JP2760701B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP2760701B2
JP2760701B2 JP4159455A JP15945592A JP2760701B2 JP 2760701 B2 JP2760701 B2 JP 2760701B2 JP 4159455 A JP4159455 A JP 4159455A JP 15945592 A JP15945592 A JP 15945592A JP 2760701 B2 JP2760701 B2 JP 2760701B2
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達哉 廣田
保 川村
要藏 河村
清和 藤川
浩一 田中
隆 福田
稔 岸
孝文 濱野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、衣類乾燥機において、衣類を
収容するドラムを機枠内に配設し、このドラムの後部
に、乾燥風を循環させる循環ファン面と冷却風を導入出
させる冷却ファン面を表裏一体に形成した熱交換型の両
面ファンを設け、この両面ファンの外周を囲むファンケ
ーシングと前記ドラムに設けられた乾燥風の入口とを乾
燥ダクトにより連結したものがある。そして、このよう
な衣類乾燥機における前記ファンケーシングと乾燥ダク
トの接合部の構成が、例えば特開平3−392198号
公報(D06F58/04)に示されている。
【0003】前記公報に開示された衣類乾燥機では、図
5のように、乾燥ダクト101の接合部102がファン
ケーシング103の接合部104の外側になるように、
乾燥ダクト101とファンケーシング103とをはめ合
わせている。乾燥ダクト101の接合部102には、1
個若しくは複数個の穴105を空けた舌部106を設け
ている。一方、内側となるファンケーシング103の接
合部104には、前記舌部106の穴105に嵌合する
突起107を設けている。そして、接合時に前記突起1
07を前記舌部106の穴105に嵌合させることによ
り、前記ファンケーシング103と前記乾燥ダクト10
1の結合力を強化させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、乾燥ダクトは
合成樹脂製である。この乾燥ダクトのような中空状の成
形品の多くは、ブロー成形によって作られる。ブロー成
形は、金型内に袋状の樹脂を入れ、この樹脂の内部に空
気を送ってこれを膨らまし、型に沿わせるようにして、
製品を成形するものである。このブロー成形で乾燥ダク
トを製造した場合、金型から出された時の乾燥ダクト
は、端部が閉じた形になる。従って、これを筒状の完成
品に仕上げるためには、最後にカッター等で端部を切断
することになる。
【0005】上記の衣類乾燥機では、乾燥ダクトを仕上
げる際、その端部に舌部を形成し、この舌部に穴を空け
るという複雑な加工を行わなければならず、非常に手間
がかかってしまう。また、加工工数が増加してしまう。
この結果、乾燥ダクトの部品単価が高くなってしまう。
【0006】本発明は、衣類乾燥機の改良に関し、かか
る問題点を解消するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、機枠内に配設
され、衣類を収容するドラムと、このドラムから出た
燥風と外気との間で熱交換を行うために、このドラムの
後部に設けられた熱交換部と、この熱交換部の出口に下
方から接合され、前記熱交換部と前記ドラムの乾燥風入
口とを連結する乾燥ダクトと、前記機枠の後面を覆う後
面板とを備えた衣類乾燥機において、前記後面板に、
記熱交換部の出口と前記乾燥ダクトとの接合部側に突出
し、前記乾燥ダクトに設けた段部に当たることによって
前記乾燥ダクトが抜ける方向に動くのを止めて前記乾燥
ダクトが前記熱交換部から離するのを阻止する突起部
を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】衝撃等で、乾燥ダクトが熱交換部から離脱しよ
うとしても、乾燥ダクトの段部が後面板に設けた突起部
に衝突する。これにより、熱交換部からの乾燥ダクトの
離脱が阻止される。
【0009】更に、乾燥ダクトに複雑な加工をすること
なく、乾燥ダクトに段部を設け、後面板に乾燥ダクトの
段部に当たって乾燥ダクトの離脱方向への動きを止める
突起部を設ける、という簡単な加工を施すだけで、乾燥
ダクトの離脱防止ができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を各図面に基づいて説明す
る。
【0011】図1ないし図4において、1は本発明の衣
類乾燥機であり、2はその機枠、3はこの機枠2の前面
中央に設けた衣類の投入口である。4は前記機枠2の後
面に取り付けた後面板である。この後面板4は、機枠2
内に各種部品を搭載した後、装着する。5は外部空気を
導入するために、前記後面板4の中央に設けた導入孔
で、外部から人の指や異物等が侵入しないよう網目構造
としている。6は前記導入孔5から導入した空気を再び
機外へ導出するために、前記機枠2の底部に設けた導出
口である。
【0012】7は前記投入口3を開閉するドア、8は前
記投入口3を囲むように取り付けた環状の板金製ドラム
支持板である。9は前記機枠2の後部に、前記後面板4
と間隔を有するよう横方向に架設した支持板、10はこ
の支持板9に固定したファンケーシングである。このフ
ァンケーシング10は、前記機枠2内を乾燥室11とフ
ァン室12とに区画している。
【0013】13は前記乾燥室11内に配設した横軸型
のドラムであり、前面開口を前記投入口3に対向させて
いる。このドラム13の前面側は、フェルト等を介して
前記ドラム支持板8で支持し、後面側は、軸14で回転
自在に支持している。15は前記ドラム13の後面中央
に設けた乾燥風出口、16はこの出口15を覆うリント
フィルタ、17は前記ドラム支持板8の下部に設けた乾
燥風入口である。18は前記支持板9に設けた連通口
で、前記乾燥室11とファン室12とを連通する。19
は前記乾燥風出口15からの風を確実に前記連通口18
に送るためのシール部材である。
【0014】20は前記ファン室12において、前記軸
14に固定した円盤状の合成樹脂製両面ファンである。
この両面ファン20は、前記乾燥室11側に位置する循
環ファン面21と前記後面板4側に位置する冷却ファン
面22とを、それぞれ表裏一体に形成している。また、
冷却ファン側中央部にはプーリ23を設けている。24
は前記ファンケーシング10に、前記両面ファン20を
囲むように設けた合成樹脂製仕切板である。この仕切板
24の中央の円形開口内に前記両面ファン20を収容す
ることにより、前記仕切板24と前記両面ファン20と
で共同して、前記ファン室12内を乾燥風路25と冷却
風路26とに区画している。
【0015】さて、前記両面ファン20の週縁には、前
記乾燥風路25へ向けて開口する同心円状の回転溝群2
7を一体形成している。一方、前記仕切板24の内周縁
には、前記冷却風路26へ向けて開口する同心円状の固
定溝群28を一体形成している。そして、前記回転溝群
27を前記固定溝群28に対して、相互に非接触状態で
遊嵌している。即ち、前記回転溝群27と固定溝群28
とはラビリンス結合を構成している。
【0016】なお、本実施例では、前記ファンケーシン
グ10、仕切板24及び両面ファン20で本発明の熱交
換部を構成している。
【0017】29は前記乾燥風入口17に接続したヒー
タ収容室で、内部には加熱用ヒータ30を配設してい
る。31は前記乾燥風路25の下部に設けた排気口で、
機器本体を背面側より見て、前記機枠2の左下コーナー
部32に向かって開口している。33は前記コーナー部
32に配置した合成樹脂製の乾燥ダクトで、一端を前記
排気口31に、他端を前記ヒータ収容室29の吸気口3
4に接続することにより、前記乾燥風路25と前記ヒー
タ収容室29とを連結する。35はこの乾燥ダクト33
の最下部に設けた排出口で、ダクト33内に凝縮した除
湿水を機外へ排出する。
【0018】36は駆動モータであり、小プーリ37、
ベルト38を介して前記プーリ23に接続している。同
時に、プーリ39、ベルト40を介して前記ドラム13
に接続している。
【0019】そして、乾燥時、前記駆動モータ36の駆
動力により、前記ドラム13が低速で、前記両面ファン
20が高速で、それぞれ一方向に回転する。同時に、前
記ヒータ30が通電し、乾燥風を加熱する。
【0020】これにより、前記循環ファン面21の回転
で生起した風が、前記乾燥風路25、乾燥ダクト33、
ヒータ収容室29、ドラム13を通って循環し、ドラム
13内の洗濯物と熱交換を行う。また、前記冷却ファン
面22の回転により前記導入孔5から冷却風路26内に
外気が導入されて、前記導出口6から導出され、この時
前記両面ファン20が冷却される。そして、熱交換後に
乾燥風が両面ファン20に接して冷却され、乾燥風中の
水分が凝縮し、乾燥風路25内を流下して、前記排出口
34から排出される。
【0021】次に、本発明の特徴部分について詳述す
る。41は前記排気口31に接合される前記乾燥ダクト
33の接合端部42に、ダクト33が抜ける方向とほぼ
直交するように一体形成した段部Aである。43は前記
後面板4に、前記部A41に重なるように一体形成し
た、突起部となる段部Bである。段部A41と段部B4
3との間には、乾燥ダクト33や後面板4の加工上の寸
法誤差を考慮して、これらが標準寸法の場合で1〜3m
m程度となるような隙間Y(図2)を設けている。ま
た、前記排気口31と前記接合端部42の接合寸法X
は、10〜30mm程度としている。即ち、前記接合寸
法Xを、前記乾燥ダクト33及び後面板4が許容寸法内
に作られた場合に生じる隙間Yの最大値より大きくなる
ようにしている。
【0022】上記構成において、乾燥ダクト33の接合
端部42が、衝撃力等により排気口31から抜ける方向
に移動すると、段部A41が段部B43に当り、そこで
移動が規制される。このように、接合端部42は、両段
部間の隙間Yのみ移動可能であるが、この隙間Yは接合
寸法Xより小さいので、乾燥ダクト33が乾燥風路25
から抜けてしまうことがない。
【0023】以上、本実施例の衣類乾燥機おいては、衝
撃や乾燥時の熱膨張等によって乾燥ダクトがファンケー
シングから容易に外れるようなことがないので、接合部
から乾燥風漏れや凝縮水漏れなどを起こすことがない。
従って、安定した機器性能を維持することが可能とな
る。
【0024】その上、乾燥ダクトに特別な加工をするこ
となく、ダクトと後面板とに段部を設けるという簡単な
構造で実現しているので、大きなコストを要しない。
【0025】
【発明の効果】本発明の構成によれば、乾燥ダクトに
雑な加工をすることなく、乾燥ダクトに段部を設け、
面板に乾燥ダクトの段部に当たって乾燥ダクトの離脱方
向への動きを止める突起部を設ける、という簡単な加工
を施すだけで、乾燥ダクトの離脱防止ができるので、低
コストで信頼性の高い衣類乾燥機を実現することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の衣類乾燥機の構成を示す縦断面
図である。
【図2】同じく要部断面図である
【図3】同じく後面板を外した背面図である。
【図4】同じく後面板を取り付けた背面図である。
【図5】従来例の衣類乾燥機の構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 機枠 4 後面板 10 ファンケーシング(熱交換部) 13 ドラム 17 乾燥風入口 20 両面ファン(熱交換部) 24 仕切板(熱交換部) 31 排気口(熱交換部の出口) 33 乾燥ダクト 43 段部B(防止部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤川 清和 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 田中 浩一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 福田 隆 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 岸 稔 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 濱野 孝文 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−158291(JP,U) 実開 昭61−41696(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 58/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠内に配設され、衣類を収容するドラ
    ムと、このドラムから出た乾燥風と外気との間で熱交換
    を行うために、このドラムの後部に設けられた熱交換部
    と、この熱交換部の出口に下方から接合され、前記熱交
    換部と前記ドラムの乾燥風入口とを連結する乾燥ダクト
    と、前記機枠の後面を覆う後面板とを備えた衣類乾燥機
    において、前記後面板に、前記熱交換部の出口と前記乾
    燥ダクトとの接合部側に突出し、前記乾燥ダクトに設け
    た段部に当たることによって前記乾燥ダクトが抜ける方
    向に動くのを止めて前記乾燥ダクトが前記熱交換部か
    するのを阻止する突起部を設けたことを特徴とする
    衣類乾燥機。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6141696U (ja) * 1984-08-22 1986-03-17 株式会社東芝 乾燥機
JPS63158291U (ja) * 1987-04-03 1988-10-17

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