JP5110786B2 - リフティングマグネット機の駆動システム - Google Patents

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Description

本発明は、油圧駆動の発電機を有するリフティングマグネット機の駆動システムに関する。
従来より、油圧モータの駆動により発電機を駆動し、発電機で発生した電力をリフティングマグネットに供給して電磁力を発生させ、リフティングマグネットにスクラップ等の吸着物を吸着させるようにしたリフティングマグネット機が知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1記載のリフティングマグネット機では、エンジンにより駆動する油圧ポンプから油圧モータに圧油を供給する管路にアンロード回路を接続し、リフマグ作業を行っていないときに油圧ポンプからの圧油をアンロードし、油圧モータの駆動を停止するようにしている。
特開2002−348087号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のリフティングマグネット機では、例えばリフマグ作業時にエンジン回転数がダウンすると油圧モータへの圧油供給量が減少し、リフティングマグネットによる安定した吸着作用を得られないおそれがある。
本発明によるリフティングマグネット機の駆動システムは、リフティングマグネットを駆動するためのリフティングマグネット専用発電機およびリフティングマグネット専用バッテリを備えたリフティングマグネット機の駆動システムであって、前記リフティングマグネット専用発電機を駆動する発電機駆動用油圧モータと、前記リフティングマグネット専用発電機および前記リフティングマグネット専用バッテリに接続されており、前記リフティングマグネット専用発電機から前記リフティングマグネットに供給される電力が不足する場合に前記リフティングマグネット専用バッテリから前記リフティングマグネットへ電力を供給するように制御するコントローラと、少なくとも前記発電機駆動用油圧モータに対して圧油を供給する油圧ポンプと、前記油圧ポンプを駆動する原動機と、前記リフティングマグネット以外の電装品に電力を供給するために、前記原動機により駆動される汎用発電機と、を備えている。
本発明によれば、発電機で発電した電力とバッテリに充電した電力をリフティングマグネットに供給するようにしたので、油圧モータへの圧油供給量が減少した場合でも、リフティングマグネットによる安定した吸着作用を得ることができる。
以下、図1,図2を参照して本発明によるリフティングマグネット機の駆動システムの実施の形態について説明する。
図1は、本発明が適用されるリフティングマグネット機の外観側面図である。このリフティングマグネット機は油圧ショベルをベースマシンとしており、走行体1と、走行体1上に旋回可能に支持された旋回体2と、旋回体2に回動可能に取り付けられた作業用フロント3とを有する。
作業用フロント3は、旋回体2に回動可能に軸支されたブーム4と、ブーム先端部に回動可能に軸支されたアーム5と、アーム先端部に回動可能に軸支されたリフティングマグネット10とを有する。ブーム4は、ブームシリンダ4aの伸縮により俯仰動し、アーム5は、アームシリンダ5aの伸縮によりクラウドまたはダンプする。リフティングマグネット10は、リンク機構(リンク6b,6c)を介してシリンダ6aの伸縮によりチルトする。なお、図の点線はリフティングマグネット10に鉄やスクラップ等の吸着物50を吸着したリフマグ作業状態を示している。
図2は、本実施の形態に係るリフティングマグネット機の駆動システムを示す回路図である。油圧ポンプ12はエンジン11により駆動され、油圧ポンプ12からの圧油により油圧モータ13が駆動する。油圧モータ13は発電機駆動用モータであり、油圧モータ13の回転によりオルタネータ14が駆動し、発電する。なお、実際の油圧回路ではリリーフ弁やオイルクーラ等の油圧機器が設けられるが、図2ではそれらの図示は省略している。油圧ポンプ12からの圧油は油圧モータ13だけでなく、他の油圧アクチュエータ(例えばブームシリンダ4a等)にも駆動圧油として供給される。
コントローラ15は、オルタネータ14で発生した電力をリフマグ作業時に必要量だけリフティングマグネット10に供給する。リフティングマグネット10はこの電力を磁力に変え、鉄やスクラップ等を吸着して荷役を行う。吸着時以外にはオルタネータ14で発生した電力はバッテリ16に蓄電される。バッテリ16に蓄電された電力はコントローラ15により放電され、オルタネータ14からリフティングマグネット10への電力供給量が不足するときにその不足を補うように用いられる。なお、オルタネータ14の発電容量は、エンジン11の定格回転時に、リフティングマグネット10が最大出力を発生するのに必要とされる電力を供給するように設定されており、リフティングマグネット10の消費電力が少ないときは、オルタネータ14で発生した電力の一部がリフティングマグネット10に供給され、残りはバッテリ16に蓄電される。
リフティングマグネット10の動作電圧は24Vであり、オルタネータ14の電圧、バッテリ16の電圧もそれぞれ24Vである。したがって、リフティングマグネット10が240W仕様とすると、リフティングマグネット10には10Aの電流が流れる。
オルタネータ14およびバッテリ16はリフティングマグネット10の駆動専用として設けられ、リフティングマグネット以外の電装品へは、エンジン11によって駆動されるオルタネータ17およびオルタネータ17で発電した電力を蓄電するバッテリ18から電力が供給される。オルタネータ17およびバッテリ18は、建設機械に搭載される標準的なものが使用される。エンジン11と油圧ポンプ12と油圧モータ13とオルタネータ14,17とバッテリ16,18とコントローラ15はそれぞれ旋回体2の所定位置に搭載されている。
本実施の形態に係る動作を説明する。油圧ポンプ12からの圧油により油圧モータ13が回転するとオルタネータ14が駆動し、発電する。リフマグ作業時以外にはオルタネータ14からの電力はバッテリ16に蓄電される。リフマグ作業時には、コントローラ15がオルタネータ14からの電力を必要量だけリフティングマグネット10に供給し、余った電力をバッテリ16に蓄電する。リフティングマグネット10はオルタネータ14から供給された電力により磁力を発生し、吸着物を吸着する。
このとき例えばエンジン回転数がダウンして油圧ポンプ12の吐出量が減少すると、油圧モータ13の回転数がダウンし、オルタネータ14の発電容量が減少する。その結果、オルタネータ14からだけでは、リフティングマグネット10が必要とする電力を供給することができなくなるおそれがある。この場合、コントローラ15は電力供給の不足する分だけバッテリ16を放電させ、オルタネータ14からだけでなくバッテリ16からもリフティングマグネット10に電力を供給する。これによりリフティングマグネット10が必要とする電力を供給することができ、エンジン回転数の変動に拘わらず安定した吸着を行うことができる。
本実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)油圧モータ13によりオルタネータ14を駆動するとともに、オルタネータ14からの電力を充電するバッテリ16を設け、オルタネータ14からリフティングマグネット10への電力供給が不足するときに、その不足分をバッテリ16から供給するようにした。これによりエンジン回転数の変動等によりオルタネータ14の発電容量が不足した場合でもリフティングマグネット10による安定した吸着作用を得ることができる。
(2)油圧ポンプ12を油圧モータ13の専用ポンプとする必要がなく、油圧回路に油圧モータ13を一定回転で駆動するための分流弁等を設ける必要もないため、部品点数を節約できる。
(3)リフマグ作業用の専用のバッテリ16を設けたので、標準のバッテリ18に過大な負荷がかかることを防止できる。また、標準のバッテリ18からリフティングマグネット10に電力を分配する必要がないため、制御が複雑化するといった不具合を防止できる。
(4)リフマグ作業用として24V仕様のオルタネータ14を設けるため、例えば200V仕様のオルタネータを設ける場合に比べ、オルタネータを小型化でき、配置が容易である。また、車両などに広く用いられているオルタネータを使用することができ、コストを低減できる。
なお、上記実施の形態では、オルタネータ14からリフティングマグネット10への電力供給が不足するときに、その不足分の電力をコントローラ15がバッテリ16から供給するようにしたが、オルタネータ14とバッテリ16からリフティングマグネット10が必要とする電力を供給するのであれば、制御装置としてのコントローラ15の構成はいかなるものでもよい。リフティングマグネット10用に電力を供給するオルタネータ14(第1の発電機)およびバッテリ16(第1のバッテリ)とは別に、リフティングマグネット以外に電力を供給する標準のオルタネータ17(第2の発電機)およびバッテリ18(第2のバッテリ)を設けたが、駆動システムの構成はこれに限らず、例えばバッテリ16を省略し、オルタネータからの電力とバッテリ18からの電力をリフティングマグネット10に供給するようにしてもよい。
すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態のリフティングマグネット機の駆動システムに限定されない。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
本発明が適用されるリフティングマグネット機の外観側面図。 本発明の実施の形態に係るリフティングマグネット機の駆動システムの構成を示す図。
符号の説明
10 リフティングマグネット
12 油圧ポンプ
13 油圧モータ
14,17 オルタネータ
15 コントローラ
16,18 バッテリ

Claims (2)

  1. リフティングマグネットを駆動するためのリフティングマグネット専用発電機およびリフティングマグネット専用バッテリを備えたリフティングマグネット機の駆動システムであって、
    前記リフティングマグネット専用発電機を駆動する発電機駆動用油圧モータと、
    前記リフティングマグネット専用発電機および前記リフティングマグネット専用バッテリに接続されており、前記リフティングマグネット専用発電機から前記リフティングマグネットに供給される電力が不足する場合に前記リフティングマグネット専用バッテリから前記リフティングマグネットへ電力を供給するように制御するコントローラと、
    少なくとも前記発電機駆動用油圧モータに対して圧油を供給する油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプを駆動する原動機と、
    前記リフティングマグネット以外の電装品に電力を供給するために、前記原動機により駆動される汎用発電機と、
    を備えたことを特徴とするリフティングマグネット機の駆動システム。
  2. 請求項1に記載のリフティングマグネット機の駆動システムにおいて、
    前記リフティングマグネットが作業状態にないときには、前記リフティングマグネット専用発電機は、前記リフティングマグネット専用バッテリを充電することを特徴とするリフティングマグネット機の駆動システム。
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