JPH0239758Y2 - - Google Patents

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JPH0239758Y2
JPH0239758Y2 JP1983152140U JP15214083U JPH0239758Y2 JP H0239758 Y2 JPH0239758 Y2 JP H0239758Y2 JP 1983152140 U JP1983152140 U JP 1983152140U JP 15214083 U JP15214083 U JP 15214083U JP H0239758 Y2 JPH0239758 Y2 JP H0239758Y2
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JP
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drive source
hydraulic
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wrist
recess
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JP1983152140U
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JPS6061189U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ロボツトアームの先端の手首部に油
圧モータ等の油圧式の回転駆動源を備える式の工
業用ロボツトの手首装置に関する。
従来この種装置においては、手首部にトランス
付溶接ガン等の重量の有る工具を取付けた場合、
回転駆動源への給油停止時に該駆動源の回転軸が
工具の重量に負けて不用意に回転し、工具がワー
クに衝突してその損傷を生ずることがあり、かか
る不都合を解消すべく電磁ブレーキを設けて、給
油停止時の該駆動源の回転を防止することも考え
られるが、この場合には該駆動源用の油圧回路と
は別に該電磁ブレーキを該駆動源と同期して制御
するための電気制御回路を設ける必要があつて装
置が複雑になる不都合を伴う。
本考案は、かかる不都合を解消すべく、手首部
の回転駆動源と同様に油圧で作動される油圧シリ
ンダを用いて駆動源の不用意な回転を防止し得る
ようにした装置を提供することをその目的とする
もので、ロボツトアーム1の先端の手首部2に、
油圧モータ等の油圧式の回転駆動源3を備えるも
のにおいて、前記回転駆動源3の回転軸3aに、
周方向に間隔を存して複数の凹部4aを有するス
トツパプレート4を固設すると共に前記回転駆動
源3に前記凹部4aにばね7を介して弾発係合す
るストツパピン5を備えた油圧シリンダ6を固設
し、該油圧シリンダ6を前記回転駆動源3の給油
源に接続して、該駆動源3の給油と同時にばね7
に抗して前記ストツパピン5を前記凹部4aか
ら、離脱させるようにしたことを特徴とする。
図示のもので該手首部2は、油圧モータから成
る該駆動源3の1対をその軸線が互に直交するよ
うに組合わせた2軸型のものに構成され、軸線を
水平とした図中Aで示す第1の回転駆動源3を該
アーム1とこれに平行なリンク8とで支持される
該アーム1の先端のブラケツト9に取付け、その
回転軸3aに取付けた図中Bで示す第2の回転駆
動源3の回転軸3aに工具取付板10を介してト
ランス付溶接ガン等の工具11を取付けるものと
した。
この場合第1の回転駆動源3は、その軸回りに
工具11の重量による回転モーメントを受けて、
給油停止時の回転を生ずるもので、該駆動源3と
その回転軸3aとに第2図及び第3図に示す如く
前記したシリンダ6とストツパプレート4とを設
けてその回転を防止せしめるようにした。該シリ
ンダ6には、前記ストツパピン5をばね7により
前方の該プレート4側に付勢させた状態で嵌挿
し、該ピン5の根部のピストン部5aの前方の油
室6a内への給油により該ピン5を該ばね7に抗
して該プレート4から離脱させるようにした。
図面で12は該第1の回転駆動源3に搭載した
回転制御用のバルブユニツトを示し、図示しない
が該シリンダ6を該ユニツト12に接続して、該
駆動源3を回転駆動すべくこれに給油する際該シ
リンダ6にも給油されるようにした。尚、該ユニ
ツト12にはロボツトアーム1側からブラケツト
9を介して給油するもので、13,14は該ブラ
ケツト9を介して接続される該アーム1側と該ユ
ニツト12側の給油パイプを示す。又図中15は
各回転駆動源3の回転位相検出用のポテンシヨメ
ータを示す。
次いでその作動を説明するに、第1の回転駆動
源3を回転駆動せしめる際、ストツパピン5はシ
リンダ6への給油によりばね7に抗してストツパ
プレート4から離脱されるが、該駆動源3の回転
軸3aの所定位相への回転で該駆動源3への給油
を停止して回転を停止すると、該シリンダ6から
の排油が行われて該ピン5はばね7によりストツ
パプレート4側に突出され、該プレート4上の所
定の凹部4aに第4図に示す如く該ピン5が係合
する。かくするときは、該駆動源3の軸回りに工
具11の重量による回転モーメントが作用して
も、これは該プレート4を介して該ピン5に受け
られて、回転軸3の回転は生じない。
このように本考案によるときは手首部2に備え
る油圧式の回転駆動源3の回転軸3aには周方向
に間隔を存して複数の凹部4aを有するストツパ
プレート4を固設すると共にその回転駆動源3に
は凹部4aにばね7を介して弾発係合するストツ
パピン5を備える油圧シリンダ6を固設し、該油
圧シリンダ6を回転駆動源3の給油源に接続して
該回転駆動源3の給油と同時にばね7に抗してス
トツパピン5を凹部4aから離脱させるようにし
たものであるから、駆動源3への供給停止時に該
ピン5をばね7の弾発力により該凹部4aに係合
させてその回転軸3aの不用意な回転を防止する
ことが出来ると共に、該駆動源3と該ピン5の駆
動源たる該シリンダ6とは共に駆動源3の油圧で
作動されるため、その油圧制御だけで該駆動源3
と該ピンとの同期制御を行うことが出来て、制御
系の構造が簡単となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の1例の側面図、第2図は第
1図の−線から見た手首部の平面図、第3図
は第2図の右方から見た手首部の背面図、第4図
は第2図の−線截断面図である。 1……ロボツトアーム、2……手首部、3……
回転駆動源、3a……回転軸、4……ストツパプ
レート、4a……凹部、5……ストツパピン、6
……油圧シリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロボツトアーム1の先端の手首部2に、油圧モ
    ータ等の油圧式の回転駆動源3を備えるものにお
    いて、前記回転駆動源3の回転軸3aに、周方向
    に間隔を存して複数の凹部4aを有するストツパ
    プレート4を固設すると共に前記回転駆動源3に
    前記凹部4aにばね7を介して弾発係合するスト
    ツパピン5を備えた油圧シリンダ6を固設し、該
    油圧シリンダ6を前記回転駆動源3の給油源に接
    続して、該駆動源3の給油と同時にばね7に抗し
    て前記ストツパピン5を前記凹部4aから、離脱
    させるようにしたことを特徴とする工業用ロボツ
    トの手首装置。
JP15214083U 1983-10-04 1983-10-04 工業用ロボツトの手首装置 Granted JPS6061189U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15214083U JPS6061189U (ja) 1983-10-04 1983-10-04 工業用ロボツトの手首装置

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JP15214083U JPS6061189U (ja) 1983-10-04 1983-10-04 工業用ロボツトの手首装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6061189U JPS6061189U (ja) 1985-04-27
JPH0239758Y2 true JPH0239758Y2 (ja) 1990-10-24

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ID=30336950

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15214083U Granted JPS6061189U (ja) 1983-10-04 1983-10-04 工業用ロボツトの手首装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571691A (en) * 1980-06-04 1982-01-06 Fujitsu Fanuc Ltd Wrist mechanism for industrial robot

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571691A (en) * 1980-06-04 1982-01-06 Fujitsu Fanuc Ltd Wrist mechanism for industrial robot

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6061189U (ja) 1985-04-27

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