JPH024174Y2 - - Google Patents

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JPH024174Y2
JPH024174Y2 JP19929983U JP19929983U JPH024174Y2 JP H024174 Y2 JPH024174 Y2 JP H024174Y2 JP 19929983 U JP19929983 U JP 19929983U JP 19929983 U JP19929983 U JP 19929983U JP H024174 Y2 JPH024174 Y2 JP H024174Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スパンドレルユニツトと窓ユニツト
とを躯体に交互に取付けたユニツト式カーテンウ
オールに関するものである。
従来技術 特開昭56−28956号公報に示された様に、スパ
ンドレルユニツトを躯体に取付け、上下スパンド
レルユニツト間に窓ユニツトを配設し、窓ユニツ
トの上部を躯体に取付けると共に、下部を下スパ
ンドレルユニツトに連結したユニツト式カーテン
ウオールが知られている。
この構造であれば、スパンドレルユニツトと窓
ユニツトとを別体としたから、運搬・取付けが簡
単となつて施工性が向上するが、その反面窓ユニ
ツトが上部のみで躯体に取付けられているので、
面外方向の外力に対して弱くなつてしまう。
なお、窓ユニツトの上部が躯体に取付けてある
から面外方向の外力に対してはある程度強くなる
が、窓ユニツトも躯体に対してレベル調整しなけ
ればならないから取付作業が面倒となつてしま
う。
考案の目的 窓ユニツトを躯体に対してレベル調整すること
なく取付けできて取付作業が簡単となると共に、
窓ユニツトの面外方向の取付強度を大きくできる
ようにすることを目的とする。
考案の構成 枠体の室内側に補強材枠を取付けてスパンドレ
ルユニツトとし、上下スパンドレルユニツト間に
窓ユニツトを取付け、上下スパンドレルユニツト
間に連結した窓ユニツト取付縦材と窓ユニツトの
竪枠とを連結したもの。
実施例 第1図はユニツト式カーテンウオールの概略正
面図、第2図は第1図の縦断面図であり、各階毎
に取り付けられるカーテンウオールユニツトAは
窓ユニツトBとスパンドレルユニツトCとに分割
され、窓ユニツトBは嵌め殺し窓B1とすべり出
し窓B2とより構成されている。
前記窓ユニツトBは上横枠1と下横枠2と左右
竪枠3,3とを方形状に枠組みし、左右竪枠3,
3間には中間横枠4が架設され、上横枠1と中間
横枠4との間には上中間竪枠5が、中間横枠4と
下横枠2との間には下中間竪枠6がそれぞれ架設
してある。
前記スパンドレルユニツトCは上枠10と下枠
11と左右竪枠12,12とを方形状に枠組み
し、上枠10と下枠11との間に中間竪枠13が
架設してあると共に、上下枠、左右竪枠10,1
1,12,12間の室内・外側にはガラス14と
耐火ボード15とが装着してある。
そして、左右竪枠12,12が第1金具16で
躯体となるスラブDの上部に、第2金具17と補
助躯体D1を介してスラブDの下部にそれぞれ連
結され、スパンドレルユニツトCの上枠10と窓
ユニツトBの下横枠2とが第3金具18で連結さ
れていると共に、スパンドレルユニツトCの下枠
11と窓ユニツトBの上横枠1とが第4金具19
で連結され、上下階のスパンドレルユニツトC,
C間に窓ユニツトBが固定してある。
前記上横枠1は室内・外側縦壁20,21と上
下横壁22,23とにより中空形状となり、室内
側縦壁20の上部には上横気密材24が装着さ
れ、かつ中間には室内側に開口した凹条溝25が
形成してあると共に、上横壁22は階段状に折曲
して隅角部22′が形成され、下横壁23の室外
側には下向凹部26が形成してある。
前記下横枠2は縦壁30と上下横壁31,32
とを備え、上横壁31には下横気密材33が装着
され、縦壁30の下部には室内側に開口した凹条
溝34が形成してあると共に、下横壁32には横
片35が一体形成され、かつ先端には室外側横気
密材36が装着してある。
前記中間横枠4は室内・外側縦壁40,41と
上下横壁42,43とにより中空形状となり、上
横壁42の室外側には上向凹部44が形成され、
下横壁43には下向の凹部45が形成してあつ
て、この凹部45には室内・外側横気密材46,
47と上横気密材48が装着してある。
前記竪枠3は内・外枠材50,51をビス52
で連結してあり、外枠材51には室内・外側に開
口した内凹条溝53aと外凹条溝53bとが形成
され、上横枠3と中間横枠4との間の外凹条溝5
3bには縦パツキン54が装着され、中間横枠4
と下横枠2との間の内枠材50には縦気密材55
が装着してある。
前記上中間竪枠5は中空形状となり、室外側壁
56には一対の縦パツキン57,57が装着して
ある。
前記下中間竪枠6は中間壁60と室内・外側中
空枠部61,62とを備え、中間壁60の両側に
は縦気密材63,63が装着されている。
そして、前記中間横枠4と下横枠2と左右竪枠
3,3と下中間竪枠6とより成る左右方形枠内に
は障子Eがそれぞれ装着されている。
該障子Eは上框70と下框71と左右竪框7
2,72間に有色のガラス73を装着してある。
前記上框70は室内・外側壁70a,70bと
内・外壁70c,70dとにより中空形状とな
り、室外側壁70bには上横パツキン74aが装
着され、かつ折曲片75が一体形成してある。
前記下框71は室内・外側壁71a,71bと
内・外壁71c,71dとにより中空形状とな
り、内壁71cの室外側には上向凹部76が一体
形成され、室外側壁71bと連続して垂下片77
が一体形成してあると共に、外壁71dには下横
気密材78が装着してある。
前記竪框72は室内・外側壁72a,72bの
内・外壁72c,72dとにより中空形状とな
り、室外側壁72bには縦パツキン79が装着し
てある。
そして、ガラス73は上横パツキン74aと左
右の縦パツキン79,79とに当接し、かつ上向
凹部76に嵌め込まれ、ガラス73は上框70の
室外側壁70bと折曲片75及び竪框72の室外
側壁72bにストラクチユラルシリコンシーラン
ト等の伸縮性小の高モジユラス接着剤80を介し
て接着固定され、ガラス73の左右両端面73
a,73aは左右竪枠3,3の外側面3a,3a
(外枠材51の外壁51a)と同一位置となり、
かつ下中間竪枠6の左右方向中間に位置している
と共に、上框70が中間横枠4の凹部45内に臨
ませられ、かつヒンジ81で左右竪枠3,3に室
内・外側方向に揺動自在に連結されている。
これにより、中間横枠4と上框70との間に上
横空間aを構成し、下横枠2と下框71との間に
下横空間bを構成し、竪枠3と竪框72との間及
び下中間竪枠6と竪框72との間に左右縦空間
c,cを構成していると共に、一方の縦空間c
は、竪框72の室外側壁72bと竪枠3の外枠材
51の内壁51bとの隙間S1及び外枠材51の室
外側壁51cとガラス73の内面73bとの隙間
S2より成る外気導入路821で外気に開口連通し、
他方の縦空間cは、竪框72の室外側壁72bと
下中間竪枠6の室外側中空枠部62の内壁62a
との間の隙間S3及び室外側中空枠部62の室外側
壁62bとガラス内面73bとの間の隙間S4より
成る外気導入路822で外気に開口連通している。
また、下横気密材78は中間部で略く字状に折
曲し、その先端折曲片78aの長手方向中間部が
下横枠2の下横壁32の先端隅角部32′に接触
している。
また、中間横枠4に装着した室内側横気密材4
6と下横枠2に装着した下横気密材33と竪枠3
に装着された縦気密材55とは四周連続してい
る。
この様であるから、前記上横空間a、下横空間
b、左右縦空間c,cは外気と等圧となり、かつ
各前記気密材46,33,55,55が四周連続
しているので、中間横枠4と下横枠2と左右竪枠
3,3と下中間竪枠6とより成る方形枠と障子E
の各框室内側壁70a,71a,72a,72a
との間の気密、水密を確実に保持できる。
また、ガラス73の左右両端部で左右竪枠3,
3を覆つているので、外観が優れたものとなると
共に、ガラス73の左右端縁、上端縁がフリーと
なつているので振動が作用しても破損することが
なく、耐地震性に優れたものとなる。
また、外気導入路821,822はガラス73の
左右両端部で覆われて直接外部に開口していない
から、外気導入路821,821が外部より目視さ
れずに外観が優れたものとなる。
また、下横気密材78の先端折曲片78bの先
部が水切りの役目を果す。
前記上横枠1の下向凹部26と中間横枠4の上
向凹部44との間に左右のガラス83の上下端部
が嵌め込まれ、各ガラス83の左右端部は竪枠3
の縦パツキン54と上中間竪枠5の縦パツキン5
7とに当接し、ストラクチユアルシリコンシーラ
ント等の伸縮性小なる高モジユラス接着剤84で
竪枠室外側面3b(内・外枠材50,51の室外
側壁50b,51c)と上中間縦枠5の 室外側壁56に接着され、ガラス83の左右端
面83a,83aは竪枠外側面3a(外枠材51
の外壁51a)と同一位置となり、かつ上中間縦
枠5 の室外側壁56の左右中間に位置し、左右のガ
ラス83の端面相互間をシリコンシーラント等の
伸縮性大なる低モジユラスの接着剤84aで連結
してある。
この様であるから、嵌め殺し窓B1においても
左右竪枠3,3がガラス83で覆われるから、外
観が優れたものとなる。
また、左右のガラス83,83の対向端部間の
接着剤84aと左右の接着剤84,84と上中間
竪枠5の室外側壁56との間にはスポンジ等の弾
性変形可能なバツクアツプ材84bが設けられ、
各接着剤84,84aが接触しないようにしてあ
る。
前記上横枠1と下横枠2の室内側には上・下膳
板85,86が取付けられ、左右竪枠3,3の室
内側には左右膳板を兼用する左右方立カバ87,
87′が取付けてある。
前記上枠10は室内・外側壁10a,10bと
上下横壁10c,10dとにより中空形状とな
り、室内側壁10aには室内側に開口した凹条溝
90が形成され、上横壁10cは階段状となつて
隅角部10′cを有し、かつ上向凹条溝91が形
成してあると共に、下横壁10dには下向凹部9
2が形成してあり、前記上向凹条溝91には上横
気密材93が装着してある。
前記下枠11は室内・外側壁11a,11bと
上下横壁11c,11dとにより中空形状とな
り、室内側壁11aの上部には室内側に開口した
凹条溝94が形成され、室外側壁11bの下部に
は垂下片95が連続して一体形成してあり、上横
壁11cには上向凹部96が形成され、下横壁1
1dの室内側には下向凹条溝97が形成してあ
り、この下向凹条溝97には下横気密材98が装
着され、かつ室外側には略く字状に折曲した舌片
状の室外側横気密材99が装着されている。
前記竪枠12は縦壁12aと鉤形に折曲した室
内・外側壁12b,12cとを有し、室内側壁1
2bには室内側に開口した凹条溝100が形成さ
れ、室外側壁12cには縦パツキン101が装着
してあると共に、縦壁12aには外向凹条溝10
2が形成され、かつ縦気密材103が装着してあ
る。
前記中間竪枠13は室内側壁13aと外向壁1
3bと室外側中空枠部13cとを備え、室外側中
空枠部13cの室外側壁13′cには一対の縦パ
ツキング104,104が装着してある。
そして、上枠10の下向凹部92と下枠11の
上向凹部96とには左右のガラス14,14の上
下端部が嵌め込まれ、そのガラス14の左右端部
は縦パツキン101及び104に当接し、ガラス
14の内面14aは竪枠室外側壁12c及び中間
竪枠13の室外側中空枠部室外側壁13′cにス
トラクチユラルシリコンシーラント等の伸縮性小
なる高モジユラスの接着剤105で接着してあ
り、ガラス14の左右端面14b,14bは竪枠
12の外面12′と同一位置となり、かつ左右の
ガラス14,14の対向端は前記室外側壁13′
c(中間竪枠外面)の左右中間に位置し、伸縮性
大なる低モジユラスの接着剤105aで連結して
あると共に、スポンジ等の弾性変位可能なバツク
アツプ材105bで接着剤105,105a相互
が接触しないようにしてある。
この様であるから、ガラス14によつて左右竪
枠3,3が覆われて外観が優れたものとなると共
に、ガラス14の左右端縁はフリーとなり、かつ
上端縁もフリーとなつて下端縁が下枠11にセン
テングブロツクで当接しているだけであるから振
動が作用した時にガラス14が破損することがな
く、耐地震性に優れたものとなる。
前記上枠10の室内側にはスチール製の上枠補
強材106が凹条溝90に嵌挿したボルト・ナツ
ト107で連結され、下枠11の室内側にはスチ
ール製の下枠補強材108が凹条溝94に嵌挿し
たボルト・ナツト109で連結され、竪枠12の
室内側にもスチール製の竪枠補強材110が凹条
溝100に嵌挿したボルト・ナツト111で連結
されている。
前記各補強材106,108,110は取付壁
106a,108a,110aと両側壁106
b,106c,108b,108c,110b,
110cとにより室内側に向けてコ字状となり、
竪枠補強材110の上下端面が上・下枠補強材1
06,108の一端壁106b,108bに当接
してL型金具106d,108dで連結され方形
枠となり、スパンドレルユニツトCを補強してい
る。
そして、各補強材106,108,110の取
付壁106a,108a,110aと鉤形に折曲
したアタツチメント112,113,114との
間及び中間竪枠13の室内側壁13aと室外側中
空枠部13cの室内側壁13″cとの間に左右の
耐火ボード15,15が取付けてある。
前記第3金具18はL字型となり、その横片1
8aが上枠補強材106の他側壁106cにボル
ト・ナツト115で連結され、縦片18bが前記
凹条溝34に嵌挿したボルト・ナツト116で下
横枠2に連結してある。
前記第4金具19はL字型となり、その横片1
9aが下枠補強材108の他側壁108cにボル
ト・ナツト117で連結され、縦片19bが前記
凹条溝25に嵌挿したボルト・ナツト118で上
横枠1に連結してある。
そして、前記第3、第4金具18,19は長手
方向に三ケ設けてある。
前記第1金具16は、スラグDに固着した1次
フアスナー120と、1次フアスナー120にボ
ルト・ナツト121で固着したL型の2次フアス
ナー122と、2次フアスナー122にボルト・
ナツト123で固着した3次フアスナー124
と、竪枠補強材110に固着したコ字状のブラケ
ツト125より成り、3次フアスナー124には
上向凹部126が形成され、ブラケツト125に
は上向凹部126に嵌合する横杆127が設けて
あり、横杆127を上向凹部126に嵌合してス
パンドレルユニツトCをスラブDに連結してある
と先に、横杆127は軸127aにテフロン製の
筒127bを嵌合しており、筒127bに沿つて
3次フアスナー124が左右(面内方向)にスム
ーズに摺動できるようにしてある。
なお、左右に隣接するスパンドレルユニツト
C,Cの第1金具16,16の2次フアスナー1
22は一体となり、縦リブ128で補強してあ
る。
前記第2金具17は1次フアスナーとなる補強
躯体D1にボルト・ナツト129で固着した2次
フアスナー130と、2次フアスナー130にボ
ルト・ナツト131で固着した3次フアスナー1
32と、竪枠補強材100に固着したブラケツト
133とを備え、3次フアスナー132には上向
凹部134が形成され、ブラケツト133には横
杆135が設けてあり、この横杆135が上向凹
部134に嵌合していると共に、横杆135は軸
135aにテフロン製の筒135bを嵌合してあ
り、3次フアスナー132と横杆135とは左右
方向(面内方向)に相対的にスムーズに摺動でき
るようになり、前記第1金具16と略同一形状と
なつている。
第6図中、136は補強縦材であり、竪枠補強
材110の他側壁110cにブラケツト125,
132と共にボルト137で連結してある。
この様であるから左右の第1金具16の横杆1
27が3次フアスナー124の上向凹部126の
底部に当接してスパンドレルユニツトCの重量を
支え、左右の第2金具17の横杆135が3次フ
アスナー132の上向凹部134に嵌合してスパ
ンドレルユニツトCが面外方向に移動しないよう
にしてあり、スパンドレルユニツトCは第1、第
2金具16,17を介してスラブDに連結してあ
る。
前記上枠補強材106の一側壁106bと下枠
補強材108の一側壁108bには上下L型取付
具140,141がボルト・ナツト142,14
3でそれぞれ固設され、相隣接するスパンドレル
ユニツトC,Cの上L型取付具140,140間
と相隣接するスパンドレルユニツトC,Cの下L
型取付具141,141間には窓ユニツト取付縦
材144の上下がボルト・ナツト145,145
で連結され、この方立補強材144には複数の縦
長孔146が形成してあり、この縦長孔146と
前記左右の窓ユニツトB,Bの相隣接する竪枠
3,3の外枠材51,51間にボルト147が挿
通され、かつナツト148が螺合されている。
そして、左右に隣接する窓ユニツトB,Bの隣
接する竪枠3,3に取付けた左右の立方カバ8
7,87′は係合連結されて窓ユニツト取付縦材
144を被覆している。
つまり、左方立カバ87は縦片87aと横片8
7bとにより鉤形となり、横片87bには係合凹
部87cが形成してあり、右方立カバ87′は縦
片87′aと横片87′bとにより鉤形となり、横
片87′bには係合片87′cと取付片87′dと
が一体形成され、その係合片87′cが係合凹部
87cに係合し、取付片87′dが窓ユニツト取
付縦材144の取付片144aにビス144bで
連結してある。
前記左右に隣接する窓ユニツトB,Bは、第4
図、第5図に示すように左右に隣接する竪枠3,
3の外枠材51,51間に挿通されたボルト14
7とナツト148で連結されていると共に、外枠
材51,51の内凹条溝53a,53a間に横断
面略U字状となつたパツキング150を嵌合して
あり、さらに外枠材51,51間にスポンジ等の
弾性変形可能なバツクアツプ材151を介して伸
縮性大なる低モジユラスの接着剤152、例えば
シリコンシーラントで連結されている。
前記上横気密材93、下横気密材98、縦気密
材103は、第13図に示すように取付部93
a,98a,103aと中空部93b,98b,
103bと一対のヒレ片93c,93d,98
c,98d,103c,103dとを有する同一
形状となり、中空部93b,98b,103bの
外壁93e,98e,103eは外向に向けて中
高となるように湾曲し、かつ一対のヒレ片93
c,93d,98c,98d,103c,103
dとによつて湾曲した凹部93f,98f,10
3fを形成している。
また、上横気密材93と下横気密材98と左右
縦気密材103,103とは一体となつて四周連
続している。
そして、上枠10に装着した上横気密材93の
中空部外壁93eが下横枠2の横片35に圧着
し、下横枠2に装着した室外側横気密材36の折
曲先端部36aが上枠10の上壁隅角部10′c
に接着して上横枠10と下枠11との間に横空間
dを形成していると共に、下枠11に装着した下
横気密材98の一方のヒレ片98dが上横枠1の
室内側縦壁20に圧接し、下枠11に装着した室
内側横気密材99の折曲先端部99aが上横枠1
の上壁隅角部22′に接触して下横枠11と上枠
1との間に横空間eを形成している。
また、左右に隣接するスパンドレルユニツト
C,Cの隣接する縦気密材103,103相互が
圧接し、中空部外壁103eの中高部相互及び一
対のヒレ片103c,103c,103d,10
3d相互がそれぞれ圧接して一対の縦空洞部f,
fを形成していると共に、左右の竪枠3,3間に
縦空間g,gを形成している。
この様であるから、スパンドレルユニツトCの
周囲には連続した横空間d,eと左右縦空間g,
gとが構成され、室外側横気密材36,99に形
成した切欠36′,99′より外部に開口して外気
と等圧となつているので、シール性が向上する。
また、上横気密材93に圧接する横片35は中
空部外壁93eよりも若干長い板状となつている
から、第14図に示すように中空部外壁93eの
中高部と一対のヒレ片93c,93dとの三点で
強く圧接することになり、横片35と上横気密材
93とが確実に圧接してシール性が優れたものと
なる。
また、室外側横気密材36,99の先端折曲部
36a,99aの長手方向中間部が上枠10の上
壁隅角部10′c、上横枠1の上壁隅角部22′に
接触して先部が外方に張り出しているので、その
張り出した先部が水切りの役目を果し、雨水の浸
入を防止できる。
この様に、各階に取付けられるカーテンウオー
ルユニツトAを窓ユニツトBとスパンドレルユニ
ツトCとに分割したから、窓ユニツトB、スパン
ドレルユニツトCを小型で軽量とすることがで
き、簡単に取付けできるから施工性を向上でき
る。
また、スパンドレルユニツトCをスラブDに取
付け、窓ユニツトBはスパンドレルユニツトCに
取付けるようにしたから、スパンドレルユニツト
CをスラブDに対してレベル調整しておけば窓ユ
ニツトBを取付ける際にスラブDに対してレベル
調整する必要がないから、施工が簡単となる。
次に施工方法を説明する。
まず、窓ユニツトBと補強材枠を取着したスパ
ンドレルユニツトCとを予じめ組立てする。
スラブDに固着した第1、第2金具16,17
の1次フアスナー120−D1に2次フアスナー
122,130をボルト・ナツト121,129
で取付ける。この時、長孔122a,130aに
沿つて面外方向に移動して2次フアスナー12
2,130の取付位置を面外方向に調整する。
この2次フアスナー122,130に2次フア
スナー124,132をボルト・ナツト123,
131で取付ける。この時、長孔124a,13
2aに沿つて上下方向に移動して3次フアスナー
122,130の取付位置を上下方向に調整す
る。
スパンドレルユニツトCの上下ブラケツト12
5,133に設けた横杆127,135を前記3
次フアスナー124,132の上向凹部126,
134に嵌合して第1、第2金具16,17でス
パンドレルユニツトCをスラブDに取付けると共
に、スパンドレルユニツトCを左右に移動して面
内方向の取付位置を調整する。
予じめ各階のスラブD上に載置してある窓ユニ
ツトBを内部より上下のスパンドレルユニツト
C,C間に第3、第4金具18,19を介して取
付ける。
この時、長孔18c,19cに沿つてボルト・
ナツト116,118を上下に移動して窓ユニツ
トBを上下方向に移動して位置決めする。
これにより、左右のスパンドレルユニツトC,
Cの縦気密材103,103相互を圧接して気密
保持される。
この後に、左右のスパンドレルユニツトC,C
の竪枠12,12間にスポンジ等の弾性変位可能
なバツクアツプ材160を介してシリコンシーラ
ント等の伸縮性大なる低モジユラルの接着剤16
1を充填した左右のガラス14,14の端部を連
結すると共に、左右の窓ユニツトB,Bの竪枠
3,3(外枠材51,51)間にバツクアツプ材
151を介して接着剤152を充填して連結す
る。
この様にしてスパンドレルユニツトCと窓ユニ
ツトBとを取付けた後に、上下のスパンドレルユ
ニツトC,Cの下枠補強材108と上枠補強材1
06とに亘つて窓ユニツト取付縦材144を連結
し、この方立補強材144の長孔116を挿通し
たボルト117を左右の窓ユニツトB,Bの隣接
する竪枠12の外枠材51,51間に挿通してナ
ツト118を螺合して連結する。
これにより、左右のユニツトB,Bを窓ユニツ
ト取付縦材144を介して上下のスパンドレルユ
ニツトC,Cに連結できるから、窓ユニツトBの
面外方の取付強度を大きくできると共に、長孔1
16によつて上下方向に変位できる。
上下膳板85,86と左右方立カバ87,8
7′とを方形状に枠組みし、窓ユニツトBの上下
横枠1,2と左右竪枠3,3の室内側に取付ける
と共に、左右立カバ87′の取付片87′dをビス
144bで窓ユニツト取付縦材144の取付片1
44aに固着する。
この時、先に取付けられている右方立カバ8
7′の係合片87′cに新らたに取付ける左方立カ
バ87の係合凹部87cを嵌め込み、左右けんど
ん式に取付けできるから、上下膳板85,86と
左右方立カバ87,87とを予じめ方形状に枠組
みした後に取付けできると共に、左右方立カバ8
7,87′によつて窓ユニツト取付縦材144を
覆うことができ、さらには係合凹部87cと係合
片87′cとは左右に変位できるから左右方向の
変位を吸収できる。
次にスパンドレルユニツトCの組立て順序を説
明する。
上枠10と下枠11の両端面に左右竪枠12,
12を当接してビス連結して下向凹部92と上向
凹部96とが左右竪枠室外側壁12c,12cよ
りも室外側に位置する方形枠を組立てる。なお、
中間竪枠13も取付ける。
四方枠組みした上枠補強材106と下枠補強材
108と左右竪枠補強材110,110とを各室
内側壁10a,11a,12a,12aの凹条溝
90,94,100,100に嵌挿したボルト・
ナツト107,118,111,111で固定す
る。
各補強材106,108,110,110の取
付壁106a,108a,110a,110aに
耐火ボード15を当接させてアタツチメント11
2,113,114,114で固定する。なお、
下枠11のアタツチメント113は下枠11と一
体となり、かつ下枠11にセツチングブロツク1
5aを介して当接している。
実施例においては、中間竪枠13と左右竪枠1
2,12との間に一対の耐火ボード15,15が
取付けてある。
上下枠10,11の下向凹部92と上向凹部9
6との間にガラス14をけんどん式に嵌め込み、
縦パツキン104,104に当接して接着剤10
5で接着固定する。
実施例においては、中間竪枠13と左右竪枠1
2,12との間に一対のガラス14が接着固定し
てある。
この様であるから、上下枠10,11と左右竪
枠12,12とを方形状に枠組みし、方形状に枠
組みした上下枠補強材106,108と左右竪枠
補強材110,110を連結して方形枠を組立て
した後に、方形枠を各補強材106,108,1
10,110が下向となるように横置きし、耐火
ボード15とガラス14とを取付けできるから、
耐火ボード15とガラス14とを簡単に取付けで
きてスパンドレルユニツトCを簡単に組立てでき
る。
つまり、上下枠補強材106,108と左右竪
枠補強材110,110とを方形状に枠組みした
補強材枠の内幅寸法は上下枠10,11と左右竪
枠12,12とを方形状に枠組みした方形枠の内
幅寸法よりも小さく、耐火ボード15の大きさは
前記補強材枠の内幅寸法よりも大きく、かつ前記
方形枠の内幅寸法よりも小さくなつている。
なお、実施例においては竪枠12と中間竪枠1
3の外向壁13bと左右竪枠12,12より成る
方形枠の内幅寸法が耐火ボード15の大きさより
大きくなつているので、中間竪枠13を連結した
方形枠内に一対の耐火ボード15,15を取付け
できる。
〔考案の効果〕 スパンドレルユニツトCを躯体Dに取付け、そ
の上下に離隔したスパンドレルユニツトC,Cに
窓ユニツトBを支持したので、窓ユニツトBはス
パンドレルユニツトCを基準として取付けできる
から、窓ユニツトBを躯体Dに取付ける場合に必
要とする躯体Dに対するレベル調整が不要とな
り、窓ユニツトBを簡単に取付けできる。
枠体の室内側に補強材枠を取付けてスパンドレ
ルユニツトCとしたので、スパンドレルユニツト
Cの剛性が大となり、しかも補強材枠の竪枠補強
材110を躯体Dに取付けたからスパンドレルユ
ニツトCを躯体Dに強固に取付けでき、さらに補
強材枠の上枠補強材106に設けた上取付具14
0と下枠補強材108に設けた下取付具141に
窓ユニツト取付縦材144を固着具で固定し、そ
の窓ユニツト取付縦材144に窓ユニツトBの縦
枠3をボルト・ナツトで固着したので、窓ユニツ
トBを窓ユニツト取付縦材144を介して上下の
スパンドレルユニツトC,Cで強固に支持でき
る。
したがつて、窓ユニツトBを躯体Dに取付けて
ないにもかかわらず窓ユニツトBの面外方向の取
付強度を大きくでき、窓ユニツトBに大きな面外
方向の外力が作用しても外れたりすることがな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はユニツ
ト式カーテンウオールの概略正面図、第2図はそ
の縦断面図、第3図、第4図、第5図、第6図、
第7図は第1図の−線、−線、−
線、−線、−線詳細断面図、第8図は第
1金具の詳細縦断面図、第9図は第2金具の詳細
縦断面図、第10図は第1図の−線詳細断面
図、第11図は第10図のXI−XI線断面図、第1
2図は補強枠部分の斜視図、第13図は気密材の
断面図、第14図は横片と横気密材との圧接部分
の拡大断面図、第15図はスパンドレルユニツト
の分解斜視図である。 Bは窓ユニツト、Cはスパンドレルユニツト、
Dは躯体、1は上枠、2は下枠、3は竪枠、10
は上横枠、11は下横枠、12は竪枠、144は
窓ユニツト取付縦材、147はボルト、148は
ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 方形枠状のスパンドレルユニツトCの上部に方
    形枠状の窓ユニツトBを連結して成るカーテンウ
    オールユニツトAを上下及び左右に複数配設した
    ユニツト式カーテンウオールにおいて、 前記スパンドレルユニツトCを、上枠10と下
    枠11と左右竪枠12,12を方形状に枠組みし
    た枠体の室内側に、上枠補強材106と下枠補強
    材108と左右竪枠補強材110,110を方形
    状に枠組みした補強材枠を取付け、かつ前記枠体
    の室外側にパネルを取付けた構成とし、 前記窓ユニツトBを、上横枠1と下横枠2と左
    右縦枠3,3を方形状に枠組みした窓枠に窓部材
    を取付けた構成とし、 前記左右竪枠補強材110,110を躯体Dに
    取付けてスパンドレルユニツトCを躯体Dにそれ
    ぞれ取付け、左右に隣接するスパンドレルユニツ
    トC,Cの上枠補強材106,106の長手方向
    端部に上取付具140をそれぞれ取付け、かつ下
    枠補強材108,108の長手方向端部に下取付
    具141をそれぞれ取付け、 前記左右に隣接した窓ユニツトB,Bの竪枠
    3,3間に配設され、かつボルト147とナツト
    148で竪枠3,3に固着された窓ユニツト取付
    縦材144の下部を、前記スパンドレルユニツト
    Cの上取付具140に固着具で固定し、かつ上部
    を前記スパンドレルユニツトCの下取付具141
    に固着具で固定したことを特徴とするユニツト式
    カーテンウオールのカーテンウオールユニツトの
    取付構造。
JP19929983U 1983-12-28 1983-12-28 ユニット式カーテンウォールのカーテンウォールユニットの取付構造 Granted JPS60108616U (ja)

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GB08432357A GB2153870B (en) 1983-12-28 1984-12-21 Prefabricated curtain wall assembly having both window and spandrel units
US06/686,539 US4662136A (en) 1983-12-28 1984-12-26 Prefabricated curtain wall assembly having both window and spandrel units
SG829/88A SG82988G (en) 1983-12-28 1988-11-30 Prefabricated curtain wall assembly having both window and spandrel units
HK230/89A HK23089A (en) 1983-12-28 1989-03-16 Prefabricated curtain wall assembly having both window and spandrel units

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JP7084697B2 (ja) * 2017-04-11 2022-06-15 三協立山株式会社 パネル体の取付方法

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