBKに、また赤データDREを別なラ
インメモリMREにそれぞれ格納する。両ライン
メモリMBKおよびMREのそれぞれの読出しデ
ータDMBとDMRとを対とする2組のデータ群
をデータ切換器DSWに供給する。このデータ切
換器DSWは、データ選択器SDTからの出力信号
DOUTの切換制御によつて、例えば黒ヘツド
HEBに黒色データDHBを、また赤ヘツドHER
に赤色データDHRをそれぞれ供給する。ヘツド
HEBを黒色インクのインクジエツトヘツドとし、
またヘツドHERを赤色インクのインクジエツト
ヘツドとする。これら両ヘツドHEBおよびHER
は黒色データDHBおよび赤色データDHRに基づ
いてインク突出し、原稿MATの青色で指定され
た領域にわたつて記録紙(図示せず)に黒色およ
び赤色のカラー記録画像を形成することができ
る。
なお、両ラインメモリMBKおよびMREは、
各ライン毎に、データ圧縮およびエツジ検出によ
つてデータ切換制御信号DOUTを得るデータ処
理との時間関係を整合するために設けたものであ
る。
第2図A〜Eに、第1図におけるデータ処理の
各段階におけるデータを模式図的に示す。第2図
Aに示すように、原稿MAT(A4版)上で、例え
ば読取りたい領域AERを囲むように青色でルー
プLPを描いて指定する。なお、MERは原稿
MATの右端、OP1はループLPの欠落部である。
このように領域指定された原稿MATを、主走査
方向mにかつライン毎に副走査方向sで、ループ
LPを光学的に読取る。かような読取によつて得
られた青データDBUを主走査圧縮および副走査
圧縮することによつて得た圧縮データDCSを第
2図Bに示す。ここで、ループLPの欠落部OP1
に対応して1ライン分の欠落部OP2が生じる。
圧縮後のデータDCSに基づいて、エツジ検出器
EDEにより検出したエツジ情報DEを第2図Cに
示す。なお、ここで、欠落部OP3は、欠落部OP
2に因る前縁のエツジ情報DEの欠除および誤差
である。
領域検出器DEAは1つのD形フリツプフロツ
プ(以下FFと称す)で成つており、1ラインに
おける前縁(ループLPの左側部)のエツジ情報
DEでセツトした後、後縁(ループLPの右側部)
のエツジ情報DEでリセツトする。このように、
前縁および後縁による一対のエツジ情報によつて
セツトおよびリセツトされるFFのセツト状態に
ある間TZKが、そのラインにおいて指定領域AER
内であることを示す。なお、1ラインにおいて、
複数対のエツジ情報DEが生じる場合もある。か
ような領域検出器DEAによる領域データDMを
第2図Dに示す。ここで、斜線は、領域検出器
DEAのFFがセツト状態にある間TZKを示す。従
つて、前縁のエツジ情報DEのない欠落部OP3に
よつては、本来のループの左側部にて領域検出器
DEAのFFはセツトされず、むしろループの右側
部による後縁のエツジ情報DEでセツトされてし
まう。そのように誤つたFFのセツト状態は、原
稿MATの右側MERに対応する原稿読取終了端
MER1まで続く。また、第2図Aにおいて、ル
ープLPによる指定領域AERの極めて狭い部分
NAがある。この部分NAに対応する検出エツジ
情報DEは、第2図Cに示す如く、前縁情報NA
1のみであつて、後縁情報の検出はない。そのた
め、この前縁情報NA1で領域検出器DEAのFF
はセツトされてしまい、原稿読取終了端MER1
までそのセツト状態は続く。このように、実際に
は指定領域AER外の部分が、領域検出器DEAに
よつて指定領域AER内であるとの誤つた領域デ
ータDMが出力されてしまうことがある。
そこで、このような誤動作を克服するものとし
て、本発明では領域検出器DEAから“指定領域
内である”ことを示す信号を出力している状態で
読取終了端MER1を検出した場合には、1つ前
のラインで検出したエツジ情報DEをそのまま利
用する。例えば、第2図Cにおける欠落部OP3
における4ラインでは、1ライン前の前縁情報
LBFを前縁情報としている。そのため、当該読
取中のラインにおけるエツジ情報DEを第4ライ
ンメモリML4に、またそれよりも1ライン前の
ラインにおける検出エツジ情報DEを第5ライン
メモリML5に一旦格納しておき、読取終了端
MER1が“指定領域内”で検出されたら、メモ
リML5に格納されていた1ライン前のエツジ情
報DEを、データ選択器SDTによつて選択して出
力する。このような処理によつて得た制御出力信
号DOUTとそれによつて指定される領域を斜線
にして第2図Eに示す。これからも明らかな如
く、第2図Aに示すループLPで囲まれる指定領
域AERと近似な形状を示す指定領域情報が得ら
れる。
なお、ループLPを原稿MATに直接描いて領域
AERを指定してもよいが、原稿MATを汚したく
ない場合には不都合である。かような場合、透明
フイルム板を原稿MAT上にあてがい、その上か
ら乾性インクのマーカ等によつてループLPを描
けばよい。原稿MATを汚すこともなく、また、
記録が終了すればインク書のループLPを容易に
消すことができるので好都合である。
第3図に、第1図における両増幅器APBおよ
びAPRから色判別器DMCまでの回路を具体的に
示す。第4図A〜Kに第3図の各部の信号波形を
示す。両図において、増幅後の青色信号SBを両
比較器CB1およびCB2のそれぞれの反転入力端
子に、また増幅後の赤色信号SRを両比較器CR1
およびCR2のそれぞれの反転入力端子に供給す
る。青色信号レベルの暗レベルに近い第1スライ
スレベルの閾値電圧VB1を比較器CB1の非反
転入力端子に、また明に近い第2スライスレベル
の閾値電圧VB2を比較器CB2の非反転入力端
子にそれぞれ供給する。同様にして、赤色信号レ
ベルの暗レベルに近い第1スライスレベルの閾値
電圧VR1を比較器CR1の非反転入力端子に、
また明レベルに近い第2スライスレベルの閾値電
圧VR2を比較器CR2の非反転入力端子にそれ
ぞれ供給する。両信号SBおよびSRは、これらの
閾値電圧を下まわると比較器の出力が高レベルと
なり、閾値電圧を上まわると低レベルとなること
により2値化される。
いま、原稿を第4図Aに示すパターンとする。
スライスレベルはそれぞれの色信号において異な
るので、原稿の画像に相当するパルス幅は、それ
ぞれ第1スライスレベルでスライスしたものが、
第2スライスレベルでスライスしたものよりも狭
い。すなわち、比較器CB1の出力信号BB1は比
較器CB2の出力信号BB2よりも、また比較器
CR1の出力信号BR1は比較器CR2の出力信号
BR2よりもそれぞれそのパルス幅は狭い。
このようにデジタル化された信号BB1,BB
2,BR1およびBR2を、それぞれに対応する
FF31,33,35および37のそれぞれのD
入力端子に供給する。これらのFF31〜37の
それぞれのクロツク端子CKにクロツクパルスCP
3を共通に供給する。従つて、比較器の出力信号
BB1,BB2,BR1およびBR2はクロツクパ
ルスCP3の現出時によつてそれぞれの信号に対
応したFF31〜37でラツチされ、またこれら
FF31〜37のそれぞれのQ出力端子より、信
号FB1,FB2,FR1,FR2が出力される。信
号FB2およびFR2をアンドゲートAD1に供給
して、論理演算によつて黒抜き信号SBNを得る。
この信号SBNは、原稿の黒パターンにおいての
み高論理レベルである。黒抜き信号SBNをアン
ドゲートAD2の一方入力端に供給すると共に、
インバータIVで反転した後アンドゲートAD3お
よびAD4のそれぞれの一方入力端に供給する。
更に、信号FB1を両アンドゲートAD2および
AD4の他方入力端に、信号FR1をアンドゲー
トAD3の他方入力端にそれぞれ供給する。する
と、アンドゲートAD2から原稿上で黒パターン
でのみ高論理レベルとなる信号SBK、アンドゲ
ートAD3から赤パターンでのみ高論理レベルと
なる信号SRE、アンドゲートAD4から青パター
ンでのみ高論理レベルとなる信号SBUをそれぞ
れ得て、FF41,43および45のそれぞれの
D入力端子に供給する。これらFF41〜45の
それぞれのクロツク端子CKには共通のクロツク
パルスCP3が供給されており、このクロツクパ
ルスCP3の現出により信号SBK,SREおよび
SBUがFF41〜45にラツチされ、そして黒デ
ータDBK、赤データDREおよび青データDBUと
してそれぞれ得られる。
第5図に第1図における主走査圧縮器CDMの
一具体例を示す。ここで、4つのFF51〜54
を縦続接続し、FF51,52および53のQ出
力信号Q1,Q2およびQ3をアンドゲート55
に供給する。また、FF51,52および54の
Q出力信号Q1,Q2およびQ4をアンドゲート
56に、FF51,53および54のQ出力信号
Q1,Q3およびQ4をアンドゲート57に、
FF52,53および54のQ出力信号Q2,Q
3およびQ4をアンドゲート58にそれぞれ供給
する。これらのアンドゲート55〜58の出力信
号に基づいてオアゲート59の論理演算によつて
得た論理信号DMR1を両アンドゲート60およ
び61の一方入力端子に供給する。
16進カウンタCT1のクリア端子CLRに同期信
号SYNC1が供給されると、このカウンタCT1
のカウントデータは0になり、そしてこのカウン
タCT1はそのクロツク端子CKに導入されたクロ
ツクパルスCP3を計数する。カウンタCT1の出
力端子QAから出力される1/2分周信号61と出力
端子QBから出力される1/4分周信号62とをアン
ドゲート63に供給し、その出力信号T1をアン
ドゲート64の一方入力端子に供給すると共に、
インバータ65によつて反転した信号(1)を
アンドゲート60の他方入力端子に供給する。両
アンドゲート60および64の両出力信号に基づ
きオアゲート66によつて得た論理和信号67を
FF68のD入力端子に供給する。FF68のQ出
力端子から得られる論理信号DMR2を両アンド
ゲート61および64のそれぞれの他方入力端子
に供給する。この主走査圧縮器CDMにおいて青
データDBUから主圧縮データDCMを得る動作
は、上述構成において、FF51〜54,68お
よびカウンタCT1に共通にクロツクパルスCP3
を供給することによつて行われる。
第6図A〜Gに第5図における各部の信号波形
を示す。いま、原稿MATから取得された青デー
タDBUを第6図Dに示すような信号であるとす
ると、同図Aに示すクロツクパルスCP3に応じ
て、第5図に示した信号T1,DMR1,DMR
2およびDCMのそれぞれは第6図C〜Gに示す
信号となる。ここで、4つのアンドゲート55〜
58およびオアゲート59は3/4の多数決論理回
路を形成しており、高論理レベルをとるデータの
数が多数(4つのうち3つ以上)であれば、その
比較した一群のデータは全体として高論理レベル
をとる1つの大サイズのデータとみる。このよう
にして、本主走査圧縮器CDMによつて、例えば
1ライン当り1728ビツトを1/8の216ビツトにデー
タ圧縮すると共に、6/8の多数決論理による圧縮
データDCMを得ている。
第7図に第1図における副走査圧縮器CDSの
一具体例を示す。ここで、主圧縮データDCMを
215ビツトのシフトレジスタSR1に供給し、その
出力信号71を216ビツトのシフトレジスタSR2
に供給し、その出力信号72を216ビツトのシフ
トレジスタSR3に供給して、これら縦続接続さ
れた3つのシフトレジスタSR1,SR2および
SR3による順次出力信号73を得る。主圧縮デ
ータDCMをアンドゲート74,75および76
に、シフトレジスタSR1の出力信号71をアン
ドゲート74,75および77に、シフトレジス
タSR2の出力信号72をアンドゲート74,7
6および77に、シフトレジスタSR3の出力信
号73をアンドゲート75,76および77にそ
れぞれ供給する。これら4つのアンドゲート74
〜77の出力信号に基づき、オアゲート78によ
つて論理和演算を行つて、その出力論理信号
DSR1をアンドゲート79に供給すると共に216
ビツトのシフトレジスタSR4に供給し、その出
力信号80をアンドゲート79に供給すると共に
216ビツトのシフトレジスタSR5に供給し、その
出力信号81をアンドゲート79に供給する。ア
ンドゲート79による論理積の出力論理信号
DSR2(第1図では圧縮データDCSに相当)を
216ビツトのシフトレジスタSR6(第1ラインメ
モリML1の一部)に供給し、その出力としてサ
ンプリングされた副圧縮データDCSを得る。
16進カウンタCT2のクロツク端子CKに本副走
査圧縮器CDSの動作を制御するクロツクパルス
CP3を供給する。カウンタCT2はクロツクパル
スCP3を計数し、その1/2分周信号QA、1/4分周
信号QBおよび1/8分周信号QCをアンドゲート82
に供給して、その論理積出力の時刻信号TS1を
得る。また同期信号SYNC2をカウンタCT2の
クリア端子CLRと別な16進カウンタCT3のクロ
ツク端子CKに供給する。カウンタCT3は同期信
号CYNC2を計数し、その1/2分周信号QA、1/4
分周信号QB、1/8分周信号QCおよび1/16分周信号
QDをデコーダDECに供給して、その復号出力で
ある第2時刻信号TS2を得る。さらに、16進カ
ウンタCT3の桁上げ出力信号をインバータ83
を介してそのクリア端子CLRに供給し、この信
号を第3時刻信号TS3として得る。
第1時刻信号TS1をシフトレジスタSR1,
SR2およびSR3のクロツク端子CKに共通に供
給する。また、第1時刻信号TS1と第2時刻信
号TS2とをアンドゲート84に供給し、その出
力信号LGS1を両シフトレジスタSR4およびSR
5のクロツク端子に共通に供給する。さらに、第
1時刻信号TS1と第3時刻信号TS3とをアンド
ゲート85に供給し、その出力信号LGS2をシ
フトレジスタSR6のクロツク端子CKに供給す
る。
ここで、クロツクパルスCP3は主走査m用の
信号であり、1ビツト毎に生起するパルス信号で
ある。また、同期信号SYNC2は副走査s用の信
号であり、1ライン毎にカウンタCT3をカウン
トアツプさせる信号である。このような主走査お
よび副走査を制御するクロツクパルスCP3およ
び同期信号SYNC2に応じて、本副走査圧縮器
CDSは、主圧縮データDCMを、1/12のビツト数
のデータDCSに圧縮する。4つのアンドゲート
74〜77、オアゲート78で構成される論理回
路LOGは1/4に圧縮すると共に、3/4の多数決論
理回路である。すなわち、主圧縮データDCM、
3シフトレジスタSR1,SR2およびSR3の出
力信号71,72および73による4つのデータ
のうち、いずれか3つのデータが高論理レベルで
あれば、その出力論理信号DSR1は高論理レベ
ルとなる。また、アンドゲート79は1/3のデー
タ圧縮をなす論理回路である。従つて、論理回路
LOGおよびアンドゲート79により9/12の多数
決論理動作をなしている。
このようにして、副走査圧縮器CDSによつて、
12ライン毎のバルク処理によつた副圧縮データ
DCSを得る。
第8図に第7図における各部の信号波形を示
す。ここで、クロツクパルスCPの周期をTCPとす
ると、同期信号SYNC1の周期TSY1は1728TCP
ある。また、同期信号SYNC2の周期をTSY2とす
ると、第1時刻信号TS1の周期TTS1は8TCP、第
2時刻信号TS2の周期TTS2は4TSY2、第3時刻信
号TS3の周期TTS3は12TSY2となる。
第9図に第1図におけるエツジ検出部の詳細を
示す。ここで、副圧縮データDSR2が供給され
る第1ラインメモリML1の出力信号Q90を
FF91のD入力端子に供給し、そのQ出力信号
Q91を次段のFF92のD入力端子に供給して、
そのQ出力信号Q92を得る。この信号Q92が
供給される第2ラインメモリML2の出力信号Q
93をFF94のD入力端子に供給し、そのQ出
力信号Q94を次段のFF95のD入力端子に供
給して、そのQ出力信号Q95を得る。同様にし
て、信号Q95が供給される第3ラインメモリ
ML3の出力信号Q96をFF97のD入力端子
に供給し、そのQ出力信号Q97を次段のFF9
8のD入力端子に供給して、そのQ出力信号Q9
8を得る。この構成において、データの読取り、
読出しおよびラツチ動作の制御は、副走査圧縮器
CDS(第7図参照)で得られるタイミング信号
LGS2を、これらのラインメモリML1,ML2
およびML3とFF91,92,94,95,9
7および98とのクロツク端子CKに共通に供給
することによつて行われる。
3つの信号Q90,Q91およびQ92で成る
読出しデータDM1、信号Q93,Q94および
Q95で成る読出しデータDM2、信号Q96,
Q97およびQ98で成る読出しデータDM3を
エツジ検出器EDEに供給する。なお、このエツ
ジ検出器EDEを構成する論理回路を、読出しデ
ータDM1のパラメータをa、b、c、読出しデ
ータDM2のパラメータをd、e、f、読出しデ
ータDM3のパラメータをg、h、iとして論理
式で示す。
論理回路LGC1の論理出力信号LGO1は、 LGO1=e・g・・・(a+b+c)
(1) として与えられる。また、論理回路LGC2の論
理出力LGO2は、 LGO2=(d・・)・(a+b)・(g+h)・
(・) (2) として表わされる。さらに、論理回路LGC3の
論理出力LGO3は、 LGO3=a・e・・・(g+h+i)
(3) として与えられる。
これらの論理出力LGO1、LGO2およびLGO3
に基づき、オアゲート99によつて論理和演算を
なしてエツジ検出情報DEを得る。
論理回路LGC2によつて検出されるパターン
を第10図Aに、論理回路LGC3によつて検出
されるパターンを第10図Bに、論理回路LGC
1によつて検出されるパターンを第10図Cにそ
れぞれ示す。
なお、これらパラメータa〜iと1画素を形成
する3×3マトリツクスの各要素との対応関係を
第10図Dに示す。このようなマトリツクス形成
の論理判断によつてエツジ情報DEを得る。
第11図に第1図においてエツジ検出情報DE
から出力信号DOUTを得る回路を具体的に示し、
その動作を説明するための信号波形を第12図A
〜Dに示す。ここで、領域検出器DEAのアンド
ゲート111にエツジ検出器EDEからのエツジ
情報DEおよび副走査圧縮器CDS(第7図参照)で
得られる第3時刻信号TS3を供給する。その出
力信号112をFF113のクロツク端子CKに供
給する。FF113の出力信号をそのD入力端
子に供給すると共に、そのQ出力信号である領域
データDMをループ判別器DCLを構成するFF1
14のD入力端子に供給する。第3時刻信号TS
をインバータ115で反転した後、FF114の
クロツク端子CKおよびデータ選択器SDTのアン
ドゲート116に供給する。第3時刻信号TS3
と領域データDMとをアンドゲート117に供給
し、両アンドゲート116および117の両出力
信号に基づきオアゲート118で論理和演算した
後、その出力信号119を第4ラインメモリML
4に供給する。このラインメモリML4のクロツ
ク端子CKに供給されるクロツクパルスCP3に応
じてデータ読取りをなし、それと共に読出される
データDM4をアンドゲート116および121
に供給する。また、ループ判別器DCL内のFF1
14のQ出力信号であるデータ選択制御信号
DCRを別なアンドゲート122に供給すると共
に、インバータ123で反転した後アンドゲート
121に供給する。両アンドゲート121および
122の両出力信号に基づきオアゲート124に
よつて論理和演算した後、その出力信号DOUT
を第5ラインメモリML5に供給する。このライ
ンメモリML5におけるデータ読取りはそのクロ
ツク端子CKに供給されるクロツクパルスCP3に
従つて行われ、またそのクロツクパルスCP3に
応じて読出されるデータDM5をアンドゲート1
22に供給する。
なお、第3時刻信号TS3における期間TSN
11ライン、期間TSPで1ライン、つまり1周期の
間に12ラインの処理を行う。
第13図に第11図の動作を説明するための流
れ図を示す。以下、第11図および第12図の参
照の下に第13図に従つて説明する。
先ず、現在主走査しているラインにおいて、ラ
インエンド、つまり読取り終了端MER1に至つ
たか否か判定する(ステツプ131)。否定判定なら
ば、その読取り中のラインが第12ライン目か否か
判定する(ステツプ133)。肯定判定ならば、エツ
ジ検出が行われたか否か判定する(ステツプ
135)。肯定判定ならば、FFA(領域検出器DEAに
含まれるFF113のQ出力論理状態を指し、以
下同様)が低論理レベル“0”か否か判定する
(ステツプ137)。肯定判定つまりFFA=0ならば
FF113をリセツトし(ステツプ139)、また否
定判定つまりFFA=1ならばFF113をリセツ
トし(ステツプ141)、ステツプ135の否定判定の
場合と同様ステツプ143に移る。ステツプ143にお
いて、FFAを第4ラインメモリML4に格納した
後、ステツプ133における否定判定の場合と同様
に、FFB(ループ判別器を形成するFF114のQ
出力論理状態を表わし、以下同様)が低論理レベ
ル“0”か否か判定する(ステツプ145)。肯定判
定ならば、第4ラインメモリML4からの読出し
データDM4を出力信号DOUTとする(ステツプ
147)と共に、このデータDM4を第5ラインメ
モリML5に格納する(ステツプ149)ように、
データ選択器SDTが制御される。また、ステツ
プ145において否定判定ならば、第5ラインメモ
リML5からの読出しデータDM5を出力信号
DOUTとする(ステツプ151)と共に、そのデー
タDM5を再度第5ラインメモリML5に格納す
る(ステツプ153)ように、データ選択器SDTが
制御される。このようなデータ選択の後、ステツ
プ131に復帰する。
ステツプ131において肯定判定ならば、当該読
取ラインの読取終了端MER1が検出されたこと
であり、続いてその読取終了ラインが12ライン目
か否か判定する(ステツプ161)。肯定判定なら
ば、FFAが“0”か否か判定し(ステツプ163)、
FFA=0(:肯定)ならばループ判別器DCLを形
成するFF114をリセツトし(ステツプ165)、
FFA=1(:否定)ならばFF114をセツトし
(ステツプ167)、しかる後、ステツプ161において
否定判定の場合と同様にステツプ167に移行し、
FF113をリセツトする。次いで、ステツプ169
にて、読取りがラインエンドでなくなるまで待
ち、しかる後、次のラインに移つた状態でステツ
プ133に移行する。
このようなエツジ検出処理によつて得たデータ
切換制御信号DOUTに基づき、そのタイミング
に従つて各ライン毎に指定領域AER内を赤色記
録あるいは黒色記録できる。または、指定領域
AER内を全く記録しないような処理も可能とな
り、トリミングあるいはオーバレイを、原稿
MAT上に青色ループLPを描くのみで簡単に行う
ことができる。また、そのループの一部欠落ある
いは読取誤差があつても、近似形状のループで領
域指定を行うことができる。
なお、上述したようにループLPによる指定領
域の判別を圧縮されたデータDCSに基づいて行
つたが、データ圧縮を行わずに青データDBUそ
のものを用いて領域の判別を行つてもよい。つま
り、青データDBUを第1ラインメモリML1に
直接導入してエツジ検出を行う。
第14図に第1図におけるデータ切換器DSW
の一具体例を示す。ここで、データ切換器DSW
を構成する制御回路CLに、コンソールパネル
(図示せず)からの指令による付勢信号ENと共
にデータ切換制御信号DOUTを導入し、第1デ
ータ選択信号SD1、第2データ選択信号SD2お
よび選択データの通過を制御する第1および第2
の論理信号SDL1およびSDL2を発生する。ま
た、黒色の読出しデータDMB、赤色の読出しデ
ータDMR、これら両データDMB,DMRに基づ
くオアゲート241の出力論理和信号DBR、お
よび接地電位に等しいゼロデータGNDを、第1
データ選択回路DSC1および第2データ選択回
路DSC2に含まれる切換スイツチ251および
253の接点s,t,uおよびvにそれぞれ導入
する。両切換スイツチ251および253によつ
て選択されたデータDSL1およびDSL2は、そ
れぞれアンドゲート261,263に供給され
て、論理信号SDL1あるいはSDL2が高論理レ
ベルのときのみ通過して、それぞれ黒色データ
DHBあるいは赤色データDHRとなる。
いま、青色ループLPで囲まれた指定領域AER
のみを通常のカラー記録する場合を考える。付勢
信号ENによつて、切換スイツチ251を接点s
に、スイツチ253を接点tにそれぞれ接続する
ような両データ選択信号SD1およびSD2を発生
する。さらに、データ切換制御信号DOUTによ
つて、ライン毎の両エツジ検出の期間TZKにのみ
高論理レベルとなる両論理信号SDL1および
SDL2を発生する。従つて、エツジ検出情報DE
に応じて、指定領域AER内の原稿画像がライン
毎に順次記録され、指定領域AER外については
色データDMBおよびDMRがあつても記録を行
わない。
次に、指定領域AERの内外を問わず、赤色も
黒色で再現する場合を考える。まず、スイツチ2
51を接点uに接続すると共にスイツチ253を
接点vに接続する。すなわち、黒色と赤色との両
データの論理和信号DBRによつて黒ヘツドHEB
における黒インク突出を行う。一方、赤ヘツド
HERにはゼロデータGNDが供給されるから赤イ
ンク突出は行われない。この状態で、論理信号
SDL1が絶えず高論理レベルとなるように制御
回路CLを制御すれば、指定領域AERの内外にお
いて原稿MAT全体が黒色で記録される。
また、両エツジ情報DEの検出期間TZKにのみ
論理信号SDL1が高論理レベルとなるようにす
ると、指定領域AER内のみが、赤色も黒色で記
録される。
ところで、このような色変換は、黒色を赤色で
記録する場合についても可能である。すなわち、
切換スイツチ251を接点vに接続して黒色ヘツ
ドHEBの黒インク突出を禁止する。それと共に、
スイツチ253を接点uに接続して、黒色データ
をも含めて赤色で記録できる。
また、原稿MATにおける黒色を赤色に、赤色
を黒色にそれぞれ色変換して記録することもでき
る。この場合、切換スイツチ251を接点tに、
スイツチ253を接点sにそれぞれ接続する。そ
のため、赤色のデータDMRに基づいて黒ヘツド
HEBの黒インク突出が行われ、黒色のデータ
DMBに基づいて赤ヘツドHERの赤インク突出が
行われて、黒、赤相互に色変換された記録を行
う。なお、この場合も同様にして、両論理信号
SDL1およびSDL2の論理レベル状態によつて
指定領域AERの内外で色変換記録をなすような
制御ができる。
さらに、上述した色変換を青色ループLPの内
と外とでそれぞれ異ならせることもできる。例え
ば、制御回路CLによつて両エツジの検出期間TZK
に亘つて第1論理信号SDL1を高論理レベル、
第2論理信号SDL2を低論理レベルとなるよう
に制御する。また、切換スイツチ251を接点t
に、スイツチ253を接点sにそれぞれ接続す
る。すると、指定領域AER内では赤色のデータ
DMRに基づいて黒ヘツドHEBによる黒インク突
出が行われ、指定領域AER外では黒色のデータ
DMBに基づいて赤ヘツドHERによる赤色インク
突出がなされる。従つて、領域AERの外では黒
→赤変換、領域AERの内では赤→黒変換をなす
ことができる。
また、ある色について再現不能とすることもで
きる。例えば、切換スイツチ251を接点sに、
スイツチ253を接点vにそれぞれ接続する。す
ると、読取りデータの黒色のデータDMBのみに
基づいて黒色記録をなし、赤色のデータDMRは
しや断されてしまう。なお、このような赤色につ
いての消去を指定領域AER外についてのみ行う
場合には、エツジ検出の期間TZKに亘つてのみ論
理信号SDL2を高論理レベルとする。この場合、
スイツチ251は接点sに、スイツチ253は接
点tにそれぞれ接続しておく。領域AER内では、
黒色のデータDMBによつて黒ヘツドHEBのイン
ク突出、赤色のデータDMRによつて赤ヘツド
HERのインク突出がそれぞれ行われる。しかし
ながら、領域AER外では、赤色データDHRが禁
止されるから、黒色のデータDMBによつて黒ヘ
ツドHEBの黒色インク突出のみが行われる。従
つて、領域AER外でのみ赤色を消去した記録を
行うことができる。
なお、上述した実施例にあつては、原稿MAT
の印刷色を赤および黒としたが、それ以外の色を
含む3色以上の印刷原稿であれば、いずれの色も
色相的に赤、黒、青と判断される。そのため、領
域指定のループLPを青色とするならば、原稿
MATは青色と判断される印刷色を含む原稿であ
つてはならない。
また、青データDBUに基づいてエツジ検出を
行つたが、他の色のデータに基づいてエツジ検出
を行い領域指定してもよい。また、青一色に限ら
れることはなく、データ圧縮およびエツジ検出部
を他の色データ(例えば赤データDRE)に対し
ても具えるようにして、複数の色データに基づい
た記録処理をするようにしてもよい。例えば、青
ループで囲つた領域を黒色記録し、赤ループで囲
つた領域を赤色記録すれば、整理上好都合であ
る。また、青ループで囲つた領域を全く印刷せ
ず、赤ループで囲つた領域を色変換(例えば白黒
原稿を赤色に)して記録することも、データ切換
制御信号DOUTに応じてデータ切換器DSWを制
御することによつて行うこともできる。但し、か
ような青色および赤色で領域指定する場合、原稿
MATの印刷色は青、赤以外である必要がある。
かような2色で領域指定の可能な記録装置を第
15図に示す。ここで、第1図と異なる点は、色
判別器DMCからの青データDBUからエツジ検出
を行つて制御信号DOUTを得る回路と同じ回路
を、赤データDREについても設けてエツジ検出
も行い、別な制御信号DOUTRを得るようにした
ことである。なお、ここで、赤データDREにつ
いてエツジ検出を行う個々の回路等は、青データ
DBUについてエツジ検出を行う回路群の対応す
るそれぞれの回路等の記号に“R”を付けて示し
た。
第16図にデータ切換器DSWを示す。ここで、
青データDBUに基づくエツジ検出によつて得ら
れる制御信号DOUTを、インバータIVBを介し
てアンドゲートADBに供給する。赤データDRE
に基づくエツジ検出によつて得られる別な制御信
号DOUTRを、別なアンドゲートADRに供給す
ると共に、別なインバータIVRを介してアンドゲ
ートADBに供給する。ラインメモリMBKからの
読出しデータDMBを両アンドゲートADBおよび
ADRに供給する。アンドゲートADBの出力とし
て得られる黒色データDHBを黒ヘツドHEBに、
アンドゲートADRの出力として得られる赤色デ
ータDHRを赤ヘツドHERにそれぞれ供給する。
両制御信号DOUTおよびDOUTRと両色データ
DHBおよびDHRとの関係を第17図に示す。
第18図AおよびBに原稿MATの2色による
指定領域を示す。原稿MATの印刷色は黒とす
る。第18図Aに示す如く、青色線でループ
LPBを描いて領域ARBを、赤色線でループLPR
を描いて領域ARRをそれぞれ指定する。それ以
外を領域AREとする。このような領域指定にあ
つては、領域ARBについては第1図の場合と同
様に制御信号DOUTが発生する。領域ARRにつ
いては制御信号DOUTRが発生する。従つて、領
域ARBについては両色データDHBおよびDHR
が発生しないから、記録が行われない(消去モー
ド)。領域ARRについては赤色データDHRが発
生するので、赤色記録(赤出力モード1)をな
す。すなわち、原稿MATの印刷色に応じた黒色
の読出しデータDMBにより赤色記録をなす色変
換モードとなる。さらに、領域AREについては、
黒色のデータに基づいてそのまま黒色記録をなす
(通常モード)。
第18図Bの如く、青色ループLPBの中に赤
色ループLPRを形成した場合を考える。領域
AREについては通常モード、領域ARRについて
は色変換モード(赤出力モード2)による記録を
なす。青色ループLPBで囲まれる領域から領域
ARRを除いた部分の領域ARBIについては、消
去モードとなる。
なお、これらの通常モード、消去モードおよび
出力モードの各種組合わせを、第16図に示した
データ切換器DSWの論理回路の構成を適宜選択
することにより達成することができる。
また、上述した適用例はインクジエツト記録装
置であつたが、これに限られることはなく、イン
クジエツトヘツドHEB,HERを他の記録素子に
代えて、他形式の記録装置に適用することもでき
る。
以上詳述した如く、本発明によれば、従来の欠
点を除去した画像処理装置を実現することができ
る。
以上説明したように、本発明によると、互いに
異なる色で複数の画像領域の指定された原稿を色
分解して読取ることにより出力された異なる色を
それぞれ示す複数の色信号に基づいて、複数の画
像領域を判別し、判別された複数の画像領域内の
各画像に対して互いに異なる処理を行うので、複
雑な領域指定用の機構や面倒な操作を要すること
なく、原稿中の任意形状の複数の所望領域の画像
に対して互いに異なる処理を容易に実行可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画像処理装置の一実施例
を適用した記録装置を示すブロツク図、第2図A
〜Eは第1図におけるデータ処理の各段階の動作
を説明するための図、第3図は色判別部における
回路構成を具体的に示すブロツク図、第4図A〜
Kは第3図の動作を説明するための波形図、第5
図は主走査圧縮器の一具体例を示すブロツク図、
第6図A〜Gは第5図における各部の信号波形
図、第7図は副走査圧縮器の一具体例を示すブロ
ツク図、第8図A〜Hは第7図における各部の信
号波形図、第9図はエツジ検出部の詳細ブロツク
図、第10図A〜Dはエツジ検出部における検出
パターンの説明図、第11図はエツジ検出信号を
処理する回路部のブロツク図、第12図A〜Dは
第11図の動作を説明するための信号波形図、第
13図は第11図の動作を説明するための流れ
図、第14図はデータ切換器の一具体例を示すブ
ロツク図、第15図は2色で領域指定可能な記録
装置のブロツク図、第16図はデータ切換器の具
体例を示すブロツク図、第17図はデータ切換器
における入出力関係を示すデータ関係図、第18
図AおよびBは領域指定された原稿を示す図であ
る。 MAT……原稿、SOL……光源、BS……ビー
ムスプリツタ、PHB,PHR……光電変換器、
DMC……色判別器、CDM,CDMR……主走査
圧縮器、CDS,CDSR……副走査圧縮器、EDE,
EDER……エツジ検出器、DEA,DEAR……領
域検出器、DCL,DCLR……ループ判別器、
SDT,SDTR……データ選択器、CT1,CT2,
CT3……カウンタ、SR1〜SR6……シフトレ
ジスタ、CL……制御回路、DSC1,DSC2……
データ選択回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに異なる色で複数の画像領域の指定され
    た原稿を色分解して読取る読取手段と、 前記読取手段からの前記異なる色をそれぞれ示
    す複数の色信号の出力に基づいて、前記複数の画
    像領域を判別する判別手段と、 前記判別手段により判別された前記複数の画像
    領域内の各画像に対して互いに異なる処理を行う
    処理手段とを具えたことを特徴とする画像処理装
    置。
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