JPH0240614Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0240614Y2 JPH0240614Y2 JP1985198603U JP19860385U JPH0240614Y2 JP H0240614 Y2 JPH0240614 Y2 JP H0240614Y2 JP 1985198603 U JP1985198603 U JP 1985198603U JP 19860385 U JP19860385 U JP 19860385U JP H0240614 Y2 JPH0240614 Y2 JP H0240614Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- shaft
- disk holding
- holding stand
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 3
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、フロツピーデイスク装置に係り、デ
イスクハブを金属で形成したフレキシブル磁気デ
イスクを保持して駆動するデイスク保持台に関す
るものである。
イスクハブを金属で形成したフレキシブル磁気デ
イスクを保持して駆動するデイスク保持台に関す
るものである。
従来技術
従来のデイスクハブを金属で形成したフレキシ
ブル磁気デイスクを使用するフロツピーデイスク
装置のデイスク保持台としては、例えば、第5図
に示すようなものがある。
ブル磁気デイスクを使用するフロツピーデイスク
装置のデイスク保持台としては、例えば、第5図
に示すようなものがある。
図においてデイスク保持台1は金属を切削して
円板状に形成され、中央の軸孔1aと軸孔1aか
ら離間した位置に楕円状の開孔1bとが設けら
れ、更にデイスク装着面側には環状溝1cが設け
られ、この環状溝1c内にゴム磁石2が開孔1b
を露出させて固着される。
円板状に形成され、中央の軸孔1aと軸孔1aか
ら離間した位置に楕円状の開孔1bとが設けら
れ、更にデイスク装着面側には環状溝1cが設け
られ、この環状溝1c内にゴム磁石2が開孔1b
を露出させて固着される。
次にデイスク保持台1の下面側にデイスクを駆
動するための、デイスクハブに嵌合するベアリン
グ4及びベアリング4の軸となるピン5を支承し
てベアリング4を開孔1bより突出した状態で支
持するとともに、ベアリング4が中心軸方向へ撓
むように切欠3a,3bを設けた支持バネ板3が
固着され、軸孔1aにモータ軸となる軸6が圧入
固定されて、デイスク保持台1が構成されてい
る。
動するための、デイスクハブに嵌合するベアリン
グ4及びベアリング4の軸となるピン5を支承し
てベアリング4を開孔1bより突出した状態で支
持するとともに、ベアリング4が中心軸方向へ撓
むように切欠3a,3bを設けた支持バネ板3が
固着され、軸孔1aにモータ軸となる軸6が圧入
固定されて、デイスク保持台1が構成されてい
る。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、このような従来のデイスク保持
台にあつては、デイスク保持台1の形成に軸孔1
a、開孔1b、環状溝1c等の切削加工工程や研
削工程を要し、更にはゴム磁石2の貼着工程、軸
6の圧入工程と多くの工程を必要としコストが高
くなるとともに部品点数が多くなるという問題点
が生じていた。また、デイスク保持台1と軸6は
圧入により嵌合固定されているため、加工精度に
バラツキが生じた場合、回転強度及び抜け強度が
不安定となるとともに軸6の先端突出量も所定範
囲内に管理する必要があつた。
台にあつては、デイスク保持台1の形成に軸孔1
a、開孔1b、環状溝1c等の切削加工工程や研
削工程を要し、更にはゴム磁石2の貼着工程、軸
6の圧入工程と多くの工程を必要としコストが高
くなるとともに部品点数が多くなるという問題点
が生じていた。また、デイスク保持台1と軸6は
圧入により嵌合固定されているため、加工精度に
バラツキが生じた場合、回転強度及び抜け強度が
不安定となるとともに軸6の先端突出量も所定範
囲内に管理する必要があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記問題点を解決するためにデイス
ク保持台をプラスチツクマグネツトにより、固定
部に溝と溝内にローレツトを設けた軸とともにイ
ンサート成形により一体に形成し、デイスク装置
面に着磁を施した構成としたものである。
ク保持台をプラスチツクマグネツトにより、固定
部に溝と溝内にローレツトを設けた軸とともにイ
ンサート成形により一体に形成し、デイスク装置
面に着磁を施した構成としたものである。
作 用
従つて、上記した構成により軸を有するデイス
ク保持台が一工程で得られ、部品点数を少なくし
てコストを低減することができる。
ク保持台が一工程で得られ、部品点数を少なくし
てコストを低減することができる。
実施例
以下、本考案に係るデイスク保持台の実施例を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の実施例を示す斜視図で、デ
イスク保持台10はプラスチツクマグネツトによ
りモータ軸となる軸11とインサート成形により
一体に形成され、下面側に、一端をピン14によ
りデイスク保持台10へ回動枢支されバネ13に
よりデイスク保持台10の中心より外方へ付勢さ
れた状態でレバー12が取付けられ、レバー12
の自由端には駆動ローラ15がローラ軸16によ
り回動可能に固定され、デイスク保持台10に設
けた開孔10aより突出するよう配設されてい
る。ここで17はデイスクハブとのすべりを良く
するための円状に形成したテフロンテープであ
る。
イスク保持台10はプラスチツクマグネツトによ
りモータ軸となる軸11とインサート成形により
一体に形成され、下面側に、一端をピン14によ
りデイスク保持台10へ回動枢支されバネ13に
よりデイスク保持台10の中心より外方へ付勢さ
れた状態でレバー12が取付けられ、レバー12
の自由端には駆動ローラ15がローラ軸16によ
り回動可能に固定され、デイスク保持台10に設
けた開孔10aより突出するよう配設されてい
る。ここで17はデイスクハブとのすべりを良く
するための円状に形成したテフロンテープであ
る。
第2図イ,ロは、デイスク保持台10にレバー
12及び駆動ローラ15を取付けた状態の平面図
とその背面図を示すもので、ピン14によりデイ
スク保持台10の下面に回動軸支されたレバー1
2はピン14に軸支され、一端をデイスク保持台
10の係止突出部10b、他端をレバー12の回
動端折曲係止部12aに夫々係止され、折曲部1
3aを有するスプリング13によりデイスク保持
台10の開孔10aに突出するよう取付けた駆動
ローラ15をデイスク保持台10の外方に押圧す
るように支持され、かつスプリング13は折曲部
13a近傍で斜め上方へ折曲されているためレバ
ー12には常時デイスク保持台10へ押し付けら
れるようになつている。
12及び駆動ローラ15を取付けた状態の平面図
とその背面図を示すもので、ピン14によりデイ
スク保持台10の下面に回動軸支されたレバー1
2はピン14に軸支され、一端をデイスク保持台
10の係止突出部10b、他端をレバー12の回
動端折曲係止部12aに夫々係止され、折曲部1
3aを有するスプリング13によりデイスク保持
台10の開孔10aに突出するよう取付けた駆動
ローラ15をデイスク保持台10の外方に押圧す
るように支持され、かつスプリング13は折曲部
13a近傍で斜め上方へ折曲されているためレバ
ー12には常時デイスク保持台10へ押し付けら
れるようになつている。
次に、第3図はデイスク保持台10のA−A線
断面図を示すもので、デイスク保持台10と軸1
1との係合は図示するように、軸11のデイスク
保持台10との係合部に溝11aを設け、溝11
aに沿つてローレツト11bを設けて、この軸1
1にプラスチツクマグネツトによりデイスク保持
台10をインサート成形により形成しており、デ
イスク保持台10は軸11に強固に固定された構
成となつている。又、デイスク保持台10はその
軸11周辺中央に若干の段差からなる円形突部1
0cが形成され、ここに円形テフロンテープ17
が貼着されている。
断面図を示すもので、デイスク保持台10と軸1
1との係合は図示するように、軸11のデイスク
保持台10との係合部に溝11aを設け、溝11
aに沿つてローレツト11bを設けて、この軸1
1にプラスチツクマグネツトによりデイスク保持
台10をインサート成形により形成しており、デ
イスク保持台10は軸11に強固に固定された構
成となつている。又、デイスク保持台10はその
軸11周辺中央に若干の段差からなる円形突部1
0cが形成され、ここに円形テフロンテープ17
が貼着されている。
更に、第4図は本考案に係るデイスク保持台1
0の着磁状態を示す平面図で、図示するようにプ
ラスチツクマグネツトで形成されたデイスク保持
台10は中央の軸周辺から放射状に磁極が交互に
着磁された着磁パターン18をなして着磁され、
段差を有する円形突部10cにおいてデイスクの
ハブは均等に吸着される構成となつている。
尚、本考案のデイスク保持台10にあつては駆動
ローラ15はレバー12に垂直に立設された状態
で、レバー12を変位させて軸11方向へ変位さ
れ、従来の支持バネ板3の撓みによる、傾斜状に
頂部のみが変位する場合と事なり、デイスクハブ
の駆動孔に対し、常に一定の接触状態を保つこと
ができるためデイスクのトラツク位置ずれの発生
が防止される。
0の着磁状態を示す平面図で、図示するようにプ
ラスチツクマグネツトで形成されたデイスク保持
台10は中央の軸周辺から放射状に磁極が交互に
着磁された着磁パターン18をなして着磁され、
段差を有する円形突部10cにおいてデイスクの
ハブは均等に吸着される構成となつている。
尚、本考案のデイスク保持台10にあつては駆動
ローラ15はレバー12に垂直に立設された状態
で、レバー12を変位させて軸11方向へ変位さ
れ、従来の支持バネ板3の撓みによる、傾斜状に
頂部のみが変位する場合と事なり、デイスクハブ
の駆動孔に対し、常に一定の接触状態を保つこと
ができるためデイスクのトラツク位置ずれの発生
が防止される。
更に、駆動ローラ15を支持するレバー12は
剛性を有する金属等からなる剛体レバーとされて
デイスク保持台10の反回転方向への変位発生が
生じないため、デイスクがヘツドとパツドによつ
て挾持されて回転する際、パツドの押圧力が強い
場合にはデイスクが反回転方向に引かれてデイス
クが後方へ位置ずれし、これによつて駆動ローラ
15がデイスク保持台10の反回転方向に変位
し、変位した状態でデイスクが回転することによ
るデイスクの初期位置ずれによるエラー発生が防
止される。
剛性を有する金属等からなる剛体レバーとされて
デイスク保持台10の反回転方向への変位発生が
生じないため、デイスクがヘツドとパツドによつ
て挾持されて回転する際、パツドの押圧力が強い
場合にはデイスクが反回転方向に引かれてデイス
クが後方へ位置ずれし、これによつて駆動ローラ
15がデイスク保持台10の反回転方向に変位
し、変位した状態でデイスクが回転することによ
るデイスクの初期位置ずれによるエラー発生が防
止される。
効 果
従つて、以上の構成からなる本考案のデイスク
保持台構造によれば、プラスチツクマグネツトに
よりデイスク保持台を、固定部に溝並びにローレ
ツトを設けた軸とインサート成形により一体的に
形成したものであるため、デイスク保持台と軸と
の回転強度、抜け強度が安定となり、かつ軸を基
準としたデイスク保持台の面ブレも安定したもの
となるとともに、軸頂部のデイスク保持台からの
突出量も所定範囲となるよう正確に位置決めされ
て成形することができる。
保持台構造によれば、プラスチツクマグネツトに
よりデイスク保持台を、固定部に溝並びにローレ
ツトを設けた軸とインサート成形により一体的に
形成したものであるため、デイスク保持台と軸と
の回転強度、抜け強度が安定となり、かつ軸を基
準としたデイスク保持台の面ブレも安定したもの
となるとともに、軸頂部のデイスク保持台からの
突出量も所定範囲となるよう正確に位置決めされ
て成形することができる。
加えて、一体化により部品点数が少なくなり、
コスト的にも有利なデイスク保持台を得ることが
できるものである。
コスト的にも有利なデイスク保持台を得ることが
できるものである。
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第
2図イは本考案の平面図、ロはその背面図、第3
図は第2図イのA−A線断面図、第4図は着磁パ
ターンを示す平面図、第5図は従来例を示す分解
斜視図である。 10……デイスク保持台、10a……開孔、1
0b……係止突起、10c……円形突部、11…
…軸、12……レバー、13……スプリング、1
4……ピン、15……駆動ローラ、17……円形
テフロンテープ。
2図イは本考案の平面図、ロはその背面図、第3
図は第2図イのA−A線断面図、第4図は着磁パ
ターンを示す平面図、第5図は従来例を示す分解
斜視図である。 10……デイスク保持台、10a……開孔、1
0b……係止突起、10c……円形突部、11…
…軸、12……レバー、13……スプリング、1
4……ピン、15……駆動ローラ、17……円形
テフロンテープ。
Claims (1)
- 金属で形成したデイスクハブを有するフレキシ
ブル磁気デイスクを使用するフロツピーデイスク
装置のデイスク保持台にかかり、該デイスク保持
台はプラスチツクマグネツトからなり、該フレキ
シブル磁気デイスクを駆動する駆動軸と一体に成
形された構成としたことを特徴とするデイスク保
持台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985198603U JPH0240614Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985198603U JPH0240614Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62106347U JPS62106347U (ja) | 1987-07-07 |
JPH0240614Y2 true JPH0240614Y2 (ja) | 1990-10-30 |
Family
ID=31159444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985198603U Expired JPH0240614Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0240614Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE45559E1 (en) | 1997-10-28 | 2015-06-09 | Apple Inc. | Portable computers |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2520664Y2 (ja) * | 1990-02-14 | 1996-12-18 | 東洋プラスチック精工株式会社 | ターンテーブル装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6161655B2 (ja) * | 1982-02-01 | 1986-12-26 | Canon Kk | |
JPS6292270A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体の駆動位置決め機構 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6161655U (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-25 |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP1985198603U patent/JPH0240614Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6161655B2 (ja) * | 1982-02-01 | 1986-12-26 | Canon Kk | |
JPS6292270A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録媒体の駆動位置決め機構 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE45559E1 (en) | 1997-10-28 | 2015-06-09 | Apple Inc. | Portable computers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62106347U (ja) | 1987-07-07 |
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