JPH0239871Y2 - - Google Patents

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JPH0239871Y2
JPH0239871Y2 JP1984039923U JP3992384U JPH0239871Y2 JP H0239871 Y2 JPH0239871 Y2 JP H0239871Y2 JP 1984039923 U JP1984039923 U JP 1984039923U JP 3992384 U JP3992384 U JP 3992384U JP H0239871 Y2 JPH0239871 Y2 JP H0239871Y2
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JP
Japan
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spline
case
knob
axial direction
engaged
Prior art date
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JP1984039923U
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JPS60152538U (ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、フリーホイールハブ装置に関す
る。
(ロ) 技術的背景及び問題点 従来のフリーホイールハブ装置としては、例え
ば特公昭553−21936号公報に記載のものがある。
このフリーホイールハブ装置はマニユアル操作
によりハンドルを正逆回転させ、車輪側のボデイ
とアクスルシヤフト側のインナとの連結、遮断を
行なうことができるようにしたものである。
しかしながら、この装置ではボデイの開口側に
支持部材をボルト止めし、この支持部材に対して
ハンドルを回転自在に支持した構造となつてい
る。このため、支持部材の外周部に前記ボルトを
取付ける肉厚を確保しなければならず、その分ハ
ンドルの外周径の大きさが規制されてしまうもの
となる。このためハンドルを回転させるために必
要な力が大きなものとなり、操作性が悪かつた。
また、支持部材とボデイ及び支持部材とハンド
ルの2ヶ所においてシーリングを考慮しなければ
ならず、シール性能が低いと共にシーリングに供
される部品点数の増加を招く恐れがあつた。
(ハ) 考案の目的 上記目的を達成するためにこの考案は、操作性
が良く、シール性能の向上、及びシーリングに供
される部品点数の減少を図ることが可能なフリー
ホイールハブ装置の提供を目的とする。
(ニ) 考案の構成 上記目的を達成するためにこの考案は、内面に
スプラインが形成され車輪に固定されたケース
と、ケース内に相対回転可能に収容されてドライ
ブシヤフトに固定されると共に外面にスプライン
が形成されたインナと、外面には軸方向へ移動自
在に前記ケースにスプライン係合した外スプライ
ンが、内面には同じくインナのスプラインと係合
離脱可能な内スプラインがそれぞれ設けられたク
ラツチリングと、正逆回転操作に連動する移動手
段を介して前記クラツチリングを軸方向へ進退移
動させ前記スプラインの係合離脱によりケースと
インナとの連結および連結解除を行なうノブとを
有するフリーホイールハブ装置において、前記ノ
ブの外周部を前記ケースに直接的に支持した。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。
第1図に示すように、ハブ1にケース3がボル
ト5によつて固定されており、このケース1には
ドライブシヤフト7にスプライン嵌合されたイン
ナ9が収容されている。インナ9の外周部にはス
プライン9aが形成されていると共にブツシユ1
1が回動自在に嵌合されている。ブツシユ11は
その前端面がフランジ面11aに形成されてお
り、このフランジ面11aの外周端部はスプライ
ン11bに形成されている。
このスプライン11bはケース3の内面に形成
されているスプライン3aと係合されている。こ
のブツシユ11は該ブツシユ11とドライブギヤ
9の基端間に介在された保持リング13と軸部9
aに装置されたスナツプリング14によつて軸部
9aに対して軸方向への移動が不能に止められて
いる。
前記ケース3とドライブギヤ9間に設けられた
クラツチリング15は、その外面に外スプライン
15aが形成されており、またその内面には内ス
プライン15bが形成されており、前記外スプラ
イン15aはケース3のスプライン3aに摺動自
在に係合されている。前記クラツチリング15の
前端部にはスプリング受35がスプライン3aに
係合状態で配置されており、このスプリング受3
5の前端面とブツシユ11のフランジ面11a間
には圧縮スプリング37が縮設されている。
他方、ケース3の内端部には係合段部39が設
けられており、この係合段部39につまみ26を
有するノブ21の外周部が直接的に嵌合係止され
ている。そしてこのノブ21はスナツプリング4
1によつて抜け止めされている。またノブ21の
外周面とケース3の内周面との当接面にはシール
部材43が設けられている。
ノブ21の内面にはカム壁45が周設されてお
り、このカム壁45の端面がカム面45aに構成
されている(第2図参照)。カム面45aには環
状のフオロア47の係合部47aが係合されてお
り、フオロア47の連係部47bはスプライン3
aに係合され、その先端部はクラツチリング15
に設けられた外スプライン15aの切欠部を挿通
して前記スプリング受35に係止されている。ま
たフオロア47の係合部47aとクラツチリング
15間にはスプリング49が圧縮状態で配設され
ている。なお、このスプリング49の付勢力は圧
縮スプリング37の付勢力より弱く設計されてい
る。そして、カム面45a、フオロア47、及び
スプリング37,49は移動手段を構成してい
る。
本考案の一実施例は以上の構成からなり、以下
にその作用を説明する。
第1図は二輪駆動状態にあり、この状態から車
両の停止中につまみ26をつまんでノブ21を所
望方向に回動することによつてフオロア47がカ
ム面45aに従動して内側(第2図中左側)へ移
動し、スプリング受35を圧縮スプリング37に
抗して移動する。このとき、クラツチリング15
はスプリング49によつて押圧されるのでスプリ
ング受35の移動に追従して内側へ進出し、クラ
ツチリング15の内スプライン15bがインナ9
のスプライン9aとかみ合い、ケース3とアクス
ルシヤフト7との連結が達成され車両の四輪駆動
走行が可能な状態となる。
一方、この状態からノブ21を逆方向に復帰回
動することにより、フオロア47はスプリング4
9に押圧されてカム面45aを摺動し外側へ退避
する。このフオロア47の退避に伴つてスプリン
グ受35も圧縮スプリング37の押圧力によつて
退避し、クラツチリング15は圧縮スプリングの
押圧力によりスプリング49に抗して元の位置に
復帰退避する。この結果、インナ9のスプライン
9aとクラツチリング15の内スプライン15b
のかみ合いが外れ、ケース3とアクスルシヤフト
7の連結が解除されることで、車両の22輪駆動時
に駆動力が伝達されない車輪の空転が可能とな
る。
(ヘ) 考案の効果 以上より明らかなようにこの考案の構成によれ
ば、ノブの正逆回転によつて、切替えが行われる
が、従来装置の支持部材を省略し、ノブをケース
に直接的に支持しているので、ノブの直径を大き
くでき、このため、小さい力にてノブ21を回動
することが可能であり、ノブの回動操作を極めて
容易に行うことができるという利点がある。
また、ケースとノブとの間のシール個所が一個
所となるので、そのシール性能を大幅に向上させ
ることが可能になると共に、シーリングに供され
る部品点数の減少を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すフリーホイー
ルハブ装置の断面図、第2図はノブの展開図であ
る。 3……ケース、3a……スプライン、7……ア
クスルシヤフト、9……インナ、9a……スプラ
イン、15……クラツチリング、15a……外ス
プライン、15b……内スプライン、21……ノ
ブ、37,49……スプリング、45……カム
壁、45a……カム面、47……フオロア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状体の内面にスプラインが形成され車輪に固
    定されるべきケースと、ケース内に相対回転可能
    にかつ軸方向移動不能に収容されてアクスルシヤ
    フトにスプライン固定されると共に外面にスプラ
    インが形成されたインナと、外面には軸方向へ移
    動自在に前記ケースにスプライン係合した外スプ
    ラインが、内面には同じくインナのスプラインと
    係合離脱可能な内スプラインがそれぞれ設けられ
    たクラツチリングと、正逆回転操作に連動する移
    動手段を介して前記クラツチリングを軸方向へ進
    退移動させ前記スプラインの係合離脱によりケー
    スとインナとの連結および連結解除を行なうノブ
    とを有するフリーホイールハブ装置において、前
    記ケースの筒状体の反固定側の内端部を内径より
    大径の係合段部を有する開放状態に形成し、該開
    放状態の係合段部に円板状に形成したノブの外周
    部を嵌合して相対回転可能にかつ軸方向移動不能
    に取付けて回転部分にシールを施こすことにより
    前記開放部を閉塞するようにしたことを特徴とす
    るフリーホイールハブ装置。
JP3992384U 1984-03-22 1984-03-22 フリ−ホイ−ルハブ装置 Granted JPS60152538U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3992384U JPS60152538U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 フリ−ホイ−ルハブ装置

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JP3992384U JPS60152538U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 フリ−ホイ−ルハブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60152538U JPS60152538U (ja) 1985-10-11
JPH0239871Y2 true JPH0239871Y2 (ja) 1990-10-25

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ID=30548325

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3992384U Granted JPS60152538U (ja) 1984-03-22 1984-03-22 フリ−ホイ−ルハブ装置

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JP (1) JPS60152538U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747219A (en) * 1980-09-04 1982-03-18 Nissan Motor Co Ltd Automatic free running hab

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5747219A (en) * 1980-09-04 1982-03-18 Nissan Motor Co Ltd Automatic free running hab

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JPS60152538U (ja) 1985-10-11

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