JPH0240950Y2 - - Google Patents

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JPH0240950Y2
JPH0240950Y2 JP9114285U JP9114285U JPH0240950Y2 JP H0240950 Y2 JPH0240950 Y2 JP H0240950Y2 JP 9114285 U JP9114285 U JP 9114285U JP 9114285 U JP9114285 U JP 9114285U JP H0240950 Y2 JPH0240950 Y2 JP H0240950Y2
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drum
hot air
support plate
air introduction
introduction hole
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JP9114285U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は衣類乾燥機に関する。
(ロ) 従来の技術 実開昭60−47497号公報において、ドラム支持
盤に熱風導入孔を設け、その孔の開口縁部が回転
ドラム内方に突出する構成とした衣類乾燥機が示
されている。かかる構成においては、被乾燥物の
傷みを防止するため、ドラム支持盤に樹脂製のヒ
ーターカバーを取り付けてそこに熱風導入孔を設
け、その熱風導入孔の開口縁部を滑らかな曲線に
加工する必要がある。
ところが、この樹脂製のヒーターカバーは、ヒ
ーターに近い位置に設けられる都合上、熱に対し
て強い材質のものでなければならず、しかもその
取り付けには断熱材などの部品を必要とし、材料
が高価になり部品点数が増加するなど、コストが
高くなつてしまつていた。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本案は、ドラム支持盤の熱風導入孔端縁に回転
ドラム内の衣類が接触して損傷したり、小物物品
が引つ掛かつてねじれたりすることがなく、且つ
低コストで構成が簡単な衣類乾燥機を提供するも
のである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本案の衣類乾燥機は、キヤビネツトと、該キヤ
ビネツト内の前方に配設された金属製のドラム支
持盤と、該支持盤に前面開口を支持されて前記キ
ヤビネツト内に回転自在に配設される回転ドラム
と、前記支持盤の前方に配設されたヒータとを有
し、前記支持盤には前記ヒータからの熱風を前記
ドラム内に導く熱風導入孔を設けるとともに、そ
の熱風導入孔の周囲には前記ドラム方向に断面半
円状に膨出した環状リブを形成し、前記熱風導入
孔の端縁を前記環状リブの前記ドラム側端縁位置
よりも前記ヒータ側に位置させたことを特徴とす
る。
(ホ) 作用 熱風導入孔の端縁は環状リブのドラム側端縁位
置よりもヒータ側に位置している。また、熱風導
入孔の周囲の環状リブは、支持盤の盤面からドラ
ム方向に断面半円状に膨出しているから、支持盤
の盤面にそつて動いてきた衣類は、環状リブに当
つてドラム方向に押し出され、熱風導入孔から遠
ざかる。従つて、衣類の乾燥運転時には、撹拌さ
れた衣類やその小物部品が熱風導入孔端縁に接触
したり、引つ掛かつたりすることがない。
(ヘ) 実施例 1は衣類乾燥機の機郎で、前後部の開口縁に前
面板2及び後面板3を止着してキヤビネツト4を
構成している。5は前面板2に形成した衣類出入
口、6はこの出入口を開閉する扉、7は機枠1内
の前部に位置し、前面板2に止着された金属製の
環状のドラム支持盤、8は機枠1内の後部に配置
された金属製の仕切板である。そして、仕切板8
は機枠1の両側部に架設され且つ固着され、中心
部から放射状に複数個の通気孔9…を穿設してい
る。
10は仕切板8の中心部に挿通固定された支軸
で、その後端を上記後面板3に固着している。ま
たこの後面板3にはこの固着部分から放射状に複
数個の吸気口11…を穿設している。
12は衣類乾燥用の回転ドラムで、前面開口の
内周縁をドラム支持盤7の外周縁に回転自在に嵌
合している。また、このドラム12は後面の中心
部に軸受13を固着し、ここを支軸10の前端に
回転自在に挿着している。
更に、このドラム12は後面に乾燥風出口14
を穿設している。
15はドラム支持盤7の下部に形成された熱風
導入孔16を、仕切板8の通気孔9に連通させる
循環路で、熱風導入孔16に対向するようにドラ
ム支持盤7前方に正特性サーミスタヒータ17を
配設すると共にドレン孔18を有し且つドラム支
持盤7に固着されたL字型のダクト19と、仕切
板8の後面に気密に覆着され且つ止着された円筒
状の循環ケーシング20とから成る。
21は循環ケーシング20の後面側に連続する
ように止着されたほぼ同形の冷却ケーシングで、
機枠1の底面の排気口22に連通している。そし
て、この冷却ケーシング21の後部は上記後面板
3によつて覆蓋されている。
23は循環ケーシング20及び冷却ケーシング
21内に跨つて配設された熱交換型フアンで、支
軸10の後部に回転自在に軸支されている。24
は機枠1の内底部に配設されたモータで、第1ベ
ルト25により上記ドラム12を回転すると共
に、上記フアン23を第2ベルト26を介して回
転する。
27は前記回転ドラム12の乾燥風出口14に
配設されるフイルター装置である。
そして、前記ドラム支持盤7の前記熱風導入孔
16…の周囲には、第1図に示すごとく、前記ド
ラム12方向に断面半円状に約5mmの高さに膨出
させた環状リブ29を形成して、前記熱風導入孔
16…の端縁30を、前記環状リブ29の前記ド
ラム12側端縁位置(第1図ハ中にAで示す)よ
りも前記ヒータ17側に位置するよう構成してい
る。
乾燥作業の際にはモータ24及びヒータ17に
給電し、フアン23及びドラム12を回転させ
る。而して、循環風はヒータ17で加熱されて熱
風となつた後、熱風導入孔16−ドラム12−フ
イルター装置27−乾燥風出口14−通気孔9−
熱交換フアン23−循環ケーシング20−ダクト
19−ヒータ17の順に循環し、ドラム12内の
衣類を乾燥する。一方、外気は吸気口11−熱交
換フアン23−冷却ケーシング21−排気口22
の順に流れる。
そして、熱交換フアン23の前後面で熱交換が
行なわれ、乾燥風は衣類から出た湿気を循環ケー
シング20及びダクト19内で吐出し、排出水と
してドレン孔18から排出し、自身は湿気を下げ
られて循環していく。
この乾燥作業時において、回転ドラム12の回
転により衣類が撹拌される。このとき、その衣類
の一部はドラム支持盤7のドラム12側表面にそ
つて動くが、その衣類は環状リブ29に当るとそ
こからドラム方向に押し出され、熱風導入孔16
…の端縁30から遠ざかる。しかも、熱風導入孔
16…の端縁30は、環状リブ29のドラム12
側端縁位置(第1図ハ中にAで示す)よりもヒー
タ17側に位置するよう構成してある。
この環状リブ29の作用により、衣類の乾燥運
転時には、撹拌された衣類やその小物部品が熱風
導入孔16…の端縁30に接触することがない。
従つて、熱風導入孔16…の端縁30に衣類が接
触して損傷したり、衣類の小物部品が引つ掛かつ
て衣類がねじれたりすることがない。
また、ドラム支持盤7は金属製であるので熱に
強く且つ安価であり、断熱材などの部品は不要で
ある。さらに、ドラム支持盤7自体の構造も簡単
であるので、構成が簡単で低コストな衣類乾燥機
が提供できる。
(ト) 考案の効果 本案によれば、ドラム支持盤の熱風導入孔端縁
に回転ドラム内の衣類が接触して損傷したり、小
物部品が引つ掛かつてねじれたりすることがな
く、且つ低コストで構成が簡単な衣類乾燥機を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示しており、第1図
はドラム支持盤を示し、同図イは回転ドラム側か
ら見た正面図、同図ロは要部正面図、同図ハは同
図ロのB−B′線断面図、第2図は側面断面図、
第3図は要部分解斜視図である。 4……キヤビネツト、7……ドラム支持盤、1
2……回転ドラム、16……熱風導入孔、17…
…正特性サーミスタヒータ、29……環状リブ、
30……端縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤビネツトと、該キヤビネツト内の前方に配
    設された金属製のドラム支持盤と、該支持盤に前
    面開口を支持されて前記キヤビネツト内に回転自
    在に配設される回転ドラムと、前記支持盤の前方
    に配設されたヒータとを有し、前記支持盤には前
    記ヒータからの熱風を前記ドラム内に導く熱風導
    入孔を設けると共に、その熱風導入孔の周囲には
    前記ドラム方向に断面半円状に膨出した環状リブ
    を形成し、前記熱風導入孔の端縁を前記環状リブ
    の前記ドラム側端縁位置よりも前記ヒータ側に位
    置させたことを特徴とする衣類乾燥機。
JP9114285U 1985-06-17 1985-06-17 Expired JPH0240950Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9114285U JPH0240950Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9114285U JPH0240950Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62398U JPS62398U (ja) 1987-01-06
JPH0240950Y2 true JPH0240950Y2 (ja) 1990-10-31

Family

ID=30646779

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9114285U Expired JPH0240950Y2 (ja) 1985-06-17 1985-06-17

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JPS62398U (ja) 1987-01-06

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