JPH0240128B2 - Kuratsuchikabaakumitatetai - Google Patents

Kuratsuchikabaakumitatetai

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JPH0240128B2
JPH0240128B2 JP4429985A JP4429985A JPH0240128B2 JP H0240128 B2 JPH0240128 B2 JP H0240128B2 JP 4429985 A JP4429985 A JP 4429985A JP 4429985 A JP4429985 A JP 4429985A JP H0240128 B2 JPH0240128 B2 JP H0240128B2
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JP
Japan
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clutch
weight
bracket
pressure plate
damper mechanism
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Hirotaka Fukushima
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Daikin Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は入力される動力の振動を吸収するクラ
ツチデイスクを備えたクラツチカバー組立体に関
するものである。
(従来技術及びその問題点) 一般のクラツチカバー組立体に採用される従来
のクラツチデイスクの構造をモデル化した第5図
で10はエンジンからの入力側であり、12は例
えば変速機等に動力を伝達する出力側である。入
力側10と出力側12の間には第1段トーシヨン
スプリング14a、第2段トーシヨンスプリング
14b、第3段トーシヨンスプリング14cが介
装され、第2段トーシヨンスプリング14b、第
3段トーシヨンスプリング14cには所定の捩り
角の隙間14d,14eが設けられている。また
第1段ヒステリシストルク発生機構16a、第2
段ヒステリシストルク発生機構16b,16cが
同様に介装され、第2段ヒステリシストルク発生
機構16b、第3段ヒステリシストルク発生機構
16cには隙間16d,16eが設けられてい
る。
以上の従来例では第6図に示すように捩り角の
増加にともなつて、捩り特性は第1段トーシヨン
スプリング14aと第1段ヒステリシストルク発
生機構16aで発生する第1段捩り特性Kd1、
第1段ヒステリシス特性Th1から第3段トーシ
ヨンスプリング14cと第3段ヒステリシストル
ク発生機構16cで発生する第3段捩り特性Th
3、第3段ヒステリシス特性Kd3に変化するが、
この特性では次のような不具合がある。
すなわちニユートラル時に変速機から発生する
歯打音や走行時に変速機、デフアレンシヤル機構
で発生する歯打音等に対する異音対策には、第1
段捩り特性Kd1〜第3段捩り特性Kd3を小さく
設定することが好ましいが、一方低周波振動対策
には第1段捩り特性Kd1〜第3段捩り特性Kd3
を大きく設定することが必要である。
したがつて各車両毎に要求される特性によつて
第6図の捩り特性を設定しなければならず、しか
も最近では、クラツチに対する異音、振動防止の
要求水準が益々高くなり、従来の構造では対応で
きない特性、すなわち前述のように相反する異音
対策と低周波振動対策が同時に要求される場合も
ある。
そこで従来から本件出願人は、スプラインハブ
とウエイトの間にサブダンパーを設けたクラツチ
デイスクを開発し、既に出願しているが(特願昭
58−205297号、出願日昭和58年10月31日)、この
先行技術ではレリーズ時にもウエイトの質量がク
ラツチデイスクを介して変速機のシンクロナイザ
ー機構に作用し、シンクロナイザー機構のトルク
容量を越えてしまうという問題がある。
(発明の目的) 本発明はエンジンからの振動を有効に吸収し得
るとともに、変速機のシンクロナイザー機構の差
動を妨げる恐れがないクラツチカバー組立体を提
供することを目的としている。
(発明の構成) (1) 技術的手段 本発明は、フライホイールに固定される深皿
形のクラツチカバー本体と、クラツチカバー本
体に覆われた状態でそれに連結されるプレツシ
ヤプレートと、プレツシヤプレートの前面とフ
ライホイールとの間に配置されるクラツチデイ
スクと、プレツシヤプレートの背面とクラツチ
カバー本体との間に配置されてプレツシヤプレ
ートを前方へ付勢するダイヤフラムスプリング
とを同心に備えたクラツチカバー組立体におい
て、上記プレツシヤプレートの背面に相対回転
自在に配置されるウエイトと、上記ウエイトと
上記クラツチデイスクの出力部材とを弾性的に
連結するダンパー機構と、ダンパー機構の断続
機構とを設け、上記ダンパー機構は、上記クラ
ツチデイスクの出力部材に固定される第1ブラ
ケツトと、第1ブラケツトに弾性体を介して円
周方向に弾性的に連結される第2ブラケツトと
を備え、上記断続機構は、上記第2ブラケツト
に圧接自在に配置される圧接部材と、圧接部材
に固定される付勢部材と、付勢部材を介して上
記圧接部材を上記第2ブラケツトに押付けるば
ね部材と、上記ダイヤフラムスプリングと連動
してクラツチ遮断時には上記付勢部材を遮断側
に駆動することにより上記ウエイトとダンパー
機構の連結を解除し、クラツチ接続時には上記
付勢部材の駆動を解除することによりウエイト
とダンパー機構を連結状態に復帰させるレバー
機構とを備えたことを特徴とするクラツチカバ
ー組立体である。
(2) 作用 ウエイトおよびダンパー機構でクラツチデイ
スクの振動を減衰させ、断続機構でウエイトと
ダンパー機構を選択的に連結する。
(実施例) 本発明を適用したクラツチカバー組立体の断面
を示す第1図において、10はエンジンからの動
力が直接に伝達されるフライホイールである。フ
ライホイール10の圧接面10aにはクラツチデ
イスク12のフエーシング13aが断続自在に圧
接されている。クラツチデイスク12のスプライ
ンハブ13bは後段の変速機の入力軸(図示せ
ず)にスプライン嵌合している。クラツチデイス
ク12にはトーシヨンスプリング13c、フリク
シヨンワツシヤー13dが備えられている。
フライホイール10にはクラツチカバー本体1
4が固定されており、クラツチカバー本体14で
覆うようにプレツシヤプレート16がクラツチカ
バー本体14の内方に収容されている。
プレツシヤプレート16はストラツププレート
(図示せず)でクラツチカバー本体14に連結さ
れている。プレツシヤプレート16はワイヤーリ
ング15aを介してダイヤフラムスプリング18
でフライホイール10に向かつて押圧されるよう
になつている。
プレツシヤプレート16の後方にはウエイト2
1が、詳しくは後述するように、プレツシヤプレ
ート16と同心に回転自在に設けられている。プ
レツシヤプレート16は略環状をなし所定の質量
に設定されている。
プレツシヤプレート16の内周部とスプライン
ハブ13bのフランジ部13e(出力部材)の間
にはダンパー機構20が介装されており、ダンパ
ー機構20はウエイト21を弾性的にフランジ部
13eに連結する機能を有している。
プレツシヤプレート16とダイヤフラムスプリ
ング18の間にはレバー機構22が設けられてお
り、レバー機構22でダイヤフラムスプリング1
8のばね力をプレツシヤプレート16に伝えるよ
うになつている。さらにウエイト21の内部には
レバー機構22のレリーズ動作にともなつてウエ
イト21とダンパー機構20の連結を選択的に断
続する断続機構24が設けられている。
第2図に示すように、ウエイト21の外周部に
は環状溝19aが形成されている。この環状溝1
9aにはベアリング26のインナーケース27a
が嵌合しており、ボール27bはプレツシヤプレ
ート16のフランジ部17bの凹部27cに嵌合
している。環状溝19aの後方側端面とインナー
ケース27aの間にはウエーブスプリング28が
介装されており、ウエーブスプリング28のばね
力でウエイト21とプレツシヤプレート16の間
にクリアランスLを形成している。
ダンパー機構20はフランジ部13eに固着さ
れた第1ブラケツト30aと、第1ブラケツト3
0aに嵌合している第2ブラケツト30bと、第
2ブラケツト30bを第1ブラケツト30aに弾
性的に連結するトーシヨンスプリング32(弾性
体)等から構成されている。
第1ブラケツト30aは断面形状が半径方向外
方に向かつて開いた略U字形をなし、フランジ部
13eの外周縁部に沿つた環状に形成されてい
る。第2ブラケツト30bは反対に半径方向内方
に向かつて開いた略U字形をなし、第1ブラケツ
ト30aに嵌合する環状に形成されている。
第1ブラケツト30aと第2ブラケツト30b
には夫々窓孔30cが形成されており、窓孔30
cにトーシヨンスプリング32が縮設されてい
る。第2ブラケツト30bの外周面は圧接面30
dになつており、圧接面30dとウエイト21の
内周面との間には、詳しくは後述する断続機構2
4の一部をなすブレーキパツド33(圧接部材の
一例)が介装されている。
トーシヨンスプリング32のばね定数はクラツ
チデイスク12の質量M1と、ウエイト21およ
び断続機構24の質量M2に対応して、クラツチ
デイスク12に入力されるエンジンからの回転変
動をトーシヨンスプリング32で吸収し得るばね
定数に設定されている。
一方、第2図に示すようにプレツシヤプレート
16のフランジ部17b後端部にはレバー機構2
2が設けられている。レバー機構22はトーシヨ
ンリング34、レバー36等からなり、トーシヨ
ンリング34はフランジ部17bのフルクラムラ
ウンド部17cに形成された環状溝17dに嵌合
している。フルクラムラウンド部17cには例え
ば円周方向の12箇所に等間隔を隔てて切欠き17
eが形成されており、切欠き17eにはレバー3
6がトーシヨンリング34を中心として回動自在
に嵌合している。レバー36はトーシヨンリング
34に固着されている。
レバー36は切欠き17eに嵌合しトーシヨン
リング34が固着している板状の本体37aと、
後方の向かつて屈曲した後片部37bと、前方に
向かつて屈曲した前片部37cとが一体に成形さ
れている。後片部37bはトーシヨンリング34
の自然状態において、フルクラムラウンド部17
cの後端縁から所定の寸法だけ後方に突出してお
り、前片部37cはセツトプレート45bに圧接
している。
ウエイト21には断続機構24が設けられてお
り、断続機構24はレバー機構22のレリーズ動
作にともなつてウエイト21とダンパー機構20
の連結を選択的に断続する機能を有する。
断続機構24は前記ブレーキパツド33および
ロツド40(付勢部材)、押圧体44等から構成
されている。ブレーキパツド33は断面形状が略
3角形の環状をなす例えばゴム製の部材で、ブレ
ーキパツド33の内周面35aは第2ブラケツト
30bの圧接面30dに密着するように傾斜して
いる。ブレーキパツド33の半径方向外方には、
第3図に示すように、円周方向の例えば6箇所に
2本1対のロツド40が互いに隣接して固着され
ている。
ロツド40は基端部をブレーキパツド33内に
貫通させ、例えば「焼付け」等の手段で一体に固
着されている。ロツド40の中間部には、クラツ
チの軸方向すなわち第3図の上下方向に沿つて、
角孔41aが穿孔されている。ロツド40の側面
41bは第3a図に示すように曲面状をなし、断
面形状は略樽形に形成されている。
このような断面形状のロツド40を摺動自在に
収容する溝19bが、第2図に示すように、ウエ
イト21の内周部から半径方向外方に向かつてウ
エイト21に形成されている。またウエイト21
の後面側には、ロツド40の角孔41aに対応し
た位置にクラツチの軸方向すなわち第2図の上下
方向に角孔19cが穿孔されている。さらにロツ
ド40の先端部と溝角孔19cの外方端の間に
は、ロツド40を半径方向内方に押圧するコーン
スプリング46(ばね部材)が介装されている。
角孔19cを通つて角孔41a内に、前記押圧
体44のピン45aが摺動自在に挿入されてい
る。ピン45aの基端部はセツトリング45bに
例えば「かしめ加工」等の手段で固着されてお
り、ピン45aの先端部にはピン45aの挿入に
よつてロツド40を外方に摺動させるように斜め
に切落され、角孔41aの外方縁に圧接するカム
面45cが形成されている。セツトリング45b
はウエイト21と同心状の環状をなし、セツトリ
ング45bには前記レバー36の前片部37cが
圧接している。
前記ダイヤフラムスプリング18のばね力を
D、コーンスプリング28のばね力をC、トーシ
ヨンリング34のばね力をTとすると C<T<D ……(1) の関係に各ばね力が設定されている。
この断続機構24は、クラツチ遮断時にはレリ
ーズ動作によつてダイヤフラムスプリング18と
ダンパー機構20の圧接面30dを切離し、クラ
ツチ接続時には、コーンスプリング46のばね力
Cでウエイト21とダンパー機構20を連結状態
に復帰させるように構成されている。
以上のクラツチ構造をモデル化した第1a図に
示すように、フライホイール10の後段にクラツ
チデイスク12とウエイト21が並列的に配置さ
れている。クラツチデイスク12は主な断続機能
を有するフエーシング13aと、並列的なトーシ
ヨンスプリング13cおよびフリクシヨンワツシ
ヤー13dからなる。ウエイト21はベアリング
26で軸支され、補助的な断続機構24とトーシ
ヨンスプリング32からなる。
次に作用を説明する。エンジンの作動中におい
ては、図外のクランクシヤフトの回転力がフライ
ホイール10に伝達される。そしてフライホイー
ル10の回転力はクラツチカバー本体14及び図
外のストラツププレートを介してプレツシヤプレ
ート16に伝達される。したがつてプレツシヤプ
レート16は常時フライホイール10と回転して
いる。
このような状態において、クラツチ接続時には
レバー36の前片部37cがセツトリング45b
から浮上つているため、コーンスプリング46の
ばね力Cでロツド40は半径方向内方に押圧さ
れ、ロツド40はブレーキパツド33の直径を縮
小させる。ブレーキパツド33が縮径するとブレ
ーキパツド33は第2ブラケツト30bの圧接面
30dに圧接されて密着し、ウエイト21はダン
パー機構20を介してクラツチデイスク12のフ
ランジ部13eと連結される。
この連結状態ではウエイト21とダンパー機構
20のトーシヨンスプリング32により、フライ
ホイール10から伝達されるエンジンの振動は除
去され、クラツチデイスクフランジ部13eは滑
かに回転する。
またダイヤフラムスプリング18のばね力Dは
トーシヨンリング34のばね力Tで弾性的に支持
されたレバー36からプレツシヤプレート16に
伝わるので、ダイヤフラムスプリング18のばね
力Dがトーシヨンリング34、レバー36で緩衝
されながらプレツシヤプレート16に伝わり、所
謂クツシヨニング効果がある。
一方レリーズ時にはトーシヨンリング34のば
ね力Tがダイヤフラムスプリング18のばね力D
に打勝ち、レバー36の前片部37cをセツトリ
ング45bに押圧するので、押圧体44はクラツ
チの前方すなわち第2図の下方に、コーンスプリ
ング46のばね力Cに抗して押し込まれることに
なる。
このときピン45aのカム面45cが角孔41
aの外方縁を押して、ロツド40を半径方向外方
に摺動させる。ロツド40の摺動にともなつてブ
レーキパツド33は拡径し、ブレーキパツド33
と圧接面30dの接触が解除される。
この解除状態ではウエイト21とクラツチデイ
スク12のフランジ部13eとは切離され、ウエ
イト21等の質量M2はクラツチデイスク12に
作用しなくなる。したがつてレリーズ時にも後段
の変速機のシンクロナイザー機構にはクラツチデ
イスク12の質量M1のみだけが作用し、シンク
ロナイザー機構の作動がウエイト21等の質量
M2によつて妨げられることが防止される。
(発明の効果) 以上説明したように本発明のクラツチデイスク
は、フライホイール10に固定される深皿形のク
ラツチカバー本体14と、クラツチカバー本体1
4に覆われた状態でそれに連結されるプレツシヤ
プレート16と、プレツシヤプレート16の前面
とフライホイール10との間に配置されるクラツ
チデイスク12と、プレツシヤプレート16の背
面とクラツチカバー本体14との間に配置されて
プレツシヤプレート16を前方へ付勢するダイヤ
フラムスプリング18とを同心に備えたクラツチ
カバー組立体において、上記プレツシヤプレート
16の背面に相対回転自在に配置されるウエイト
21と、上記ウエイト21と上記クラツチデイス
ク12の出力部材(フランジ部13e)とを弾性
的に連結するダンパー機構20と、ダンパー機構
20の断続機構24とを設け、上記ダンパー機構
20は、上記クラツチデイスク12の出力部材に
固定される第1ブラケツト30aと、第1ブラケ
ツト30aに弾性体(トーシヨンスプリング3
2)を介して円周方向に弾性的に連結される第2
ブラケツト30bとを備え、上記断続機構24
は、上記第2ブラケツト30bに圧接自在に配置
される圧接部材(ブレーキパツド33)と、圧接
部材に固定される付勢部材(ロツド40)と、付
勢部材を介して上記圧接部材を上記第2ブラケツ
ト30bに押付けるばね部材(コーンスプリング
46)と、上記ダイヤフラムスプリング18と連
動してクラツチ遮断時には上記付勢部材を遮断側
に駆動することにより上記ウエイト21とダンパ
ー機構20の連結を解除し、クラツチ接続時には
上記付勢部材の駆動を解除することによりウエイ
ト21とダンパー機構20を連結状態に復帰させ
るレバー機構22とを備えているので、次の効果
を奏する。
まずクラツチ接続時には、ダンパー機構20に
設けられた弾性体(トーシヨンスプリング32)
のばね力を介してウエイト21等の質量M2がク
ラツチデイスク12に作用し、フライホイール1
0から伝わるクラツチデイスク12の振動を減衰
し、後段の変速機等の駆動系に伝わる振動を低減
させて乗りごこちを大幅に向上させることができ
る。
次にレリーズ時には、断続機構24でウエイト
21とダンパー機構20を切り離し、クラツチデ
イスク12にウエイト21等の質量M2が作用し
ないようにするので、変速機のシンクロナイザー
機構の作動がウエイト21等の質量M2で阻害さ
れる恐れはなく、滑かな変速動作を行なうことが
できる。
(別の実施例) (1) 本発明を実施する場合にはダンパー機構2
0、レバー機構22、断続機構24の構造は以
上の実施例に限定されず、特許請求の範囲の中
で変形可能である。
(2) 圧接部材としては、第3図で説明したような
ゴム製の平滑な形状のブレーキパツド33に限
らず、例えば第4図に示すようにドツグ歯50
が形成されている形状でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したクラツチカバー組立
体の縦断面部分図、第1a図は第1図の構造をモ
デル化した構造略図、第2図は第1図の要部破断
斜視図、第3図は圧接部材の形状を示す一部破断
斜視図、第3a図は第3図のa−a断面図、第4
図は別の実施例を示す一部破断斜視図、第5図は
従来例を示す構造略図、第6図は従来例の捩り特
性を示すグラフである。10……フライホイー
ル、12……クラツチデイスク、14……クラツ
チカバー本体、16……プレツシヤプレート、1
8……ダイヤフラムスプリング、20……ダンパ
ー機構、21……ウエイト、22……レバー機
構、24……断続機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フライホイールに固定される深皿形のクラツ
    チカバー本体と、クラツチカバー本体に覆われた
    状態でそれに連結されるプレツシヤプレートと、
    プレツシヤプレートの前面とフライホイールとの
    間に配置されるクラツチデイスクと、プレツシヤ
    プレートの背面とクラツチカバー本体との間に配
    置されてプレツシヤプレートを前方へ付勢するダ
    イヤフラムスプリングとを同心に備えたクラツチ
    カバー組立体において、上記プレツシヤプレート
    の背面に相対回転自在に配置されるウエイトと、
    上記ウエイトと上記クラツチデイスクの出力部材
    とを弾性的に連結するダンパー機構と、ダンパー
    機構の断続機構とを設け、上記ダンパー機構は、
    上記クラツチデイスクの出力部材に固定される第
    1ブラケツトと、第1ブラケツトに弾性体を介し
    て円周方向に弾性的に連結される第2ブラケツト
    とを備え、上記断続機構は、上記第2ブラケツト
    に圧接自在に配置される圧接部材と、圧接部材に
    固定される付勢部材と、付勢部材を介して上記圧
    接部材を上記第2ブラケツトに押付けるばね部材
    と、上記ダイヤフラムスプリングと連動してクラ
    ツチ遮断時には上記付勢部材を遮断側に駆動する
    ことにより上記ウエイトとダンパー機構の連結を
    解除し、クラツチ接続時には上記付勢部材の駆動
    を解除することによりウエイトとダンパー機構を
    連結状態に復帰させるレバー機構とを備えたこと
    を特徴とするクラツチカバー組立体。
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