JPS6233404A - 磁気回路材 - Google Patents

磁気回路材

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Publication number
JPS6233404A
JPS6233404A JP17364185A JP17364185A JPS6233404A JP S6233404 A JPS6233404 A JP S6233404A JP 17364185 A JP17364185 A JP 17364185A JP 17364185 A JP17364185 A JP 17364185A JP S6233404 A JPS6233404 A JP S6233404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
permanent magnet
magnetic
crystal
radial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17364185A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Kuhara
久原 昭夫
Junichi Sugitani
杉谷 純一
Teruo Yoshimoto
葭本 輝夫
Kazumi Yamada
一美 山田
Hiroyuki Ran
蘭 裕幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP17364185A priority Critical patent/JPS6233404A/ja
Publication of JPS6233404A publication Critical patent/JPS6233404A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は永久磁石が接合されて例えばモータのヨークと
して使用される磁気回路材に関する。
(従来の技術) 直流モータにはリング状のヨークに永久磁石をN極とS
極が対向するように接合してその固定子を構成するよう
にしたものがあり、この場合磁気回路材であるヨークは
、純鉄、電磁軟鉄(SIOC1S15C,520Cその
他)等の材質を用いて鋳造(ロストワックス、シェル鋳
造)、焼結、プレス成形、冷間鍛造(中空鍛造)により
製造される。
このように永久磁石が接合されるヨークその他の磁気回
路材は材質、製法共に種々あるが、該回路材の磁気異方
性については全く考慮されていなかった。  − (発明が解決しようとする問題点) 従って特に磁気回路材と永久磁石との接合部分での磁気
抵抗が大きく、このため磁気回路材を通る磁束密度が小
さくなり、例えばこの磁気回路材をモータのヨークとし
て使用した場合、該モータのパワーが小さくて効率も悪
くなり、また所定のパワーを得るためにはモータが大型
化するという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、磁気回路材の永久磁石との
接合部分の磁気抵抗を極力小さくし、磁気回路材の透磁
率がよくなるようにしたものである。
(問題点を解決するための手段) この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、永久
磁石5が接合される磁気回路材4において、少なくとも
永久磁石5との接合部が、結晶異方性化により磁石接合
面と略直交する方向に磁気異方化されている点にある。
(作  用) 磁石接合面と略直交する方向の磁気異方性により磁気回
路材4の永久磁石5との接合部分の磁気抵抗を効率的に
小さくでき、磁気回路材4の透磁率が非常によくなる。
(実施例) 以下、本発明を図示の実施例に従って説明すると、第1
図において、1は直流モータで、固定子2と回転子3と
を備える。固定子2はリング状のヨーク4と該ヨーク4
の内面側に接合した一対の永久磁石5a、5bとを有し
、永久磁石5a、5bは永久磁石5aのN極側と永久磁
石5bのS極側とが径方向に対向するように配置され、
永久磁石5aがら永久磁石5bに向けて径方向に通過し
、ヨーク4を通って永久磁石5aに戻る磁束aが生じる
ようになっている。回転子3は電機子鉄心及び電機子巻
線等を有し、回転子3の電機子巻線にブラシ等を介して
直流電流を供給すると、この電流が磁束a中を流れるこ
とによって回転子3にトルクを生じ、該回転子3が軸廻
りに回転駆動するようになっている。
磁気回路材である前記ヨーク4は、純鉄、電磁軟鉄(S
IOC,315C他)などを材質として金型遠心力鋳造
によりリング状に形成して成る。この鋳造の際、ヨーク
4には、第3図及び第4図(金属組織を示す図面代用写
真、肉眼組織)にも示す如く結晶粒が径方向に成長して
指向性凝固し、これにより径方向の柱状晶6が形成され
、ヨーク4は周方向全長に亘って径方向に結晶異方性化
し、この結晶異方性化により磁気異方化されている。
そして、次のような測定結果を得た。即ち、外径140
m肉厚25龍の遠心鋳造材より(純鉄材)15酊角の高
さ10鶴の試片を切り出し結晶異方性化された方向とそ
うでない方向とにより透磁率を測定し比較を行った。た
だし、材料は、同一チャージで同一成分のものである。
その時の最大透磁率μm(BIO)の値は、結晶異方性
化方向(柱状晶)の場合、7.823であるのに対し、
そうでない方向(液状晶)は、3.283であった。従
って、結晶異方性化された素材をリングヨークとして使
用することにより、そうでないものに対して、漏洩磁束
が大幅に低減される為、有効磁束密度が向上し、性能的
には、約2倍の性能が期待できる。
而して、ヨーク4は径方向に結晶異方性化されてヨーク
4の永久磁石5a、5bとの接合部は磁石接合面と略直
交する方向に磁気異方化されているので、ヨーク4の永
久磁石5a、5bとの接合部分の磁気抵抗が小さく、透
磁率がよくなり、ヨーク4全体の磁気抵抗が小になる。
従って磁束aの磁束密度が大になり、直流モータ1が小
型であっても、モータ1の効率がよくてパワーが大きく
なる。また所定のパワーを得るためにもモータ1が小型
で済む。
第2図はスピーカやヘッドホーン等に使用される磁気回
路部分に本考案を適用した他の実施例を示し、門型のヨ
ーク4の両端部に一対の永久磁石5a、5bが対向する
ように接合され、これにより永久磁石5aから永久磁石
5bを通過し、ヨーク4を通って永久磁石5aに戻る磁
束aが生じるようになっている。このヨーク4は、純鉄
、電磁軟鉄(SIOC,515C他)゛などを材質とし
てロストワックス法のような精密鋳造法により門型に形
成され、ヨーク4の永久磁石5a、5bとの接合部分は
、精密鋳造鋳型に配設されたチラーの活用により永久磁
石5a、5bの接合面に直交する方向に柱状晶6が形成
されて結晶異方化され、この結晶異方性化によりヨーク
4の永久磁石5a、5bとの接合部を磁気異方化してい
る。
この場合も前記実施例と同様に磁気異方化によりヨーク
4の永久磁石5a、5bとの接合部分の磁気抵抗が小さ
くて透磁率がよくなり、従ってスピーカ等の音響機器を
小型でもパワーが大で効率のよいものにすることができ
、また音響機器の小型化も実現できるのである。
なお、第1図の場合ヨーク4を全周に亘って径方向に磁
気異方化しているが、第2図の場合と同様にヨーク4の
永久磁石5a、5bとの接合部分のみをその磁石接合面
と略直交する方向に磁気異方化するようにしてもよい。
また逆に第2図の場合ヨーク4を全長に亘って磁気異方
化するようにしてもよい。この場合磁束aの方向と磁気
異方化の方向とをヨーク4の全長に亘って略一致させる
ようにすることが磁気抵抗を小にするためにはより好ま
しい。また本発明が適用される磁気回路材はモータや音
響機器のヨーク4に限定されず、例えばヨーク4以外の
磁石周辺材、鉄心、ポールピースその他であってもよく
、要するに永久磁石5が接合されて磁束aの通り道とな
る磁気回路材であれば、適用実施可能である。
(発明の効果) 本発明の磁気回路材は、永久磁石5との接合部が、結晶
異方性化により磁石接合面と略直交する方向に磁気異方
化されているので、永久磁石5との接合部分の磁気抵抗
を効果的に小さくでき、磁気回路材4の透磁率が非常に
よくなる。従って例えばこの磁気回路材4をモータに使
用すれば、該モータが小型であっても、モータの効率が
よくてパワーを大にできるし、また所定のパワーを得る
ためにもモータ全体が小型で済む等、その効果は著大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は他の
実施例を示す正面図、第3図は第1図のヨークの金属組
織を示す図面代用写真、第4図は第3図の一部を拡大し
た金属組織を示す図面代用写真である。 4・・・ヨーク(磁気回路材) 、5a、5b・・・永
久磁石。 第7図 )ぺ 182図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、永久磁石5が接合される磁気回路材4において、少
    なくとも永久磁石5との接合部が、結晶異方性化により
    磁石接合面と略直交する方向に磁気異方化されているこ
    とを特徴とする磁気回路材。
JP17364185A 1985-08-06 1985-08-06 磁気回路材 Pending JPS6233404A (ja)

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JP17364185A JPS6233404A (ja) 1985-08-06 1985-08-06 磁気回路材

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JP17364185A JPS6233404A (ja) 1985-08-06 1985-08-06 磁気回路材

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JPS6233404A true JPS6233404A (ja) 1987-02-13

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ID=15964374

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JP17364185A Pending JPS6233404A (ja) 1985-08-06 1985-08-06 磁気回路材

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JP (1) JPS6233404A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01117502A (ja) * 1987-10-30 1989-05-10 Murata Mfg Co Ltd 非可逆回路素子
JPH01117501A (ja) * 1987-10-30 1989-05-10 Murata Mfg Co Ltd 非可逆回路素子

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01117502A (ja) * 1987-10-30 1989-05-10 Murata Mfg Co Ltd 非可逆回路素子
JPH01117501A (ja) * 1987-10-30 1989-05-10 Murata Mfg Co Ltd 非可逆回路素子

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