JPH0221034Y2 - - Google Patents

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JPH0221034Y2
JPH0221034Y2 JP12725984U JP12725984U JPH0221034Y2 JP H0221034 Y2 JPH0221034 Y2 JP H0221034Y2 JP 12725984 U JP12725984 U JP 12725984U JP 12725984 U JP12725984 U JP 12725984U JP H0221034 Y2 JPH0221034 Y2 JP H0221034Y2
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JP
Japan
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heater
drum
sensor
duct
dried
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JP12725984U
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JPS6141696U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はドラム式であつて猶且つ乾燥度検出用
のセンサを有するタイプの乾燥機に関する。
〔考案の技術的背景〕
従来より、被乾燥物専ら洗濯脱水後の衣類を収
容して回転するドラムの内部にフアンとヒータと
で生成する熱風を供給して被乾燥物を乾燥させる
いわゆるドラム式の乾燥機に於いては、そのドラ
ムの内部に被乾燥物の乾燥度合を検出するセンサ
を設けたものがある。而してこのものに於いて
は、そのセンサを別途専用に作製したセンサ台に
取付けてこのセンサ台をドラム内に臨む適宜の静
止部材例えばドラム支持板等に取付けることによ
り所定位置に配設する様にしている。
〔背景技術の問題点〕
然しながら上記従来のものの場合、センサの配
設にセンサ台という専用の部品を特別に必要とす
るのであるからコスト高となり、又、そのセンサ
台の取付けも逐一面倒で、更に電気配線も煩しい
という問題点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであ
り、従つてその目的は、センサの配設に関し、コ
ストの低廉化と組立性の向上並びに配線の容易化
等を実現できる優れた乾燥機を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、熱風生成用のヒータを配設したヒー
タケースを支持するヒータダクトにセンサ台部を
設け、このセンサ台部に前記センサをドラム内を
臨んで取付けたものにて、それにより専用のセン
サ台並びにその取付けの手間を不要ならしめ、且
つ電気配線も簡単にできる様にしたことを特徴と
するものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明するに、先ず第2図に於いて、1は外箱であ
り、前面部の略中央に被乾燥物出入口2を有し且
つ該出入口2を開閉する扉3を枢設している。4
は外箱1内の前部に配設し固定したドラム支持
板、5は外箱1内の後部に横架し固定したシヤフ
ト支持板で、これらの間にドラム6を配設し、而
してその前部を軸受7を介してドラム支持板4に
支承せしめ、後部をシヤフト8によりシヤフト支
持板5に支承せしめている。9はドラム6後部の
シヤフト8周りの部位に群設した通気孔、10は
該通気孔9群を覆つて設けた多段のフイルタであ
る。又、11はドラム6の後方にあつてシヤフト
8に回転可能に取付けたフアン殊に表裏両側で熱
交換機能を有する両翼フアンであり、これを、前
面部の略中央に吸入口12を有すると共に後面部
の略中央に吸入口13を有し更に下部に吐出口1
4を有して中間部の内周に仕切部15を有するケ
ーシング16によつて覆い、そしてその後方には
中央部に吸入口17を有し下部に吐出口18を有
する背板19を配設している。20は外箱1内の
最上部に配設したモータで、これの回転軸21に
は二つのプーリ22,23を取付け、その一方2
2とドラム6の外周との間にはベルト24を、他
方23とフアン11のプーリ部25との間にはベ
ルト26を夫々張架している。尚、27はベルト
24に対して設けたテンシヨンプーリである。一
方、28は外箱1内の前下部に於いてヒータ支持
板4の下部に面する様に配設したヒータダクト
で、これの入口部29をドレン口30を有する連
通ダクト31により前記ケーシング16の吐出口
14に連通させている。又、ヒータダクト28は
詳細には第1図に示す如く形成したもので、その
湾状部32にはヒータケース取付爪33を例えば
両端部と中間部の三箇所に形設しており、そして
その一端部の取付爪33と共存させる様にして該
一端部にはセンサ台部34を一体に形設してい
る。35は乾燥度検出用のセンサ例えば一対の電
極で、これを夫々第3図に示す如く上記センサ台
部34に設けた透溝36に差込んでその差込部の
止め片37を裏面と弾性係合させることにより抜
止めする方法によりセンサ台部34に取付けてい
る。尚、第1図中38はカバーで、これをヒータ
ダクト28に合わせねじ39によつて固着してい
る。又、40はヒータケースで、これにヒータ例
えば正特性のサーミスタなど半導体から成るヒー
タ41を所要個数配設し、その上で係合突片42
を前記ヒータダクト28のヒータケース取付爪3
3に差込み係合させることにより、該ヒータケー
ス40をヒータダクト28に取付け支持せしめて
いる。ここで、ヒータケース40は合成樹脂、中
では耐熱性に優れた合成樹脂から成るもので、一
方、センサ台部34も含めてヒータダクト28は
ポリプロピレンなど通常の合成樹脂から成るもの
であるが、それでも上述の正特性のサーミスタな
ど半導体から成るヒータ41のキユリー点は150
〔℃〕程度であるから、従つて耐熱的にも充分対
応できる。而して、上述の如くヒータケース40
を取付けたヒータダクト28はねじ43によつて
ドラム支持板4に固着せしめており、その折り、
第4図に示す様に電極35をドラム支持板4の下
部略中央に形設した開口44からドラム6内に臨
ませ、同時にヒータ41をドラム支持板4の上記
開口44よりドラム6の回転方向(図中矢印A)
に進んだ部位であつて更にヒータ41の範囲より
も一層進んだ部位に群設した通気孔45に臨ませ
ている。
さて、以上の様な構成としたものの場合、運転
を開始させると、モータ20が通電されて起動す
ると同時に、ヒータ41が通電されて発熱する。
而してモータ20の起動により、ドラム6がベル
ト24を介して回転され、同時にフアン11もベ
ルト26を介して回転されるもので、このフアン
11の回転によりその一方側(背板19側)では
機外の空気が吸入口17から吸入され吐出口18
から吐出されるということを繰返し、他方側(ド
ラム6側)ではドラム6内の空気がフイルタ10
及び通気孔9群を通して吸入口12から吸出され
吐出口14から吐出されるということを繰返す。
そしてその繰返しの中で吐出口14から吐出され
た空気は連通ダクト31を通り、更にヒータダク
ト28を通つてヒータケース40内に入りヒータ
41と接して熱風と化した後通気孔45群からド
ラム6内へと入る。斯くしてドラム6内には熱風
が次々と供給されるもので、供給された熱風はド
ラム6内に収容されて該ドラム6の回転により撹
拌中にある被乾燥物(図示せず)と接して湿気を
奪い、その後先のフイルタ10及び通気孔9群を
通つて吸入口12から吸出されたところで前述の
吸入及び吐出を繰返しつつある機外の空気とフア
ン11を介して熱交換し凝縮されるから上述の被
乾燥物から奪つた湿気が取り除かれ、そして再び
吐出口14から吐出される。一方、こうした運転
が続けられる中で、ドラム6内の被乾燥物は電極
35に入れ替わり立ち替わり接触するもので、そ
の接触により電極35は被乾燥物の乾燥度合を検
出し、充分乾燥すれば被乾燥物の電気抵抗が大き
く増すから、それで得られる信号によりやがて乾
燥機の運転を停止させる。
以上の様に本実施例によれば、被乾燥物の乾燥
度検出に充分な機能が得られることは勿論で、特
にその乾燥度検出をするセンサである電極35
を、ヒータダクト28に設けたセンサ台部34に
取付けているのでからから、別途専用のセンサ台
を必要とはせずコストの低廉化を達成し得るもの
であり、又、そのセンサ台の取付けの手間も逐一
必要としないから工数を削減できて組立性を向上
させ得、更に電気配線上でも電極35がヒータ4
1に近く位置している上に予め組込前に接続でき
るので簡単であり、よつて配線の容易化も所望に
実現できるものである。
尚、以上に加えて特に上記実施例の場合にはド
ラム支持板4の通気孔45群をヒータ41の範囲
以上に設けたことによつて、被乾燥物の量が多い
とき該通気孔45の特に下方部位が塞がれてもそ
の上方部位から通気を確保でき、以て空気循環路
中の圧力の異常上昇を防いで各部からの洩れを防
止できるなどといつた効果が得られるものである
が、然しそれも必ずしも必要な事柄ではなく、従
つて通気孔45はヒータ41と範囲を同じくして
設けられていても良い。
又、図示はしないがヒータダクト28にはセン
サ台部34の他に例えばスイツチ台部等を設けて
そこに扉3の開閉に応動するいわゆるドアスイツ
チ等を取付ける様にしても良い。
その他、本考案は上記し且つ図面に示した実施
例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
〔考案の効果〕
以上にて明らかな様に本考案は、被乾燥物を収
容して回転するドラムの内部にフアンとヒータと
で生成する熱風を供給して被乾燥物を乾燥させ且
つその乾燥度合をドラムの内部に位置するセンサ
により検出する様にした乾燥機にあつて、前記ヒ
ータを配設したヒータケースを支持するヒータダ
クトにセンサ台部を設け、このセンサ台部に前記
センサをドラム内を臨んで取付けたことを特徴と
し、以てセンサの配設に関して専用のセンサ台並
びにその取付けの手間を不要ならしめ、且つ配線
も簡単にできるというものであるから、コストの
低廉化と組立性の向上を達成でき、併せて電気配
線の容易化等も実現できるという優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものにて、第
1図は主要部の分解斜視図、第2図は全体の縦断
側面図、第3図はセンサ(電極)及びセンサ台部
部分の拡大分解斜視図、第4図は主要部の背面図
である。 図中、4はドラム支持板、6はドラム、11は
フアン、20はモータ、28はヒータダクト、3
4はセンサ台部、35は電極(センサ)、40は
ヒータケース、41はヒータである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被乾燥物を収容して回転するドラムの内部にフ
    アンとヒータとで生成する熱風を供給して被乾燥
    物を乾燥させ且つその乾燥度合をドラムの内部に
    位置するセンサにより検出する様にしたものであ
    つて、前記ヒータを配設したヒータケースを支持
    するヒータダクトにセンサ台部を設け、このセン
    サ台部に前記センサをドラム内を臨んで取付けた
    ことを特徴とする乾燥機。
JP12725984U 1984-08-22 1984-08-22 乾燥機 Granted JPS6141696U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12725984U JPS6141696U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

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JP12725984U JPS6141696U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 乾燥機

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Publication Number Publication Date
JPS6141696U JPS6141696U (ja) 1986-03-17
JPH0221034Y2 true JPH0221034Y2 (ja) 1990-06-07

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ID=30685907

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JP12725984U Granted JPS6141696U (ja) 1984-08-22 1984-08-22 乾燥機

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0745448Y2 (ja) * 1992-02-14 1995-10-18 グンゼ株式会社 刷本の搬送装置
JP2760701B2 (ja) * 1992-06-18 1998-06-04 三洋電機株式会社 衣類乾燥機
EP3450614B1 (en) * 2017-09-05 2020-12-16 Electrolux Appliances Aktiebolag Dryer with a moisture sensor system

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JPS6141696U (ja) 1986-03-17

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