JPH024099A - 薄型スピーカー用磁気回路 - Google Patents
薄型スピーカー用磁気回路Info
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- JPH024099A JPH024099A JP63150869A JP15086988A JPH024099A JP H024099 A JPH024099 A JP H024099A JP 63150869 A JP63150869 A JP 63150869A JP 15086988 A JP15086988 A JP 15086988A JP H024099 A JPH024099 A JP H024099A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は音響機器などに用いられる、永久磁石と軟磁性
材料よりなる薄型スピーカー用磁気回路に関する。
材料よりなる薄型スピーカー用磁気回路に関する。
[従来の技術]
従来のスピーカー用磁気回路は、永久磁石としてフェラ
イト磁石やアルニコ磁石を用い、磁気回路材料として純
鉄などの飽和磁束密度の高い軟磁性材料を用堕第2図及
び第3図の断面図に示すような構造を持つ磁気回路とし
て使用して、いた。
イト磁石やアルニコ磁石を用い、磁気回路材料として純
鉄などの飽和磁束密度の高い軟磁性材料を用堕第2図及
び第3図の断面図に示すような構造を持つ磁気回路とし
て使用して、いた。
まず第2図に示したような形状の永久磁石を用いる方法
では、軸方向に磁気異方性を持たせたリング状フェライ
ト磁石が多く用いられ、軟磁性材料による磁気部材20
2及びヨーク203とに挟まれるようにフェライト磁石
201を設置して、ギャップ204に発生ずる磁束を用
いスピーカー用磁気回路としていた。
では、軸方向に磁気異方性を持たせたリング状フェライ
ト磁石が多く用いられ、軟磁性材料による磁気部材20
2及びヨーク203とに挟まれるようにフェライト磁石
201を設置して、ギャップ204に発生ずる磁束を用
いスピーカー用磁気回路としていた。
また第3図において軸方向に磁気異方性を持たせた円柱
状アルニコ磁石301に軟磁性材料による磁気部材30
2を固定し、更に軟磁性材料にょるカップ型のヨーク3
03の中央に固定して、ヨーク303の内縁と磁気部材
302との間にボイスコイルを入れ、ギャップ304に
発生する磁束を使いスピーカーとしていた。
状アルニコ磁石301に軟磁性材料による磁気部材30
2を固定し、更に軟磁性材料にょるカップ型のヨーク3
03の中央に固定して、ヨーク303の内縁と磁気部材
302との間にボイスコイルを入れ、ギャップ304に
発生する磁束を使いスピーカーとしていた。
本発明は以上のような従来技術の問題点を解決するもの
であり、その目的とするところは、軽くて薄い、薄型ス
ピーカー用磁気回路を提供するところにある。
であり、その目的とするところは、軽くて薄い、薄型ス
ピーカー用磁気回路を提供するところにある。
[発明が解決しようとする課題]
ところがフェライト磁石は磁気特性が低く必要量の磁束
を取り出すには、永久磁石の体積を大きくして対応する
以外になくその為、永久磁石を含めた磁気回路全体が非
常に重くなるという問題を有していた。
を取り出すには、永久磁石の体積を大きくして対応する
以外になくその為、永久磁石を含めた磁気回路全体が非
常に重くなるという問題を有していた。
またアルニコ磁石は磁気特性において永久磁石の動作点
が高い場合は非常に大きな磁束量を取り出せるが、動作
点が少しでも低くなると取り出せる磁束量は極端に低く
なってしまう、という特性をもっている。
が高い場合は非常に大きな磁束量を取り出せるが、動作
点が少しでも低くなると取り出せる磁束量は極端に低く
なってしまう、という特性をもっている。
その為あらかじめ動作点を高くして使用することとなり
、軸方向に厚い永久磁石を使用しなければならなく、薄
型のスピーカー用磁気回路を造ることが困難であった。
、軸方向に厚い永久磁石を使用しなければならなく、薄
型のスピーカー用磁気回路を造ることが困難であった。
[課題を解決するための手段]
本発明の永久磁石と軟磁性材料よりなる薄型スピーカー
用磁気回路は、永久磁石として希土類元素(但しイツト
リウムを含む)と遷移金属、及びボロンを基本成分とす
る永久磁石の少なくとも、前記基本成分から成る合金を
溶解し、軟磁性体、または磁石と接合して使う材料でで
きた鋳型に鋳造し、更に鋳造インゴットを鋳型ごと50
0℃以上で熱間加工を施し、その後250℃以上の温度
で熱処理を行い製造された希土類磁石を使用したことを
特徴とする。
用磁気回路は、永久磁石として希土類元素(但しイツト
リウムを含む)と遷移金属、及びボロンを基本成分とす
る永久磁石の少なくとも、前記基本成分から成る合金を
溶解し、軟磁性体、または磁石と接合して使う材料でで
きた鋳型に鋳造し、更に鋳造インゴットを鋳型ごと50
0℃以上で熱間加工を施し、その後250℃以上の温度
で熱処理を行い製造された希土類磁石を使用したことを
特徴とする。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図の断面図において薄型スピーカー用磁気回路は、
永久磁石として希土類元素(但しイツトリウムを含む)
と遷移金属、及びボロンを基本成分とする、合金を溶解
し、軟磁性体材料でできた円筒状鋳型に鋳造し、更に鋳
造インゴットを鋳型ごと、500℃以上で熱間加工を施
し、その後250’C以上の温度で熱処理を行い製造さ
れたラジアル異方性希土類磁石を使用した。
永久磁石として希土類元素(但しイツトリウムを含む)
と遷移金属、及びボロンを基本成分とする、合金を溶解
し、軟磁性体材料でできた円筒状鋳型に鋳造し、更に鋳
造インゴットを鋳型ごと、500℃以上で熱間加工を施
し、その後250’C以上の温度で熱処理を行い製造さ
れたラジアル異方性希土類磁石を使用した。
ラジアル異方性希土類永久磁石101は軟磁性体による
鋳型ごと輪切り加工され、それぞれ外側磁気部材102
及び内側磁気部材103として、永久磁石に接合したま
ま内外に着磁をして使用する。
鋳型ごと輪切り加工され、それぞれ外側磁気部材102
及び内側磁気部材103として、永久磁石に接合したま
ま内外に着磁をして使用する。
外側磁気部材102及び内側磁気部材103の上に、内
側に凸部を持ったリング状の外ヨーク104及び外側に
凸部を持った内ヨーク105を、ギャップ106が全周
に渡り均一になる様に管理しながら接合した。
側に凸部を持ったリング状の外ヨーク104及び外側に
凸部を持った内ヨーク105を、ギャップ106が全周
に渡り均一になる様に管理しながら接合した。
なお、それぞれの接合面は密着しないと磁束の流れにロ
スを生ずる6互いの接触面を仕上げてから接合した。
スを生ずる6互いの接触面を仕上げてから接合した。
このようにして組み立てた薄型スピーカー用磁気回路は
、ギャップ106に発生する磁束がスピーカーに用いら
れる。
、ギャップ106に発生する磁束がスピーカーに用いら
れる。
このようにして造られた本発明の薄型スピーカー用磁気
回路は厚さ18mmで、そのギャップに発生する磁束を
同レベルとして比較した場合、従来のフェライト磁石を
用いた磁気回路の厚さが40’mmでアルニコ磁石のも
のでも35mmあり、薄くしかもギャップの反対側の磁
気回路が無いため重量も軽くなった。
回路は厚さ18mmで、そのギャップに発生する磁束を
同レベルとして比較した場合、従来のフェライト磁石を
用いた磁気回路の厚さが40’mmでアルニコ磁石のも
のでも35mmあり、薄くしかもギャップの反対側の磁
気回路が無いため重量も軽くなった。
[発明の効果]
以上述べたように本発明の、永久磁石と軟磁性材料より
なる薄型スピーカー用磁気回路は、永久磁石として希土
類元素(但しイツトリウムを含む)と遷移金属、及びボ
ロンを基本成分とする永久磁石の少なくとも、前記基本
成分から成る合金を溶解し、軟磁性体、または磁石と接
合して使う材料でできた鋳型に鋳造し、更に鋳造インゴ
ットを鋳型ごと500℃以上で熱間加工を施し、その後
250″C以上の温度で熱処理を行い製造された希土類
磁石を使用したことにより、薄型スピーカー用磁気回路
が薄く軽いものとなった、という効果をもたらすもので
ある。
なる薄型スピーカー用磁気回路は、永久磁石として希土
類元素(但しイツトリウムを含む)と遷移金属、及びボ
ロンを基本成分とする永久磁石の少なくとも、前記基本
成分から成る合金を溶解し、軟磁性体、または磁石と接
合して使う材料でできた鋳型に鋳造し、更に鋳造インゴ
ットを鋳型ごと500℃以上で熱間加工を施し、その後
250″C以上の温度で熱処理を行い製造された希土類
磁石を使用したことにより、薄型スピーカー用磁気回路
が薄く軽いものとなった、という効果をもたらすもので
ある。
第1図は本発明の実施例を示す断面図。
第2図、第3図は従来例を示す断面図。
101・・希土類永久磁石 102・・磁気部材103
・・内側磁気部材 104・・外ヨーク105・・内
ヨーク 106・・ギャップ201・・フェライ
ト磁石 202・・磁気部材203・・ヨーク
204・・ギャップ301・・アルニコ磁石 30
2・・磁気部材303・・ヨーク 304・・
ギャップ−以上−
・・内側磁気部材 104・・外ヨーク105・・内
ヨーク 106・・ギャップ201・・フェライ
ト磁石 202・・磁気部材203・・ヨーク
204・・ギャップ301・・アルニコ磁石 30
2・・磁気部材303・・ヨーク 304・・
ギャップ−以上−
Claims (1)
- 永久磁石と軟磁性材料よりなるスピーカー用磁気回路に
おいて、前記永久磁石として希土類元素(但しイットリ
ウムを含む)と遷移金属、及びボロンを基本成分とする
永久磁石の少なくとも、前記基本成分から成る合金を溶
解し、軟磁性体、または磁石と接合して使う材料ででき
た鋳型に鋳造し、更に鋳造インゴットを鋳型ごと500
℃以上で熱間加工を施し、その後250℃以上の温度で
熱処理を行い製造された希土類磁石を使用したことを特
徴とする薄型スピーカー用磁気回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63150869A JPH024099A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 薄型スピーカー用磁気回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63150869A JPH024099A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 薄型スピーカー用磁気回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH024099A true JPH024099A (ja) | 1990-01-09 |
Family
ID=15506157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63150869A Pending JPH024099A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 薄型スピーカー用磁気回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH024099A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8113487B2 (en) | 2004-12-22 | 2012-02-14 | Tokyo Electron Limited | Vacuum processing apparatus |
-
1988
- 1988-06-17 JP JP63150869A patent/JPH024099A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8113487B2 (en) | 2004-12-22 | 2012-02-14 | Tokyo Electron Limited | Vacuum processing apparatus |
US8523138B2 (en) | 2004-12-22 | 2013-09-03 | Tokyo Electron Limited | Vacuum processing apparatus |
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