JPH02128797A

JPH02128797A - 衣類乾燥機

Info

Publication number: JPH02128797A
Application number: JP63283213A
Authority: JP
Inventors: Kiyokazu Fujikawa; 清和藤川; Yoshiaki Aoki; 義明青木
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1988-11-09
Filing date: 1988-11-09
Publication date: 1990-05-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、機枠内の回転ドラムに、外気を加熱した乾燥
風或いは循環風を除湿して再加熱した乾燥風を、ファン
によって供給するようにした衣類乾燥機に関する。

（０）従来の技術特開昭５９−１０８５９７号公報には、この種の衣類乾
燥機に補助乾燥室を隣接させたものが開示されている。

このものは、除湿型衣類乾燥機の熱交換後の冷却風を再
加熱し、これを隣の補助乾燥室に導入し、乾燥に供した
後に外部へ排出している。

（拘発明が解決しようとする課題しかし、従来例は補助乾燥室が機体全体の横巾を拡げて
おり、これをランドリーシステムに組込むことが難しく
、また、このような巾広のものを一般家庭内に設置する
ことも難しい。

本発明は、斯る点に鑑み、排気風を利用する小物容器を
適所に配設し、設置自由度を向上せんとするものである
。

（ニ）課題を解決するための手段本発明による解決手段は、機枠の底部に排気風の排出口
を下向きに設け、上記底部＃には排気風を流通させる小
物容器を取外し自在に設けた構成である。

（ネ）作　用ランドリーシステムの場合は、乾燥機の底部と洗濯機の
上部との間に間隔があり、この間隔に位置するように小
物容器を取付ける。この容器には乾燥機の底部の排出口
から排気風が入いり、出ていく。従って、容器内にスニ
ーカー等を入れておけば、乾燥させることができる。洗
濯機の操作に邪魔になるようであれば、容器を外すこと
ができる。

（へ）実施例図面に基づいて説明すると、ランドリーシステムで用い
られる衣類屹燥機の機枠１は、前面開口部に前面板２、
後面開口部に後面板３を夫々止着している。前面板２は
、衣類出入り口４を設けており、扉５で開開するように
しである。後面板３は、外部空気である冷却風の導入口
６を中央部に設け、導出ロアを下部に設けている。衣類
出入口４の近傍では、この出入り口を囲むように金属製
の環状のドラム支持盤８が配設してあり、後面板３から
間隔を置いた機枠１内には、金属製の横長の支持板９が
配設しである。これらドラム支持盤８及び支持板９は、
機枠１に止着しである。

後面板３と支持板９の各々の中央部位には支軸１０が水
平方向に懸は渡してあり、且つボルトで後面板３に止着
しである。

衣類を収容し、撹拌して乾燥させる乾燥室である横軸型
の回転ドラム１１は、前面開口を衣類出入口４に対向さ
せ且つドラム支持盤８にフェルト等を介して回転自在に
支持し、後端面を支持板９を挿通した支軸１０に軸受を
介して回転自在に軸支している。ドラム後端面の中央部
には乾燥風の出口１２が設けてあり、そこにはリントフ
ィルター１３が着脱自在に施蓋しである。乾燥風の入口
１４は、ドラム支持盤８に設けである。

出口１２に対向する支持板９には通気口１５が形成して
あり、出口１２と通気口１５間の通路を気密にシールず
べく、ドラム１１の後端面には支持板９に摺接するシー
ル部材１６が止着しである。

後面板３と支持板９との間の支軸１０には、軸受けを介
して熱交換型の両面ファン１７が回転自在に止着しであ
る。この両面ファン１７は、中央の回転筒部１８から円
環状の外周部１９まで放射状に羽根を形成し、支持板９
側を循環ファン面２０、後面板３側を冷却ファン面２１
とした遠心ファンである。そして、外周部１９には、こ
の外周部を兼用する同心円弧形の３個の回転溝がら成る
回転溝群を外周方向に向けて形成している。

尚、両面ファン１７は、回転筒部１８、外周部１９、各
ファン面２０．２１、回転溝を樹脂によって一体成型し
ている。

機枠１内には、モータ２２が配置してあり、回転ドラム
１１をプーリ・ベルトによって低速回転すると共に、両
面ファン１７をプーリ・ベルト２３によって高速回転す
る。

支持板９には、機枠１内の左下隅部に位置する循環用の
乾燥風路２４が止めである。この風路２４は、後方に向
けて周壁を設け、出口１２、通気口１５、循環ファン面
２０を経て入口１４に至るものであり、途中に凝縮され
た除湿水の排出口２５を設け、入り口１４近傍には正特
性サーミスタから成るヒータ２６を配設している。

この乾燥風路２４の両面ファン１７の後方を仕切るため
に仕切板２７が配設され、その円環状の内周部には固定
溝群を形成し、回転溝群にラビリンス結合させている。

また、仕切板１７と後面板３との間には、機枠１内及び
導出ロアに連通する冷却風路２８を形成している。

機枠１の底部２つには、機枠１内を外部に連通ずる排出
口３０・・を形成している。

そして、この排出口３０・・・の直下には、スニーカー
等を入れることのできる小物容器３１を配設している。

尚、機枠１は、洗濯機（図示せず）の上方に支柱３２及
び棚３３によって支持されている。

ここで、上記小物容器３１は、第３図で示すように、金
属線材を折曲しつつ組合わせて箱型にしたものであり、
後部の吊り下げ枠３４に後向きにＬ字型の一対のビン３
５．３５を設け、前部の一対の吊下げ欅３６．３６には
横向きＵ字型のフック３７．３７を夫々設けている。そ
して、一対のビン３５．３５を後部の排出口３ｏ、３ｏ
に差込み、一対の吊下げ欅３６．３６を内方に押圧して
少し撓ませ、この状態で各フック３７．３７を前部の排
出口３０．３０に入れ、押圧を解く。すると、復元した
各フック３７．３７が排出口３０．３０に係合し、かく
して小物容器３１を前後、左右で係止する。取外す際は
、取付けとは逆の動作を行なう。

乾燥作業の際には、モータ２２及びヒータ２６を作動さ
せ、回転ドラム１１を低速で、両面ファン１７を高速で
回転させる。

乾燥風は、乾燥風路２４によって循環し、冷却風は、冷
却風路２８及び機枠１内に対して出入りする。衣類を加
熱し、水分を含んだ乾燥風は、両面ファン１７で冷却さ
れ、水分を凝縮する。斯る除湿水は乾燥風路２４０ｍを
流下し、排出口２５から外部へ排出される。

冷却風は、機枠１内でモータ２２、電装品、上板を冷却
し、排出口３０・・・から出る。そして幾分温風化した
この冷却風は小物容器３１を流通し、そこに在るスニー
カー等を乾燥していく。

第４図及び第５図は、小物容器３１に関する他の実施例
を示している。ここでは、小物容器３１は上方開口した
箱型にしたものであり、前面に横開き式の開開扉３８を
設け、底面に多数の排気口３９・・・を設け、底面上に
載置台４０を配設し、上端両側にフランジ４１．４１、
を設けている。−方、棚３３或いは機枠１の底部２９の
両側には、上記７ランジ４１．４１を摺動自在に支持す
るレール４２．４２を設けている。従って、小物容器３
１は前後方向の出入れにより、簡単に取付け、取外しす
ることができる。

尚、本実施例では、除湿式の衣類乾燥機としたが、所謂
開放式のものでも良い。

（ト）発明の効果本発明に依れば、機枠底部の空間を有効利用して小物容
器を取付け、その取り外しも自在としたので、機枠自体
が大型化することもなく、排気の熱も利用できる。従っ
て、用途が広く、設置自由度の高い衣類乾燥機を提供で
きるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による衣類乾燥機の側断面図、第２図は
背面断面図、第３図は小物容器の斜視図、第４図は他の
実施例の要部側断面図、第５図は同じく一部切欠せる正
面図である。１・・・機枠、１１・・・回転ドラム、１７・・・両面
ファン、２２・・・モータ、２９・・・機枠底部、３０
・・・排出口、３１・・・小物容器。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）機枠内に配設された回転ドラムに、乾燥風をファ
ンによって供給するものに於いて、上記機枠の底部に排
気風の排出口を下向きに設け、上記底部には排気風を流
通させる小物容器を取外し自在に設けたことを特徴とす
る衣類乾燥機。