JPH0625516Y2 - 高所作業車の上部油圧発電機制御装置 - Google Patents

高所作業車の上部油圧発電機制御装置

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JPH0625516Y2
JPH0625516Y2 JP11466588U JP11466588U JPH0625516Y2 JP H0625516 Y2 JPH0625516 Y2 JP H0625516Y2 JP 11466588 U JP11466588 U JP 11466588U JP 11466588 U JP11466588 U JP 11466588U JP H0625516 Y2 JPH0625516 Y2 JP H0625516Y2
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JP
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hydraulic
battery
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work vehicle
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宏 佐々木
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Aichi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高所作業車の上部油圧発電機制御装置に係
り、特に作業台に搭載したバッテリを充電する油圧発電
機の発電力をコントロールするようにした高所作業車の
上部油圧発電機制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の高所作業車、殊に活線下で、例えば作業台に搭乗
したオペレータがブーム先端に装備したマニピュレータ
等を操作して所定の高所作業を実施する高所作業車は、
オペレータの感電事故を防止するため、先端ブームと作
業台及びマニピュレータ間の絶縁を図ると共に、上部コ
ントローラと下部コントローラ間に於ける操作信号の送
受手段として光ファイバーケーブルを採用し、さらには
作業台等に車体側に装備した駆動源とは別個に駆動源、
つまりマニピュレータの駆動をはじめ作業台の種々の駆
動を行う油圧発電機及び油圧発電機により充電されるバ
ッテリを搭載した高所作業車が開発されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
然るに、上記の構成を採用する従来の作業台に装備した
駆動源、即ち、油圧発電機及び油圧発電機により充電さ
れるバッテリは車体側に装備した電源と独立して設けら
れる油圧発電機は、バッテリの充電量の多少に関係な
く、一定回転数で回転されているのが実情であり、従っ
てバッテリの充電が十分になされバッテリのみで、上部
の種々の駆動部を作動することが可能な場合であって
も、こうした状況を車体側に設けた送油ポンプ等に伝達
する手段を講じていないため、上部の油圧発電機に対し
て一定の送油が行われ、上部の油圧発電機は常に一定回
転数で回転されている状態にあった。そのため、電気エ
ネルギのロスが多く、しかも常時油圧発電機が回転して
いるためその回転音が騒音源になる等の問題があった。
又、送油ポンプは常時稼動し続けなければならず、油圧
発電機及び送油ポンプの寿命が著しく短命であり、コス
ト的にも高価である等の問題を有していた。
〔考案の目的及び課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、高所作業車の上部油圧発電機
制御装置に係り、特に作業台に搭載したバッテリを充電
する油圧発電機の発電力をコントロールするようにした
高所作業車の上部油圧発電機制御装置を提供することに
あり、そのためにブームの先端に絶縁部材を介して装備
した作業台に、車体側に装備した油圧吐出手段より供給
される油圧により駆動される油圧発電機及び該油圧発電
機により充電されるバッテリを搭載し、該バッテリより
供給される電気エネルギにより前記ブーム先端に装備す
るマニピュレータ等の作業機を作動するように構成した
高所作業車の上部油圧発電機制御装置に於いて、前記バ
ッテリにバッテリの充電状況を検出する検出器を取り付
け、該検出器を、検出器の検出信号により前記油圧吐出
手段の吐出量を制御する制御手段と光ファイバーケーブ
ルを介して連結する。
〔作用〕
上記の構成を採用したので、作業台に搭載するバッテリ
の充電状況により作業台に搭載した油圧発電機の回転及
び停止を効果的に制御することが可能となり、作業台の
種々の作動をはじめマニピュレータ等を含む、負荷に応
じた最適な電気エニルギの供給が可能であり、しかも必
要に応じて車体側に装備した油圧吐出手段を作動させて
作業台の油圧発電機に所量の油圧を供給し、油圧発電機
を回転させることができるので油圧発電機を常時回転さ
せておく必要もなく、従って回転による騒音も少なくな
り、油圧発電機及び油圧供給手段の寿命も著しく延長さ
れコスト的にも非常に安価なものとなる。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図に基づいて本考案に係る高所作
業車の上部油圧発電機制御装置の一実施例を詳細に説明
する。
同図中、1は本考案に係る高所作業車の上部油圧発電機
制御装置を搭載した高所作業車である。高所作業車1の
車体上にはターンテーブル2が旋回自在に載置されてい
る。該ターンテーブル2には伸縮自在なブーム3の基端
が起伏自在に枢着され、ブーム3の先端ブーム3aは高
絶縁材料により形成されている。ブーム3は、ターンテ
ーブル2とブーム3間に配置した起伏シリンダ4の伸縮
により起伏作動するとともに、内蔵した伸縮シリンダ
(図では省略)の伸縮により伸縮作動する。該ブーム3
の先端ブーム3a先端にはバケット(作業台)6及びマ
ニピュレータ7が平衡保持されている。車体側にはエン
ジンE(本実施例では高所作業車1のエンジンを共用し
ている)により駆動される油圧吐出手段である送油ポン
プ8が取り付けられている。ターンテーブル2には光ア
ンプ9aと送油ポンプ8を駆動するエンジンEの回転数
を制御するアクセルコントローラ9bを収納したケース
9が取り付けられている。
前記バケット6には、マニピュレータ7の作動を制御す
るマスタアーム6a及びブーム3等の作動を制御するコ
ントロールレバー6bが備えられるとともに、コントロ
ールレバー6bの操作信号を前記光アンプ9aに伝達す
る光アンプ6cが備えられている。前記マニピュレータ
7の基部7aには、前記送油ポンプ8より吐出される圧
油の供給を受けて回転する油圧モータMと、該油圧モー
タMにより駆動される油圧発電機Gと、該油圧発電機G
により充電されるバッテリ10と、該バッテリ10の充
電状況である電圧を検出する電圧検出器11が内蔵され
ている。前記光アンプ6c及び光アンプ9aはブーム3
内を配設した光ファイバーケーブル12により接続され
ている。前記送油ポンプ8及び油圧モータMはブーム3
内を配設した送油ホース13により接続されている。前
記電圧検出器11は前記光アンプ6c、前記光ファイバ
ーケーブル12及び前記光アンプ9aを介して前記アク
セルコントローラ9bに接続され、アクセルコントロー
ラ9bは電圧検出器11の検出信号によりバッテリ10
の電圧が高く満充電のときにはエンジンEの回転数を低
くして送油ポンプ8の吐出油量を減少させ、バッテリ1
0の電圧が低くなるに従ってエンジンEの回転数を高く
して送油ポンプ8の吐出油量を増大させる。
以下、上記の構成に基づいて本考案に係る高所作業車の
上部油圧発電機制御装置の作用を説明する。
即ち、本考案に係る高所作業車の上部油圧発電機制御装
置は、バケット6及びマニピュレータ7に、エンジンE
により駆動される車体側に搭載した送油ポンプ8より送
油される油圧でもって駆動する油圧モータMと、該油圧
モータMで回転する油圧発電機Gで発電される電気エネ
ルギを充電するバッテリ10とを搭載し、該バッテリ1
0より供給される電気エネルギで、前記バケット6乃至
マニピュレータ7の各部を作動させるとともに、前記バ
ッテリ10に充電状況を検出する電圧検出器11を取り
付け、バッテリ10の充電状況を検出し、該検出信号を
光アンプ6c及びブーム3内を挿通した光ファイバーケ
ーブル12を介して、前記光アンプ9aに伝達し、該光
アンプ9aの出力に従ってアクセルコントローラ9bを
作動せしめて、もってエンジンEの回転数を制御、例え
ば電圧検出器11の検出信号が、バッテリ10の電圧が
高く満充電を検出している場合は、エンジンEの回転数
を低く制御して、送油ポンプ8の吐出油量を減少して、
油圧モータMの回転数を少なくして油圧発電機Gの発電
力を抑えてバッテリ10の充電を小さく制御する。
また、逆に電圧検出器11の検出信号が、バッテリ10
の電圧が低く未充電を検出している場合は、エンジンE
の回転数を高く制御して、送油ポンプ8の吐出油量が増
大させ、油圧モータMの回転数を高くし、油圧発電機G
の発電力を大きくして、バッテリ10の充電を促進させ
る。
即ち、バッテリ10の充電状況に応じて最適な電気エニ
ルギの供給が可能であり、しかも必要に応じて送油ポン
プ8を作動させ、油圧モータMに所量の給油を行って油
圧発電機Eを回転させるので油圧発電機Gは、常時回転
させておく必要もなく、従って油圧発電機Gの回転によ
る騒音も少なくなり、油圧発電機G及び送油ポンプ8の
寿命も著しく延長される。
〔考案の効果〕
本考案は、以上詳細に説明した如く、ブームの先端に絶
縁部材を介して装備した作業台に、車体側に装備した油
圧吐出手段より供給される油圧により駆動される油圧発
電機及び該油圧発電機により充電されるバッテリを搭載
し、該バッテリより供給される電気エネルギにより前記
ブーム先端に装備するマニピュレータ等の作業機を作動
するように構成した高所作業車の上部油圧発電機制御装
置に於いて、前記バッテリにバッテリの充電状況を検出
する検出器を取り付け、該検出器を、検出器の検出信号
により前記油圧吐出手段の吐出量を制御する制御手段と
光ファイバーケーブルを介して連結したので、作業台に
搭載するバッテリの充電状況により作業台に搭載した油
圧発電機の回転及び停止を効果的に制御することが可能
で、かつ作業台の種々の作動をはじめマニピュレータ等
を含む、負荷に応じた最適な電気エニルギの供給が可能
であり、しかも必要に応じて車体側に装備した油圧吐出
手段を作動させて作業台の油圧発電機に所量の油圧を供
給し、油圧発電機を回転させることができるから油圧発
電機を常時回転させておく必要もなく、従って回転によ
る騒音も少なくなり、油圧発電機及び油圧供給手段の寿
命も著しく延長されコスト的にも非常に安価なものとな
る等種々の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る上部油圧発電機制御装置を搭載し
た高所作業車の全体を示す斜視図、第2図は上部油圧発
電機制御装置を示すブロック図である。 1……高所作業車、2……ターンテーブル、3……ブー
ム、3a……先端ブーム、4……起伏シリンダ、5……
アウトリガ、6……バケット、6a……マスターアー
ム、6b……コントロールレバー、6c……光アンプ、
7……マニピュレータ、8……油圧ポンプ、9……収納
ケース、9a……光アンプ、9b……アクセルコントロ
ーラ、10……バッテリ、11……電圧検出器、12…
…光ファイバーケーブル、13……送油管、E……エン
ジン、M……油圧モータ、G……油圧発電機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブームの先端に絶縁部材を介して装備した
    作業台に、車体側に装備した油圧吐出手段より供給され
    る油圧により駆動される油圧発電機及び該油圧発電機に
    より充電されるバッテリを搭載し、該バッテリより供給
    される電気エネルギにより前記ブーム先端に装備するマ
    ニピュレータ等の作業機を作動するように構成した高所
    作業車の上部油圧発電機制御装置に於いて、前記バッテ
    リにバッテリの充電状況を検出する検出器を取り付け、
    該検出器を、検出器の検出信号により前記油圧吐出手段
    の吐出量を制御する制御手段と光ファイバーケーブルを
    介して連結したことを特徴とする高所作業車の上部油圧
    発電機制御装置。
JP11466588U 1988-08-31 1988-08-31 高所作業車の上部油圧発電機制御装置 Expired - Lifetime JPH0625516Y2 (ja)

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JPH0237198U JPH0237198U (ja) 1990-03-12
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