JPH0732558Y2 - マニピュレータ装置の補助動力装置 - Google Patents
マニピュレータ装置の補助動力装置Info
- Publication number
- JPH0732558Y2 JPH0732558Y2 JP9017789U JP9017789U JPH0732558Y2 JP H0732558 Y2 JPH0732558 Y2 JP H0732558Y2 JP 9017789 U JP9017789 U JP 9017789U JP 9017789 U JP9017789 U JP 9017789U JP H0732558 Y2 JPH0732558 Y2 JP H0732558Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power unit
- auxiliary power
- manipulator
- main power
- manipulator device
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばブームの先端に装備したマニピュレー
タ操縦席の前方に配置したマニピュレータ装置の主動力
装置がトラブルにより停止しても、当該マニピュレータ
装置は正常に操作できるようにしたマニピュレータ装置
の補助動力装置に関するものである。
タ操縦席の前方に配置したマニピュレータ装置の主動力
装置がトラブルにより停止しても、当該マニピュレータ
装置は正常に操作できるようにしたマニピュレータ装置
の補助動力装置に関するものである。
従来の高所作業車、例えばブームの先端にマニピュレー
タ操縦席を装備し、該マニピュレータ操縦席の前方に配
置したマニピュレータ装置の各駆動部を作動させる駆動
源は、通常、車台上に搭載したエンジンで駆動する油圧
ポンプ等（パワーユニット）を主動力装置として構成さ
れているのが実情である。
タ操縦席を装備し、該マニピュレータ操縦席の前方に配
置したマニピュレータ装置の各駆動部を作動させる駆動
源は、通常、車台上に搭載したエンジンで駆動する油圧
ポンプ等（パワーユニット）を主動力装置として構成さ
れているのが実情である。
然るに、従来のそうした高所作業車に於けるマニピュレ
ータ装置の各駆動部の作動は、エンジンで駆動する油圧
ポンプ等（パワーユニット）から供給される圧油のみで
行われているものであるから、エンジン等に何らかのト
ラブルが生じると、マニピュレータ装置の各駆動部に圧
油の供給が行われなくなる。そのために、例えばグリッ
パの把持力が失われ、把持している工具乃至部品等を落
下させて地上にいる作業者に危険を及ぼしたり、マニピ
ュレータ装置に所定の作業状態を維持できなくなると言
う問題を有していた。
ータ装置の各駆動部の作動は、エンジンで駆動する油圧
ポンプ等（パワーユニット）から供給される圧油のみで
行われているものであるから、エンジン等に何らかのト
ラブルが生じると、マニピュレータ装置の各駆動部に圧
油の供給が行われなくなる。そのために、例えばグリッ
パの把持力が失われ、把持している工具乃至部品等を落
下させて地上にいる作業者に危険を及ぼしたり、マニピ
ュレータ装置に所定の作業状態を維持できなくなると言
う問題を有していた。
本考案は、前述した問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、ブームの先端に装備した
マニピュレータ操縦席の前方に配置したマニピュレータ
装置の主動力装置がトラブルにより停止しても、当該マ
ニピュレータ装置は正常に操作できるマニピュレータ装
置の補助動力装置を提供することにあり、その目的を達
成するために、高所作業車に搭載した油圧マニピュレー
タ装置の補助動力装置であって、マニピュレータ装置の
各駆動部に油圧を供給する主動力装置と、この主動力装
置と並列に設けた補助動力装置と、前記主動力装置がト
ラブルにより停止したことを検知する検出器と、該検出
器からの信号により前記補助動力装置を作動させる制御
装置とで構成する。
り、その目的とするところは、ブームの先端に装備した
マニピュレータ操縦席の前方に配置したマニピュレータ
装置の主動力装置がトラブルにより停止しても、当該マ
ニピュレータ装置は正常に操作できるマニピュレータ装
置の補助動力装置を提供することにあり、その目的を達
成するために、高所作業車に搭載した油圧マニピュレー
タ装置の補助動力装置であって、マニピュレータ装置の
各駆動部に油圧を供給する主動力装置と、この主動力装
置と並列に設けた補助動力装置と、前記主動力装置がト
ラブルにより停止したことを検知する検出器と、該検出
器からの信号により前記補助動力装置を作動させる制御
装置とで構成する。
上記のような構成を採用したので、マニピュレータ装置
に所定の圧油を供給する主動力装置が何らかのトラブル
により停止しても、検出器が主動力装置の停止を検出
し、停止した主動力装置に代えて、例えばバッテリを駆
動源として作動する電動モータと、該電動モータで作動
する油圧ポンプの圧油により作動する油圧ポンプ等とで
構成する補助動力装置を前記主動力装置の停止と同時に
作動させるから、マニピュレータ装置の各駆動部は主動
力装置の停止に関わらず補助動力装置より所定の圧油が
供給され、従ってマニピュレータ装置を安全な位置まで
移動させることができ、従来のマニピュレータ装置の様
に作業途中で操作が不可能になったり、グリッパで把持
した工具或いは部品等を落下させるようなことは解消さ
れる。
に所定の圧油を供給する主動力装置が何らかのトラブル
により停止しても、検出器が主動力装置の停止を検出
し、停止した主動力装置に代えて、例えばバッテリを駆
動源として作動する電動モータと、該電動モータで作動
する油圧ポンプの圧油により作動する油圧ポンプ等とで
構成する補助動力装置を前記主動力装置の停止と同時に
作動させるから、マニピュレータ装置の各駆動部は主動
力装置の停止に関わらず補助動力装置より所定の圧油が
供給され、従ってマニピュレータ装置を安全な位置まで
移動させることができ、従来のマニピュレータ装置の様
に作業途中で操作が不可能になったり、グリッパで把持
した工具或いは部品等を落下させるようなことは解消さ
れる。
以下、第１図及び第２図に基づいて本考案に係るマニピ
ュレータ装置の補助動力装置の一実施例を詳細に説明す
る。
ュレータ装置の補助動力装置の一実施例を詳細に説明す
る。
同図中、１は本考案に係るマニピュレータ装置の補助動
力装置10（後述する）を装備した高所作業車であり、該
高所作業車１にはターンテーブル２に起伏、伸縮かつ旋
回可能に装備されたブーム３の先端に旋回・揺動可能に
装備したマニピュレータ操縦席４と、該マニピュレータ
操縦席４に搭乗するオペレータにより操縦されるマニピ
ュレータ装置５を構成する二本のスレーブアーム5aとが
装備されている。5bは前記両スレーブアーム5aの先端に
装着したグリッパである。又、前記両スレーブアーム5a
の各駆動部Ａ〜Ｅの作動は第２図に示す油圧モータ7b及
びコントロールバルブ7cで行われるように構成されてい
る。
力装置10（後述する）を装備した高所作業車であり、該
高所作業車１にはターンテーブル２に起伏、伸縮かつ旋
回可能に装備されたブーム３の先端に旋回・揺動可能に
装備したマニピュレータ操縦席４と、該マニピュレータ
操縦席４に搭乗するオペレータにより操縦されるマニピ
ュレータ装置５を構成する二本のスレーブアーム5aとが
装備されている。5bは前記両スレーブアーム5aの先端に
装着したグリッパである。又、前記両スレーブアーム5a
の各駆動部Ａ〜Ｅの作動は第２図に示す油圧モータ7b及
びコントロールバルブ7cで行われるように構成されてい
る。
ところで、第２図に示す７は主動力装置であり、該主動
力装置７はエンジンＥと、該エンジンＥで回転される油
圧ポンプ7aで構成され、前記油圧ポンプ7aからの圧油で
回転される油圧モータ7bにより、併設した発電機Ｇが回
転して前記マニピュレータ装置５に必要な電気が供給さ
れ、コントロールバルブ7cにより前記各駆動部Ａ〜Ｅが
駆動されるように構成されている。
力装置７はエンジンＥと、該エンジンＥで回転される油
圧ポンプ7aで構成され、前記油圧ポンプ7aからの圧油で
回転される油圧モータ7bにより、併設した発電機Ｇが回
転して前記マニピュレータ装置５に必要な電気が供給さ
れ、コントロールバルブ7cにより前記各駆動部Ａ〜Ｅが
駆動されるように構成されている。
尚、８はチェックバルブ、９はプライオリティバルブで
ある。
ある。
同図中10は前記主動力装置７に並列に設けられた補助動
力装置であり、該補助動力装置10はバッテリ11を駆動源
として作動する電動モータ12と、該電動モータ12で作動
する油圧ポンプ13と、前記主動力装置７がトラブルによ
り停止したことを検知する検出器14aと、該検出器14が
検出した信号により前記補助動力装置10を作動させる制
御装置（コントローラ）14とで構成され、前記主動力装
置７のエンジンＥが何らかのトラブルで停止した場合、
該主動力装置７に代わって作動し、前記油圧モータ7b及
びコントロールバルブ7cに所定の圧油を供給するように
成っている。15はチェックバルブである。
力装置であり、該補助動力装置10はバッテリ11を駆動源
として作動する電動モータ12と、該電動モータ12で作動
する油圧ポンプ13と、前記主動力装置７がトラブルによ
り停止したことを検知する検出器14aと、該検出器14が
検出した信号により前記補助動力装置10を作動させる制
御装置（コントローラ）14とで構成され、前記主動力装
置７のエンジンＥが何らかのトラブルで停止した場合、
該主動力装置７に代わって作動し、前記油圧モータ7b及
びコントロールバルブ7cに所定の圧油を供給するように
成っている。15はチェックバルブである。
以下上記の構成に基づき本考案に係るマニピュレータ装
置の補助動力装置の作用を説明する。
置の補助動力装置の作用を説明する。
即ち、本考案に係るマニピュレータ装置の補助動力装置
10は前記主動力装置７とは別にバッテリ11を駆動源とし
て作動する電動モータ12を設け、前記主動力装置７のエ
ンジンＥが何らかのトラブルで停止した場合でも、主動
力装置７に代わって補助動力装置10が作動するので、マ
ニピュレータ装置５を構成する両スレーブアーム5aの油
圧モータ7b及びコントロールバルブ7cには適正な圧油が
供給され、従って両スレーブアーム5aの各駆動部Ａ〜Ｅ
は主動力装置７の停止に関わらず正常に作動されるか
ら、両スレーブアーム5aは作業途中で操作が不可能にな
ったり、グリッパ5bで把持する工具或いは部品等を落下
させるようなことは皆無となる。
10は前記主動力装置７とは別にバッテリ11を駆動源とし
て作動する電動モータ12を設け、前記主動力装置７のエ
ンジンＥが何らかのトラブルで停止した場合でも、主動
力装置７に代わって補助動力装置10が作動するので、マ
ニピュレータ装置５を構成する両スレーブアーム5aの油
圧モータ7b及びコントロールバルブ7cには適正な圧油が
供給され、従って両スレーブアーム5aの各駆動部Ａ〜Ｅ
は主動力装置７の停止に関わらず正常に作動されるか
ら、両スレーブアーム5aは作業途中で操作が不可能にな
ったり、グリッパ5bで把持する工具或いは部品等を落下
させるようなことは皆無となる。
本考案は、以上詳細に説明した如く、高所作業車に搭載
した油圧マニピュレータ装置の補助動力装置であって、
マニピュレータ装置の各駆動部に油圧を供給する主動力
装置と、この主動力装置と並列に設けた補助動力装置
と、前記主動力装置がトラブルにより停止したことを検
知する検出器と、該検出器からの信号により前記補助動
力装置を作動させる制御装置とで構成したので、マニピ
ュレータ装置に所定の圧油を供給する主動力装置が何ら
かのトラブルにより停止しても、検出器が主動力装置の
停止を検出し、停止した主動力装置に代えて、例えばバ
ッテリを駆動源として作動する電動モータと、該電動モ
ータで作動する油圧ポンプで構成する補助動力装置を前
記主動力装置のトラブルによる停止と同時に作動させる
から、マニピュレータ装置の各駆動部は主動力装置の停
止に関わらず補助動力装置より所定の圧油が供給され、
従ってマニピュレータ装置を安全な位置まで移動させる
ことができ、従来のマニピュレータ装置の様に作業途中
で操作が不可能になったり、グリッパで把持した工具或
いは部品等を落下させるようなことは解消される等種々
の優れた効果を有する。
した油圧マニピュレータ装置の補助動力装置であって、
マニピュレータ装置の各駆動部に油圧を供給する主動力
装置と、この主動力装置と並列に設けた補助動力装置
と、前記主動力装置がトラブルにより停止したことを検
知する検出器と、該検出器からの信号により前記補助動
力装置を作動させる制御装置とで構成したので、マニピ
ュレータ装置に所定の圧油を供給する主動力装置が何ら
かのトラブルにより停止しても、検出器が主動力装置の
停止を検出し、停止した主動力装置に代えて、例えばバ
ッテリを駆動源として作動する電動モータと、該電動モ
ータで作動する油圧ポンプで構成する補助動力装置を前
記主動力装置のトラブルによる停止と同時に作動させる
から、マニピュレータ装置の各駆動部は主動力装置の停
止に関わらず補助動力装置より所定の圧油が供給され、
従ってマニピュレータ装置を安全な位置まで移動させる
ことができ、従来のマニピュレータ装置の様に作業途中
で操作が不可能になったり、グリッパで把持した工具或
いは部品等を落下させるようなことは解消される等種々
の優れた効果を有する。
第１図は本考案に係るマニピュレータ装置の補助動力装
置を装備した高所作業車の一例を示す斜視図、第２図は
本考案に係るマニピュレータ装置の補助動力装置の一例
を示す説明図である。 １……高所作業車、２……ターンテーブル、３……ブー
ム、４……マニピュレータ操縦席、５……マニピュレー
タ装置、5a……スレーブアーム、5b……グリッパ、７…
…主動力装置、7a……油圧ポンプ、7b……油圧モータ、
7c……コントロールバルブ、８……チェックバルブ、９
……プライオリティバルブ、10……補助動力装置、11…
…バッテリ、12……電動モータ、13……油圧ポンプ、14
……制御装置（コントローラ）、14a……検出器、15…
…チェックバルブ、
置を装備した高所作業車の一例を示す斜視図、第２図は
本考案に係るマニピュレータ装置の補助動力装置の一例
を示す説明図である。 １……高所作業車、２……ターンテーブル、３……ブー
ム、４……マニピュレータ操縦席、５……マニピュレー
タ装置、5a……スレーブアーム、5b……グリッパ、７…
…主動力装置、7a……油圧ポンプ、7b……油圧モータ、
7c……コントロールバルブ、８……チェックバルブ、９
……プライオリティバルブ、10……補助動力装置、11…
…バッテリ、12……電動モータ、13……油圧ポンプ、14
……制御装置（コントローラ）、14a……検出器、15…
…チェックバルブ、
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６６Ｆ 11/04 Ｈ０２Ｇ 1/02 Ｎ
Claims (1)
- 【請求項１】高所作業車に搭載した油圧マニピュレータ
装置の補助動力装置であって、マニピュレータ装置の各
駆動部に油圧を供給する主動力装置と、この主動力装置
と並列に設けた補助動力装置と、前記主動力装置がトラ
ブルにより停止したことを検知する検出器と、該検出器
からの信号により前記補助動力装置を作動させる制御装
置とを備えたことを特徴とするマニピュレータ装置の補
助動力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9017789U JPH0732558Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | マニピュレータ装置の補助動力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9017789U JPH0732558Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | マニピュレータ装置の補助動力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0331200U JPH0331200U (ja) | 1991-03-26 |
| JPH0732558Y2 true JPH0732558Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31639715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9017789U Expired - Lifetime JPH0732558Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | マニピュレータ装置の補助動力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732558Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5926031B2 (ja) * | 2011-11-16 | 2016-05-25 | 極東開発工業株式会社 | パワーユニット並びに作業車両 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP9017789U patent/JPH0732558Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0331200U (ja) | 1991-03-26 |
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